JPH03225032A - 内燃機関の負荷制御方法 - Google Patents
内燃機関の負荷制御方法Info
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- JPH03225032A JPH03225032A JP2159090A JP2159090A JPH03225032A JP H03225032 A JPH03225032 A JP H03225032A JP 2159090 A JP2159090 A JP 2159090A JP 2159090 A JP2159090 A JP 2159090A JP H03225032 A JPH03225032 A JP H03225032A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内燃機関の負荷制御方法に関し、詳しくは、
機械式過給機(以下過給機と称する)を装着した内燃機
関において、エンジンの運転状態に応じて過給機の過給
圧を制御して負荷制御を行なうようにしたものである。
機械式過給機(以下過給機と称する)を装着した内燃機
関において、エンジンの運転状態に応じて過給機の過給
圧を制御して負荷制御を行なうようにしたものである。
従来、内燃機関の負荷を制御するには、吸気通路内に設
けたスロットル弁を絞ることにより吸気量を調整して行
なうものか一般的であるが、この方法では、低負荷時に
スロットル弁下流側が強い負圧止なるためにポンプ損失
が増大して内燃機関の効率(出力)が低下してしまう。
けたスロットル弁を絞ることにより吸気量を調整して行
なうものか一般的であるが、この方法では、低負荷時に
スロットル弁下流側が強い負圧止なるためにポンプ損失
が増大して内燃機関の効率(出力)が低下してしまう。
また内燃機関の出力増加を図るためには、吸気通路内に
過給機を設置したものが知られている。
過給機を設置したものが知られている。
ところがこの方法では、内燃機関の負荷に応じて過給圧
を制御するために、過給機の駆動をオン・オフするクラ
ッチ機構と、過給機をバイパスするバイパス通路等が設
置されているので、過給を開始する際にはクラッチ機構
かオンして衝撃が発生すると共に、内燃機関の高回転時
は内燃機関の吸気能力が低下し、過給機のポンプ効率が
高い領域では、過給圧が上がりすぎるので過給圧をバイ
パスさせなければならず、しかも給気温度の上昇および
駆動トルクの損失等の問題があった。
を制御するために、過給機の駆動をオン・オフするクラ
ッチ機構と、過給機をバイパスするバイパス通路等が設
置されているので、過給を開始する際にはクラッチ機構
かオンして衝撃が発生すると共に、内燃機関の高回転時
は内燃機関の吸気能力が低下し、過給機のポンプ効率が
高い領域では、過給圧が上がりすぎるので過給圧をバイ
パスさせなければならず、しかも給気温度の上昇および
駆動トルクの損失等の問題があった。
すなわち、エンジンが低温の時は混合気の生成も悪く、
また冷却損失も大きくなるために出力不足をきたし、走
行性能は暖機後と比較して低下する。そこで、過給エン
ジンでは低温時にノッキングが起こり難いことから、エ
ンジン低温時の走行性能を向上させるために例えば実開
昭61−17141号公報に示すように、機械式過給機
を備えた内燃機関において機関低温時を検知した時、バ
イパス通路が全開となるようにバイパス制御するように
したものが提案されている。ところがこの場合には、過
給機を一定プーリ比で駆動しているために、エンジン低
回転域では過給圧を十分に上げることができず、しかも
プーリ比の初期設定で各エンジン回転速度での限界過給
圧が決まってしまうと共に、パーシャル域での走行性能
はこの方法では改善されない。
また冷却損失も大きくなるために出力不足をきたし、走
行性能は暖機後と比較して低下する。そこで、過給エン
ジンでは低温時にノッキングが起こり難いことから、エ
ンジン低温時の走行性能を向上させるために例えば実開
昭61−17141号公報に示すように、機械式過給機
を備えた内燃機関において機関低温時を検知した時、バ
イパス通路が全開となるようにバイパス制御するように
したものが提案されている。ところがこの場合には、過
給機を一定プーリ比で駆動しているために、エンジン低
回転域では過給圧を十分に上げることができず、しかも
プーリ比の初期設定で各エンジン回転速度での限界過給
圧が決まってしまうと共に、パーシャル域での走行性能
はこの方法では改善されない。
また、エンジンが高温になるとノッキングが起り易くな
るので、これを防止するために例えば実開昭17139
号公報に示すように、機械式過給機を備えた内燃機関に
おいて機関高温時を検知した時、バイパス通路が全開と
なるようにバイパス制御するようにしたものが提案され
ている。ところがこの場合には、過給圧をバイパス制御
で行なっていて過給停止後も過給機を駆動しているため
に、駆動損失となり機関出力が低下すると共に、空気は
バイパス通路を循環するために、第10図に示すように
吸気温度が上昇してノッキングかますます起り易くなる
という問題がある。
るので、これを防止するために例えば実開昭17139
号公報に示すように、機械式過給機を備えた内燃機関に
おいて機関高温時を検知した時、バイパス通路が全開と
なるようにバイパス制御するようにしたものが提案され
ている。ところがこの場合には、過給圧をバイパス制御
で行なっていて過給停止後も過給機を駆動しているため
に、駆動損失となり機関出力が低下すると共に、空気は
バイパス通路を循環するために、第10図に示すように
吸気温度が上昇してノッキングかますます起り易くなる
という問題がある。
さらに、過給圧を上げれば出力も向上することから、加
速性能を向上させるために例えば実開昭61−1672
6号公報に示すように、機械式過給機を備えた内燃機関
において過給機の上流と下流とをバイパスする第1.第
2バイパス通路を設け、加速時の初期の一時的に第2バ
イパス通路を閉じることによって通常の過給特性よりも
高い過給圧を得るようにしたものが提案されている。と
ころがこの場合には、2系統のバイパス通路が必要とな
って構造が複雑化しコストの上昇を招くと共に、過給機
の効率の悪い低回転域では過給圧が上げられず、中・高
回転域においでも空気がバイパス通路を循環することに
よって給気の温度は上昇して空気密度は下がるので、過
給圧が高い割に出力が出ず、給気温度の上昇によりノッ
キングが起り易くなって過給機の駆動損失か増大し、ま
