JPH03230091A - 高圧雰囲気マイクロ波加熱炉 - Google Patents

高圧雰囲気マイクロ波加熱炉

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JPH03230091A
JPH03230091A JP2279790A JP2279790A JPH03230091A JP H03230091 A JPH03230091 A JP H03230091A JP 2279790 A JP2279790 A JP 2279790A JP 2279790 A JP2279790 A JP 2279790A JP H03230091 A JPH03230091 A JP H03230091A
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JP
Japan
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window member
pressure
window
pressure container
heating furnace
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Pending
Application number
JP2279790A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Komatsu
史明 小松
Yoichi Inoue
陽一 井上
Takao Fujikawa
隆男 藤川
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種セラミックの加熱焼結や食品の防腐加工
等に用いられる高圧雰囲気マイクロ波加熱炉に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム等の酸化物
セラミック、炭化硅素、炭化ホウ素等の炭化物セラミッ
ク、窒化硅素等の窒化物セラミック、リン酸カルシウム
等のリン化合物セラミックを単体或いは混合状態で圧縮
し、その後、高温で加熱焼結することによって緻密な高
硬度の切削工具チンプ又は人工歯等を作製する際には、
熱間ないし温間等方圧加圧装置が用いられている。
これらの等方圧加圧装置は、従来、第5図に示すように
構成されている。第5図において、1は金属製の高圧容
器で、円筒容器2の上下に上蓋3及び下M4を嵌着して
構成され、上蓋3及び下蓋4に作用する軸方向の荷重を
支持するプレスフレーム5内に出退自在に入れられてい
る。6は高圧流体源で、この高圧流体源6から気体、液
体等の高圧流体を高圧ポンプ7により開閉弁8、供給管
9を経て高圧容器1内に供給するようになっている。
なお、15.16は0リングである。
熱間等方圧加圧装置の場合は、 高圧流体がアルゴンガス等の気体であって、高圧容器1
内に配置されたヒータ(図示省略)で加熱され、高圧容
器1内に配された被処理材17を等方的に圧縮する。
また、温間等方圧加圧装置の場合は、 高圧流体が水等の液体であって、供給管9の途中に配さ
れた加熱装置(図示省略)で加熱され、高圧容器1内に
配された被処理材17を等方的に圧縮する。
(発明が解決しようとする課題) 熱間等方圧加圧装置や温間等方圧加圧装置では、ヒータ
等の不用な加熱源が必要であるだけでなく、高圧の流体
を介して間接的に被処理材を加熱するので、どうしても
熱効率が良くない。
ところで、100kHz以上のマイクロ波を炭化硅素(
SiC)三四酸化鉄(Fe:+0< ) 、酸化ウラン
(UO2)等の結晶方位が定まった金属酸化物への照射
すると、誘電作用を生じて発熱することが知られる。
したがって、マイクロ波を第5図に示すような等方圧加
圧装置に導入して被処理材を加熱する装置(以下、高圧
雰囲気マイクロ波加熱炉と呼ぶ。
)が考えられるが、マイクロ波を高圧容器に導入する際
には下記のような条件を満たした導入口部を設けること
が要求される。
すなわち、高圧雰囲気マイクロ波加熱炉における高圧容
器にマイクロ波を導入するマイクロ波入射孔部には、マ
イクロ波を透過することと、高圧容器内の高圧に耐えう
ろことと、高圧容器内に導入された高圧媒体が高圧容器
1外に漏出しないようにシール可能であることの三条性
が要求される。
現在、マイクロ波を透過する材料として工業的に容易に
使用できる材料としては、フッ素樹脂、石英ガラスが知
られている。このうち、フッ素樹脂は、石英ガラスより
