JPH03233325A - 極低温液体の液面検出方法および装置 - Google Patents

極低温液体の液面検出方法および装置

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JPH03233325A
JPH03233325A JP2918690A JP2918690A JPH03233325A JP H03233325 A JPH03233325 A JP H03233325A JP 2918690 A JP2918690 A JP 2918690A JP 2918690 A JP2918690 A JP 2918690A JP H03233325 A JPH03233325 A JP H03233325A
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JP
Japan
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liquid
storage tank
space
detection element
liquid level
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Pending
Application number
JP2918690A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kanai
金井 浩志
Tetsuo Kuwata
哲夫 桑田
Shinichi Mihara
三原 真一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINKI REINETSU KK
Kubota Corp
Original Assignee
KINKI REINETSU KK
Kubota Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、極低温液体、たとえば窒素、酸素、アルゴン
およびメタンなどを貯留する場合における液面を検出す
る方法および装置に関する。
従来の技術 一定の極低温の気相中で、培養細胞を収納して保存する
場合、その極低温液体を貯留する貯槽の液面を検出し、
その液面をたとえば一定に保って、培養細胞を保存する
必要がある。
典型的な先行技術は、いわゆるフロート式であり、貯槽
に貯留されている極低温液体上にフロートを浮かばせ、
このフロートの上限および下限位置を、機械的に動作す
るスイッチによって検出する構成を有する。
発明が解決しようとする課題 このような先行技術では、液面検出のためにフロートお
よびスイッチなどを必要とし、取付けのスペースが大き
いという問題がある。また、検出すべき液面を自由に変
更することが困難であり、フロートおよびスイッチなど
の取付構造を変更しなければならず、繁雑である。さら
にまた、フロートを用いて液面を検出することが可能で
あるけれども、培養細胞を保存する雰囲気温度を検出す
ることができず、この温度を検出するには、別途、温度
検出素子を設ける必要がある。さらにまた、霜などによ
ってフロートが、それを案内する部材などに引掛かり、
フロートの円滑な昇降動作が不可能となって故障を生じ
易い。さらにまた、フロートの上限および下限の各位置
に機械的動作を行うスイッチを上述のように設けている
ので、液面の上限および下限の位置を検出することが可
能であるけれども、それらの中間位置の液面を連続的に
知るためには、別途指示装置を設ける必要がある。
さらに他の先行技術は、貯留されている極低温液体の気
相と液相とにおける差圧を検出する差圧式、一対の電極
間に極低温液体が介在されて液面に対応する静電容量を
測定する静電容量式、複数の対を成す発光素子と受光素
子との組合せを上下に間隔をあけて設けて極低温液体に
よる遮光状態を検出する光学式、および貯槽の上部に超
音波を発生する超音波発生源を設けて液面からの反射波
を受信する超音波式などでは、大きな取付はスペースを
必要とし、また気相温度を検出することができず不便で
あり、保守が面倒であるなどの問題があり、さらにまた
前述の差圧式、および光学式などでは液面の位置を原則
として間欠的にしが知ることができず、連続的に知るた
めには、別途指示装置が必要である。
本発明の目的は、小形化が可能であり、液面の位置を連
続的に検出することが可能であり、温度を知ることがで
き、故障の恐れが無く、保守が容易である極低温液体の
液面検出方法および装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、極低温液体を貯留するための大気開放された
貯槽の気相空間に、温度検出素子を設け、この検出温度
に対応した液面を検出することを特徴とする極低温液体
の液面検出方法である。
また本発明は、極低温液体を貯留し、上部が大気開放さ
れている断熱貯槽と、 前記貯槽内で上下に延び、下部が液体に浸漬され、上部
が気相にある筒体と、 筒体の上部に設けられ、通気性のあるキャップと、 筒体の気相に設けられる温度検出素子とを含むことを特
徴とする極低温液体の液面検出装置である。
作  用 本発明に従えば、極低温液体である液化ガスは大気開放
