JPH032304A - 高炉における微粉炭吹込み用分配管の詰り検知方法 - Google Patents
高炉における微粉炭吹込み用分配管の詰り検知方法Info
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- JPH032304A JPH032304A JP13298789A JP13298789A JPH032304A JP H032304 A JPH032304 A JP H032304A JP 13298789 A JP13298789 A JP 13298789A JP 13298789 A JP13298789 A JP 13298789A JP H032304 A JPH032304 A JP H032304A
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Landscapes
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、補助、燃料として微粉炭を高炉に吹込む高炉
操業時における微粉炭吹込み用分配管内に微粉炭が詰ま
ったのを検知する方法に関するものである。
操業時における微粉炭吹込み用分配管内に微粉炭が詰ま
ったのを検知する方法に関するものである。
（従来の技術）
最近の高炉操業においては、高価なコークスの使用量を
節減すべく、高炉羽口より補助燃料として微粉砕した石
炭（微粉炭、Ｐｕ１ｖｅｒｉｖｅｄ Ｃｏａｌ、以下「
ＰＣ」と略す）を吹き込んでいる。
節減すべく、高炉羽口より補助燃料として微粉砕した石
炭（微粉炭、Ｐｕ１ｖｅｒｉｖｅｄ Ｃｏａｌ、以下「
ＰＣ」と略す）を吹き込んでいる。
そしてこのＰＣの吹き込みは、第１図に示すように、フ
ィードタンクｌ中のＰＣをロータリーバルブ２により定
量切り出しし、Ｎ２あるいは空気等のキャリアガスによ
り高炉３まで気流輸送するものである。
ィードタンクｌ中のＰＣをロータリーバルブ２により定
量切り出しし、Ｎ２あるいは空気等のキャリアガスによ
り高炉３まで気流輸送するものである。
一方、高炉３は複数本の高炉羽口を有する為、気流輸送
ライン中に一次分゛配器４、及び二次分配器５を設置し
、全ての高炉羽目にＰＣを分配して吹き込んでいる。
ライン中に一次分゛配器４、及び二次分配器５を設置し
、全ての高炉羽目にＰＣを分配して吹き込んでいる。
ところで、ＰＣの吹き込みにあたっては、常に円周方向
に均一であることが望ましい。
に均一であることが望ましい。
しかしながら、ＰＣ中には原料である石炭に由来する異
物、例えば木片、ウェス、ビニール、糸屑等が多く混入
している。
物、例えば木片、ウェス、ビニール、糸屑等が多く混入
している。
これらの異物は、ＰＣ製造過程において極力除去するよ
うな設備となっているが、その除去は完全ではなく、Ｐ
Ｃ吹込み用分配管の径が小さくなる２次分配器から高炉
羽口の間で詰まってしまうことがある。この場合その高
炉羽口はＰＣが吹き込めなくなり、その結果、高炉の円
周方向のバランスが崩れ、炉況を乱す要因となる。
うな設備となっているが、その除去は完全ではなく、Ｐ
Ｃ吹込み用分配管の径が小さくなる２次分配器から高炉
羽口の間で詰まってしまうことがある。この場合その高
炉羽口はＰＣが吹き込めなくなり、その結果、高炉の円
周方向のバランスが崩れ、炉況を乱す要因となる。
その為、従来は操作員が頻繁に高炉羽口を点検してまわ
り、ＰＣが吹き込まれていない高炉羽口、即ちＰＣ吹込
み用分配管が詰まっているものについては、Ｎ２にて逆
洗作業を行い、詰まりを除去していた。
り、ＰＣが吹き込まれていない高炉羽口、即ちＰＣ吹込
み用分配管が詰まっているものについては、Ｎ２にて逆
洗作業を行い、詰まりを除去していた。
（発明が解決しようとする課題）
つまり、従来はＰＣ吹込み用分配管の詰まりは現場にい
かなければ検知出来ず、必然的に詰まったまま長時間放
置されるケースがかなりあり、高炉の円周バランスを乱
していた。
かなければ検知出来ず、必然的に詰まったまま長時間放
置されるケースがかなりあり、高炉の円周バランスを乱
していた。
本発明は上記した欠点を解消すべく成されたものであり
、中央操作室に居ながらにして、ＰＣ吹込み用分配管内
の詰まりを検知する方法を提供することを目的としてい
る。
、中央操作室に居ながらにして、ＰＣ吹込み用分配管内
の詰まりを検知する方法を提供することを目的としてい
る。
（課題を解決するだめの手段）
上記目的を達成するために本発明は、補助燃料としてＰ
Ｃを高炉に吹込む高炉操業法において、二次分配器と高
炉羽目間における前記ＰＣ吹込み用分配管の所要位置に
夫々温度計を設置し、夫々の分配管の温度を監視するこ
とにより分配管の詰りを検知することとしているのであ
る。
Ｃを高炉に吹込む高炉操業法において、二次分配器と高
炉羽目間における前記ＰＣ吹込み用分配管の所要位置に
夫々温度計を設置し、夫々の分配管の温度を監視するこ
とにより分配管の詰りを検知することとしているのであ
る。
すなわち、ＰＣは石炭を熱風にて乾燥させながら石炭ミ
ルによって粉砕製造される為、かなりの高温（約８０°
Ｃ）となっている。従ってＰＣが順調に吹き込まれてい
れば、ＰＣ吹込み用分配管はかなりの温度となるが、逆
にＰＣが詰まるとＰＣ吹込み用分配管の温度は低下する
。
