JPH0322316A

JPH0322316A - 温度・光スイッチ

Info

Publication number: JPH0322316A
Application number: JP15636889A
Authority: JP
Inventors: Eisaku Okamoto; 岡本　栄作
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-06-19
Filing date: 1989-06-19
Publication date: 1991-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く産業上の利用分野〉本発明は、各種の電気機器の温度制御、あるいは過熱防
止用として用いることができ、また、検出する対象物体
自体の輻射や反射、あるいは遮光によって生じる受光量
の大小によって対象物体の有無を検知することができる
、産業用機器、電気機器などの自動制御にに用いる温度
・光スイッチに関するものである。

〈従来の技術〉従来、過熱防止用のスイッチとして熱膨張係数の異なる
２枚の金属板を貼り合わせたバイメタルを使用したバイ
メタル式サーモスタットがあった。

また、光電スイッチとして遮光により光量変化を検出し
たり、物体からの反射光により検出したり、あるい゛は
物体の放射する反射光により検出するものがある。

〈発明が解決しようとする課題〉従来のバイメタル式サーモスタットにおいては、周囲の
温度に反応し動作するのに時間がかかるという問題点が
ある。

光電スイッチにおいては、半導体をを使用しているため
に、１００℃以上の高温での動作が不安定である。また
、外乱光の影響を受けやすいという問題点があった。

く課題を解決するための手段〉本発明に係る温度・光スイッチは、一端に第１リード導
体１を有する導電性筒状ケース２と絶縁ブッシング８を
介して第２リード導体９を導入した透明ケース５（例え
ば、ガラスなど）を接続してある。

このようなケース内部に、外周がケース内面に慴動接触
せる可動電極３を第２リード導体９の先端に配してある
。

常閉型の感温スイッチにおいては、可動電極３と絶縁ブ
ッシング８との間を引張りバネ４で連結してあり、常Ｉ
Ｓｆｌ型においては第１リード導体ｌと可動電極３との
間を圧縮バネ１ｌで連結している。

く作用〉本発明において使用している吸水性高分子の一種である
刺激応答性ゲル（例えば、イソプロビルアクリルアミド
なと）は、温度、光などを与えある条件に達すると急激
に体積変化する。

すなわち、化学エネルギーを運動エネルギーに変換でき
る、本発明に係る温度・光スイッチは刺激応答性ゲルの
このような特性を利用したものである。

く実施例〉以下、図面により本発明を説明する。

第１図は常閉型の温度・光スイッチを示している。

第ｌ図において２は導電性筒状ケースであり一端に第ｌ
リード導体１を備えている。

９は第２リード導体であり、絶縁ブッシング（セラミッ
クス）８に貫通してある。

５は透明の筒状ケースであり、２の導電性筒状ケースと
接続してある。

この第２リード導体９はケース他端より透明筒状ケース
５内に導入し、ケース他端７をブッシング８に封止して
ある。

３は第２リード導体９の先端に配した可動電極である。

６は温度・光を受けると膨張する刺激応答性ゲルであり
、４はケース内一端と可動電極３の間を連結せる引張り
バネである。

通常は可動電極３と第２リード導体９は、接触している
のでＯＮ状態である。

従って、第１リード導体１→導電性筒状ケース２→可動
電極３→第２リード導体９を経て導通状態にある。

この温度・光スイッチにおいて、透明筒状ケース５内の
刺激応答性ゲル６に温度や光を与えると急激に体積が膨
張し、可動電極３が第２リード導体９から脱離するその
結果、遮断状態となる。

第２図は常開型の温度・光スイッチを示しており、第ｌ
図の常閉型の感温スイッチとの違いは刺激応答性ゲルＩ
Ｏと圧縮バネｌ１である。

ｌＯは温度・光を受けると収縮する刺激応答性ゲルであ
り、ｌｌはケース内一端と可動電極３の間を連結せる圧
縮バネである。

通常は可動電極３と第２リード導体９は離れているので
ＯＦＦ状態である。

透明筒状ケース５内の刺激応答性ゲル１０に温度や光を
与えると急激に体積が収縮し、圧縮バネｔｉの力で可動
電極３と第２リード導体９が接触するので導通状態にな
る。

〈発明の効果〉本発明に係る温度・光スイッチは、刺激応答性ゲルの急
激な体積変化を利用しているので、温度スイッチとして
働く場合は温度追随性、応答性が優れている。

また、温度精度が高く正確な温度再現性が得られ、ヒス
テリシス温度が無いので緻密な温度制御が可能である。

また、光スイッヂとして働く場合は、応答速度がきわめ
て速く、感度波長範囲が広い。

半導体などに比べ高温でも使用できるという長所がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図並びに第２図はそれぞれ本発明の実施例を示す説
明図である。ｌ・・・第１リード導体２・・・導電性筒状ケース３・・・可動電極　　　　　４・・・引張りバネｌｌ５・・・透明筒状ケース７・・・ケース他端９・・・第２リード導体０・・・刺激応答性ゲルｌ・・・圧縮バネ６・・・刺激応答性ゲル８・・・絶縁ブッシング

Claims

【特許請求の範囲】

（１）吸水性高分子の一種である刺激応答性ゲルが、温
度や光で体積が膨張することを利用した常閉型の温度・
光スイッチ。
（２）吸水性高分子の一種である刺激応答性ゲルが、温
度や光で体積が収縮することを利用した常開型の温度・
光スイッチ。