された貯槽内に貯留され、その極低温液体の液面よりも
上方の気相空間の温度が液面よりも上方になるにしたが
って、はぼ直線的に上昇するという性質を利用し、間接
的に液面を検出することができる。
さらに本発明に従えば、貯槽は断熱されているので、貯
留されている極低温液体が激しく蒸発気化することはな
く、気相空間の液面と温度検出素子との上下の距離に対
応した温度を正確に検出することができる。
本発明に従えば、筒体は、液相と気相とに亘って上下に
延びており、この筒体の気相には温度検出素子が設けら
れ、その筒体の上部は通気性のあるキャップで塞がれる
。したがって、貯槽に蓋を設けてその蓋の開閉を行った
とき、およびたとえば保存しである培養細胞を収納した
り取出したりするときなどのように、外的要因によって
気相の温度がたとえ乱れたとしても、極低温液体の液面
と温度検出素子との間の距離に対応した温度の直線性を
維持させることが可能であり、これによって高精度の液
面の位置の検出を行うことができる。
貯槽は大気開放されているので、貯槽に貯留されている
極低温液体は安定に蒸発気化し、気相内の圧力はほぼ大
気圧に保たれ、対流が生じることはなく、そのため温度
検出素子によって検出される温度は、液面の位置に正確
に対応することが可能である。
実施例 第1図は本発明の一実施例の断面図であり、第2図はそ
の平面図である。粉末真空断熱壁から成る貯槽1には極
低温液体、たとえば液体窒素が参照符2で示すように液
相で貯留されており、その液面3の上方は気化した窒素
の液化ガスの気相空間4となっている。貯槽1の上部の
大部分は、開閉可能な蓋5によって塞がれる。この貯槽
1の上部の一部分には固定蓋6が固定されており、この
固定蓋6にはベントロアを介して大気に連通しており、
したがって貯槽1内の気相空間4は大気圧であり、液相
2の蒸発気化した気体の窒素ガスは対流を生じることな
く、ベントロアがら大気放散される。液体窒素ボンベな
どの液体窒素供給源8からは電磁弁9を介して管路1o
がら極低温液体である液体窒素が供給され、固定蓋6に
挿通されて液相2に浸漬されている管路11がら供給さ
れる。
貯槽1の気相空間4の固定位置には、温度検出素子12
が設けられる。この温度検出素子12の出力は、マイク
ロコンピュータなどによって実現される制御回路13に
与えられ、これによって制御回路13は電磁弁9を開閉
動作させて、極低温液体の液面3を予め定める範囲に保
つ、温度検出素子12は、貯槽1の直方体状の収納空間
の角隅部寄りに配置され、これによって気相空間4にお
ける気化した液化ガスの流れにたとえ乱れが生じたとし
ても、液面3の位置に対応した温度を正確に検出するこ
とができる。開閉115を開くことによって、気相空間
4に設けられた内容物14を収納し、あるいはまた取出
すことができる。この内容物14としては、たとえば培
養細胞などであってもよく、その他の物質であってもよ
い。
第3図は、極低温液体の液面3の位置と温度検出素子1
2によって検出される温度との関係を示すグラフである
。貯槽1に貯留されている極低温液体2は、外部からの
熱を得て徐々に蒸発気化してゆき、電磁弁9が閉じたま
まであるとき液面3はLHからLLに変化する。第3図
のライン11で示されるように液面3の位置がLHであ
るとき、その液面3から上方に遠ざかるにつれて、気相
空間4の温度は上昇してゆく。液面3の位置がLLであ
るときには、ライン11を下方に平行移動したライン1
2のとおりとなる。第3図の点Pに温度検出素子12が
設けられているものとすると、この点Pの温度は液面が
LHからLLに変化するにつれて、その点Pの温度が直
線的に上昇し、温度TLからTHに変化して上昇する。
電磁弁9が開かれて極低温液体が管路10,11から貯
槽1内に供給されることによって、液面3が上昇すると
温度検出素子12によって検出される温度はTHからT
Lに変化して低下する。
第4図は、制御回路13の動作を説明するためのフロー
チャートである。ステップalからステップa2に移り
、温度検出素子12によって検出される温度Tが予め定
める温度TH以上であるときにはステップa3に移り、
電磁弁9がONとなって開かれ、液体窒素が供給源8か
ら貯槽1に供給される。ステップa4において、検出温
度Tが温度TL以下になるとステップa5において電磁
弁9が閉じられる。このようにして、液面3はLHとL
Lとの間の範囲に保たれる。この温度検出素子12は、
たとえばサーミスタなどによって実現され、その気相空
間4の温度を連続的に検出することができ、この温度は
第3図に示されるように、液面3の位置とほぼ直線の関
係にある。
蓋5を開放して内容物14を収納したり取出したりする
ときにおける外的要因によって気相空間4の気化した液
化ガスの気流に乱れが生じ、これによって温度検出素子
12による検出温度と液面3の位置との直線的な対応が
失われる恐れがある。
この問題を確実に解決するための他の先行技術は、第5
図に示されている。この第5図に示される実施例は、前
述の実施例に類似し対応する部分には同一の参照符を付
す、貯槽1の上部の側部には、大気に連通される管路1
6が設けられる。’16aは、開閉可能である。本発明
では貯槽1内に筒体17が設けられ、この筒体17内に