ルによって粉砕製造される為、かなりの高温（約８０°
Ｃ）となっている。従ってＰＣが順調に吹き込まれてい
れば、ＰＣ吹込み用分配管はかなりの温度となるが、逆
にＰＣが詰まるとＰＣ吹込み用分配管の温度は低下する
。
本発明はこの原理を利用しているのである。
（実 施 例）
以下本発明方法を第１図に基づいて説明する。
すなわち、本発明方法では、二次分配器５と高炉羽目間
におけるＰＣ吹込み用分配管６に例えばソース温度計７
を貼設し、ＰＣ吹込み用分配管６の温度を連続的に監視
するのである。
におけるＰＣ吹込み用分配管６に例えばソース温度計７
を貼設し、ＰＣ吹込み用分配管６の温度を連続的に監視
するのである。
そして、この温度は高炉中央操作室８内の記録計９に表
示されるように結線されており、この記録計９に表示さ
れた温度が予め設定された下限値を下廻った時に例えば
アラームを発するように成されている。この下限値は、
任意に設定すればよいのであるが、ＰＣ粘りを極力早く
発見するためには全高炉羽目のＰＣ吹込み用分配管の最
低温度（約４０°Ｃ）より５°Ｃ程度低い温度に設定す
ることが望ましい。
示されるように結線されており、この記録計９に表示さ
れた温度が予め設定された下限値を下廻った時に例えば
アラームを発するように成されている。この下限値は、
任意に設定すればよいのであるが、ＰＣ粘りを極力早く
発見するためには全高炉羽目のＰＣ吹込み用分配管の最
低温度（約４０°Ｃ）より５°Ｃ程度低い温度に設定す
ることが望ましい。
なお、本実施例では温度計としてシース温度計を開示し
ているが、これに限るものではなく、適宜の温度計を採
用すればよい。
ているが、これに限るものではなく、適宜の温度計を採
用すればよい。
また、本実施例では各ＰＣ吹込み用分配管６に夫々１つ
づりシース温度計を貼設したものを示したが、夫々のＰ
Ｃ吹込み用分配管６に複数の温度計を設置すればＰＣ吹
込み用分配管６の詰り位置の推定も可能となる。
づりシース温度計を貼設したものを示したが、夫々のＰ
Ｃ吹込み用分配管６に複数の温度計を設置すればＰＣ吹
込み用分配管６の詰り位置の推定も可能となる。
ちなみに、第２図は本発明方法によってＰＣ吹込み用分
配管の温度を検出したときの一例を示したものであるが
、１２時４０分にＮα７高炉羽口のＰＣ吹込み用分配管
が詰まって配管温度が低下しているのが判る。
配管の温度を検出したときの一例を示したものであるが
、１２時４０分にＮα７高炉羽口のＰＣ吹込み用分配管
が詰まって配管温度が低下しているのが判る。
そして、下限温度３５°Ｃ以下となった時（１時５分）
にアラームが吹鳴し、操作員が現場に急行して詰りを除
去したところ、再び配管温度が上昇した。
にアラームが吹鳴し、操作員が現場に急行して詰りを除
去したところ、再び配管温度が上昇した。
すなわち、本発明方法によって詰りを検知できることが
確認できた。
確認できた。
（発明の効果）
以上説明したように本発明は、補助燃料としてＰＣを高
炉に吹込む高炉操業法において、二次分配器と高炉羽目
間における前記ＰＣ吹込み用分配管の所要位置に夫々温
度計を設置し、夫々の分配管の温度を監視することによ
り分配管の詰りを検知するものであるため、操作員は中
央操作室に居ながらにして、ＰＣの詰まり、及び詰まっ
たＰＣ吹込み用分配管Ｎｏ、を瞬時に検知することが出
来、直ちに詰まりを除去することが出来る。
炉に吹込む高炉操業法において、二次分配器と高炉羽目
間における前記ＰＣ吹込み用分配管の所要位置に夫々温
度計を設置し、夫々の分配管の温度を監視することによ
り分配管の詰りを検知するものであるため、操作員は中
央操作室に居ながらにして、ＰＣの詰まり、及び詰まっ
たＰＣ吹込み用分配管Ｎｏ、を瞬時に検知することが出
来、直ちに詰まりを除去することが出来る。
即ち、操作員は従来のように頻繁に高炉羽目周りを点検
してまわる必要がなくなり、且つ、ＰＣ吹込み用分配管
詰まり時には、直ちに詰まりを除去することが出来、長
時間ＰＣが詰まったまま放置され、高炉の円周バランス
を崩すことも無くなった。
してまわる必要がなくなり、且つ、ＰＣ吹込み用分配管
詰まり時には、直ちに詰まりを除去することが出来、長
時間ＰＣが詰まったまま放置され、高炉の円周バランス
を崩すことも無くなった。
第１図は本発明の説明図、第２図はＰＣ吹込み用分配管
の温度変化を示す一実施例図である。 ３は高炉、５は二次分配器、６はＰＣ吹込み用分配管、
７はシース温度計、９は記録計。 特許出願人 住友金属工業株式会社
の温度変化を示す一実施例図である。 ３は高炉、５は二次分配器、６はＰＣ吹込み用分配管、
７はシース温度計、９は記録計。 特許出願人 住友金属工業株式会社
Claims (1)
- （１）補助燃料として微粉炭を高炉に吹込む高炉操業法
において、二次分配器と高炉羽口間における前記微粉炭
吹込み用分配管の所要位置に夫々温度計を設置し、夫々
の分配管の温度を監視することにより分配管の詰りを検
知することを特徴とする高炉における微粉炭吹込み用分
