JPH03215242A - 内視鏡消毒装置 - Google Patents

内視鏡消毒装置

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JPH03215242A
JPH03215242A JP2010505A JP1050590A JPH03215242A JP H03215242 A JPH03215242 A JP H03215242A JP 2010505 A JP2010505 A JP 2010505A JP 1050590 A JP1050590 A JP 1050590A JP H03215242 A JPH03215242 A JP H03215242A
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JP
Japan
Prior art keywords
disinfection
hydrogen peroxide
endoscope
peroxide vapor
insertion part
Prior art date
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Pending
Application number
JP2010505A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisaku Negoro
大作 根来
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡の挿入部を過酸化水素で消毒する内視
鏡消毒装置に関する。
[従来の技術] 一般に、内視鏡は自動式洗浄消毒装置(例えば特開昭5
6−144785号公報参照)によって自動的に洗浄消
毒される。この自動式洗浄消毒装置は、洗浄槽内に内視
鏡を設置した状態で水道水や洗剤を用いて洗浄やすすぎ
を行うとともに、グルタラール系消毒液を用いて浸漬消
毒するようになっている。
この自動式洗浄消毒装置を用いた消毒では、高いレベル
の消毒を行うことができるが、各工程の遵行に多くの時
間が必要であった。その準備から完了するまで、長い時
間がかかるものであった。
しかしながら、集団検診などで内視鏡を使用する場合に
おいて、その症例間において内視鏡の挿入部を消毒する
ときには、時間的な制約があり、迅速な消毒処理を行う
必要がある。
したがって、従来において、通常は看護婦が、アルコー
ルを含浸したガーゼで内視鏡の挿入部を拭く等の方法で
行ってきた。
[発明が解決しようとする課題] 集団検診などでの症例間において、内視鏡の挿入部を消
毒する場合のように時間的な制約がある場合、看護婦が
、アルコールを含浸したガーゼで内視鏡の挿入部を拭く
等の方法で行なう消毒は、確かに迅速に処理できるが、
その消毒レベルが低いとともに、隅々まで丁寧に消毒す
るにはかなりの手間のかかるものであった。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは、内視鏡の挿入部を拭く等の手間がかか
らず、高い消毒レベルの処理を迅速に逐行できる内視鏡
消毒装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用コ上記課題を解
決するために本発明の内視鏡消毒装置は、過酸化水素蒸
気を生成する装置から接続管を通じて接続される消毒具
を備え、この消毒具は、消毒具本体の内部に消毒室を形
成し、この消毒室を上記接続管に連通するとともにその
接続管を通じて供給される過酸化水素蒸気を消毒室に貯
留し、この消毒室および上記消毒具本体を貫通して内視
鏡の挿入部を移動自在に通す挿通部を設け、さらに、こ
の挿通部に内視鏡の挿入部を通したときに消毒室から過
酸化水素蒸気の漏れを防止するシール手段を設けたもの
である。
しかして、上記挿通部に内視鏡の挿入部を設置すれば、
その挿入部は過酸化水素蒸気を満たした消毒室を貫通し
、挿入部を移動させることによりその挿入部は過酸化水
素蒸気の雰囲気中に順次さらされて消毒作用を受ける。
[実施例] 第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。第1図は消毒具1に可撓性のある接続管2を介
して、過酸化水素蒸気を生成する生成装置3を接続した
全体的な構成を示している。
消毒具1は、第2図および第3図で示すように構成され
ている。すなわち、箱形をした消毒具本体5の上面には
開口部6を設け、この開口部6には一端を枢着したカバ
ー7によって開閉される。
箱形をした消毒具木体5の左右各側面には後述する内視
鏡8の挿入部9を設置する凹部10a,10bが設けら
れている。カバー7の内側には内視鏡8の挿入部9を嵌
め込んだ上記凹部10a,10bの開孔部分に嵌り込ん
で封止するシール部材11a,llbが突設されている
。なお、上記凹部10a,10bを形成する部材とシー
ル部材11a,llbは内視鏡8の挿入部9に密着させ
るため、シール性のある弾性部材から形成されており、
これによりシール手段を構成している。
また、上記カバー7と消毒具本体5の上面とにはそのカ
バー7を閉じたときにカバー7を係止するカバーロック
12a,12bが設けられている。
消毒具本体5側のカバーロック12bにはカバー7を閉
じたときに動作する電気的スイッチ(図示しない。)が
組み込まれている。
さらに、消毒具本体5の後面には、その内部の消毒室1
5に開口する流出口16が形成されている。この流出口
16には上記接続管2が接続されている。そして、生成
装置3で生成した過酸化水素蒸気を消毒室15内へ取り
