JPH03221079A - ゴルフクラブ - Google Patents
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- JPH03221079A JPH03221079A JP2015859A JP1585990A JPH03221079A JP H03221079 A JPH03221079 A JP H03221079A JP 2015859 A JP2015859 A JP 2015859A JP 1585990 A JP1585990 A JP 1585990A JP H03221079 A JPH03221079 A JP H03221079A
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Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、打球時の衝撃振動を抑えた快適なプレーので
きるゴルフクラブに関する。
きるゴルフクラブに関する。
(従来の技術)
一般に、ゴルフクラブのクラブヘッド部のスィートスポ
ットで打球した場合は、最大のボール初速を与えること
ができ、しかもボールの方向性も安定するといわれてい
る。これに対して、スィートスポットから外れて打球し
た場合は、クラブヘッドはその衝撃によりヘッドの重心
を中心として回転が生じ、ボールの初速は低下し、飛行
距離も減少する上にボールの飛び出し方向もよれて打球
の方向性が悪くなるといわれている。
ットで打球した場合は、最大のボール初速を与えること
ができ、しかもボールの方向性も安定するといわれてい
る。これに対して、スィートスポットから外れて打球し
た場合は、クラブヘッドはその衝撃によりヘッドの重心
を中心として回転が生じ、ボールの初速は低下し、飛行
距離も減少する上にボールの飛び出し方向もよれて打球
の方向性が悪くなるといわれている。
かかる打球の飛行距離や方向性を改良するために、ゴル
フクラブのヘッド部の重量分布を調整して、ヘッドの重
心の位置を調整したり、慣性モーメントを大きくしたり
(実公昭53−288号公報)、ヘッド部の打球面の水
平方向および垂直方向の長さを変更する(実開昭61−
165762号公報、実開昭63−192474号公報
)などの提案がある。
フクラブのヘッド部の重量分布を調整して、ヘッドの重
心の位置を調整したり、慣性モーメントを大きくしたり
(実公昭53−288号公報)、ヘッド部の打球面の水
平方向および垂直方向の長さを変更する(実開昭61−
165762号公報、実開昭63−192474号公報
)などの提案がある。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、これらの従来技術は、いずれも衝撃振動の問題
を改善する技術ではなかった。
を改善する技術ではなかった。
すなわち、クラブヘッドの重心の位置を調整しても、打
球時の衝撃振動を制御することも、該振動によるブレを
改善することはできない。
球時の衝撃振動を制御することも、該振動によるブレを
改善することはできない。
本発明は、打球した時の衝撃振動を急速に抑制し、ヘッ
ド部のブレを制御し、打球の飛行方向を安定にするとい
う効果に加えて、拡大されたスィートスポットを有する
ゴルフクラブを提供せんとするものである。
ド部のブレを制御し、打球の飛行方向を安定にするとい
う効果に加えて、拡大されたスィートスポットを有する
ゴルフクラブを提供せんとするものである。
また、さらに、本発明は、打球時の衝撃振動による手首
、腕および肘などに残るシビレ感を伴なう不快感や疲労
の蓄積を解決し、もって快適にゴルフブレーを楽しむこ
とができるゴルフクラブを提供せんとするものである。
、腕および肘などに残るシビレ感を伴なう不快感や疲労
の蓄積を解決し、もって快適にゴルフブレーを楽しむこ
とができるゴルフクラブを提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成するために、次のような手段をとる。
すなわち、本発明のゴルフクラブは、ヘッド部、シャフ
