JPH0323901A - 加工木材の製造方法 - Google Patents
加工木材の製造方法Info
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- JPH0323901A JPH0323901A JP15748789A JP15748789A JPH0323901A JP H0323901 A JPH0323901 A JP H0323901A JP 15748789 A JP15748789 A JP 15748789A JP 15748789 A JP15748789 A JP 15748789A JP H0323901 A JPH0323901 A JP H0323901A
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
皮粟些皇旦里公立
本発明は床材、内外装材等として使用する木材の用途に
応し木材に耐候性、耐蝕性、耐久性耐熱性、外観意匠性
等の性質を具有する様にした加工木材の製造方法に関す
るものである。
応し木材に耐候性、耐蝕性、耐久性耐熱性、外観意匠性
等の性質を具有する様にした加工木材の製造方法に関す
るものである。
狐来坐技歪
今日、木材は不燃材料である鋼やコンクリートにその主
要構造材の座を譲った感があるが、風土に合った伝統材
料であるだけに今後の需要の拡大が予想される。
要構造材の座を譲った感があるが、風土に合った伝統材
料であるだけに今後の需要の拡大が予想される。
然るに、我が国は森林資源に貧しく、又木4月はその木
目模様を生かした意匠性、軽量、加工の容易性等の長所
に反し、吸放湿による寸法、形状の不安定さ、可燃性、
浸食、虫害等により木材の材質、用途により相違はある
が、耐用年数は鋼、アル砧ニウム等の金属やコンクリー
トに比し限界があった。
目模様を生かした意匠性、軽量、加工の容易性等の長所
に反し、吸放湿による寸法、形状の不安定さ、可燃性、
浸食、虫害等により木材の材質、用途により相違はある
が、耐用年数は鋼、アル砧ニウム等の金属やコンクリー
トに比し限界があった。
例えば、木材をそのまま内外装材として長期使用すると
、黒く変色し、やがては腐食するし、又その耐用年数を
引き伸ばすために、木材表面に外観維持、防腐、防火等
を考慮して渋、ベンガラ、ペンキオイルスティン、クレ
オソー1・等の塗布、防火剤による処理をしたり、酸等
により焼き付けすることにより、木材を保護したとして
も、長期使用により木材内部の細胞管より水分、空気が
流通するため木材表面の塗膜がひび割れたり、剥離して
、結局腐朽してしまい、木材の長期有効利用が図れなか
った。
、黒く変色し、やがては腐食するし、又その耐用年数を
引き伸ばすために、木材表面に外観維持、防腐、防火等
を考慮して渋、ベンガラ、ペンキオイルスティン、クレ
オソー1・等の塗布、防火剤による処理をしたり、酸等
により焼き付けすることにより、木材を保護したとして
も、長期使用により木材内部の細胞管より水分、空気が
流通するため木材表面の塗膜がひび割れたり、剥離して
、結局腐朽してしまい、木材の長期有効利用が図れなか
った。
゛ しよ゛と る
本発明は使用する木材の用途に応じ、剛候性、耐蝕性、
耐久性、耐熱性、木目模様を強調した外観意匠性等の性
質を具有させることにより、木材の耐用年数を飛躍的に
伸ばすと共に、木材の用途を拡大し、貴重な木材資源の
有効利用を図る様にした加工木材の製造方法を提供せん
とするものである。
耐久性、耐熱性、木目模様を強調した外観意匠性等の性
質を具有させることにより、木材の耐用年数を飛躍的に
伸ばすと共に、木材の用途を拡大し、貴重な木材資源の
有効利用を図る様にした加工木材の製造方法を提供せん
とするものである。
舌2 を¥゛ るための
本発明はかかる点に鑑み、木材内の水分及び空気を除去
し、該木材に合成樹脂液或いは着色した合威樹脂液を圧
入した後に木材を乾燥し、次いで前記合成樹脂液と相溶
性のよい塗料を木材表面に塗布或いは木材に圧入した後
、木材を乾燥した加工木材の製造方法、又木材内の水分
及び空気を除去し、該木材に着色した合戒樹脂液又は異
