JPH0322715A - サテライトレシーバのプリセット方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は、衛星放送受信機、衛星通信機等の装置（以下
、サテライトレシーバと省略する。）をプリセットする
方法に関する。

〔従来の技術〕

従来からＦＭ受信機ではオートスキャニングによる自動
ブリセット機能が付加されたものがあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかながら、サテライトレシーバにおいては、サテライ
トの種類、ポラリティ、チャンネル、バンド、音声伝送
方式等の関係で、単純ではなく、プリセットが自動化さ
れているものはなかった。

本発明の目的は、そのプリセットの自動化を実現するこ
とである。

〔課題を解決するための手段〕

このために本発明は、ポラリティを一方に切り換えた状
態でサテライトアンテナを東西の一方から他方に向けて
移動させて、その移動途中でキャンチしたサテライトか
らの１又は複数のチャンネルをプリセソトし、次にポラ
リティを他方に切り換えた状態でサテライトアンテナを
東西の他方から一方に向けて移動させて、その移動途中
でキャッチしたサテライトからの１叉は複数のチャンネ
ルをプリセットするようにした。

上記チャンネルプリセット時に、音声伝送方式に合致し
た音声デコード方式を同時にプリセットすることができ
る． また、音声伝送方式の識別を、２個のキャリアをＡ，Ｂ
とすると、Ａ−Ｂにより演算して、その演算結果により
行うことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について説明する。第１図はサテ
ライトレシーバ（衛星放送受信機）の概略構成を示す図
である。サテライトアンテナ（ローノイズブロックダウ
ンコンバータも含むものとする。）１から人力する信号
からチューナ２でチューニングが行われ、そのチューニ
ングによって得られた信号が復調回路３で復調される。

そして、映像信号成分は図示しない映像処理回路に送出
され、音声信号威分は音声チューナ４で再度チューニン
グされ音声デコード回路５でデコードされて図示しない
音声信号処理回路に送出される。

６はマイクロコンピュータからなる制御部であり、チュ
ーナ２と音声チューナ４にチューニング信号を送出する
と共に、サテライトアンテナｌへのポラリティ切換信号
や方位制御信号を送出する。

また復調回路３や音声デコード回路５から信号レベルを
取り込み、その音声デコード回路５に音声デコード方式
切換信号を送出する。

７はプリセフトデータを格納するためのメモリである。

本実施例では、電源をオンした時点で未だ１チャンネル
もプリセットされていない場合に、まず強制的に手動プ
リセフトモードに切り換えて、プリセット操作を待つ。

この時、手動プリセ７｝の方法及び自動プリセットの選
択方法はテレビ受信機のＣＲＴ上にオンスクリーン表示
される。

次に、上記手動プリセットモードによる待機状態が所定
の時間（例えば１ｏ分間〉以上経過してもプリセット操
作が行われないと、自動プリセットモードに切り換える
。なお、上記手動プリセ，トモードの中で上記オンスク
リーン表示を見て所定の操作を行うことにより、自動プ
リセソトモードに切り換えることもできる。

こーの自動ブリセットモードでは、次の順序によりその
プリセットが行われる。

■．制御部６からのポラリティ制御信号によりサテライ
トアンテナ１に例えばポラリティｒＨ，の信号を送り、
この状態で方位制御信号を送出して、そのサテライトア
ンテナ１をして東側端から西側端までその方位を変化さ
せる。

■．この方位変化時に特定の放送衛星をキャソチすると
、その放送衛星について上記ポラリティ’ＨＪのチャン
ネルの放送を受信する。

これは、例えば米国ではＣバンドでは１〜２４チャンネ
ル、Ｋｕバンドでは１〜３２チャンネルがあるが、各バ
ンドともに若いチャンネル番号から順序（但し、片ポラ
リティであるので、受信できるのは奇数叉は偶数のチャ
ンネルのみ）で受信して、チャンネル毎に復調回路３か
らの信号レベルをｆＩ１ｉ認しながら、安定受信できる
と思われる所定値以上のレベルのチャンネルについて、
制御部６がメモリ７に当８亥チャンネル、バンド、サテ
ライト名、ポラリティ等をプリセットする。チャンネル
とバンドはチューナ２のチューニング情報から、サテラ
イト名はサテライトアンテナに送出する方位制御情報か
ら、ポラリティはポラリティ制御情報から得られる。

