JPH03226633A - 検温装置 - Google Patents

検温装置

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JPH03226633A
JPH03226633A JP2022890A JP2289090A JPH03226633A JP H03226633 A JPH03226633 A JP H03226633A JP 2022890 A JP2022890 A JP 2022890A JP 2289090 A JP2289090 A JP 2289090A JP H03226633 A JPH03226633 A JP H03226633A
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JP
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temperature
thermopile
output
diode
measured
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JP2022890A
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Inventor
Tomohiro Yamada
智博 山田
Koji Moriyama
孝治 森山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、検温装置に係り、特に患者の外耳穴から放射
される赤外線を検知し、患者の体温を検温する体温計に
好適な検温装置に関する。
(ロ)従来の技術 鼓膜は、一般に1口、直腸、脇の下などの部位よりも検
温部分として優れているとされている。
この理由は、鼓膜が他の部分よりも体温、即ち検温すべ
き人の温度をより忠実に示し、体温の変化により忠実に
感応するからである。
このことから、外耳カナルを介して検温する方法と装置
が特開昭61−117422号公報(GOIJ5102
)に提案されている。
第13図は斯る検温装置の構造を示す断面図である。こ
の従来の装置は第13図に示すように、赤外線を検出し
て起電力を発生する赤外線センサであるサーモバイル(
16)と、サーマルクリスを介してサーモパイル(16
)と熱的に接触し、サーモパイル(16)の温度変化を
少な(すると共に、サーモパイル(16)に赤外線を導
入する為の導波管(35)を有する金属ハウジング(3
6)と、金属ハウジング(36)及びサーモパイル(1
6)の温度を体温付近の一定温度(36,6°C)にコ
ントロールする為のヒータ部(37)と、サーモパイル
(16)及び金属ハウジング(36)及びヒータ部(3
7)を収納する為のプローブユニットケース(38〕 
とからなる、そして、導波管の先端は加熱ターゲットの
空洞内に、その壁面と接触することなく位置するように
設けられている。
体温検出方法は、プローブ(38)を患者の外耳カナル
(鼓膜に至る耳の穴)に挿入して外耳穴から放射される
赤外線を検知する。
この時、サーモパイル(16)が体温によって調度変化
しない様に、ヒータ部(37)によって金属ハウジング
(36)及びサーモパイル(16)の1度を体温付近の
一定温度(36,6℃)にコントロールしている。
サーモパイル(16)は入射する赤外線の量に応じて起
電力を発生し、出力された信号は基板上の検出回路を経
てLCDなどの表示部に温度表示される。
ところで、サーモパイルは、サーモパイルと測定物との
温度差しか測定できないので、サーモパイル出力から求
められる温度差とサーモパイルの温度を検出する温度セ
ンサから求められるサーモパイルの温度とを加えること
により、測定物の温度を求めなければいけない。しかし
ながら、サーモパイルの人d力特性は、サーモバイル自
身の温度によって異なっている。即ち、30℃の温度を
もつ測定物をサーモパイルの温度が25℃の時に測定し
たサーモバイル出力と、35°Cの温度をもつ測定物を
サーモパイルの温度が30℃の時に測定したサーモパイ
ル出力とは温度差が同じ5℃でありながら、異なる値を
サーモパイルは出力する。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述したように、サーモパイル出力は温度によりその出
力特性が異なる。そのため、従来ではサーモパイルを富
に同じ温度、それも体温に近い36.6℃程度に暖めて