色の染料と顔料或いは異色の染料と染料を混合した溶液
を圧入した加工木材の製造方法、又木村内の水分及び空
気を除去し、該木材に異色の染料と顔料或いは異色の染
料と染料を混合した溶液を圧入し、しかる後木材に合成
樹脂液を圧入した後に木材を乾燥し、次いで前記を或樹
脂液と相溶性のよい塗料を木材表面に塗布或いは木材に
圧入した後、木材を乾燥した加工木材の製造方法を提供
して上記欠点を解消せんとしたものである。
し、該木材に合成樹脂液或いは着色した合威樹脂液を圧
入した後に木材を乾燥し、次いで前記合成樹脂液と相溶
性のよい塗料を木材表面に塗布或いは木材に圧入した後
、木材を乾燥した加工木材の製造方法、又木材内の水分
及び空気を除去し、該木材に着色した合戒樹脂液又は異
色の染料と顔料或いは異色の染料と染料を混合した溶液
を圧入した加工木材の製造方法、又木村内の水分及び空
気を除去し、該木材に異色の染料と顔料或いは異色の染
料と染料を混合した溶液を圧入し、しかる後木材に合成
樹脂液を圧入した後に木材を乾燥し、次いで前記を或樹
脂液と相溶性のよい塗料を木材表面に塗布或いは木材に
圧入した後、木材を乾燥した加工木材の製造方法を提供
して上記欠点を解消せんとしたものである。
生一里
本発明は木材内の水分及び空気を除去することにより、
木材内の組織細胞に空隙を形威し、かかる木材内に合威
樹脂液を圧入することにより、前記空隙内に合成樹脂液
は浸透する。
木材内の組織細胞に空隙を形威し、かかる木材内に合威
樹脂液を圧入することにより、前記空隙内に合成樹脂液
は浸透する。
しかる後、木材を乾燥することにより、木材内の合成樹
脂液中の溶剤を蒸発させる。
脂液中の溶剤を蒸発させる。
次に、塗料を木材の表面に塗布或いは木材に圧入した後
、木材を乾燥することにより、木材の表面には塗料の被
膜が形威されると共に、木材内に含浸された合成樹脂液
は塗料と重合して結合し、木材は合成樹脂液と表面に形
威された塗料の被膜とにより一体的に結合した加工木材
が得られるのである。
、木材を乾燥することにより、木材の表面には塗料の被
膜が形威されると共に、木材内に含浸された合成樹脂液
は塗料と重合して結合し、木材は合成樹脂液と表面に形
威された塗料の被膜とにより一体的に結合した加工木材
が得られるのである。
又、末拐内の水分及び空気を除去し、該木材に着色した
合成樹脂液又は異色の染料と顔料或いは異色の染料と染
料を混合した溶液を圧入することにより、着色した合成
樹脂液或いは溶液中の異色の異分子がその分子の大きさ
の相違によって木材の組織細胞を構戒する春材、夏材に
浸透し、異色の木目模様が際立って表現される加工木材
が得られるのである。
合成樹脂液又は異色の染料と顔料或いは異色の染料と染
料を混合した溶液を圧入することにより、着色した合成
樹脂液或いは溶液中の異色の異分子がその分子の大きさ
の相違によって木材の組織細胞を構戒する春材、夏材に
浸透し、異色の木目模様が際立って表現される加工木材
が得られるのである。
又、上記した方法の組み合わせにより、木材内に含浸さ
れた合成樹脂液と表面に形威された塗料の被膜とが一体
的に結合し、外観には異色の木目模様を有した加工木材
が得られる。
れた合成樹脂液と表面に形威された塗料の被膜とが一体
的に結合し、外観には異色の木目模様を有した加工木材
が得られる。
実益班
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、
1は合成樹脂液圧入機の本体であり、該木体1は圧力タ
ンク2に真空ポンブ3、加圧ボンプ4を各々バルブ5、
5aを介装した配管6、6aにて連結すると共に、合成
樹脂液を充填した樹脂サービスタンク7を配管8にて連
結している。
ンク2に真空ポンブ3、加圧ボンプ4を各々バルブ5、
5aを介装した配管6、6aにて連結すると共に、合成
樹脂液を充填した樹脂サービスタンク7を配管8にて連
結している。
9は木材10、10a・・・を積載してなる台車であり
、該台車9は圧力クンク2内に配設したレール上を移動
し、圧力タンク2内外に積載した木材10、1.0a・
・・を出入れする様になしている。
