JPH0321441A - 排水シート及びその製造方法 - Google Patents
排水シート及びその製造方法Info
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- JPH0321441A JPH0321441A JP15473289A JP15473289A JPH0321441A JP H0321441 A JPH0321441 A JP H0321441A JP 15473289 A JP15473289 A JP 15473289A JP 15473289 A JP15473289 A JP 15473289A JP H0321441 A JPH0321441 A JP H0321441A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は,例えばビルの屋上の防水工法やコンクリート
パネル等に使用される排水シート及びその製造方法に関
する。
パネル等に使用される排水シート及びその製造方法に関
する。
(従来の技術)
ビルの屋上等は,通常、コンクリートの表面に,ウレタ
ン、アスファルト等の防水材を施して防水層を形成した
のち、その上面を、仕上材により覆って仕上げられてい
る。
ン、アスファルト等の防水材を施して防水層を形成した
のち、その上面を、仕上材により覆って仕上げられてい
る。
このような防水工法においては、コンクリートと防水層
との間に生じた水分、すなわち打設されたコンクリート
中に含まれる余剰水、または結露等により生じた水分を
、いかに排出させるかが最大の課題である。もし、この
水分が速やかに排出されないと,コンクリートの表面と
防水材との間に閉じ込められた水分が、外気温の上昇に
伴って気化し、その蒸気圧により、防水材(防水層)が
膨らんだり剥離したりすることがある. これを防止するためには、片面に多数の突部を有する不
透水性基材シ一トの上記突部に,例えば不織布等の通気
性および透水性を有する網状体を固着することにより形
成された排水シートを,網状体側がコンクリートの表面
に密着するようにして、上記防水層(防水材)とコンク
リートとの間に施工することが考えられている。
との間に生じた水分、すなわち打設されたコンクリート
中に含まれる余剰水、または結露等により生じた水分を
、いかに排出させるかが最大の課題である。もし、この
水分が速やかに排出されないと,コンクリートの表面と
防水材との間に閉じ込められた水分が、外気温の上昇に
伴って気化し、その蒸気圧により、防水材(防水層)が
膨らんだり剥離したりすることがある. これを防止するためには、片面に多数の突部を有する不
透水性基材シ一トの上記突部に,例えば不織布等の通気
性および透水性を有する網状体を固着することにより形
成された排水シートを,網状体側がコンクリートの表面
に密着するようにして、上記防水層(防水材)とコンク
リートとの間に施工することが考えられている。
(発明が解決しようとする課題)
上記排水シートは、次のような製造上の問題点を有し、
製品化するのが困難であるのが実情である。
製品化するのが困難であるのが実情である。
すなわち,コスト及び戊形性の面を考慮して、基材シ一
トをポリオレフィン系の材料により成形した場合、接着
性が不良となるため、網状体であるところの不織布を接
着剤により突部に固着することができない。
トをポリオレフィン系の材料により成形した場合、接着
性が不良となるため、網状体であるところの不織布を接
着剤により突部に固着することができない。
また、接着剤に代えて熱溶着手段を用いた場合、基材シ
一トの突部を、不織布等が溶着し得る温度まで溶融加熱
しなければならないが、その温度が高過ぎると、突部が
溶融して変形したり、あるいは突部に穴があき、逆に、
温度が低すぎると,溶着不良を引き起こす等、温度管理
が難しく、かつ安定した品質の排水シートを製造するの
が困難となる。
一トの突部を、不織布等が溶着し得る温度まで溶融加熱
しなければならないが、その温度が高過ぎると、突部が
溶融して変形したり、あるいは突部に穴があき、逆に、
温度が低すぎると,溶着不良を引き起こす等、温度管理
が難しく、かつ安定した品質の排水シートを製造するの
が困難となる。
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目
的とするところは、第1の部材と第2の部材とを、簡単
かつ確実に固着することができ、もって防水工法等に良
好に使用することができる排水シート及びその製造方法
を提供することにある.[発明の構或コ CI!iMを解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、多数の突部を有
する第1の面およびこの第1の面と反対側の第2の面と
を備え、かつ突部間に排水路が形成される合成樹脂製の
第1の部材と、通気性および透水性を有する第2の部材
と、第1の部材の少なくとも突部と第2の部材との間に
介在することにより、第1の部材と第2の部材とを重合
状態に固着させる第3の部材とを具備したことを特徴と
するものである6 上記第3の部材における第1の部材に対する固着機構と
第2の部材に対する固着機構とを互いに異ならせてもよ
い。
的とするところは、第1の部材と第2の部材とを、簡単
かつ確実に固着することができ、もって防水工法等に良
好に使用することができる排水シート及びその製造方法
を提供することにある.[発明の構或コ CI!iMを解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、多数の突部を有
する第1の面およびこの第1の面と反対側の第2の面と
を備え、かつ突部間に排水路が形成される合成樹脂製の
第1の部材と、通気性および透水性を有する第2の部材
と、第1の部材の少なくとも突部と第2の部材との間に
介在することにより、第1の部材と第2の部材とを重合
状態に固着させる第3の部材とを具備したことを特徴と
するものである6 上記第3の部材における第1の部材に対する固着機構と
第2の部材に対する固着機構とを互いに異ならせてもよ
い。
