JPH0321900Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0321900Y2
JPH0321900Y2 JP17203884U JP17203884U JPH0321900Y2 JP H0321900 Y2 JPH0321900 Y2 JP H0321900Y2 JP 17203884 U JP17203884 U JP 17203884U JP 17203884 U JP17203884 U JP 17203884U JP H0321900 Y2 JPH0321900 Y2 JP H0321900Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
ring
groove
pressing
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17203884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6189481U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17203884U priority Critical patent/JPH0321900Y2/ja
Publication of JPS6189481U publication Critical patent/JPS6189481U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0321900Y2 publication Critical patent/JPH0321900Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば、船で牽引する帆立貝を採取
する網体を構成するには、多数の鉄環をリングに
て連結して構成するが、そのときに、リングの切
口を開いたり閉じたりするように屈曲するときに
使用する屈曲工具に関するものである。
「従来の技術」 従来この種の工具としは、第9図に示すよう
に、2本の鉄製の杆体a,aの先端を幅広く形成
し、その内側に溝部bを形成し、そして円形のリ
ングcの切口が、それぞれの溝部b,b間に存在
するように溝部b,bに挿入し、そして杆体a,
aの後方を上下にずらしてリングの切口を開いた
り、それと逆に揃えることによつて切口を閉じ、
鉄環をリングによつて連結して構成していた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記のものは、杆体a,aのそれぞれを双方の
手で持つてその後方を上下しなければならず、屈
曲には双方の手を使用するので、他のものを持つ
たり押さえたりすることができず作業が面倒であ
つたし、また、リングが外れたり、或は外れたこ
とによつてリングが飛散つて紛失したり、怪我を
したりする不都合があつた。
「問題点を解決するための手段」 そこで本考案は、前記の不都合を解消するよう
に提案されたものであつて、その構成は、後方を
把持部とした主体の先端寄り両側に、半円状の凹
部を形成し、その凹部の内面を凹溝部に形成し、
その主体の先端と、後方を把持部とした副主体の
先端とを枢着し、副主体の両側に突出片を設け、
これを下方に屈曲して押圧部を形成し、その押圧
部のそれぞれの内面が、凹溝部の後方の端部に接
するようにし、一方の押圧部の長さは、把持部を
発条に坑して把持したとき、押圧部の下端が凹溝
部の下方に存在する長さとし、他方の押圧部の長
さは、押圧部の下端が凹溝部の直上に存在する長
さとしたものである。そのようにすることによ
り、片手にて作業ができるようにし、他方の手で
鉄環持つたり、押さえたりするので、作業を容易
に安全にするようにできて便利である。
次にその構造を図面について説明する。1は主
体であつて、後方には把持部2を一体に連設し、
主体1の両側には略半円状の凹部3を形成し、そ
の内面には一定幅(リングの厚さ)の凹溝部4を
形成している。5は、主体1の先端部6からの切
込凹部であり、主体1の先端部6には軸孔7が設
けられている。8は副主体であつて、後方には把
持部9を一体に連設し、その先端部10は、前記
切込凹部5と略同一幅とし、その先端部10に軸
孔11を穿設し、該先端部10を主体1の切込凹
部5内に挿入して軸孔7,11に軸杆12を嵌入
して枢着している。13,14は副主体8の両側
の下方に屈曲した押圧部であつて、何れもその内
面が、凹溝部4の後方の端部に接するようにし、
その長さは、把持部2,9を発条に抗して把持し
たとき、押圧部13の下端は凹溝部4の直上にあ
る長さにし、押圧部14の下端は凹溝部4の下方
にある長さ形成している。15は把持部2,9の
内側に突出した突子で、その間にはコイル状の発
条16が介在している。この発条16は、コイル
状のものに代わつて板状の発条とすることもあ
る。17は貝の採取に使用する網を構成する多数
の鉄環、18はその鉄環17の連結するリングで
ある。なお、図面では、主体1と副主体8との枢
着部はそれぞれの先端となつているが、主体1、
副主体8と把持部2,9との中間で枢着してもよ
いものである。
「作用」 本考案は前記のような構造であるので、第7図
に示したリング18の切口を開くとき(第8図)
は、第2図のように、押圧部14側の凹溝部4
に、リング18の切口が凹溝部4より外れるよう