から測定していた。そのため、サーモパイルを同じ温度
に一緩めるためにヒータ、並びその温度制御回路が必要
となるため、装置が大型化すると共に、コストも高くつ
くなどの難点がある。しかも、一定温度にコントロール
されるまでの間、正確な測定ができず、一定温度になる
まで測定を待たねばならず、測定に手間がか\ かるなどの問題があった。
本発明は上述した問題点に鑑みなされたものにして、装
置の小型化、並びに測定の際の待機時間の不要な検温装
置を提供することをその課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、被測定物からの赤外線を検出して起電力を発
生するサーモパイルと、このサーモパイルの温度をil
l定する温度センサと、サーモバイル目体の1温度変化
に応じた検出温度出力を記・ツした記憶手段と、前記温
度センサ出力によりサーモバイル温度を演算するサーモ
バイル温度演算手段と、この温度演算手段の出力、並び
に前記記憶手段に記憶されているデータに基づいて、前
記サーモパイル出力から被測定物とサーモパイルとの温
度差を演算する温度差演算手段と、前記サーモパイル温
度演算手段の出力と温度差演算手段の出力により被測定
物の温度を演算する手段と、を備えてなる。
更に、サーモパイルが設置されているケースに、外気を
連通ずる通気孔を設けても良い。
(ホ)作用 本発明によれば、サーモパイルの温度に応じた出力特性
が記憶手段に記憶しているので、サーモパイルを一定の
温度にコントロールする必要がなく、ヒータ等が不要に
なると共に電源投入後、直ちに測定することができる。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図は本発明に係る検温装置の全体構成な示す斜視図
、第2図はサーモパイルを内蔵したセンサ一部を示す斜
視図、第3図はセンサ一部の分解斜視図である。
第1図に示すように、本発明の実施例においては1本体
部(1)とプローブとしてのセンサ一部(2)を備える
6センサ一部(2)は本体部(1)のセンサーホームポ
ジション(10)に機械的に合致するように構成される
。このセンサ一部(2)と本体部(1)の内部に設けら
れた制御回路等の電子機器は、コード(3)により接続
される。センサ一部(2)のアッパーケース(12)及
びケース本体(13)には、センサ一部(2)内部に取
付けられたサーモパイル(16)へ大気を通過させるべ
く複数の通気孔(11)が形成されている。
また、本体部(1)の上面には、測定した温度を表示す
る液晶(以下、LCDという。)表示部(4)・、温度
、体温の測定を開始させるためのスタートキー(5)、
を源スイッチ(7)、REDY表示用LED(8)、測
定完了表示用LED(9)等が設けられている。
次に、第2図及び第3図に従い本発明のセンサ一部(2
)について、更に説明する。
このセンサ一部(2)は、赤外線センサーからなるサー
モパイル(16)を内部に備え、赤外線の導波管として
のガイドバイブ(15)は、回路基板(17)にねじ(
18)により固定される。また、サーモパイル(16)
は基板(17)にハンダ付けにより、電気的接続がなさ
れている。更に、ガイドバイブ(15)内には図示はし
ていないが温度補償用ダイオードが設けられており、サ
ーモパイル(16)の温度を監視する。基板(17)に
は、位置決め用の凹部(20)が4個所設けられており
、この凹所(20)とケース本体(13)に設けられた
リブ状の凸部(21)とが機械的に合致し、ケース本体
(13)に基1(17)が位置決めされて組込まれる。
また、ケース本体(13)の開口上部には位置決め用の
凹所(22)が設けられ、アッパーケース(12)に設
けられた図示しない凸部と係合し、両者が位置決めされ
て組込まれる。そして、ねじ(19)により固定される
このアッパーケース(12)にセンサ一部を保護するた
めのガイドピース(14)が取付けられる。
而して、測定物対象物から放射された赤外線ガイドバイ
ブ(15)により、サーモパイル(16)に導かれ、サ
ーモパイル自身と測定物の温度差に応じた出力が発生さ
れる。
第4図は、本発明の検温装置の一実施例を示すブロック
図である。
センサ一部(2)はサーモパイル(16)及びサーモパ
イル(16)の温度を測定するための温度補償用ダイオ
ード(41)を備え、サーモパイル(16)及びダイオ
ード(41)のDC出力はアンプ(42)  (43)
で夫々増幅されて、A−D変換部(45)に与えられる
、A −D変換部(45)においては、アンプ(42)
