JPH03226211A - 被覆電線の被覆剥取装置 - Google Patents

被覆電線の被覆剥取装置

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JPH03226211A
JPH03226211A JP2019304A JP1930490A JPH03226211A JP H03226211 A JPH03226211 A JP H03226211A JP 2019304 A JP2019304 A JP 2019304A JP 1930490 A JP1930490 A JP 1930490A JP H03226211 A JPH03226211 A JP H03226211A
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Kazuhiro Higuchi
一弘 樋口
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Hidehiko Asakura
朝倉 英彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の被覆電線を一括して端末処理するため
に被覆を一括して剥取るのに用いられる被覆電線の被覆
剥取装置に関するものである。
(従来の技術) 従来技術では、複数の被覆電線の被覆を一括して端末処
理するために、これらの被覆電線を所定の間隔を保って
配列治具でist、、この配列治具から突出する被覆電
線の端末が交差しないように櫛歯で梳きつつ所定のピッ
チで整列し、この状態で被覆の剥取りと電線コアの段剥
ぎの如きその後の処理とを行なっている。
〔発明が解決しようとする課1i) しかし、この従来技術の方法では、被覆電線は、櫛歯に
よって所定のピッチを保つことができるが、被覆電線は
張力を付与されていないので、被覆電線には弛んでいる
ものもあり、従ってその端末処理を行なう際に加工寸法
にばらっきか生じ、また端末処理の前提として要求され
る被覆の剥取りか作業者の手作!で行なわれるので手間
がかかり、作業性か低く、製造費か高価となる欠点かあ
った。
本発明の目的は、上記の欠点を回避し、加工寸法にばら
つきを生ずることかなく、また被覆を自動的に剥取るこ
とができる被覆電線の被覆剥取装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するためのf段〕
本発明は、上記の課題を解決するために、被覆を剥取る
べき複数の被覆電線を所定の間隔を保ってクランプして
保持する配列治具と、この配列治具から突出する被覆電
線の端末を配列治具で配列された所定の間隔て整列する
ように噛み合わせる櫛歯と被覆電線を抵抗をもって摺動
自在に把持する抵抗把持面とを有する」−下の線ガイド
部材とこれらの上下の線ガイド部材を被覆電線を挟むよ
うに相芽に接近する方向に移動する線ガイド部材開閉機
構とから成る線ガイド手段と、被覆電線上を摺動しつつ
線ガイド手段を配列治具に対して離反させて被覆電線に
張力を付与する張力性ダー手段と、被覆電線に張力を付
与した状態て被覆電線の被覆に食い込む1−ドの刃とこ
の被覆を剥取る被覆剥取手段とを備えたことを特徴とす
る被覆電線の被覆剥取装置を提供するものである。
(作用) このように、配列治具によって所定のピッチてクランプ
された複数の被覆電線の端末を線ガイド手段の上下の線
ガイド部材でL記所定のピッチで整列しつつ摺動自在に
把持し、この被覆電線上を摺動しつつ線ガイド部材を配
列治具から離反するように移動すると、電線に張力を付
与することかでき、その後被覆に上下の刃を食い込ませ
被覆に切り込みを入れて被覆を除去するので正確な加工
寸法で端末を容易に処理することかできる。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、第
1図及び第2区は本発明に係る被覆電線の被覆剥取装置
lOを示し、この被覆電線の剥取装置10は、被覆を剥
取るべき複数の被覆電線12を所定の間隔を保ってクラ
ンプして保持する配列治具14と、この配列治具14か
ら突出する被覆型!12の端末13を配列治具14で配
