JPH03246996A

JPH03246996A - プリント板のガイド構造

Info

Publication number: JPH03246996A
Application number: JP4348190A
Authority: JP
Inventors: Sueo Shinbashi; 新橋　末男; Shiyoujirou Taniguchi; 谷口　昌司郎; Akihiro Yakuwa; 八鍬　明弘; Katsuya Fujii; 克弥藤井
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-02-23
Filing date: 1990-02-23
Publication date: 1991-11-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕複数のプリント板をシェルフに収容する装置のプリント
板のガイド構造の改良に関し、板厚の異なるプリント板
に通用して、汎用性に冨んだガイド構造を提供すること
を目的とし、シェルフに板厚の異なる複数のプリント板
を並列に収容する装置であって、板厚が大きいプリント
板の側縁を挿入し得る溝幅が一定の、該シェルフの相対
する側壁に対抗して配設したガイド溝と、選択した該ガ
イド溝を構成する少なくとも一方のレール形部材に嵌着
する、溝側板部材が所定の板厚の合成樹脂よりなる調整
体とを、備えた構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、複数のプリント板をシェルフに収容する装置
のプリント板のガイド構造の改良に関する。

近年の電子装置は、半導体部品等の能動部品。

及び抵抗、コンデンサ等の受動部品を高密度に実装した
プリント板を、シェルフに多数並列して収容したプリン
ト板装置が広く使用されている。

一方、部品の高密度実装化に伴い、これらのプリント板
は多層化されている。

そして、これらのプリント板の板厚は、２層。

４層、６層、８層までは１．６　ｍｍであり、１０層以
上になると２．０　ｍｍであるので、このように板厚の
異なるプリント板を収容するプリント板装置は、このこ
とに留意する必要がある。

〔従来の技術］第４図はプリント板装置の斜視図であり、第５図は従来
例の断面図である。

第４図において、多数のプリント板１を並列に収容する
プリント板装置は、上面にガイド溝１０が配列した下板
２．下面にガイド溝１０が配列した上板３．左右の側板
４、及びバックボードコネクタ９が配列したバックボー
ドプリント板５とで、前面が開口する箱形に組み立てら
れてなるシェルフ１００に、プリント板１を挿抜自在に
プラグインするよう構成しである。

そして、プリント板１の上下の側縁を上下に対抗する一
対のガイド溝１０に挿入して、プリント板ｌをシェルフ
１００内に差し込み、プリント板】の挿入側の側縁に搭
載したプリント板コネクタ（図示省略）を、対応するバ
ックボードコネクタ９にプラグインすることで、プリン
ト板１をシェルフ１００に装着している。

なお、下板２の前面に溝付下前板６、上板３の前面に溝
付上前板７をそれぞれ溶接等して固着しである。この溝
付下前板６．溝付上前板７の溝はそれぞれのガイド溝１
０に対応して配設したもので、プリント板をガイド溝１
０に挿入することを容易とする案内溝である。

上記のガイド溝１０は、第５図に示すように、等ピンチ
Ｐで配列しである。

詳述すると、薄い金属板よりなる下板２及び上板３を、
プレス型を用いて打ち出し加工して前後方向に長い長孔
１１を配列し、この長孔１１を設けることで長孔１１の
左右にそれぞれレール形部材１２をシェルフ１００の内
側方向に設けている。そして、隣接した長孔１１の一対
のレール形部材１２とレール形部材１２の下部の下板（
又は上板）部分とで構成される正面視がほぼＵ形のガイ
ド溝１０を形成配列している。

なお、このガイド溝１０の溝幅はプリント板厚の板厚ｔ
よりわずかに大きい。

また、長孔１１はプリント板を冷却する際の通風孔とな
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、部品の高密度実装化に伴い、プリント板装置
に配列するプリント板のなかで大多数のプリント板は、
所望の機能を備えたモジュール化された例えばｌＯＮ以
上の多層プリント板となっている。そしてその板厚は２
．０　ａｍ程度である。