上記第3の部材は,第1の部材と第2の部材のうち、一
方に対し溶着により固着し,他方に対しアンカー効果に
より固着するのがよい。
方に対し溶着により固着し,他方に対しアンカー効果に
より固着するのがよい。
上記第3の部材における第1の部材に対する固着機構と
第2の部材に対する固着機構とが互いに同じであっても
よい。
第2の部材に対する固着機構とが互いに同じであっても
よい。
上記第3の部材は、第1の部材および第2の部材のそれ
ぞれに対し溶着により固着するか、あるいは第1の部材
および第2の部材のそれぞれに対しアンカー効果により
固着するのがよい.上記第3の部材は、合成樹脂あるい
はゴムとするのがよい。
ぞれに対し溶着により固着するか、あるいは第1の部材
および第2の部材のそれぞれに対しアンカー効果により
固着するのがよい.上記第3の部材は、合成樹脂あるい
はゴムとするのがよい。
上記第3の部材は、合成樹脂あるいはゴムで形威した多
数の通孔を有するシートとするのがよい.上記シートは
,合成樹脂あるいはゴムを発泡させて形威した多孔質シ
ートとするのがよい。
数の通孔を有するシートとするのがよい.上記シートは
,合成樹脂あるいはゴムを発泡させて形威した多孔質シ
ートとするのがよい。
上記第1の部材および第3の部材の材料としては、ポリ
オレフインが望ましい。
オレフインが望ましい。
上記第2の部材には、不織布、織布、フェルトあるいは
網状部材が適している。
網状部材が適している。
上記第1の部材および第3の部材には、ポリオレフィン
を、また第2の部材には,ボリアミドあるいはポリエス
テルステルを使用してもよい。
を、また第2の部材には,ボリアミドあるいはポリエス
テルステルを使用してもよい。
上記第1の部材および第3の部材を、ポリアミドあるい
はポリエステルステルに、また第2の部材を、ポリオレ
フィンとしてもよい。
はポリエステルステルに、また第2の部材を、ポリオレ
フィンとしてもよい。
上記第工の部材を、ポリオレフィンに、また第2の部材
および第3の部材を,ポリアミドあるいはポリエステル
ステルとしてもよい。
および第3の部材を,ポリアミドあるいはポリエステル
ステルとしてもよい。
上記第1の部材を、ポリアミドあるいはポリエステルス
テルとし、第2の部材および第3の部材を、ポリオレフ
ィンとしてもよい。
テルとし、第2の部材および第3の部材を、ポリオレフ
ィンとしてもよい。
上記第1、第2および第3の部材はいずれも同一樹脂で
あってもよい。
あってもよい。
上記第1、第2および第3の部材はいずれも,ポリオレ
フィン、ポリアミドまたはポリエステルが好ましい。
フィン、ポリアミドまたはポリエステルが好ましい。
上記第1の部材の第2の面に、合成樹脂製のライナー材
からなる第4の部材を固着してもよい。
からなる第4の部材を固着してもよい。
さらに、上記第4の部材の第1の部材と反対側に、通気
性及び透水性を有する第5の部材を固着してもよい。
性及び透水性を有する第5の部材を固着してもよい。
上記第5の部材は、不織布、織布、フェルトあるいは網
状部材が適している。
状部材が適している。
上記第1の部材の第2の面に、合成樹脂あるいはゴムで
形成し・た多数の通孔を有するシートからなる第6の部
材を固着してもよい。
形成し・た多数の通孔を有するシートからなる第6の部
材を固着してもよい。
さらに、上記第6の部材の第1の部材と反対側に、通気
性及び透水性を有する第7の部材を固着してもよい。
性及び透水性を有する第7の部材を固着してもよい。
上記第7の部材は、不織布、織布、フエルトあるいは網
状部材が適している。
状部材が適している。
上記第1の部材の第2の面に、多数の突部を設けてもよ
い。
い。
また、本発明は、多数の突部を有する第1の面およびこ
の第1の面と反対側の第2の面とを備え、かつ突部間に
排水路が形威される第1の部材の突部側に向けて,通気
性および透水性を有する第2の部材および合成樹脂製の
第3の部材を供給する第1の工程と、第工の部材の突部
に第3の部材を介して第2の部材を固着する第2の工程
とを含むことを特徴とする排水シートの製造方法である
。
の第1の面と反対側の第2の面とを備え、かつ突部間に
排水路が形威される第1の部材の突部側に向けて,通気
性および透水性を有する第2の部材および合成樹脂製の
第3の部材を供給する第1の工程と、第工の部材の突部
に第3の部材を介して第2の部材を固着する第2の工程
とを含むことを特徴とする排水シートの製造方法である
。
なお,上記第1の工程には、溶融状態の合成樹脂シート
を上記第1の部材に或形する第3の工程を含ませてもよ
い。
を上記第1の部材に或形する第3の工程を含ませてもよ
い。
また、上記第{の工程には、第1の部材の第2の面に溶
融状態の合成樹脂製の第4の部材を供給して溶着する第
5の工程を含ませてもよい。
融状態の合成樹脂製の第4の部材を供給して溶着する第
5の工程を含ませてもよい。
上記第5の工程は、第4の工程とほぼ同時に行うことが
望ましい。
望ましい。
第1の部材と第2の部材の双方に対して第3の部材を接
着媒体として作用させ,第工の部材と第2の部材とを強
固に固着する。また、第1の部材と第2の部材との間に
第3の部材を接着媒体として介在させた排水シートを連
続的に製造する。
着媒体として作用させ,第工の部材と第2の部材とを強
固に固着する。また、第1の部材と第2の部材との間に
第3の部材を接着媒体として介在させた排水シートを連
続的に製造する。
以下、本発明に係る排水シートの第工の実施例を第1図
および第2図を参照しながら説明する。
および第2図を参照しながら説明する。
第1図および第2図中、符号(Sエ)は、第1の実施例
に係る排水シートを示している。この排水シート(S0
)は、表面(第1の面)(la)と裏面(第2の.面)
(lb)とを備えた合成樹脂製の基材シ一ト(第1の部
材)(l)を有している。この基材シ一ト(1)の表桶
には、ほぼ一定高さの多数の突部(2)が形成されてい
る。この突部(2)は、基材シ一ト(1)の裏面(1b
)側から表面(la)側へ突出する有底筒状を呈してい
る.この突部(2)の相互間には、使用時において、水
