JPH0322987Y2 - - Google Patents

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JPH0322987Y2
JPH0322987Y2 JP6506886U JP6506886U JPH0322987Y2 JP H0322987 Y2 JPH0322987 Y2 JP H0322987Y2 JP 6506886 U JP6506886 U JP 6506886U JP 6506886 U JP6506886 U JP 6506886U JP H0322987 Y2 JPH0322987 Y2 JP H0322987Y2
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JP
Japan
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opening
pet
house
enclosure
wall
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JP6506886U
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JPS62177843U (ja
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、愛玩動物用居室を有する住宅に関
するものである。
《考案の背景》 わが国の高齢化社会の特色は、諸外国に例を見
ないほど高齢者の比率が高いと同時に極めて短期
間に高齢化が進行する点にある。
現在わが国の高齢者人口は1千2百万人で、20
世紀末には2千万人近くまで増加し、その後さら
に増加しピーク時には2千8百万人近くになると
予測されている。
一方、わが国では相変わらず家族との同居志向
に根強いものもあるが、その反面特に、都市部で
は、将来子供と同居せず一人で生活したいという
意向も増加しているとともに、止むを得ず一人住
まいを強いられている高齢者も増加している。
この様な一人住まいの高齢者の生活では、愛玩
動物、例えば、犬などを飼育すれば気も紛れる
し、犯罪に対する危険性もある程度回避できる。
しかしながら、一人住まいの高齢者が比較的大
形の愛玩動物を飼育する場合にはつぎのような問
題があつた。
すなわち、愛玩動物でも鎖に繋いだままで飼育
すると、ストレスが蓄積されて飼い主などに危害
を及ぼす恐れがあるので、時には鎖を解いて屋外
で運動をさせる必要があるが、この様な場合に高
齢者では思うように愛玩動物に運動をさせること
ができなかつた。
この考案は、このような問題点に鑑みてなされ
たものであつて、その目的とするところは、一人
住まいの高齢者が飼育している愛玩動物を簡単に
運動させることのできる愛玩動物用居室を有する
住宅を提供することにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、この考案は、愛玩
動物用居室を有する住宅において、住宅本体壁に
設けられた愛玩動物が出入り可能な開口部と、こ
の開口部を挟んで前記住宅本体壁の外部と内部と
に所要の空間を有する囲いをそれぞれ設けたこと
を特徴とする。
《作用》 上記の如く構成されたこの考案の愛玩動物用居
室を有する住宅によれば、開口部を任意に解放す
ることで飼育している愛玩動物を、屋外ないしは
屋内の囲いに移動させることができるので、高齢
者でも簡単に愛玩動物を運動させられる。
《実施例》 以下、この考案の好適な実施例について添付図
面を参照にして詳細に説明する。
第1図および第2図は、この考案にかかる愛玩
動物用居室を有する住宅の一実施例を示してい
る。
同図に示す愛玩動物用居室を有する住宅は、高
齢者が居住する住宅の床面10とほぼ同じレベル
に下端が位置する長方形状の開口部12が、本体
壁14を貫通するようにして穿設されている。
上記本体壁14の内部と外部には、開口部12
を挟むようにしてそれぞれ所要の空間を囲繞する
一対の囲い(屋内囲い16と屋外囲い18)が設
けてある。
屋内囲い16は、住宅の床面10上に設置さ
れ、鉄筋などの棒材を平面がコ字形になるように
溶接したものであつて、上方が解放され、側方の
両端は本体壁14の内面に固設されている。
一方、上記屋外囲い18は、地面20上に設置
され、適宜メツシユの金網をコ字形になるように
折曲し、その上方に屋根22を配設するとともに
側方の両端は、屋内囲い16と同様に本体壁14
の外面に固設されている。
また、上記開口部12には、愛玩動物が屋内囲
い16と屋外囲い18との間で自由に出入りでき
るように開閉扉24が、ヒンジ26によつて取り
付けられている。
開閉扉24には、開口部12を閉止するために
図示しない錠が設けてある。
さて、以上の如く構成された住宅では、高齢居
住者でも開閉扉24の錠を外せば飼育している愛
玩動物を簡単に屋内囲い16から屋外囲い18に
追いやることができ、動物を屋外囲い18内で充
分に運動させられる。
そして、雨天や夜間には屋外囲い18から屋内
囲い16に開閉扉24を介して愛玩動物を移動さ
せることもできる。
なお、上記実施例では開口部12にヒンジ26
によつて取り付けられた開閉扉24を設けたもの
を例示したが、飼育する動物の種類によつては必
ずしも開閉扉24は必要とせず、開口部12だけ
を設けたものであつても良い。
《考案の効果》 以上実施例で説明したように、この考案では、
愛玩動物用居室を有する住宅において、住宅本体
壁に設けられた愛玩動物が出入り可能な開口部
と、この開口部を挟んで前記住宅本体壁の内外に
それぞれ所要の空間を囲繞する一対の囲いを備え
ているので、高齢居住者でも簡単に飼育している
愛玩動物を充分に運動させることができる。。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案にかかる愛玩動
物用居室を有する住宅の一実施例を示しており、
第1図はその全体説明図、第2図はその要部斜視
図である。 10……床面、12……開口部、14……本体
壁、16……屋内囲い、18……屋外囲い、20
……地面、22……屋根、24……開閉扉、26
……ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 住宅本体壁に設けられた愛玩動物が出入り可能
    な開口部と、該開口部を挟んで該住宅本体壁の外
    部と内部とに所要の空間を有する囲いをそれぞれ
    設けたことを特徴とする愛玩動物用居室を有する
    住宅。
JP6506886U 1986-05-01 1986-05-01 Expired JPH0322987Y2 (ja)

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JP6506886U JPH0322987Y2 (ja) 1986-05-01 1986-05-01

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JP6506886U JPH0322987Y2 (ja) 1986-05-01 1986-05-01

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JPS62177843U JPS62177843U (ja) 1987-11-11
JPH0322987Y2 true JPH0322987Y2 (ja) 1991-05-20

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002194905A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Asahi Kasei Corp ペットコーナーのある住宅

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Publication number Publication date
JPS62177843U (ja) 1987-11-11

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