すます出力が低下してしまうという問題がある。
速性能を向上させるために例えば実開昭61−1672
6号公報に示すように、機械式過給機を備えた内燃機関
において過給機の上流と下流とをバイパスする第1.第
2バイパス通路を設け、加速時の初期の一時的に第2バ
イパス通路を閉じることによって通常の過給特性よりも
高い過給圧を得るようにしたものが提案されている。と
ころがこの場合には、2系統のバイパス通路が必要とな
って構造が複雑化しコストの上昇を招くと共に、過給機
の効率の悪い低回転域では過給圧が上げられず、中・高
回転域においでも空気がバイパス通路を循環することに
よって給気の温度は上昇して空気密度は下がるので、過
給圧が高い割に出力が出ず、給気温度の上昇によりノッ
キングが起り易くなって過給機の駆動損失か増大し、ま
すます出力が低下してしまうという問題がある。
そこでこれらの対策として、例えば特開昭61−932
32号公報に示すように、吸気通路内に設置した過給機
を無段変速機を介して駆動し、上記無段変速機をアクセ
ル操作に関連させて回転制御するようにした先行技術が
知られている。
32号公報に示すように、吸気通路内に設置した過給機
を無段変速機を介して駆動し、上記無段変速機をアクセ
ル操作に関連させて回転制御するようにした先行技術が
知られている。
しかしながら、上述した先行技術においてエンジンの低
・中負荷域のように吸気量の低い領域では、スロットル
弁によって絞られた低圧の空気が過給機によって過給さ
れるため、ポンプ損失は減少したとしても過給機を駆動
する仕事量は増大し、結局エンジンとしての効率か低下
することになる等の問題がある。
・中負荷域のように吸気量の低い領域では、スロットル
弁によって絞られた低圧の空気が過給機によって過給さ
れるため、ポンプ損失は減少したとしても過給機を駆動
する仕事量は増大し、結局エンジンとしての効率か低下
することになる等の問題がある。
本発明は、上述した問題点を課題としてなされたもので
、エンジンの吸気通路に設けられたスロットル弁下流に
容積型の機械式過給機を配設し、上記機械式過給機をエ
ンジンのクランク軸より無段変速機を介して駆動し、上
記無段変速機の変速比を、エンジンの運転条件とエンジ
ン温度とに基づいて変更することで、機械式過給機を減
速、増速しでエンジンの負荷を制御し、エンジンの低温
時の走行性能を向上、高温時のノッキングおよびエンジ
ンの異常温度の防止、加速性能の向上等、エンジンの全
運転領域で高効率が得られる内燃機関の負荷制御方法を
提供することを目的とする。
、エンジンの吸気通路に設けられたスロットル弁下流に
容積型の機械式過給機を配設し、上記機械式過給機をエ
ンジンのクランク軸より無段変速機を介して駆動し、上
記無段変速機の変速比を、エンジンの運転条件とエンジ
ン温度とに基づいて変更することで、機械式過給機を減
速、増速しでエンジンの負荷を制御し、エンジンの低温
時の走行性能を向上、高温時のノッキングおよびエンジ
ンの異常温度の防止、加速性能の向上等、エンジンの全
運転領域で高効率が得られる内燃機関の負荷制御方法を
提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、アクセルペダルに接
続されたスロットル弁下流の吸気管に、エンジンのクラ
ンク軸より油圧式の無段変速機を介して回転制御される
機械式過給機を配設し、上記無段変速機の変速比を制御
し、上記機械式過給機を上記エンジンの負荷制御装置と
して用いるエンジンの負荷制御方法において、上記無段
変速機の変速比を、アクセルペダルの踏込量に対応して
小さくなるように設定し、上記エンジンの温度か第1の
所定温度以下の低温時または第2の所定温度以上の高温
時には、上記無段変速機の設定変速比を温度に基づいて
補正し、上記機械式過給機の回転数を増速または減速し
て上記エンジンの負荷を制御することを特徴と腰また、
エンジン回転数とアクセル開度との変化量に基づいて加
速と判定した時は、上記無段変速機の設定変速比を補正
し、所定時間上記機械式過給機の回転数を増速して、上
記エンジンの負荷を制御することを特徴とし、さらに、
上記無段変速機の設定変速比を温度に基づいて補正した
変速比は、設定変速比へ徐々に変更していくことを特徴
とするものである。
続されたスロットル弁下流の吸気管に、エンジンのクラ
ンク軸より油圧式の無段変速機を介して回転制御される
機械式過給機を配設し、上記無段変速機の変速比を制御
し、上記機械式過給機を上記エンジンの負荷制御装置と
して用いるエンジンの負荷制御方法において、上記無段
変速機の変速比を、アクセルペダルの踏込量に対応して
小さくなるように設定し、上記エンジンの温度か第1の
所定温度以下の低温時または第2の所定温度以上の高温
時には、上記無段変速機の設定変速比を温度に基づいて
補正し、上記機械式過給機の回転数を増速または減速し
て上記エンジンの負荷を制御することを特徴と腰また、
エンジン回転数とアクセル開度との変化量に基づいて加
速と判定した時は、上記無段変速機の設定変速比を補正
し、所定時間上記機械式過給機の回転数を増速して、上
記エンジンの負荷を制御することを特徴とし、さらに、
上記無段変速機の設定変速比を温度に基づいて補正した
変速比は、設定変速比へ徐々に変更していくことを特徴
とするものである。
本発明の内燃機関の負荷制御方法では、エンジンの低温
または高温が検出された時に、アクセルペダルの踏込量
に対応して設定された無段変速機の変速比を減少または
増大することによって、低温時には機械式過給機は、ア
クセルペダルの踏込量が同一であっても増速され、高温
時には減速される。従って、低温時には機械式過給機に
よって給気量の増大、過給圧の上昇が図られ、機械式過
給機によってエンジンの負荷を制御し、エンジン低温時
の出力か増大し、高温時のノッキングか回避される。
または高温が検出された時に、アクセルペダルの踏込量
に対応して設定された無段変速機の変速比を減少または
増大することによって、低温時には機械式過給機は、ア
クセルペダルの踏込量が同一であっても増速され、高温
時には減速される。従って、低温時には機械式過給機に
よって給気量の増大、過給圧の上昇が図られ、機械式過
給機によってエンジンの負荷を制御し、エンジン低温時
の出力か増大し、高温時のノッキングか回避される。
また加速時には、加速初期の所定時間たけ無段変速機の
変速比か減少されるため、機械式過給機か増速しでエン
ジンの出力が増大し、加速性が向上する。