ト部およびグリップ部からなるゴルフクラブの少なくと
も一部に、20℃における振動損失係数が0.02以上
の制振材を取り付けたことを特徴とするものである。
ト部およびグリップ部からなるゴルフクラブの少なくと
も一部に、20℃における振動損失係数が0.02以上
の制振材を取り付けたことを特徴とするものである。
(作用)
本発明は、特定な制振材を該ゴルフクラブの少なくとも
一部に装着すると、意外にも打球時の衝撃振動が小さく
なり、スィートスポットが5〜10割も拡大され、打球
方向にブレがなくなるという事実を究明して完成された
ものである。
一部に装着すると、意外にも打球時の衝撃振動が小さく
なり、スィートスポットが5〜10割も拡大され、打球
方向にブレがなくなるという事実を究明して完成された
ものである。
第1図は、本発明のゴルフクラブの一例を示す模式図で
ある。この例では、ヘッド1、シャフト2、およびグリ
ップ3とからなる通常のゴルフクラブのシャフト2の一
部に制振材4をバンド5で装着したものが示されている
。
ある。この例では、ヘッド1、シャフト2、およびグリ
ップ3とからなる通常のゴルフクラブのシャフト2の一
部に制振材4をバンド5で装着したものが示されている
。
この制振材は、ゴルフクラブのシャフト部のどこに装着
してもよいが、好ましくは重心付近に装着した方が減衰
効果が大きくて好ましい。
してもよいが、好ましくは重心付近に装着した方が減衰
効果が大きくて好ましい。
かかる制振材としては、樹脂、中でもゴム弾性を有する
樹脂ならびにこれらの樹脂材料に鉛や無機物質を混合し
たものなどが使用できる。これらの樹脂材料の中でもエ
ポキシ樹脂、ポリアミド樹脂および無機充填材からなる
熱硬化性樹脂材料が、振動損失係数ならびに成型のし易
さなどにすぐれており、本発明に好ましく使用される。
樹脂ならびにこれらの樹脂材料に鉛や無機物質を混合し
たものなどが使用できる。これらの樹脂材料の中でもエ
ポキシ樹脂、ポリアミド樹脂および無機充填材からなる
熱硬化性樹脂材料が、振動損失係数ならびに成型のし易
さなどにすぐれており、本発明に好ましく使用される。
上述の樹脂材料としては、好ましくは常温から1゛00
℃で流動性を有するエポキシ樹脂、常温から100℃で
流動性を有するポリアミド樹脂および黒鉛、フェライト
およびマイカから選ばれた少なくとも1種の無機充填材
を主成分とする熱硬化性の樹脂組成物からなる樹脂材料
が、特に性能的に好ましい。
℃で流動性を有するエポキシ樹脂、常温から100℃で
流動性を有するポリアミド樹脂および黒鉛、フェライト
およびマイカから選ばれた少なくとも1種の無機充填材
を主成分とする熱硬化性の樹脂組成物からなる樹脂材料
が、特に性能的に好ましい。
すなわち、上述の樹脂組成物は、加工の自由度が高く、
柔軟で、硬化後の樹脂材料は極めて優れた振動減衰効果
を発揮する。
柔軟で、硬化後の樹脂材料は極めて優れた振動減衰効果
を発揮する。
たとえば、かかる樹脂組成物からなる熱硬化性樹脂材料
は、ゴルフクラブのシャフト部に、パテ状のまま装着し
た後、室温で放置または加熱して硬化させて装着するこ
とができるし、また、予め成型機で硬化成型品、板ある
いはフィルムなどの形にしたものを装着することもでき
る。
は、ゴルフクラブのシャフト部に、パテ状のまま装着し
た後、室温で放置または加熱して硬化させて装着するこ
とができるし、また、予め成型機で硬化成型品、板ある
いはフィルムなどの形にしたものを装着することもでき
る。
上述樹脂組成物でいう、常温から100℃で流動性を有
するエポキシ樹脂としては、少なくとも2個以上のグリ
シジルエーテル基を有する樹脂であって、好ましくは2
5℃での粘度が1〜300ボイズ、エポキシ当量が10
0〜500、分子量が200〜1000のものがよい。
するエポキシ樹脂としては、少なくとも2個以上のグリ
シジルエーテル基を有する樹脂であって、好ましくは2
5℃での粘度が1〜300ボイズ、エポキシ当量が10
0〜500、分子量が200〜1000のものがよい。
具体的には、たとえばエピコート828.827.83