、該台車9は圧力クンク2内に配設したレール上を移動
し、圧力タンク2内外に積載した木材10、1.0a・
・・を出入れする様になしている。
尚、11は圧力タンク2に設けた液体抜き或いは空気抜
きのハルブである。
きのハルブである。
かかる木体1を使用して本発明にかかる加工木材の製造
方法を以下詳細に説明すると、先ず、所定寸法、形状に
加工された木材10、10a・・・を乾燥機(図示せず
)内に投入し、木材10、]Oa・・・の含水率をO〜
7%程度まで低下させて木材10、10a・・・の寸法
安定性を図る。
方法を以下詳細に説明すると、先ず、所定寸法、形状に
加工された木材10、10a・・・を乾燥機(図示せず
)内に投入し、木材10、]Oa・・・の含水率をO〜
7%程度まで低下させて木材10、10a・・・の寸法
安定性を図る。
次に、台車9上に木材10、10a・・・を積載して圧
力タンク2内に移送すると共に、圧力タンク2を気密状
6こ密閉し、バルブ5を開弁して真空ボンブ3を運転さ
せることにより、圧力タンク2内を所定の圧力乙こ至る
まで滅圧し、木柑10、10a・・・の組織細胞内の空
気を吸引除去して木材10、]Oa・・・内のMi織細
胞内に空隙を形収する。
力タンク2内に移送すると共に、圧力タンク2を気密状
6こ密閉し、バルブ5を開弁して真空ボンブ3を運転さ
せることにより、圧力タンク2内を所定の圧力乙こ至る
まで滅圧し、木柑10、10a・・・の組織細胞内の空
気を吸引除去して木材10、]Oa・・・内のMi織細
胞内に空隙を形収する。
かかる状態にあっては、圧力タンク2内が減圧されるた
め、樹脂サービスタンク7内に予め充填した合成樹脂液
が配管8を経て圧力タンク2内に導入され、かかる合成
樹脂液は木材10、lOa・・・を冫責浸ずる。
め、樹脂サービスタンク7内に予め充填した合成樹脂液
が配管8を経て圧力タンク2内に導入され、かかる合成
樹脂液は木材10、lOa・・・を冫責浸ずる。
次に、ハルブ5を閉弁ずると共に、バルブ5aを開弁し
、加圧ボンブ4を運転させることにより、圧力タンク2
内を所定の圧力に至るまでカロ圧し、木材10、]Oa
・・・内に合成樹脂液を圧入ずることにより木材10、
10a・・・内の空隙に浸透する。
、加圧ボンブ4を運転させることにより、圧力タンク2
内を所定の圧力に至るまでカロ圧し、木材10、]Oa
・・・内に合成樹脂液を圧入ずることにより木材10、
10a・・・内の空隙に浸透する。
そして、圧力タンク2内に残留した合戊樹脂液は圧力タ
ンク2内の加圧力により、樹脂サービスタンク7内に配
管8を経て還流される。
ンク2内の加圧力により、樹脂サービスタンク7内に配
管8を経て還流される。
このように、合成樹脂液を木材10、]Oa・・・内に
含浸させた後、かかる木材10、10a・・・を常温又
は1 0 0 ’C前後にて乾燥処理し、合威樹脂液に
含有された溶剤を蒸発させることにより、かかる合威樹
脂液は木材10、]Oa・・・内の組織細胞と一体的に
結合する。
含浸させた後、かかる木材10、10a・・・を常温又
は1 0 0 ’C前後にて乾燥処理し、合威樹脂液に
含有された溶剤を蒸発させることにより、かかる合威樹
脂液は木材10、]Oa・・・内の組織細胞と一体的に
結合する。
次に、かかる木材10、]Oa・・・の表面に前記合成
樹脂液と相溶性のよい塗料を塗布するか或いは堂料を充
填してなる譬料サービスタンク (図示せず)を樹脂サ
ービスタンク7とは別体として設けて圧力タンク2に連
結し、前記と同様に木材10、10a・・・に塗料を圧
入処理を行った後、木材10、10a・・・を常温又は
100℃前後にて乾燥処理をする。
樹脂液と相溶性のよい塗料を塗布するか或いは堂料を充
填してなる譬料サービスタンク (図示せず)を樹脂サ
ービスタンク7とは別体として設けて圧力タンク2に連
結し、前記と同様に木材10、10a・・・に塗料を圧
入処理を行った後、木材10、10a・・・を常温又は
100℃前後にて乾燥処理をする。
かかる乾燥処理において木材10、10a・・・の表面
に塗料の被膜が形威されると共に、木利10、10a・
・・内に圧入された合成樹脂液は塗料と重合して結合し
