JPH03243884A - 電池駆動型半導体放射線測定装置 - Google Patents

電池駆動型半導体放射線測定装置

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JPH03243884A
JPH03243884A JP4172990A JP4172990A JPH03243884A JP H03243884 A JPH03243884 A JP H03243884A JP 4172990 A JP4172990 A JP 4172990A JP 4172990 A JP4172990 A JP 4172990A JP H03243884 A JPH03243884 A JP H03243884A
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pulse signal
pulse
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power supply
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JP4172990A
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Kazunori Itani
和徳 射谷
Takeshi Ono
剛 小野
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Hitachi Ltd
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Aloka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は半導体検出器を用い、電池電源の駆動によって
放射線の線量を測定する測定装置、特に、携帯用の小型
の電池駆動型半導体放射線測定装置に関する。
[従来の技術] 放射線管理において、放射線雰囲気中における人体の放
射線被曝量を測定する携帯可能な放射線測定装置として
は、小型のコンデンサ型電離箱を用いたPD型線量計、
GM管や電離箱によるアラームメータ、半導体検出器な
どを用いた測定装置か周知である。
特に、半導体検出器を用いた測定方式では、その検出器
自体の小型化か容易なことや、高いバイアス電圧が不要
であることから放射線測定装置自体のより小型化が可能
である。
このような、従来における半導体放射線測定装置の回路
構成の一例か第6図に示されており、以下図に基づいて
構成及びその動作を説明する。
図において、半導体検出器10は、例えばSi(シリコ
ン)半導体が用いられ、入射される放射線のエネルギー
に比例した波高値を持つパルス信号10−aを出力する
。このパルス信号10aは、増幅器12に入力され、定
められた所定の増幅度で増幅され、所定の振幅レベルの
パルス信号]2aを波高弁別器14に出力する。
そして、前記パルス信号12aを所定波高レベルのしき
い値で弁別して、そのパルス信号14aを出力する波高
弁別器14は、第6図に示すように2入力1出力の比較
器14−を用いており、この比較器14′の一方の非反
転入力端子(+)には、前記パルス信号12aが入力さ
れ、他方の反転入力端子(−)には、リチウム電池など
の電源電圧+Eにより、並列接続のツェナダイオードD
z及びコンデンサCと、これと直列接続された抵抗Rと
からしきい値電圧■0が供給されている。
すなわち、前記抵抗Rは、前記電源電圧子Eからバイア
ス電圧V「を得ており、これにより、前記ツェナダイオ
ードDzには、電源電圧+E−Vrの分圧された前記し
きい値電圧vOが設定される。
これは、第7図に示すように前記所定の振幅レベルのパ
ルス信号12aを前記しきい値電圧V。
の波高レベルで弁別し、方形波状のパルス信号14aが
得られることになる。これにより、前記波高弁別器14
は、前記しきい値電圧Vo以上の波高レベルを有する前
記パルス信号12aだけを出力し、前記しきい値電圧v
O以下のパルス信号12a−や検出器10及び増幅器な
どの雑音パルス信号11を出力しないという弁別作用を
行っている。
ここで、前記ツェナダイオードDzは、周知の如くツェ
ナ特性により定電圧で前記しきい値電圧Voが設定され
ているので、極僅かに電源電圧+Eの変動が生じてもそ
のツェナ電圧の範囲内においては前記しきい値電圧Vo
が一定に保たれることになる。
