JPH03222048A - システム間データベース共用方式 - Google Patents

システム間データベース共用方式

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JPH03222048A
JPH03222048A JP2016025A JP1602590A JPH03222048A JP H03222048 A JPH03222048 A JP H03222048A JP 2016025 A JP2016025 A JP 2016025A JP 1602590 A JP1602590 A JP 1602590A JP H03222048 A JPH03222048 A JP H03222048A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ システムの大規模化、多様化に伴い、機能分散。
負荷分散、危険分散を目的とした複数CPU (中央処
理装置)構成システムが多くなってきている。
このようなシステムで、共通リソースであるデータベー
ス(以下DB)を複数CPU間で共用アクセスする場合
、本発明が適用できる。
[従来の技術] システム間でDBを共用する方式として、例えば特開昭
62−204360号公報に記載のように、共用DBの
排他制御のため、DB管理元をきめ、このロックマネジ
ャと他システムとの間で排他情報をやりとりして排他の
一元管理を行なう方法が知られている。
また、この方式では、DB障害時の回復情報であるジャ
ーナルは、各システムで取得されておりDB障害回復時
、ジャーナルマージが必要であった。
[発明が解決しようとする課題] 従来のシステム間DB共用方式では、性能面、運用面で
、下記の問題があった。
(1)システム間共用DBに対して、データ検索だけを
行う場合でも、当該DBに対する更新処理との排他制御
を行うために、DB管理元システムに排他使用連絡を行
う必要が有り、システム間でDB共用しない場合に比べ
て、データ検索のオーバヘッドが大きくなるため、大量
のデータ検索には適していない。
(2)システム間共用DBに対して、複数CPUからデ
ータ更新を行う場合、DB更新ジャーナルは、DB更新
要求元システムで取得されるため、DB障害回復時、複
数システムのジャーナルをマージする必要が有る。
本発明の目的は、以上の問題を解決するシステム間デー
タベース共用方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、CPU間のDB共用方式と
して、 (1)データ検索オーバヘッドの削減 CPU間共用DBに対して、データ検索しか行わない処
理(トランザクション)については、アクセス対象のデ
ータに対して、排他制御を行わず、データ検索要求元C
PUから直接データアクセスを行う。
これにより、データ検索については、CPU間で共用し
ないDBへのアクセスと同等の性能を実現できる。
データ検索時、他CPUからのデータ更新処理とのタイ
ミングにより、検索データブロックの制御情報に矛盾を
検知した場合は、次のいずれかの方法で処理する。
(a)一定時間間隔で一定回数、データ検索を再指向し
、タイミングによる同期ズレを救済する。
(b)当該データベース管理光CPUに検索要求を転送
し、矛盾のない状態での検索をデータベース管理光CP
Uで実行する。
(2)DB障害回復用ジャーナルの一元化DB障害回復
には、DBのバックアップ情報と、バックアップ取得時
点以降のDB更新ジャーナル情報が必要である。DB更
新ジャーナルを1つのCPUの下で一元化して取得する
ため、DB更新処理については、すべてDB管理元CP
Uで実施する。即ち、DB管理元以外のCP’Uから、
CPU間共用DBを更新するときは、DB管理元CPU
へDB更新要求を送り、DB管理元CPUでDB更新す
る方式とする。
[作用コ 本発明のCPU間DB共用方式では、DB検索だけの処
理(トランザクション)については、DB検索要求元C
PUから、他CPUとの連絡なしに直接DBアクセスが
できるので、非共用DBへのアクセスと同等の検索性能
が実現できる。
また、DB更新は、DB管理元CPUで一元化して行う
ので、複数のCPUから同−DBに対して更新要求があ
っても、同−DBの更新ジャーナルは、当該DBの管理
光CPUで一元化して取得され、DB障害回復時のジャ
ーナルマージが不要となり、DB障害などに関するDB
システム運用管理者の負担の大幅軽減が実現できる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の構成を示すブロック図である。
CPUalが共用DB3の管理光であるとき、CPUb
2のユーザプログラム22からのDBアクセス要求があ
った場合、検索については、CPUb2のDBアクセス
部2工が直接DBアクセスを行い、更新については、C
PUb 2のDBアクセス部21からCPUb2のDB
分散機能部23、CPUalのDB分散機能部13を経
由して、CPUalのDBアクセス部11がDBアクセ
スを行う。
CPUalのユーザプログラム12からのDBアクセス
要求があると、検索、更新にかかわらず、CPUa 1
のDBアクセス部11がDBアクセスを行う。
アクセス対象のDBがCPUa 1の管理するDBかC
PUb2の管理するDBかは、第6図に示すテーブルで
管理し、それぞれのDBアクセス部で管理光を判別する
