JPH03249994A - 液体浄化装置 - Google Patents

液体浄化装置

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Publication number
JPH03249994A
JPH03249994A JP2262742A JP26274290A JPH03249994A JP H03249994 A JPH03249994 A JP H03249994A JP 2262742 A JP2262742 A JP 2262742A JP 26274290 A JP26274290 A JP 26274290A JP H03249994 A JPH03249994 A JP H03249994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
septic tank
nozzle
water
filter media
purification device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2262742A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Shikatani
鹿谷 実
Akira Kawahara
明 川原
Shoji Akamatsu
正二 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIYUUSHIYOU SANGYO KK
Original Assignee
RIYUUSHIYOU SANGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by RIYUUSHIYOU SANGYO KK filed Critical RIYUUSHIYOU SANGYO KK
Publication of JPH03249994A publication Critical patent/JPH03249994A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、液体浄化装置に係り、特に、浄化装置の浄化
槽で使用される粒状の濾材を洗浄するための構造に関す
る。
【従来の技術】
従来、液体浄化装置における液体の浄化方式としては、
浄化槽内に入れられた多数の石などの濾材中に浄化すべ
き液体を通過させることによって、液体内に浮遊するご
み等の汚物を物理的に取り除くという、いわゆる物理浄
化と、セラミック等の多孔質材料で形成された多数の粒
状濾材に好気性のバクテリアを繁殖させ、このバクテリ
アによって水中に溶解した有機物等の微少な不純物を処
理するという、いわゆる生物浄化か知られている。 ここで、物理浄化を行なうための構成の1例について述
へる。まず、浄化槽内には、微少な通水孔がほぼ全面に
亙って形成された網状の仕切り板が、その底部で下面か
ら離して設けられる。そして、この仕切り板の上に、通
水孔を通過しない程度の直径の石が数段重ねられるとと
もに、その上に、それよりも少し直径の小さな石がさら
に数段重ねられる。このようにして直径の異なる石か何
段か重ねられ、最終的には、最も上層に重ねられる石の
直径が0.3ミリから0.5ミリ程度にまで落とされる
。このように石の直径を段階的に変化させているのは、
直径が03から0.5ミリ程度の石を網の上に直接載せ
るとすると仕切り板の網目を非常に小さくしなければな
らないため目詰まりが起きやすく、直径の大きな石ばか
りを使用すれば浄化能力が低下するためである。 その点、生物浄化では、濾材の直径をそれほど小さくし
なくても微少な浮遊物をバクテリアで処理できるため、
物理浄化のように、濾材の大きさを段階的に変化させた
方か好ましいというような制約が生しることはない。
【発明が解決しようとする課題】
液体浄化装置において物理浄化と生物浄化のいずれの方
式か採られるにせよ、装置を一定期間使用した後には、
濾材に付着した汚物を除去するため、濾材を洗浄しなけ
ればならない。そのための1つの方法として、通常の運
転時とは逆方向に洗浄水を流すことで汚物を洗い流す逆
流洗浄を行なうものがある。 ところか、上述したように石を段階的に重ねるタイプの
浄化装置の場合には、−材に直接載せられた石が大きく
、上層になるにつれて小さな石が重ねられるという基本
的な石の配列を変えることはできないから、石を全体的
