JPH0324805B2 - - Google Patents
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- JPH0324805B2 JPH0324805B2 JP796383A JP796383A JPH0324805B2 JP H0324805 B2 JPH0324805 B2 JP H0324805B2 JP 796383 A JP796383 A JP 796383A JP 796383 A JP796383 A JP 796383A JP H0324805 B2 JPH0324805 B2 JP H0324805B2
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- Japan
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- waveguide
- mode
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- array antenna
- plane
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 4
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 4
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 6
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 4
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 101700004678 SLIT3 Proteins 0.000 description 1
- 102100027339 Slit homolog 3 protein Human genes 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/06—Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
- H01Q21/061—Two dimensional planar arrays
- H01Q21/064—Two dimensional planar arrays using horn or slot aerials
Landscapes
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、平面アレイアンテナ、特に2種類の
導波管を共有H面に設けた軸方向スリツトにより
電磁結合させた平面アレイアンテナに関するもの
である。
導波管を共有H面に設けた軸方向スリツトにより
電磁結合させた平面アレイアンテナに関するもの
である。
従来技術と問題点
通常ダイポールアレイ域はスロツトアレイを励
振する為に、第1図に示すようにダイポールdp
或はスロツトを給電線spによりコーポレートフイ
ード方式により励振する構成が一般に採用されて
いる。しかし、このような平面アレイアンテナで
は、構成が複雑となり、且つ大型となる欠点があ
つた。又数10GHz以上の超高周波帯では、給電線
の損失が大きくなつて効率が低下が、且つ給電線
の寸法の精度が厳しいものとなり、製作が困難と
なると共に高価になる欠点があつた。
振する為に、第1図に示すようにダイポールdp
或はスロツトを給電線spによりコーポレートフイ
ード方式により励振する構成が一般に採用されて
いる。しかし、このような平面アレイアンテナで
は、構成が複雑となり、且つ大型となる欠点があ
つた。又数10GHz以上の超高周波帯では、給電線
の損失が大きくなつて効率が低下が、且つ給電線
の寸法の精度が厳しいものとなり、製作が困難と
なると共に高価になる欠点があつた。
発明の目的
本発明は、構成が簡単で且つ小型化が可能であ
ると共に低コストの平面アレイアンテナを提供す
ることを目的とするものである。以下実施例につ
いて詳細に説明する。
ると共に低コストの平面アレイアンテナを提供す
ることを目的とするものである。以下実施例につ
いて詳細に説明する。
発明の実施例
第2図は本発明の実施例の平面アレイアンテナ
の概略斜視図であり、1は低次モード例えば
TE10モードを伝搬させる標準寸法の方形導波管、
2は高次モードのTEn0モード(n>1)を伝搬
させる大型の導波管であつて、その両端は遮蔽さ
れている。第2図に於ては、大型の導波管2とし
て、TE30モードを伝搬させる導波管を示してい