変速比か減少されるため、機械式過給機か増速しでエン
ジンの出力が増大し、加速性が向上する。
さらに、エンジンが低温状態から暖機される間は、無段
変速機の変速比を徐々に増大し、高温状態から定常作動
温度になる間は、無段変速機の変速比か徐々に減少する
ので、機械式過給機の回転数は徐々に減少、増大するた
め、エンジン負荷の急激な変化かなく、円滑な作動か得
られる。
変速機の変速比を徐々に増大し、高温状態から定常作動
温度になる間は、無段変速機の変速比か徐々に減少する
ので、機械式過給機の回転数は徐々に減少、増大するた
め、エンジン負荷の急激な変化かなく、円滑な作動か得
られる。
以下、本発明による実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第2図は本発明による内燃機関の負荷制御方法を示す概
略構成図であり、図において、符号1はエンジン、2は
エンジンlの燃焼室、3は吸気弁、4は排気弁、5はイ
ンジェクタ、6は点火栓、7はエアクリーナ、8はエア
フローメータ、9は吸気管をそれぞれ示している。
略構成図であり、図において、符号1はエンジン、2は
エンジンlの燃焼室、3は吸気弁、4は排気弁、5はイ
ンジェクタ、6は点火栓、7はエアクリーナ、8はエア
フローメータ、9は吸気管をそれぞれ示している。
エンジンlのエアクリーナ7より下流側には、スロット
ル弁lOを有するスロットルボデー11が設置されてお
り、上記スロットル弁lOの下流側には、負荷制御装置
としての、ロータ12a 、 12bからなる容積型
の機械式過給機(過給機)12およびインタークーラ1
3か配設されている。
ル弁lOを有するスロットルボデー11が設置されてお
り、上記スロットル弁lOの下流側には、負荷制御装置
としての、ロータ12a 、 12bからなる容積型
の機械式過給機(過給機)12およびインタークーラ1
3か配設されている。
また、14は油圧式の無段変速機であり、その人力軸■
5に装着された入力プーリ15aが、ベルトチェーン等
の巻掛伝動装置16を介してエンジン】のクランク軸1
aに装着したクランクプーリエフにより回転駆動される
と共に、過給機12の回転駆動軸18が無段変速機14
の出力軸19に直結されており、過給機12の回転数は
無段変速機14の変速比によって可変に制御される。
5に装着された入力プーリ15aが、ベルトチェーン等
の巻掛伝動装置16を介してエンジン】のクランク軸1
aに装着したクランクプーリエフにより回転駆動される
と共に、過給機12の回転駆動軸18が無段変速機14
の出力軸19に直結されており、過給機12の回転数は
無段変速機14の変速比によって可変に制御される。
さらに、スロットル弁IOには、公知のスロットルレバ
ー10aが設けられ、スロットル弁/<−10aとアク
セルペダル20とは、アクセルワイヤ21によって接続
されている。そして第4図に示す如く、極低負荷時のA
領域のアクセルペダル20の踏込量ψ1でスロットル弁
100開度θか全開になるように、アクセルペダル20
の踏込量ψに応じてスロットル弁10の開度θか開閉制
御される。
ー10aが設けられ、スロットル弁/<−10aとアク
セルペダル20とは、アクセルワイヤ21によって接続
されている。そして第4図に示す如く、極低負荷時のA
領域のアクセルペダル20の踏込量ψ1でスロットル弁
100開度θか全開になるように、アクセルペダル20
の踏込量ψに応じてスロットル弁10の開度θか開閉制
御される。
またアクセルペダル20の踏込量を検出するアクセル開
度センサ22.エンジン回転数を検出する工ンジン回転
数センサ23が設置されると共に、エンジンの冷却水温
度を検出する水温センサ24.潤滑通温を検出する油温
センサ25.および吸気温を検出する吸気温センサ26
が配設されている。
度センサ22.エンジン回転数を検出する工ンジン回転
数センサ23が設置されると共に、エンジンの冷却水温
度を検出する水温センサ24.潤滑通温を検出する油温
センサ25.および吸気温を検出する吸気温センサ26
が配設されている。
そして上記各種センサからの出力信号が制御ユニット4
0に入力し、制御ユニット40から油圧制御回路60に
変速制御信号とライン圧制御信号とが出力され、油圧制
御回路60より無段変速機14に油圧が発生するように
構成されている。
0に入力し、制御ユニット40から油圧制御回路60に
変速制御信号とライン圧制御信号とが出力され、油圧制
御回路60より無段変速機14に油圧が発生するように
構成されている。
無段変速機I4は、例えば第3図に示すように、入力軸
15と、入力軸15に平行な出力軸19とを有し、入力
軸15にはプライマリシリンダ30aを備えたプーリ間
隔可変のプライマリプーリ30が、出力軸■9には同様
にセカンダリシリンダ31aを備えたセカンダリプーリ
31が、それぞれ設けられている。またプライマリプー
リ30.セカンダリプーリ31には駆動ベルト32か巻
回され、プライマリシリンダ30a、セカンダリシリン
ダ31aは油圧制御回路60に回路構成される。そして
プライマリシリンダ30a。
15と、入力軸15に平行な出力軸19とを有し、入力
軸15にはプライマリシリンダ30aを備えたプーリ間
隔可変のプライマリプーリ30が、出力軸■9には同様
にセカンダリシリンダ31aを備えたセカンダリプーリ
31が、それぞれ設けられている。またプライマリプー
リ30.セカンダリプーリ31には駆動ベルト32か巻
回され、プライマリシリンダ30a、セカンダリシリン
ダ31aは油圧制御回路60に回路構成される。そして
プライマリシリンダ30a。
セカンダリシリンダ31aには伝達トルクに応じたライ
ン圧を供給してプーリ押付力を付与し、プライマリ圧に
より駆動ベルト32のプライマリプーリ30、セカンダ
リプーリ31に対する巻付は径の比率を変えて無段階に
変速制御するように構成されている。
ン圧を供給してプーリ押付力を付与し、プライマリ圧に
より駆動ベルト32のプライマリプーリ30、セカンダ
リプーリ31に対する巻付は径の比率を変えて無段階に
変速制御するように構成されている。
また無段変速機14のプライマリプーリ30には、プラ
イマリプーリ回転数Npを検出するブライマリブーり回
転数センサ33が、セカンダリプーリ31にはセカンダ
リブーり回転数Nsを検出するセカンダリプーリ回転数
センサ34がそれぞれ配設され、これらプライマリプー
リ回転数センサ33.セカンダリプーリ回転数センサ8
4からの信号Np、Nsは、アクセル開度センサ22.