(43)からの出力、即ちサーモパイル(16) 、ダ
イオード(41)の増幅出力について、交互に本実施・
1例で’、1300m5ec毎に積分回路(46)で5
0+wsec間積分される。
そして、この積分された電圧は所定電圧、本実施例では
2.4vに保持された放電回路(47)に接続されて放
電される。コンパレータ(48)は、放電されたとき制
御回路としてのマイクロコンピュータ(以下、マイコン
という、)(51)に一致出力を与久る。マイコン(5
1)は放電開始からコンパレータ(48)の一致出力が
出力されるまでの時間をカウントする。
マイコン(51)を含むマイコン部〔50)は1本体部
(1)に内蔵されるスタートスイッチ、電源などのキー
人力(52)に応じて検温装置の各動作を制御する。
更に、マイコン(51)はLCD表示部(4)、LED
 (8)(9)を制御する。
マイコン部(50)には、サーモパイル(16)自体の
温度変化に応じた被測定物の温度、出力データを記憶し
た記憶手段、本実施例においてはEEFROM(53)
が設けられている。
前述したセンサ一部(2)、A−D変換部(45) 、
マイコン部(50)には、5Vの定電圧電源(54)か
ら駆動電圧が与えられる。そして、定電圧を源(54)
から基準電圧回路(55)で2.5vの基準電圧が作成
され、この基準電圧(2,5V)がセンサ一部(2)の
サーモパイル(16)及びダイオード(41)に与えら
れる。
また、A−D変換部(45)の放電用回路(47)に基
準電圧より低い2.4Vの放電電位が供給される。更に
、基1!電圧はコンパレータ(48) 及び積分回路(
46)に与えられる。
次に、A−D変換部(45)について、第5図及び第6
図に従い更に説明する。第5図は本実施例のA−D変換
回路の具体的な回路図、第6図はそのタイミングチャー
トである。
A−D変換部(45)の積分回路(46)には、スイッ
チ(56)を介してサーモパイル出力(16)が、また
スイッチ(57)を介してダイオード(41)の出力が
与えられる。即ち、サーモパイル(16)からの出力、
ダイオード(41)からの出力が積分回路(46)に選
択的に与えられる。そ−て、積分回路(46)で積分さ
れた各電圧は、スイッチ(58)を介して放電回路(4
7)に接続される。
積分回路(46)は、抵抗(60)とコンデンサ(61
)並びにオペアンプ(62)を備え、センサー部(2)
からの出力がスイッチ(56)または(57)を介して
入力されると、抵抗(60)とコンデンサ(61)で与
えられる時定数でコンデンサ(61)を充電する。
また、積分回路(46)のオペアンプ(62)出力はコ
ンパレータ(48)としてのオペアンプ(63)の入力
端子に与えられる。
オペアンプ(62)  (63)の一方の端子には、基
i電圧(2,5V)が非反転入力として供給される。
更に、積分回路(46)にはスイッチ(59)が設けら
れ、このスイッチ(59)がオンすることにより、積分
回路(46)がリセットされる。
次に、この回路の動作を第6図のタイミングチャートに
従い説明する。第6図において、(a)はスイッチ(5
6)、(b)はスイッチ(57)、(c)はスイッチ(
58)、(d)はスイッチ(59)の動作タイミングを
示す。また、(c=)は積分回路の出力電圧波形、(f
)はコンパレータ、即ちオペアンプ(63)の出力を夫
々示す。
測定を開始すると、まず、スイッチ(56)が第6図(
a)に示すように、T1の期間オンして、サーモパイル
(16) ノ出力(2,6〜2.7V) カ積分回路(
46)に入力される。積分回路(46)では、抵抗(6
0)とコンデンサ(61)で与えられる時定数でコンデ
ンサ(61)が充電される。
このスイッチ(56)のオンにより、コンパレータ出力
は”L“かも”H”になる。そして、積分回路(46)
の出力は第6図(e)に示すように、サーモパイル(1
6)の8カ電圧に応じて、2.5Vから充を電位(V 
1 )まで下がる。
次に、T1期間が経過すると、スイッチ(56)がオフ
になり、そして第6図(C)に示すように、スイッチ(
58)がオンして、2.4■の電圧が入力さと、コンデ
ンサ(61)に蓄えられていた電荷が放電して積分回路
(46)は第6図(e)に示す出力をコンパレータ(6
3)に与える。
出力電圧が2.5vに達すると、スイッチ(57)がオ
フになると共に、コンパレータ(48)の出力がH″′
から“L”となる。
そして、このコンパレータ(62)の立下がりで、スイ
ッチ(59)がオンになり、積分回路(46)がリセッ