や蒸気を排出するための排水路(W)が形成されている
。
に係る排水シートを示している。この排水シート(S0
)は、表面(第1の面)(la)と裏面(第2の.面)
(lb)とを備えた合成樹脂製の基材シ一ト(第1の部
材)(l)を有している。この基材シ一ト(1)の表桶
には、ほぼ一定高さの多数の突部(2)が形成されてい
る。この突部(2)は、基材シ一ト(1)の裏面(1b
)側から表面(la)側へ突出する有底筒状を呈してい
る.この突部(2)の相互間には、使用時において、水
や蒸気を排出するための排水路(W)が形成されている
。
基材シ一ト(1)の裏面(1b)には,両面が平坦であ
るたとえば合成樹脂製のライナー材(第4の部材)(3
)が溶着されている。
るたとえば合成樹脂製のライナー材(第4の部材)(3
)が溶着されている。
基材シ一ト(1)の表面(1a)には多孔質シート(第
3の部材)(4)が重合され固着されている。この多孔
質シート(4)は、合成樹脂を過発泡することにより形
成されたものであり、多数の通気孔(4a)を有してい
る。これにより多孔質シート(4)は通気性および透水
性を有している。
3の部材)(4)が重合され固着されている。この多孔
質シート(4)は、合成樹脂を過発泡することにより形
成されたものであり、多数の通気孔(4a)を有してい
る。これにより多孔質シート(4)は通気性および透水
性を有している。
多孔質シート(4)の基材シ一ト1と反対側には、たと
えば合成繊維からなる不織布(第2の部材)(5)が固
着されている。
えば合成繊維からなる不織布(第2の部材)(5)が固
着されている。
上記多孔質シート(4)は、接着媒体として作用し、基
材シ一ト(1)と多孔質シート(4)とを独立的に固着
している, 例えば,基材シ一ト(1)と不織布(5)とが互いに溶
着不可能な樹脂で、多孔質シート(4)が基材シ一ト(
1)と溶着可能な樹脂の場合、基材シ一ト(1)と多孔
質シート(4)とは溶着され,不織布(5)と多孔質シ
ート(4)とはアンカー効果により固着される,具体例
を挙げれば、基材シ一ト(1)および多孔質シート(4
)は,ポリオレフィンより構成されたもの、不織布(5
)は、ボリアミドあるいはポリエステルより構威された
ものが用いられている。または、基材シ一ト(1)およ
び多孔質シート(4)は、ポリアミドあるいはポリエス
テルより構成されたもの、不織布(5)は、ポリオレフ
ィンより構或されたものが用いられている。
材シ一ト(1)と多孔質シート(4)とを独立的に固着
している, 例えば,基材シ一ト(1)と不織布(5)とが互いに溶
着不可能な樹脂で、多孔質シート(4)が基材シ一ト(
1)と溶着可能な樹脂の場合、基材シ一ト(1)と多孔
質シート(4)とは溶着され,不織布(5)と多孔質シ
ート(4)とはアンカー効果により固着される,具体例
を挙げれば、基材シ一ト(1)および多孔質シート(4
)は,ポリオレフィンより構成されたもの、不織布(5
)は、ボリアミドあるいはポリエステルより構威された
ものが用いられている。または、基材シ一ト(1)およ
び多孔質シート(4)は、ポリアミドあるいはポリエス
テルより構成されたもの、不織布(5)は、ポリオレフ
ィンより構或されたものが用いられている。
次に、例えば、基材シ一ト(1)と不織布(5)とが互
いに溶着不可能な樹脂で,多孔質シート(4)が不織布
(5)と溶着可能な樹脂の場合、不織布(5)と多孔質
シート(4)とは溶着され、基材シ一ト(1)と多孔質
シート(4)とはアンカー効果により固着される。具体
例を挙げれば、基材シ一ト(1)は、ポリオレフィンよ
り構成されたもの、不織布(5)および.多孔質シート
(4)は、ポリアミドあるいはポリエステルより構成さ
れたものが用いられている。または、基材シ一ト(1)
は、ポリアミドあるいはポリエステルより構成されたも
の、不織布(5)および多孔質シート(4)は,ポリオ
レフィンより構或されたものが用いられている。
いに溶着不可能な樹脂で,多孔質シート(4)が不織布
(5)と溶着可能な樹脂の場合、不織布(5)と多孔質
シート(4)とは溶着され、基材シ一ト(1)と多孔質
シート(4)とはアンカー効果により固着される。具体
例を挙げれば、基材シ一ト(1)は、ポリオレフィンよ
り構成されたもの、不織布(5)および.多孔質シート
(4)は、ポリアミドあるいはポリエステルより構成さ
れたものが用いられている。または、基材シ一ト(1)
は、ポリアミドあるいはポリエステルより構成されたも
の、不織布(5)および多孔質シート(4)は,ポリオ
レフィンより構或されたものが用いられている。
次に、例えば、基材シ一ト(1)と不織布(5)とが互
いに溶着可能な樹脂で、多孔質シート(4)が基材シ一
ト(1)および不織布(5)と溶着可能な樹脂の場合、
多孔質シート(4)は基材シ一ト(1)および不織布(
5)とそれぞれ溶着される。この場合,基材シ一ト(1
)、多孔質シート(4)及び不織布(5)は,いずれも
同一樹脂により構威されたものが用いられている。すな
わち、基材シ一ト(1)、多孔質シート(4)および不
織布(5)はいずれも、ポリオレフィン、ポリアミドま
たはポリエステルにより構成されたものが用いられてい
る。
いに溶着可能な樹脂で、多孔質シート(4)が基材シ一
ト(1)および不織布(5)と溶着可能な樹脂の場合、
多孔質シート(4)は基材シ一ト(1)および不織布(
5)とそれぞれ溶着される。この場合,基材シ一ト(1
)、多孔質シート(4)及び不織布(5)は,いずれも
同一樹脂により構威されたものが用いられている。すな
わち、基材シ一ト(1)、多孔質シート(4)および不
織布(5)はいずれも、ポリオレフィン、ポリアミドま
たはポリエステルにより構成されたものが用いられてい
る。
次に、例えば、多孔質シート(4)が基材シ一ト(1)
および不織布(5)のいずれにも溶着不可能な樹脂の場
合、多孔質シート(4)は基材シ一ト(1)および不織
布(5)とそれぞれアンカー効果により固着される。
および不織布(5)のいずれにも溶着不可能な樹脂の場
合、多孔質シート(4)は基材シ一ト(1)および不織
布(5)とそれぞれアンカー効果により固着される。
