JPH03229899A - 浸漬式被膜形成方法およびこれに使用できる被膜形成装置 - Google Patents

浸漬式被膜形成方法およびこれに使用できる被膜形成装置

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JPH03229899A
JPH03229899A JP2551990A JP2551990A JPH03229899A JP H03229899 A JPH03229899 A JP H03229899A JP 2551990 A JP2551990 A JP 2551990A JP 2551990 A JP2551990 A JP 2551990A JP H03229899 A JPH03229899 A JP H03229899A
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liquid
film
immersed
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JP2551990A
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Haruo Kadoi
門井 春雄
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Aichi Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は浸漬式被膜形成方法およびこれに使用できる被
膜形成装置に関する。この浸漬式被膜形成方法は、例え
ば、電着塗装被膜、メツキ被膜などを形成する際に適用
できる。
[従来の技術1 電着塗装被膜形成り法として、対象物を連続槽の液内に
浸漬させたまま連続的に搬送するコンベヤ式と、対象物
を槽の液内に垂直降下させて浸漬し、所定時間浸漬後に
液から取り出して対象物を空中で間欠的に搬送するタク
ト式とか知られている。
タクト式の電着塗装被膜形成方法では、従来より、前処
理用液を貯溜する適数個の前処理槽と、電着塗装用液を
貯溜する塗装槽と、後処理用液を貯溜する適数個の後処
理槽とをそれぞれ直列に配置した設備ラインを用いる。
更に上記設備ラインに、適数個の各係合部を同期かつ間
欠的に降下、上昇、前進させ得る搬送装置を設ける。
そして、タクト式では、対象物を各係合部にそれぞれ係
合した状態で、各係合部を降下させて対象物を同期かつ
間欠的に各種の液内にそれぞれ浸漬させる浸漬工程と、
各係合部を上昇させて対象物を同期かつ間欠的に持上げ
、対象物を液からそれぞれ浮上させる持上げ工程と、上
背させた各係合部を同期かつ間欠的に前進させ、対象物
を1ピツヂぶんそれぞれ前進させる前進工程とを実施し
、以下同様に浸漬工程、持上げ工程、前進工程を順に繰
jヌすことにしている。
そして、塗装槽の電着塗装用液に対象物を浸漬している
間に、塗装槽に装置した電極部に電斤を印加し、塗料成
分を電気泳動させ、対象物の塗装部の表面に電着塗装被
膜を積層し、これにより電着塗装を行う。
[発明か解決しようとする課題1 ところで対象物を連続搬送するコンベヤ式の方法では、
生産量を高めるには対象物の搬送速度を増せばよいか、
この場合には、塗装槽の長さを長くすれば、対象物か塗
装槽内に浸漬している浸漬時間を確保できる。
一方、対象物を間欠搬送するタクト式の方法では、対象
物を搬送する搬送速度を高めると、塗装槽の液に対象物
か浸漬する1回あたりの浸漬時間か短くなり、塗装に悪
影響を及ぼす。そのためタクト式の方法では生産性の向
上に限界かあり、生産量を高めるには塗装設備ラインを
更に新設する必要かある。
本発明は上記した実情に毘み開発されたものであり、そ
の目的は、上記したタクト式の方法を改良し、生産性の
向上を図り得る浸漬式被膜形成方法およびこれに使用で
きる被膜形成装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の浸漬式被膜形成方法は、 前進方向に直列に配置された適数個の係合部をもち、各
係合部を同期させて降下、上昇、所定のピッチで前進さ
せ得る搬送装置と、 係合部の前進方向に直列に配置され、後処理用液および
前処理用液の少なくとも一方を貯溜する適数個の槽から
