JPH0322620Y2 - - Google Patents

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JPH0322620Y2
JPH0322620Y2 JP14576389U JP14576389U JPH0322620Y2 JP H0322620 Y2 JPH0322620 Y2 JP H0322620Y2 JP 14576389 U JP14576389 U JP 14576389U JP 14576389 U JP14576389 U JP 14576389U JP H0322620 Y2 JPH0322620 Y2 JP H0322620Y2
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cylinder
main pipe
seal body
saucer
advancing
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は粉流体を諭送する諭送管の自動接続置
に関する。
〔従来の技術〕
粉体等を固定された諭送管から移動する諭送管
に圧力空気により輸送するに際し、両輸送管の連
結は、移動する輸送管が固定輸送管に対向する位
置に到達したときこれを停止し、作業者が手作業
により行う方法が採られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記連結が高所において行われるとき、あるい
は燃焼炉の上方等有害ガスの発生している場所そ
の他危険な場所、あるいは両者の接続離間が頻繁
に行われるとき、手作業により行うことは危険で
あり、かつ非能率的である等の問題がある。
本考案はかかる点に鑑み、遠隔操作にて輸送管
の接続離間を確実に行うことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案は、対向する
供給部材と受入部材とのそれぞれに当接機構と受
入機構を備え、受入機構には一方の輸送管に連結
される受皿を設け、当接機構には他方の輸送管に
揺動可能に連結される主管と、この主管先端に摺
動可能に嵌合される進退用シリンダ及びこのシリ
ンダに連結される球面状シール体を備え、進退用
シリンダは上記受皿に対する爪部材の係合離間を
行うと共に、シール体は前後進のための連結用シ
リンダに連結されており、上記主管は位置決め手
段に連結され、この位置決め手段は主管を揺動さ
せる揺動シリンダと、上記受入機構に取り付けら
れるストツパ及び主管の適所に取り付けられる当
接ローラとよりなり、揺動シリンダによる主管を
揺動し、当接ローラのストツパへの当接によるシ
ール体の受皿への対向支持と、連結用シリンダに
よるシール体を前進し受皿への当接と、進退用シ
リンダの作動による爪部材の受皿への係合とを順
次行うようにしたものである。
〔作用〕
一方の輸送管と他方の輸送管との接続に当たつ
ては、位置決め手段の揺動シリンダにより主管を
受皿側に揺動し、当接ローラをストツパに当接す
る。これにより主管に取り付けられる球面状のシ
ール体を受皿に対向させる。ついで連結用シリン
ダを作動しシール体を受皿に当接する。ついで進
退用シリンダを作動し、爪部材を受皿に係合す
る。以上の動作を順次行う。
〔実施例〕
図において自動接続装置1は受入部材Aに取り
付けられる受入機構2と、供給部材Bに取り付け
られる当接機構3とよりなる。図例は受入部材A
は移動側とし、供給部材Bは固定側とした例を示
したが、勿論反対の場合でもよい。
受入機構2は固定ブラケツト5に固着され一方
の輸送管8に連結される連結管6と、この連結管
6の先端に取り付けられる受皿7を備える。この
受皿7の内孔7aは断面V字状とし、外周には係
合鍔7bを突設する。
当接機構3は供給部材Bに取り付けられる取付
台10の球軸受11に揺動可能に支持される主管
12と、この主管12に摺動可能に嵌合する進退
用シリンダ13を備える。進退用シリンダ13の
先端には前記受皿7の内孔7aに当接される球面
状のシール体15が取り付けられ、主管12の他
端は可撓管16を介して他方の輸送管17に連結
される。なお、前記シール体15はゴム等の弾性
資材により形成することが好ましい。
進退用シリンダ13は主管12に摺動可能とす
ると共に、シール体15を圧力空気により進退さ
せるもので、その1例を第4図に示す。この進退
用シリンダ13は、主管12に嵌挿される内筒2
0と、この内筒20に嵌挿される外筒21とを備
え、内筒20には前記シール体15が取り付けら
れ、内外筒間にはシリンダ室22を形成し、内筒
20にはピストン23を取り付け、外筒21には
シリンダ室22両端に圧力空気導入孔24a,2
4bを開孔する。これにより一方の導入孔24a
側から圧力空気を導入することにより、外筒21
はシール体15側に移行し、他方の導入孔24b
から圧力空気を導入することにより後退する。
上記主管12には該主管12を揺動し、シール
体15を受皿7の対向位置に指向するための位置
決め手段25が連結される。この位置決め手段2
5は、主管12を揺動させる揺動シリンダ26と
受入機構2側に取り付けられるストツパ27及び
主管12の適所に取り付けられ、ストツパ27に
当接される当接ローラ28とよりなる。なお、ス
トツパ27は受入機構2の移行時、シール体1
5、進退用シリンダ13に当接しないよう第2図
及び第3図に示すように、これらの下方に位置し
て設けられる。揺動シリンダ26は後端をクレビ
ス29により揺動可能に軸支され、主管12に取
り付けられるブラケツト30に連結され、ピスト
ンロツドの伸縮により主管12を球軸受11を中
心として揺動する。
主管12には更にシール体15を受皿7に圧着
支持するための係止手段35を設ける。この係止
手段35は、受皿7の係合鍔7bに係合する爪部
材36,36と、この爪部材36,36を開閉す
るよう進退用シリンダ13の外筒21との間にリ
ンク機構を備える。爪部材36,36はシール体
15を挟んで両側に配備され、かつ基部はL字状
とし、その中間をピン39a,39bによりシー
ル体15に取り付けられる支持アーム38に軸支
され、連結アーム40と中間レバー41を介して