トされる。続いて、ダイオード(41)の出力を積分す
るために、スイッチ(57)がT3期間オンする。前述
したサーモパイル(16)と同様にして、スイッチ(5
7)がオフになると、スイッチ(58)がオンし、積分
回路(46)のコンデンサ(61)に充電された電荷が
放電され、コンパレータ(62)の出力がH“から”L
′″になる。
このサーモパイル(16)出力とダイオード(41)出
力の交互に行う充放電間隔は、予め充電された電荷が放
電される最大の時間より大きく設定しておけば良く、本
実施例では300m5ec間隔に設定している。
さて、マイコン部(50)では、積分された電圧から2
.4Vに放電を開始し、コンパレータ(63)から一致
出力が出る、即ち”H”から−し“になるときまでの時
間(T2)または(T4)をマイコン(51)が計測し
、サーモパイル(16)及びダイオード(41)の出力
が放電時間として得られる。
そして、記憶手段としてのEEPROM(53)より読
み出したデータに基き、ダイオード(41)の出力から
サーモパイル(16)の温度が判断され、その温度の時
のサーモパイル(16)の出力特性を同じ<EEFRO
M(53)に書込まれたデータに基いてマイコン(5I
)が算出する。この算出したサーモパイル(16)の出
力とダイオード(41)の出力により被測定物の温度を
算出し、LCD表示部(4)にその温度を表示するもの
である。
前述したように、サーモパイル(16)の出力は同じ温
度であっても、そのサーモパイル(16)自体の温度に
より出力値が異なる。そこで、本発明においては、予め
各温度におけるサーモパイル(16)の出力を記憶手段
としてのEEPROM(53)に記憶させておき、その
EEFROM(53)からそのデータを読み出し、サー
モパイル自体の温度に応じたサーモパイル(16)出力
から、適正な温度を算出するものである。
次に、第1表及び第8図ないし第10図に従い1本実施
例を更に説明する。
本実施例においては、記憶手段をEEFROM(53)
で構成し、センサ一部(2)により各温度に8ける種々
のデータをEEFROM(53)に書き込むものである
以下、EEFROM(53)にデータを書き込む場合に
つき説明する。
まず、15℃、23℃、30”Cの密閉された恒温室を
用意し、その中に夫々35℃、36.5℃、42°Cの
黒体を準備する。
そして、本実施例においては、検温装置のスタートキー
(5)を押しながら、電源スィッチ(7)を投入するこ
とによって、校正モードに設定される。
第8図を参照して校正モードの動作について説明する。
校正モードとなった検温装置のLCD表示部(4)には
、まずrl−IJと表示される。そしてr l−I J
の場合には、第1表に示すように、15℃、黒体温度3
5℃の時の測定を行う、 15℃の恒温室内に検温装置
のセンサ一部(2)を入れ、そのセンサ一部(2)にて
35℃の黒体を測定する。
そのときのサーモパイル(16)出力(Pl)及びダイ
オード出力(D3)がEEFROM(53)に書き込ま
れる。
続いて、第8図及び第1表に示すように、rl−2J〜
r3−3Jまで各温度における各温度の黒体を測定し、
9種類のサーモパイル(16)出力電圧値(Pl)〜〔
P9)及び3種類のダイオード圧力電圧値(DI)〜(
D3)をマイコン(51)がEEFROM(53)に書
き込む、このEEPROMへの書き込みは、例えば、校
正モードにおいてスタートキー(5)を更に押すことに
より書き込むようにすればよい。
ユニで注意を要することは、例えばrl −IJのとき
に室温15℃、黒体35℃以外の黒体を測定すると校正
値が右かしくなるので、第1表に示された通りの室温及
び黒体の組合わせによって測定することである。
(以下余白) 第 1 表 実際の体温測定時においては、EEFROM(53)に
書き込まれたD1〜D3のデータを基に、マイコン内部
において、第10図に示す直線C1,C2を求めておく
、この01、C2により、ダイオードの出力電圧に対応
する温度を求めるのである。
また、P1〜P9のデータを基に、第9図に示すし1〜
LIOの近似的直線をマイコン(51)によって計算し
て求めておき、室温即ち、サーモパイルC15)自体の
温度とサーモパイル(16)の出力によって、被測定物
の温度を求めるのである。
次に、本発明の検温装置の検温動作につき、第7図、第
1O図及び第11図に従い説明する。
体温を7illI定するには、第7図に示すように、セ
ンサ一部(2)のプローブを外耳カナル(30)に挿入
し、そして鼓膜(31)からの赤外線をガイドピース(