このようにして、弁別された前記弁別信号14aは、計
数回路16に入力され、ここで弁別されたパルス信号1
4aのパルス数が計数され、計数値16aが算出される
。そして、この計数値16aは、例えばCRTなどの表
示器18に表示されることになる。この結果、入射放射
線量及び線量率が求められる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような第6図に示す従来の半導体放
射線測定装置では、一般に、電源とじて小型で容量の大
きいリチウム電池が用いられ、第3図に示すように電池
電圧は消費時間により変動することが知られている。
従って、従来では前記電池の電源電圧+Eの変動に対し
ては、前記波高弁別器14の前記しきい値Vo(カット
エネルギーレベル)の変動、回路の消費電流の増大、装
置の大型化という問題があった。
すなわち、前記カットエネルギーレベルの変動について
は、第6図のように前記ツェナダイオードDzのツェナ
電圧だけに基づいて前記しきい値Voを設定しているの
で電源電圧の変動幅が該ツェナ電圧よりも大きい時には
、前記しきい値レベルがその変動により変わってしまう
不具合が生じ、このために正確な波高弁別作用が行われ
ないという問題があった。
従って、従来において放射線線量を常に正確に求め、ま
た安定した放射線のエネルギー特性を得るためには、例
えば第3図に示す周知の電池電圧の経時変化による電池
電圧の変化(放電特性)のように電源電圧の変動に対し
て影響されず、常に同ししきい値レベルで弁別する必要
があった。
そこで、−船釣に従来においては、このような電源電圧
の変動に対し、カットエネルギーレヘルを安定化するた
め、しきい値電圧を定電流源回路を用いて一定値に保つ
ようにしている。
しかし、このような前記定電流源回路を用いる方法では
、回路の複雑化、大型化になると共に、どうしても電源
電圧の変動範囲に対して電圧制御範囲に限界があり、ま
た調整範囲も限られ、正確な線量測定か困難であった。
また、回路の消費電流の土曽大については、前記電源電
圧+Eの変動に対して、前記増幅器〕2の増幅度を一定
に保つためには、多くの電流を流す必要かあった。
すなわち、特に、微弱な信号の電圧増幅を行う前置増幅
器の場合には、該増幅器か低電圧(最低動作電圧)で安
定に増幅作用を得ることか困難であり、どうしても電流
を増大させなければならなかった。
従って、前記増幅器12による消費電流か増加して電池
寿命が短くなり、これによって、放射線の測定時間か短
くなるという問題があった。このために、必要な測定時
間を確保するには大容量の電池を使用する必要かあった
更に、装置の大型化については、上記の定電流源回路や
大容量の重心を使用しなければならないという理由から
測定装置自体か大きくなり、例えば携帯性、使い勝手か
不便であった。従って、なるべく小さな電池で長時間使
用できることが要望されている。
以上のように、従来の放剃線測定装置では、電源電圧の
変動の影響を少なくするためには、どうしても増幅器の
供給電流を増大させなければならならず消費電流か土曽
加し、また、電源電圧の変動によって前記波高弁別器1
4のカットエネルキレヘルを常に安定化させて正確な線
量測定を行うことか困難であった。
発明の目的 本発明は上記従来の課題に鑑み成されたものであり、そ
の目的は、低消費電流で安定した線量測定とエネルギー
特性を得ることかできる小型化された携帯に便利な電池
駆動型半導体放射線測定装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明によれば、入射された
放射線をそのエネルギーレベルに応じた波高値のパルス
信号に変換し該パルス信号を出力する半導体検出器と、
前記パルス信号を所定の増幅度で増幅して所定振幅レベ
ルのパルス信号を出力する増幅器と、前記土曽幅された
パルス信号を入力し、該パルス信号の波高を所定のしき
い値で波高弁別し、該しきい値以上の波高レベルのパル
ス信号を出力する波高弁別器と、前記増幅器用及び前記
波高弁別器のしきい値設定用の電源電圧を供給する電池
電源と、前記電池電源から供給される電源電圧を分圧し
て前記しきい値を設定し、前記電源電圧の変動時には、
その変動量に応じて前記波高弁別器のしきい値を設定す
る分圧抵抗器と、前記増幅器により増幅されたパルス信
号を入力しそのパルス信号を所定の振幅レベル1こ減衰
させ、前記電源電圧の変動時には、前記しきい値の変動