エンジン回転数センサ23からの信号ψ、Ne、および
エンジンの水温センサ24.油温センサ25.吸気温セ
ンサ26のうちの少なくとも1つ以上のエンジンlの温
度を代表するエンジン温度センサの信号と共に制御ユニ
ット40に入力し、無段変速機14における変速制御信
号を演算するようになっている。
イマリプーリ回転数Npを検出するブライマリブーり回
転数センサ33が、セカンダリプーリ31にはセカンダ
リブーり回転数Nsを検出するセカンダリプーリ回転数
センサ34がそれぞれ配設され、これらプライマリプー
リ回転数センサ33.セカンダリプーリ回転数センサ8
4からの信号Np、Nsは、アクセル開度センサ22.
エンジン回転数センサ23からの信号ψ、Ne、および
エンジンの水温センサ24.油温センサ25.吸気温セ
ンサ26のうちの少なくとも1つ以上のエンジンlの温
度を代表するエンジン温度センサの信号と共に制御ユニ
ット40に入力し、無段変速機14における変速制御信
号を演算するようになっている。
次いで、第1図に基づいて無段変速機14の変速比制御
系について述べると、プライマリプーリ回転数センサ8
3.セカンダリプーリ回転数センサ34の回転数数Np
、NSは、実変速比算出手段41に入力して実変速比1
−Np/Nsにより実変速比1を算出する。ここで、ア
クセル開度センサ22によって検出されたアクセルペダ
ル20の踏込量ψは、領域判定手段44に人力して第4
図に示すようなアクセル踏込量ψに基づくマツプによっ
てエンジン1の負荷領域を判定する。領域判定手段44
にて判定された負荷領域の信号と、実変速比算出手段4
3からの実変速比i、アクセル開度センサ22からのア
クセルペダル20の踏込量ψの信号とが目標セカンダリ
プーリ回転数検索手段45へ入力し、求められた目標セ
カンダリプーリ回転数NSDとプライマリプーリ回転数
センサ33からのプライマリプーリ回転数Npとが目標
変速比算出手段46へ入力して、目標変速比isが算出
される。そして目標変速比isと、実変速比iとはデユ
ーティ比検索手段47に人力する。ここで無段変速機I
4の操作量のデユーティ比D+か、目標変速比isと実
変速比iとのマツプ(is−i)を用いて検索されると
共に、無段変速機14の操作量のデユーティ比Diの値
は、駆動部48を介して油圧制御回路60の変速制御用
ソレノイド弁62に出力する。
系について述べると、プライマリプーリ回転数センサ8
3.セカンダリプーリ回転数センサ34の回転数数Np
、NSは、実変速比算出手段41に入力して実変速比1
−Np/Nsにより実変速比1を算出する。ここで、ア
クセル開度センサ22によって検出されたアクセルペダ
ル20の踏込量ψは、領域判定手段44に人力して第4
図に示すようなアクセル踏込量ψに基づくマツプによっ
てエンジン1の負荷領域を判定する。領域判定手段44
にて判定された負荷領域の信号と、実変速比算出手段4
3からの実変速比i、アクセル開度センサ22からのア
クセルペダル20の踏込量ψの信号とが目標セカンダリ
プーリ回転数検索手段45へ入力し、求められた目標セ
カンダリプーリ回転数NSDとプライマリプーリ回転数
センサ33からのプライマリプーリ回転数Npとが目標
変速比算出手段46へ入力して、目標変速比isが算出
される。そして目標変速比isと、実変速比iとはデユ
ーティ比検索手段47に人力する。ここで無段変速機I
4の操作量のデユーティ比D+か、目標変速比isと実
変速比iとのマツプ(is−i)を用いて検索されると
共に、無段変速機14の操作量のデユーティ比Diの値
は、駆動部48を介して油圧制御回路60の変速制御用
ソレノイド弁62に出力する。
エンジンの温度を検出するための水温センサ24゜油温
センサ25.吸気温センサ26のうちの少なくとも1つ
のエンジン温度センサからの信号は、制御ユニット40
の温度検出手段41に人力して、エンジンlのエンジン
温度Tが検出され、エンジン温度Tはエンジン温度判定
手段53に人力して、エンジン温度Tが第1の所定温度
T1以下(エンジン低温時)か、第2の所定温度12以
上(エンジン高温時)であるかが判定される。
センサ25.吸気温センサ26のうちの少なくとも1つ
のエンジン温度センサからの信号は、制御ユニット40
の温度検出手段41に人力して、エンジンlのエンジン
温度Tが検出され、エンジン温度Tはエンジン温度判定
手段53に人力して、エンジン温度Tが第1の所定温度
T1以下(エンジン低温時)か、第2の所定温度12以
上(エンジン高温時)であるかが判定される。
他方、アクセル開度センサ22にて検出されたアクセル
ペダル20の踏込量ψとエンジン回転数センサ23にて
検出されたエンジン回転数Neとが運転状態判定手段5
4に入力して、エンジン回転数Neの変化量ΔNeが所
定の変化量N。と比較され、またアクセルペダル20の
踏込量(アクセル開度)ψの変化量Δψが所定の変化量
ψ。と比較され、ΔNe >No、 Δψ〉ψ。の時
に加速と判定され、ΔNe<N。、Δψ〈ψ。の時に定
常と判定される。
ペダル20の踏込量ψとエンジン回転数センサ23にて
検出されたエンジン回転数Neとが運転状態判定手段5
4に入力して、エンジン回転数Neの変化量ΔNeが所
定の変化量N。と比較され、またアクセルペダル20の
踏込量(アクセル開度)ψの変化量Δψが所定の変化量
ψ。と比較され、ΔNe >No、 Δψ〉ψ。の時
に加速と判定され、ΔNe<N。、Δψ〈ψ。の時に定
常と判定される。
そして運転状態判定手段54.エンジン温度判定手段5
3からの信号が補正係数設定手段42に人力して、定常
運転状態でエンジンlが低温時である時は温度に対して
増大関数で予め定められた補正係数に、が、高温時であ
る時は温度に対して増大関数てtめ定められた補正係数
に2が、加速時には補正係数に3が設定される。
3からの信号が補正係数設定手段42に人力して、定常
運転状態でエンジンlが低温時である時は温度に対して
増大関数で予め定められた補正係数に、が、高温時であ
る時は温度に対して増大関数てtめ定められた補正係数
に2が、加速時には補正係数に3が設定される。
運転状態判定手段54.エンジン温度判定手段53゜温
度検出手段41.補正係数設定手段42.プライマリプ
ーリ回転数センサ33.目標セカンダリプーリ回転数検
索手段45.およびタイマ手段55からの信号は、目標
変速比算出手段46へ入力する。
度検出手段41.補正係数設定手段42.プライマリプ
ーリ回転数センサ33.目標セカンダリプーリ回転数検
索手段45.およびタイマ手段55からの信号は、目標
変速比算出手段46へ入力する。