なお、上述のポリオレフィンは、酸変性ポリオレフィン
、ポリプロピレン、ポリエチレンを含む。
、ポリプロピレン、ポリエチレンを含む。
また、ライナー材(3)は、基材シ一ト(1)と溶着可
能な樹脂で構成されている。
能な樹脂で構成されている。
以上の構或によれば、多孔質シート(4)を接着媒体と
して作用し、基材シ一ト(1)および不織布(5)と独
立的に固着するので、基材シ一ト(1)と不織布(5)
とが相互に固着し難いものであっても、これらを強固に
固着することができる。
して作用し、基材シ一ト(1)および不織布(5)と独
立的に固着するので、基材シ一ト(1)と不織布(5)
とが相互に固着し難いものであっても、これらを強固に
固着することができる。
次に、このように構或された排水シート(S1)は、第
3図に示すように,例えばビルの屋上等の防水工法に使
用される. すなわち、排水シート(S1)は、ビルの屋上等に打設
されたコンクリート(l9)の上面に、不織布(5)が
下向き(コンクリート(19)側)となる状態で、密着
される。ついで、ライナー材(3)の上面に、ウレタン
やアスファルト等の防水材(20)が施工され、これに
より防水層が形成される。ついで、防水材(20)の上
面に、仕上げ材(2l)が施工される。
3図に示すように,例えばビルの屋上等の防水工法に使
用される. すなわち、排水シート(S1)は、ビルの屋上等に打設
されたコンクリート(l9)の上面に、不織布(5)が
下向き(コンクリート(19)側)となる状態で、密着
される。ついで、ライナー材(3)の上面に、ウレタン
やアスファルト等の防水材(20)が施工され、これに
より防水層が形成される。ついで、防水材(20)の上
面に、仕上げ材(2l)が施工される。
このように排水シート(Sエ)を施工すれば,コンクリ
ート(19)の表層に浸出してきた余剰水、あるいは硬
化後において発生した蒸気等は,第3図に矢印で示すよ
うに、排水シート(Sエ)の不織布(5)及び多孔質シ
ート(4)の通気孔(48)を通って、突部(2)間の
排水路(W)に流入し、要所要所に設けた図示しない排
水・脱気孔より外部に排出される.従って、余剰水や蒸
気の滞留によって生じる防水材(20)および仕上材(
21)の膨らみや剥離等は防止される. 次に、上記第1の実施例に係る排水シート(S1)の製
造方法について説明する。
ート(19)の表層に浸出してきた余剰水、あるいは硬
化後において発生した蒸気等は,第3図に矢印で示すよ
うに、排水シート(Sエ)の不織布(5)及び多孔質シ
ート(4)の通気孔(48)を通って、突部(2)間の
排水路(W)に流入し、要所要所に設けた図示しない排
水・脱気孔より外部に排出される.従って、余剰水や蒸
気の滞留によって生じる防水材(20)および仕上材(
21)の膨らみや剥離等は防止される. 次に、上記第1の実施例に係る排水シート(S1)の製
造方法について説明する。
第4図中、符号(6)は、合成樹脂シート(16)を用
いて基材シ一ト(第1の部材)(1)を成形するための
基材シ一ト成形装置を示している。この基材シ一ト成形
装置(6)は、一対のロール(7a)、(7b)を有し
ている。これらロール(7a)、(7b)間には、例え
ば金網等からなる網状の第1の無端ベルト(8)が掛け
渡されている。さらに、この第1の無端ベルト(8)の
外周側には、多数の貫通孔(9)を有する第2の無端ベ
ルト(IO)が掛け渡されている。
いて基材シ一ト(第1の部材)(1)を成形するための
基材シ一ト成形装置を示している。この基材シ一ト成形
装置(6)は、一対のロール(7a)、(7b)を有し
ている。これらロール(7a)、(7b)間には、例え
ば金網等からなる網状の第1の無端ベルト(8)が掛け
渡されている。さらに、この第1の無端ベルト(8)の
外周側には、多数の貫通孔(9)を有する第2の無端ベ
ルト(IO)が掛け渡されている。
また,第1の無端ベルト(8)の内周側には、合成樹脂
シート(16)を第2の無端ベルト(10)の貫通孔(
9)および第2の無端ベルト(8)を介して吸引するた
めの減圧箱(II)が設けられている。
シート(16)を第2の無端ベルト(10)の貫通孔(
9)および第2の無端ベルト(8)を介して吸引するた
めの減圧箱(II)が設けられている。
第2の無端ベルト(10)の外周側における吸引箱(1
1)より上流側には、合成樹脂シート(16)を第2の
無端ベルト(IO)へ供給するための第1の供給ロール
(41)が設けられている. また、第2の無端ベルト(10)の外周側における吸引
箱(11)より下流側には、合成樹脂シート(16)(
基材シ一ト(1))に、ライナー材(第4の部材)(3
)となる合成樹脂ライナー(17)を供給して重合固着
させることにより中間品(18)を形成するための第2
の供給ロール(42)が設けられている.ロール(7b
)の近傍には、中間品(l8)を搬送するための搬送装
置(l2)が設けられている.この搬送装置(l2)は
、ロール(7b)の近傍に配置されるロール(13a)
と、このロール(].3a)と相対する後方に配置され
るロール(.13 b )と、これらロール(13a)
およびロール(13b)間に掛け渡される無端ベルト(
14)とを有している。
1)より上流側には、合成樹脂シート(16)を第2の
無端ベルト(IO)へ供給するための第1の供給ロール
(41)が設けられている. また、第2の無端ベルト(10)の外周側における吸引
箱(11)より下流側には、合成樹脂シート(16)(
基材シ一ト(1))に、ライナー材(第4の部材)(3
)となる合成樹脂ライナー(17)を供給して重合固着
させることにより中間品(18)を形成するための第2
の供給ロール(42)が設けられている.ロール(7b
)の近傍には、中間品(l8)を搬送するための搬送装
置(l2)が設けられている.この搬送装置(l2)は
、ロール(7b)の近傍に配置されるロール(13a)
と、このロール(].3a)と相対する後方に配置され
るロール(.13 b )と、これらロール(13a)
およびロール(13b)間に掛け渡される無端ベルト(
14)とを有している。