に対応させて該パルス信号の振幅レベルを減衰させその
パルス信号を前記波高弁別器に出力する振幅減衰器と、
を有することを特徴とする。
[作用コ 以上のような構成としたので本発明によれば、入射され
た放射線を半導体検出器により、そのエネルギーレベル
に応した波高値のパルス信号に変換し、放射線線量に対
応した数のパルス信号を出力する。
そして、前記パルス信号を入力し、所定の増幅度の増幅
器で増幅して所定振幅レヘルのパルス信号を出力する。
ここで、前記パルス信号は、電圧減衰器に入力され所定
振幅レベルに減衰され、波高弁別器へ出力される。この
波高弁別器は、そのパルス信号を所定のしきい値で波高
弁別して、該しきい値以上の波高レベルのパルス信号だ
けを出力している。
この波高弁別器には、分圧抵抗器か設けられており、電
池電源から供給される所定レベルの電圧を分圧し、これ
により、前記電源電圧が変動した場合には、電源電圧の
変動に応じた前記しきい値に設定される。
これにより、前記電源電圧の変動が生した場合には、電
圧減衰器では前記しきい値の変動と同一の変動分たけパ
ルス信号の振幅レベルを減衰させる。
この結果、電源電圧の変動に応じて前記電圧減衰器の振
幅レヘルの減衰量を前記波高弁別器のしきい値レベルに
合わせるので、例え電池電4電江に変動か土じても、常
にしきい値か変動しない一定の波高レベルのパルス信号
を得ることか可能となる。
[実施例コ 以下、図面に基いて本発明の好適な実施例を説明する。
第1図は、本発明に係る放射線測定装置の一例を示す回
路構成図である。
なお、前述した第6図及び第7図との同一部側には同一
符号を付し、以下、構成及び動作の説明は省略する。
本発明において特徴的なことは、電源電圧の変動に応し
て前記しきい値の変動量と前記振幅レベルの減衰量とを
一致させ、電源電圧の変動時には、波高弁別レベルを一
定にし、しきい値の変動を防止することにある。
以下、第1図に基づいて回路構成及びその動作を説明す
る。
図において、増幅部12−は、前置増幅器12Aと主増
幅器12Bとから成り、この前置増幅器12Aでは、ア
ンプAの入出力端子間には抵抗R1とコンデンサC1と
か並列接続された帰還ループが形成され、前記主増幅器
12Bに接続される。
そして、前記前置増幅器12Aと前記主量曽幅器12B
とでは、並列接続された抵抗R2及びコンデンサC2を
介して接続され、この主増幅器12Bでは、アンプBの
入出力端子間には並列接続されている抵抗R1とコンデ
ンサC1との帰還ループが形成されている。
これにより、前記パルス信号10aを前置増幅器12A
て先ず電圧増幅して、次段の前記主増幅器12Bで弁別
可能な波高レベルまで振幅増幅し、前記主増幅器12B
からは、そのパルス信号か出力され電圧減衰器20に入
力される。
この電圧減衰器20は、バイアス抵抗R6゜R8、結合
抵抗R4、FET (電解効果トランジスタ)から構成
され、図示の如くリチウム電池などの電通電源24から
供給される電源電圧を前記抵抗R6,R8i’分圧し、
前記FETのC(ゲート)入力にその抵抗R8の分圧電
圧が供給される。
そして、このFETのD(ドレイン) −8(ソス)間
の出力は、前記抵抗R4を介して前記主増幅器12Bに
接続されている。
従って、前記電池電源24の電圧が前記電圧減衰器20
に供給されると、抵抗R8で分圧された電圧VR8がF
ETに入力され、このVH2は前記FETのG−5間抵
抗Rgに供給され、これが更に、前記FETのD−S間
の抵抗分Rdsに変換される。
すなわち、これは第4図に示すようなRds−Vgs特
性に基づいて、前記Rgの変化−Vgsの変化−Rds
変化に変換されることになる。
この結果、′前記結合抵抗R4と前記抵抗分RdSとか
ら減衰器が形成される。これにより、前記分圧電圧VR
8に基づいて減衰量が定まることになり、前記パルス信
号12aが抵抗R4を介して入力されると、前記主増幅
器12Bにより振幅増幅された信号が所定の振幅レベル
まで減衰されることになる。
このようにして、減衰されたパルス信号20aは、前記
波高弁別器22の比較器22′に入力され、ここで、所
定のしきい値で波高弁別作用が成されるわけだが、この
波高弁別器22のしきい値の設定は、前記電池電源電圧
を抵抗R7,R9で分圧して行われる。
すなわち、前記しきい値を決定する電圧は、前記分圧さ
れたバイアス抵抗R9の電圧Voであり、これが前記比
較器22−の反転入力端子(−)に供給され、非反転入
力端子(+)には前記パルス信号20aが供給される。