なる処理槽と、 処理槽に対して直列に配置され、係合部の前進方向で係
合部の前進ピッチの長さよりも長い寸法をもち、被膜形
成用液を貯溜する被膜形成槽とを用い、 対象物を係合部に係合した状態で、各係合部を降下させ
て対象物を各種の液内に浸漬させる浸漬工程と、 各係合部を上昇させて対象物を持上げ、対象物を液から
浮上させる持上げ工程と、 上昇させた各係合部を前進させて対象物を1ピッチぶん
前進させる前進工程とを順に繰返す方法であり、 持上げ工程に際して、処理槽の液内に浸漬していた対象
物と係合部とを停台状態とし、処理槽の液内に浸漬して
いた対象物を持上げて液から浮上させ、かつ、被膜形成
用液に浸漬していた対象物と係合部とを非係合状態とし
、被膜形成用液に浸漬していた対象物を持上げることな
く被膜形成用液内に残置したままとし、被膜形成用液内
における浸漬時間を長くし、後の持上げ工程において被
膜形成用液内に残置した対象物と係合部とを係合させて
、対象物を被膜形成用液から持上げるようにしたことを
特徴とするものである。
本発明の被膜形成装置は、上記した浸漬式被膜形成方法
を実施する際に使用するものである。即ちこの被膜形成
装置は、前進方向に直列に配置された適数個の係合部を
もち、各係合部を同期させて降下、上昇、所定のピッチ
で前進させ得る搬送装置と、 係合部の前進方向に直列に配置され、後処理用液あよひ
前処理用液の少なくとも一方を貯溜する適数個の槽から
なる処理槽と、 処理槽に対して直列に配置され、係合部の前進方向で係
合部の前進ピッチの長さよりも長い寸法をもち、被膜形
成用液を貯溜する被膜形成槽と、被膜形成槽内に残置し
た対象物を被膜形成用液内に浸漬させたままの状態で前
進させる浸漬移送部とを具備することを特徴とするもの
である。
本発明の被膜形成方法は、電着塗装、電気メツキ、無電
解メツキ、どぶ付は塗装などに適用できる。従って、被
膜形成槽に貯溜されている被膜形成用液は、電@塗装用
液、電気メツキ用液、無電解メツキ液、どぶ付は用塗装
液、金属表面処理液とすることかできる。
本発明の被膜形成方法の特徴は、持上げ工程において、
被膜形成用液に浸漬していた対象物と係合部とを非係合
状態とし、被膜形成用液に浸漬していた対象物を持上げ
ることなく被膜形成用液内に残置したままとし、被膜形
成用液内に対象物か浸漬している浸漬時間を長くするこ
とにある。この場合、被膜形成用液内に残置してあく時
間は、形成する被膜の種類、搬送装置の移送タクト等に
応じて適宜選択できる。
本発明の被膜形成方法で使用する撤退装置は、係合部を
ほぼ垂直方向へ昇降させたり、所定ピッチで横方向へ前
進させるものである。搬送装置の係合部は、対象物を直
接的または間接的に係合し対象物を移送し得るものであ
り、例えば、フック状、爪状とすることができる。
本発明の被膜形成方法では、対象物は、被膜を形成する
鍛造品、鋳造品、機械加工品等の物の意味であり、ある
いは、被膜を形成する物を収納した能、箱、袋体、網体
等を含む意味である。従って、被膜を形成する物か鍛造
品である場合に、鍛造品を収納した敲も対象物に含まれ
る。
本発明の被膜形成装置は浸漬移送部か装備されている点
を主たる特徴とする。浸漬移送部は、被膜形成槽の被膜
形成溶液内に残置した対象物を被膜形成用液内に浸漬さ
せたままの状態で前進させる機能をもつものである。浸
漬移送部は、例えば、ベル1〜やチェーン等のコンベヤ
で対象物を移送するコンヘヤ機構、シリングの前進で対
象物を押して移送するシリンダ機構、電磁石の吸引力、
反発力を介して対象物を移送する電磁石機構、傾斜面に
そって対象物を滑走させる機構、対象物を台車に載せて
移送する台車機構、対象物をワイヤ等で引き寄せる機構
、対象物をホイストで移送する機構などとすることかで
きる。
[作用] 本発明では、被膜形成用液に浸漬していた対象物を持上
げることなく被膜形成用液内に残置したままとしておく
ので、搬送装置の搬送タクトを早くしても被膜形成用液
内における浸漬時間は長く確保される。
「実施例」 以下、本発明の被膜形成方法を電着塗装に適用した一実
施例を説明する。
ます、説明の便宜上、本実施例の塗装方法で使用する装
置から主に第1図を参照して説明する。
搬送装置1は、前進方向つまり矢印X方向に直列に配置
された適数個の係合部10と、係合部1Oを同期して駆
動させる駆動機構11とて形成されている。搬送装置1