温度検出素子12が収納される。
第6図は、筒体17の拡大断面図である。この筒体17
はその下部18が極低温液体2に浸漬され、この実施例
では貯槽1の底面19付近に配置される。筒体17の上
部20は、気相空間4に配置される。この上部20内に
は、通気性のあるキャップ21によって塞がれる。キャ
ップ21は、上下に貫通した微細な孔を有する発泡ウレ
タンなどの材料から戒る。筒体17は、ステンレス鋼、
銅、アルミニウム、およびテフロン(商品名)などの材
料から成る。筒体17の下部18を第6図に明らかに示
すように、その長手軸線に対して斜めに切除することに
よって、筒体17内に極低温液体が円滑に入込むことが
でき、キャップ21は上述のように通気性を有している
ので、貯槽1の液面3と筒体17内における液面3aと
は同一位置にあり、しかもこの筒体17内で気化したガ
スはキャップ21を経て気相空間4に流出すことができ
る。このようにして温度検出素子12の付近のガスの乱
れを防ぐことによって、液面3,3aの位置に対応した
温度を良好な直線性で検出することが可能になる。温度
検出素子12としては、熱電対なとであってもよい。
発明の効果。
以上のように本発明によれば、極低温液体を貯留する貯
槽の気相空間に温度検出素子を設け、この検出温度に対
応した液面を検出する構成を有するので、取付はスペー
スが少なくて済み、また温度検出素子の気相空間におけ
る上下の取付位置を変更することが容易であり、また温
度を連続的に検出して液面の位置を連続的に知ることが
でき、さらにまた気相の温度を常時知ることができ、さ
らにまた故障の心配が無く、保守が極めて容易であり、
さらにまた構成が簡単であって、コストの低減が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は第1図に
示される実施例の平面図、第3図は液面3の位置と温度
検出素子12による検出温度との関係を示すグラフ、第
4図は制御回路13の動作を説明するためのフローチャ
ート、第5図は本発明の他の実施例の断面図、第6図は
第5図における筒体17の拡大断面図である。 1・・・貯槽、2・極低温液体3,3a液面、4・・気
相空間、5・・・開閉蓋、6・固定蓋、6a・・IL7
・・・ベントロ、8・・・極低温液体供給源、9・・・
電磁弁、12・・・温度検出素子、17・・・筒体、2
1・・・キャップ べj 0) 第 図 温度 第 4 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)極低温液体を貯留するための大気開放された貯槽
    の気相空間に、温度検出素子を設け、この検出温度に対
    応した液面を検出することを特徴とする極低温液体の液
    面検出方法。
  2. (2)極低温液体を貯留し、上部が大気開放されている
    断熱貯槽と、 前記貯槽内で上下に延び、下部が液体に浸漬され、上部
    が気相にある筒体と、 筒体の上部に設けられ、通気性のあるキャップと、 筒体の気相に設けられる温度検出素子とを含むことを特
    徴とする極低温液体の液面検出装置。
JP2918690A 1990-02-07 1990-02-07 極低温液体の液面検出方法および装置 Pending JPH03233325A (ja)

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JP2918690A JPH03233325A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 極低温液体の液面検出方法および装置

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JP2918690A JPH03233325A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 極低温液体の液面検出方法および装置

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JP2918690A Pending JPH03233325A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 極低温液体の液面検出方法および装置

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JP (1) JPH03233325A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021524727A (ja) * 2018-03-16 2021-09-16 エッペンドルフ アクチェンゲゼルシャフト 実験室キャビネット装置用の充填状態測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021524727A (ja) * 2018-03-16 2021-09-16 エッペンドルフ アクチェンゲゼルシャフト 実験室キャビネット装置用の充填状態測定装置

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