JPH03230358A - 回転ヘッド型再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型再生装置

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JPH03230358A
JPH03230358A JP2025485A JP2548590A JPH03230358A JP H03230358 A JPH03230358 A JP H03230358A JP 2025485 A JP2025485 A JP 2025485A JP 2548590 A JP2548590 A JP 2548590A JP H03230358 A JPH03230358 A JP H03230358A
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泰三 堀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転ヘッド型再生装置、特に、複数の記録フォ
ーマットの何れかで記録されているテープ状記録媒体か
ら回転ヘッドで情報信号を再生する装置に関する。
[従来の技術] 近年、テープ状記録媒体を回転ヘッドを用いて再7生ず
る装置としては、周知のVTR(ビデオテープレコーダ
)以外にもDAT (デジタルオーディオテープレコー
ダ)、DDR(デジタルデータレコーダ)等が開発され
ており、VTRにおいてもこのような各種の装置に対応
する機能の搭載が必要となってきている。
このような背景下においてVTRにおいても、従来から
のアナログオーディオ信号に加え、デジタルオーディオ
信号をビデオトラックの延長上に時間軸圧縮して記録す
る装置か開発、販売されている。
ところで、このデジタルオーディオ信号の記録フォーマ
ットについては、必要とするスペックによって様々なも
のが考えられる。この場合ビデオ信号の記録フォーマッ
トは共通とし、同一の装置によって様々なオーディオ信
号記録フォーマットに対応することが望まれる。
[発明の解決しようとする課題] しかしながら、このように様々なオーディオ信号記録フ
ォーマットに対応するVTRを想定した場合、再生中の
テープに記録されているオーディオ信号が何れのフォー
マットで記録されているかを認識し、それに応じてVT
Rのモードを切替えてやらねばならず、ユーザにとって
は非常に煩わしいものである。
また、一般にテープのドラムへの巻付角度が大きくなる
と、ドラムとテープとの間の抵抗が大きくなりテープを
高速で搬送することは困難であるが、上述の如き複数の
デジタルオーディオ信号の記録フォーマットに対応する
VTRを想定した場合には、テープのドラムへの巻付角
は最も大きくしてやらねばならない。そのため、何れの
フォーマットでの再生を行う場合にも、−様にテープと
ドラムとの抵抗は大きくなってしまい、テープ及び装置
の耐久性、テープの巻き付き等の事故の発生率が高くな
る点で不利である。また、これに伴いテープの走行速度
も制限されることになる。そのため、テープ上の記録信
号の検索を行う場合には効率が悪化していた。例えば所
謂ビデオ信号の高速サーチ再生を行う場合にはそのサー
チ速度を高くすることができない。
本発明は斯かる背景下において、記録フォーマットに応
じてヘリカルトラックの長さが異なるテープ状記録媒体
を再生するにあたり、各記録フォーマットに応じた最適
の再生及び最適のモードに装置を自動的に設定すること
ができる回転ヘッド型再生装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 斯かる背景下において、本発明によれば各ヘリカルトラ
ックの情報信号の記録部分の長さが異なる複数のフォー
マットの何れかで記録されているテープ状記録媒体を回
転ヘッドを具えるドラムに巻装し、該回転ヘッドにより
情報信号を再生する装置において、前記回転ヘッドの再
生信号に基づいて前記情報信号が前記複数のフォーマッ
トの何れで記録されているかを検出し、該検出結果に従
い前記テープ状記録媒体の前記ドラムへの巻付角度を切
換える構成とした。
[作用] 上述の如く構成することにより、ユーザは装置を再生状
態にするだけで、テープ状記録媒体のドラムへの巻付角
度を自動的に決定するので、テープ状記録媒体は各記録
フォーマット毎に最小の巻付角度にてドラムに巻装され
ることになり、テープ状記録媒体とドラムとの抵抗を最
小限に抑えることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例のVTRの構成を示すブロッ
ク図である。図中1は磁気テープ、2はその外周面に回
転ヘッドHa、Hbを具える回転ドラム、3.4は夫々