の駆動機構11が駆動すると、各係合部10は同期して
垂直方向に降下し、同期して垂直方向に上昇、同期して
所定のピッチPて水平方向つまり矢印X方向へ前進する
第6図は搬送装置1の一例を示す。この搬送装置1は、
縦カイト部11aにそって案内される走行ローラ12を
もつ昇降部13と、昇降部13に係止されたワイヤ14
と、ワイヤ14を引張って昇降部13を上昇させ得る昇
降用シリング部15と、昇降部13の水平カイト部15
にそって前記した水平方向つまり矢印X方向にそって移
動する走行ローラ16をもつ可動部17と、可動部17
を水平移動させる回路の水平移動用シリンダ部と、昇降
部13側に配設された爪状の係合部10とを備えている
第6図から理解できるように対象物\〜・は6[Wlo
と吐W10内に収納された塗装すべき鍛造品〜・11と
からなる。
ここで第6図において、昇降用シリング部15か作動す
るとワイヤ14を介して昇降部13か昇降し、係合部1
0が昇降し、ひいては係合部10に係合している引掛部
w10a、対象物Wか昇降する。このとき、下降に伴な
い、対象物Wか槽の液内に浸漬し、上昇に伴ない、対象
物Wか液から浮上する。
また、前記した回路の水平移動用シリンダ部か作動する
と、可動部17が水平方向へ引っ張られ、可動部17の
走行ロー516か水平カイト部15にそって転動し、ひ
いては対象物Wか水平方向つまり矢印X方向に移動する
ここて、係合部10とewloの引掛部W10aとの係
合を解除するには、次のようにして行なう。すなわち、
ワイヤ14を下げてRWloを槽内の台に載せる。ワイ
ヤ14を更に下げることにより係合部10を降下させ、
gtwloの引掛部W10aから係合部10を下方向へ
離す。その後、可動部17を矢印X方向へ水平移動させ
ることにより係合部10を水平移動させ、係合部10を
簡W10の引掛部w10aから水平方向へ離す。その状
態でワイヤ14を上昇させて係合部10を上昇させれば
、1tW10を槽内の台に残置させたまま係合部10を
上昇させる。
なお、係合部10と引掛部W10aとの係合を行なうに
は、前述と逆の動作をすればよい。
更に第1図を用いて説明する。前処理槽3は、対象物W
を前処理するものであり、高圧湯洗を行う槽30.脱脂
を行う槽31、第1水洗いを行う槽32、第2水洗いを
行う槽33、表面調整を行う槽34、化成処理用液35
aを貯溜する化成槽35、第3水洗いを行う槽36、第
4水洗いを行う槽37、第5水洗いを行う槽38、たれ
切りか行われ、る槽39を備えてあり、第1図に示すよ
う(こ各種を係合部10の前進方向につまり矢印X方向
にそって直列に配置して形成されている。
被膜形成槽としての電着塗装槽4は、被膜形成用液とし
ての電着塗装用液40を貯溜する。第1図に示すように
電着塗装槽4ては、係合部10の前進方向にそうつまり
矢印X方向にそう艮ざ寸法「は係合部10の前進ピッチ
Pの大きさよりち長い。電@塗装槽4には電着塗装を行
なう電極部、電極部に電圧を印加する電源部か装備され
ている。
さて本実施例では電着塗装槽4には浸漬移送部5か装備
されている。浸漬移送部5は、電着塗装槽4内に残置し
た対象物Wを電着塗装用液40内に浸漬させたままの状
態で矢印X方向にそって前進させる機能をもつものであ
る。浸漬移送部5の機構は、例えば、後述する第7図〜
第11図の各側から選択できるか、他の機構でもよい。
前述した前処理槽3の化成槽35にも同様なタイプの浸
漬移送部5か装備されている。
更に第1図に示すように、後処理槽6は、電着塗装後の
後処理か行われるものであり、第1水洗いを行う槽60
、第2水洗いを行う槽61、第3水洗いを行うIW62
、水切りが行われる槽63を備えており、各種を係合部
10の前進方向つまり矢印X方向にそって直夕1]に配
置して形成されている。
つぎに本実施例の塗装方法を説明する。本実施例の塗装
方法における作業途中は第1図〜第5図に示されている
本実施例の浸漬工程では、多数個の対象物Wを各係合部
10にそれぞれ係合した状態で、搬送装置1を駆動させ
、各係合部10を垂直方向へ同期して降下させ、これよ
り各対象物Wを8槽の液内に浸漬させる。対象物Wを係
合部10から外して浸漬させた状態は第1図に示されて
いる。
浸漬工程を終えたら、次に持上げ工程を行う。
持上げ工程では、第2図に示すように前処理槽3および
