JPH03249971A - 塗装焼付誘導加熱炉 - Google Patents
塗装焼付誘導加熱炉Info
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- JPH03249971A JPH03249971A JP4260790A JP4260790A JPH03249971A JP H03249971 A JPH03249971 A JP H03249971A JP 4260790 A JP4260790 A JP 4260790A JP 4260790 A JP4260790 A JP 4260790A JP H03249971 A JPH03249971 A JP H03249971A
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- JP
- Japan
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- condensation
- dew condensation
- furnace
- heated
- heating furnace
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- Pending
Links
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Landscapes
- Furnace Details (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
塗装鋼板は、鋼板に塗料を塗装し、これを焼付けること
によって得られる。焼付けに際して鋼板は例えば200
℃に加熱されるが、本発明は誘導コイルを用いて鋼板を
加熱し、塗料を焼付ける。塗装焼付誘導加熱炉に関する
。
によって得られる。焼付けに際して鋼板は例えば200
℃に加熱されるが、本発明は誘導コイルを用いて鋼板を
加熱し、塗料を焼付ける。塗装焼付誘導加熱炉に関する
。
[従来の技術]
熱風式焼付は炉は、鋼板に熱風を吹きつけて加熱するが
、鋼板が焼付温度に達するのが遅いために、加熱炉の炉
長が長くなりまた熱効率が低いという問題点がある。
、鋼板が焼付温度に達するのが遅いために、加熱炉の炉
長が長くなりまた熱効率が低いという問題点がある。
誘導加熱炉は、鋼板を高周波誘導コイル中を走行させて
加熱するが、鋼板は極めて短時間で焼付温度に達するた
めに炉長が短いコンパクトな加熱炉となるし、また投入
電力は専ら鋼板の加熱に使用されるために、熱効率が優
れている。
加熱するが、鋼板は極めて短時間で焼付温度に達するた
めに炉長が短いコンパクトな加熱炉となるし、また投入
電力は専ら鋼板の加熱に使用されるために、熱効率が優
れている。
塗料の焼付けに際しては、塗料から蒸気が発生するが、
この蒸気は雰囲気ガスと共に煙道から炉外に排出させる
。
この蒸気は雰囲気ガスと共に煙道から炉外に排出させる
。
しかし従来の塗装焼付誘導加熱炉では、雰囲気ガスが炉
内を通過の間に、この蒸気が加熱炉の内壁や誘導コイル
に結露するという問題点がある。
内を通過の間に、この蒸気が加熱炉の内壁や誘導コイル
に結露するという問題点がある。
即ち結露した蒸気は、ヤニ状となって炉内を走行中の塗
装鋼板の表面に滴下するが、このために塗装鋼板の表面
が損なわれ、歩留りが低下する。
装鋼板の表面に滴下するが、このために塗装鋼板の表面
が損なわれ、歩留りが低下する。
特開昭61−45587号は、塗装焼付誘導加熱炉にお
ける結露防止に関する。この方法では誘導コイルを、空
気を通過させる間隙を設けて通気性多孔材を用いた遮蔽
板で囲繞する。そして誘導コイルと遮蔽板の間隙に空気
を圧送し、この空気を通気性多孔材より噴出せしめる方
法である。しかしこの方法では誘導コイルを囲繞する遮
蔽板が太きくなるだめに、炉長が長くなるし、また空気
圧送機等の複雑な装置が必要となる。また塗装焼付誘導
加熱炉では、誘導コイル以外の場所にも結露するがしか
しこの方法では誘導コイル以外の場所の結露を防止する
事ができない。
ける結露防止に関する。この方法では誘導コイルを、空
気を通過させる間隙を設けて通気性多孔材を用いた遮蔽
板で囲繞する。そして誘導コイルと遮蔽板の間隙に空気
を圧送し、この空気を通気性多孔材より噴出せしめる方
法である。しかしこの方法では誘導コイルを囲繞する遮
蔽板が太きくなるだめに、炉長が長くなるし、また空気
圧送機等の複雑な装置が必要となる。また塗装焼付誘導
加熱炉では、誘導コイル以外の場所にも結露するがしか
しこの方法では誘導コイル以外の場所の結露を防止する
事ができない。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、空気圧送機等の複雑な装置を用いないで、ま
た誘導コイルを囲繞しないで誘導コイルのスペースの拡
大や炉長の延長を伴わないで、炉内の結露を防止した塗