4.807(以上、油化シェル化学(株)製)などを使
用することができる。
4.807(以上、油化シェル化学(株)製)などを使
用することができる。
また、常温から100℃で流動性を有するポリアミド樹
脂としては、好ましくは25℃での粘度が3〜2000
ポイズ、アミン価が100〜800のものが、エポキシ
樹脂の硬化剤として、また硬化後の樹脂の可撓性付与剤
として有効に作用するのでよい。具体的には、たとえば
トーマイド#225−X、#215−X、#225 (
以上、富士化成(株)製)、パーサミド930.115
(以上、ジェネラル・ミルズ社製)、エポン−V15(
シェル社製)などを使用することができる。
脂としては、好ましくは25℃での粘度が3〜2000
ポイズ、アミン価が100〜800のものが、エポキシ
樹脂の硬化剤として、また硬化後の樹脂の可撓性付与剤
として有効に作用するのでよい。具体的には、たとえば
トーマイド#225−X、#215−X、#225 (
以上、富士化成(株)製)、パーサミド930.115
(以上、ジェネラル・ミルズ社製)、エポン−V15(
シェル社製)などを使用することができる。
かかるポリアミド樹脂は、エポキシ樹脂の硬化剤として
作用するものであるが、硬化時間の短縮ならびに成型品
の硬化を充分に進行させるために、一般に使用されるエ
ポキシ樹脂の硬化剤を併用することができる。かかる硬
化剤としては、トリエチルテトラミン、プロパツールア
ミン、アミノエチルエタノールアミンなどの脂肪族アミ
ン、Pフェニレンジアミン、トリス(ジメチルアミン)
メチルフェノール、ベンジルメチルアミンなどの芳香族
アミン、さらには無水フタール酸、無水マレイン酸など
のカルボン酸などを使用することができる。かかる硬化
剤の添加量はエポキシ当量、アミン当量、酸当量を勘案
して、硬化に十分な量添加すればよい。
作用するものであるが、硬化時間の短縮ならびに成型品
の硬化を充分に進行させるために、一般に使用されるエ
ポキシ樹脂の硬化剤を併用することができる。かかる硬
化剤としては、トリエチルテトラミン、プロパツールア
ミン、アミノエチルエタノールアミンなどの脂肪族アミ
ン、Pフェニレンジアミン、トリス(ジメチルアミン)
メチルフェノール、ベンジルメチルアミンなどの芳香族
アミン、さらには無水フタール酸、無水マレイン酸など
のカルボン酸などを使用することができる。かかる硬化
剤の添加量はエポキシ当量、アミン当量、酸当量を勘案
して、硬化に十分な量添加すればよい。
また、これらの樹脂に充填される無機充填材は、黒鉛、
フェライトおよびマイカから選ばれた少なくとも1種の
ものである。かかる無機充填材のなかでも黒鉛が衝撃振
動沖制性に優れているので好ましく使用され、さらに、
そのなかでもアスペクト比が3〜70のものが好ましい
。アスペクト比とは、黒鉛粒子の直径を厚みで除した値
であり、上記範囲のものが樹脂に対する濡れ性に優れて
おり混合特性に優れている。
フェライトおよびマイカから選ばれた少なくとも1種の
ものである。かかる無機充填材のなかでも黒鉛が衝撃振
動沖制性に優れているので好ましく使用され、さらに、
そのなかでもアスペクト比が3〜70のものが好ましい
。アスペクト比とは、黒鉛粒子の直径を厚みで除した値
であり、上記範囲のものが樹脂に対する濡れ性に優れて
おり混合特性に優れている。
上記成分は、好ましくは次の割合で配合される。
すなわち、エポキシ樹脂100部に対するポリアミド樹
脂の配合量は、100〜800部、さらに好ましくは2
00〜500部であり、無機充填材は、これらの樹脂総
量(後述のモノグリシジルエーテルを配合する場合はこ
れも含む)100部に対して30〜120部、さらに好
ましくは40〜100部である。
脂の配合量は、100〜800部、さらに好ましくは2
00〜500部であり、無機充填材は、これらの樹脂総
量(後述のモノグリシジルエーテルを配合する場合はこ
れも含む)100部に対して30〜120部、さらに好
ましくは40〜100部である。
なお、上述の樹脂組成物に、さらにモノグリシジルエー
テル化合物を配合すると極めて柔軟で加工性に富んだ制