後処理槽6の8槽の液内に浸漬していた対象物Wと各係
合部10とを係合状態とする。更に、その状態で搬送装
置1を駆動させて、第3図に示すように、各係合部10
を垂直方向へ上昇させて対象物Wを持上げる。これによ
り前処理槽3および後処理層6の8槽の液内に浸漬して
いた対象物Wは、持上げられ、液から浮上する。
持上げ工程を終えたら次に前進工程を行う。前進工程で
は、搬送装置1の駆動により、各係合部10を、水平方
向つまり矢印X方向へ前進さゼて各対象物Wを1ピッチ
Pぶん移送する。
従って本例では、第2図において槽34内に浸漬してい
た対象物Wαは第3図に示すように持上げ工程て槽34
の上方に位置し、前進工程を終えると、第4図に示すよ
うに対象物Wαは化成槽35の上方に位置し、次の浸漬
工程で第5図に示すように化成槽35内に浸漬される。
また、第2図において化成槽35の終端側に浸漬してい
た対象物Wγは、持上げ工程で第3図に示すように化成
槽35の上方に位置し、前進工程を終えると、第4図に
示すように槽36の上方に位置し、次の浸漬工程で第5
図に示すように槽36内に浸漬される。
同様にして、第2図において槽39内に浸漬していた対
象物Wδは第3図に示すように持上げ工程て槽39の上
方に位置し、前進工程を終えると、第4図に示すように
電着塗装槽4の上方に位置し、次の浸漬工程で第5図に
示すように電着塗装槽4の始端側に浸漬される。
まI:第2図において電着塗装槽4の終端側に浸漬して
いた対象物Wεは、第3図に示すように持上げ工程で電
着塗装槽4の上方に位置し、前進工程を終えると、第4
図に示すように槽60の上方に位置し、次の浸漬工程で
槽60内に浸漬される。
本実施例の塗装方法ではかかる浸漬工程、持上げ工程、
前進工程を順に繰返す。
ところで、本実施例の塗装方法では持上げ工程を実施す
るに際して、第2図に示すように、電着塗装槽4の電着
塗装用液40に浸漬していた対象物〜Vλに対面する係
合部10を逆向きとし、対象物Wλと係合部10とを非
係合状態とする。そして、第3図に示すように電着塗装
用液40に浸漬していた対象物Wλを持上げることなく
電着塗装用液40内に残置したままとしておく。更に、
電着塗装用液40内における対象物Wλを第4図に示す
ように浸□漬移送部5て電着塗装槽4の終端側に前進さ
せる。
これ(こより電着塗装用液40内て対象物Wλが浸漬し
て浸漬時間を長くする。この間、対象物Wλの鍛造品は
電着塗装される。そして、後の持上げ工程において電着
塗装用液40内に残置した対象物Wλと係合部10とを
係合させて、対象物Wλを電着塗装用液40から持上げ
る。なお、対象物Wλは槽60内に浸漬され、水洗いさ
れる。
加えて本実施例の塗装方法では、化成槽35の化成液3
5aに浸漬していた対象物Wも係合部10とを非係合状
態とし、第2図において化成槽35内に浸漬していた対
象物Wμを持上げることなく浸漬移送部5て化成槽35
の終端側へ前進させる。これにより化成槽35の液内に
対象物Wμを残置したままとし、化成槽35内で対象物
Wμか浸漬している浸漬時間を長くし、これにより化成
処理時間を長くし、後の持上げ工程において化成槽35
内に残置した対象物Wμと係合部10とを係合させて、
対象物Wμを化成槽35から持上げるものである。
以上説明したように本実施例の電着塗装方法では、電着
塗装槽4内に対象物Wを浸漬させたままの状態て搬送装
置1を駆動するので、対象物Wが電着塗装槽4内に浸漬
している浸漬時間を確保できる。よって、対像物Wを搬
送する搬送装置1を搬送速度を増しても電着塗装槽4に
おける浸漬時間を確保できる。化成槽35内て対象物W
を浸漬させる場合も同様である。よって、浸漬時間を確
保しつつ対象物Wの搬送速度を増し得るので、生産性の
向上を図り得る。
また本実施例の装置では、浸漬移送部5で、対辺物\V
を浸漬させたまま前進させ得る。従って上記した電@塗
装方法に適用できる装置を提供することかできる。
第7図〜第11図に浸漬移送部5の各側を示す。
第7図に示す浸漬移送部5は、コンベヤ方式であり、駆
動輪50と従動輪51とコンベヤ52とを備えている。
そして駆動輪50か作動すると、]ンヘヤ52上の対象
物Wか矢印X方向へ移送される。第8図に示す浸潤移送
部5は、槽の底部を傾斜させて形成されており、底部の
傾斜端に装備されたシリンダ装置55を僑えている。そ