テープローディングビン、5はローディングビン3が植
立されたローディングリングであり、ローディングビン
4はローディングリング5と連動して逆方向に回動する
不図示のローディングリング上に植立されている。ロー
ディングリング5には突出部5a、5b、5c。
5dが設けられており、これらが所定の回動位相にある
こと、即ち所定のローディング状態であることを検出ス
イッチ8で検出可能になっている。
6はローディングリング5を駆動するローディングモー
タ、7はキャプスタン、10はVTR各部を制御するシ
ステムコントローラである。
まず、本実施例のVTRの記録フォーマットについて説
明する。第3図は本実施例のVTRのアナログ信号の周
波数アロケーションを示す図、第4図は本実施例のVT
Rによるテープ1上の記録フォーマットを示す図である
。第3図においてY−FMはFM変調された輝度信号の
スペクトラム、AFMはFM変調された2チヤンネルの
アナログオーディオ信号のスペクトラム、Cは低域に周
波数変換されたクロマ信号のスペクトラム、faはPC
Mオーディオのモード識別用のパイロット信号、4fは
周知の4周波方式によるトラッキング制御用パイロット
信号である。
第1図におけるビデオ入力端子20から入力された複合
ビデオ信号は、ビデオ信号記録処理回路にて第3図に示
す如き輝度信号及びクロマ信号の形態に変換され、加算
器27に供給される。−万端子24a〜24dには4チ
ヤンネルのオーディオ信号が入力されており、システム
コントローラ10からのコントロール信号CTIにより
その内の2チヤンネルがFMオーディオ信号記録処理回
路26に供給される。該回路26においては2チヤンネ
ルのオーディオ信号を夫々1.5MHz、1.7MHz
の搬送波でFM変調して加算器27に供給する。加算器
27で加算された信号は更に加算器28に供給され、パ
イロット発生回路13からの前述のトラッキング用パイ
ロット信号及びPCM識別用パイロット信号を加算され
、記録信号としてスイッチSW3.SW4に供給される
スイッチSW3.SW4は不図示のタイミング制御回路
によってヘッドHa、Hbが第4図のビデオ領域VA上
をトレースしている期間にはV側に、それ以外の期間に
はP側に接続される。これにより加算器28からのアナ
ログ信号はテープl上に形成される各トラックのビデオ
領域VA上に記録される。PCMオーディオを記録しな
いモードにおいては、このビデオ領域のみに記録が行わ
れる。
P CMオーディオ記録処理回路130は標準モードに
よる2チャンネルPCMオーディオ信号を形成する回路
、PCMオーディオ記録処理回路r134は標準モード
による2または4チャンネルPCMオーディオ信号を形
成する回路であり、夫々コントロール信号CTIに従い
オーディオセレクタ25で選択された2または4チヤン
ネルオ一デイオ信号が供給されている。ID−I形成回
路32)I D −II形成回路36はシステムコント
ローラ10からの情報によりこれらの回路30.34か
ら出力されるオーディオ信号の内容やタイムコードなど
の各種制御情報を示すIDコードを発生する。これらの
IDコードはPCMオーディオ記録処理回路I30.H
34に供給され、オーディオ信号と共にデジタルデータ
系列として該回路30.34から出力されることになる
PCMオーディオ記録処理回路I30.ll34は上記
オーディオ信号及びIDコードを含むデジタル信号をヘ
ッドHa、Hbが36″もしくは41″回転する期間に
発生し、スイッチSW7にて何れか一方が選択されスイ
ッチSW3.SW4に供給される。これによって第4図
のPCM領域FAIもしくはPAnにIDコードを含む
PCMオーディオ信号が記録されることになる。
第5図はこれらのIDコードを含むPCMオーディオ信
号のデータ系列の構成例を示し、図中、BLKはブラン
ク部、CRIはクロックランイン部、IDO〜ID5は
上述のIDコードを含むID部、AUD I 0−DA
TAはオーディオ信号部分である。また各ID部は図中
下方に示すように同期コードSYN、アドレスコードA
DD、パノテイコードQ、CRCチエツクコードCRC
1IDD−ドDATA及びID番号IDN0を含む。
第2図は第1図のシステムコントローラ1oの動作を説
明するためのフローチャートであり、以下第2図のフロ
ーチャートに従って、本実施例のVTRの動作を説明す
る。
操作部11によりVTRに電源が投入され、更に記録命
令がなされると(ステップS1)、システムコントロー
ラ10は記録再生切換スイッチSWI、SW2を図中R
側に接続し、ローディングモータ制御回路12をしてロ
ーディングモータ6を駆動しテープローディングを開始
する(ステップS2)。本実施例のVTRでは前述の様
に標準/高精細の2種類のPCMデジタルオーディオ信