列された所定の間隔(ピッチ)pで整列し把持する1下
の線ガイド部材16.16’を含む線ガイド手段18と
、被覆電線12上を摺動しつつ線ガイド手段18を配列
治具14に対して離反させて被覆電線12に張力を付与
する張力付与手段20と、被覆電線12に張力を付与し
た状態で被覆電線12の被覆12aに食い込んで切り込
みを入れる上下の刃22.22゛とこれらの刃22.2
2′を開閉し、またその閉状態で被覆電線12の軸線方
向に駆動して被覆12aを剥取る被覆剥取手段24とを
備えている。
この被覆剥取装MIOは、基台26.28を有し、配列
治具14は、基台26上に設けられ、線ガイド手段18
.張力付与手段20及び被覆剥取手段22は基台28上
に設けられている配列治具14は、第3図(A)に示す
ように、固定クランプ30と可動クランプ32とから成
り、固定クランプ30は、基台26玉の取付は台34上
に固定され、可動クランプ32は取付は台34に取付け
られたリンク状操作ハンドル36によって固定クランプ
30に対して開閉される。尚、第3図(B)に示すよう
に、被覆電線42に後にのべるように張力が付与された
場合に配列治具14から抜けるのを防止するために、固
定クランプ30と可動クランプ32とのクランプ面には
相互に噛み合う凹凸30a、32aが形成されている。
また、固定クランプ30と可動クランプ32との前面に
は被覆電線12を所定のピッチpで整列する櫛歯38が
設けられている。
線ガイド手段18は、上下の線ガイド部材16.16′
を開閉する線ガイド部材開閉機構40を更に含み、この
線ガイド部材開閉機構40は、第4図及び第5図に示す
ように、ビニオン42に噛み合って相互に反対方向に移
動する2つのラック44.44’を有し、上下の線ガイ
ド部材16.16’はそれぞれブラケット46.46′
を介してラック44.44’に接続されている。尚、ビ
ニオン42の軸42aは、ガイドフレーム48にブラケ
ット50を介して支持されている。また、線ガイド部材
開閉機構40は、ガイドフレーム48にブラケット52
を介して取付けられたエアシリンダ54と、このエアシ
リンダ54のピストン54aに接続された水平アーム5
6aを有する可動フレーム56とを有し、上方の線ガイ
ド部材16は可動フレーム56上に取付けられている。
従って、エアシリンダ54のピストン54aを下向きに
伸長すると、可動フレーム56及びその上の上部線ガイ
ド部材16が下降し、またラック44も下降(第5図(
A)の右方向に移1ll)シ、ビニオン42を介してラ
ック44′が上昇(第5図(A)の左方向に移動)する
ので下部線ガイド部材16°か上昇して上下の線ガイド
部材16゜16’か閉じる。エアシリンダ54のピスト
ン54aを収縮すると、反対に上下の線ガイド部材16
.16’か開く、尚、これらの上下の線ガイド部材16
.16′は、ガイド杆58A。
58Bにそれぞれ摺動自在に支持され、これらのガイド
杆58A、58Bはガイドフレーム48とその縦桟48
A、48Bの水平端との間に垂直に取付けられている。
上下の線ガイド部材16.16’は、第6図(A)(B
)及び第7図(A)(B)に示すように、被覆電線12
の端末13を配列治具14の櫛歯38のピッチと同じピ
ッチで揃えるように梳きつつ噛み合わせる櫛歯60.6
0’と、被覆電線12の端末13を抵抗をもって摺動自
在に把持するゴムの抵抗把持面62.62′とを有する
張力付与手段22は、第2図及び第8図に示すように、
基台28上にブラケット64を介して取付けられたエア
シリンダ66から成り、このニジリンダ66のピストン
66aはガイドフレーム48から延びるl対のブラケッ
ト68に接続されている。従って、エアシリンダ66の
ピストン66aか第2図の右方向に向けて収縮すると、
ブラケット68を介してガイドフレーム48を右方向に
移動し、上下の線ガイド部材16.16’は被覆電線1
2上を摺動しつつ被覆電線12に張力を付与するように
移動する。
尚、第2図及び第8図において符号68aは基台2B、
)zのl対のレール29上を摺動するようにブラケット
68に設けられたスライダを示す被覆剥取手段22は、
上下の刃22.22′を開閉する刃開閉機構70を備え
