JPH032164Y2 - - Google Patents

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JPH032164Y2
JPH032164Y2 JP12170887U JP12170887U JPH032164Y2 JP H032164 Y2 JPH032164 Y2 JP H032164Y2 JP 12170887 U JP12170887 U JP 12170887U JP 12170887 U JP12170887 U JP 12170887U JP H032164 Y2 JPH032164 Y2 JP H032164Y2
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JP
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nut
connecting plate
stepped
circular
stainless steel
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JP12170887U
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JPS6427005U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ゴルフ靴その他のスポーツ靴の靴底
に埋設してスパイクを取り付けるのに使用するナ
ツトの連結体に関するものである。
従来の技術 従来、この種靴底に埋設するナツトの連結体と
して最も一般的なものは、第7図及び第8図に示
すように、ステンレス鋼の薄板から成る連結プレ
ート1に複数のスパイク取付用ナツト2を所定間
隔をおいて組み付けた構造を有している。前記ナ
ツト2は内周面に雌ねじ5を設けた円筒状ナツト
本体4の一端に大きなフランジ部6が連設される
と共に、その両端に係止舌片7,7が突出され、
ナツト本体4を連結プレート1に設けた取付孔8
に嵌挿し、係止舌片7,7を連結プレート1の両
側縁に設けた切欠き部9に係合させ裏側に折り曲
げることによつて連結プレート1に固定されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このようなナツトの連結体は、ナツト
2単体の重量が大きいため、靴底ひいては靴全体
の軽量化の妨げとなるばかりでなく、該ナツト2
を組み付けた連結プレート1を靴底に埋設してス
パイクの取付けに供した場合、スパイクを介して
ナツト2に加わる外力で連結プレート1が切欠き
部9から破断し、破断した連結プレートの端縁で
靴底を構成する皮革やゴムスポンジが損傷すると
いう問題があつた。
また、上記のようなナツトの連結体は、天然皮
革、人口皮革あるいはゴムスポンジなどの靴底に
埋設して使用することが多いもであるが、このよ
うな靴底は柔軟で屈曲性が大きいため、前記ナツ
ト2の装着部分の隙間から雨水などが侵入し、ナ
ツト2が腐蝕し易いという難点があつた。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、ナツ
ト単体が軽量でありながら連結プレートとの結合
強度が大きく、しかも耐蝕性のすぐれた靴底に埋
設することを目的とすする。
問題を解決するための手段 上記目的を達成するための本考案の構成は、ナ
ツト本体の中間部分に輪郭形状が非円形の段部を
有し、基端部にフランジ部を設けた主としてアル
ミ合金又はステンレス鋼製の段付きナツトと、チ
タン又はステンレス鋼の薄板により所定形状に形
成されると共に、所定位置に前記ナツトの非円形
段部が合致嵌挿する非円形の取付孔を設けた連結
プレートとから成り、前記取付孔に嵌挿した前記
ナツトの非円形段部をかしめ、そのかしめ膨出部
と前記フランジ部で前記連結プレートを挟持して
前記ナツトが前記連結プレートに固着されている
ことを特微とする。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案をゴルフ靴の靴底に埋設するナ
ツトの連結体として実施した例を示しており、靴
底の前足部に沿う輪郭形状の連結プレート11に
所定間隔をおいて複数のナツト12が固着されて
いる。連結プレート11の輪郭形状は図示の形状
に代えて馬蹄形、長方形、その他任意所望の形状
とすることができる。
連結プレート11は比重が小さく耐蝕性のすぐ
れたチタンの薄板(厚さ0.7〜1.2mm)を打ち抜き
加工して形成されている。加工性を考慮すると純
チタンが望ましい。なお、チタンに代えてステン
レス鋼の薄板で連結プレート11を構成してもよ
い。ナツト12は軽量で耐蝕性にすぐれたアルミ
合金により製作されている。なお、アルミ合金に