ロール(13b)の近傍には、中間品(l8)の基材シ
一ト(1)に、多孔質シート(第2の部材)(4)を介
して不織布(第3の部材)(5)を重合固着するための
第3の供給ロール(43)が配置されている。
一ト(1)に、多孔質シート(第2の部材)(4)を介
して不織布(第3の部材)(5)を重合固着するための
第3の供給ロール(43)が配置されている。
このように構或された製造装置において、先ず、図示し
ない押出機及びTダイから供給されるポリオレフィン等
からなる溶融(メルト)状態の合成樹脂シート(16)
が、第1の供給ロール(41)によって、第1の無端ベ
ルト(10)の外周面上へ供給される。
ない押出機及びTダイから供給されるポリオレフィン等
からなる溶融(メルト)状態の合成樹脂シート(16)
が、第1の供給ロール(41)によって、第1の無端ベ
ルト(10)の外周面上へ供給される。
この合成樹脂シート(l6)は,減圧箱(1l)による
減圧作用によって,第2の無端ベルト(8)および第1
の無端ベルト(10)を介して吸引される。
減圧作用によって,第2の無端ベルト(8)および第1
の無端ベルト(10)を介して吸引される。
これにより、合成樹脂シート(l6)の貫通孔(9)に
対応する部分は、第2の無端ベルト(10)の回転に伴
って順次貫通孔(9)内へ吸い込まれる。このとき、第
2の無端ベルト(10)の内周側には第1の無端ベルト
(8)が設けられているので、合成樹脂シート(16)
はこの第1の無端ベルト(8)の位置まで吸い込まれる
。これにより、前述したような,表面にほぼ一定高さの
多数の突部(2)を有する基材シ一ト(1)が或形され
る。
対応する部分は、第2の無端ベルト(10)の回転に伴
って順次貫通孔(9)内へ吸い込まれる。このとき、第
2の無端ベルト(10)の内周側には第1の無端ベルト
(8)が設けられているので、合成樹脂シート(16)
はこの第1の無端ベルト(8)の位置まで吸い込まれる
。これにより、前述したような,表面にほぼ一定高さの
多数の突部(2)を有する基材シ一ト(1)が或形され
る。
ついで、第2の無端ベルト(10)によって搬送される
合成樹脂シート(16)(基材シ一ト(1))の外周側
すなわち裏面(1b)側には、第2の供給ロール(42
)によって、ポリオレフィン等からなる溶融状の合成樹
脂ライナー(l7)が供給され重合溶着されてライナー
材(3)とされる。これにより、基材シ一ト(1)の裏
面(ib)にライナー材(3)を溶着した状態の中間品
(18)が形威される。
合成樹脂シート(16)(基材シ一ト(1))の外周側
すなわち裏面(1b)側には、第2の供給ロール(42
)によって、ポリオレフィン等からなる溶融状の合成樹
脂ライナー(l7)が供給され重合溶着されてライナー
材(3)とされる。これにより、基材シ一ト(1)の裏
面(ib)にライナー材(3)を溶着した状態の中間品
(18)が形威される。
この中間品(18)は、基材シ一ト成形装置(6)から
後方の搬送装置(12)へ搬送される。この搬送装置(
l2)では、中間品(18)は,基材シ一ト(1)の表
面(1a)側が外周側となる状態で搬送される。
後方の搬送装置(12)へ搬送される。この搬送装置(
l2)では、中間品(18)は,基材シ一ト(1)の表
面(1a)側が外周側となる状態で搬送される。
ついで、図示しないTダイから,発泡剤を混入させて過
発泡させた酸変性ボレオリフィン等からなる溶融状の多
孔質シート(第3の部材)(4)が、第3の供給ロール
(43)によって、搬送装置(12)によって搬送され
る中間品(l8)の基材シ一ト(1)の表面(la)側
に供給される。これとほぼ同時に、多孔質シート(4)
と第3の供給ロール(43)との間に、不織布(第2の
部材)(5)が供給される。
発泡させた酸変性ボレオリフィン等からなる溶融状の多
孔質シート(第3の部材)(4)が、第3の供給ロール
(43)によって、搬送装置(12)によって搬送され
る中間品(l8)の基材シ一ト(1)の表面(la)側
に供給される。これとほぼ同時に、多孔質シート(4)
と第3の供給ロール(43)との間に、不織布(第2の
部材)(5)が供給される。
これにより、多孔質シート(4)は、多数の通気孔(4
a)が形成されている状態で、基材シ一ト(1)の突部
(2)に熱接着される。この熱接着のときの熱は例えば
多孔質シート(4)の溶融熱が利用される.また,不織
布(5)は,溶融状態の多孔質シート(l)を接着媒体
として,基材シ一ト(1)の突部(2)のたとえば頂部
に固着される。
a)が形成されている状態で、基材シ一ト(1)の突部
(2)に熱接着される。この熱接着のときの熱は例えば
多孔質シート(4)の溶融熱が利用される.また,不織
布(5)は,溶融状態の多孔質シート(l)を接着媒体
として,基材シ一ト(1)の突部(2)のたとえば頂部
に固着される。
このようにして、ライナー材(3),基材シ一ト(1)
、多孔質シート(4)および不織布(5)が一体となっ
た排水シート(S1)が製造される。
、多孔質シート(4)および不織布(5)が一体となっ
た排水シート(S1)が製造される。
次に、上記装置を用いた排水シート(S1)の製造実施
例を説明する。
例を説明する。
実施例1
基材シ一ト(1)用樹脂としてポリプロピレン(商品名
日石ポリプロE610G:日本石油化学株式会社製)、
多孔質シート(4)用樹脂としてMF R0.5g/1
0minのポリプロピレン(商品名 日石ボリプロE6
10G:日本石油化学株式会社W)99部にアゾジカル
ボン酸アミド発泡材(商品名セルマイク1031A :
三協化或株式会社製)′l部をドライブレンドしたもの
,不織布(5)として50 g /+n2のポリプロピ
レン製不織布(商品名シンテックスシート:三井石油化
学株式会社製)を用いた。また、基材シ一ト(1)の或
形樹脂温度は250℃、多孔質シート(4)の或形樹脂
温度は220℃、不織布(5)は常温、或形速度は5m
/min、製品(排水シート(Sエ)の坪量は330g
/ rrr、製品の厚みは4mmとした。このような条
件で排水シート(S1)を製造したところ、接着性に優
れ、しかも排水性の良好な排水シート(S1)が得られ