る。又3はスロツトであり、軸方向のスロツト間
隔は管内波長(λ)で、各スロツトがアンテナエ
レメントを構成している。導波管1と大型の導波
管2とのそれぞれ一つのH面を、大型の導波管2
の全長にわたつて共用されている。大型の導波管
2の軸方向の長はビーム幅で定まり、軸方向と垂
直な長さは波長により定まる。
の概略斜視図であり、1は低次モード例えば
TE10モードを伝搬させる標準寸法の方形導波管、
2は高次モードのTEn0モード(n>1)を伝搬
させる大型の導波管であつて、その両端は遮蔽さ
れている。第2図に於ては、大型の導波管2とし
て、TE30モードを伝搬させる導波管を示してい
る。又3はスロツトであり、軸方向のスロツト間
隔は管内波長(λ)で、各スロツトがアンテナエ
レメントを構成している。導波管1と大型の導波
管2とのそれぞれ一つのH面を、大型の導波管2
の全長にわたつて共用されている。大型の導波管
2の軸方向の長はビーム幅で定まり、軸方向と垂
直な長さは波長により定まる。
第3図は導波管1のみの概略斜視図を示し、4
は共有H面に形成された軸方向のスリツトであ
り、導波管1の全長にわたつて形成されている。
なお図示されていないが、大型の導波管2の共有
H面にもスリツトが形成されているものである。
は共有H面に形成された軸方向のスリツトであ
り、導波管1の全長にわたつて形成されている。
なお図示されていないが、大型の導波管2の共有
H面にもスリツトが形成されているものである。
第4図は第2図のA−A′線の断面、第5図は
第4図のB−B′線の断面図であつて、第2図及
び第3図と同一符号は同一部分を示すものであ
る。第5図に於て、5は無反射終端素子であり、
導波管1の一端から給電し、他端を無反射終端と
することにより導波管1と大型の導波管2とがス
リツト4によつて電磁結合されているから、大型
の導波管2に形成されたアンテナエレメントを容
易に励振することができる。
第4図のB−B′線の断面図であつて、第2図及
び第3図と同一符号は同一部分を示すものであ
る。第5図に於て、5は無反射終端素子であり、
導波管1の一端から給電し、他端を無反射終端と
することにより導波管1と大型の導波管2とがス
リツト4によつて電磁結合されているから、大型
の導波管2に形成されたアンテナエレメントを容
易に励振することができる。
ガン発振器等の高周波発振器を用いて、導波管
1の開口部にTE10モードの高周波電力を供給す
ると、このTE10モードは、スリツト4を介して
大型の導波管2に供給され、その際TE10モード
(n>1)に変換され、軸方向にn列に形成され
たスロツト3から電波が放射される。第2図に於
ては、n=3の場合を示している。
1の開口部にTE10モードの高周波電力を供給す
ると、このTE10モードは、スリツト4を介して
大型の導波管2に供給され、その際TE10モード
(n>1)に変換され、軸方向にn列に形成され
たスロツト3から電波が放射される。第2図に於
ては、n=3の場合を示している。
導波管1と大型の導波管2との共有H面にスリ
ツト4を形成した第7図に示す断面構成に於て、
導波管2は幅a、高さbの大きさ、導波管1は幅
c、高さdの大きさで、スリツト4の幅を3とす
ると導波管2の位相定数β2は、 β2=2π/λ2=ω0 2・ε・μ−(n・π/a)2……(
イ) であらわされる。(λ2:管内波長) 導波管1の位相定数β1は上式でn=1として β1=2π/λ1=ω0 2・ε1・μ1−(π/c)2……(ロ) であらわされる。(λ1:管内波長) 従つてこれらの導波管1,2の位相定数が中心
周波数で等しいように寸法を定めるものであり、
β1=β2即ち次式(1)が成立するようにa,cを定め
るものであり、中心角周波数ω0に於て次式が導
波管2の全長にわたつて成立するように、a,c
を定める。
ツト4を形成した第7図に示す断面構成に於て、
導波管2は幅a、高さbの大きさ、導波管1は幅
c、高さdの大きさで、スリツト4の幅を3とす
ると導波管2の位相定数β2は、 β2=2π/λ2=ω0 2・ε・μ−(n・π/a)2……(
イ) であらわされる。(λ2:管内波長) 導波管1の位相定数β1は上式でn=1として β1=2π/λ1=ω0 2・ε1・μ1−(π/c)2……(ロ) であらわされる。(λ1:管内波長) 従つてこれらの導波管1,2の位相定数が中心
周波数で等しいように寸法を定めるものであり、
β1=β2即ち次式(1)が成立するようにa,cを定め
るものであり、中心角周波数ω0に於て次式が導
波管2の全長にわたつて成立するように、a,c
を定める。
ω20・ε・μ−(n・π/a)2=ω2 0・ε1・μ1−(
π/c)2 ……(1) 但し、ε,μは導波管2内の誘電率及び透磁率、