[1襟度速比算出手段46にて運転状態が定常で、エン
ジン温度Tが第1の所定温度T1以下の時には、補正係
数に1によって目標変速比js+が1s=is−に+
として算出され、目標変速比isより小さくされる。ま
た、エンジン温度Tが第2の所定温度12以上の時には
、補正係数に2によって目標変速比Is2かIs2 =
Is ’ K 2として算出され、目標変速比Isよ
り大きくされる。
ジン温度Tが第1の所定温度T1以下の時には、補正係
数に1によって目標変速比js+が1s=is−に+
として算出され、目標変速比isより小さくされる。ま
た、エンジン温度Tが第2の所定温度12以上の時には
、補正係数に2によって目標変速比Is2かIs2 =
Is ’ K 2として算出され、目標変速比Isよ
り大きくされる。
さらに、目標変速比Is、 、 is2は徐々に目標変
速比Sへ変化していき、エンジン温度判定手段53にて
エンジン温度Tが第1の所定温度T1以下から第1の所
定温度T1以上に昇温したと判定された時、および第2
の所定温度T2以下に降温したと判定された時には、目
標変速比isとなる。
速比Sへ変化していき、エンジン温度判定手段53にて
エンジン温度Tが第1の所定温度T1以下から第1の所
定温度T1以上に昇温したと判定された時、および第2
の所定温度T2以下に降温したと判定された時には、目
標変速比isとなる。
また運転状態判定手段54にて加速と判定された時には
、タイマ手段55によって加速初期の所定時間、補正係
数に3によって目標変速比1s3か1s3=js−に、
として算出され、目標変速比isより小さくされる。
、タイマ手段55によって加速初期の所定時間、補正係
数に3によって目標変速比1s3か1s3=js−に、
として算出され、目標変速比isより小さくされる。
続いて、ライン圧制御系について述べる。エンジン回転
数センサ23のエンンン回転数Neとアクセル開度セン
サ22のアクセルペダル20の踏込量ψとが入力するエ
ンジントルク検索手段49を有し、ψ−Neのトルク特
性マツプからエンジントルクTを求める。このエンジン
トルクTと実変速比算出手段43の実変速比Iとは、目
標ライン圧設定手段50に入力して実変速比iに応じた
必要ライン圧とエンジントルクTとで目標ライン圧PL
dを定め、この目標ライン圧PLdがデユーティ比検索
手段51に人力して目標ライン圧PLdに応したデユー
ティIt D Lを定める。そしてこのデユーティ比D
Lが、駆動部52を介して油圧制御回路60のライン圧
制御用ソレノイド弁61に出力するようになっている。
数センサ23のエンンン回転数Neとアクセル開度セン
サ22のアクセルペダル20の踏込量ψとが入力するエ
ンジントルク検索手段49を有し、ψ−Neのトルク特
性マツプからエンジントルクTを求める。このエンジン
トルクTと実変速比算出手段43の実変速比Iとは、目
標ライン圧設定手段50に入力して実変速比iに応じた
必要ライン圧とエンジントルクTとで目標ライン圧PL
dを定め、この目標ライン圧PLdがデユーティ比検索
手段51に人力して目標ライン圧PLdに応したデユー
ティIt D Lを定める。そしてこのデユーティ比D
Lが、駆動部52を介して油圧制御回路60のライン圧
制御用ソレノイド弁61に出力するようになっている。
次いで、このように構成された内燃機関の負荷制御方法
の作用について説明する。
の作用について説明する。
先ず、アクセルペダル20か解放された車両停止時のア
イドリンク状態を含む極低負荷閉域のA領域では、無段
変速機14の目標変速比isが大きく設定され、セカン
ダリプーリ31の回転数、すなわち過給機12の回転数
が所定の一定低回転数に制御される。他方、スロットル
弁■0はアクセルペダル20の踏込量ψに応して開閉制
御され、過給機12からの吐出空気量を制御する。
イドリンク状態を含む極低負荷閉域のA領域では、無段
変速機14の目標変速比isが大きく設定され、セカン
ダリプーリ31の回転数、すなわち過給機12の回転数
が所定の一定低回転数に制御される。他方、スロットル
弁■0はアクセルペダル20の踏込量ψに応して開閉制
御され、過給機12からの吐出空気量を制御する。
極低負荷時の状態で、さらにアクセルペダル20を踏込
むと、スロットル弁IOは全開となり、無段変速機14
は、第4図に示すアクセルペダル20の踏込みによるア
クセル開度ψに応した目標変速比isで出力軸19か増
速される。アクセルペダル20の踏込みに応じたエンジ
ン■の動力は、クランク軸1a。
むと、スロットル弁IOは全開となり、無段変速機14
は、第4図に示すアクセルペダル20の踏込みによるア
クセル開度ψに応した目標変速比isで出力軸19か増
速される。アクセルペダル20の踏込みに応じたエンジ
ン■の動力は、クランク軸1a。
クランクプーリ17.無段変速機14の入力端プーリ1
5aを介して無段変速機14へ伝達する。
5aを介して無段変速機14へ伝達する。
そして無段変速機14のプライマリプーリ30に入力し
た動力は、駆動ベルト32を介してセカンダリプーリ3
1.出力軸19へと伝達され、過給機I2の駆動軸18
へ出力して、過給機12か増速駆動され、吸入空気はエ
ンジン1へ供給される。
た動力は、駆動ベルト32を介してセカンダリプーリ3
1.出力軸19へと伝達され、過給機I2の駆動軸18
へ出力して、過給機12か増速駆動され、吸入空気はエ
ンジン1へ供給される。
そして極低負荷時局外において、エンジントルクTが大
きくなるほと目標ライン圧か大きく設定され、これに相
当するデユーティ信号DLがライン圧制御用ソレノイド
弁61に入力して制御圧を生成し、その平均化した圧力
でライン圧制御することでライン圧PLを高くする。そ
して変速比iが小さくなり、エンジントルクTも小さく
なるに従い同様に作用することで、ライン圧PLは低下
するように制御されるのであり、こうして常に駆動ベル
ト32ての伝達トルクに相当するブーり押付力を作用す
る。
きくなるほと目標ライン圧か大きく設定され、これに相
当するデユーティ信号DLがライン圧制御用ソレノイド
弁61に入力して制御圧を生成し、その平均化した圧力
でライン圧制御することでライン圧PLを高くする。そ
して変速比iが小さくなり、エンジントルクTも小さく
なるに従い同様に作用することで、ライン圧PLは低下
するように制御されるのであり、こうして常に駆動ベル
ト32ての伝達トルクに相当するブーり押付力を作用す
る。
上記ライン圧PLは、常にセカンダリシリンダ31aに
供給されており、変速制御用ソレノイド弁62の制御圧
