JPH03220920A - 可変レート符号化装置 - Google Patents

可変レート符号化装置

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JPH03220920A
JPH03220920A JP1508590A JP1508590A JPH03220920A JP H03220920 A JPH03220920 A JP H03220920A JP 1508590 A JP1508590 A JP 1508590A JP 1508590 A JP1508590 A JP 1508590A JP H03220920 A JPH03220920 A JP H03220920A
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bit rate
signal
encoder
section
input signal
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JP1508590A
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Yoshihiro Tomita
吉弘 富田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 フレーム単位で符号化すべき入力信号を共通に受信し、
かつ、各々が相互に異なるビットレートをもって個々に
符号化コードを生成する複数の符号器と、各前記符号化
コードおよび前記人力信号を監視して、所定の信号品質
基準を超え得る最低のビットレートを決定してビットレ
ート選択信号を生成するビットレート選択部と、該ビッ
トレート選択信号に従って、対応する1の前記符号化コ
ードを選択すると共に当該符号化コードのフレーム化デ
ータと当該ビットレート情報とを多重化し出力信号とし
て受信側に送出する選択・多重部とを有する可変レート
符号化装置に関し、ビットレート選択部における高速処
理の負担を軽減して装置規模の小形化および低廉化を図
ることを目的とし、 直前フレームで前記符号器側で処理された人力信号に対
する予測係数を用いて、現フレームで処理される入力信
号に対して予測誤差信号を求める相関判定部と、該相関
判定部にて予測誤差信号の少ない、すなわち高い相関を
示す少なくとも1の符号器を候補として選定する候補選
定部とを設け、前記ビットレート選択部は、該候補選定
部により候補として選定された前記符号器からの符号化
コードのみを対象として前記の最低のビットレートを決
定するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、人力信号例えば音声人力信号を情報発生量に
応じた最適なビットレートで符号化して受信側に送出す
る可変レート符号化装置に関する。
人力信号を伝送するにあたっては、伝送効率をあげるた
め種々の符号化装置が提案されている。
このような符号化装置には、伝送路の利用状態に応じて
符号化ビットレートを変化させて伝送路の効率向上を図
る方式のもの、または入力信号である音声の情報発生量
に応じたビットレートで符号化する方式のものが知られ
ている。
後者の音声の情報発生量に応じたビットレートで符号化
する場合の方式としては、■符号化品質(S/N)を一
定にするようにビットレートを制御する、いわゆる一定
S/N方式、および■符号化雑音を一定にするようにビ
ットレートを制御する、いわゆる一定雑音方式が知られ
ている。
C従来の技術〕 上記の一定S/N方式の場合、音声入力信号の電力(パ
ワー)が符号器内のA/D変換器のダイナミックレンジ
に対して所定のS/Hのしきい値から決定されるレベル
以下であるような低レベルの音声人力信号であると、計
算で求めた符号化品質が低くなってしまい、符号化品質
が向上しないにも拘らず、上記A/D変換器で得られる
品質を上まわるビットレートを与えてしまうという第1
の不都合が生ずる。
一方、上記の一定雑音方式の場合、音声入力信号の電力
がA/D変換器のダイナミックレンジに対して高いレベ
ルにあるとき、符号器のビットレートで決定される性能
的限界かへ桿音の絶対レベルが高くなり、品質的に充分
満足できる(音声信号の場合40dB程度)符号化ビッ
トレートが存在するにも拘らず、所定の雑音のしきい値
を満足させるために、必要以上のビットレートを与える
という第2の不都合が生ずる。
すなわち、前記の一定S/N方式の場合音声穴に 力信号が低レベルのとき上記の第1の不都合があり、前
記の一定雑音方式の場う戸声入力信号が高レベルのとき
上記の第2の不都合がある。