、木材10、]Oa・・・の組織細胞は合成樹脂液と表
面に形威された塗料の被膜とにより一体的に結合するの
である。
に塗料の被膜が形威されると共に、木利10、10a・
・・内に圧入された合成樹脂液は塗料と重合して結合し
、木材10、]Oa・・・の組織細胞は合成樹脂液と表
面に形威された塗料の被膜とにより一体的に結合するの
である。
尚、木材10、10a・・・の表面に形威された塗料の
被膜により、木材10、]Oa・・・内に圧入された合
成樹脂液は加熱されても外部に蒸発、放出或いは噴出し
ない。
被膜により、木材10、]Oa・・・内に圧入された合
成樹脂液は加熱されても外部に蒸発、放出或いは噴出し
ない。
又、熱硬化時の温度を高温に設定する程木材】0、10
a・・・内の合成樹脂液、木材]0、]Oa・・・表面
に形威された塗料の被膜の硬度を高められるここで、木
材10、LOa・・・に圧入する合成樹脂液と木材表面
に塗布或いは木材に圧入する塗料について説明すると、 合戒樹脂液としては、主としてアクリル系の熱硬化性樹
脂液を溶剤と適宜配合率により配合したものを使用する
が、その他フェノール樹脂液、ポリエステル樹脂液等の
樹脂液を塗料と相溶性の良いものを選択して使用してい
る。
a・・・内の合成樹脂液、木材]0、]Oa・・・表面
に形威された塗料の被膜の硬度を高められるここで、木
材10、LOa・・・に圧入する合成樹脂液と木材表面
に塗布或いは木材に圧入する塗料について説明すると、 合戒樹脂液としては、主としてアクリル系の熱硬化性樹
脂液を溶剤と適宜配合率により配合したものを使用する
が、その他フェノール樹脂液、ポリエステル樹脂液等の
樹脂液を塗料と相溶性の良いものを選択して使用してい
る。
塗料としては、主としてアクリル樹脂とポリウレタン樹
脂を配合した塗料、アクリル樹脂とポリウレタン樹脂と
メラミン樹脂を配合した檜料を使用し、その配合率は木
材の用途によって要求される性質に応し適宜選択される
。
脂を配合した塗料、アクリル樹脂とポリウレタン樹脂と
メラミン樹脂を配合した檜料を使用し、その配合率は木
材の用途によって要求される性質に応し適宜選択される
。
又、上記以外にも合成樹脂液、塗料は相熔性の良好なも
のを使用すればよく、かかる合成樹脂液、塗料は加工木
材のfA質を用途に適合したもの、即ち床材ならば耐摩
耗性、耐薬品性、耐久性等、外装材ならば耐蝕性、耐水
性、耐火性、耐久性等を有するものとなすために、その
諸条件に対応して要求される性質のものが適宜選択され
、選択された合成樹脂液、塗料に要求される条件が満た
されない場合は助剤を配合してq 10 変戒することも考えられる。
のを使用すればよく、かかる合成樹脂液、塗料は加工木
材のfA質を用途に適合したもの、即ち床材ならば耐摩
耗性、耐薬品性、耐久性等、外装材ならば耐蝕性、耐水
性、耐火性、耐久性等を有するものとなすために、その
諸条件に対応して要求される性質のものが適宜選択され
、選択された合成樹脂液、塗料に要求される条件が満た
されない場合は助剤を配合してq 10 変戒することも考えられる。
例えば、塗料に助剤として紫外線吸収剤を配合して得ら
れる加工木材は日射に晒される場所に使用する外装材等
として用いられ、又アクリル樹脂とポリウレタン樹脂と
メラミン樹脂を配合した塗料に助材として水酸化アルミ
ニウムを配合した場合には耐候性、耐水性、耐姓性はも
とより、特に難燃性を目的とした耐熱7 0 0 ”C
、自己消化性を有する加工木材が得られるのである。
れる加工木材は日射に晒される場所に使用する外装材等
として用いられ、又アクリル樹脂とポリウレタン樹脂と
メラミン樹脂を配合した塗料に助材として水酸化アルミ
ニウムを配合した場合には耐候性、耐水性、耐姓性はも
とより、特に難燃性を目的とした耐熱7 0 0 ”C
、自己消化性を有する加工木材が得られるのである。
又、木材10、10a・・・に異色の木目模様を表現す
るには、染料、顔料等により着色した合成樹脂液、異色
の顔料と染料或いは異色の染料と染料を溶剤にて混合し
た溶液を使用し、上記と同様なる処理にて木材10、1
0a・・・に圧入する。