による図示しない変速制御弁によりプライマリシリンダ
30aに給排油することで、変速制御されるのであり、
これを以下に説明する。
供給されており、変速制御用ソレノイド弁62の制御圧
による図示しない変速制御弁によりプライマリシリンダ
30aに給排油することで、変速制御されるのであり、
これを以下に説明する。
先ず、プライマリプーリ回転数センサ33.セカンダリ
プーリ回転数センサ34およびアクセル開度センサ22
からの信号Np、Ns、 ψが読込まれ、制御ユニッ
ト40の実変速比算出手段43で実変速比lを求める。
プーリ回転数センサ34およびアクセル開度センサ22
からの信号Np、Ns、 ψが読込まれ、制御ユニッ
ト40の実変速比算出手段43で実変速比lを求める。
一方、エンジン回転数センサ23とアクセル開度センサ
22からの信号Ne、 ψが読込まれ、領域判定手段
44にて極負荷、低・中負荷および高負荷か判定され、
目標セカンダリプーリ回転数検索手段45ては実変速比
I、アクセルペダル20の踏込量ψにより目標セカンダ
リプーリ回転数NSDがマツプにより検索され、目標変
速比算出手段46てこの目標セカンダリプーリ回転数N
SDに対応した目標変速比isが算出される。
22からの信号Ne、 ψが読込まれ、領域判定手段
44にて極負荷、低・中負荷および高負荷か判定され、
目標セカンダリプーリ回転数検索手段45ては実変速比
I、アクセルペダル20の踏込量ψにより目標セカンダ
リプーリ回転数NSDがマツプにより検索され、目標変
速比算出手段46てこの目標セカンダリプーリ回転数N
SDに対応した目標変速比isが算出される。
これらの実変速比I、目標変速比isは、デユーティ比
検索手段47に入力してデユーティ比Diが検索される
。
検索手段47に入力してデユーティ比Diが検索される
。
上記デユーティ信号Diは、変速制御用ソレノイド弁B
2に入力してパルス状の制御圧を生成し、これにより図
示しない変速制御弁を給油と排油の2位置で繰返し動作
する。ここて、デユーティ比Diが小さくなると、オフ
時間により変速制御弁は給油位置での動作時間が長くな
ってプライマリシリンダ30aに給油するようになり、
こうして変速比を小にする。一方、デユーティ比が大き
くなると、逆にオン時間により排油位置での動作時間か
長くなってプライマリシリンダ30aは排油され、これ
により変速比を大にする。そしてデユーティ比の変化が
小さくプライマリシリンダBoaの流量変化が少ないこ
とで、変速スピードが遅くなる。
2に入力してパルス状の制御圧を生成し、これにより図
示しない変速制御弁を給油と排油の2位置で繰返し動作
する。ここて、デユーティ比Diが小さくなると、オフ
時間により変速制御弁は給油位置での動作時間が長くな
ってプライマリシリンダ30aに給油するようになり、
こうして変速比を小にする。一方、デユーティ比が大き
くなると、逆にオン時間により排油位置での動作時間か
長くなってプライマリシリンダ30aは排油され、これ
により変速比を大にする。そしてデユーティ比の変化が
小さくプライマリシリンダBoaの流量変化が少ないこ
とで、変速スピードが遅くなる。
一方、目標変速比isと実変速比Iの偏差が大きくなる
に従ってデユーティ比の変化によりプライマリシリンダ
30aの流量変化が増して、変速スピードが速くなる。
に従ってデユーティ比の変化によりプライマリシリンダ
30aの流量変化が増して、変速スピードが速くなる。
こうして無段変速機14は、変速速度を変えながら無段
階に変速することになる。
階に変速することになる。
従って、第4図におけるA領域、すなわち極低負荷領域
では、過給機12の回転数が低い一定の所定回転数とな
るように、無段変速機14の変速比が大きく設定され、
過給機12は所定回転数により駆動され、一定の空気量
を吐出し、吐出空気量はアクセルペダル20の踏込量に
応じてスロットル弁lOの開閉を制御することによって
制御される。
では、過給機12の回転数が低い一定の所定回転数とな
るように、無段変速機14の変速比が大きく設定され、
過給機12は所定回転数により駆動され、一定の空気量
を吐出し、吐出空気量はアクセルペダル20の踏込量に
応じてスロットル弁lOの開閉を制御することによって
制御される。
次いでB領域の低・中負荷領域では、アクセルペダル2
0の踏込みによってスロットル弁lOが全開となり、ア
クセルペダル20の踏込量ψに応じて無段変速機14の
変速比が変化することにより、過給機12の回転数が制
御され、吸気量が過給機12の回転数によって制御され
る。このとき、過給機12の上流側圧力は略大気圧、下
流側圧力はエンジンlの吸気作用により負圧となり、過
給機12の圧力比(吐出側圧力/吸入側圧力)が“1”
よりも小さくなっており、第5図の圧力比と駆動力の特
性図に示すように、過給機12の仕事量は負となるので
、過給機12の回転トルクがエンジンlへ伝達回収され
て、燃料消費率が少なくなる。
0の踏込みによってスロットル弁lOが全開となり、ア
クセルペダル20の踏込量ψに応じて無段変速機14の
変速比が変化することにより、過給機12の回転数が制
御され、吸気量が過給機12の回転数によって制御され
る。このとき、過給機12の上流側圧力は略大気圧、下
流側圧力はエンジンlの吸気作用により負圧となり、過
給機12の圧力比(吐出側圧力/吸入側圧力)が“1”
よりも小さくなっており、第5図の圧力比と駆動力の特
性図に示すように、過給機12の仕事量は負となるので
、過給機12の回転トルクがエンジンlへ伝達回収され
て、燃料消費率が少なくなる。
さらにC領域の高負荷領域は、過給領域であり、アクセ
ルペダル20の踏込量に応じて必要過給圧が得られるよ
うに、過給機12の回転数が高くなり、エンジンの出力
が増大する。
ルペダル20の踏込量に応じて必要過給圧が得られるよ
うに、過給機12の回転数が高くなり、エンジンの出力
が増大する。
なお、上記実施例においてスロットル弁10の開閉は、
アクセルペダル20に連動した機械式リンク装置によら
ず電気的に制御するように構成することも可能である。
アクセルペダル20に連動した機械式リンク装置によら
ず電気的に制御するように構成することも可能である。
ところで、運転状態判定手段54にて定常運転と判定さ
れ、エンジン始動時に温度センサ24によってエンジン
の温度がT1以下を検出すると、目標変速比算出手段4
6にて目標変速比IS1が算出され、第6図に示すよう
に、目標変速比isより小さくされる。従って、過給機
12の回転数は増速されるため、低温時にはノッキング
が発生し難いこととも相俟って、過給圧を上げ出力向上
