JPH0321887A - 被包装物検知方法及びそれに使用するラベル - Google Patents
被包装物検知方法及びそれに使用するラベルInfo
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- JPH0321887A JPH0321887A JP1155914A JP15591489A JPH0321887A JP H0321887 A JPH0321887 A JP H0321887A JP 1155914 A JP1155914 A JP 1155914A JP 15591489 A JP15591489 A JP 15591489A JP H0321887 A JPH0321887 A JP H0321887A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、被包装物の有無を包装体の外部より検知する
ための被包装物検知方法及びそれに使用するラベルに関
するものである。
ための被包装物検知方法及びそれに使用するラベルに関
するものである。
[従来の技術]
従来、包装体に包装された被包装物を、包装体を破壊す
ることなく包装体の外部より検知する方法として、X線
の照射により中身を投影させてその有無を検知したり、
金属探知機を利用したりする方法がある。
ることなく包装体の外部より検知する方法として、X線
の照射により中身を投影させてその有無を検知したり、
金属探知機を利用したりする方法がある。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、xwAを照射する方法では設備が大がか
りになるという問題があり、また、放射線を使うことか
らどこでも手軽に使用できるものではなく取り扱い上に
も問題があった。また、金属探知機を用いる方法では検
知できるものの物性に制限があった。
りになるという問題があり、また、放射線を使うことか
らどこでも手軽に使用できるものではなく取り扱い上に
も問題があった。また、金属探知機を用いる方法では検
知できるものの物性に制限があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構或により被包装物の有無を包装体の外から
検知できる方法及びそれに使用するラベルを提供するこ
とを目的としている。
り、簡単な構或により被包装物の有無を包装体の外から
検知できる方法及びそれに使用するラベルを提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手役]
上記目的を達成するために、本発明における被包装物検
知方法は、被包装物に磁性を有するラベルを貼着し、該
被包装物を包装した後、磁気検出手段により外部から前
記被包装物の有無を検知することを特徴とするものであ
る。
知方法は、被包装物に磁性を有するラベルを貼着し、該
被包装物を包装した後、磁気検出手段により外部から前
記被包装物の有無を検知することを特徴とするものであ
る。
また、本発明における被包装物検知用ラベルは、基材の
表面に磁性層を設けるとともに、裏面に粘着層を設けて
なるラベルであって、該磁性層中の磁性体がN−S飽和
着磁されていることを特徴とするものであり、好ましく
は、磁性層中の磁性体としてストロンチウムフェライト
を用いたものである。また、磁性層の外側表面にカバー
層を貼合積層してもよいものである。
表面に磁性層を設けるとともに、裏面に粘着層を設けて
なるラベルであって、該磁性層中の磁性体がN−S飽和
着磁されていることを特徴とするものであり、好ましく
は、磁性層中の磁性体としてストロンチウムフェライト
を用いたものである。また、磁性層の外側表面にカバー
層を貼合積層してもよいものである。
[作用]
上記のように構成された被包装物検知方法は、磁気検出
手段により、被包装物に貼着された磁性を有するラベル
の残留磁束を検知し、これにより被包装物の有無を検知
する。
手段により、被包装物に貼着された磁性を有するラベル
の残留磁束を検知し、これにより被包装物の有無を検知
する。
また、被包装物検知用ラベルは、基材の表面に設けられ
た磁性層中の磁性体が磁気を保持しており、これにより
磁気検出手段による検出が可能である。さらに、基材の
裏面に設けられた粘着層により被包装物に貼着される。
た磁性層中の磁性体が磁気を保持しており、これにより
磁気検出手段による検出が可能である。さらに、基材の
裏面に設けられた粘着層により被包装物に貼着される。
また、磁性層の外側表面に設けたカバー層はラベルをI
l!蔽する役目を果たす。
l!蔽する役目を果たす。
[実施例]
以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明する
。
。
第1図は本発明の被包装物検知方法を説明するための概