以下、DB検索、更新の具体的な処理手順を説明する。
(1)DB検索の場合(第2図参照) CPUb2のユーザプログラム22から、cpUalの
管理する共用DB3への検索要求が発行されると(20
1)、CPUb2のDBアクセス部部上1、当該DB3
を直接アクセスする。ただし、CPUal側との排他制
御を行わずにアクセスするので、CPUal側の更新処
理とのタイミングによっては、DBのインデックス部と
DBのデータ部の内容に不一致があるように見える場合
がある。そこで、この微妙なタイミングを排他制御なし
に対処するために、DBのインデックス部とデータ部の
内容に不一致がある場合(202)には、所定の時間間
隔で所定回数、DBインデックス、DBデータのリード
を再試行しく203)、タイミングズレによる不一致が
なくなるのを待つ。
所定回数内でも矛盾がなくならない場合、恒久的データ
破壊が起きていると判断し、リードエラーとして処理す
る(204)。
(2)DB更新の場合(第3図〜第5図参照)CPUb
2のユーザプログラム22から、cpUalの管理する
共用DBSを更新する場合について、3つの段階に分け
て説明する。
(a)更新のための検索要求 第3図に、CPUb 2で共用DB3更新のための検索
要求が発行された場合を示す。
CPUb2のDBアクセス部部上1は、第6図のDBB
在管理テーブルを用いて、要求のあったDBが自CPU
管理のDBか否か判別しく301)、CPUalの管理
するDBへの要求ならば、DB分散機能部23を通じて
、CPUalへDBアクセス要求を送信する(302)
。CPUalでは、CPUb2から送信され、DB分分
散機能上13受信した(303)DBアクセス要求にも
とづき、DB排他使用を宣言しく304)、DBアクセ
スを行ない、DBインデックス部、DBデータ部を読み
込む(305,306)。読み込んだ結果はDB分分散
機能上13通じてCPUb2へ送信する(307)。
CPUb2の管理するDBの場合は、CPUb2のアク
セス部でDBアクセスを行なう(308〜310)。
(b)更新要求 第4回に、CPUb2から共用DBSに対する更新要求
が発行された場合を示す。
(a)の場合と同様、CPUb2のユーザプログラム2
2から更新要求があると(401)、DBアクセス部部
上1は、自CPU管理のDBかを判断する(402)。
自CPU管理でない場合DB分散機能部を通じてDB管
理元CPU、この場合CPUa 1へ、DBアクセス要
求を送信する(403)、CPUalでは、DB分分散
機能上13更新要求を受信すると(404)、DBアク
セス部で同期点に達するまでDB更新要求を退避しく4
05)−更新要求処理報告をDB機能分散部を通じてC
PUb2に送信する(406)。
(c)コミット(COMMIT)あるいはリターン 第5図に、CPUb2のユーザプログラム22がコミッ
トを発行したか、あるいは、リターンをして処理の同期
点に達した場合を示す。
コミット要求の場合を説明する。(a)の場合と同様、
CPUb2からCPUa lへ、DB分散機能部23を
通じて、まずコミット準備要求が送信される(502)
、CPUalではDBアクセス部でDB更新要求と、D
Bジャーナル取りだしく504,505)コミット準備
完了報告をcpUb2に送信する(506)。CPUb
2のDBアクセス部は、コミット準備完了報告を受信す
ると、コミット要求を送信する(508)(2フエーズ
コミツト)。コミット要求を受けるとCPUalは、D
Bアクセス部で共用DBの実更新を行い(509)、D
B排他使用の宣言を解除して(510)、コミット完了
報告をCPUb2に行う(511)。この時、DB更新
のジャーナルは、CPUalで取得されるため、当該D
Bが障害になったときの回復処理では、CPUa 1の
ジャーナルのみを用いて回復が実行できる。
[発明の効果] 本発明によれば、CPU間でDB共用しても、DBB索
性能は、非共用DBへのアクセスと同等の性能を実現で
きる。
また、DB障害回復時、複数CPUのジャーナルをマー
ジせずに簡易に回復運用を実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図から第5図
までは本発明の一実施例の処理のフローチャート、第6
図は本発明の一実施例の管理テーブルを示す図である。 1.2・・CPU、 3・・共用DB、 11.21・・・DBアクセス部、 12.22・・・ユーザプログラム、 13.23・DB分散機能部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数システム間で、データベースを共用アクセスす
    る処理システムにおいて、データ検索時は、データ検索
    要求元のシステムから排他制御なしに直接データアクセ
    スを行い、データ更新時は、当該データの格納されるデ
    ータベースを管理しているシステムへデータ更新要求を
    転送し、排他制御付きでデータ更新を行うことを特徴と
    するシステム間データベース共用方式。 2、上記データ検索時、検索データブロックの制御情報
    に矛盾を検知したときは、再試行することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のシステム間データベース共
    用方式。
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