るには、染料、顔料等により着色した合成樹脂液、異色
の顔料と染料或いは異色の染料と染料を溶剤にて混合し
た溶液を使用し、上記と同様なる処理にて木材10、1
0a・・・に圧入する。
かかる状態にあっては、着色された合威樹脂液或いは溶
液に配合される異色の染料、顔料の異分子の大きさの相
違により、第2図に示す木材10、10a・・・の内部
を構或する組織細胞内の春材(早材)12には分子の大
きいものが浸透し、夏材(晩材)13には分子の小さい
ものが浸透して異色の木目模様を有する加工木材が得ら
れるかかる異色の木目模様を有すると共に、用途に応じ
た性質を具有した加工木材を製造する場合、かかる木目
模様が着色した合成樹脂液にて表現されたものにあって
は、塗料を上記と同様なる処理にて塗布或いは圧入した
後、乾燥処理を行うことにより、その加工木材が得られ
る。
液に配合される異色の染料、顔料の異分子の大きさの相
違により、第2図に示す木材10、10a・・・の内部
を構或する組織細胞内の春材(早材)12には分子の大
きいものが浸透し、夏材(晩材)13には分子の小さい
ものが浸透して異色の木目模様を有する加工木材が得ら
れるかかる異色の木目模様を有すると共に、用途に応じ
た性質を具有した加工木材を製造する場合、かかる木目
模様が着色した合成樹脂液にて表現されたものにあって
は、塗料を上記と同様なる処理にて塗布或いは圧入した
後、乾燥処理を行うことにより、その加工木材が得られ
る。
又、異色の染料と顔料或いは染料と染料よりなる溶液に
て木目模様を表現したものにあっては、適宜選択された
合成樹脂液と塗料にて上記と同様なる処理にて、その加
木材が得られるのである。
て木目模様を表現したものにあっては、適宜選択された
合成樹脂液と塗料にて上記と同様なる処理にて、その加
木材が得られるのである。
要するに本発明は、木材10、10a・・・内の水分及
び空気を除去し、該木材10、IOa・・・に合威樹脂
液を圧入した後に木材10、10a・・・を乾燥し、次
いで前記合成樹脂液と相溶性のよい塗料を木材10、1
0a・・・表面に塗布或いは木材10、10a・・・1
1 12 に圧入した後、木材10、10a・・・を乾燥したので
、木材10、10a・・・の表面に塗料の被膜が形威さ
れると共に、木材10, 10a・・・内に圧入された
合成樹脂液は塗料と重合して結合し、木材10、】Oa
・・・の組織細胞は合成樹脂液と表面に形威された塗料
の被膜とにより一体的に結合し、木材10、10a・・
・の水分、空気の流通を解消して寸法安定性、耐候性、
耐熱性、耐蝕性、耐久性等木材10、10a・・・の強
度を飛躍的に向上させた加工木材を提供出来るのである
。
び空気を除去し、該木材10、IOa・・・に合威樹脂
液を圧入した後に木材10、10a・・・を乾燥し、次
いで前記合成樹脂液と相溶性のよい塗料を木材10、1
0a・・・表面に塗布或いは木材10、10a・・・1
1 12 に圧入した後、木材10、10a・・・を乾燥したので
、木材10、10a・・・の表面に塗料の被膜が形威さ
れると共に、木材10, 10a・・・内に圧入された
合成樹脂液は塗料と重合して結合し、木材10、】Oa
・・・の組織細胞は合成樹脂液と表面に形威された塗料
の被膜とにより一体的に結合し、木材10、10a・・
・の水分、空気の流通を解消して寸法安定性、耐候性、
耐熱性、耐蝕性、耐久性等木材10、10a・・・の強
度を飛躍的に向上させた加工木材を提供出来るのである
。
又、かかる加工木材はその用途によって要求される性質
に応じ、相溶性の良い合成樹脂液、塗料を選択して使用
し、選択された合威樹脂液、塗料に要求される条件が満
たされない場合は助剤を配合して使用して得られるため
、、あらゆる条件下に耐え得ることが出来、そのため自
然公園、住宅資材、公園遊具、公共施設等における木材
の用途が拡大され、風雨、日射に晒される場所であって
も、橋、ベンチ、下見板、塀垣、杭、ドア、木製窓枠建
具、付柱、羽風板、ヌレ縁等に加工して使用しても何等
の支障もなく、特に海に近い場所において、鉄鋼等の金
属では直ぐに腐食して強度を損ない、役に立たない場合