ている。上下の刃22.22′は、ガイド杆71.71
’に摺動自在に支持された上下の刃フレーム72.72
°にそれぞれ取付けられている。また、刃開閉機構70
は、本体フレーム74に取付けられたエアシリンダ76
から成り、このエアシリンダ76のピストン76aは上
部刃フレーム72に接続されている。刃開閉機構70は
、第2図及び第9図に示すように1本体フレーム74に
取付けられたビニオン78と上下の刃フレーム72.7
2゛にそれぞれ取付けられビニオン78に噛み合うラッ
ク80.80″を更に含んでいる。従って、エアシリン
ダ76のピストン76aがMlllliff及び第2図
の下向きに伸長すると、E部刃フレーム72が下降し、
またラック80、ビニオン78及びラック80′を介し
て下部刃フレーム72′か上昇し、上下の刃フレーム7
2.72′にそれぞれ取付けられた刃22.22°か被
覆電線12の被覆12aに食い込んで切り込みを入れる
ように閉じられる。また、エアシリンダ72のピストン
72aを収縮すると、上下の刃22.22′が開く。
被覆剥取手段24は、被覆電線12の被覆12aに上下
の刃22.22°を食い込ませた状態で被覆電線12の
軸線方向に移動して被覆12aを剥取る刃移動機構82
を更に含んでいる、この刃移動機構82は、第1図及び
第2因に示すように、基台28に取付けられたモ〜り8
4と、このモータ84の出力軸にカップリンク86を介
して接続されたボールねし88とから成り、このボール
ねし88は1本体フレーム74の下端に設けられて図示
しない基台28上のレール上を摺動するスライダ74a
に螺合している。従って、モータ84を回転し、カラブ
リング86を係合すると、ボールねし88か回転し、本
体フレーム74を第2図の左右に移動する。被覆電線1
2に張力を付与した状態て上下の刃22.22°を閉じ
1本体フレーム74か右方向に移動すると、被覆電線1
2の被覆12aか刃22.22′によって剥取られる。
この剥取り長さa(第12図参照)は、例えば、30m
mと比較的短くてよく、従って刃移動機構82のボール
ねじ88の回転角度はスライダ74aの変位ピッチ30
mn1に対応して設定される。
次に1本発明の被覆電線の剥取装置の動作を第1θ図乃
至第12図を参照してのべると、被覆を剥取るべき複数
の被覆電線12を配列治具14の固定クランプ3oに載
せ、[#138て所定のピッチに保ち、可動クランプ3
2を閉してクランプする(第10図(B)参照)。この
状態で、線ガイド手段18の線ガイド部材開閉機構40
のエアシリンダ54のピストン54aを伸長して前進位
置にある一L下の線ガイド部材16.16’を閉じ、配
列治具14から突出する被覆を線12の端末13を配列
治具て配列された所定の間隔で整列するように噛み合わ
せる(第1O図(A)参照)。この場合、第7図(A)
(B)に示すように、被覆電線12の端末の根元(配列
治具14でクランプされている部分の根元)は−L丁の
線ガイド部材16.16″の櫛歯60.60′の傾斜面
60a、60’ aに沿って間隔あけされて自動的に所
定のピッチpに整列される。また、被覆電線12は線ガ
イド部材16.16’の抵抗把持面62.62′によっ
て摩擦抵抗を有して把持される。2その後、張力付与手
段22のエアシリンダ66のピストン66aを収縮して
線ガイド手段18全体を第2図の右方向に移動する。こ
のようにすると、L下の線ガイド部材16.16’は抵
抗把持面62.62°て抵抗をもって被覆電線12を引
張りながらその上を摺動して右方向に移動し、第xi図
(A)(B)で示す位置となり、被覆電線12に張力を
付与する。
この状態で、被覆剥取手段24のエアシリンダ76のピ
ストン76aを伸長すると、上下の刃22.22′が閉
じて被覆12に食い込む。
尚、上下の刃22.22’は、第1図(B)に示すよう
に、整列治具14の前端から間隔すをあけて位置されて
おり、この間隔すは@12図の整列治具14から突出し
被覆12aを残す部分の長さに相当する。その後、刃移
動機構82のカップリング86を係合してモータ84の
回転力をボールねし88に伝達し、被覆剥取手段24の
本体フレーム74を第2図の右方向に移動して被覆12
aを剥取る(第12図(A)参照)。