代えてステンレス鋼で製作してもよい。
上記ナツト12は、第3図、第4図に示すよう
に、内周面に雌ねじ13が設けられ、先端部14
が円筒状をなすナツト本体の中間部分に先端部1
4より径大で輪郭形状が六角形の非円形段部15
を有し、基端部にフランジ部16が設けられた段
付きナツトに形成されている。前記段部15の輪
郭形状はナツト12にかかるトルクに対して強度
を確保するために特定されるもので、図示の六角
形に代えて四角形、楕円形その他の非円形状であ
ればよい。
一方、連結プレート11のナツト取付位置に
は、第5図に示すように、ナツト12の非円形段
部15が合致嵌挿する六角形の取付孔17が設け
られると共に、該取付孔17を囲むようにエンボ
ス加工してフランジ部16の嵌入する凹部18が
形成されている。
而して、第3図に良く示されているように、連
結プレート11の取付孔17に嵌挿したナツト1
2の非円形段部15をかしめ、そのかしめ膨出部
19とフランジ部16とで連結プレート11を挟
持することによつて、ナツト12が連結プレート
11に固着されている。このような固着構造によ
りナツト12は連結プレート11に強固に結合さ
れ、ナツト12の軸線方向に作用する突き上げ、
引張りに対して充分な強度が得られると同時に、
対トルク強度も確保される。
上記のように構成されたナツト12の連結体
は、第6図に示すように、天然皮革又は、人口皮
革の積層材で形成した本底21と中底22とから
成る靴底20にサンドイツチ構造にして埋設さ
れ、各ナツト12にスパイク23のねじ部24を
螺着して靴底20にスパイク23を装着するもの
である。
考案の効果 上述のように、本考案によるナツトの連結体
は、連結プレート11がチタン又はステンレス鋼
の薄板で製作され、且つナツト12がアルミ合金
又はステンレス鋼で製作されているので、全体が
耐蝕性にすぐれており、しかも連結プレート11
とナツト12との結合強度が大きく、スパイク装
着時においてナツト12に作用する突き上げ力、
引張力及びトルクに対して充分な強度が得られ
る。更に、ナツト12単体が小さく軽量にできる
と共に、連結プレート11を十分薄くできるの
で、ナツト連結体の大幅な軽量化が可能となり、
靴底にひいては靴全体の軽量化に寄与できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るナツトの連結体の平面
図、第2図は第1図の2−2線に沿う断面拡大
図、第3図は段付きナツトの平面図、第4図は同
正面図、第5図は連結プレートの要部拡大平面
図、第6図は同連結体の使用例を示す要部縦断側
面図、第7図は従来のナツト連結体を示す要部平
面図、第8図は第7図の8−8線に沿う断面図で
ある。 11……連結プレート、12…ナツト、14…
…円筒状先端部、15……非円形段部、16……
フランジ部、17……取付孔、18……凹部、1
9……かしめ膨出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ナツト本体の中間部分に輪郭形状が非円形の段
    部を有し、基端部にフランジ部を設けた主として
    アルミ合金又はステンレス鋼製の段付きナツト
    と、チタン又はステンレス鋼の薄板により所定形
    状に形成されると共に、所定位置に前記ナツトの
    非円形段部が合致嵌挿する非円形の取付孔を設け
    た連結プレートとから成り、 前記取付孔に嵌挿した前記ナツトの非円形段部
    をかしめ、そのかしめ膨出部と前記フランジ部で
    前記連結プレートを挟持して前記ナツトが前記連
    結プレートに固着されていることを特微とする靴
    底に埋設するナツトの連結体。
JP12170887U 1987-08-07 1987-08-07 Expired JPH032164Y2 (ja)

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JP12170887U JPH032164Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

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JP12170887U JPH032164Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

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JPS6427005U JPS6427005U (ja) 1989-02-16
JPH032164Y2 true JPH032164Y2 (ja) 1991-01-22

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