そこで、上記した第1および第2の不都合を解決し、音
声人力信号のレベルのいかんに拘らず、所定の符号化品
質を保ちかつ伝送効率が最適であるような符号化装置、
すなわち可変レート符号化装置が提案された。
第1O図は本発明の前提となる可変レート符号化装置を
示すブロック図である。本図の可変レート符号化装置1
0において、11は符号器、12はビットレート選択部
、13は選択・多重部である。ここに、複数の符号器1
1は、フレーム単位で符号化すべき入力信号Sinを共
通に受信し、かつ、各々が相互に異なるビットレートを
もって個々に符号化コードCD、、 CD2・・・CD
、を生成する。ビットレート選択部12は、各符号化コ
ードCD、、 CD2・・・CD、および入力信号S1
oを監視して、所定の信号品質基準を超え得る最低のビ
ットレートを決定してビットレート選択信号Sbrを生
成する。選択・多重部13は、ビットレート選択信号S
brに従って、対応するlの前記符号化コードを選択す
ると共に当該符号化コードのフレーム化データ(FR)
と当該ビットレート情報(BR)とを多重化し出力信号
S。utとして受信側に送出する。
第11図は受信側への出力信号のフォーマットを示す図
である。上記可変レート符号化装置からの出力信号S。
utは、本図に示すように最終的に選択された符号化コ
ードのフレーム化データFRと、この符号化コードのフ
レーム化データFRがいかなるビットレートで符号化さ
れたものであるかを示すビットレート情報BRの対から
なり、このような対が連続して受信側に送出される。
符号化コードのフレーム化データFRは、一定値数の複
数サンプリング例えば16サンプリングをもって人力信
号S 1hをサンプルしたものを符号化して得られた各
コードを一括したものであり、また、ビットレート情報
BRは、例えば2ビツト、3ビツト、4ビツト、5ビツ
ト、6ビツト等のいずれかの種別を表す。伝送効率を高
めるには、定の信号品質基準を超える範囲で最も低いビ
ットレートであることが望ましいことは当然である。
第12図は受信側の構成例を示すブロック図である。伝
送路14を介して上記の出力信号S。U、を受信した受
信装置15は、分離部16にて符号化コードのフレーム
化データFRとビットレート情報BRとに分離する。そ
の後段には、可変レート符号化装置10における各符号
器11と対応して、それぞれビットレートの異なる複数
の復号器17を有し、それぞれは復号信号DC,,DC
2・・・DC,を出力する。ただし、常にいずれか1つ
の復号器が動作せしめられ、これを指定するのがビット
レート情報BRである。かくして、復号信号により原人
力信号Slhを再生した信号S in′が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第10図を再び参照すると、ビットレート選択部12は
かなり重要I;役割をしておりその処理負担は大である
。すなわち1つの人力信号S1゜を複数(例えば第11
図で説明した2ビツト〜6ビツトにそれぞれ対応する5
台)の符号器11で同時並列処理して得た全ての符号化
コードを一度に取り込んで信号品質(符号化品質)を評
価し、短時間のうち最適ビットレートを決定しなければ
ならない。
この結果、ビットレート選択部12における高速処理の
負担はきわめて大となり、ひいては可変レート符号化装
置の規模を大きくし、したがって装置コストを高くして
しまうという問題が生ずる。
したがって本発明は上記問題点に鑑み、ビットレート選
択部12における高速処理の負担を軽減して装置規模の
小形化および低廉化を図ることのできる可変レート符号
化装置を提案することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明に基づく可変レート符号化装置の原理構
成を示す図である。本図において、第10図と異なるの
は、相関判定部21および候補選定部22が付加された
ことである。
相関判定部21は、直前フレームで符号器11側にて処
理された入力信号S Inを参照し、現フレームで処理
される人力信号Sinとの相関を判定する。
なお、“符号器側にて処理された入力信号S 、 、、
IIとは、直前フレームにおける人力信号そのものでも
よいし、またこの直前フレームにおける各符号器11内
の処理信号でもよいし、あるいは、これら人力信号およ
び処理信号の双方でもよい。
一方、候補選定部22は、相関判定部21にて高い相関
を示す少なくとも1の予測人力信号に対応する前記ビッ
トレートを候補として選定する。そしてビットレート選
択部12は、候補選定部22により候補として選定され
たビットレートに対応する符号器11からの符号化コー