略図である。同図の実施例では、充填機械により薬剤と
能書きを自動的に封入した箱の中に、能書きが確実に入
っているかどうかを検知する場合を採り上げている。1
は包装体である箱で、その内部に瓶詰或いは袋詰等の薬
剤とともに、第2図に示すような能書き2が折り畳まれ
て被包装物として封函されている。そして、能書き2に
はその端部に磁性を有するラベル3が貼付されている。
略図である。同図の実施例では、充填機械により薬剤と
能書きを自動的に封入した箱の中に、能書きが確実に入
っているかどうかを検知する場合を採り上げている。1
は包装体である箱で、その内部に瓶詰或いは袋詰等の薬
剤とともに、第2図に示すような能書き2が折り畳まれ
て被包装物として封函されている。そして、能書き2に
はその端部に磁性を有するラベル3が貼付されている。
箱1は矢印の方向に進行するベルトコンベア4により連
続的に移送されるようになっており、磁気センサー5が
、移送される箱1に近接する位置に設置されている。そ
して、箱1が磁気センサー5の近傍を通過すると、磁気
センサー5と磁気測定装!!!6からなる磁気検出手段
により、ストロンチウムフェライトを磁性体としたラベ
ル3の残留磁束を検知し、これにより箱1の中の能書き
2の有無を検知する。本実施例では、磁気センサー5と
箱1の距離はlowとしたが、0〜20IIII1の範
囲であれば検出可能であった。そして、第l図の右の方
にある選別装置(図示せず)により、能書き2が入って
いない箱1を除去するようになっている。
続的に移送されるようになっており、磁気センサー5が
、移送される箱1に近接する位置に設置されている。そ
して、箱1が磁気センサー5の近傍を通過すると、磁気
センサー5と磁気測定装!!!6からなる磁気検出手段
により、ストロンチウムフェライトを磁性体としたラベ
ル3の残留磁束を検知し、これにより箱1の中の能書き
2の有無を検知する。本実施例では、磁気センサー5と
箱1の距離はlowとしたが、0〜20IIII1の範
囲であれば検出可能であった。そして、第l図の右の方
にある選別装置(図示せず)により、能書き2が入って
いない箱1を除去するようになっている。
なお、本実施例では、薬剤を梱包する箱の中に能書きが
入っているかどうかを検知する場合について述べたが、
本発明の被包装物検知方法は、磁気検出に影響を及ぼさ
ないものであれば、包装体及び被包装物はどのようなも
のであってもよいことは言うまでもない。
入っているかどうかを検知する場合について述べたが、
本発明の被包装物検知方法は、磁気検出に影響を及ぼさ
ないものであれば、包装体及び被包装物はどのようなも
のであってもよいことは言うまでもない。
上記実施例の包装物検知方法に使用するラベル3は、第
3図の断面図に示すように、磁性層7、基材8、粘着層
9とからなる積層構造になっている。以下にその作戊方
法を詳述する。まず、ストロンチウムフェライト( S
r016FezOs )の粉体をウレタン樹脂をバイン
ダーとする二液性塗料に加工する。そして、裏面を粘着
加工して粘着層9を形或した塩化ビニールフィルムから
なる基材8上に、この磁性塗料をコーターにて約40μ
厚になるように塗工して磁性層7を設ける。さらに、こ
れを粘着層9により剥離紙10と貼り合わせてから、通
常のシール抜き方式によりラベル加工し、第4図(a)
及び(ロ)に示すように、剥離紙10上に20mmX5
闘の大きさのラベル3が付着したものを得る。
3図の断面図に示すように、磁性層7、基材8、粘着層
9とからなる積層構造になっている。以下にその作戊方
法を詳述する。まず、ストロンチウムフェライト( S
r016FezOs )の粉体をウレタン樹脂をバイン
ダーとする二液性塗料に加工する。そして、裏面を粘着
加工して粘着層9を形或した塩化ビニールフィルムから
なる基材8上に、この磁性塗料をコーターにて約40μ
厚になるように塗工して磁性層7を設ける。さらに、こ
れを粘着層9により剥離紙10と貼り合わせてから、通
常のシール抜き方式によりラベル加工し、第4図(a)
及び(ロ)に示すように、剥離紙10上に20mmX5
闘の大きさのラベル3が付着したものを得る。
通常、磁性塗料に用いられる磁性体としては、Feロ’
FeJaやBan ’ 6FeiOsがあるが、着磁容
量の点からSrOg・6Pe.Dsが好ましいので本実
施例ではこれを使用した。また、インキ塗料化に当たっ
てはこの磁性体をできるだけ多く混練することが重要で
あるが、一液型塗料では磁性体粉の混練に限度があるこ
とから、本実施例では、バインダーとしてウレタン樹脂
を使用し、二液型塗料にしてSrOll・6PezCJ
sを70%以上含有する磁性塗料とした。
FeJaやBan ’ 6FeiOsがあるが、着磁容
量の点からSrOg・6Pe.Dsが好ましいので本実
施例ではこれを使用した。また、インキ塗料化に当たっ
てはこの磁性体をできるだけ多く混練することが重要で