装焼付誘導加熱炉を提供することを目的としている。尚
本発明は、誘導コイル部の結露の発生も、また誘導コイ
ル以外の箇所の結露の発生も、共に防止できる塗装焼付
誘導加熱炉を提供することを課題としている。
た誘導コイルを囲繞しないで誘導コイルのスペースの拡
大や炉長の延長を伴わないで、炉内の結露を防止した塗
装焼付誘導加熱炉を提供することを目的としている。尚
本発明は、誘導コイル部の結露の発生も、また誘導コイ
ル以外の箇所の結露の発生も、共に防止できる塗装焼付
誘導加熱炉を提供することを課題としている。
[課題を解決するための手段および作用コ本発明は、炉
の内面に、電気で加熱した結露防止板を配したことを特
徴とする、塗装鋼板製造用の塗装焼付誘導加熱炉である
。
の内面に、電気で加熱した結露防止板を配したことを特
徴とする、塗装鋼板製造用の塗装焼付誘導加熱炉である
。
第1図は、本発明の塗装焼付誘導加熱炉における結露防
止板の配置の例を示す図工ある。図中1は塗料を塗装し
た例えば帯状鋼板で、例えは耐火性断熱材2で形成され
た加熱炉内を矢印8方向に走行する。6は誘導コイルで
、走行する帯状鋼板を、極めて短時間に焼付温度に加熱
し、塗料を焼付けるにの焼付けに際して、塗料から蒸気
が発生するが、この蒸気は煙道3から炉外に排出される
。
止板の配置の例を示す図工ある。図中1は塗料を塗装し
た例えば帯状鋼板で、例えは耐火性断熱材2で形成され
た加熱炉内を矢印8方向に走行する。6は誘導コイルで
、走行する帯状鋼板を、極めて短時間に焼付温度に加熱
し、塗料を焼付けるにの焼付けに際して、塗料から蒸気
が発生するが、この蒸気は煙道3から炉外に排出される
。
しかし本発明者等の知見によると、従来の塗装焼付誘導
加熱炉においては、煙道3の近傍に蒸気の結露が観察さ
れ、長期間操業すると、この蒸気がヤニ状となって煙道
3から鋼板1上に滴下して、鋼板の表面が汚損される。
加熱炉においては、煙道3の近傍に蒸気の結露が観察さ
れ、長期間操業すると、この蒸気がヤニ状となって煙道
3から鋼板1上に滴下して、鋼板の表面が汚損される。
本発明では、例えばヒーター4で加熱した結露防止板5
を煙道3に配する。ヒーター4は例えばニクロム系の板
状の電気抵抗ヒーターで、結露防止板は例えば耐熱ボー
ドである。結露防止板5は、炉内に面する表面の温度が
、蒸気の露点以上となるように、ヒーター4によって電
気で加熱されるが、この加熱した結露防止板5の表面に
は蒸気が結露することがない。
を煙道3に配する。ヒーター4は例えばニクロム系の板
状の電気抵抗ヒーターで、結露防止板は例えば耐熱ボー
ドである。結露防止板5は、炉内に面する表面の温度が
、蒸気の露点以上となるように、ヒーター4によって電
気で加熱されるが、この加熱した結露防止板5の表面に
は蒸気が結露することがない。
本発明者等の知見によると、従来の塗装焼付誘導加熱炉
においては、誘導コイル6の周辺にも結露がw4察され
る。本発明ではセラミックスヒーターで形成された結露
防止板7を、誘導コイル6の場所の炉の内面に配する。
においては、誘導コイル6の周辺にも結露がw4察され
る。本発明ではセラミックスヒーターで形成された結露
防止板7を、誘導コイル6の場所の炉の内面に配する。
この際は結露防止板7を蒸気の露点以上の温度となるよ
うに、電力で加熱するが、この加熱した結露防止板7の
表面には蒸気が結露する事がない。
うに、電力で加熱するが、この加熱した結露防止板7の
表面には蒸気が結露する事がない。
本発明を、煙道3の近傍に電気抵抗ヒーター4で加熱さ
れる耐熱ボード製の結露防止板5を配し、誘導コイル部
には非電導性のセラミックスヒーターの結露防止板7を
配した例について述べたが、本発明は結露防止板の材質
や加熱方法や配置等を特に限定するものではない、即ち
例えば煙道3の近傍に配する結露防止板はセラミックス
ヒーターであってもよいし、また耐熱ボードを有しない
板状ヒーターのみの結露防止板であってもよい、また誘
導コイル部に導電性の材質よりなる結露防止板を配し、
鋼板と一緒に誘導コイルによって加熱される結露防止板
としてもよい。また本発明者等の知見によると、従来の
塗装焼付誘導加熱炉では。
れる耐熱ボード製の結露防止板5を配し、誘導コイル部
には非電導性のセラミックスヒーターの結露防止板7を
配した例について述べたが、本発明は結露防止板の材質
や加熱方法や配置等を特に限定するものではない、即ち
例えば煙道3の近傍に配する結露防止板はセラミックス
ヒーターであってもよいし、また耐熱ボードを有しない
板状ヒーターのみの結露防止板であってもよい、また誘
導コイル部に導電性の材質よりなる結露防止板を配し、
鋼板と一緒に誘導コイルによって加熱される結露防止板
としてもよい。また本発明者等の知見によると、従来の
塗装焼付誘導加熱炉では。
煙道や誘導コイル以外の場所にも、蒸気の結露が観察さ
れるが、この部分に本発明の電気で加熱した結露防止板
を配すると、蒸気の結露が防止できる。