に嵌合し、そして把持部2,9を発条16に抗し
て握ると軸杆12を支点として、押圧部14の下
端が、凹溝部4より下方に押下がり、リング18
の切口が開き、このリング18の内部に鉄環を1
7,17挿入し、今後は、第3図のように押圧部
13側の凹溝部4内に、リング18の開いた屈曲
側を押圧部13の直下にあるように挿入して把持
部2,9を握ると、押圧部13によつてリング1
8の開いた切口が押圧され、第7図のように切口
が揃うようになつてリング18が鉄環17より外
れないようになり、第6図のように鉄環17を多
数連結して、例えば、貝を採取する網体を構成す
るものである。
「考案の効果」 本考案は、凹溝部4内にリング18を嵌合して
片手にて把持部2,9を握つて操作することがで
きるので、他方の手でリング18を持つたり、他
の物品を持つたりすることができて、作業が容易
にできるので迅速にできるし、また、リング18
が飛散つて紛失したり、怪我したりすることがな
く安全であるし、また、本考案は構造が簡単で安
価にできるし、故障もない等の効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
その第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案に
よつてリングの切口を開いた状態の斜視図、第3
図は本考案によつてリングの切口を閉じた状態の
斜視図、第4図は副主体の斜視図、第5図は主体
の斜視図、第6図は鉄環の一部集合体の斜視図、
第7図はリングの斜視図、第8図はリングを開い
た状態の斜視図、第9図は従来品の斜視図であ
る。 1……主体、2,9……把持部、3……凹部、
4……凹溝部、8……副主体、13,14……押
圧部、16……発条である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後方を把持部2した主体1の先端寄り両側に半
    円状の凹部3を形成し、その凹部3の内面に凹溝
    部4を形成し、その主体1の先端と、後方を把持
    部9とした副主体8の先端とを枢着し、副主体8
    の両側に突出片を設け、これを下方に屈曲して押
    圧部13,14を形成し、その押圧部13,14
    のそれぞれの内面が、凹溝部4の後方の端部に接
    するようにし、一方の押圧部14の長さは、把持
    部2,9を発条16に抗して把持したとき、押圧
    部14の下端が凹溝部4の下方に存在する長さと
    し、他方の押圧部13の長さは、押圧部13の下
    端が凹溝部4の直上に存在する長さとしたことを
    特徴とした屈曲工具。
JP17203884U 1984-11-13 1984-11-13 Expired JPH0321900Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17203884U JPH0321900Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17203884U JPH0321900Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6189481U JPS6189481U (ja) 1986-06-11
JPH0321900Y2 true JPH0321900Y2 (ja) 1991-05-13

Family

ID=30729709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17203884U Expired JPH0321900Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0321900Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6189481U (ja) 1986-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4079765A (en) Implement for holding and guiding nails
US4662252A (en) Auto-grip pliers
US4802390A (en) Auto-grip pliers
US6000303A (en) Pliers
US5373639A (en) Pipe cutter
JPH0516986B2 (ja)
JPH0321900Y2 (ja)
US3414310A (en) Chopstick holder
JPH0228804Y2 (ja)
JPS6395578U (ja)
JP2594348Y2 (ja) 釣り用鋏
USD254952S (en) Shears
JPH0210981Y2 (ja)
JPS62100169U (ja)
JPH0243372Y2 (ja)
JPS63154187U (ja)
JPH084938Y2 (ja) 鞘付き洋鋏
JPS6317771U (ja)
JPS6018300Y2 (ja) ワイヤ掴持用作業工具
JPH0176117U (ja)
JPH01171043U (ja)
JPS599996Y2 (ja) ハンドルグリツプ
JPH01175501U (ja)
JPS6299956U (ja)
JPH0483583U (ja)