進退用シリンダ13に連結される。連結用シリン
ダ37は前記主管12に取り付けられるブラケツ
ト30に支持されており、該ブラケツト30には
取付台10に当接する支承ローラ42が取り付け
られている。
また、連結用シリンダ37はその先端がシール
体15の支持アーム38と連結されシール体15
を所要の後方位置(待避位置)まで後退させると
共に、前進に際しては2段階に移行するようにし
たもので、先ず第1段階ではシール体15を受皿
7の近くまで前進して停止し、次の作動で押し込
むようにしたものである。これはシリンダ37自
体を2段移行方式としてもよく、進退用シリンダ
13またはシール体15の前進位置を電気的に検
出し、圧力空気の供給を規制し、前進を2段階に
行うようにしてもよい。
尚、図例では前記位置決め手段25の当接ロー
ラ28を爪部材36を軸支するピン39bにより
支持させた例を示したが、この当接ローラ28は
その他の場所、例えば支持アーム38の中央下方
に取り付けるようにしてもよい。
以下、第5図に基づいて作動要領を説明する。
常時は同図aに示す如く連結用シリンダ37によ
り支持アーム38を介してシール体15及び進退
用シリンダ13を後方に移行し、当接ローラ28
をストツパ27から外れた位置まで後退させ、受
入機構2の往復走行を許容すると共に、揺動シリ
ンダ26により主管12を受入機構2の所定停止
位置(鎖線位置)よりストツパ27とは反対方向
に回動して維持する。これは受入機構2が所定位
置に停止せず、停止位置が若干左右にずれても当
接ローラ28の前進に際しストツパ27に衝突す
ることを防止するためである。
尚、この場合、爪部材36,36は進退用シリ
ンダ13により後方に牽引する関係上、図示の如
く開いた状態にある。
次いで連結に際しては、受入機構2が所定位置
に停止したとき(同図b)、連結用シリンダ37
により支持アーム38を介して進退用シリンダ1
3及びシール体15を前進させる。但しその前進
位置は当接ローラ28がストツパ27に対向し、
かつ爪部材36,36が受皿7に可及的に近接
し、かつ接触しない第1段階の位置とする。この
位置は前述の如く、連結用シリンダ37を2段移
行方式としてもよく、あるいは電気的に規制する
ようにしてもよい。
この状態において揺動シリンダ26により主管
12をストツパ27方向に回動し、当接ローラ2
8を該ストツパ27に当接する(同図c)。
次いで、連結用シリンダ37を作動し、シール
体15を前進し、受皿7の内孔7aに臨ませる
(同図d)。
しかる後、進退用シリンダ13を作動し爪部材
36,36を押圧することにより爪部材36,3
6は閉じて受皿7の係合鍔7bに引掛り(第1
図)、同時にシール体15を内孔7aに圧着する。
係合を解くときは、上記動作の逆である。但
し、連結用シリンダ37は2段階に後退する必要
はなく、一挙に第5図aに示す位置まで後退して
もよい。
第6図は本考案の適用例を示す。図はコークス
粉末等を圧力空気により複数の分配機構A1,A
2に供給する例を示すもので、固定された供給管
B1の先端に当接機構3を、また分配機構A1,
A2にはそれぞれ受入機構2,2を取り付け、分
配機構A1,A2はレールRに沿つて走行する。
分配機構A1,A2はそれぞれ集塵機と同一要領
の気体一固体分離手段を備え、搬送空気と分離さ
れたコークス粉末等は押圧管Pから適所に設けら
れるホツパ(図示省略)に分配供給するようにし
たものである。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案によるときは、受入機構に設
けられる受皿に対し、他方の当接機構に設けられ
るシール体を連結用シリンダにより圧着し、爪部
材により係止するようにしたから両者は確実に密
着される。また受入機構の停止位置に若干のずれ
を生じても当接機構には位置決め手段を備え、シ
ール体を揺動して受入機構に設けたストツパに当
接ローラを当接してシール体を受皿の対向位置に
指向するようにしたから、両者の連結を確実に行
うことができる。しかもこれらの操作はシリンダ
により行うようにしたから遠隔操作が可能である
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体平面図、第2図はその正面図、第
3図は第1図におけるX−X線に沿う当接機構の
左側面図、第4図は進退用シリンダの縦断面図、
第5図は作動説明図、第6図は本考案の適用例の
説明図である。 Aは受入部材、Bは供給部材、1は自動接続装
置、2は受入機構、3は当接機構、6は連結管、
7は受皿、8は輸送管、12は主管、13は進退
用シリンダ、15はシール体、17は輸送管、2
5は位置決め手段、36は爪部材、37は連結用
シリンダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する供給部材と受入部材とのそれぞれに当
    接機構と受入機構を備え、受入機構には一方の輸
    送管に連結される受皿を設け、当接機構には他方
    の輸送管に揺動可能に連結される主管と、この主
    管先端に摺動可能に嵌合される進退用シリンダ及
    びこのシリンダに連結される球面状シール体を備
    え、進退用シリンダは上記受皿に対する爪部材の
    係合離間を行うとともに、シール体は前後進のた
    めの連結用シリンダに連結されており、上記主管
    は位置決め手段に連結され、この位置決め手段は
    主管を揺動させる揺動シリンダと、上記受入機構
    に取り付けられるストツパ及び主管の適所に取り
    付けられる当接ローラとよりなり、揺動シリンダ
    による主管を揺動し、当接ローラのストツパへの
    当接によるシール体の受皿への対向支持と、連結
    用シリンダによるシール体を前進し受皿への当接
    と、進退用シリンダの作動による爪部材の受皿へ
    の係合とを順次行うことを特徴とする諭送管の自
    動接続装置。
JP14576389U 1989-12-18 1989-12-18 Expired JPH0322620Y2 (ja)

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