JPH03230073A - 気体の冷却方法および装置 - Google Patents

気体の冷却方法および装置

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JPH03230073A
JPH03230073A JP2389190A JP2389190A JPH03230073A JP H03230073 A JPH03230073 A JP H03230073A JP 2389190 A JP2389190 A JP 2389190A JP 2389190 A JP2389190 A JP 2389190A JP H03230073 A JPH03230073 A JP H03230073A
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JP
Japan
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gas
liquid
cooling cylinder
cooled
supplied
Prior art date
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Pending
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JP2389190A
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English (en)
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Akira Oba
昭 大場
Jiro Satsuba
札場 次郎
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NIPPON GAS KAIHATSU KK
Original Assignee
NIPPON GAS KAIHATSU KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば液化石油ガス(略称LPG)などの
気体を冷却するための方法および装置に関する。
従来の技術 たとえば転炉の運転操業時には、転炉の酸素供給羽口付
近に気化したLPGを供給してそのLPGを燃焼させて
、羽口付近が異常な高温度になるのを防ぎ、これによっ
て転炉のライニング耐火物を保護している。このような
転炉に供給される気化したLPGは、その圧力がたとえ
ば15kg/Cm2であって一定に保ち、その液化温度
たとえばプロパンの場合43〜45℃であって、しかも
むやみに高い温度にならないようにすることが望まれ、
たとえば約60℃とされる。またガスタービンの運転時
にも、前記転炉と同様に15〜20k g / c m
 2以上の高圧LPGを供給する必要がある。この場合
にもLPGの圧力を一定に保ち、むやみに高温にならな
いようにする必要がある。
典型的な先行技術では、このような圧力15/c m 
2であって約60’Cの気化したI−P Gを供給する
なめに、常温で液体であるLPGを蒸発菌内に供給し、
この蒸発筒内には伝熱管を設け、この伝熱管内に110
〜120 ’Cの飽和水蒸気を供給して液体LPGを沸
騰して気化している。
発明が解決すべき課題 このような先行技術では、伝熱管に水蒸気を一定流量お
よび一定圧力で供給するとき、液体のLPGの流量に応
じて、蒸発筒から得られる気化したLPGの温度が変化
し、その液体LPGの流量が小さいときには蒸発筒から
得られる気化したLPGの温度がたとえば約100’C
以上となることがあるにのような高温度の気化したLP
Gは、それを導く配管制御系において用いられている弁
のゴムなどから成るシール材などを劣化させ、またその
他の悪影響を及ぼす。
このような問題を解決するために、他の先行技術では飽
和水蒸気を冷却してたとえば約80’Cの温水とし、こ
の温水を前記伝熱管に供給し、こうして蒸発筒に供給さ
れる液体LPGの流量が小さいときにおいて蒸発筒から
得られる気化したLPGの温度が高温度になることを抑
制している。
このような先行技術の新たな問題は、伝熱管には水蒸気
よりも低温度の温水であるので、大きな熱交換面積を必
要とし、構成が大形化するということである。
本発明の目的は、希望する温度以上の気体を、小形の構
成で冷却することができるようにした気体の冷却方法お
よび装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、冷却筒内に、冷却されるべき気体を供給し、
その気体に、その気体と同一組成を有する液体を噴霧し
て、その液体の気化潜熱を利用して気体の冷却をする気
体の冷却方法である。
また本発明は、上下に延びる冷却筒と、冷却筒に冷却さ
れるべき気体を供給する気体供給手段と、 冷却筒内で気体供給手段よりも上方で下方に向けて、前
記気体と同一組成を有する液体を噴霧する液体供給用ノ
ズルと、 液体供給用ノズルよりも冷却筒の上方で気体を排出する
排出管と、 冷却筒の下部に設けられ、前記液体を加熱して気化する
加熱手段とを含むことを特徴とする気体の冷却装置であ
る。
作  用 本発明に従えば、冷却筒内に、冷却されるべき気体、た
とえば気化したLPGを供給し、この気体に、その気体
と同一組成を有する液体、たとえば液体のLPGを噴霧
する。したがってその液体の気化潜熱によって前記気体
が冷却される。この気化潜熱は、液体がLPGの場合、
70〜80kcal/kgであって大きい値である。し
たがって比較的小流量の液体によって、気体を効率よく
冷却することができ、その液体は上述のように冷却され
るべき液体と同一組成を有しているので、冷却筒から得
られる冷却された気体の組成が変化してしまうことはな
い。このようにして希望する温度を有する気体を、小形
の構成で冷却して得ることが可能である。
また本発明に従えば、冷却筒内に、気体供給手段から冷
却されるべき気体を供給し、それよりも上方で、その気
体と同一組成を有する液体を液体供給ノズルから噴霧し
、こうして気体供給用ノズルよりも上方から、冷却され
た気体を、排出管を経て排出することができる。冷却筒
に噴霧された液体がその液体の状態で冷却筒の下部に達
したとき、加熱手段によって加熱されて気化される。し
たがって冷却筒内に液体が貯留されることはない。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の全体の系統図である。密