であっても腐食、腐朽の心配がなく、その強度を維持す
ることが出来る。
に応じ、相溶性の良い合成樹脂液、塗料を選択して使用
し、選択された合威樹脂液、塗料に要求される条件が満
たされない場合は助剤を配合して使用して得られるため
、、あらゆる条件下に耐え得ることが出来、そのため自
然公園、住宅資材、公園遊具、公共施設等における木材
の用途が拡大され、風雨、日射に晒される場所であって
も、橋、ベンチ、下見板、塀垣、杭、ドア、木製窓枠建
具、付柱、羽風板、ヌレ縁等に加工して使用しても何等
の支障もなく、特に海に近い場所において、鉄鋼等の金
属では直ぐに腐食して強度を損ない、役に立たない場合
であっても腐食、腐朽の心配がなく、その強度を維持す
ることが出来る。
又、木材10、10a・・・にあっても、多種多様なる
木材を使用することが出来るため、間伐材の様にその用
途が限定れさていた木材であってもその用途が飛櫂的に
拡大され、貴重な木材資源の有効利用が図れる。
木材を使用することが出来るため、間伐材の様にその用
途が限定れさていた木材であってもその用途が飛櫂的に
拡大され、貴重な木材資源の有効利用が図れる。
又、木材10、10a・・・内の水分及び空気を除去し
、該木材10、]Oa・・・に着色した合成樹脂液又は
異色の染料と顔料或いは異色の染料と染料を混合した溶
液を圧入したので、着色した合成樹脂液或いは溶液中の
異色の異分子がその分子の大きさの相違によって木材1
0、10a・・・のMi織細胞を構或する春材12、夏
材13に浸透し、異色の木目模様を美麗に表現して意匠
性に冨んだ加工木材が得られるため、かかる加工木材を
色調家具等木材の外観意匠性を生かしたものに使用し1
3 14 たり、その他色彩の乏しさが感しられるものにも使用ず
Jtば、非常に鮮烈で優美な装飾的外観を呈することが
出来る。
、該木材10、]Oa・・・に着色した合成樹脂液又は
異色の染料と顔料或いは異色の染料と染料を混合した溶
液を圧入したので、着色した合成樹脂液或いは溶液中の
異色の異分子がその分子の大きさの相違によって木材1
0、10a・・・のMi織細胞を構或する春材12、夏
材13に浸透し、異色の木目模様を美麗に表現して意匠
性に冨んだ加工木材が得られるため、かかる加工木材を
色調家具等木材の外観意匠性を生かしたものに使用し1
3 14 たり、その他色彩の乏しさが感しられるものにも使用ず
Jtば、非常に鮮烈で優美な装飾的外観を呈することが
出来る。
又、木材10、10a・・・内の水分及び空気を除去し
、該木材10、10a・・・に合戒樹脂液を圧入した後
に木材10、]Oa・・・を乾燥し、次いで前記合威樹
脂液と相溶性のよい塗料を木材10、10a・・・表面
に塗布或いは木材10、]Oa・・・に圧入した後、太
材10、10a・・・を乾燥したので、木材10、10
a内乙こ含浸された合成樹脂液と表面に形威された塗料
の被膜とが一体的に結合し、寸法安定性、耐候性、耐熱
性、耐蝕性、耐久性等木材】0、1.0a・・・の強度
を飛躍的に向上させると共に、外観には異色の木目模様
を有した外観意匠性に冨んだ加工木材となすことが出来
るため、その用途が更に拡大されるのである。
、該木材10、10a・・・に合戒樹脂液を圧入した後
に木材10、]Oa・・・を乾燥し、次いで前記合威樹
脂液と相溶性のよい塗料を木材10、10a・・・表面
に塗布或いは木材10、]Oa・・・に圧入した後、太
材10、10a・・・を乾燥したので、木材10、10
a内乙こ含浸された合成樹脂液と表面に形威された塗料
の被膜とが一体的に結合し、寸法安定性、耐候性、耐熱
性、耐蝕性、耐久性等木材】0、1.0a・・・の強度
を飛躍的に向上させると共に、外観には異色の木目模様
を有した外観意匠性に冨んだ加工木材となすことが出来
るため、その用途が更に拡大されるのである。
又、木k4’ 10、10a・・・内の水分及び空気を
除去し、該木材]0、]Oa・・・に異色の染料と顔料
或いは異色の染料と染料を混合した溶液を圧入し、しか
る後木利】0、10a・・・に合成樹脂液を圧入した後
に木材10、10a・・・を乾燥し、次いで前記合威樹
脂液と相溶性のよい塗料を木材1o、]Oa・・・表面