号を記録可能である。ここで、操作部11によりPCM
デジタルオーディオ信号の記録を行わないモートが指定
されていれば(ステップS3)、ステップS4に進み、
PCMデジタルオーディオ信号の記録を行うモートが指
定されていれば、ステップS5に進む。
高精細のPCMオーディオを記録するモードであれば、
前述のPCM識別用パイロット信号faをパイロット発
生回路13より発生すると共にスイッチSW7を高精細
側Hに接続する(ステップS6)。また、標準のPCM
オーディオを記録するモードであれば、スイッチSW7
を標準側Nに接続する(ステップS7)。
ステップS4.S8.S9はテープローディングの動作
を制御するステップであり、テープ1のドラム2に対す
る巻付角を決定する。即ち、PCMオーディオ信号の記
録を行わないモートにおいては、検出スイッチ8が突出
部5aを検出したことに応じてリング回動検出回路15
から得られる信号に応じてテープ1がドラム2の外周に
180°の角範囲に互って巻装されたことが検出されス
テップS10においてテープローディングか停止する。
同様に、標準のPCMオーディオを記録するモートでは
検出スイッチ8が突出部5bを検出して216°、高精
細のPCMオーディオを記録するモードであれば、検出
スイッチ8か突出部5cを検出して221°の角範囲に
亙ってテープ1が巻装されたことが検出され、同様にテ
ープローディングを停止する。第1図において、実線は
テープ1を1800の角範囲に亙って巻装した状態、点
線は216°の角範囲に亙って巻装した状態、−点鎖線
は221°の角範囲に亙って巻装した状態を夫々示して
いる。
そして、このステップ510にてヘッドHaHbによる
信号の記録及びキャプスタンモータ制御回路17を介し
てキャプスタン7によるテープ1の定速搬送が開始され
、前述したアナログ信号及びデジタル信号の記録が行わ
れる。
この記録状態において、操作部11により停止キーが操
作されると(ステップ5ll)、記録動作が停止され(
ステップ512)、テープの搬送を停止すると共にロー
ディングモータ6をしてテープのアンローディングを開
始する(ステップSユ3)。そして検出スイッチ8が突
出部5dを検出して、テープのアンローディングが完了
したことが検出されると(ステップ514)、テープの
アンローディングを停止して、電源オン状態に戻る(ス
テップ515)。
次に再生動作について説明する。上記電源オン状態にお
いて、操作部11により再生キーがオンされると(ステ
ップS21)、スイッチ5WISW2を再生側Pに切換
え、テープローディングを開始する(ステップ522)
。そして、テープ1がドラム2に216°巻装されたこ
とを検出すると、テープローディングを停止して再生を
開始する(ステップ323)。
今、再生を行おうとした場合、テープ1上に記録されて
いる信号が如何なるモードで記録されているか分らない
。そこで本実施例においては、PCMオーディオ信号の
記録の有無をPCM領域P、AIもしくはP A nに
記録信号が存在するが否かで判別し、記録されていた場
合にはそのPCM信号か標準のPCM信号か高精細のP
CM信号かを前述の識別用パイロット信号faの有無に
よって判別する。従って、本実施例においては、再生命
令に従い、先ず、テープ1を216°に亙りドラム2に
巻装し、PCM領域にPCM信号の記録があるかを検出
する。スイッチSW5.SW6は不図示のタイミング制
御回路によってヘッドHa、Hbがビデオ領域をトレー
スしている期間にはV側、他の期間にはP 側に接続さ
れるので、スイッチSW5.SW6のP側の出力中にP
CMオーディオ信号のキャリアが存在するか否かをキャ
リア検出回路40にて検出すれば、PCMオーディオ信
号の有無が判別できる。
即ち、ステップS25ではPCMオーディオ信号の記録
の有無をキャリア検出回路の出力に応じて判定し、PC
Mオーディオ信号が記録されていることか判別されれば
、ステップS26にてそのPCM信号が標準のものか高
精細のものかをfa検出回路42にて判定する。fa検
出回路42はスイッチSW5.3W6のV側に接続され
ており、ビデオ領域VAにfaが存在するか否かにより
上記判定を行う。
これらのステップで高精細のPCM信号が記録されてい
ると判定されたときにはスイッチSW8を高精細側Hに
切換え、再びテープローディングを開始しくステップ5
27)、テープ1のドラム2に対する巻付角が221”
になった後(ステップ528)、テープ1の搬送を開始
し、再生信号の出力を行い、再生モードとする(ステッ
プ533)。
このとき、PCMオーディオ再生処理回路lI46はス
イッチSW8からの再生信号を受け、PCMオーディオ
記録処理回路II 34とは逆の処理を行って、2また
は4チヤンネルの再生オーディオ信号をオーディオセレ