ド(CD)のみを対象として既述の最低のビットレート
を決定する。
〔作 用〕
ビットレート選択部12は、全ての符号化コードを対象
として信号品質基準との比較判定をする必要はなくなる
。これは、全ての符号化コードのうち、現フレームで選
択される可能性の高いビットレートに対応する少なくと
も1つの符号化コードを候補として選定するようにした
からである。この候補を選定する目安として、直前フレ
ームと現フレームの間の相関に着目している。つまり、
現フレームで起こりそうなビットレートを直前フレーム
をもとに推測し、それのみについてビ、7 )レートの
選択処理を行うから、ビットレート選択部12の負担は
軽減される。したがって可変レート符号化装置のハード
ウェアは小形化し、コストも当然下がることになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について述べる。前述のように本
発明に基づく相関判定部21は、符号器側で処理された
直前フレームの人力信号S、。を参照して現フレームの
入力信号の予測をするものであり、第1例としてはいわ
ゆる線形予測を利用した相関判定部が考えられる。これ
は直前の人力信号の線形予測分析をして現フレームの入
力信号を予測し誤差信号を求めるものである。そして候
補選定部22はこの予測誤差信号に対応するビットレー
トを少なくとも1つ候補として選定する。ビットレート
選択部12は、絞られた候補のみを対象として、信号品
質基準に対する判定をし、最適なビットレート選択信号
を出力する。次に相関判定部2■の第2例と、これに協
働する候補選定部22について説明する。これは本発明
に係る部分の最も好ましい実施例である。
第2図は本発明に基づく相関判定部および候補選定部の
一実施例を示す図である。この実施例は、相関判定の手
段として、符号器11が本来的に生成する予測誤差信号
を利用するものである。したがって、この場合の符号器
11は周知のADPCM (adapt 1vedif
ferential pulse−code modu
lation :適応差動パルス符号変調)方式の符号
器であることが前提となる。このADPCM符号器はよ
く知られているが、第2図の説明に入る前に、簡単にこ
れについて要点を付記しておく。
第3図は周知のADPCM符号器を表すブロック図であ
る。本図において、各部の意味は、Q:量子化器 Q−1:逆量子化器 Sニスケールファクタ更新器 (量子化のステップサイズを変更するもの) P:適応予測器 二減算器 +:加算器 であり、S、は予測信号、S srは予測誤差信号であ
る。その他の入力信号S inおよび符号化コードCD
(第1図のCD、、 CD2・(:D、に相当)につい
ては前述した。なお、第1図において各符号器11から
相関判定部21に至る各信号線は、上記の予測誤差信号
S orを転送するための信号線を想定して猫かれたも
のである。
上記の予測誤差信号S orを用いて予測利得(PG)
を算出することにより符号器のS/Nが判明する。なお
、符号器のS/Nは予測利得(PC)と量子化器Qの量
子化利得との和であり、PGは、 である。
ここに直前フレームで求められた予測利得PCを利用す
ることによって、現フレームで採用すべきビットレート
が大まかに定まる。なぜなら、S/Nは予測利得PGと
量子化利得の和であるから、S/Nとして一定のしきい
値が定められれば、そのしきい値から直前フレームの処
理で得られた予測利得PGを差し引いて、残りの必要な
量子化利得が求められ、したがってこの量子化利得から
判断して適切な符号器を割り出すことができる。
第2図に戻ると、210番台の参照番号が付された構成
要素は第1図の相関判定部21に対応し、220番台の
参照番号が付された構成要素は第1図の候補選定部22
に対応する。
まず構成要素211.212−1〜212−n、 21
3−1〜213−n、 214−1〜214−nは、前
述した、に関係する演算を、n個の符号器11の各々の
予測誤差信号Se r I + S l! r 2・・
・S8゜について個別に行う。
第4図は第2図の電力算出部の具体例を示す図、第5図
:ま第2図の予測利得算出部の具体例を示す図である。
第4図に示す電力算出部は、第2図の電力算出部211
および212−1〜212−nの全てに共通の構成であ
る。すなわち、INIからの信号SlhやS e r 
l〜S er2を二乗(電圧レベルの二乗)する掛算器
M L T (multiplier)と、その出力を
一方の入力とするアキュムレータA CC(accum
ultor)と、結果を保持するレジスタRE G (
register)とからなる。
第5図に示す予測利得算出部は、第2図の予測利得算出
