JPH03248939A - 車両用トリム部材 - Google Patents

車両用トリム部材

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JPH03248939A
JPH03248939A JP2047833A JP4783390A JPH03248939A JP H03248939 A JPH03248939 A JP H03248939A JP 2047833 A JP2047833 A JP 2047833A JP 4783390 A JP4783390 A JP 4783390A JP H03248939 A JPH03248939 A JP H03248939A
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JP
Japan
Prior art keywords
trim
vehicle
body panel
cushioning
sealing material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2047833A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Chikama
千竃 真
Sukeo Fujikawa
藤川 祐穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車体パネルに取付けられる長尺の車両用トリム
部材、特に緩衝シール材を有する車両用l−リム部材に
関するものである。
〔従来の技術〕
第8図は従来の車両用トリム部材の1つであるドアウェ
ザ−ストリップリテーナの斜視図、第9図はそのA−A
断面図、第10図はB−B断面図、第】1図は第9図の
部分拡大図である。
図において、1はトリム部材としてのリテーナで、ステ
ンレス鋼板等の金属板を曲げ成形した長尺の異形材から
なるトリム材本体2と、長尺の緩衝シール材3a、 3
bとからなり、緩衝シール材3a。
3bを介して車体パネル(ルーフパネル)4に取付けら
れるようになっている。トリム材本体2は、車体パネル
4の被取付部5に対応した形状の取付部6に、ビス7に
よる取付穴8を有する。リテーナ1の内側にウェザ−ス
トリップ取付溝9が形成され、車外側の縁部には樹脂部
10が形成されている。
緩衝シール材3a、3bは内部に多数の独立気泡11を
有するエラストマを長手方向にわたって横断面形状が一
定の長尺の板状に切出した構造であり、粘接着剤層12
によりトリム材本体2の取付部6に固着されている。こ
のうち緩衝シール材3aはリテーナ1の全長にわたって
、取付部6の車外側の部分に固着されて、リテーナ1と
車体パネル4の間隙13に介在し、緩衝およびシール作
用をするようになっている。ところが車体パネル4のコ
ーナー部14(ドアのコーナ一部に対応)に対応するト
リム材本体2の曲げ部15は曲げ加工によるやせが起こ
り、コーナ一部14と曲げ部15の間隙13aは一股部
16の間隙13よりも大きくなる。このためトリム材本
体2の曲げ部15付近では、緩衝シール材3aの上から
、さらに緩衝シール材3bが取付部6の全幅にわたって
固着されている。17はモールディングである。
上記のりテーナ1はトリム材本体2の取付部6に緩衝シ
ール材3a、3bを固着した状態で、取付部6を車体パ
ネル4の被取付部5に当接させ、ビス7で取付ける。そ
してウェザ−ストリップ取付溝9にウェザ−ストリップ
を取付けて、ドアとの間隙をシールし、車外側にモール
ディング17が取付けられて、リテーナ1と車体パネル
4の固着部を覆う。
しかしながら、このような従来の車両用1〜リム部材お
いては、緩衝シール材3a、 3bを所定形状に切出し
た後、トリム材本体2の取付部6に接着するため、その
接着作業に手間がかかり、正確に固着することが困難で
あるとともに、また緩衝シール材3a、 3bの表面に
気泡が切断状態で現われるため、車体パネルとの接触は
点接触となり、シール性が劣るという問題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、緩衝シー
ル材の取付が容易で、シール性および緩衝性に優れた車
両用トリム部材を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、車体パネルに取付けられる長尺のトリ八部材
であって、車体パネルへの取付部を有す3− るトリム材本体と、車体パネルおよびトリム材本体の間