柔軟で高圧容器の内圧で塑性変形しやすいという性質を
持ち、石英ガラスは、フッ素樹脂より硬く高圧容器1の
内圧で塑性変形しにくいという性質を持つ。
従って、フッ素樹脂を用いた場合には、常圧においては
、柔軟性があるため金属製の高圧容器1との間の接触に
よるシール性は優れているものの、加圧時には高圧容器
lの内圧により中央部が凹む変形を起こし、シール性が
損なわれるという問題がある。
一方、石英ガラスを用いた場合には、加圧時に高圧容器
1の内圧により変形することはないが、硬いため金属製
の高圧容器1との間の接触によるシール性に劣るし、シ
ール性を確保するためには石英ガラスの加工精度を極め
て高くしなければならないという問題がある。さらに、
硬いため逆に脆く、高圧容器1内の昇・減圧の繰り返し
により材質が疲労し破損に至り耐久性の面でも問題があ
る。
本発明は、かかる従来技術の問題に鑑み、前記三条件を
いずれも満足するマイクロ波入射孔部を有する高圧雰囲
気マイクロ波加熱炉を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の本発明は、金属製の高圧容器1内に高圧
流体を導入し、該高圧容器1内に配した被処理材17を
等方的に圧縮すると共に、該高圧容器1を貫通するマイ
クロ波入射孔14に接続された導波管13を通して該高
圧容器l内にマイクロ波を導き、前記被処理材17を加
熱する高圧雰囲気マイクロ波加熱炉において、前記マイ
クロ波入射孔14に、石英ガラスからなる第1窓部材2
4と、フッ素樹脂からなる第2窓部材25とが、高圧容
器1の内側からみてこの順に嵌合されたものである。
請求項2記載の本発明は、第1窓部材24の反第2窓部
材25側の表面が、その縁部が前記高圧容器1内壁に固
定された石英繊維からなる布部材26で覆われたもので
ある。
請求項3記載の本発明は、第1窓部材24の反第2窓部
材25側の表面を凸面にしたものである。
請求項4記載の本発明は、第1窓部材24と高圧容器1
との間にシール部材28が介設されたものである。
請求項5記載の本発明は、前記マイクロ波入射孔14が
、導波管13側の小径部19と、反導波管側の大径部2
0とからなり、該大径部20に前記第1窓部材24と第
2窓部材25とが嵌合されていると共に、前記第2窓部
材25の小径部19側の表面の縁部が前記小径部19と
大径部20との間の段差部22に当接されたものである
請求項6記載の本発明は、前記小径部19に、石英ガラ
スからなる第3窓部材29と、フッ素樹脂からなる第4
窓部材30とが、前記大径部20側からこの順に嵌合さ
れたものである。
(作 用) 本発明では、マイクロ波入射孔14に、石英ガラスから
なる第1窓部材24と、フッ素樹脂からなる第2窓部材
25とを、高圧容器1内側からこの順に嵌合しているの
で、前記三条件のうちマイクロ波を透過することは勿論
のこと、残りの三条件も満足する。
即ち、フッ素樹脂からなる第2窓部材25によりシール
性を保持するので、石英ガラスからなる第1窓部材24
の加工精度を下げうる。また、加工時の高圧容器1の内
圧を、第1窓部材24を介して第2窓部材25が受ける
ことになるので、第2窓部材25は、中央部が凹む変形
を起こすことがないだけでなく、マイクロ波入射孔14
の径方向に膨張するので、むしろ流体に対するシール性
を高めることになる。さらに、第2窓部材25が変形す
ることにより、第1窓部材24に対するクツション材の
役割を果たし、高圧容器1内の昇・減圧の繰り返しによ
り材質が疲労し、第1窓部材24が破損することを特徴
する 請求項2記載の本発明によると、前記第1窓部材24の
反第2窓部材25側の表面が、その縁部が前記高圧容器
1内壁に固定された石英繊維からなる布部材26で覆わ
れているので、この布部材26がネットの役割を果たし
、高圧容器1内の減圧時に前記第1窓部材24が抜は落
ちるのを防止する。また、当然のことながら、布部材2
6は石英繊維からなっているので、マイクロ波を透過す
る。
なお、この請求項2記載の本発明は、マイクロ波入射孔
14を高圧容器1上部に設ける場合に特に有効である。
請求項3記載の本発明によると、第1窓部材24の反第
2窓部材25例の表面が凸面なので、平面の場合より、
より有効に加圧時の高圧容器の内圧を受ける。
請求項4記載の本発明によると、第1窓部材24と高圧
容器1との間にシール部材28が介設されているので、
流体に対するシール性が高まる。また、高圧容器1内の
減圧時に前記第1窓部材24が抜は落ちるのを特徴する 請求項5記載の本発明によると、マイクロ波入射孔14