振性樹脂材料を提供することができるので好ましい。特
に好ましくはエポキシ当量が80〜400、分子量が8
0〜400のモノグリシジルエーテル化合物がよい。具
体的には、オクタデシルグリシジルエーテル、フェニル
グリシジルエーテル、ブチルフェニルグリシジルエーテ
ルなどが好ましく使用できる。かかる化合物は、提供す
る樹脂組成物をパテ状で使用するのに極めて有効な粘度
に調整することができる利点を有する。
テル化合物を配合すると極めて柔軟で加工性に富んだ制
振性樹脂材料を提供することができるので好ましい。特
に好ましくはエポキシ当量が80〜400、分子量が8
0〜400のモノグリシジルエーテル化合物がよい。具
体的には、オクタデシルグリシジルエーテル、フェニル
グリシジルエーテル、ブチルフェニルグリシジルエーテ
ルなどが好ましく使用できる。かかる化合物は、提供す
る樹脂組成物をパテ状で使用するのに極めて有効な粘度
に調整することができる利点を有する。
この化合物の配合量は、エポキシ樹脂100部に対して
、好ましくは5〜45部、より好ましくは10〜25部
が適当である。
、好ましくは5〜45部、より好ましくは10〜25部
が適当である。
本発明に使用される制振材は、室温20℃における50
Hzから5kHzの周波数範囲での振動損失係数が0.
02以上、さらに好ましくは0゜04以上のものを用い
る。
Hzから5kHzの周波数範囲での振動損失係数が0.
02以上、さらに好ましくは0゜04以上のものを用い
る。
すなわち、振動損失係数が0.02未満では、クラブヘ
ッドからの衝撃振動の減衰効果が小さくて、従来ゴルフ
クラブとの優位差がなく、スィートスポットを外して打
球した時に不快な振動が伝搬し、ヘッド部のブレを惹起
し易くなる。
ッドからの衝撃振動の減衰効果が小さくて、従来ゴルフ
クラブとの優位差がなく、スィートスポットを外して打
球した時に不快な振動が伝搬し、ヘッド部のブレを惹起
し易くなる。
上述の振動損失係数は、次のようにして測定する。
すなわち、10mm厚の試料を、厚さ5mm厚の鋼板に
2液型工ボシキ接着剤により貼り付けた後、24時間放
置゛し、接着剤を硬化させた後、米国軍規路のMIL−
P−22581Bに準じ、振動減衰波形を測定し、次式
により振動損失係数(η)を求める。
2液型工ボシキ接着剤により貼り付けた後、24時間放
置゛し、接着剤を硬化させた後、米国軍規路のMIL−
P−22581Bに準じ、振動減衰波形を測定し、次式
により振動損失係数(η)を求める。
a、減衰率 (DECAY RATE)Do(dB/
5ec) −(F/ N) 20 log (A+・/A2)b
、有効減衰率 (EFFECTIVE DECAY
RATE)D e (dB/5ec)=D、 −De
C0限界減衰率 (PERCENT CRITICA
L DAMPING)C/Cc(%) −(183X
De)/Fここで、F:試料接着板の固有振動数 N:計算上取った周期の数 A1 :N中の最大振幅 A2 :N中の最小振幅 Do :試料接着板の減衰率 DB :オリジナル鋼板の減衰率 d、振動損失係数(η) η= (C/Cc)150 かかる制振材は、所望の形、たとえば突起物状、板状お
よびフィルム状など各種形状に加工することができる。
5ec) −(F/ N) 20 log (A+・/A2)b
、有効減衰率 (EFFECTIVE DECAY
RATE)D e (dB/5ec)=D、 −De
C0限界減衰率 (PERCENT CRITICA
L DAMPING)C/Cc(%) −(183X
De)/Fここで、F:試料接着板の固有振動数 N:計算上取った周期の数 A1 :N中の最大振幅 A2 :N中の最小振幅 Do :試料接着板の減衰率 DB :オリジナル鋼板の減衰率 d、振動損失係数(η) η= (C/Cc)150 かかる制振材は、所望の形、たとえば突起物状、板状お
よびフィルム状など各種形状に加工することができる。
制振材の装着状態としては、クラブ表面に板状制振材を
装着しても、フィルム状制振材を巻き付けて装着しても
よい。さらに、クラブの内側表面に装着させることがで