部213−1〜213−nの全てに共通の構成であり、
割算器からなる。割算の分母は入力IN3として与えら
れ、分子は入力IN2として与えられる。
既述の に則り、IN2は電力算出部211の出力、IN3は電
力算出部212−1〜212−nの対応する出力である
第2図に戻ると、第4図および第5図に示した構成の電
力算出部211.212〜1〜212−nおよび予測利
得算出部213−1〜213−nにより得られた予測利
得は遅延回路214−1〜214−nに印加されてほぼ
1フレ一ム分の遅延が与えられて、後述の切替器221
に印加される。1フレ一ム分の遅延を与えるのは第6図
より明らかである。
第6図は本発明における動作タイミングを表す図である
。本図において、期間T2は現フレームの処理期間、期
間T1は直前フレームの処理期間、期間T3は次フレー
ムの処理期間であり、各期間の終了時に、最適ビットレ
ートで符号化された符号化コードのフレーム化データF
RI 、 PH2、PH3・・・が出力される。現フレ
ーム(期間T2)についてみると、現フレームでの符号
化コードのフレーム化データPR2は、直前フレーム(
期間TI)で得られた符号化コードのフレーム化データ
FRIを参照するために、該符号化コードのフレーム化
データFRIにおいて採用された予測利得PGが現フレ
ームのPH1の決定の少し前に取り込まれる。つまり、
直前フレーム(期間Tl)で得たPGはほぼ1フレ一ム
分保持された後、現フレーム(期間T2)での相関判定
に供される。このためにほぼlフレーム分の時間に相当
する遅延回路214−1〜214−nが必要となる。し
たがって、遅延回路は切替器221の前段に設(すても
、その後段に設けてもかまわない。後段に設けるならば
、遅延回路は1つて済む。
次に第2図の候補選定部(221,222,223およ
び224からなる)について説明する。まず、候補選定
部の入力段を構成する切替器221は、直前フレームで
決定されたビットレート選択信号Sbrを、遅延回路2
24によりほぼ1フレ一ム分の遅延を与えて受信し、直
前フレームに近い条件下の予測利得を、予測利得算出部
213−1〜213−nの中から選ぶ。
選ばれた予測利得は次にビット数算出部222に与えら
れる。このビット数算出部222は、一定のアルゴリズ
ムで動作するディジタル信号プロセッサ(いわゆるDS
P)であり、次に述べる論理演算を実行する。
ビット数算出部222から最終的に出力するものは候補
となるビット数B、すなわちビットレートである。この
ビット数Bは、 B= (SN−PG+7.2)/6        (
1)または B=(SPr−PG+7.2)/6        (
2)であることが知られている。ここで式(1)はSP
I >SNなる条件のとき採用され、式(2)はSPI
≦SNなる条件のとき採用される。SNは前述したS/
Nのしきい値つまり信号品質を判断する基準値であり、
第2図にも示す。またSPIは入力信号電力の逆数を意
味し、 S P I =2010g+o(S/No)で表される
。Sは入力信号S、、、の電力、N。は符号器11内の
量子化器(第3図のQ)の量子化精度である。
なお、式(1)および式(2)内のPGとしては、 P C=20 log+o(S/E) なる値を用いる。Eは予測誤差信号S etの電力であ
る。
かくしてビット数算出部222からは候補となるビット
数Bが選定される。この選定されたビット数Bは、候補
ビットレート選定部223 にてさらに2以上の候補が
選ばれる。なぜなら入力信号S、、。
は時々刻々変化し、上記の選定されたビット数Bが必ず
正しいという保証はたいからである。
第7図は候補ビットレート選定部223の概要を示す図
であり、ビット数算出部222からのビット数Bに対し
、その近傍のビット数(B−1)およびビット数(B+
1)を生成して、3つの候補をビットレート選択部12
に提供する。
最後に第1図のビットレート選択部12の一例を参考ま
でに説明する。
第8図はビットレート選択部の一例の概要を示す図であ
る。本図中、30番台の参照番号を付した構成要素がビ
ットレート選択部12を形成する。すなわち、 入力信号Sinおよび受信側の復号器(第12図の17
)を再現したn台の復号器31からの復号信号DC。
〜DC,,に基づいて、それぞれの復号信号についてS
/Nを計算し一定のS/Nになるような最適の符号化コ
ードCDを出力する符号器11を決定するS/N評価手
段32と、 人力信号S inおよび復号信号DC,〜DC,,に基
づいて、雑音が一定になるビットレートの符号化コード
CDを出力する符号器11を決定する雑音評価手段33
と、 人力信号S ihのレベルに応じて、S/N評価手段3
