JP2714266B2 - 木材加工剤、加工木材及びその加工方法 - Google Patents
木材加工剤、加工木材及びその加工方法Info
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- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
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- B27K3/52—Impregnating agents containing mixtures of inorganic and organic compounds
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Description
安定、防腐、防蟻処理用薬液、この薬液を用いて処理し
た加工木材及びその加工方法に関する。
耐久性を持たせるために用いられる薬液としていわゆる
CCAの水溶液やクレオソート油が代表的である。
が、木材の割れ防止性がなく、これらを用いての処理木
材は、無処理木材と同様、極めて割れ易く、また割裂も
大きい。
材や木製レンガの中心内部まで全体均一に薬液を含浸さ
せることは、実用技術の領域においては不可能である。
したがって、木材内部の大部分は素地のままであり、割
裂が発生すれば、雨水、腐朽菌等が浸入し、外見は健全
に観られるものの内部で腐朽が進行しており、意外に耐
久性のないのが実情である。
剤であることから、有害物として嫌悪感を持たれ、使用
禁止の方向の地域もある程である。特開昭63−199
603号公報には、そのようなCCAの問題点について
指摘をしている。
め、高含水率の木材への浸透が悪く、また処理後に黒い
油質が表面に残って、衣服等を汚す原因になるという不
都合がある。
材の腐朽、容燃性、寸法不安定という欠点を改良するも
のとして、木材中に無機物(例えば塩化バリウム、ホウ
酸の水溶液)を含浸させると同時あるいは別々に樹脂(尿
素系樹脂,ポリエチレングリコールメタクリレート等)を
木材に塗布又は含浸させるという方法が記載されてい
る。しかしながら、このような薬剤及び加工方法は、含
浸が表層のみにとどまり、木材レンガのような厚い材質
の中心部にまで含浸させることはできない。
いため木材内部への浸透性は良いが、逆に脱流し易いた
め、耐久性に欠けるという問題があった。本発明と同一
の発明者による、特開平2−98403号公報記載の発
明では、有機溶剤の溶媒と硬化型合成樹脂を寸法安定剤
と組み合わせる方法がとられているが、有機溶剤を使用
すると、薬液を含浸する前の素材を充分乾燥させておく
必要があり、この乾燥工程で素材に割裂を生じたりする
欠点があった。
等にあっては木材の乾燥に伴う収縮が大きく、乾燥時に
は口あき状態の大きな割裂になる。
と、施工後においても、その大きな割裂は大いに見栄え
を悪くし、また耐用性をも損なうことから、木材ならで
はの多くの優れた面を持ちながらも早期の割裂、耐用性
の点で評価が下がり、需要の伸びを欠いている。
重ね合わせて接着して用いられる薄板に対してしか適用
できないという問題点があった。
従来の問題点を解消することを目的とするものであり、
木材の割れ防止、寸法安定、防腐、防蟻性に優れた木材
を提供することを目的とする。
め、本発明では、木材加工剤として、木材内部に含浸し
て、木材の膨張及び収縮を抑制する水溶性の寸法安定剤
1〜50重量%と、木材内部に含浸してから硬化し、前
記寸法安定剤の木材からの流脱を防止し木材の収縮を抑
制する、アルキド樹脂2〜40重量%、ユリヤ5〜40
重量%及びホルマリン5〜40重量%を含む水溶性充填
硬化剤からなる木材加工剤を採用している。
定の手段で含浸処理し、乾燥後、表層に充填硬化剤を所
定の手段で含浸させる。
圧、加圧方式によって薬液を木材へ含浸させることであ
るが、薬液を木材に有効に含浸させ得る限りにおいて他
の薬液処理手段(例えば単純な浸漬法)を排除するもので