14)内のガイドパイプを経てサーモパイル(16)に
入射させるようにする。
そして、その状態で電源スィッチ(7)を押すと、検温
装置は体温測定モードに設定され、まず、EEPROM
(53] のデータが読み出される(ステップS1)。
続いて、センサ一部(2)のプローブが本体部(1)の
ホームポジションにあるか否かが判断され、センサ一部
(2)がホームポジションから取り外されて、測定状態
になるまで待機する(ステ・ンプS2)、今1体温を測
定する場合には、第7図に示すように、プローブが外耳
カナル(30)に挿入されているので、ステップS3に
進む。
その後、スタートキー(7)が押されるまで待機しくス
テップS3)、ステップS4においてサーモパイル(1
6)の出力と温度センサとしてのダイオード(41)の
出力を測定する。
然る後、ステップS5において、マイコン(51)によ
り、EEPROM(53)から読み出したデータに基い
て、第10図に示すダイオード(41)の特性カーブが
算出される。
ステップS6において、この特性カーブに基いて、ダイ
オード(41)の出力からサーモパイル(16)の温度
を求める。即ち、マイコン(51)が=比したダイオー
ド(41)の放″:It、時間に基き、第1O図の特注
カーブからサーモパイル(1石)自体の温度が算出され
る。尚、本実施例においては、通気孔(11)により、
サーモパイル(16)自体の温度:=室温と一致してい
る。
そ、で、ステップS7においでは、マイコン(51)l
:よりEEPROM (53) から読み出したデータ
に基いて、第9図に示すサーモパイル(16)の8カ特
性カーブが算出される。
その後、ステップS8において、この特性カーブに基い
て、サーモパイル(16)の出力から、ダイオード(4
1)によるサーモパイル(16)の温度の時の温度差出
力が求められる。この温度差演算は、まず、ダイオード
(41)から得られた室温。
即ちサーモパイル(16)自体の温度が23℃より高い
か低いかが判断される。そして、23℃より高い場合に
は、35℃より低いか否か判断する。35℃より低い場
合には、第9図に示すように、23℃の時測定して得ら
れたP4、P5、P6を通るL3゜L4の直線と、P4
とP7を通る直#1IL10により被測定物と室温との
温度差が次のようにして求められる。
ダイオード(41)により得られた温度に従い、23〜
30℃の間をその測定温度に従って、L3゜L4を平行
に移動する。即ち、23〜35℃の間を縦軸に対し均等
に分割し、測定した温度のところのLIOの接点からL
3、L40曲線を平行に移動させる。
そして、放電時間と平行移動させた曲線との接点から温
度差を求める。
また、室温が23℃より低い場合には、Ll、L2の曲
線をL70曲線に従って平行移動して同様に温度差を求
める。そして、15°C以下の場合には、Llを下方に
延長して同じ<Ll、L2を平行移動する。
更に、室温が30℃より高い場合には、LIOを上方に
延長してL5.Llを平行移動して1度差を求める6 ステップS9において、夫々求めたダイオード(41)
からの温度とサーモパイル(16)からの温度差を加算
して体温演算をし、ステップSIOにおいて、この演算
した温度をLCD表示部(4)に表示する。
さて、本発明の検温装置のセンサ一部(2)は第2図に
示すように、通気孔(11)が形成されている。従って
、センサ一部(2)のサーモパイル(16)の温度は室
内温度と等しくなる。そこで、このサーモパイル(16
)の温度を測定するダイオード(41)の出力により室
温の測定ができる。
第12図は1本発明の検温装置により、室温測定と体(
B測定な選択可能に構成した場合の動作を説明するフロ
ー図である。第12図に従いこの動作につき簡単に説明
する。
この実施例においでは、まず電源スィッチ(7)を入れ
ると、室温測定モードとなる6そして、ステップSll
において、前述と同様に温度センサとしてのダイオード
(41)の出力を測定する。
そして、ステップSL2において、前述と同様に第10
図に基いて、放電時間から温度を演算する。ステップS
13において、算出した温度をLCD表示部(4)に室
温として表示する。
ステップ514においては、体温測定を開始するか否か
が判断され、スタートキー(5)が押されると5体温測
定を開始するべくステップS15へ進む。
ステップS15では、サーモパイル(16)が鼓膜から
の赤外線差を測定し、ステップS16で前述と同様にサ
ーモパイル(16)からの出力と室温とから第9図に基