に撹拌することはできない。そのため、逆流洗浄を行な
うとしても洗浄水の流速を弱くせざるを得ないから、濾
材に付着した汚れを奇麗に洗い流すことはできず、洗浄
効果は小さい。したかって、定期的に逆流洗浄を行なっ
て6ある程度の期間が過ぎれば異臭が発生しやすく、そ
のような場合には、濾材の洗浄を手作業で行なわなけれ
ばならない。 一方、生物浄化等でほぼ同一粒径の濾材を使用する場合
には、逆流洗浄の際に濾材を撹拌することは可能である
。このタイプの1例としては、特開昭54−65882
号公報に開示された濾過機を挙げることができる。この
濾過機は、多数の小さな通水孔が形成された筒状の回転
体の内部に濾材が入れられ、且つ、その回転体がモータ
により駆動されて濾過槽内で回転するように構成された
ものである。 この構成では、一定期間運転して濾材に汚物が付着する
と、モータによって回転体を回して濾材を撹拌するとと
もに、通常運転とは逆の方向に洗浄水を流すことで濾材
に付着した汚物が洗い流される。このように濾材を撹拌
することで汚物をかなり奇麗に洗浄することが可能であ
るが、濾材を収納した回転体を濾化槽内で回転可能に支
持する2重構造とすることが必要であり、さらに、回転
体を回転させるための駆動装置も必要となるから、構造
が複雑で装置が大掛かりとなり、濾材の洗浄に必要な電
力量もかなり大きくなる。 したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、はぼ同
一粒径の濾材が使用されるか、または異径であっても濾
材を規則的に配置するような必要のない液体洗浄装置に
おける濾材の洗浄のための構造を簡単にし、且つその洗
浄を比較的小さな電力でも行ない得るようにすることで
ある。
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明に
よれば、通水孔が形成された仕切り板が下面から離して
配置されるとともに、この仕切り板上に多数の粒状濾材
を収納してなる浄化槽を備え、且つ逆流洗浄を行なえる
ように構成された液体浄化装置であって、浄化槽の本体
が、洗浄水を上方へ向けて空気とともに噴射するノズル
をその下面に有することを特徴とする液体浄化装置が提
供される。 逆流洗浄を行なう際は、一般的に、浄化槽内に入イから
れる洗浄水の流れか強ければ強いほど粒状の濾材が上方
へ噴き上げられてかき混ぜられる度合が強くなり、洗浄
効果も上がるが電力の消費量も大きくなる。一方、上記
構成においては、逆流洗浄を行なう際は、洗浄水が浄化
槽本体の下面から空気とともに上方へ向けて噴射され、
洗浄水の中に混じった空気が浄化槽内の液体中を上昇し
ようとするため、下方から上方へ向かう洗浄水の流れが
比較的長く保たれるようになる。したがって、濾材に対
しては、この液体の流れと空気自体の上昇力とが、濾材
を持ち上げようとする力として作用する。そのため、洗
浄水の流速がそれほど大きくなくても濾材が上方へ移動
し易くなる。また、濾材が移動することによって生じた
間隙にはその回りに位置する濾材が入り込んでくるから
、この操作を連続的に行なうことによって濾材が浄化槽
内でかき混ぜられ、濾材に付着した汚物が洗い流される
。 このように、上記構成によれば、逆流洗浄時に空気の上
昇力を利用したことによって、簡単な構成で、しかも大
きな電力を必要とせずに濾材を洗浄することができる。 また、上記構成においては、濾材を、多孔質で相対的に
粒径が大きな生物浄化用第11!材と、相対的に粒径が
小さな物理浄化用第2濾材とから構成することが好まし
い。 このように構成すれば、通常運転時に生物浄化と物理浄
化が同時に行なわれるので、極めて高い浄化効果を得る
ことができる。 また、上記構成においては、ノズルを、少なくとも浄化
槽本体の下面における中央部に設けることが好ましい。 このように構成することにより、逆流洗浄時の濾材の上
方への移動が浄化槽の中心部で生じる。 したがって、濾材の移動により形成される間隙に、その
回りに位置する濾材が均等に入り込んでくるため、中央
部以外にノズルを設ける場合に比較して最も効率良く濾
材の洗浄を行なうことができる。 また、上記構成においては、ノズルから空気とともに噴
射される洗浄水の流れに従って生じる濾材の上方への動
きを案内するために、ノズルへ向かって上方から下方へ
伸びる案内管をノズルの上方に設けるのが好ましい。 このように案内管を設けることにより、濾材の上方への
移動は案内管の内部でのみ発生し、案内管の外側では濾