クタ56に供給する。また、I D −II抽出回路で
再生されたIDコードはシステムコントローラ10に供
給される。
一方、スイッチSW5.SW6の■端子から出力されて
いる信号はATF回路44、FMオーディオ信号処理回
路54、ビデオ信号処理回路58に供給される、ATF
回路44は前述のトラッキング用パイロット信号4fを
用いて周知の処理によりトラッキング制御信号を形成し
、キャプスタンモータ制御回路17に供給し、トラッキ
ング制御を行う。FMオーディオ信号再生処理回路54
ではFM変調された2チヤンネルのオーディオ信号を復
調し、これらをオーディオセレクタ45に供給する。オ
ーディオセレクタ56は操作部11の操作に応じてシス
テムコントローラ10の出力するコントロール信号CT
2により2または4チヤンネルのオーディオ信号をオー
ディオ出力端子60a〜60dから出力する。また、ビ
デオ信号処理回路58では第3図に示す如き周波数アロ
ケーションを有するビデオ信号を元の信号形態、例えば
テレビジョン信号の形態に戻し、ビギオ出力端子62か
ら出力する。
ステップS26にて標準のPCMオーディオ信号か記録
されていると判断された場合には、テープ1のトラム2
への巻付角度を切換える必要はなく、スイッチSW8を
N側に接続して(ステップ82g)、テープlの搬送を
開始し、再生信号の出力を行い、再生モードとする(ス
テップ533)。
この場合に動作は、前述の高精細PCM信号の再生時の
動作に対し、オーディオセレクタ56に供給されるオー
ディオ信号がPCMオーディオ再生処理回路II 46
からの2または4チヤンネルの信号からPCMオーディ
オ再生処理回路工からの2チヤンネルの信号となる点が
異なるだけである。
一方、ステップS25にてPCMオーディオ信号の記録
がないと判断された場合には、テープアンローディング
を開始しくステップ530)、テープの巻付角度が18
0°まで戻ったとき(ステップ531)テープアンロー
ディングを停止する(ステップ532)。そして、同様
にテープ1の搬送を開始し、再生信号の出力を行い、再
生モードとする(ステップ533) この場合の動作は
再生PCMオーディオ信号が存在しないので、オーディ
オセレクタ6が前述のコントロール信号CT2に従い、
無条件にFMオーディオ再生処理回路46からのチャン
ネルのオーディオ信号を出力端子60a、60bに供給
する。他の動作は上述のPCMオーディオが存在する場
合と同様である。
次に、このような再生モードにおいて、操作部11から
高速サーチの命令があった場合の動作について説明する
。再生モートにおいて高速サーチの命令があると(ステ
ップ534)、システムコントローラ10はコントロー
ル信号CT2をしてオーディオセレクタ56によるオー
ディオ信号の出力を停止せしめる。
一般に高速サーチによる再生はテープ速度を速くした方
が望ましいが、本実施例では、テープ1の巻付角度(1
80°、216°、221°)によって搬送可能なテー
プ速度が異なることに着目し、夫々の巻付角度、即ち各
モードにより高速サーチ時のテープ速度を異ならしめた
。即ち、ステップS36ではPCMオーディオ信号の有
無、そのモードに応じて異なる速度でテープ1を搬送す
る様にキャブスクン制御回路17を設定する。
勿論、PCMオーディオ信号の再生を行わない場合には
最も再生速度が速く設定され、高精細のPCMオーディ
オ信号を再生する場合には最も再生速度を遅く設定する
その後、サーチ再生の停止命令がなされると(ステップ
537)、テープの搬送速度を元に戻し、オーディオ信
号の出力を再度開始しくステップ538)再生モードに
戻る。
再生モードにおいて停止キーが操作された場合には(ス
テップ539)、再生を停止しくステップ540)だ後
、ステップS13に移行し、ステップS14.S15を
経て、電源オン状態に戻る。
電源オン状態で、操作部11の電源スィッチがオフされ
ると(ステップ541)、処理を終了する。
以上説明したように本実施例のVTRにおいては、PC
Mオーディオの記録モートによって、再生時に自動的に
テープ1のトラム2への巻付角を決定できる構成とした
ので、テープの巻付角度は最小限とされ、テープに掛か
る負荷は最小限となりその長寿命化、及び装置の長寿命
化に効果がある。また、高速再生モードにおいては、そ
のテープ速度を自動的に最大限速くすることができるの
で各再生モードにおいて検索時間を可能な限り短縮でき
る。
尚、本実施例においてはPCMオーディオ信号の記録の
有無についてはPCMオーディオ信号のキャリアの有無
を検出することにより判定しているが、識別用パイロッ
ト信号faに加え、別の識別用パイロット信号fbを記
録し、このパイロット信号fbの有無によって判定する