はない。
する性質と適度な保湿性のあるものであり、苛性ソー
ダ、塩化カルシウム等の塩基性無機化合物、ユリヤ、ポ
リエチレングリコール(以下「PEG」という)、ポリエ
チレングリコールメタクリレート等の有機化合物を例示
することができる。しかし、これらの化合物は親水性
で、単独使用では滲み出しあるいは流脱し易い。
部腔への充填硬化と防腐、防蟻性を付与する充填硬化剤
とは、寸法安定剤と共に木材内部へ浸透し、木材が乾燥
すると共に硬化するものであり、ユリヤ系、フェノール
系、メラミン系、アルキド系等合成樹脂を例示し得る。
するもので、たとえばPEG、アルキド樹脂、ユリヤ、
ホルマリンを所定量ずつ配合する。薬液の各成分の配合
比は、実用的である限りにおいて限定するものではな
い。
分の配合について述べると、配合割合は各成分配合後の
仕上がり薬液中の各成分の重量率でPEGは1〜50%
であり、1%未満では、含浸処理後の乾燥中に割れが発
生し易く、1%以上になれば増量に伴い割れが発生し難
くなる。また、50%以上になれば割れ防止、寸法安定
性は優れるものの、乾燥し難く、乾燥後においても滲み
出しがあったり、塗料仕上げができないなど、実用的に
問題がある。
%未満では滲み出しの抑制効果が不十分であり、またユ
リヤ・ホルマリン縮合物が木材表面に白華現象を起こ
す。40%以上になれば、木材への浸透が悪く、所定の
含浸量が得にくい。また薬液中で分離沈澱を起こす場合
もあり、特に冬季の低温時には製品品質、作業性上好ま
しくない。
7%液としてユリヤと等量〜倍量とする。
く、含浸処理後の乾燥中の収縮による変形がし易く、大
きい。また40%以上になれば乾燥後の木材表面にユリ
ヤ・ホルマリン縮合物が白華現象を起こす。
合重量率(濃度)は固形分として10〜60%である。
部に対し、薬液の固形として10〜100重量部であ
る。
は、必要に応じて、さらに表層強化用合成樹脂を含浸さ
せうる。表層強化用合成樹脂としては、ウレタン系、ア
クリル系、エポキシ系、アルキド系合成樹脂等を例示す
ることができ、好ましくは木材への浸透性がよく木質感
を損なわず、耐候性の優れたものとなる点で、ウレタン
系合成樹脂が好ましい。
定の手段とは、軽度な加圧方式によるものであるが、実
用に供し得る限りにおいて、他の手段、例えば浸漬法等
を排除するものではない。
例えば杉、赤松、唐松、檜、栂等で代表される針葉樹、
ブナ、樫、楢、マカンバ、シイノ木、ラワン、あるいは
アピトン等で代表される広葉樹である。
特に限定するものではなく、いわゆる木製立方体であ
る。
薄型立方体は、乾燥割裂が速やかで然も大きい。切断し
て2〜3時間も自然放置すれば木口断面に亀裂が発生す
る場合もある程である。
量、低粘度であるため、高含水率の木材への浸透性が良
く、前記の所定の手段で含浸した木材は、強制熱風乾燥
しても割裂しない。また乾燥後、水漬吸水、熱風乾燥の
操作を繰り返しても割裂しない。
用、ユリヤ・ホルマリンの縮合、この縮合物の充填効
果、流脱防止作用、アルキド樹脂の硬化粒、あるいは硬
化膜による耐水効果、流脱防止作用の然らしめる事由と
思われる。
をし、乾燥した木材は防腐、防蟻性にも優れている。ユ
リヤとの縮合前のホルマリンによる殺菌、PEG、アル
キド樹脂、ユリヤ・ホルマリン縮合物で充填保護されて
いる木材は、腐朽菌が浸透圧の関係で栄養を摂取するこ
とができず、また木材を蝕害する蟻の腸内には、本発明
における薬液成分の消化酵素がないために、養分とする
ことができないことから、耐腐朽、耐蝕害になっている
ものと思われる。
乾燥した木材は不自然な発色が現れず無害性であり、ま
た木質感も損なわれない。
の噴霧塗装、刷毛塗り塗装も任意にできる。
の他公知の防腐剤を添加することができ、また着色剤と
して任意の顔料、染料も添加することができる。
曝され、土足で踏まれるなど苛酷な場所に施工されるも
のであり、更に耐久性の向上を図り、表層の強化を施し
た。常温硬化型ポリウレタン樹脂の所定の手段で表層に