が図られる。従って、アクセルペダル20の踏込量ψが
同一であっても過給機12て負荷制御されるため、第8
図に示すように、給気量が増大して部分負荷性能が向上
する。
れ、エンジン始動時に温度センサ24によってエンジン
の温度がT1以下を検出すると、目標変速比算出手段4
6にて目標変速比IS1が算出され、第6図に示すよう
に、目標変速比isより小さくされる。従って、過給機
12の回転数は増速されるため、低温時にはノッキング
が発生し難いこととも相俟って、過給圧を上げ出力向上
が図られる。従って、アクセルペダル20の踏込量ψが
同一であっても過給機12て負荷制御されるため、第8
図に示すように、給気量が増大して部分負荷性能が向上
する。
過給機12が増速されると、無段変速機14の目標変速
比1s、は徐々に大きくされ、エンジン温度がT1にな
ると、設定目標変速比isとする。従って、過給機12
の回転数変化による負荷変動のショックがない。
比1s、は徐々に大きくされ、エンジン温度がT1にな
ると、設定目標変速比isとする。従って、過給機12
の回転数変化による負荷変動のショックがない。
また、温度センサ24によってエンジンの温度が12以
上を検出すると、目標変速比算出手段4Bによって目標
変速比iS2か算出され、第7図に示すように、目標変
速比isより大きくされる。従って、過給機12は減速
されるため、異常高温時には過給圧が低くされ、第9図
に示すように、過給機12の駆動損失が小さくなり、エ
ンジン1の異常温度が通常の温度へと低下する。
上を検出すると、目標変速比算出手段4Bによって目標
変速比iS2か算出され、第7図に示すように、目標変
速比isより大きくされる。従って、過給機12は減速
されるため、異常高温時には過給圧が低くされ、第9図
に示すように、過給機12の駆動損失が小さくなり、エ
ンジン1の異常温度が通常の温度へと低下する。
過給機12が減速されると、無段変速機14の目標変速
比iS2は徐々に小さくされ、エンジン温度がT2にな
ると設定目標変速比isとする。従って、過給機12の
負荷が徐々に大きくなるため、エンジン1には急激に負
荷かかかることかなく、円滑なエンジン1の作動か行な
われる。
比iS2は徐々に小さくされ、エンジン温度がT2にな
ると設定目標変速比isとする。従って、過給機12の
負荷が徐々に大きくなるため、エンジン1には急激に負
荷かかかることかなく、円滑なエンジン1の作動か行な
われる。
次に、運転状態判定手段54にて加速と判定された時は
、目標変速比算出手段46にて加速開始時の目標変速比
1sより小さい目標変速比iS3が算出される。そして
タイマ手段55にて所定時間tの間は、第10図に示す
ように、過給機12の回転数上昇により過給圧は大きく
なるため、エンジン1の低回転域における加速時におい
ても高い過給圧が得られる。
、目標変速比算出手段46にて加速開始時の目標変速比
1sより小さい目標変速比iS3が算出される。そして
タイマ手段55にて所定時間tの間は、第10図に示す
ように、過給機12の回転数上昇により過給圧は大きく
なるため、エンジン1の低回転域における加速時におい
ても高い過給圧が得られる。
以上説明したように、本発明による内燃機関の負荷制御
方法は、吸気管の途中に無段変速機を介して回転数制御
される機械式過給機を設置し、無段変速機の変速比を、
エンジンの運転状態、エンジンの温度状管に対応して可
変とし、アクセルペダルの踏込量に応して過給機の回転
数を制御することでエンジンの負荷を制御するので、下
記のような効果が得られる。
方法は、吸気管の途中に無段変速機を介して回転数制御
される機械式過給機を設置し、無段変速機の変速比を、
エンジンの運転状態、エンジンの温度状管に対応して可
変とし、アクセルペダルの踏込量に応して過給機の回転
数を制御することでエンジンの負荷を制御するので、下
記のような効果が得られる。
■、エンジンの低温時には、無段変速機の変速比を設定
変速比より小さくするので、過給機の回転数を上げ、増
速しで負荷制御するため、過給圧を上げることが可能と
なり、全開出力を向上することができる。
変速比より小さくするので、過給機の回転数を上げ、増
速しで負荷制御するため、過給圧を上げることが可能と
なり、全開出力を向上することができる。
■、エンジンの低温時は、同一アクセルペダルの操作量
に対して多くの空気が供給されるため、部分負荷時の出
力向上を得ることができる。
に対して多くの空気が供給されるため、部分負荷時の出
力向上を得ることができる。
■、エンジンの高温時には、無段変速機の変速比を設定
変速比より大きくするので、過給機の回転数を下げ、減
速して過給圧を下げて負荷制御するため、エンジンの駆
動損失が少なくエンジンの異常温度上昇が防止され、燃
料消費率も低減される。
変速比より大きくするので、過給機の回転数を下げ、減
速して過給圧を下げて負荷制御するため、エンジンの駆
動損失が少なくエンジンの異常温度上昇が防止され、燃
料消費率も低減される。
■、エンジンの負荷制御を過給機の回転数を変えること
で行ない、吸気通路にバイパス通路を有しないので、給
気塩の上昇が少なく充填効率が向上すると共に、高過給
によるノッキングを防止することができる。
で行ない、吸気通路にバイパス通路を有しないので、給
気塩の上昇が少なく充填効率が向上すると共に、高過給
によるノッキングを防止することができる。
■、加速時には、無段変速機の変速比を設定変速比より
小さくして、加速初期の所定時間、過給機回転数を上げ
、増速しで負荷制御するため、加速性能か向上し、低速
回転域での加速時の過給圧を大きくすることができる。
小さくして、加速初期の所定時間、過給機回転数を上げ
、増速しで負荷制御するため、加速性能か向上し、低速
回転域での加速時の過給圧を大きくすることができる。
第1図は制御ユニットのブロック図、第2図は本発明に
よる内燃機関の負荷制御方法を示す概略構成図、第3図
は制御系の構成図、第4図はアクセルペダル踏込量とス
ロットル弁開度および無段変速機の変速比との関係を示
す特性図、第5図は過給機の圧力比と過給機の駆動トル
クの関係を示す特性図、第6図および第7図はエンジン
温度と無段変速機の変速比との関係を示す特性図、第8
図はエンジン低温時におけるアクセル開度と吸気量との
関係を示す特性図、第9図は過給機回転数と駆動トルク
損失との関係を示す図、第10図は加速時における過給
圧を示す図、第11図は従来の吸気バイパス量と温度上
昇との関係を示す説明図である。 ■・・・エンジン、la・・・クランク軸、9・・・吸