きる。装着の形態は、接着、積層、被覆あるいは機械的
固着などの如何なる方法でもよいが、好ましくは接着方
式またはこれと機械的固着方式の併用が効果が大きくて
よい。
装着しても、フィルム状制振材を巻き付けて装着しても
よい。さらに、クラブの内側表面に装着させることがで
きる。装着の形態は、接着、積層、被覆あるいは機械的
固着などの如何なる方法でもよいが、好ましくは接着方
式またはこれと機械的固着方式の併用が効果が大きくて
よい。
上述の成分からなる樹脂組成物からなる樹脂成型品を作
る場合は、まずエポキシ系成分(エポキシ樹脂、モノグ
リシジルエーテル化合物)とポリアミド系成分(ポリア
ミド樹脂、硬化剤、無機充填材)をそれぞれ別々の系で
混合し、最後に両者を混合する方法をとる。該樹脂組成
物をパテ状で使用する場合も上述の方法を採用する。い
ずれの場合も混合に際しては高粘度用ミキサーを用いて
、気泡を混入しないように穏やかに均一に混合するのが
好ましい。
る場合は、まずエポキシ系成分(エポキシ樹脂、モノグ
リシジルエーテル化合物)とポリアミド系成分(ポリア
ミド樹脂、硬化剤、無機充填材)をそれぞれ別々の系で
混合し、最後に両者を混合する方法をとる。該樹脂組成
物をパテ状で使用する場合も上述の方法を採用する。い
ずれの場合も混合に際しては高粘度用ミキサーを用いて
、気泡を混入しないように穏やかに均一に混合するのが
好ましい。
かかる樹脂組成物の硬化は、使用するエポキシ樹脂や硬
化剤、ポリアミド樹脂の種類によって異なるが、室温〜
100℃の範囲の温度条件下で必要な形状に、塗布また
は成型器を用いて硬化、成型して樹脂化することができ
る。
化剤、ポリアミド樹脂の種類によって異なるが、室温〜
100℃の範囲の温度条件下で必要な形状に、塗布また
は成型器を用いて硬化、成型して樹脂化することができ
る。
上述の振動抑止材において、さらに特定の重量範囲のも
のを装着すると、衝撃振動抑止効果がさらに向上する。
のを装着すると、衝撃振動抑止効果がさらに向上する。
すなわち、ゴルフクラブ重量の好ましくは1/7〜1/
80.さらに好ましくは1/10〜1/40の重量の振
動抑止材が衝撃振動抑止効果をさらに向上する。具体的
に言えば、好ましくは5〜70g1さらに好ましくは1
0〜50g程度の振動抑止材をゴルフクラブに装着する
。
80.さらに好ましくは1/10〜1/40の重量の振
動抑止材が衝撃振動抑止効果をさらに向上する。具体的
に言えば、好ましくは5〜70g1さらに好ましくは1
0〜50g程度の振動抑止材をゴルフクラブに装着する
。
(実施例)
以下、本発明を実施例により、さらに詳細に説明する。
なお、ゴルフクラブの見掛の振動損失係数の測定方法は
次の通りである。
次の通りである。
すなわち、振動抑止材を装着したゴルフクラブについて
グリップの中央にマイクロ加速度ピ・ツクアップを装着
し、ヘッドをノ1ンマーで軽打し、その振動の減衰波形
をFFTアナライザー(小野側器■製)で測定し、その
波形をマイクロコンピュータ−(日本電気■製)により
前記MIL−P22581Bの算式に準じて振動損失係
数(η)を測定した。
グリップの中央にマイクロ加速度ピ・ツクアップを装着
し、ヘッドをノ1ンマーで軽打し、その振動の減衰波形
をFFTアナライザー(小野側器■製)で測定し、その
波形をマイクロコンピュータ−(日本電気■製)により
前記MIL−P22581Bの算式に準じて振動損失係
数(η)を測定した。
実施例1〜3
制振性材料として、下記配合からなる樹脂組成物からな
る樹脂材料を使用する。
る樹脂材料を使用する。
(樹脂組成物)
エポキシ樹脂 13.6部(エピコ
ート#828、油化シェル(株)製)オクタデシルグリ
シジルエーテル 2.7部アミド樹脂
31.9部(トーマイド#225−X、X士化
成(株)製)トリス(ツメチルアミノ)メチルフェノー
ル 1. 8部黒鉛
50.0部 上記配合の樹脂組成物を、25x50x20(mm)サ
イズに成型硬化させて、制振板をつくった。この板の室
温20℃における振動損失係数を前述の方法により測定
したところ、50Hzから5KHzの周波数範囲で0.