が、導波管13側の小径部19と、反導波管側の大径部
20とからなり、該大径部20に前記第1窓部材24と
第2窓部材25とが嵌合されていると共に、前記第2窓
部材25の小径部19側の表面の縁部が前記小径部19
と大径部20との間の段差部22に当接されているので
、有効に加圧時の高圧容器lの内圧を受けるだけでなく
、第2窓部材25がクツションの役割を果たす。また、
段差部22においても流体に対するシールを行えるので
、シール性がより向上する。
請求項6記載の本発明によると、小径部19にも、石英
ガラスからなる第3窓部材29と、フッ素樹脂からなる
第4窓部材30とが、前記大径部20側からこの順に嵌
合されているので、請求項1記載の本発明の作用をこの
部分でも果たす。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図及び第2図は、上蓋3にマイクロ波入射孔14を
形成した場合を示す。なお、第5図の従来例と同一名称
部材には同一の番号を付し、その説明を省略する。
第1図及び第2図において、10はマイクロ波発振器、
11は整合器、12は矩形の導波管、13は円形導波管
、14は上蓋3に形成されたマイクロ波入射孔であり、
マイクロ波発振器10で発振した100KH2以上のマ
イクロ波を導波管12.13を経てマイクロ波入射孔1
4から高圧容器l内に入射するようになっている。40
は金属製のファンで、高圧容器1内に入射されたマイク
ロ波の定在波の発生を防止するためのものである。
そして、この高圧雰囲気マイクロ波加熱炉は、各種セラ
ミック等の被処理材17を高圧容器lに入れた後、高圧
容器1内に高圧流体を導入し、その高圧流体により被処
理材17を等方的に圧縮すると共に、マイクロ波入射孔
14から高圧容器1内に100KHz以上のマイクロ波
を入射して、誘電作用により被処理材17を加熱し焼結
するようになっている。
上蓋3のマイクロ波入射孔14は、円形導波管13と略
同−径の第1小径部18と、これよりも大径の第2小径
部19と、更に大径の大径部20とを有し、その小径部
18.19間には第1段差部21が、第2小径部19と
大径部20との間には第2段差部22が夫々形成されて
いる。また第1段差部21には同心円状に突条部23が
形成されている。
そして、大径部20には、石英ガラスからなる第1窓部
材24と、フッ素樹脂からなる第2窓部材25とが、高
圧容器1の 内側からみてこの順に嵌合されている。第
1窓部材24は、及第2窓部材25例の表面が凸面であ
り、この表面は石英繊維からなる布部材26で覆われて
いる。この布部材26は周縁部が上蓋3の内壁に金属製
のリング27により固定されている。第2窓部材25は
第2小径部19例の周縁部が第2段差部22に当接され
、また大径部20の内周には、第1窓部材24との間に
Oリング等のシール部材28が介設されている。
第2小径部19には、石英ガラスからなる第3窓部材2
9と、フッ素樹脂からなる第4窓部材30とが、大径部
20側からこの順に嵌合されている。第4窓部材30は
第1小径部18に嵌合する小径嵌合部31を有すると共
に、第1小径部18例の周縁部が第1段差部21に当接
されている。第4窓部材30の導波管13側の表面は石
英繊維からなる布部材32により覆われている。この布
部材32は、その外周を金属製のリング33により支持
され、またリング33は導波管13のフランジ部34と
共にボルト等により上蓋3に固定されている。
被処理材17の処理に際しては、高圧容器1内に高圧流
体を導入して被処理材17を等方的に圧縮すると共に、
導波管13からマイクロ波入射孔14の各窓部材24,
25,29.30を透過させてマイクロ波を高圧容器1
内に導き、その誘電作用により被処理材17を加熱する
この場合、高圧容器1内には高圧が作用するので、その
内圧によって第1窓部材24が上方に移動し、第2窓部
材25を上方に押圧する。このため、第2窓部材25が
第2段差部22に密着し、高圧容器1内の内圧を支える
。次いで、第2窓部材25が第3窓部材29を押し、第
4窓部材30を第1段差部21に押付ける。この時、第
4窓部材30に突条部23が喰込む。
このような構成によれば、フッ素樹脂からなる第2及び
第4窓部材25.30によりシール性を保持するので、
石英ガラスからなる第1窓部材24の加工精度を下げる
ことができる。また、加圧時の高圧容器1の内圧を、第
1窓部材24等を介して、各段差部21.22に当接す