材は下降して、案内管の下へ回り込む。案内管が設けら
れていなければ、濾材の動きが斜め上方へ向かったり、
移動した濾材のあとに生じた間隙に回りの濾材が入り込
んで濾材の移動が妨げられたりする場合があるが、上記
構成ではそのようなことが確実に阻止され、濾材の移動
が安定して確実に撹拌される。したがって、良好な洗浄
効果を得ることかできる。 また、上記構成においては、ノズルと案内管を、浄化槽
本体の中央部に設けることが好ましい。 このように構成すれば、ノズルのみを浄化槽本体の中央
部に設けた場合と同様に、中央部以外に設けるよりも洗
浄の効率を上げることができ、さらに、案内管の作用に
よって、中央部にノズルのみを設すた場合よりも濾材の
洗浄をより効果的に行なうことかできる。 また、上記構成においては、仕切り板を、その周縁部か
ら上記ノズルに向かって下方へ傾斜するように構成する
のか好ましい。 このように構成すれば、濾材が上方へ移動した場合に、
その回りの濾材か仕切り板の上面でその傾斜に沿って移
動するので、仕切り板の周縁部に載った濾材までもが必
ず移動するようになる。したがって、全濾材を確実に洗
浄できるから、非常に大きな洗浄効果を得ることかでき
る。 また、上記構成においては、上記案内管に、径方向外方
へ向かって下方へ傾斜する傾斜面を有する凸部を形成し
、この凸部と上記仕切り板の傾斜との間を断面漏斗状に
形成することが好ましい。 このように構成すれば、案内管の直ぐ外側の濾材は、真
っ直ぐ下へは移動せず、−旦外側に押し出される。また
、浄化層の周辺部に位置する濾材は、上述のように、傾
斜した仕切り板に沿ってノズル側つまり案内管側へ向か
って移動する。したかって、案内管よりも外側に位置す
る濾材が大略漏斗状の部分を通ってほぼ均等に浄化槽内
を循環するf二め、洗浄効果がさらに向上する。 まに、上言己構成においては、案内管の内部で上方から
下方へ伸びる空気吹き込み管を設けることが好ましい。 このように構成すれば、案内管内の濾材か、さらに多量
の空気によって、より移動しやすくなるため、濾材の移
動がさらに容易に行なわれる。したがって、濾材を洗浄
する効率かさらに向上する。
【実施例】
以下に、第1図から第4図に示した本発明の第1実施例
に係る液体浄化装置について詳細に説明する。 第1図はこの浄化装置に用いられる浄化槽I8の中央縦
断面図、第2図は第1図の■−打線断面図である。図示
するように、この浄化槽I8では、浄化槽本体13内の
下部に設けられた仕切り板14上に、好気性のバクテリ
アを繁殖させるための多孔質の粒状濾材12として、直
径数ミリに形成されたセラミック製の球体が収納されて
いる。また、仕切り板14は、例えばパンチングメタル
のように多くの穴が通水孔14aとして形成されたもの
であって、その周M部から中央部分に向かって下り坂と
なるようにテーバ状に形成されている。 浄化槽本体13の上面の中央部には、浴槽やプール等で
使用された湯や水等を通常の浄化運転時にその内部に導
入するための流入管lが設けられており、この流入管l
の側方には、浄化槽本体13内の空気を抜くために、不
図示の自動空気抜きバルブが取り付けられた空気抜き管
2が設けられている。一方、浄化槽本体13の下面にお
ける端寄りの位置には、浄化した後の水等を浴槽やプー
ルに戻すための流出管10が設けられており、その下面
の中央部には、逆流洗浄を行なう場合に、浄化槽本体1
3内に空気とともに洗浄水を噴射するためのノズル7が
設けられている。このノズル7には洗浄水流人管9が接
続されており、また、そ°の側面には、端部にバルブ1
5の取り付けられた吸気管8が固定されている。 なお、逆流洗浄を行なう場合に濾材12の洗浄水として
プールの水等を浄化槽3内に導入する几ぬ、洗浄水流人
管9は、ポンプ(不図示)を介してプール等に接続され
ている。また、その場合に濾材を通過した水は、通常運
転とは逆に流入管lを通って浄化槽本体I3の外部に流
出するが、配管経路の途中にはバルブ(不図示)か設け
られていて、このバルブが切り替えられることによって
プール等へ戻らずに排水として流し出される。さらに、
流出管10は浴槽やプールに接続されているだけではな
く、不図示のバルブを切り替えることで排水管へ汚水を
流し出すことらできる。 一方、浄化槽本体13の上面裏側には、筒状に形成され
たパンチングメタル3によってバッフルプレート5が吊
り下げられている。そして、このバッフルプレート5の
下面には、第2図に示すように4本の細い板材16が吊