して底部を滑走させた対象物\〜lをシリンダ装置55
て持上げる。第9図に示す浸漬移送部5は索条で形成さ
れている。そして駆動部か作動すると、索条に係合した
対象物Wか矢印X方向へ移送される。第10図に示す浸
漬移送部5は、電磁石方式であり、案内ロット59と、
案内ロット59にそって移動する電磁15機構60とを
備えている。そして電磁石機構60か吸引力を発生した
状態で案内ロッド59にそって移動すると、対象物Wか
吸引されて矢印X方向へ移送される。
第11図に示す浸漬移送部5は、ホイストタイプであり
、搬送装置1と別個に装備されている。
そして、ホイストタイプの浸漬移送部5て対象物Wを槽
4内の液に浸漬させたまま移送する。
[発明の効果] 本発明の浸漬被膜形成方法によれば、タクト式方法を改
良し、被膜形成用液内における対象物の浸漬時間を確保
できるので、対象物の搬送速度を早め得、生産性の向上
を図り得る。
また、本発明の装置C:よれば、浸潤移送部により、対
象物を被膜形成用液内に浸漬させたままの状態で前進さ
せることかでき、よって上記した浸漬被膜形成方法を実
施することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は各種に対象物を浸漬している状態を模式的に示
す断面図、第2図は各種に浸漬されている対象物に係合
部を近付けた状態を模式的に示す断面図、第3図は各種
から対象物を持上げている状態を模式的に示す断面図、
第4図は対象物を1ピッチ前進させた状態を模式的に示
す断面図、第5図は係合部を降下させて対象物を浸漬さ
せた状態を模式的に示す断面図である。第6図は搬送装
置の要部の断面図、第7図〜第11図は浸漬移送部の各
側を模式的に示す断面図である。 図中、1は搬送装置、10は係合部、3は前処理槽、4
は電@塗装槽(被膜形成槽)、5は浸漬移送部、6は後
処理槽を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前進方向に直列に配置された適数個の係合部をも
    ち、各該係合部を同期させて降下、上昇、所定のピッチ
    で前進させ得る搬送装置と、 該係合部の前進方向に直列に配置され、後処理用液およ
    び前処理用液の少なくとも一方を貯溜する適数個の槽か
    らなる処理槽と、 該処理槽に対して直列に配置され、該係合部の前進方向
    で該係合部の前進ピッチの長さよりも長い寸法をもち、
    被膜形成用液を貯溜する被膜形成槽とを用い、 対象物を該係合部に係合した状態で、各該係合部を降下
    させて対象物を各該槽の液内に浸漬させる浸漬工程と、 各該係合部を上昇させて対象物を持上げ、対象物を液か
    ら浮上させる持上げ工程と、 上昇させた各該係合部を前進させて対象物を1ピッチぶ
    ん前進させる前進工程とを順に繰返す方法であり、 該持上げ工程に際して、該処理槽の液内に浸漬していた
    対象物と該係合部とを係合状態とし、該処理槽の液内に
    浸漬していた対象物を持上げて液から浮上させ、かつ、
    被膜形成用液に浸漬していた対象物と該係合部とを非係
    合状態とし、該被膜形成用液に浸漬していた対象物を持
    上げることなく被膜形成用液内に残置したままとし、該
    被膜形成用液内における浸漬時間を長くし、後の持上げ
    工程において該被膜形成用液内に残置した対象物と該係
    合部とを係合させて、対象物を該被膜形成用液から持上
    げるようにしたことを特徴とする浸漬式被膜形成方法。
  2. (2)前進方向に直列に配置された適数個の係合部をも
    ち、各該係合部を同期させて降下、上昇、所定のピッチ
    で前進させ得る搬送装置と、 該係合部の前進方向に直列に配置され、後処理用液およ
    び前処理用液の少なくとも一方を貯溜する適数個の槽か
    らなる処理槽と、 該処理槽に対して直列に配置され、該係合部の前進方向
    で該係合部の前進ピッチの長さよりも長い寸法をもち、
    被膜形成用液を貯溜する被膜形成槽と、 該被膜形成槽内に残置した対象物を被膜形成用液内に浸
    漬させたままの状態で前進させる浸漬移送部とを具備す
    ることを特徴とする被膜形成装置。
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