る第2及び第4窓部材25゜30で受けることになるの
で、第2及び第4窓部材25.30は、中央部が凹む変
形を起こすことがないだけでなく、マイクロ波入射孔1
4の径方向に膨張し、高圧流体に対するシール性を高め
ることになる。しかも、この時、第2及び第4窓部材2
5.30が段差部21.22に当接して変形するので、
第1及び第3窓部材24.29に対するクツション材の
役割を果たし、高圧容器1内の昇・減圧の繰り返しによ
り材質が疲労し、第1窓部材24が破損することを防止
することができる。
第1窓部材24は反第2窓部材25側の表面が布部材2
6で覆われているので、この布部材26がネットの役割
を果たし、高圧容器1内の減圧時に第1窓部材24が抜
は落ちるのを防止することができる。
また、当然のことながら、布部材26は石英繊維からな
っているので、マイクロ波を透過することができる。第
1窓部材24は、反第2窓部材25側の表面が凸面なの
で、平面の場合より、より有効に加圧時の高圧容器1の
内圧を受けることができる。
また、第1窓部材24と高圧容器1との間にシール部材
28が介設されているので、高圧流体に対するシール性
を高めることができる。しかも、高圧容器l内の減圧時
に第1窓部材24が抜は落ちるのを防止することもでき
る。
第3図及び第4図は、本発明の別の実施例を示し、マイ
クロ波を被処理材17に効率良く導くために、マイクロ
波入射孔14を下M4の中央部に設け、これに対応して
導波管13も高圧容器1の軸心上で下蓋4に設けたもの
である。この場合、被処理材17やこれを収める鞘35
の取出しを簡便にするため、プレスフレーム5は高圧容
器1の軸心に対して対称に配置すると共に、固定台36
にヒンジ37により回動自在に枢着し、各プレスフレー
ム5をヒンジ37廻りに反対方向に回動させて開く構造
にする方が好ましい。
高圧容器1内には、モータ38によって駆動される回転
型の反射機39が設けられ、マイクロ波が被処理材17
に均一に照射されるようになっている。
41は台座、42は断熱粉体である。
なお、第4図の一対のプレスフレーム5は、レール等で
平行に移動させるようにしても良い。
また、第1図乃至第4図では、マイクロ波射孔14を上
蓋3又は下蓋4に設けているが、円筒容器2に設けても
よい。
(発明の効果) 本発明では、マイクロ波入射孔14に、石英ガラスから
なる第1窓部材24と、フン素樹脂からなる第2窓部材
25とを、高圧容器1の内側からみてこの順に嵌合して
いるので、三条性のうち、マイクロ波を透過することは
勿論のこと、残りの二条性も満足することができる。
即ち、第2窓部材25によりシール性を保持するので、
第1窓部材24の加工精度を下げうる。また、加圧時の
高圧容器1の内圧を、第1窓部材24を介して第2窓部
材25が受けることになるので、第2窓部材25は、中
央部が凹む変形を起こすことがないだけでなく、マイク
ロ波入射孔14の径方向に膨張するため、むしろ流体に
対するシール性を高めることができる。さらに、第2窓
部材25が変形することにより、第1窓部材24に対す
るクツション材の役割を果たし、高圧容器1内の昇・減
圧の繰り返しにより材質が疲労し、第1窓部材24が破
損することを防止することができる。
請求項2記載の本発明によると、第1窓部材24の反第
2窓部材25側の表面が、その縁部が前記高圧容器1内
壁に固定された石英繊維からなる布部材26で覆われて
いるので、該布部材26がネットの役割を果たし、高圧
容器1内の減圧時に第1窓部材24が抜は落ちるのを防
止することができる。また、布部材26は石英繊維から
なっているので、マイクロ波を透過することができる。
請求項3記載の本発明によると、第1窓部材24の反第
2窓部材25側の表面が凸面なので、平面の場合より、
より有効に加圧時の高圧容器lの内圧を受けることがで
きる。
請求項4記載の本発明によると、第1窓部材24と高圧
容器1との間にシール部材28が介設されているので、
流体に対するシール性を高めることができる。また、高
圧容器l内の減圧時に第1窓部材24が抜は落ちるのを
防止することもできる。
請求項5記載の本発明によると、マイクロ波入射孔I4
が導波管13例の小径部I9と、反導波管側の大径部2
0とからなり、該大径部20に前記第1窓部材24と第
2窓部材25とが嵌合されていると共に、前記第2窓部
材25の小径部19例の表面の縁部が前記小径部19と
大径部20との間の段差部22に当接されているので、
有効に加圧時の高圧容器lの内圧を受けることができる