られており、その下端には、濾材12の動きを案内する
ための案内管6が取り付けられている。また、この案内
管6の内部には、上方から下方へ向かって伸びるバイブ
4が空気吹き込み管として通されており、このパイブ4
は、バッフルプレート5の上方で折り曲げられて浄化槽
本体13の外に引き出され、バルブ17を経てエアーポ
ンプ11と接続されている。 上記構成の浄化槽を有する液体浄化装置は、以下のよう
にして使用される。 まず、プールの水などが浄化される場合には、水は流入
口Iを通って浄化槽本体13内に導入される。その際の
水の流れを第3図に矢印で示しているが、図示するよう
に、水はバッフルプレート5に進行を邪魔されて、筒状
のパンポンプメタル3が有する穴を通過して下方へ流れ
落ちる。したがって、水は浄化槽本体13の側壁に沿っ
た部分から案内管6の中に至るまで、濾材I2の全面を
通過して下降し、仕切り板I4の通水孔を通って下方へ
流出する。そして流出管10を通ってプールへ戻ること
によって、水は常に清浄な状態に保たれる。 一方、この浄化装置を一定期間運転することにより濾材
I2に汚物が付着すると、まず逆流洗浄が行なわれる。 この状態を第4図に示している。 図中、実線の矢印は水の流れ、破線の矢印は空気の流れ
、そして太L1実線の矢印は濾材の動きを示している。 逆流洗浄では、まず、プールの水等が洗浄水としてポン
プによってノズル7から浄化槽本体13内に噴射される
。この場合、バルブ15を開放しておくことによって水
流が気泡を巻き込むので、水は、空気とともに浄化槽本
体13内に流入し、矢印で示すように案内管6の中を上
昇する。またこのとき、バイブ4からも空気が吹き出さ
れるたぬ、上方への水流と空気の」二昇力によって、−
材12は、案内管6内で噴き上げられるように上方へ移
動する。上昇する濾材12の回りが案内管6で囲まれて
いるため、移動する濾材12は、互いに密着した状態と
はならずに容易に移動することができる。一方、案内管
6は仕切り板I4のすぐ上方までは設けられていないの
で、その部分では濾材12が上昇することによって生じ
た間隙を埋めるように回りの濾材12が入り込んでくる
。したがって、案内管6よりも外側の濾材12は全て仕
切り板14の中心に向かって移動するようになるから、
全体として濾材12か効率良く循環し、その結果、−材
12に付着した汚物か洗い流される。 汚物を含んだ水は、バッフルプレート5を回り込んでか
ら通常運転とは逆に流入管1を通って浄化槽本体13の
外部に流出する。そして、配管経路中に設けられたバル
ブが切り替えられることによって排水として流し出され
る。なお、濾材12を上昇させるたぬに浄化槽本体13
内に導入された空気は、浄化槽本体13の上面に設けら
れた空気抜き管2からバルブを通って外に出る。 このようにして逆流洗浄が−通り行なわれると、今度は
、通常運転と同じ方向に水を流すことによる洗浄か行な
われて、浄化槽本体13内に残った汚物が奇麗に洗い流
される。この場合、バルブが切り替えられることにより
流出管10が排水管と接続されて、排水が流し出される
。 以上のように、上記構成では、空気の上昇力を利用して
濾材12を移動させ、且つ案内管6を設けて濾材12の
移動時に濾材I2同士が密着するのを防止したことによ
ゲ乙濾材12の循環か極めて円滑に行なわれる。したが
って、洗浄水の流速を大きくしなくてもよいから浄化槽
本体13内に洗浄水を流し込むためのポンプに特に大型
のものが必要となることもなく、また、濾材12を機械
的にかき混ぜるような装置も必要ではないから、簡単な
構成と少ない電力で非常に効果的に濾材を洗浄すること
ができる。 次に、第5図及び第6図に示した第2実施例について説
明する。 第5図はこの浄化装置に用いられる浄化槽の中央縦断面
図、第6図はこの浄化装置の使用状態図である。この浄
化装置は、一般家庭の浴槽に常時清浄な温水を溜めてお
くために使用されるものであり、第6図において、20
は浴室内に設置される浄化装置、2Iは浴゛槽、22は
浴槽内に固定される給排水器、23及び24はそれぞれ
浄化装置と給排水器とを接続する吸水管及び吐出管であ
る。 この浄化装置20内に設けられる浄化槽本体25の構成
を第5図に示している。図において、26は浄化槽内筒
、27は浄化槽外筒であり、28は浄化槽内筒26の下
部の傾斜面26aを外筒27に形成された内方への凸部
27aに押し付けて内筒26を固定するための蓋である
。 浄化槽内筒26の内部には、濾材として、直径が約2.