しかし、数枚のプリント板は電源用プリント板であるの
で、層数が少なく板厚は１．６閣である。

したがって、従来のように溝幅が一定のガイド溝１０を
設けたシェルフでは、板厚が小さいプリント板をシェル
フに収容すると、プリント板とレール形部材１２との間
に必要以上に大きい間隙ができることになり、このため
ガイド機能が低下して、プリント板コネクタをバックボ
ードコネクタにプラグインさせることが、非常に難しい
という問題点があった。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、板厚
の異なるプリント板に適用して、汎用性に冨んだガイド
構造を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、第１図に例示し
たように、板厚の異なる複数のプリント板をシェルフ１
００に並列に収容する装置において、板厚が大きいプリ
ント板１Ａを挿入し得る一定の溝幅のガイド溝１０を、
シェルフ１００の相対する側壁に対抗して配設する。

そして、板厚が小さいプリント板ＩＢを挿入するガイド
溝ｌＯには、ガイド溝１０を構成する少なくとも一方の
レール形部材１２に、溝側板部材２２が所定の板厚の調
整体２０を嵌着するものとする。

〔作用〕上述のようにシェルフ１００には、板厚が大きいプリン
ト板１Ａを挿入し得るガイド溝１０を配列しであるので
、板厚の大きいプリント板１Ａをガイド溝１０に差し込
むと、そのプリント板１Ａに搭載したプリント板コネク
タは、対応するバンクボードコネクタ９に何らの支障な
くプラグインする。

一方、板厚の小さいプリント板ＩＢを差し込むガイド溝
１０には、調整体２０を嵌着しであるので、そのプリン
ト板ＩＢの板厚に対応した小さい溝幅になっている。

したがって、板厚の小さいプリント板ＩＢに搭載したプ
リント板コネクタが、対応するバックボードコネクタ９
に何らの支障なくプラグインする。

即ち、本発明のプリント板のガイド構造は、溝幅の異な
るガイド溝をプレス加工する必要がなくて、汎用性に冨
んだものである。

〔実施例〕

以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の実施例の図で、（ａ）は斜視図、（ｂ
）は断面図、第２図は本発明の実施例の要所の斜視図、
第３図の（ａ）、　（ｂ）はそれぞれ他の実施例の斜視
図である。

第１図において、１Ａは、板厚ｔ２が大きいプリント板
であり、ＩＢは、板厚ｔ１が小さいプリント板である。

シェルフ１００は、上面にガイド溝１０が配列した下板
２．と下面にガイド溝１０が配列した上板（図示省略）
、左右の側板（図示省略）、及びバックボードコネクタ
９が配列したバックボードプリント板５とで、前面が開
口する箱形に組み立てられている。

１０は、板厚の大きいプリント板１Ａに対応した溝幅を
有するガイド溝である。

ガイド溝１０は、薄い金属板をプレス型を用いて打ち出
し加工して前後方向に長い長孔１１を配列し、この長孔
１１の左右に一対のレール形部材１２を設けることで、
隣接する長孔１１間に正面視がほぼＵ形のガイド溝を設
けたものである。

なお、これらのガイド溝１０の一方のレール形部材１２
と隣接するガイド溝１０の対応するレール形部材１２ま
での距離Ｐは一定である。

また、長孔１１の前後の両端には、下板２（上板もまた
同様である）部分に平面視が角形の切欠１３が形成され
ている。

２０は、弾性ある合成樹脂よりなる調整体であって、溝
側板部材２２と孔側板部材２３とをよりなる正面視がほ
ぼ逆Ｕ形の、細長い角溝形の本体部を有する。そして、
この本体部を板厚が小さいプリント板ＩＢを挿入すべき
ガイド溝１０の選択した一方のレール形部材１２に、押
入して嵌着するようになっている。

選択した一方のレール形部材１２とは、バックボードコ
ネクタ９の中心線を含む平面から離れた方のレール形部
材１２を指す。

この際、プリント板１Ａの板厚ｔ２が２．０　ａｍ、プ
リント板１Ａの板厚ｔ１が１．６ａｎの場合に、上記の
調整体２０の溝側板部材２２の厚さは０．４　ｍｍとす
る。

なお、プリント板にプリント板コネクタを搭載せず、接
栓部をバックボードコネクタ９に挿着する構造の場合は
、調整体２０をガイド溝１０の両側のレール形部材１２
に嵌着するものとする。