込むようになっている。
生成装置3は第4図で示すようにその装置本体20内に
過酸化水素蒸気を生成するシステム21を組み込んでな
り、上記システム21は過酸化水素液を収納したカート
リッジ22、ヒータ23を備えた加熱プレート24、カ
ートリッジ22から加熱プレート24へ過酸化水素液を
供給するバイプ25を設けてなり、パイプ25の途中に
は過酸化水素液の供給を制御する電磁弁26が介挿され
ている。さらに、装置本体20には上記接続管2が接続
されているとともに、上記接続管2に過酸化水素蒸気を
送り込む供給ポンブ27が設けられている。
さらに、このシステムの制御はその装置本体20内に組
み込まれた電気ユニット(図示しない。)によって制御
される。
また、このシステムの操作や動作表示は第1図で示すよ
うにその装置本体20の前面に設けられた操作パネル2
8と表示部29によって行われる。
次に、上記構成の、内視鏡消毒装置を作用を説明する。
集団検診などにおいて、その症例間においての短時間に
内視鏡8の挿入部9を消毒する必要がある。
この場合、カバー7を開き、消毒具本体5の開口部6を
開放し、消毒室15を通して消毒具本体5の左右各側面
の凹部10a.10b間にわたり架設するように内視鏡
.8の挿入部9を設置する。
このとき、挿入部9の最も操作部に近い手元側部分を嵌
め込んで設置するようにする。なお、内視鏡8の挿入部
9の汚れが激しいときにはあらがしめ布などで拭き取っ
ておく。
そして、凹部10a,10b間にわたり内視鏡8の挿入
部9を設置した後、カバー7を閉じると、凹部10a,
10bとシール部材11a,llbによりこれに嵌め込
んだ内視鏡8の挿入部9を気密的にシールし、消毒室1
5を封止する状態とする。
また、カバー7が閉じたときには、消毒具本体5側のカ
バーロック12bに組み込んだ電気的スイッチ(図示し
ない。)がオン作動し、電気信号を生成装置3側へ送る
この信号を受けた生成装置3は、電磁弁26を開き、カ
ートリッジ22から、ヒータ23を備えた加熱プレート
24へ適量の過酸化水素液を供給する。加熱プレート2
4はヒータ23によって加熱されているため、過酸化水
素液が蒸発して過酸化水素蒸気を発生する。
さらに、供給ポンプ27が作動し、接続管2を通じ消毒
具1の消毒室15に供給され、その消毒室15に貯留さ
れる。
しかして、消毒室15に過酸化水素蒸気が充満して貯留
されるため、この消毒室15を通る内視鏡8の挿入部9
の部分がその過酸化水素蒸気に晒され、消毒させられる
ここで、過酸化水素蒸気はきわめて高い殺菌力を有して
いるため、その過酸化水素蒸気の雰囲気中に晒された挿
入部9の部分は直に消毒される。
また、過酸化水素蒸気の雰囲気中に晒されて殺菌される
ため、隅々ま7で消毒させられる。
そして、第2図で示すように、ユーザはその挿入部9を
操作部側へ徐々に引き抜くと、その挿入部9はその消毒
室15を通る際、過酸化水素蒸気に晒され、順次消毒さ
せられる。
ここで、過酸化水素蒸気は不安定なものであり、02と
H20とに自然に分解していくので、消毒後のすすぎは
不要である。したがって、迅速に消毒処理できる。
また、過酸化水素蒸気はきわめで低濃度でも高い殺菌力
を示すため、低濃度で使用できる。このため、室内に多
少漏出しても、大幅に希釈されるとともに、分解される
結果、安全性は確保される。
使用後、消毒具1のカバー7を開けば、自動的に過酸化
水素蒸気の供給を停止する。また、この停止動作を生成
装置3の操作バネル28、または消毒具1の消毒具本体
5などに設けた操作スイッチなどを使用して行うように
してもよい。
上記接続管2は可撓性があり、このため、消毒具1の位
置が自由に選べる。また、接続管2の長さも自由に設定
可能であるから、その消毒具1の位置に拘束されること
なく、使いやすい所に置くことができるとともに、過酸
化水素蒸気を生成する生成装置3を任意な位置、例えば
、部屋の隅にでも設置できる。このため、狭い臨床室内
を有効に利用できる。
なお、上記内視鏡消毒装置は、第5図で示すような使用
も可能である。つまり、内視鏡8を収納した密閉ケース
30(これは収納ケースでも、洗浄槽等でもよい。)内
に収納するとともに、上記内視鏡消毒装置の消毒具1を
その密閉ケース30内に入れ、過酸化水素蒸気を必要量
噴出させるとともに、必要時間継続させる。これにより
密閉ケース30内は、過酸化水素蒸気で充満し、その内
視鏡8を消毒することができる。なお、過酸化水素蒸気
の発生量を増大させれば、その密閉ケース30の容量が
大きくてもそれに対応させることができる。
この消毒処理は内視鏡8を使用するため、収納ケースか
ら取り出す前に行ってもよい。
また、夜間におい.て、消毒具1から臨床室内へ直接に
適量の過酸化水素蒸気を放出させれば、その室内の消毒
も可能である。室内を消毒後、過酸化水素蒸気は速やか
に自然に分解し、翌朝には残留毒性もなく安全である。
第6図は本発明の第2の実施例を示すものである。この
実施例は接続管2に供給管路2aと回収管路2bを組み
込んで、これらを消毒室15に連通させる。また、生成
.装置3の装置本体20内には過酸化水素蒸気を生成す
るシステム21の他に、回収システム31を設置する。
なお、この回収システム31において回収した過酸化水
素蒸気を無害化処理するようにしてもよい。
しかして、供給管路2aを通じて過酸化水素蒸気を消毒
室15へ供給して充満させれば、上記同様に内視鏡8の
挿入部9の消毒処理ができる。
また、消毒終了後、消毒室15に残留する過酸化水素蒸
気は回収管路2bを通じて回収することができる。した
がって、安全性を向上できる。