これにより、該パルス信号20aの波高弁別か成される
次に、以下電通電源が変動した場合の具体的な動作を第
2図を用いて詳細に説明する。
ここで、第5図には、電池電源か変動した場合の出力電
圧の変動分を示した特性図か示されており、図では例え
ば、リチウム電池の基準電圧を3、Ovとし、入力電圧
2.2mv (100にΩ)に対し出力電圧か60mv
の場合である。
例えば、この特性図から電池電圧Vccか2.5vから
3.2vまて変動した場合では、従来では出力電圧の変
動は45〜65mv、約20mv幅の変動量を有するこ
とになる。
これに対し、本実施例ではこの変動分を抑えるように動
作させている。
波高弁別器 ます、第1図のように電池電源24の電圧VcCか例え
ば、3.Ovから2.5vに下かって変動した場合、該
電池電圧の減少分ΔVとすると、しきい値電圧Voの変
動分ΔVoは、 ΔVo−ΔVxR9/(R7+R9)・・・ (1)で
表される。
これにより、第2図から分かるようにしきい値レベルも
3.Ovのレベルよりも下かってしまい、従って、この
ままでは余分な波高値のパルス信号をも計測してしまう
ことになり正確な測定ができない。
従って、このような電圧変動に対して、前記しきい値レ
ベルを元のレベルに戻す必要がある。
前置増幅器 一方、ここで、前置増幅器12Aに流す電流を少なくし
て低清費電流化を図ると、前置増幅器12Aのオープン
ループゲイン(増幅度)も電源電圧の変動により変動す
ることになる。
すなわち、この時、前置増幅器12Aの電圧出力の変動
をΔVpreとすれば、 ΔVpre−ΔAxQ/Co+CI (1+ΔA)・・
 (2) で表される。
但し、ΔAはオープンループゲイン変動分、Qは検出器
内で発生する電荷量(電流値)、coは検出器の容量、
C1はフィードバック容量である。
以上、(1)及び(2)式から、前述の如く電圧変動に
対し前記しきい値を元に戻すには、前記波高弁別器のし
きい値電圧の変動分ΔVoに対して前記前置増幅器の電
圧出力の変動ΔVpreを同じ変動量たけ下げれば、つ
まり、該しきい値電圧変動分ΔVoだけ前記パルス信号
12aの振幅を下げれば、相対的に前記しきい値レベル
を変動しないようにすることが可能となる。
このパルス信号の振幅を下げるのは、前記電圧減衰器2
0によって、前記変動量ΔVに応じて調整制御される。
電圧減衰器 すなわち、前記電圧減衰器20の減衰量をAtとすれば
、 At=Rds/R4+Rds # 6 m  (3)で
表すことができ、前記FETのD−8間抵抗Rdsは、
前述のようにD−8電圧Vgsの関数となる。
すなわち、Rds−f  (Vgs)  ・・・ (4
)となる。
ここで、前記Vgsを電源電圧+Eより分圧して与える
と、ΔVの変動に対して ΔVgs=ΔVxR8/ (R6+R8)となり、従っ
て、減衰量Atの変動分ΔAtは、ΔAt−f(ΔVg
s)/R4+f (ΔVg s)・・・ (5) で表される。
以上のことから、上記(1)、(3)、(5)式により
、各抵抗値R4,R7,R8,R9を選ぶことにより、
前記しきい値電圧の変動分ΔV。
に等しくさせて前置記増幅器12Aの増幅度を変動させ
ることができる。
これにより、前記増幅器で増幅されたパルス信号12a
の振幅を前記しきい値電圧変動分ΔV。
に応じて減衰させることになる。
すなわち、これは、前記電圧減衰器20の減衰量Atの
調整により、前記しきい値電圧の変動ΔVoが、 Δv〇−増幅度の変動ΔVpre +減衰量の変化ΔAt として成り立ち、ΔAtの調整によって、最終的に前記
しきい値電圧の変動量と前記振幅レベルの総合的(トー
タル)な減衰量とを一致させ、しきい値の変動を防止す
ることかできる。
また更に、全使用電源範囲内においても、前記各抵抗及
びf (Vgs)を最適値に選ぶことにより、前記しき
い値と前記増幅度との変動誤差を最小にすることが可能
となる。
従って、第2図に示すように電池電源の変動かない場合
(パルス信号を太い実線で示す)に比へて、電性電源変
動時において、電圧低下down時(パルス信号を細い
実線で示す)には、しきい値Vo’の低下−1曽幅器の
土曽幅度低下−減衰器の減衰量増加(基準減衰量Atよ
りも減衰量大)−シきい値Voの上昇→しきい値一定と
なる。
また、逆に、電圧上昇up時(パルス信号を鎖線で示す
)には、しきい値Voの上昇=ま曽幅器の増幅度上昇−
減衰器の減衰量増加(基準減衰量Atよりも減衰量中)
−シきい値Voの上昇−しきい値一定となる。