あるが、一液型塗料では磁性体粉の混練に限度があるこ
とから、本実施例では、バインダーとしてウレタン樹脂
を使用し、二液型塗料にしてSrOll・6PezCJ
sを70%以上含有する磁性塗料とした。
磁性塗料の層の厚みは厚い程、着磁容量が増加し、検知
センサーからの距離が離れても検知効果は良くなるが、
通常の被包装物検知用では層厚は約35〜50μ程度で
充分である。
センサーからの距離が離れても検知効果は良くなるが、
通常の被包装物検知用では層厚は約35〜50μ程度で
充分である。
基材8として、本実施例では、塩化ビニールフィルムを
使用したが、この他にPET%OPP等のフィルム或い
は紙、布、不織布等を必要に応じて選定できる。また、
第5図に示すように、磁性層7を隠蔽するため、磁性層
7の外側表面に塩化ビニールフィルム或いはPETフィ
ルム等をカバー層l1として貼着し、サンドインチ状に
積層することも可能である。
使用したが、この他にPET%OPP等のフィルム或い
は紙、布、不織布等を必要に応じて選定できる。また、
第5図に示すように、磁性層7を隠蔽するため、磁性層
7の外側表面に塩化ビニールフィルム或いはPETフィ
ルム等をカバー層l1として貼着し、サンドインチ状に
積層することも可能である。
基材8の裏面を粘着加工するのに使用する粘着剤も、ゴ
ム系、ウレタン系樹脂等検知される内容物の形状、表面
状態に応じて選定すればよい。
ム系、ウレタン系樹脂等検知される内容物の形状、表面
状態に応じて選定すればよい。
以上説明したように作成したラベルをラベラー等により
能書き2に貼り付け、その後、コンデンサー式着磁電源
にてN−S飽和着磁を行なう。着磁工程は、残留磁東密
度がSr’s・6 Fe20,の飽和着磁容量と着磁体
層の厚さによって決まるため、他の機器への防磁を考慮
しておけば、別工程で行ってもインラインで検知の直前
に行ってもよく、いずれの場合も検知効果は経時的に変
わらない。
能書き2に貼り付け、その後、コンデンサー式着磁電源
にてN−S飽和着磁を行なう。着磁工程は、残留磁東密
度がSr’s・6 Fe20,の飽和着磁容量と着磁体
層の厚さによって決まるため、他の機器への防磁を考慮
しておけば、別工程で行ってもインラインで検知の直前
に行ってもよく、いずれの場合も検知効果は経時的に変
わらない。
[発明の効果]
本発明の被包装物検知方法は、上述のとおり構威されて
いるので、被包装物の物性に係わりなく、包装された被
包装物の有無を包装体の外から検知することができ、ま
た、この方法で用いる設備は磁気センサーと磁気検出装
置とからなる簡単なものでよい。
いるので、被包装物の物性に係わりなく、包装された被
包装物の有無を包装体の外から検知することができ、ま
た、この方法で用いる設備は磁気センサーと磁気検出装
置とからなる簡単なものでよい。
また、本発明の被包装物検知用ラベルは、基材の表面に
磁性層を設けるとともに、その裏面に粘着層を設けてい
るので、どのような被包装物にも貼付でき、その被包装
物を確実に磁気による検知の対象とすることができる。
磁性層を設けるとともに、その裏面に粘着層を設けてい
るので、どのような被包装物にも貼付でき、その被包装
物を確実に磁気による検知の対象とすることができる。
また、磁性体として着磁容量の大きいストロンチウムフ
ェライトを使用したので、ラベルと磁気センサーとの距
離を大きく採れることとなり、磁気検出手役の設置箇所
に自由度がある。
ェライトを使用したので、ラベルと磁気センサーとの距
離を大きく採れることとなり、磁気検出手役の設置箇所
に自由度がある。
また、磁性層の表面にカバー層を設けることにより、ラ
ベルの取扱い時における磁性層の汚れを防止する効果が
ある。
ベルの取扱い時における磁性層の汚れを防止する効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第ITI!:Jlま本発明の被包装物検知方法を説明す
るための概略図、第2図は被包装物としての能書きを示
す平面図、第3図は本発明の被包装物検知用ラベルの断
面図、第4図(a)は剥離紙に貼り付けられラベル加工
を施された使用前の状態を示す被包装物検知用ラベルの
斜視図、第4図(b)は第4図(a)のIVb−IVb
断面図、第5図はカバー層を設けた被包装物検知用ラベ
ルの第4図ら)に対応する断面図である。 l・・・箱(包装体〉、2・・・能書き(被包装物)、
3・・・被包装物検知用ラベル、4・・・ベルトコンベ
ア、5・・・磁気センサー、6・・・磁気測定装置、7
・・・磁性層、8・・・基材、9・・・粘着層、10・
・・@離紙、11・・・カバー層 第1図 第2図
るための概略図、第2図は被包装物としての能書きを示
す平面図、第3図は本発明の被包装物検知用ラベルの断
面図、第4図(a)は剥離紙に貼り付けられラベル加工
を施された使用前の状態を示す被包装物検知用ラベルの