た。
日石ポリプロE610G:日本石油化学株式会社製)、
多孔質シート(4)用樹脂としてMF R0.5g/1
0minのポリプロピレン(商品名 日石ボリプロE6
10G:日本石油化学株式会社W)99部にアゾジカル
ボン酸アミド発泡材(商品名セルマイク1031A :
三協化或株式会社製)′l部をドライブレンドしたもの
,不織布(5)として50 g /+n2のポリプロピ
レン製不織布(商品名シンテックスシート:三井石油化
学株式会社製)を用いた。また、基材シ一ト(1)の或
形樹脂温度は250℃、多孔質シート(4)の或形樹脂
温度は220℃、不織布(5)は常温、或形速度は5m
/min、製品(排水シート(Sエ)の坪量は330g
/ rrr、製品の厚みは4mmとした。このような条
件で排水シート(S1)を製造したところ、接着性に優
れ、しかも排水性の良好な排水シート(S1)が得られ
た。
実施例2
基材シ一ト(1)用樹脂としてポリプロピレン(商品名
日石ポリプロE610G:日本石油化学株式会社製)
、多孔質シート(4)用樹脂としてMF R0.5g/
10分のポリプロピレン(商品名 日石ポリプロE61
0G:日本石油化学株式会社製)99部にアゾジカル・
ボン酸アミド発抱材(商品名セルマイク1031A :
三協化成株式会社m)1部をドライブレンドしたもの、
不織布(5)として50g/m2のナイロン製不織布(
商品名スパンボンドN1070 :株式会社アオノfR
)を用いた。また、基材シ一ト(1)の或形樹脂温度は
250℃,多孔質シート(4)の或形樹脂温度は220
℃,不織布(5)は常温、成形速度は5m/win.製
品(排水シート(SL))の坪量は330g/ボ、製品
の厚みは4n+mとした。このような条件?排水シート
(Sエ)を製造したところ、上記と同様に、接着性に優
れ、しかも排水性の良好な排水シート(S1)が得られ
た。
日石ポリプロE610G:日本石油化学株式会社製)
、多孔質シート(4)用樹脂としてMF R0.5g/
10分のポリプロピレン(商品名 日石ポリプロE61
0G:日本石油化学株式会社製)99部にアゾジカル・
ボン酸アミド発抱材(商品名セルマイク1031A :
三協化成株式会社m)1部をドライブレンドしたもの、
不織布(5)として50g/m2のナイロン製不織布(
商品名スパンボンドN1070 :株式会社アオノfR
)を用いた。また、基材シ一ト(1)の或形樹脂温度は
250℃,多孔質シート(4)の或形樹脂温度は220
℃,不織布(5)は常温、成形速度は5m/win.製
品(排水シート(SL))の坪量は330g/ボ、製品
の厚みは4n+mとした。このような条件?排水シート
(Sエ)を製造したところ、上記と同様に、接着性に優
れ、しかも排水性の良好な排水シート(S1)が得られ
た。
次に,本発明に係る排水シートの第2の実施例を第5図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
この実施例に係る排水シート(S2)では、上記第1の
実施例にかかる排水シート(S■)のライナー材(第4
の部材)(3)の代わりに、多孔質シート(第6の部材
)(24)及び不織布(第7の部材)(25)がこの順
に基材シ一ト(1)の裏面(1b)に重合され固着され
ている。
実施例にかかる排水シート(S■)のライナー材(第4
の部材)(3)の代わりに、多孔質シート(第6の部材
)(24)及び不織布(第7の部材)(25)がこの順
に基材シ一ト(1)の裏面(1b)に重合され固着され
ている。
なお、第6の部材(24)は,多孔質シートに限らず,
合成樹脂あるいはゴムで形成した多数の通孔を有するシ
ートであればよい。また、第7の部材(25)は、不織
布に限らず、通気性および透水性を有していれば、織布
、フェルトあるいは網状部材でもよい. 次に、上記第2の実施例に係る排水シート(S2)の製
造方法について説明する。
合成樹脂あるいはゴムで形成した多数の通孔を有するシ
ートであればよい。また、第7の部材(25)は、不織
布に限らず、通気性および透水性を有していれば、織布
、フェルトあるいは網状部材でもよい. 次に、上記第2の実施例に係る排水シート(S2)の製
造方法について説明する。
第6図に示すように、第2の無端ベルト(10)によっ
て搬送される溶融状の合戊樹脂シート(l6)(基材シ
一ト(1))と第2の供給ロール(42)との間に、溶
融状の多孔質シート(24)および不織布(25)が、
多孔質シート(24)が合成樹脂シート(16)側とな
るように、かつほぼ同時に供給される.これにより第2
の無端ベルト(IO)と第2の供給ロール(42)の回
転に伴って、基材シ一ト(1)の裏面(1b)に,多孔
質シート(24)および不織布(25)をこの順に重合
して固着した中間品(28)が形成される.以下は、上
記第1の実施例に係る排水シート(S1)の製造方法と
同様である。
て搬送される溶融状の合戊樹脂シート(l6)(基材シ
一ト(1))と第2の供給ロール(42)との間に、溶
融状の多孔質シート(24)および不織布(25)が、
多孔質シート(24)が合成樹脂シート(16)側とな
るように、かつほぼ同時に供給される.これにより第2
の無端ベルト(IO)と第2の供給ロール(42)の回
転に伴って、基材シ一ト(1)の裏面(1b)に,多孔
質シート(24)および不織布(25)をこの順に重合
して固着した中間品(28)が形成される.以下は、上
記第1の実施例に係る排水シート(S1)の製造方法と
同様である。
次に、本発明に係る排水シートの第3の実施例を第7図
を参照しながら説明する. この実施例に係る排水シート(S3)では、上記第1の
実施例に係る排水シート(S1)のライナー材(第4の
部材)(3)の基材シ一ト(1)と反対側に、不織布(
第5の部材)(35)が重合され固着されている。
を参照しながら説明する. この実施例に係る排水シート(S3)では、上記第1の
実施例に係る排水シート(S1)のライナー材(第4の
部材)(3)の基材シ一ト(1)と反対側に、不織布(
第5の部材)(35)が重合され固着されている。
なお、第5の部材(35)は、不織布に限らず、通気性