構成とすることも可能である。この場合には第2図のス
テップS23のおいて、180°だけテープを巻装する
構成とすれば良く、再生時のシーケンスの簡略化、特に
PCMオーディオ信号が記録されていない場合に再生命
令から再生開始までの時間を短縮できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の回転ヘッド型再生装置によ
れば、記録フォーマットに応じてヘリカルトラックの長
さが異なるテープ状記録媒体を再生するにあたり、各記
録フォーマットに応じた最適の再生及び最適のモードに
装置を自動的に設定することができ、ユーザは装置を再
生状態にするだけで、テープ状記録媒体のドラムへの巻
付角度を自動的に決定する。また、テープ状記録媒体は
各記録フォーマット毎に最小の巻付角度にてドラムに巻
装されることになり、テープ状記録媒体とドラムとの抵
抗を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのVTRの構成を示す
ブロック図、 第2図は第1図のVTRの動作を説明するためのフロー
チャート、 第3図は第1図のVTRで記録されるアナログ信号の周
波数アロケーションを示す図、第4図は第1図のVTR
によるテープ上の記録フォーマットを示す図、 第5図は第1図のVTRによるデジタルオーデイオ信号
のIDコードの配置例を示す図である。 図中、1は磁気テープ、2は回転ドラム、3゜4はテー
プローディングビン、5はローディングリング、6はロ
ーディングモータ、7はキャプスタン、10はシステム
コントローラ、11は操作部、12はローディングモー
タ制御回路、13はパイロット信号発生回路、22はビ
デオ信号記録処理回路、26はFMオーディオ信号起録
処理回路、30.34はPCMオーディオ信号記録処理
回路、40はキャリア検出回路、42は識別用パイロッ
ト信号検出回路、46.50はPCMオーディオ信号再
生処理回路、54はFMオーディオ信号再生処理回路、
58はビデオ信号記録処理回路、56はオーディオセレ
クタ、Ha、Hbは回転ヘッド、SWI〜SW8はスイ
ッチである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各ヘリカルトラックの情報信号の記録部分の長さ
    が異なる複数のフォーマットの何れかで記録されている
    テープ状記録媒体を回転ヘッドを具えるドラムに巻装し
    、該回転ヘッドにより情報信号を再生する装置であって
    、前記回転ヘッドの再生信号に基づいて前記情報信号が
    前記複数のフォーマットの何れで記録されているかを検
    出し、該検出結果に従い前記テープ状記録媒体の前記ド
    ラムへの巻付角度を切換えることを特徴とする回転ヘッ
    ド型再生装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項記載の装置において、
    前記ヘリカルトラックには前記複数のフォーマットの何
    れで情報信号が記録されているかを示すパイロット信号
    が記録されており、前記回転ヘッドで再生される前記パ
    イロット信号の有無に応じて前記ドラムへの巻付角度を
    切換えることを特徴とする回転ヘッド型再生装置。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項記載の装置において、
    前記ヘリカルトラック中、前記複数のフォーマット中少
    なくとも1つのフォーマットにおいて信号を記録しない
    所定部分についての前記回転ヘッドの再生信号の有無に
    応じて前記ドラムへの巻付角度を切換えることを特徴と
    する回転ヘッド型再生装置。
  4. (4)特許請求の範囲第(1)項記載の装置において、
    複数の情報信号処理回路を具え、前記巻付角度に応じて
    前記回転ヘッドの再生信号を前記複数の処理回路に選択
    的に供給することを特徴とする回転ヘッド型再生装置。
  5. (5)特許請求の範囲第(1)項記載の装置において、
    前記テープ状記録媒体の高速走行を命じる操作スイッチ
    の操作に従う該媒体の走行速度を前記巻付角度に応じて
    決定することを特徴とする回転ヘッド型再生装置。
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US6798979B2 (en) 1995-01-17 2004-09-28 Hitachi, Ltd. Digital/analog compatible video tape recorder
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