2または雑音評価手段33のいずれの決定信号を用いる
かを決定する評価決定手段34と、からなり、選択・多
重部13は、符号化コードCD1〜CD、、を入力し、
評価決定手段34の決定に基づいたS/N評価手段32
または雑音評価手段33のいずれかの決定信号に応じた
最適な符号器11の符号化コードCDを選択して出力す
る。なお、35は第2図の候補ビットレート選択部22
3の出力によって、復号信号DC,〜DCnのうちのい
くつかに対象を絞るためのゲートである。
好適には、評価決定手段34は入力信号S inの電力
、S / N評価手段32は人力信号S ihと復号信
号DCとの差の電力と人力信号の電力との比、および、
雑音評価手段33は人力信号S inと復号信号DCと
の電力、に基づいてそれぞれ前記の決定を行う。
評価決定手段34は、実質的に、人力信号S ihが低
レベルのときは雑音評価手段33の決定信号によって、
人力信号S ihが高レベルのときはS/N評価手段3
2の決定信号によって、伝送すべき符号化コードCDが
選択されるように選択・多重部13を制御する。人力信
号S、、、が上記低レベルと高レベルの間にあるときは
、評価決定手段34は、入力信号S inのレベルに応
じて最適な符号化コードCDが選択されるように、S 
/ N評価手段32または雑音評価手段33のいずれか
からの決定信号によって、伝送すべき符号化コードCD
が選択されるように選択・多重部13を制御する。
これにより、人力信号S ihのレベルのいかんに拘ら
ず、符号化品質を一定に保ちながら伝送効率を向上させ
ることができる。
上記信号処理に際しては、信号の電力(パワー)を用い
る。すなわち、評価決定手段34は人力信号S inの
電力を用いて評価決定する。S/N評価手段32は入力
信号S Ihと復号信号DCとの差の電力号S inと
復号信号DCとの差の電力について雑音評価を決定する
第9図は第8図のビットレート選択部12の詳細例を示
す図である。本図において、復号信号DC,。
DC2・・・DC,の中から、ゲート35によって例え
ば3つに絞られた復号信号DC,〜DC3は電力計算部
6aに印加される。電力計算部6aは、加算部61〜6
3と、電力計算処理部(PWR) 64〜67とで構成
されている。加算部61〜63はそれぞれ、入力信号S
4.。
から対応する復号信号DC,−DC3を減算する。これ
らの差信号が電力計算処理部65〜67に印加されて、
差電力、すなわち、差信号の2乗が計算される。
一方、入力信号Slhはそのまま電力計算処理部64に
印加されて、2乗され、その電力が計算される。差電力
PWRI〜PWR3は、S/N評価手段32に対応する
S/N評価部7aに印加される。
S/N評価部7aは、S / N計算部71〜73とS
/N評価処理部74とで構成されている。S / N計
算部71〜73はそれぞれ、対応する差電力PWRI〜
P W R3を電力計算処理部64からの電力信号P 
W ROで割算して、S/Nを計算する。S/N評価処
理部74は、これらのS/Nを入力としてS/NLきい
値SNと比較し、SNを超えているものの中からビット
レートの最も低いものを最適なものとして選択する。こ
の選択信号はS/N評価信号ESNとして出力される。
雑音評価手段33(第8図〉に対応する第9図の雑音評
価部8aは、差電力PtVR1〜Pl’lR3を人力と
して、これらと雑音しきい値SN’ とを比較し、これ
より小さいものの内ビットレートの最も低いものを最適
なものとして出力する。この選択信号は雑音評価信号E
Nとして出力される。
評価決定手段34(第8図)をなす第9図の評価決定部
9aは、電力計算処理部64からの電力信号P W R
Oを入力として電力しきい値PTHと比較し、これより
電力信号PI!iROが小さいときは「低」レベル、そ
うでないときは「高」レベルの評価決定信号EDを出力
する。
選択部51は既述のビットレート選択信号Sbrを出力
するものであり、上記S / N評価処理部74からの
S / N評価信号ESNと、上記雑音評価部8aから
の雑音評価信号ENとを入力とするとともに、上記評価
決定部9aからの評価決定信号EDを入力とし、評価決
定信号EDが「低」レベルの場合は雑音評価信号ENを
、評価決定信号EDが「高」レベルの場合はS/N評価
信号ESNを、Sbrとして選択・多重部工3に出力す
る。
選択された符号化コードCDは入力信号S1.、のレベ
ルに応じて品質を維持しビットレートが最適のものであ
るから、伝送効率が向上するとともに符号化品質も一定
に維持されている。
以上の信号処理は既述のフレーム単位で行う。
また以上の信号処理はDSPを用いて行うことができる