配管の詰り検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13298789A JPH032304A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 高炉における微粉炭吹込み用分配管の詰り検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13298789A JPH032304A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 高炉における微粉炭吹込み用分配管の詰り検知方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH032304A true JPH032304A (ja) | 1991-01-08 |
Family
ID=15094133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13298789A Pending JPH032304A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 高炉における微粉炭吹込み用分配管の詰り検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032304A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6118976A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 画像形成方法 |
| JPH07209970A (ja) * | 1994-10-21 | 1995-08-11 | Konica Corp | 画像形成方法 |
| US6954604B2 (en) | 2003-01-31 | 2005-10-11 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Electronic photographing apparatus |
| WO2016043167A1 (ja) * | 2014-09-16 | 2016-03-24 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 粉体搬送装置及びチャー回収装置 |
| KR101636204B1 (ko) | 2015-04-24 | 2016-07-04 | 황연자 | 교체형 구슬놀이 보드 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6293305A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-28 | Kobe Steel Ltd | 粉体燃料の高炉吹込用輸送配管における詰まり，破損検知方法 |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP13298789A patent/JPH032304A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6293305A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-28 | Kobe Steel Ltd | 粉体燃料の高炉吹込用輸送配管における詰まり，破損検知方法 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6118976A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 画像形成方法 |
| JPH07209970A (ja) * | 1994-10-21 | 1995-08-11 | Konica Corp | 画像形成方法 |
| US6954604B2 (en) | 2003-01-31 | 2005-10-11 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Electronic photographing apparatus |
| WO2016043167A1 (ja) * | 2014-09-16 | 2016-03-24 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 粉体搬送装置及びチャー回収装置 |
| JP2016060767A (ja) * | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 粉体搬送装置及びチャー回収装置 |
| CN106660717A (zh) * | 2014-09-16 | 2017-05-10 | 三菱日立电力系统株式会社 | 粉体输送装置及煤焦回收装置 |
| US10246653B2 (en) | 2014-09-16 | 2019-04-02 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Powder transport device and char recovery device |
| KR101636204B1 (ko) | 2015-04-24 | 2016-07-04 | 황연자 | 교체형 구슬놀이 보드 |
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