に介在するように前記取付部に取付けられた長尺の緩衝
シール材とを備え、前記緩衝シール材は内部に独立気泡
を有するエラストマ樹脂からなり、外周面に粘着性の非
発泡状スキン層を有することを特徴とする車両用トリム
部材である。
〔作 用〕
本発明の車両用トリム部状は、トリム材本体の取付部に
、加熱流動化した状態で大気圧以上の圧力下に加圧ガス
を混入したエラストマ樹脂材料を吐出して付着させ、は
ぼ大気圧下で内部に独立気泡を発生させながら、外部か
ら冷却、硬化して、外周面に粘着性のスキン層を有する
発泡エラストマからなる緩衝シール材を形成して製造さ
れる。
こうして製造された車両用トリム部材は、車体パネルの
被取付部との間に緩衝シール材を介在させるように、ト
リム材本体の取付部を車体パネルの被取付部に当接させ
、ビス等の固着手段により固着される。
使用状態においては、緩衝シール材は内部に独4− 立気泡を有するエラストマからなるため、緩衝性に優れ
、また外周部は粘着性を有する非発泡状のスキン層から
なるため、シール性に優れている。
〔実施例〕
以下、本発明を図面の実施例により説明する。
第1図は実施例の車両用トリム部材であるドアウェザ−
ストリップリテーナの斜視図、第2図はそのC−C断面
図、第3図はD−D断面図、第4図は第2図のE部拡大
図、第5図はそのF−F断面図であり、第8図ないし第
11図と同一符号は同一または相当部分を示す。
リテーナ1のトリム材本体2は従来のものと同様に構成
されているが、緩衝シール材3は内部に多数の独立気泡
11を有する長尺のエラストマ樹脂材料からなり、外周
面に粘着性の非発泡状スキン層21を有している。また
緩衝シール材3は従来の緩衝シール材3a、 3bが合
体した全体形状を有し、−股部16では第2図に示すよ
うに、取付部6の車外側に細くかつ薄く形成され、曲げ
部15では第3図に示すように、取付部6の全面に広く
かつ厚く形成されている。さらに緩衝シール材3の底面
は取付部6に対応した形状を有し、他の外表面は弧状に
形成されている。独立気泡11は中心部はど大きく、外
周部にいくほど小さくなっている。22は接着性を改善
するプライマであり、トリム材本体2がステンレス鋼製
の場合のように、緩衝シール材3の接着性が劣る場合に
は必要であるが、接着性が良好な場合には省略してもよ
い。
第6図および第7図は製造方法を示す断面図である。リ
テーナ1の製造方法は、金属板のロール成形によりトリ
ム材本体2を形成し、押出成形により樹脂部】0を形成
し、曲げ加工により曲げ部15を形成した後、吐出ガン
23からエラストマ樹脂材料24を取付部6に吐出して
付着させ、はぼ大気圧下で内部に独立気泡11を発生さ
せながら、外部から冷却、硬化して外周面に粘着性の非
発泡状スキン層21を有する緩衝シール材3を形成する
エラストマ樹脂材料としては、スチレン−エチレン−ブ
チレン系高分子化合物のように、常温下で表面に粘着性
を有する熱可塑性樹脂またはゴムからなる弾性材料が使
用でき、これを加熱して流動可能に液状化させた状態で
、窒素ガス等のガスを大気圧以上の加圧下に混入し、非
発泡状態で吐出する。
エラストマ樹脂材料24は吐出によりほぼ大気圧下に置
かれるので、大気圧以上の圧力下で加圧混入したガスは
独立気泡11となって膨張するが、外部から冷却される
ため、外周部は非発泡状態のまま硬化してスキン層2】
が形成されるので、形状を保ち、たれ流れたりすること
がない。また、中心側はど冷却硬化が遅れるので独立気
泡11は大きくなる。発泡は加圧ガスの断熱膨張により
起こるため、膨張に伴って温度が低下し、エラストマ樹
脂材料24が硬化して発泡は停止する。
液状のエラストマ樹脂材料24の吐出は、吐出ガン23
をトリム材本体2に対して相対的に移動させながら行わ
れる。例えば−股部16では第6図に示すように、取付
部6の片側に沿って吐出ガン23を移動させ、取付部6
の車外側に緩衝シール材3を形成するが、曲げ部15で
は吐出ガン23を中央寄り7− に偏位させて移動し、取付部6の全面に緩衝シール材3
を形成する。
このとき吐出ガン23の移動速度を変えてエラストマ樹
脂材料24の総吐出量を変えるか、あるいは移動速度を
一定にしてエラストマ樹脂材料24の吐出速度を変える
ことにより、緩衝シール椙3の厚さ、幅等を変えること
ができる。例えば曲げ部15において、吐出速度を一定
に保って吐出ガン23の移動速度を遅くするか、エラス
トマ樹脂材料24の吐出速度を速くすることにより、移
動速度を−・定に保ってエラストマ樹脂材料24の吐出