いて、温度差が算出される。
そして、ステップ517において、室温と温度差とを加
算し、体温を算出し、ステップ518でその温度をLC
D表示部(4)に表示する。
尚、上述した実施例においては、記憶手段としてEEP
ROMを用いたが、EFROMなどの不揮発性メモリ、
またバックアップを源があれば、S R、A MやD 
RA Mを用いることもできる。更に、本実施例におい
ては、検温装置を作成し、そのセンサ一部(2)を恒温
室に入れ、各黒体を測定してE E F ROMにデー
タを書き込んでいるが、同し性能の検温装置では、その
データをマスクROMなどに書き込み、そのマスクRO
Mを用V)れば、その都度書き込みをする必要はない。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、サーモパイルを一
定1度に加熱する必要がないので、加熱ヒータ、ヒータ
制御回路等が不要となり、装置の小型化が図れると共に
、電源投入直後より正確な測定ができる。
更に、通気孔を設けることで、サーモパイル自体の温度
を室温と等しくすることができ、゛室温の1ur1定も
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の検温装置の一実施例を示す斜視7、第
2図は本発明のセンサ一部を示す斜視図、第3区は同分
解斜視図、第4図は本発明の検温装置のブロック図、第
5区はA−D変換部の具渾的j路図、第6図は第5図の
タイミングチャート、第7図は本発明の検温装置の体温
測定状態を示す側面図、第8図は本発明装置の校正モー
ドのフロー図、第9図は各温度におけるサーモパイルの
放電時間と温度差との関係を示す特性図、第10図は温
度センサ用ダイオードと室温との関係を示す特性図、第
11図は本発明の検温装置の体温調定動作を示すフロー
図、第12図は室温と体温との測定を選択可能にした実
施例の動作を示フロー図、第13図は従来の検温装置を
示す断図である。 1・・・本体部、2・・・センサ一部、11・・・通気
孔、12・・・アッパーケース、13・・ケース本1本
、16・・・サーモパイル、41・・・ダイオード、4
6・・・積分回路、48・・・コンパレータ、50・・
・マイコン部、51・・・マイコン。 第 1 図 第 3 1 第 図 0 1−暴−18 第 5 図 第6 図 第 図 第 図 第 図 温度測定ターゲットと室温との温度差 第10図 室温 第11図 第12図 第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定物からの放射される赤外線量を検出して温
    度を測定する検温装置であって、被測定物からの赤外線
    を検出して起電力を発生するサーモパイルと、 このサーモパイルの温度を測定する温度センサと、サー
    モパイル自体の温度変化に応じた検出温度出力を記憶し
    た記憶手段と、 前記温度センサ出力によりサーモパイル温度を演算する
    サーモパイル温度演算手段と、 この温度演算手段の出力、並びに前記記憶手段に記憶さ
    れているデータに基づいて、前記サーモパイル出力から
    被測定物とサーモパイルとの温度差を演算する温度差演
    算手段と、前記サーモパイル温度演算手段の出力と温度
    差演算手段の出力により被測定物の温度を演算する手段
    と、 を備えてなる検温装置。
  2. (2)前記サーモパイルが設置されているケースに、外
    気を連通する通気孔を設け、サーモパイル自体の温度と
    室温とを一致させたことを特徴とする請求項第1に記載
    の検温装置。
JP2022890A 1990-01-31 1990-01-31 検温装置 Pending JPH03226633A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016024054A (ja) * 2014-07-21 2016-02-08 株式会社サカエ 自動分析装置
JP2017194392A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 温度検出装置

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JP2016024054A (ja) * 2014-07-21 2016-02-08 株式会社サカエ 自動分析装置
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