JPH0324035Y2 - - Google Patents

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JPH0324035Y2
JPH0324035Y2 JP1987035826U JP3582687U JPH0324035Y2 JP H0324035 Y2 JPH0324035 Y2 JP H0324035Y2 JP 1987035826 U JP1987035826 U JP 1987035826U JP 3582687 U JP3582687 U JP 3582687U JP H0324035 Y2 JPH0324035 Y2 JP H0324035Y2
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JP
Japan
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flexible plate
wall
front wall
plate material
rear wall
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案は、犬小屋等のペツト用の小屋に関する
ものであり、前壁、後壁以外の側壁と屋根とを一
体に構成できるようにして構成部材の数を削減で
き、よつて組立時間を短縮できるようにするもの
である。
[従来技術及びその問題点] 従来の犬小屋は、第8図及び第9図に示すよう
に、予め、所定に構成された枠体7に、それぞれ
各別に形成された屋根1,側壁2,2,前壁3,
後壁4,床5を、釘やボルト・ナツトよつて止着
している。
上記従来のものにおいては、組立ての際、先
ず、枠体7を複数の部材からから構成し、更に、
この枠体7に屋根1,側壁2,2,前壁3,後壁
4,床5を各別に止着している。
ところが、この従来のものでは、組立てに多大
の時間を要すると言う問題があつた。
これは、枠体7を予め複数の部材によつて構成
する必要があるとともに、これに止着される屋根
1,側壁2,2,前壁3,後壁4,床5がそれぞ
れ独立して構成されているからであり、構成部材
の数が多くなるからである。
[技術的課題] 本考案は、このような『屋根1および周壁によ
つて包囲するとともに前記周壁の一つである前壁
3に出入口を具備させたペツト用小屋』におい
て、流通段階では分解状態として小さく収納で
き、しかも、使用時には、短時間で組立てられる
ようにするため、構成部材の数を少くできるよう
にすることをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、『前壁3及びこれに対向する後
壁4のそれぞれの内面周縁の少なくとも底辺を除
く範囲に、内側に開放する溝を配設し、並列状態
にある多数の硬質合成樹脂の中空材60,60相
互を屈曲自在に連結してなる矩形の可撓板材6を
略逆U字状に屈曲させて前記前壁3と後壁4間に
介在させ、中空材60,60の端部の連続する前
記可撓板材6の両端縁を前記前後壁の溝に嵌入さ
せ、可撓板材6の両端又はその近傍に位置する特
定の中空材60及び中程に位置する中空材60の
夫々に軸片を取外し可能に貫通させ、この軸片両
端を前壁3及び後壁4に取外し可能にネジ止めし
た』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
全体は扁平な前壁3及び後壁4と、屈曲可能な
扁平な可撓板材6と、さらには、これら三者を一
体的に結合するための軸片及びこれのネジ止め手
段とからなるから、流通段階では、全体の嵩を小
さくまとめることができる。
また、可撓板材6は、中空材60,60相互を
屈曲に連結したものであるから、中空材60,6
0の並列方向に屈曲可能である。そこで、小屋を
組立てるには、前壁3及び後壁4の内面側周縁に
形成した溝に沿わせて可撓板材6を屈曲させなが
らその中空材60,60の長手方向両端を前記溝
に嵌入させ、特定の中空材60,60に軸片を貫
通させてその両端を前記前壁3及び後壁4にネジ
止めする。
これにより、前壁3,後壁4及び可撓板材6が
一体的に結合され、この状態においては、可撓板
材6が小屋の側壁及び屋根部を構成することとな
る。この状態において、可撓板材6は、多数の中
空材60,60が並列した構成であるから、前記
側壁及び屋根部を構成する面に対して直角な方向
の外力に対して十分な強度を発揮する。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
従来の小屋のような枠体が不要となると共
に、可撓板材6は、少なくとも、一方の側壁か
ら屋根部を経て他方の側壁に至る範囲に相当す
る壁面を構成するものとなるから、既述の従来
のものに比べて構成部材の数が大幅に少なくな
り、しかも、可撓板材6を前壁3と後壁4に形
成した溝に嵌入させて中空材60,60に貫通
させた軸片をネジ止めするだけであるから、組
立作業が簡単である。
さらに、各部は何れも扁平な板状材によつて
構成されるから流通段階での嵩が低くなる。
可撓板材6は、中空材60,60が連続した
ものとなつており、小屋の構成壁の広い範囲が
中空部材によつて包囲されるから内部の保温効
果が十分である。
前壁3及び後壁4以外の構成壁が屈曲可能な
可撓板材6によつて構成されるにもかかわら
ず、この壁面は前壁3と後壁4との間に中空の
中空材60,60を架設した構成となつて、こ
の壁面の強度が十分となる。さらに、複数個所
に貫通させた軸片のネジ止めによつて前記三者
が一体的に結合されているから全体の強度も十
分となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図〜第7図に基い
て説明する。
第1図〜第6図に示す実施例は、犬小屋に実施
したものであり、第1図に示すように後壁4及び
出入口を開口させた前壁3を対向起立させて、こ
れらの壁の内面周縁に形成した溝32に可撓板材
6の端部を嵌入するようにしたものである。