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、直前フレームを見
て現フレームの予測をすることにより、ビットレート選
択部12での処理の負担を軽減し、ハードウェア規模の
小形化、さらにはコストを低廉化した可変レート符号化
装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく可変レート符号化装置の原理構
成を示す図、 第2図は本発明に基づく相関判定部および候補選定部の
一実施例を示す図、 第3図は周知のADPC\1符号器を表すブロック図、
第4図は電力算出部の具体例を示す図、第5図は予測利
得算出部の具体例を示す図、第6図は本発明における動
作タイミングを表す図、 第7図は候補ビットレート選定部の概要を示す図、 第8図はビットレート選択部の一例の概要を示す図、 第9図は第8図のビットレート選択部の詳細例を示す図
、 第10図は本発明の前提となる可変レート符号化装置を
示すブロック図、 第11図は受信側への出力信号のフォーマットを示す図
、 第12図は受信側の構成例を示すブロック図である。 図において、 10・・・可変レート符号化装置、 11・・・符号器、    12・・・ビットレート選
択部、13・・・選択・多重部、 21・・・相関判定
部、22・・・候補選定部、  35・・・ゲート、2
11、212−1〜212−n・・・電力算出部、21
3−1〜213−n・・・予測利得算出部、222・・
・ビット数算出部、 223・・・候補ビットレート算出部、Sい・・・入力
信号、 CD、、 CD、、 CD、・・・符号化コード、Sb
r・・・ビットレート選択信号、 BR・・・ビットレート情報、 FR・・・符号化コードのフレーム化データ、S ou
t・・・出力信号、 S sr・・・予測誤差信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フレーム単位で符号化すべき入力信号(S_i_n
    )を共通に受信し、かつ、各々が相互に異なるビットレ
    ートをもって個々に符号化コード(CD_1、CD_2
    、CD_n)を生成する複数の符号器(11)と、各前
    記符号化コード(CD_1、CD_2、CD_n)およ
    び前記入力信号(S_i_n)を監視して、所定の信号
    品質基準を超え得る最低のビットレートを決定してビッ
    トレート選択信号(S_b_r)を生成するビットレー
    ト選択部(12)と、 該ビットレート選択信号(S_b_r)に従って、対応
    する1の前記符号化コードを選択すると共に当該符号化
    コードのフレーム化データ(FR)と当該ビットレート
    情報(BR)とを多重化して受信側に送出する選択・多
    重部(13)とを有する可変レート符号化装置(10)
    において、 直前フレームで前記符号器(11)側で処理された入力
    信号(S_i_n)に対する全ての予測係数を用い、現
    フレームで処理する入力信号(S_i_n)の予測誤差
    信号を求める相関判定部(21)と、該相関判定部(2
    1)の出力からの予測誤差信号の少ない符号器を候補と
    して選定する候補選定部(22)とを設け、前記ビット
    レート選択部(12)は、該候補選定部(22)により
    候補として選定された前記符号器(11)からの符号化
    コードのみを対象として前記の最低のビットレートを決
    定することを特徴とする可変レート符号化装置。 2、各前記符号器(11)がADPCM方式の符号器で
    あるとき、前記相関判定部(21)で求めた予測誤差信
    号の代りに、符号化中に計算される予測誤差信号(S_
    e_r)を用いる請求項1記載の可変レート符号化装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7613609B2 (en) 2003-04-09 2009-11-03 Sony Corporation Apparatus and method for encoding a multi-channel signal and a program pertaining thereto
US7720999B2 (en) 2002-11-26 2010-05-18 Qualcomm Incorporated System and method for optimizing multimedia compression using plural encoders

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