含浸することにより、美観にもなり、木質感を損なうこ
とが少なく、表層硬度、耐水性等、総合的に耐久性が向
上する。
7×97×約1900mmの秋田杉間伐材の芯持ち角材
より小口を断面とした厚さ37mmの輪切り状97×9
7×37mmの角型ブロックを用いた。
後、無作為に放置すれば殆どが割裂するため、相当な数
を長期に亘って陰干しし、乾燥したものの中から亀裂の
ないものを選定し、表層に強化用樹脂を含浸したもので
ある。
木材加工剤を所定の手段で含浸し、乾燥後、表層に充填
硬化剤を含浸して木製レンカ゛を得る。
部溶解する。次いで水溶性アルキド樹脂を10重量部添
加し、充分攪拌混合しながらユリア20重量部を溶解
し、これに37%ホルマリン液20重量部を混合、均一
化させて、割れ防止、寸法安定、防腐、防蟻性薬液を調
整する。
耐圧缶内に供試体である角型ブロックを装填し、約30
分、缶内を−700mmHg程度の減圧状態に保持して
木材の脱気等を行う。
ックを薬液で浸し、約30分間、缶内を10kg/cm
2 程度の加圧状態に保持して薬液を含浸させる。含浸
処理後、薬液を回収し開缶して角型ブロックを取り出
し、60℃熱風乾燥機で乾燥した後、ポリウレタン樹脂
中に浸漬し、耐圧缶内に装填し、缶内の圧力を高めてい
き、加圧状態5kg/cm2に達したところで解圧する
という加圧含浸処理を行い、浸漬槽より取り出し常温静
置で硬化、供試体を得る。
場合は含浸深さが不足し、高過ぎると必要以上に薬液が
入り込んで、薬剤自身の性質で木材が変形し、クラック
が入る。
表2に示す。
て60℃送風乾燥機で24時間乾燥、収縮させる操作を
3サイクル行い、更に4サイクル目に7日連続水漬後、
7日連続60℃送風乾燥して割裂の状態を検討したもの
である。
IS A 9302の「木材防腐剤の防腐効力試験方
法」によったものであり、防蟻効力試験は社団法人日本
しろあり対策協会認定の薬剤効力試験JTCAS第1号
ロの(ハ)によったものである。
明の薬液をもって含浸処理した木材は、割れ防止、寸法
安定性が極めて優れ、同時に防腐、防蟻性をも兼ね備え
ていた。
値等には限定されない。
を含浸させた加工木材は、高含水率の木材にも含浸され
易く、処理後の木材に不自然な発色がなく無害性で、ま
た木質感を損なわない。処理された加工木材は極めて割
裂し難く、このため見栄えが良く、耐久性に優れてい
る。また、防腐、防蟻効果も高い。
Claims (5)
- 【請求項1】 木材内部に含浸して、木材の膨張及び収
縮を抑制する水溶性の寸法安定剤1〜50重量%と、木
材内部に含浸してから硬化し、前記寸法安定剤の木材か
らの流脱を防止し木材の収縮を抑制する、アルキド樹脂
2〜40重量%、ユリヤ5〜40重量%及びホルマリン
5〜40重量%を含む水溶性充填硬化剤からなる木材加
工剤。 - 【請求項2】 寸法安定剤は、苛性ソーダ、塩化カルシ
ウム、ユリヤ、ポリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコールメタクリレートの中から選ばれた1つ又は2
つ以上である請求項1記載の木材加工剤。 - 【請求項3】 請求項1記載の木材加工材を含浸せし
め、硬化することによって収縮防止された加工木材。 - 【請求項4】 乾燥又は未乾燥状態の木材に、水溶性の
寸法安定剤1〜50重量%及びアルキド樹脂2〜40重
量%、ユリヤ5〜40重量%及びホルマリン5〜40重
量%を含む水溶性の充填硬化剤からなる木材加工剤を水
性溶媒を用いて含浸し、前記充填硬化剤を硬化させると
ともに、該木材を乾燥させることにより、前記寸法安定
剤の木材からの流脱を防止し、木材の収縮を抑制するこ
とを特徴とする木材の加工方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の加工方法において、さら
に表層に強化用合成樹脂を含浸させ、硬化することを特
徴とする木材の加工方法。
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