この実施例では、第2図に示すように、前記前
壁3及び後壁4は共に上部を山形形状にして、全
体の外形を五角形とし、さらに、底辺を除く周縁
に溝32を形成してある。前記前壁3及び後壁4
の周縁部で溝32を形成した部分には、その頂部
に孔36を、垂直部の下端部に長孔35,35を
それぞれ貫通形成している。
他方、可撓板材6は、第5図に示すように、硬
質合成樹脂製の多数の中空材60,60を並列し
てこれら中空材60,60の下面近傍相互を軟質
合成樹脂製の連結材61,61により全域に亙つ
て一体に連結したものである。
この第1実施例のものでは、前記可撓板材6
を、第2図に示すように、扁平面を表面にして、
前壁3及び後壁4に形成した溝32にあわせて屈
曲させるとともにこの可撓板材6の両端を、第3
図に示すように、前記溝32,32に嵌入させ、
その後、第2図及び第4図に示すように、ボルト
8,8を孔36,36及び長孔35,35に貫挿
して前記ボルトの両端ネジ部を前壁3,後壁4か
ら突出させて、前記ネジ部にナツト81,81を
螺合すると、可撓板材6は、前板3と後壁4で挟
さまれて抜け止め状態に保持され、これらの壁間
に架設固定される。これにより、犬小屋が完成す
る。
この第1実施例の犬小屋では、可撓板材6の扁
平面が表面となつているから、雨水やごみが犬小
屋表面に溜りにくい。また、表面が汚れたとして
も、洗浄が容易である。
また、可撓板材6は、複数個所で前壁3から後
壁4に貫通するように配設したボルト8,8によ
つて架設固定されるものであるから、可撓板材6
と前壁3及び後壁4とは、強固に固定できるとと
もに、ナツト81,81の螺合を解くことにより
犬小屋を必要に応じて分解することが出来る。
次に、第6図及び第7図に基づいて第2実施例
を説明する。
このものは、上記技術的手段の項に記載した溝
を前壁3,後壁4とは別体に構成された、溝材9
によつて構成するようにし、さらに、この溝材を
前壁3及び後壁4の周縁全域に配設するようにし
たものである。
この実施例では、溝材9の溝部90が上記第1
実施例における溝32となり、この溝32が閉じ
たループを構成し前壁及び後壁において内向きに
開放する。従つて、可撓板材6の全長を前記溝材
9の総長さに一致させると、この可撓板材6を溝
材9の溝部90に沿つて嵌入止着した状態では、
一連の可撓板材6により、屋根1,側壁2,2と
共に、床5も形成することができる。
他方、上記実施例では、溝32又は溝部90
に、直接、可撓板材6の両端を嵌入したが、屋外
に設置するような場合には、溝32又は溝部90
にクツシヨンラバー等の軟質のシール材を具備さ
せるようにすれば、溝32又は溝部90と可撓板
材6との間のシール性は向上し、犬小屋内部に雨
水が侵入することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の犬小屋の外観
図、第2図は第1図の犬小屋の分解図、第3図は
本考案の第1実施例の可撓板材6と溝32との嵌
合部の説明図、第4図は本考案の第1実施例の可
撓板材6と溝32とのボルト・ナツトによる固定
結合の説明図、第5図は本考案の可撓板材6の説
明図、第6図は本考案の第2実施例で床5を備え
た犬小屋の外観図、第7図は本考案の第2実施例
の溝部90の詳細図、第8図は従来例の外嵌図、
第9図はこれの分解図であり、図中、 1……屋根、3……前壁、4……後壁、6……
可撓板材、60……中空材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根1及び周壁によつて包囲するとともに、前
    記周壁の一つの前壁に出入口を具備させたペツト
    用小屋において、前壁3及びこれに対向する後壁
    4のそれぞれの内面周縁の少なくとも底辺を除く
    範囲に、内側に開放する溝を配設し、並列状態に
    ある多数の硬質合成樹脂の中空材60,60相互
    を屈曲自在に連結してなる矩形の可撓板材6を略
    逆U字状に屈曲させて前記前壁3と後壁4間に介
    在させ、中空材60,60の端部の連続する前記
    可撓板材6の両端縁を前記前後壁の溝に嵌入さ
    せ、可撓板材6の両端又はその近傍に位置する特
    定の中空材60及び中程に位置する中空材60の
    夫々に軸片を取外し可能に貫通させ、この軸片両
    端を前壁3及び後壁4に取外し可能にネジ止めし
    たペツト用小屋。
JP1987035826U 1987-03-10 1987-03-10 Expired JPH0324035Y2 (ja)

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JP1987035826U JPH0324035Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

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JP1987035826U JPH0324035Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

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JPS63143151U JPS63143151U (ja) 1988-09-21
JPH0324035Y2 true JPH0324035Y2 (ja) 1991-05-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61134271U (ja) * 1985-02-08 1986-08-21

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JPS63143151U (ja) 1988-09-21

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