斜視図、第4図(b)は第4図(a)のIVb−IVb
断面図、第5図はカバー層を設けた被包装物検知用ラベ
ルの第4図ら)に対応する断面図である。 l・・・箱(包装体〉、2・・・能書き(被包装物)、
3・・・被包装物検知用ラベル、4・・・ベルトコンベ
ア、5・・・磁気センサー、6・・・磁気測定装置、7
・・・磁性層、8・・・基材、9・・・粘着層、10・
・・@離紙、11・・・カバー層 第1図 第2図
Claims (4)
- (1)包装体に包装された被包装物を包装体の外部より
検知する方法において、被包装物に磁性を有するラベル
を貼着し、該被包装物を包装した後、磁気検出手段によ
り外部から前記被包装物の有無を検知することを特徴と
する被包装物検知方法。 - (2)基材の表面に磁性層を設けるとともに、裏面に粘
着層を設けてなるラベルであって、該磁性層中の磁性体
がN−S飽和着磁されていることを特徴とする被包装物
検知用ラベル。 - (3)磁性体としてストロンチウムフェライトを用いた
ことを特徴とする請求項2記載の被包装物検知用ラベル
。 - (4)磁性層の外側表面にカバー層を貼合積層したこと
を特徴とする請求項2又は3記載の被包装物検知用ラベ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155914A JPH0321887A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 被包装物検知方法及びそれに使用するラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155914A JPH0321887A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 被包装物検知方法及びそれに使用するラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321887A true JPH0321887A (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=15616273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1155914A Pending JPH0321887A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 被包装物検知方法及びそれに使用するラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321887A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06230139A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-19 | Toyama Sugaki Kk | 収納物自動検知方法と収納物自動検知装置及び磁性体塗料 |
US5805335A (en) * | 1996-04-17 | 1998-09-08 | Olympus Optical Co., Ltd. | Operating microscope |
JP2004271182A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-09-30 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | センシング材料、センシングシールおよびセンシングシステム |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1155914A patent/JPH0321887A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06230139A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-19 | Toyama Sugaki Kk | 収納物自動検知方法と収納物自動検知装置及び磁性体塗料 |
US5805335A (en) * | 1996-04-17 | 1998-09-08 | Olympus Optical Co., Ltd. | Operating microscope |
JP2004271182A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-09-30 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | センシング材料、センシングシールおよびセンシングシステム |
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