5〜5ミリ程度のセラミック製の球体33と、粒径が約
0.6〜2.4ミリ程度の砂34が、約2対1の体積比
で収納されている。そして、傾斜面26aには通水孔2
6bが形成されており、通水孔26bの上には濾材33
,34の流出を防止するために網状部材31aが貼り付
けられている。 また、傾斜面26aの下部にはノズル32が形成されて
いるが、傾斜面26gとノズル32の境界部にも濾材3
3,34の流出を防止するための網状部材31bが取り
付けられている。そして、ノズル32には、吸気管35
及び洗浄水流入管36が取り付けられている。 蓋28は外筒27にボルト等で取り付けられ、その取り
付は面からの水漏れを防ぐために0リング29が装着さ
れている。また、蓋2Sの上面には、吸水管23と空気
抜き管30か固定されており、空気抜き管30は吐出管
24に接続されている。一方、蓋28の下面には、筒状
に形成されたパンチングメタル37とバッフルプレート
38か吊り下げられている。そして、このバッフルプレ
ート38の下面には、第1実施例と同様に、逆流洗浄時
に濾材33,34を案内するための案内管39が取り付
けられている。また、この案内管39の下部には、径方
向外方へ向かって下方へ傾斜する傾斜面39bを有する
凸部39aが形成されていて、この凸部39aの傾斜面
39bと内筒26の傾斜面26aとがほぼ同一の高さか
ら下方へ傾斜するように形成されることで、その間が大
略漏斗状に形成されている。 浄化槽外筒27の下部は温水の保温・加熱部40として
構成されており、ここには上述の吐出管24が接続され
ている。そして、吐出管24から浴槽21へ温水を供給
すべく、浄化槽内筒26の通水孔26bを通って保温・
加熱部40に溜まった温水を吐出管24へ導くため、下
面に通水孔41aが形成されたリング状の導f41が設
けられている。また、この導管4Iの下方には、温水を
加熱するヒーター42が設けられている。 このように構成された浴槽用の液体浄化装置では、通常
の運転時には、浴槽内の温水が給排水器22及び吸水管
23を通じて汲み上げられて浄化槽内筒26内に供給さ
れ、そこで浄化された後に保温・加熱部40において一
定の温度に加熱された上で、吐出管24及び給排水器2
2を通って浴槽21内へ戻される。第1実施例では濾材
として直径数ミリのセラミック球だけを使用していたが
、本実施例ではセラミック球33よりも粒径の小さな砂
も同時に使用したことによって物理浄化がさらに促進さ
れ、温水の浄化がより効果的に行なわれる。 第5図は逆流洗浄時を示しており、黒塗りの矢印は濾材
の移動方向、白抜きの矢印は水の流れ、実線の矢印は空
気の流れを示している。水及び空気をノズル32から浄
化槽本体25の内筒26内へ吹き込むと、案内管39内
の濾材33,34は、第1実施例で説明したのと同しよ
うに上方へ移動する。その結果、案内管39と傾斜面2
6aの間が空くために、その部分に周囲の濾材33,3
4が入り込み、濾材33,34が循環されて洗浄される
。この場合、案内管39の下部に凸部39aを設けて案
内管39と内筒26との間を漏斗状に形成したことで、
案内管39の外周付近の濾材3334と内筒26の壁面
近くに位置する濾材3334がほぼ均等に案内管39の
下側へ入るようになる。したがって、濾材33,34の
循環は浄化槽内の全体に亙って極めて良好に行なわれ、
−材がより効果的に洗浄される。 そして、汚物は浄化槽内に供給された洗浄水とともに吸
水管23から排出され(第1実施例と同様に不図示のバ
ルブを切り替えることで排水として流し出される)、空
気は、空気抜き管30から吐出管24を通って浴槽内に
放出される!この構成では、空気抜きW2Oと吐出管2
4とを接続したことで、自動空気抜きバルブを設ける必
要をなくしている。また、逆流洗浄が−通り終わった後
には通常運転と同じ方向に水を流すことによる洗浄か行
なわれて、浄化槽内筒26内に残った汚物が奇麗に洗い
流される。この場合、第1実施例と同様に、不図示のバ
ルブが切り替えられることにより吐出管24から排水が
流し出され、再度通常の運転を行なえるようになる。 なお、この浄化装置では濾材としてセラミック球と砂を
使用しているが、特に濾材をこれらに限定する必要はな
い。すなわち、生物浄化のためには多孔質で好気性のバ
クテリアが繁殖可能なものであればよく、また、物理浄
化のためには砂のような粒径の小さなものであればよい
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明の第1実施例に係る液体浄化
装置に使用される浄化槽を示し、第1図はその中央縦断