景を多くし、曲げ部15における緩衝シール材3の幅お
よび厚さを大きくする。
こうして製造されたりテーナ1は、車体パネル4の被取
付部5との間に緩衝シール材3を介在させるように、ト
リ11材本体2の取付部6を車体パネル4の被取付部5
に当接さセ、ビス7等の固着手段により固着される。こ
のとき緩衝シール材3の外周面は粘着性を有しているの
で、ビス7で車体パネル4に固着する際、仮固着の役目
をさせる8− ことができる。
使用状態においては、緩衝シール材3は内部に独立気泡
11を有するエジストマからなるため、緩衝性が優れて
いる。また外周部は粘着性を有する非発泡状のスキン層
21からなるため、被取付部5および取付部6に隙間な
く密着し、シール性が優れている。特に緩衝シール材3
が、トリム材本体の取付部6に対応する底面と、弧状の
外表面を有する場合は、被取付部5と取付部6の間隙1
3゜13aにバラツキがある場合でも、バラツキを吸収
することができ、シール性はさらに高くなる。
なお上記実施例は、1〜リム部材としてドアウェザ−ス
トリップリテーナの例を示したが、他の車両用トリム部
材、例えば、ドリップレールモールディング、ドアオー
プニングトリム、ホイールオープニング1ヘリム、ボデ
ィーサイドモールディング等にも同様に適用でき、トリ
ム材本体、緩衝シール材の形状、構造、材質はそれぞれ
の場合に応じて変更することができる。さらに、車体パ
ネルへ取付ける前のトリム部材は、緩衝シール材の外表
面を全長にわたって離型紙等で覆っておくことにより、
ゴミ等の付着を防止するのがよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1へリム材本体の取付部に設ける緩衝
シール材として、内部に独立気泡を有し、外周面に粘着
性の非発泡状スキン層を有する発泡エラストマからなる
緩衝シール材を用いたので。
緩衝シール材の取付が容易で、シール性および緩衝性に
優れた車両用トリム部材が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のドアウェザ−ストリップリテーナの斜
視図、第2図はそのC−C断面図、第3図はD−D断面
図、第4図は第2図のE部拡大図、第5図はそのF−F
断面図、第6図および第7図は製造方法を示す断面図、
第8図は従来のドアウエザース1〜リップリテーナの斜
視図、第9図はそのA−A断面図、第10図はB−B断
面図、第11図は第9図の部分拡大図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1はリ
テーナ、2はトリム材本体、3,3a、3bは緩衝シー
ル材、4は車体パネル、5は被取付部、6は取付部、1
1は独立気泡、21はスキン層、23は吐出ガン、24
はエラストマ樹脂材料である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体パネルに取付けられる長尺のトリム部材であ
    って、車体パネルへの取付部を有するトリム材本体と、
    車体パネルおよびトリム材本体の間に介在するように前
    記取付部に取付けられた長尺の緩衝シール材とを備え、
    前記緩衝シール材は内部に独立気泡を有するエラストマ
    樹脂からなり、外周面に粘着性の非発泡状スキン層を有
    することを特徴とする車両用トリム部材。
  2. (2)緩衝シール材は、トリム部材の取付部に対応する
    形状の底面と、弧状の外表面を有する請求項(1)記載
    の車両用トリム部材。
  3. (3)緩衝シール材は、トリム部材と車体パネルの間隙
    の変化に対応して変化する厚さを有する請求項(1)ま
    たは(2)記載の車両用トリム部材。
JP2047833A 1990-02-28 1990-02-28 車両用トリム部材 Pending JPH03248939A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5858287A (en) * 1993-01-21 1999-01-12 Crane Plastics Company Limited Partnership Extrusion method of producing a polymeric sealing/spring strip

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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