05であった(実施例1)。
ート#828、油化シェル(株)製)オクタデシルグリ
シジルエーテル 2.7部アミド樹脂
31.9部(トーマイド#225−X、X士化
成(株)製)トリス(ツメチルアミノ)メチルフェノー
ル 1. 8部黒鉛
50.0部 上記配合の樹脂組成物を、25x50x20(mm)サ
イズに成型硬化させて、制振板をつくった。この板の室
温20℃における振動損失係数を前述の方法により測定
したところ、50Hzから5KHzの周波数範囲で0.
05であった(実施例1)。
次に、実施例1と同一樹脂組成において、黒鉛をマイカ
に置換える他は、実施例1と同様にして同一サイズの制
振板をつくった。
に置換える他は、実施例1と同様にして同一サイズの制
振板をつくった。
この板の室温20℃における振動損失係数を前述の方法
により測定したところ、50Hzから5KHzの周波数
範囲で0.045であった(実施例2)。
により測定したところ、50Hzから5KHzの周波数
範囲で0.045であった(実施例2)。
次に、実施例1と同一樹脂組成において、黒鉛をフェラ
イトに置換える他は、実施例1と同様にして同一サイズ
の制振板をつくった。
イトに置換える他は、実施例1と同様にして同一サイズ
の制振板をつくった。
この板の室温20℃における振動損失係数を前述の方法
により測定したところ、50Hzから5KHzの周波数
範囲で0.042であった(実施例3)。
により測定したところ、50Hzから5KHzの周波数
範囲で0.042であった(実施例3)。
これらの実施例1〜3の制振板をゴルフクラブの重心点
付近のシャフト部にゴムバンドにより装着した。
付近のシャフト部にゴムバンドにより装着した。
このゴルフクラブの重量増加は、15gであった。
このゴルフクラブについて、見掛の振動損失係数の計測
方法により測定して表1の結果を得た。
方法により測定して表1の結果を得た。
表1から明らかなように実施例1〜3のゴルフクラブは
、いずれも見掛の振動損失係数がブランクのゴルフクラ
ブのものに比して高くて打球感が軽くソフトであるとの
評価であった。
、いずれも見掛の振動損失係数がブランクのゴルフクラ
ブのものに比して高くて打球感が軽くソフトであるとの
評価であった。
表1
表中、打球感は、20人のゴルフ選手に打球してもらっ
たときの感触を次の3段階に判定してもらって決定した
。
たときの感触を次の3段階に判定してもらって決定した
。
△:普通、○:良好、◎:極めて良好
実施例4〜8、比較例
表2の樹脂組成物を用いて実施例1と同様にして同一サ
イズの制振板をつくった。
イズの制振板をつくった。
これらの制振板の振動損失係数を実施例1と同様にして
測定し、表2の結果を得た。
測定し、表2の結果を得た。
これらの制振板を用いて、実施例1と同様にしてゴルフ
クラブに装着した。これらのゴルフクラブの重量増加は
、いずれも20gであった。
クラブに装着した。これらのゴルフクラブの重量増加は
、いずれも20gであった。
これらのゴルフクラブの見掛の振動損失係数を実施例1
と同様にして測定し、表3の結果を得た。
と同様にして測定し、表3の結果を得た。
また、打球感も実施例1と同様にして判定してもらい、
表3の結果を得た。
表3の結果を得た。
(発明の効果)
本発明は、打球したときの衝撃振動をシャフトで制御し
、グリップに伝わるのを極めて良好に減衰させる機能を
有するゴルフクラブを提供するものである。
、グリップに伝わるのを極めて良好に減衰させる機能を
有するゴルフクラブを提供するものである。
本発明のゴルフクラブによる効果を以下に示す。
(1)スィートスポットからはずれた部分による打球の
場合の不快な振動やシビレがない。
場合の不快な振動やシビレがない。
したがって、衝撃振動による腕や肘の疲労を良好に軽減
し、かかる疲労を手首、腕および肘などに蓄積すること
がなく、快適にプレーをすることができる。
し、かかる疲労を手首、腕および肘などに蓄積すること
がなく、快適にプレーをすることができる。
(2)スィートスポットを5〜10割拡大する効果を発
揮する上に、ヘッドのブレがなくなり、打球の飛行距離
の伸びならびに打球方向の安定化を達成する。
揮する上に、ヘッドのブレがなくなり、打球の飛行距離
の伸びならびに打球方向の安定化を達成する。
第1図は、本発明のゴルフクラブの例であり、シャフト
部に制振材を装着した例である。 1:ヘッド 2:シャフト 3:グリップ 二制振材 5 : ゴムバンド
部に制振材を装着した例である。 1:ヘッド 2:シャフト 3:グリップ 二制振材 5 : ゴムバンド
Claims (5)
- (1)ゴルフクラブの少なくとも一部に、20℃におけ
る振動損失係数が0.02以上である制振材を取り付け
たことを特徴とするゴルフクラブ。 - (2)制振材が、20℃における振動損失係数が0.0
4以上である請求項(1)記載のゴルフクラブ。 - (3)制振材が、シャフト部の少なくとも一部に取り付