ε1,μ1は導波管1内の誘電率及び透磁率である。
π/c)2 ……(1) 但し、ε,μは導波管2内の誘電率及び透磁率、
ε1,μ1は導波管1内の誘電率及び透磁率である。
このような結合導波管の伝搬モードは、電界と
磁界との両方が軸方向成分をもつハイブリツド・
モードとなり、無限個の次数のTEモードとTM
モードとの和で表現され、又一つの共通の位相定
数をもつことになる。しかし、導波管1には高次
モードが入り難く、TE10モードが他のモードに
比較して極めて強いものとなる。一方導波管2の
全長にわたつて(1)式が成立するので、導波管1の
TE10モードの位相定数に近い値を位相定数とし
てもつTEn0モードが特に強く結合され、他のモ
ードより強勢となる。なお第7図に於て、スリツ
ト4の中心を座標中心として各部の位置を示すも
ので、e,は導波管1,2の中心の位置ずれ量
を示すものである。
磁界との両方が軸方向成分をもつハイブリツド・
モードとなり、無限個の次数のTEモードとTM
モードとの和で表現され、又一つの共通の位相定
数をもつことになる。しかし、導波管1には高次
モードが入り難く、TE10モードが他のモードに
比較して極めて強いものとなる。一方導波管2の
全長にわたつて(1)式が成立するので、導波管1の
TE10モードの位相定数に近い値を位相定数とし
てもつTEn0モードが特に強く結合され、他のモ
ードより強勢となる。なお第7図に於て、スリツ
ト4の中心を座標中心として各部の位置を示すも
ので、e,は導波管1,2の中心の位置ずれ量
を示すものである。
第8図は、a=28.02mm、b=3.175mm、C=
7.11mm、d=3.55mm、e=〓=0、s=4.0mm、ε
=2.56ε0,ε1=ε0,μ=μ1=μ0として、位相定数
の周波数に対する変化(分散特性)の計算結果を
示すもので、導波管1単独のTE10モードについ
ては曲線A、導波管2単独のTE90モードについ
ては曲線Bで示すものである。従つて曲線A,B
が交差する近傍の周波数を中心周波数とすれば良
いことになる。
7.11mm、d=3.55mm、e=〓=0、s=4.0mm、ε
=2.56ε0,ε1=ε0,μ=μ1=μ0として、位相定数
の周波数に対する変化(分散特性)の計算結果を
示すもので、導波管1単独のTE10モードについ
ては曲線A、導波管2単独のTE90モードについ
ては曲線Bで示すものである。従つて曲線A,B
が交差する近傍の周波数を中心周波数とすれば良
いことになる。
第9図は導波管1,2のモード振幅の計算結果
の比較を示すもので、曲線Aは導波管1、曲線B
は導波管2についてのものであり、導波管1は
TE10モードの振幅が最大となり、導波管2は
TE90モードの振幅が最大となる。
の比較を示すもので、曲線Aは導波管1、曲線B
は導波管2についてのものであり、導波管1は
TE10モードの振幅が最大となり、導波管2は
TE90モードの振幅が最大となる。
第10図は導波管1のスリツト3の影響を含め
た電界分布の計算結果を示すもので、スリツト4
は前述の如く中心に対して±2.0mmの幅、sを有
し、又導波管1は中心に対して±3.55mmの幅cを
有するものである。z方向の電界|Ez|の曲線
で示されるようにTE10モードが強勢であること
が判る。又x方向は|Ex|の曲線で示されてい
る。
た電界分布の計算結果を示すもので、スリツト4
は前述の如く中心に対して±2.0mmの幅、sを有
し、又導波管1は中心に対して±3.55mmの幅cを
有するものである。z方向の電界|Ez|の曲線
で示されるようにTE10モードが強勢であること
が判る。又x方向は|Ex|の曲線で示されてい
る。
又第11図は導波管2の電界分布の計算結果を
示すもので、導波管2は中心に対して±14.01mm
の幅aを有するもので、z方向の電界は|Ez|の
曲線で示され、9次モードが伝搬されることが判
る。又x方向の電界は|Ex|の曲線で示されて
いる。
示すもので、導波管2は中心に対して±14.01mm
の幅aを有するもので、z方向の電界は|Ez|の
曲線で示され、9次モードが伝搬されることが判
る。又x方向の電界は|Ex|の曲線で示されて
いる。
前述の実施例は導波管2の伝搬モードのTEn0
のn=9の場合についてのものであるが、(1)式の
条件からも判るように、任意の次数とすることが
できるものである。従つて本発明によれば、平面
アレイアンテナを、導波管1の一端より給電し、
他端を無反射終端とすることにより、大型の導波
管2に形成した各アンテナエレメントを容易に励
振することができ、超高周波帯に於ても、直線状
の導波管1をスリツト4により結合させる構成で
あるから、低損失の給電を行なうことができると