および透水性を有していれば、例えば織布,フェルトあ
るいは網状部材でもよい。
および透水性を有していれば、例えば織布,フェルトあ
るいは網状部材でもよい。
次に、上記第3の実施例に係る排水シ一ト(S,)の製
造方法について説明する。
造方法について説明する。
第4図に示すように、ライナー材(第4の部材)(3)
となる溶融状態の合成樹脂ライナー(17)の供給時に
、2点鎖線で示すように,不織布(第5の部材)(35
)がほぼ同時に供給される。これにより第2の無端ベル
ト(10)と第2の供給ロール(42)の回転に伴って
、基材シ一ト(1)の裏面(lb)に、ライナー材(3
)および不織布(35)をこの順に重合して固着した中
間体(図示a18)が形成される。以下は、上記第1の
実施例に係る排水シート(S0)の製造方法と同様であ
る。
となる溶融状態の合成樹脂ライナー(17)の供給時に
、2点鎖線で示すように,不織布(第5の部材)(35
)がほぼ同時に供給される。これにより第2の無端ベル
ト(10)と第2の供給ロール(42)の回転に伴って
、基材シ一ト(1)の裏面(lb)に、ライナー材(3
)および不織布(35)をこの順に重合して固着した中
間体(図示a18)が形成される。以下は、上記第1の
実施例に係る排水シート(S0)の製造方法と同様であ
る。
第2、第3の実施例のように、基材シ一ト(1)の裏面
(Ib)#に不織布(25)、(35)を設けると、第
3図に示す防水工法に排水シート(S2)、(S3)を
使用した場合、防水材(20)と不織布(25)、(3
5)との接着性が向上し、排水シート(sa)、(S,
)に対する防水材(防水層)(20)の剥離強度を高め
ることができる。
(Ib)#に不織布(25)、(35)を設けると、第
3図に示す防水工法に排水シート(S2)、(S3)を
使用した場合、防水材(20)と不織布(25)、(3
5)との接着性が向上し、排水シート(sa)、(S,
)に対する防水材(防水層)(20)の剥離強度を高め
ることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることはなく、例
えば、第1の実施例に係る排水シート(Sエ)において
、基材シ一ト(1)の裏面(ib)に固着したライナー
材(3)を廃止したり,または、ライナー材(3)の代
わりに,基材シ一ト(1)の表面側に固着した多孔質シ
ート(4)と同様の多孔質シートを固着してもよい。
えば、第1の実施例に係る排水シート(Sエ)において
、基材シ一ト(1)の裏面(ib)に固着したライナー
材(3)を廃止したり,または、ライナー材(3)の代
わりに,基材シ一ト(1)の表面側に固着した多孔質シ
ート(4)と同様の多孔質シートを固着してもよい。
また、第3の部材は、合成樹脂を過発泡することにより
形成した多孔質シートとしたが、これに限らず、例えば
パンチ穴やホットメルト等による多数の通孔を有するシ
ートでもよい。
形成した多孔質シートとしたが、これに限らず、例えば
パンチ穴やホットメルト等による多数の通孔を有するシ
ートでもよい。
また、上記実.施例では,基材シ一ト(1)を成形した
後、多孔質シート(4)および不織布(5〉を固着する
工程を一連の工程としたが、これに限定されることはな
く、表面(1a)に突部(2)を有する既製の基材シ一
ト(1)に、上記のような方法で、多孔質シート(4)
および不織布(5)を固着してもよい. さらに,第1の部材は、第2の面にも多数の突部を有す
るものでもよい。すなわち、第1の部材は,例えば、そ
の両面に突部を有している基材シ一トでもよく、また一
方向に連続する波板状の基材シ一トでもよく、また突部
の形状は截頭円錐形、截頭三角錐状等としてもよい6 第2の部材は,不織布に限らず,通気性および透水性を
有していれば、例えば織布、フェルトあるいは網状部材
(例えば金網等)でもよい。
後、多孔質シート(4)および不織布(5〉を固着する
工程を一連の工程としたが、これに限定されることはな
く、表面(1a)に突部(2)を有する既製の基材シ一
ト(1)に、上記のような方法で、多孔質シート(4)
および不織布(5)を固着してもよい. さらに,第1の部材は、第2の面にも多数の突部を有す
るものでもよい。すなわち、第1の部材は,例えば、そ
の両面に突部を有している基材シ一トでもよく、また一
方向に連続する波板状の基材シ一トでもよく、また突部
の形状は截頭円錐形、截頭三角錐状等としてもよい6 第2の部材は,不織布に限らず,通気性および透水性を
有していれば、例えば織布、フェルトあるいは網状部材
(例えば金網等)でもよい。
第3の部材は、多孔質シートに限定されることはなく、
少なくとも第1の部材の突部と第2の部材との間に介在
して第1と第2の部材を重合状態に固着できるものであ
ればよく、また、合成樹脂に限らず、例えばゴム等でも
よい。
少なくとも第1の部材の突部と第2の部材との間に介在
して第1と第2の部材を重合状態に固着できるものであ
ればよく、また、合成樹脂に限らず、例えばゴム等でも
よい。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、第1の部材と第2
の部材とを第3の部材を接着媒体とすることにより強固
に固着することができ、ビルの屋上等の防水やその他の
コンクリート構築物等の排水用として、広く用いること
ができる。また、第1の部材と第2の部材とを第3の部
材を接着媒体として連続的に固着することができるので
、製造性にも優れる。
の部材とを第3の部材を接着媒体とすることにより強固
に固着することができ、ビルの屋上等の防水やその他の
コンクリート構築物等の排水用として、広く用いること
ができる。また、第1の部材と第2の部材とを第3の部
材を接着媒体として連続的に固着することができるので
、製造性にも優れる。
第1図は,本発明に係る排水シートの第1の実施例を一
部切欠いて示す斜視図、 第2図は、第1図に於けるx−xiに沿う断面図、 第3図は、第1の実施例の排水シートを防水工法に使用
する場合を説明するための断面図、第4図は、第1の実
施例に係る排水シートの製造方法を説明するための図、 第5図は、本発明に係る排水シートの第2の実施例を示