に塗布或いぱ木オJ’lO、10a・・・に圧入した後
、木材10, ]Oa・・・を乾燥したので上記と同様
なる効果を奏する等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
除去し、該木材]0、]Oa・・・に異色の染料と顔料
或いは異色の染料と染料を混合した溶液を圧入し、しか
る後木利】0、10a・・・に合成樹脂液を圧入した後
に木材10、10a・・・を乾燥し、次いで前記合威樹
脂液と相溶性のよい塗料を木材1o、]Oa・・・表面
に塗布或いぱ木オJ’lO、10a・・・に圧入した後
、木材10, ]Oa・・・を乾燥したので上記と同様
なる効果を奏する等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
図は本発明の一実施例を示すものにして、第1図は本発
明に係る加工木材の製造方法における合成樹脂液圧入機
の原理図、第2図は加工木材の木口拡大図である。 10、10a・・・木材 以 」二
明に係る加工木材の製造方法における合成樹脂液圧入機
の原理図、第2図は加工木材の木口拡大図である。 10、10a・・・木材 以 」二
Claims (4)
- (1)木材内の水分及び空気を除去し、該木材に合成樹
脂液を圧入した後に木材を乾燥し、次いで前記合成樹脂
液と相溶性のよい塗料を木材表面に塗布或いは木材に圧
入した後、木材を乾燥したことを特徴とする加工木材の
製造方法。 - (2)木材内の水分及び空気を除去し、該木材に着色し
た合成樹脂液又は異色の染料と顔料或いは異色の染料と
染料を混合した溶液を圧入したことを特徴とする加工木
材の製造方法。 - (3)木材内の水分及び空気を除去し、該木材に着色し
た合成樹脂液を圧入した後に木材を乾燥し、次いで前記
合成樹脂液と相溶性のよい塗料を木材表面に塗布或いは
木材に圧入した後、木材を乾燥したことを特徴とする加
工木材の製造方法。 - (4)木材内の水分及び空気を除去し、該木材に異色の
染料と顔料或いは異色の染料と染料を混合した溶液を圧
入し、しかる後木材に合成樹脂液を圧入した後に木材を
乾燥し、次いで前記合成樹脂液と相溶性のよい塗料を木
材表面に塗布或いは木材に圧入した後、木材を乾燥した
ことを特徴とする加工木材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15748789A JPH0323901A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 加工木材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15748789A JPH0323901A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 加工木材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323901A true JPH0323901A (ja) | 1991-01-31 |
JPH0585321B2 JPH0585321B2 (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15650756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15748789A Granted JPH0323901A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 加工木材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0323901A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007093453A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Mitsubishi Materials Corp | 表面実装型温度センサ |