共に、製作も容易となり、低コストの平面アレイ
アンテナを提供することができる。
のn=9の場合についてのものであるが、(1)式の
条件からも判るように、任意の次数とすることが
できるものである。従つて本発明によれば、平面
アレイアンテナを、導波管1の一端より給電し、
他端を無反射終端とすることにより、大型の導波
管2に形成した各アンテナエレメントを容易に励
振することができ、超高周波帯に於ても、直線状
の導波管1をスリツト4により結合させる構成で
あるから、低損失の給電を行なうことができると
共に、製作も容易となり、低コストの平面アレイ
アンテナを提供することができる。
第6図は本発明の他の実施例の断面図であり、
大型の導波管として、プリント基板6即ち誘電体
7の外部をとりまく導体8,8′,8″を有する構
成を用いたものである。導波管1のH面と大型の
導波管を構成するプリント基板6の一方のH面即
ち導体8′とを、プリント基板6の全長にわたつ
て共有するように設け、その共有H面にスリツト
4を形成して電磁結合させ、プリント基板6の他
のH面即ち導体8にスロツト3を形成したもので
ある。この実施例によると、誘電体7を用いるこ
とによつて、第3図〜第5図に示す実施例の大型
の導波管2に比較して、その高さを低くすること
ができ、小型の平面アレイアンテナを構成するこ
とができる。
大型の導波管として、プリント基板6即ち誘電体
7の外部をとりまく導体8,8′,8″を有する構
成を用いたものである。導波管1のH面と大型の
導波管を構成するプリント基板6の一方のH面即
ち導体8′とを、プリント基板6の全長にわたつ
て共有するように設け、その共有H面にスリツト
4を形成して電磁結合させ、プリント基板6の他
のH面即ち導体8にスロツト3を形成したもので
ある。この実施例によると、誘電体7を用いるこ
とによつて、第3図〜第5図に示す実施例の大型
の導波管2に比較して、その高さを低くすること
ができ、小型の平面アレイアンテナを構成するこ
とができる。
発明の効果
以上説明したように、本発明は、低次モードを
伝搬させる方形導波管1の一端より給電し、他端
を無反射終端とし、その方形導波管1のH面とそ
のH面とを共有する大型の導波管2(プリント基
板6)を設けて、その共有H面に大型の導波管の
全長にわたるスリツト4を形成して電磁結合さ
せ、方形導波管1に伝搬される低次モードを高次
モードに変換して大型の導波管に伝搬させ、この
大型の導波管の他のH面に形成したスロツト3か
ら電波を放射させるものであり、第1図に示すよ
うなアレイアンテナと同一の特性を示す低コスト
の平面アレイアンテナを提供することができる。
又(1)式を満足させることにより、導波管1から大
型の導波管2(プリント基板6)をTEo0モード
の振幅が他のモードの振幅に比較して充分大きく
なるように励振することができる。なお前述の実
施例に於ては、低次モードとしてTE10モード、
高次モードとしてTEn0モードとして説明したが、
低次モードとしては例えばTE30モード、高次モ
ードとしてTE50モードとすることも勿論可能で
あり、その他のモードとすることもできる。
伝搬させる方形導波管1の一端より給電し、他端
を無反射終端とし、その方形導波管1のH面とそ
のH面とを共有する大型の導波管2(プリント基
板6)を設けて、その共有H面に大型の導波管の
全長にわたるスリツト4を形成して電磁結合さ
せ、方形導波管1に伝搬される低次モードを高次
モードに変換して大型の導波管に伝搬させ、この
大型の導波管の他のH面に形成したスロツト3か
ら電波を放射させるものであり、第1図に示すよ
うなアレイアンテナと同一の特性を示す低コスト
の平面アレイアンテナを提供することができる。
又(1)式を満足させることにより、導波管1から大
型の導波管2(プリント基板6)をTEo0モード
の振幅が他のモードの振幅に比較して充分大きく
なるように励振することができる。なお前述の実
施例に於ては、低次モードとしてTE10モード、
高次モードとしてTEn0モードとして説明したが、
低次モードとしては例えばTE30モード、高次モ
ードとしてTE50モードとすることも勿論可能で
あり、その他のモードとすることもできる。
第1図はコーポレートフイード方式による給電
の説明図、第2図は本発明の実施例の概略斜視
図、第3図はTE10モードを伝搬させる導波管の
概略斜視図、第4図は第2図のA−A′線の断面
図、第5図は第4図のB−B′線の断面図、第6
図は本発明の他の実施例の断面図、第7図は導波
管の説明用の断面図、第8図は計算による分散特
性曲線図、第9図は計算によるモード振幅比較特
性曲線図、第10図及び第11図は計算による電
界分布曲線図である。 1は導波管、2は大型の導波管、3はスロツ