す断面図、 第6図は、第2の実施例に係る排水シートの製造方法を
説明するための図、 第7図は、本発明に係る排水シートの第3の実施例を示
す断面図である。 (4)第3の部材(多孔質シ一ト) (5)第2の部材(不織布) (24)第6の部材(多孔質シート) (35)第5の部材(不織布) (25)第7の部材(不織布) (1)第1の部材(基材シ一ト) (la)表面(
lb)jK面 (2)突部(3)
第4の部材(ライナー材) 第2図 1b 2 3 1 l 第7図
部切欠いて示す斜視図、 第2図は、第1図に於けるx−xiに沿う断面図、 第3図は、第1の実施例の排水シートを防水工法に使用
する場合を説明するための断面図、第4図は、第1の実
施例に係る排水シートの製造方法を説明するための図、 第5図は、本発明に係る排水シートの第2の実施例を示
す断面図、 第6図は、第2の実施例に係る排水シートの製造方法を
説明するための図、 第7図は、本発明に係る排水シートの第3の実施例を示
す断面図である。 (4)第3の部材(多孔質シ一ト) (5)第2の部材(不織布) (24)第6の部材(多孔質シート) (35)第5の部材(不織布) (25)第7の部材(不織布) (1)第1の部材(基材シ一ト) (la)表面(
lb)jK面 (2)突部(3)
第4の部材(ライナー材) 第2図 1b 2 3 1 l 第7図
Claims (2)
- (1)多数の突部を有する第1の面およびこの第1の面
と反対側の第2の面とを備え、かつ前記突部間に排水路
が形成される合成樹脂製の第1の部材と、通気性および
透水性を有する第2の部材と、前記第1の部材の少なく
とも前記突部と前記第2の部材との間に介在することに
より、前記第1の部材と前記第2の部材とを重合状態に
固着させる第3の部材 とを具備したことを特徴とする排水シート。 - (2)多数の突部を有する第1の面およびこの第1の面
と反対側の第2の商とを備え、かつ前記突部間に排水路
が形成される第1の部材の前記突部側に向けて、通気性
および透水性を有する第2の部材および合成樹脂製の第
3の部材を供給する第1の工程と、 前記第1の部材の前記突部に前記第3の部材を介して前
記第2の部材を固着する第2の工程とを含むことを特徴
とする排水シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15473289A JPH0321441A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 排水シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15473289A JPH0321441A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 排水シート及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321441A true JPH0321441A (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=15590727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15473289A Pending JPH0321441A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 排水シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321441A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6943658B2 (en) | 1999-11-23 | 2005-09-13 | Intel Corporation | Integrated transformer |
JP2006026930A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Okumura Corp | 二重遮水シート及びその製造方法 |
JP2006043639A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Okumura Corp | 廃棄物処分場等の遮水構造 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP15473289A patent/JPH0321441A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6943658B2 (en) | 1999-11-23 | 2005-09-13 | Intel Corporation | Integrated transformer |
US7791447B2 (en) | 1999-11-23 | 2010-09-07 | Intel Corporation | Integrated transformer |
US7982574B2 (en) | 1999-11-23 | 2011-07-19 | Intel Corporation | Integrated transformer |
JP2006026930A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Okumura Corp | 二重遮水シート及びその製造方法 |
JP2006043639A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Okumura Corp | 廃棄物処分場等の遮水構造 |
JP4629383B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2011-02-09 | 株式会社奥村組 | 廃棄物処分場等の遮水構造 |
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