閉の貯槽1内にはLPGの液体2が貯留され、この貯槽
1は常温であり、その内部の圧力はたとえば5〜13 
k g / c m 2である。貯槽1からの液体は、
管路3から遠心ポンプ4によって圧送され、管路5から
減圧手段6を介して、蒸発手段7に導かれて気化され、
ここで気化された気体は冷却手段8において冷却され、
これによって菅N9からたとえば15 k g / c
 m ”であって約60℃の気体LPGを希望する流量
で供給することができる。気化手段7では、減圧手段6
がらの液体は管路10を経て上下に延びる細長い蒸発筒
11に供給される。この蒸発筒11内には伝熱管12が
設けられ、この伝熱管12には飽和水蒸気供給源13か
ら管路14を経て飽和水蒸気が供給される。これによっ
て蒸発筒11内では液体が沸騰して気化されて蒸発し、
管路15から気体が供給される。伝熱管12に供給され
る水蒸気の温度および圧力は一定であり、したがって管
路18がら得られる気体は、管路10から蒸発筒11に
供給される液体の流量に応じて変化し、この管路15か
らの気体は、冷却手段8において冷却されて、管路9か
ら前述のように一定の温度の気体が得られる。伝熱管1
2からのトレインは管路16がら排出される。
減圧手段6は、たとえばオリフィスまたは減圧弁などで
あってもよい。
冷却手段8において、上下に延びる細長い冷却筒17が
設けられる。この冷却筒17の上下の中間位置には管路
15から、冷却されるべき気体が入口18から供給され
る。入口18は冷却筒17の底部付近に設けられていて
もよい。この入口は気体供給手段を構成する。冷却筒1
7においてその人口18よりも上方には液体供給ノズル
1つが設けられる。ポンプ4がら管路5を介する液体は
管路20を介して、さらに流量制御弁21がら管路22
を介して液体が供給される。したがって入口18からの
気体とノズル1つからの液体とは同一組成を有する。
ノズル19から噴霧される液体は、デミスタまたはラヒ
シリングなどの分散部材23によってその冷却筒17の
水平断面全体にわたって均一な流量に分散されて落下さ
れる。これによって入口18からの気体は分散部材23
から落下する液体の気化潜熱によって効率よく冷却され
、したがってノズル1つから噴霧される液体は小流量で
よい。
減圧手段6は、その1次圧を2次圧に比べてたとえば約
1〜2 k g / cm 2減圧するものであって、
これによってノズル19からの液体は円滑に冷却筒17
に噴霧することができる。
冷却筒17の下部には、その底部24から上方に突出し
た加熱手段25が設けられる。この加熱手段25には飽
和水蒸気供給源13から管路14および管路26を介し
て飽和水蒸気が供給される。
したがってノズル1つから噴霧された液体が気化されず
に冷却筒17の底24に落下しても、その落下した液体
は加熱手段25によって気化される。
したがってこの冷却筒17の下部に液体が貯留してしま
うことはない。
冷却筒17の上部からは管路27を介して、さらに管路
9を介して気体が供給される。管路27の途中には温度
検出素子28が設けられ、気体の温度を検出する。この
温度検出素子28の出力は調節計29に与えられる。調
節計29は、温度検出素子28の出力に応答し、その気
体の温度が予め定める値、たとえば前述のように約60
℃となるように流量制御弁21の開度を制御し、その検
出温度が高いとき流量制御弁21の開度を大きくする。
こうして管路27,9から得られる気体の温度を希望す
る一定の値、約60℃に保つことができる。
管路9から得られる一定圧力、一定温度の気体は転炉の
運転操業のためだけでなく、ガスタービンなどの燃料に
用いることができ、さらにまた、その他の用途において
も用いることができる。本発明はLPGだけでなくその
他の組成を有するガスに関連してもまた実施することが
できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、冷却筒内に供給される冷
却されるべき気体は、その気体と同一組成を有する液体
が噴霧されてその液体の気化潜熱を利用して気体が冷却
されるので、冷却筒から得られる気体の温度を希望する
温度に冷却することができ、しかもその構成を小形化す
ることができる。したがってたとえば液体のLPGを、
水蒸気を用いて気化して高温度の気体が得られても、そ
の高温度の気体LPGを希望する温度に簡便に冷却する
ことが可能である。またその冷却装置では、冷却筒の下
部に加熱手段を設けて液体を気化するようにしたので、
冷却筒の下部に液体が貯留してしまうことはない。
また本発明によれば、LPGを導く配管制御系において
用いられている弁のシール材などの劣化を可及的に少な
くし、そのシール材などの交換回数を少なくして保守管
理に要する手間を削減することができるとともに、従来
のように高圧LPGをシールするために比較的高価なシ
ール材を用いる必要がなくなり、その交換回数も低減さ
れるので、保守管理に要する経費を削減することが可能
となり、経済性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体の系統図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷却筒内に、冷却されるべき気体を供給し、その
    気体に、その気体と同一組成を有する液体を噴霧して、
    その液体の気化潜熱を利用して気体の冷却をする気体の
    冷却方法。(2)上下に延びる冷却筒と、 冷却筒に冷却されるべき気体を供給する気体供給手段と
    、 冷却筒内で気体供給手段よりも上方で下方に向けて、前
    記気体と同一組成を有する液体を噴霧する液体供給用ノ
    ズルと、 液体供給用ノズルよりも冷却筒の上方で気体を排出する
    排出管と、 冷却筒の下部に設けられ、前記液体を加熱して気化する
    加熱手段とを含むことを特徴とする気体の冷却装置。
JP2389190A 1990-02-01 1990-02-01 気体の冷却方法および装置 Pending JPH03230073A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845943A (ja) * 1971-10-11 1973-06-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845943A (ja) * 1971-10-11 1973-06-30

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