ト、4はスリツト、5は無反射終端素子、6はプ
リント基板、7は誘電体である。
の説明図、第2図は本発明の実施例の概略斜視
図、第3図はTE10モードを伝搬させる導波管の
概略斜視図、第4図は第2図のA−A′線の断面
図、第5図は第4図のB−B′線の断面図、第6
図は本発明の他の実施例の断面図、第7図は導波
管の説明用の断面図、第8図は計算による分散特
性曲線図、第9図は計算によるモード振幅比較特
性曲線図、第10図及び第11図は計算による電
界分布曲線図である。 1は導波管、2は大型の導波管、3はスロツ
ト、4はスリツト、5は無反射終端素子、6はプ
リント基板、7は誘電体である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一端から給電して低次モードを伝搬させ、他
端に無反射終端を有する方形導波管と、該方形導
波管により伝搬される低次モードを高次モードに
変換し、該高次モードを伝搬させる中心周波数で
該方形導波管と位相定数の等しい大型の導波管と
のそれぞれの一つのH面を該大型の導波管の全長
にわたつて共有させ、該共有させたH面に軸方向
のスリツトを設けて前記方形導波管と前記大型の
導波管とを電磁結合させると共に、前記方形導波
管の幅をc、前記大型の導波管の幅をaとしたと
き、中心周波数ω0で次式 ω0 2・ε・μ−(n・π/e)2=ω0 2・ε1・μ1− (m・π/c)2 (m<n) 但し、ε,μは大型の導波管内の誘電率及び透磁
率、ε1,μ1は方形導波管内の誘電率及び透磁率が
前記大型の導波管の全長にわたつて成立するよう
に両導波管の幅a,cを定め、前記大型の導波管
の他のH面にスロツトを複数設け、該スロツトか
ら電磁波を放射する構成としたことを特徴とする
平面アレイアンテナ。 2 前記低次モードがTE10モードであり、前記
高次モードがTEo0モード(n>1)であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の平面ア
レイアンテナ。 3 前記大型の導波管は、誘電体の外部を導体が
とりまく構成であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の平面アレイアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP796383A JPS5928705A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 平面アレイアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP796383A JPS5928705A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 平面アレイアンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5928705A JPS5928705A (ja) | 1984-02-15 |
JPH0324805B2 true JPH0324805B2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=11680122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP796383A Granted JPS5928705A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 平面アレイアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928705A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2059364A1 (en) * | 1991-01-30 | 1992-07-31 | Eric C. Kohls | Waveguide transition for flat plate antenna |
CN111025454B (zh) * | 2019-12-24 | 2021-06-11 | 清华大学 | 光纤模式转换器件 |
-
1983
- 1983-01-20 JP JP796383A patent/JPS5928705A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5928705A (ja) | 1984-02-15 |
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