気管、10・・・スロットル弁、12・・機械式過給機
、14・・・無段変速機、20・・・アクセルペダル、
22・・・アクセル開度センサ、23・・・エンジン回
転数センサ、24・・・水温センサ、40・・・制御ユ
ニット、42・・・補正係数設定手段、4B・・・目標
変速比算出手段、53・・・エンジン温度判定手段、5
4・・・運転状態判定手段、55・・・タイマ手段。
よる内燃機関の負荷制御方法を示す概略構成図、第3図
は制御系の構成図、第4図はアクセルペダル踏込量とス
ロットル弁開度および無段変速機の変速比との関係を示
す特性図、第5図は過給機の圧力比と過給機の駆動トル
クの関係を示す特性図、第6図および第7図はエンジン
温度と無段変速機の変速比との関係を示す特性図、第8
図はエンジン低温時におけるアクセル開度と吸気量との
関係を示す特性図、第9図は過給機回転数と駆動トルク
損失との関係を示す図、第10図は加速時における過給
圧を示す図、第11図は従来の吸気バイパス量と温度上
昇との関係を示す説明図である。 ■・・・エンジン、la・・・クランク軸、9・・・吸
気管、10・・・スロットル弁、12・・機械式過給機
、14・・・無段変速機、20・・・アクセルペダル、
22・・・アクセル開度センサ、23・・・エンジン回
転数センサ、24・・・水温センサ、40・・・制御ユ
ニット、42・・・補正係数設定手段、4B・・・目標
変速比算出手段、53・・・エンジン温度判定手段、5
4・・・運転状態判定手段、55・・・タイマ手段。
Claims (2)
- (1)アクセルペダルに接続されたスロットル弁下流の
吸気管に、エンジンのクランク軸より油圧式の無段変速
機を介して回転制御される機械式過給機を配設し、上記
無段変速機の変速比を制御し、上記機械式過給機を上記
エンジンの負荷制御装置として用いるエンジンの負荷制
御方法において、上記無段変速機の変速比を、アクセル
ペダルの踏込量に対応して小さくなるように設定し、上
記エンジンの温度が第1の所定温度以下の低温時または
第2の所定温度以上の高温時には、上記無段変速機の設
定変速比を温度に基づいて補正し、上記機械式過給機の
回転数を増速または減速して上記エンジンの負荷を制御
することを特徴とする内燃機関の負荷制御方法。 - (2)エンジン回転数とアクセル開度との変化量に基づ
いて加速と判定した時は、上記無段変速機の設定変速比
を補正し、所定時間上記機械式過給機の回転数を増速し
て、上記エンジンの負荷を制御することを特徴とする請
求項(1)記載の内燃機関の負荷制御方法。(3)上記
無段変速機の設定変速比を温度に基づいて補正した変速
比は、設定変速比へ徐々に変更していくことを特徴とす
る請求項(1)記載の内燃機関の負荷制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159090A JPH03225032A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 内燃機関の負荷制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159090A JPH03225032A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 内燃機関の負荷制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03225032A true JPH03225032A (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=12059254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2159090A Pending JPH03225032A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 内燃機関の負荷制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03225032A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7147366B2 (en) * | 2004-09-14 | 2006-12-12 | Delphi Technologies, Inc. | Method and apparatus for assessing the rationality of a transmission fluid temperature measure |
JP2007032415A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンのバルブタイミング制御装置 |
KR20160032206A (ko) * | 2013-09-13 | 2016-03-23 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 자동 변속기의 제어 장치 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2159090A patent/JPH03225032A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7147366B2 (en) * | 2004-09-14 | 2006-12-12 | Delphi Technologies, Inc. | Method and apparatus for assessing the rationality of a transmission fluid temperature measure |
JP2007032415A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンのバルブタイミング制御装置 |
JP4677844B2 (ja) * | 2005-07-27 | 2011-04-27 | 日産自動車株式会社 | エンジンのバルブタイミング制御装置 |
KR20160032206A (ko) * | 2013-09-13 | 2016-03-23 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 자동 변속기의 제어 장치 |
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