この場合の溝側板部材２２の厚さは、０．２　ｍｍとす
る。

上述のように板厚の小さいプリント板ＩＢを差し込むガ
イド溝１０には、調整体２０を嵌着しであるので、その
プリント板ＩＢの板厚に対応した小さい溝幅になってい
る。

上述の調整体２０の詳細を、第２図及び第３図（ａ）。

０））を参照しながら説明する。

第２図において調整体２０は、本体部２１の前後方向の
両端に、一対の保合片２４を上下の二股になるように設
けたものである。

本体部２１は、レール形部材１２の上側縁を覆う板部材
の両側に、溝側板部材２２と孔側板部材２３とをを設け
た、正面視がほぼ逆Ｕ形の細長い角溝形である。

そして、係合片２４を切欠１３に差し込んで、上下一対
の係合片２４で下板２を挟着させ、本体部２１をレール
形部材１２に嵌着させることで、調整体２０を下板２に
固着するようになっている。

第３図（ａ）に示す調整体２０は、本体部２１の前後方
向の両端に、圧入片２５を設けたものである。

そして、長孔１１の両側の一対のレール形部材１２の端
部が構成する溝部分に、この圧入片２５を圧入し、本体
部２１をレール形部材１２に嵌着させることで、調整体
２０を下仮に固着するものである。

第３図（ｂ）に示す調整体２０は、本体部２１のみから
からなり、この本体部２１はレール形部材１２の上側縁
を覆う板部材の両側に、溝側板部材２２と孔側板部材２
３とをを設けた、正面視がほぼ逆Ｕ形の細長い角溝形で
、さらに、孔側板部材２３の下側縁が溝側板部材２２方
向に直角に屈曲してなる挟持部材２７とから構成されて
いる。

この調整体２０は、本体部２１をレール形部材１２に嵌
着させ、挟持部材２７を下板の下面に弾接することで、
調整体２０を下仮に固着するものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、シェルフに溝幅の広いガ
イド溝を配設し、選択したガイド溝のレール形部材に調
整体を嵌着することで、溝幅を所定に縮小するようにし
たプリント板のガイド′構造であって、異なる形状のプ
レス型を用いて溝幅の異なるガイド溝を設ける必要がな
く、板厚の異なるプリント板に適用して汎用性に冨んで
いるという、実用上で優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の図で、（ａ）は斜視図、（ｂ）は断面図、第２図は本発明の実施例の要所の斜視図、第３図（ａ）
、　（ｂ）はそれぞれ他の実施例の斜視図、第４図はプ
リント板装置の斜視図、第５図は従来例の断面図である。図において、Ｃ１Ａ、ＩＢはプリント板、２は下板、３は上板、４は側板、５はバックボードプリント板、９はバックボードコネクタ、１０はガイド溝、工１は長孔、１２はレール形部材、　　　　２０は調整体、２１は本
体部、　　　　　　　２２は溝側板部材、２３は孔側板
部材、　　　　　２４は係合片、２５は圧入片、　　　
　　　　２７は挟持部材、１００はシェルフをそれぞれ
示す。墾１図００シ１ルフノ２３（ａ）（ｂ）本光明の世の寛治例の斜便図奸　３　図００　ジェルフ

Claims

【特許請求の範囲】

　シェルフ（１００）に板厚の異なる複数のプリント板
を並列に収容する装置であって、板厚が大きいプリント
板（１Ａ）の側縁を挿入し得る溝幅が一定の、該シェル
フ（１００）の相対する側壁に対抗して配設したガイド
溝（１０）と、選択した該ガイド溝（１０）を構成する
少なくとも一方のレール形部材（１２）に嵌着する、溝
側板部材（２２）が所定の板厚の合成樹脂よりなる調整
体（２０）とを、備えたことを特徴とするプリント板の
ガイド構造。