その後、配列治具14を基台26から外し、図示しない
他の装置によって第12図(B)乃至(D)に示すよう
にシールド12b、内皮12Cを順次段剥ぎして導体1
2dを露出する。
尚、上記実施例では、上下の刃22.22゛を閉じて被
覆電線12の被覆に食い込ませた状態でこれ等の刃を右
方向に移動して被覆を剥離したが、上下の刃22.22
′を移動させることなく、被覆を剥取ってもよい。即ち
、被覆電線12か第11図(A)(B)の状態の際に、
上下の刃22,22’を被覆電線12に食い込ませ被覆
に切り込みを入れた後、刃22.22′を開いて元の状
態に戻すか食い込ませたままの状態で被覆電線12を把
持している線ガイド手段18のエアシリンダ54の圧力
を電磁弁の切り換えによって所定よりも高くして把持力
を高め、この状態で線ガイド手段18を更に後退させる
と、被覆電線12の被覆か線ガイド手段18による把持
力によって引っ張ら熟てこの被覆を剥取ることかできる
。尚、この場合には。
エアシリンタロ6のストロークを2段階に切り換えるこ
とかてきるようにすることか必要である。
(発明の効果) 本発明によれば、上記のように、配列治具によって所定
のピッチてクランプされた複数の被覆電線の端末を線ガ
イド手段の上下の線ガイド部材で所定のピッチで整列し
つつ摺動自在に摩擦的に把持し、この被覆電線上を摺動
しつつ線ガイド部材を配列治具から離反するように移動
するのて電線に張力を付与することかでき、従ってその
後被覆に上下の刃を食い込ませ被覆に切り込みを入れて
被覆を除去する際に被覆電線の被覆を正確な加工寸法で
容易に剥取ることかでき、このため端末処理を精度よく
高い作業性て行なうことができる実益かある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明に係る被覆電線の被
覆剥取装置の正面図及び側面図、第3図は配列治具の斜
視図、第4図(A)(B)はそれぞれ線ガイド部材開閉
機構の上面図及び断面図、第5図(A)(B)はそれぞ
れは第4図(A)のA−A線断面図及び第4図(B)の
B−B線断面図、第6図(A)(B)は上下の線ガイド
部材の開いた状態の先端の拡大正面図及び側面図、第7
図は第6図(A)(B)とそれぞれ同し部分であるか閉
じた状態の拡大正面図及び断面図、!@8図は張力付与
手段の拡大背面図、第9図は刃開閉機構のラック・ビニ
オン部分の側面図、第1O図(A)(B)はそれぞれ線
ガイド部材を開いた状態の要部の上面図及び断面図、第
11図(A)(B)はそれぞれ線ガイド部材を閉じて張
力を付与した状態の上面図及び断面図、第12図(A)
乃至(D)は被覆電線の端末処理の状態を順次示すl!
略略説同図ある。 10−−−−一被覆電線の被覆剥取装置、12−−−−
一被覆電線、12a−−−−一被覆、13−−−−一端
末、14−−−一配列治具16.16°−−−−−J二
下の線ガイド部材18−−−−電線ガイド手段、20−
−−−張力付与1手段、22.22’ −−−−−hT
の線ガイド部材、24−−−−一被覆羽取手段、60.
60’−−−−一櫛歯、62.62′−−−m−把持面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被覆を剥取るべき複数の被覆電線を所定の間隔を保って
    クランプして保持する配列治具と、前記配列治具から突
    出する被覆電線の端末を前記所定の間隔で整列するよう
    に噛み合わせる櫛歯と前記被覆電線を抵抗をもって摺動
    自在に把持する抵抗把持面とを有する上下の線ガイド部
    材と前記上下の線ガイド部材を前記被覆電線を挟むよう
    に相互に接近する方向に移動する線ガイド部材開閉機構
    とから成る線ガイド手段と、前記被覆電線上を摺動しつ
    つ前記線ガイド手段を前記配列治具に対して離反させて
    被覆電線に張力を付与する張力付与手段と、前記被覆電
    線に張力を付与した状態で前記被覆電線の被覆に食い込
    む上下の刃と前記被覆を剥取る被覆剥取手段とを備えた
    ことを特徴とする被覆電線の被覆剥取装置。
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