このようにして、電池電源の変動、すなわち、電圧降下
60w0時及び上昇up時に応じて減衰器の減衰量を自
動的に調整して前記しきい値電圧の変動をなくし、常に
一定値に維持することかでき、波高弁別器の弁別作用を
正確に行うことか可能となる。
更に、本実施例によれば、電源電圧の変動に対し増幅度
が変動しても調整可能なので、前述にように前記増幅器
に供給する電流を極力抑えることができるので、従来に
比して消費電流を約半分程度に抑えることが可能である
なお、より厳密なカットエネルギーレベル(しきい値レ
ベル)の安定化が必要な場合には、電圧探知素子を用い
、幾つかの電圧範囲に区分して前記各抵抗値をアナログ
スイッチなどを用いて変えることも可能である。
[発明の効果コ 以上のようにして、本発明に係る電池駆動型半導体放射
線測定装置によれば、電源電圧の変動量には、その変動
量に応じて前記電圧減衰器により増幅器の出力されるパ
ルス信号の振幅レベルを減衰させて調整し、前記波高弁
別器のしきい値変動量に一致させることが可能となる。
この結果、しきい値の変動を常に防止でき、安定な波高
弁別作用が得られ、高精度の線量測定かできる。
また、増幅器に供給する電流値を最小限に抑えることが
可能なので電池寿命を長くすることができると共に、装
置の小型化を図ることか可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る電池駆動型半導体放射線測定装
置の回路構成図、 第2図は、本発明の回路構成の動作説明図、第3図は、
電池の放電特性図、 第4図は、本発明に係る電圧減衰器に用いたFETの特
性図、 第5図は、電源電圧変動に対してのしきい値電圧変動分
を示した特性図、 第6図は、従来の電通駆動型半導体放射線測定装置の回
路構成図、 第7図は、第6図の回路構成図を説明する説明図である
。 10 ・・・ 半導体検出器 12A  ・・・ 前置増幅器 12B  ・・・ 主増幅器 10a、12a、2C1a  ・・・ パルス信号FE
T  ・・・ 電解効果トランジスタ20 ・・・ 電
圧減衰器 22 ・・・ 波高弁別器 22− ・・・ 比較器 24 ・・・ 電池電源 Vo  ・・・ しきい値電圧。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入射された放射線をそのエネルギーレベルに応じ
    た波高値のパルス信号に変換し該パルス信号を出力する
    半導体検出器と、 前記パルス信号を所定の増幅度で増幅して所定振幅レベ
    ルのパルス信号を出力する増幅器と、前記増幅されたパ
    ルス信号を入力し、該パルス信号の波高を所定のしきい
    値で波高弁別し、該しきい値以上の波高レベルのパルス
    信号を出力する波高弁別器と、 前記増幅器用及び前記波高弁別器のしきい値設定用の電
    源電圧を供給する電池電源と、を含み、前記波高弁別器
    の出力するパルス信号を計数しその計数値を表示して放
    射線の線量を測定する電池駆動型半導体放射線測定装置
    において、 前記電池電源から供給される電源電圧を分圧して前記し
    きい値を設定し、前記電源電圧の変動時には、その変動
    量に応じて前記波高弁別器のしきい値を設定する分圧抵
    抗器と、 前記増幅器により増幅されたパルス信号を入力しそのパ
    ルス信号を所定の振幅レベルに減衰させ、前記電源電圧
    の変動時には、前記しきい値の変動に対応させて該パル
    ス信号の振幅レベルを減衰させそのパルス信号を前記波
    高弁別器に出力する振幅減衰器と、を有し、 前記電源電圧の変動時には、その変動に応じて前記しき
    い値の変動と前記振幅レベルの減衰とを一致させ、しき
    い値の変動を防止することを特徴とする電池駆動型半導
    体放射線測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004528568A (ja) * 2001-05-14 2004-09-16 デパートメント オブ アトミックエナジー、ガヴァメント オブ インディア 低コストデジタルポケット線量計
JP2009210462A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Toshiba Corp 放射線モニタ装置

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