面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は通常
運転時の動作説明図、第4図は逆流洗浄時の動作説明図
、第5図及び第6図は本発明の第2実施例に係る液体浄
化装置に使用される浄化槽の中央縦断面図及びこの液体
浄化装置の使用状態図である。 1・・・流入管、2 ・空気抜き管、3・パンチングメ
タル、4 ・パイプ(空気吹き込み管)、5 ・バッフ
ルプレート、6・・案内管、7・・ノズル、8・・吸気
管、9−・・洗浄水流入管、10・・流出管、11・・
・エアーポンプ、12・・・濾材、I3・・・浄化槽本
体、14・・・仕切り板、14a・・通水孔、I5・・
・バルブ、I6・・・板材、■7・・・バルブ、18・
・・浄化槽、20・・・浄化装置、21・・浴槽、22
・・・給排水器、23・・・吸水管、24・・吐出管、
25・・・浄化槽本体、26・・・内筒、26a・・・
傾斜面、26b・・・通水孔、27・・外筒、27a・
・・凸部、28・・・蓋、29・・Oリング、30・・
・空気抜き管、31a、31b・網状部材、32・・・
ノズル、3334・・・濾材(33・・・セラミック球
、34・・・砂)、35・・・吸気管、36・・・洗浄
水流入管、37・・・パンチングメタル、38・・・バ
ッフルプレート、39・・案内管、39a・・・凸部、
40・保温・加熱部、41・・導管、41a・・・通水
孔、42・・・ヒーター第3図 【” 第4図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、通水孔(14a、26b)が形成された仕切り
    板(14、26a)が下面から離して配置されるととも
    に該仕切り板(14、26a)上に多数の粒状濾材(1
    2、33、34)を収納してなる浄化槽(18、25)
    を備え、該浄化槽(18、25)の本体(13、26、
    27)内で浄化すべき液体を上記濾材(12、33、3
    4)の上方から下方へ流すことによる通常運転と、洗浄
    水を濾材(12、33、34)の下方から上方へ流すこ
    とによる濾材の逆流洗浄を行なえるように構成した液体
    浄化装置において、 上記浄化槽本体(13、26、27)は、洗浄水を上方
    へ向けて空気とともに噴射するノズル(7、32)をそ
    の下面に有することを特徴とする液体浄化装置。
  2. (2)、上記濾材(33、34)は、多孔質で相対的に
    粒径が大きな生物浄化用第1濾材(33)と、相対的に
    粒径が小さな物理浄化用第2濾材(34)とから構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の液体浄化装置。
  3. (3)、上記ノズル(7、32)は、少なくとも上記浄
    化槽本体(13、26、27)の下面における中央部に
    設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    液体浄化装置。
  4. (4)、上記浄化槽本体(13、26、27)は、上記
    ノズル(7、32)から空気とともに噴射される洗浄水
    の流れに従って生じる上記濾材(12、33、34)の
    上方への動きを案内するために、該ノズル(7、32)
    へ向かって上方から下方へ伸びる案内管(6、39)を
    該ノズル(7、32)の上方に有することを特徴とする
    請求項1または2に記載の液体浄化装置。
  5. (5)、上記ノズル(7、32)と案内管(6、39)
    が、上記浄化槽本体(13、26、27)の中央部に設
    けられたことを特徴とする請求項4記載の液体浄化装置
  6. (6)、上記仕切り板(14、26a)は、その周縁部
    から上記ノズル(7、32)側に向かって下方へ傾斜が
    付けられたことを特徴とする請求項5記載の液体浄化装
    置。
  7. (7)、上記案内管(39)には、径方向外方へ向かっ
    て下方へ傾斜する傾斜面を有する凸部(39a)が形成
    され、該凸部(39a)と上記仕切り板(14、26a
    )の傾斜との間が断面漏斗状に形成されたことを特徴と
    する請求項6記載の液体浄化装置。
  8. (8)上記案内管(6)の内部で上方から下方へ伸びる
    空気吹き込み管(4)が設けられたことを特徴とする請
    求項4から7のいずれか1項に記載の液体浄化装置。
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