れるが、この部分に本発明の電気で加熱した結露防止板
を配すると、蒸気の結露が防止できる。
本発明では結露防止板は電気で加熱する。電気で加熱す
る結露防止板は、加熱装置が簡易なために、他の加熱手
段例えば熱風加熱等に比べて結露防止板をコンパクトに
形成する事ができるし、また結露防止板の表面の温度を
高い精度で一制御することができる。
る結露防止板は、加熱装置が簡易なために、他の加熱手
段例えば熱風加熱等に比べて結露防止板をコンパクトに
形成する事ができるし、また結露防止板の表面の温度を
高い精度で一制御することができる。
本発明者等の知見によると、塗装焼付誘導加熱炉では、
誘導コイルは鋼板を専ら加熱するために。
誘導コイルは鋼板を専ら加熱するために。
加熱炉の内壁は加熱されないで温度が低い。塗料中の蒸
発物は鋼板を焼付は温度に加熱すると蒸発するが、この
際に露点が高温の蒸気が発生する。
発物は鋼板を焼付は温度に加熱すると蒸発するが、この
際に露点が高温の蒸気が発生する。
この露点が高温の蒸気は、加熱炉内を通過の間に。
ガス流が滞留する場所や低温な場所に結露を発生させる
0本発明では、この結露が発生する場所に電気で加熱し
た結露防止板を配し、蒸気の露点以上の温度に加熱する
ために、結露が発生しない。
0本発明では、この結露が発生する場所に電気で加熱し
た結露防止板を配し、蒸気の露点以上の温度に加熱する
ために、結露が発生しない。
本発明の、結露防止板は電気で加熱するためコンパクト
であり、また取付けが簡易である。従って塗装焼付誘導
加熱炉で、結露が発生すると品質上や作業上の支障を伴
ういかなる場所にも、本発明の結露防止板は簡易に配す
る事ができる。このため本発明の塗装焼付誘導加熱炉で
は、品質上あるいは作業上の支障となる蒸気の全ての結
露を防止することができる。
であり、また取付けが簡易である。従って塗装焼付誘導
加熱炉で、結露が発生すると品質上や作業上の支障を伴
ういかなる場所にも、本発明の結露防止板は簡易に配す
る事ができる。このため本発明の塗装焼付誘導加熱炉で
は、品質上あるいは作業上の支障となる蒸気の全ての結
露を防止することができる。
[発明の効果〕
本発明の塗装焼付誘導加熱炉は、複雑な装置が不必要で
、また炉長の延長等を伴わないが、誘導コイル部の結露
の発生も、また誘導コイル以外の箇所の結露の発生も防
止することができ、作業上や品質上の支障となる結露の
全てを有効に防止する。
、また炉長の延長等を伴わないが、誘導コイル部の結露
の発生も、また誘導コイル以外の箇所の結露の発生も防
止することができ、作業上や品質上の支障となる結露の
全てを有効に防止する。
第1図は本発明における結露防止板の配置の例を示す図
、 である。 1:塗料を塗装した鋼板、 2:耐火性断熱材。 3:煙道、 4:ヒーター 5:結霧防止板、 6:誘導コイル、 7:セラミックスヒーターで 形成された結露防止板。
、 である。 1:塗料を塗装した鋼板、 2:耐火性断熱材。 3:煙道、 4:ヒーター 5:結霧防止板、 6:誘導コイル、 7:セラミックスヒーターで 形成された結露防止板。
Claims (1)
- 炉の内面に、電気で加熱した結露防止板を配したこと
を特徴とする、塗装鋼板製造用の塗装焼付誘導加熱炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260790A JPH03249971A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 塗装焼付誘導加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260790A JPH03249971A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 塗装焼付誘導加熱炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03249971A true JPH03249971A (ja) | 1991-11-07 |
Family
ID=12640724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4260790A Pending JPH03249971A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 塗装焼付誘導加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03249971A (ja) |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP4260790A patent/JPH03249971A/ja active Pending
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