第7図は本発明の第3の実施例を示すものである。この
実施例は消毒具1において、内視鏡8の挿入部9が通る
消毒室15を封止するシール手段としてエアーカーテン
部40を設けたものである。
すなわち、このエアーカーテン部40は消毒具本体5に
切欠き部41を設けるとともに、その切欠き部41の対
向する一方の周縁に高圧エアーを吹き出す多数のノズル
42を設け、他方の周縁にはその高圧エアーを吸引する
口部(図示しない。)を形成する。
また、生成装置3の装置本体20には高圧エアー供給源
(図示しない。)を組み込み、上記接続管2の組み込ん
だ供給管路(図示しない。)を通じてノズル42へ高圧
エアーを供給できるようになっている。
しかして、この第3の実施例ではノズル42から高圧エ
アーを供給し続けると、切欠き部41の開口部分にエア
ーカーテンを形成し、消毒室15を封止する。
そして、上記実施例と同様にその切欠き部41を横切る
ように内視鏡8の挿入部9を設置し、消.毒室l5へ過
酸化水素蒸気を供給すれば、その挿入部9を消毒するこ
とができる。挿入部9を一端側から他端側へ引き、その
消毒室15を通せば、その挿入部9は、過酸化水素蒸気
に順次晒され、消毒することができる。
この実施例ではエアーカーテンで消毒室15をシールす
るから、挿入部9を動かすときの抵抗が小さくて済む。
また、上述した場合とは異なり、カバー7を開閉する作
業が不要である。したがって、迅速かつ容易な消毒作業
を行うことができる。
なお、本発明は上記実施例のものに限定されるものでは
ない。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、内視鏡のの挿入部
を挿通部に設置すれば、その挿入部は過酸化水素蒸気を
満たした消毒室を貫通し、挿入部を移動させることによ
りその挿入部は過酸化水素蒸気の雰囲気中に順次さらさ
れて隅々まで高い消毒作用を受ける。また、内視鏡の挿
入部を拭く等の手間がかからず、高い消毒レベルの処理
を迅速に遂行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は内視鏡消毒装置の全体的な構成説明図、第2図は
消毒具の使用状態の斜視図、第3図は消毒具のカバーを
開いた状態の斜視図、第4図は生成装置の構成説明図、
第5図は他の使用例の説明図、第6図は本発明の第2の
実施例を示す構成図、第7図は本発明の第3の実施例を
示す消毒具のカバーを開いた状態の斜視図である。 1・・・消毒具、2・・・接続管、3・・・生成装置、
5・・・消毒具本体、7・・・カバー 8・・・内視鏡
、9・・・挿入部、10a,10b・・・凹部、lla
,llb・・・シール部材、15・・・消毒室、40・
・・エアーカーテン部、41・・・切欠き部、42・・
・ノズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  過酸化水素蒸気を生成する装置から接続管を通じて接
    続される消毒具を備え、この消毒具は、消毒具本体と、
    この消毒具本体内部に形成され上記接続管を通じて供給
    される過酸化水素蒸気を貯留する消毒室と、この消毒室
    および上記消毒具本体を貫通して内視鏡の挿入部を移動
    自在に通す挿通部と、この挿通部に内視鏡の挿入部を通
    したときに消毒室から過酸化水素蒸気の漏れを防止する
    シール手段とを設けたことを特徴とする内視鏡消毒装置
JP2010505A 1990-01-22 1990-01-22 内視鏡消毒装置 Pending JPH03215242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010505A JPH03215242A (ja) 1990-01-22 1990-01-22 内視鏡消毒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010505A JPH03215242A (ja) 1990-01-22 1990-01-22 内視鏡消毒装置

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Publication Number Publication Date
JPH03215242A true JPH03215242A (ja) 1991-09-20

Family

ID=11752067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010505A Pending JPH03215242A (ja) 1990-01-22 1990-01-22 内視鏡消毒装置

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JP (1) JPH03215242A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5317896A (en) * 1992-03-13 1994-06-07 American Sterilizer Company Method of detecting liquid in a sterilization system
US5534221A (en) * 1992-03-13 1996-07-09 American Sterilizer Company Device and system for sterilizing objects

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