US7855631B2 (en) * | 2004-05-18 | 2010-12-21 | Mitsubishi Materials Corporation | Composite device |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4930507A (ja) * | 1972-06-23 | 1974-03-19 | ||
JPS5633904A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-04 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of dyed wood |
JPS61295004A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-25 | 松下電工株式会社 | 着色木材の製造方法 |
JPS62221508A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-09-29 | 松下電工株式会社 | 着色化粧板の製造方法 |
JPS62268602A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-21 | 株式会社 コシイプレザ−ビング | 耐久性塗装木材とその製造方法 |
JPS6411802A (en) * | 1987-07-06 | 1989-01-17 | Nobuo Ikeda | Method of injecting resin into paulownia wood |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP15748789A patent/JPH0323901A/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4930507A (ja) * | 1972-06-23 | 1974-03-19 | ||
JPS5633904A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-04 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of dyed wood |
JPS61295004A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-25 | 松下電工株式会社 | 着色木材の製造方法 |
JPS62221508A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-09-29 | 松下電工株式会社 | 着色化粧板の製造方法 |
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JPS6411802A (en) * | 1987-07-06 | 1989-01-17 | Nobuo Ikeda | Method of injecting resin into paulownia wood |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7855631B2 (en) * | 2004-05-18 | 2010-12-21 | Mitsubishi Materials Corporation | Composite device |
JP2007093453A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Mitsubishi Materials Corp | 表面実装型温度センサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585321B2 (ja) | 1993-12-07 |
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