音声信号については、音声伝送方弐により違いがあるの
で、各チャンネル毎に音声信号レベルを検知しながら、
音声伝送方式に合致させてデコード方式を切り換える。

この音声伝送方式としては、マルチプレクス、ディスク
リート、マトリクス、モノラルの各方式があるが、受信
に際してはマルチプレクスはパイロフト信号があるので
一番最初に判別が可能である。ディスクリート、マトリ
クスでは２個のキャリアを使用するので、これを検出し
て方式を識別する。なお、モノラルもここで同時に識別
する。

いま、上記２個のキャリアをＡＳＢとすると、ディスク
リート・・・　　（Ｌ）　　　　　（Ｒ）マトリクス　
　・・・（Ｌ＋Ｒ）　　　（Ｌ−Ｒ）モノラル　　　・
・・　（Ｓ）　　　　　（Ｘ）（Ａ）　　　　　（Ｂ） となる。（×）は、Ｓと同じ信号、他の信号、ノイズの
何れかを示す。まず、ディスクリートとマトリクスの識
別を考える。このとき、 ２Ａ−Ａ−Ｂ　　　　　　　　　　　　　　・・・（１
）の演算を行うと、ディスクリートでは、２　Ｌ−Ｌ−
Ｒ＝Ｌ−Ｒ　　　　　　　　　　・・・（２）となり、
左右レベルの差が得られる。この差は通常小さい。また
、マトリクスでは、 ２　（Ｌ＋Ｒ）　−（Ｌ＋Ｒ）−　（Ｌ−Ｒ）＝２Ｒ・
・・｛３｝ となり、右レベルの２倍となる。

従って、この結果を数秒間ホールドしておいて、あるレ
ベルを境にして比較することにより、ディスクリート方
式とマトリクス方式をかなり高い精度で識別することが
できる。

次にモノラル方式については、 Ａ−Ｂ＝０　　　　　　　　　　　　　　・・・（４）
のとき、左右同じ信号として強制モノラルとし、また、 ＢξＯ（５） のときそのキャリアと思われた信号Ｂはノイズとして同
様に強制モノラルとし、更に上記弐（１１の演算結果レ
ベルがディスクリート方式の（２）式とマトリクス方式
の（３）式の演算結果レベルの中間値の場合も、強制モ
ノラルと判別する。

そして、以上の識別結果に基づいて、受信チャンネル毎
に音声デコード方式を制御部６によりメモリ７にプリセ
ットする。

■．制御部６からのポラリティ制御信号によりサテライ
トアンテナ１に、今度は逆のポラリティｒｙ，の信号を
送り、この状態で方位制御信号を送出して、そのサテラ
イトアンテナ１を今度は逆に西側端から東側端まで方位
を変化させ、上記■、■と同様にプリセットを行う。

以上のようにしてメモリ７にプリセソトされたデータは
、適当な検索符号を付して、選局操作モード時にオンス
クリーンによりＣＲＴ上に表示させる。ユーザが希望の
プリセットの検索符号をキーボードから入力すれば、そ
れが制御部６により読み取られて、チューナ２、音声チ
ューナ４、サテライトアンテナ１のボラリテイ、方位等
が制御され、希望のチャンネルの放送を受信することが
できる。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、自動プリセットを行わせ
ることができるようになるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を適用するサテライトレシーバ
の概略構或図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、ポラリティを一方に切り換えた状態でサテライ
   トアンテナを東西の一方から他方に向けて移動させて、
   その移動途中でキヤッチしたサテライトからの１叉は複
   数のチャンネルをプリセットし、次にポラリティを他方
   に切り換えた状態でサテライトアンテナを東西の他方か
   ら一方に向けて移動させて、その移動途中でキヤッチし
   たサテライトからの１叉は複数のチャンネルをプリセッ
   トすることを特徴とするサテライトレシーバのプリセッ
   ト方法。
2. （２）、上記チャンネルプリセット時に、音声伝送方式
   に合致した音声デコード方式を同時にプリセットするこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のサテライト
   レシーバのプリセット方法。
3. （３）、音声伝送方式の識別を、２個のキャリアをＡ、
   Ｂとすると、Ａ−Ｂにより演算して、その演算結果によ
   り行うことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のサ
   テライトレシーバのプリセット方法。