だけでなく、第2窓部材25にクツションの役割を果た
させることができる。
また、段差部22においても流体に対するシールを行う
ことができるので、シール性をより向上させることがで
きる。
請求項6記載の本発明によると、小径部19にも、石英
ガラスからなる第3窓部材29と、フッ素樹脂からなる
第4窓部材30とが、前記大径部20側からこの順に嵌
合されているので、請求項1記載の本発明と同様の効果
をこの部分でも得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部の拡大断面図、第
2図は同全体の構成図、第3図は本発明の別の実施例を
示す断面図、第4図は同平面図、第5図は従来例を示す
構成図である。 1・・・高圧容器、3・・・上蓋、4・・・下蓋、13
・・・円形導波管、14・・・マイクロ波入射孔、17
・・・被処理材、19・・・第2小径部、20・・・大
径部、22・・・第2段差部、24・・・第1窓部材、
25・・・第2窓部材、26・・・布部材、28・・・
シール材、29・・・第3窓部材、30・・・第4窓部
材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属製の高圧容器(1)内に高圧流体を導入し、
    該高圧容器(1)内に配した被処理材(17)を等方的
    に圧縮すると共に、該高圧容器(1)を貫通するマイク
    ロ波入射孔(14)に接続された導波管(13)を通し
    て該高圧容器(1)内にマイクロ波を導き、前記被処理
    材(17)を加熱する高圧雰囲気マイクロ波加熱炉にお
    いて、 前記マイクロ波入射孔(14)に、石英ガラスからなる
    第1窓部材(24)と、フッ素樹脂からなる第2窓部材
    (25)とが、高圧容器(1)の内側からみてこの順に
    嵌合されていることを特徴とする高圧雰囲気マイクロ波
    加熱炉。
  2. (2)前記第1窓部材(24)の反第2窓部材(25)
    側の表面が、その縁部が前記高圧容器(1)内壁に固定
    された石英繊維からなる布部材(26)で覆われている
    ことを特徴とする請求項1記載の高圧雰囲気マイクロ波
    加熱炉。
  3. (3)前記第1窓部材(24)の反第2窓部材(25)
    側の表面が凸面であることを特徴とする請求項1又は2
    記載の高圧雰囲気マイクロ波加熱炉。
  4. (4)前記第1窓部材(24)と高圧容器(1)との間
    にシール部材(28)が介設されていることを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の高圧雰囲気マイクロ波加熱
    炉。
  5. (5)前記マイクロ波入射孔(14)が、導波管(13
    )側の小径部(19)と、反導波管側の大径部(20)
    とからなり、該大径部(20)に前記第1窓部材(24
    )と第2窓部材(25)とが嵌合されていると共に、前
    記第2窓部材(25)の小径部(19)側の表面の縁部
    が前記小径部(19)と大径部(20)との間の段差部
    (22)に当接されていることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の高圧雰囲気マイクロ波加熱炉。
  6. (6)前記小径部(19)に、石英ガラスからなる第3
    窓部材(29)と、フッ素樹脂からなる第4窓部材(3
    0)とが、前記大径部(20)側からこの順に嵌合され
    ていることを特徴とする請求項5記載の高圧雰囲気マイ
    クロ波加熱炉。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326013A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Shikoku Instrumentation Co Ltd マイクロ波化学反応容器および装置

Cited By (1)

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JP2007326013A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Shikoku Instrumentation Co Ltd マイクロ波化学反応容器および装置

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