けられている請求項(1)記載のゴルフクラブ。 - (4)制振材が、ゴルフクラブの1/7〜1/80の重
量を有するものである請求項(1)記載のゴルフクラブ
。 - (5)制振材が、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂および
無機充填材からなる熱硬化性樹脂である請求項(1)記
載のゴルフクラブ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015859A JPH03221079A (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | ゴルフクラブ |
DE69025588T DE69025588T3 (de) | 1989-08-28 | 1990-08-27 | Sportgut und schockabsorbierendes material darin |
CA002039712A CA2039712A1 (en) | 1989-08-28 | 1990-08-27 | Sports instrument and impact-absorbing element to be attached to sports instrument |
KR1019910700425A KR920700722A (ko) | 1989-08-28 | 1990-08-27 | 스포츠용구 및 스포츠용구에 장착되어 사용되는 충격흡수부재 |
EP90912516A EP0441971B2 (en) | 1989-08-28 | 1990-08-27 | Sporting goods and shock absorbing material used by being fitted to the sporting goods |
PCT/JP1990/001084 WO1991003284A1 (fr) | 1989-08-28 | 1990-08-27 | Articles de sport et materiau amortissant les chocs applique sur les articles de sport |
US07/993,455 US5314180A (en) | 1989-08-28 | 1992-12-16 | Sports instrument and impact-absorbing element to be attached to sports equipment |
US08/148,347 US5421574A (en) | 1989-08-28 | 1993-11-08 | Sports instrument and impact-absorbing element to be attached to sports instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015859A JPH03221079A (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | ゴルフクラブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03221079A true JPH03221079A (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=11900528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015859A Pending JPH03221079A (ja) | 1989-08-28 | 1990-01-25 | ゴルフクラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03221079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120190475A1 (en) * | 2011-01-25 | 2012-07-26 | Kfuri Kerim Antoine | Golf Club Vibration Dampening Device |
-
1990
- 1990-01-25 JP JP2015859A patent/JPH03221079A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120190475A1 (en) * | 2011-01-25 | 2012-07-26 | Kfuri Kerim Antoine | Golf Club Vibration Dampening Device |
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