JPH03213551A - ピッチ繊維製造装置 - Google Patents

ピッチ繊維製造装置

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Publication number
JPH03213551A
JPH03213551A JP2005832A JP583290A JPH03213551A JP H03213551 A JPH03213551 A JP H03213551A JP 2005832 A JP2005832 A JP 2005832A JP 583290 A JP583290 A JP 583290A JP H03213551 A JPH03213551 A JP H03213551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
net conveyor
intake duct
air
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP2005832A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Takimoto
滝本 直行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOUSOKU SEIMITSU KOGYO KK
Original Assignee
TOUSOKU SEIMITSU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOUSOKU SEIMITSU KOGYO KK filed Critical TOUSOKU SEIMITSU KOGYO KK
Priority to JP2005832A priority Critical patent/JPH03213551A/ja
Publication of JPH03213551A publication Critical patent/JPH03213551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は1石炭、石油ピッチを原料としてメルトブロ
ー法によりピッチ繊維を製造する装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 高軟化点の石炭、石油ピッチを加熱溶融状態で多数の紡
糸ノズルから押し出すとともに、これに高速の気体を吹
きつけて、原料ピッチを多数の微細繊維からなる繊維流
に形成し、これらを移動する捕集面に回収するようにし
た装置は公知である(例えば特開昭62−90320号
公報)。
(発明が解決しようとする課題) この場合、前記繊維流を捕集してウェブに形成する集繊
機構は、この繊維流を常時一方に移行するネットコンベ
ヤの上面に受けるとともに、このネットコンベヤの送り
側下部に添設した吸引装置によりネットコンベヤを透し
て繊維流を強制的にコンベヤ面に誘導することが行われ
ているが、上記繊維流は多数の微細繊維の集合体である
から、これら繊維を完全に一致して下方に向わせること
は極めて困難であり、流下途中で相互にからみ合って混
乱状態となるおそれがある。
(課題を解決するための手段) これに対し、この発明は前記紡糸ノズル先端とネットコ
ンベヤ上面との間に流下する繊維流を囲んで直筒状の誘
導筒を垂設するとともに、この誘導筒の上端口縁に空気
吹出し管を設けて空気流により繊維流を下方に正しく誘
導するようにし、さらにネットコンベヤの内側にはネッ
トコンベヤを透して作用する吸気ダクトならびにコンベ
ヤの目詰りを防止するダクトを配設して」二記従来の不
具合を防止してなるものである。
(発明の実施例) この発明の実施例を図面について説明するに当り、まず
、装置全体の概略を原料が処理される順序に従って説明
すると、第1図の全体図において、ホッパー7に収容さ
れた原料は押出機1により加熱溶融状態に加熱されたの
ち、ギヤポンプ24を介して紡糸ダイス25に送り込ま
れ紡糸ノズルから下方に紡出される。ここで同時に熱風
エアー吹込管31から導入された加熱空気に包まれて延
伸細化され左右方向に横列する多数本のピッチ繊維とな
り集繊機構42のネットコンベア43上に捕集されてウ
ェブを形成するものである。
以下、各部分の機構を詳細に説明すると、第2図におい
て1は押出機であって、シリンダー2とこのシリンダー
2に連なる軸受台3にわたって一連のスクリュー軸4を
貫挿して構成されている。このスクリュー軸4のスクリ
ュ一部分5を囲むシリンダー2の外周面には複数個の筒
状のヒーター6・・が巻装され、ホッパー7から供給さ
れる原料を常に溶融状態に保持している。
ホッパー7は頂面閉塞された密閉体として作られ、頂面
に原料供給キャップ8、のぞき窓9を有するとともに、
頂面と円錐部下方に真空口10,11、また円筒部周面
にはヒーター12および温度センサー13が付設されて
いる。このホッパー7の下端は開閉コック14を経て傾
斜筒15に連なり、この傾斜筒15の下端は予めシリン
ダー2の基端に立設された短管状の原料押込筒16の下
端に連通している。
この原料押込筒J6は、上端をキャップにより密封され
ているとともに、内部には傾斜筒15を通って流下して
くる原料を常時シリンダー2内に圧送するための送りら
せん17が垂設され減速モーター18により回転される
ようになっている。なお、I9は傾斜筒15に巻装され
たヒーター、20はシリンダー2に止着された熱電対ホ
ルダー、21はシリンダー2内に通ずるペレドピッチ脱
気筒、22はスクリュー軸4の一端に取りつけられ、基
台に設けた減速モーター23により駆動されるスプロケ
ットホイールである。
さて、上記押出機1のシリンダー2先端より押し出され
た溶融原料は、ギヤポンプ24を介して紡糸ダイス25
に送り込まれる。この紡糸ダイス25は第3図乃至第5
図ならびに第6図の内部説明図に明らかなように、左右
方向に長い角棒状のダイス本体26と、このダイス本体
26の下面に嵌合止着され多数の紡糸ノズル27a・・
を有するノズル本体27とこのノズル本体27の下方に
所定の間隔をおいて配置− された上面が波状のニアリップ板28で構成され、全体
は1つのケーシング内に収められている。
ダイス本体26は、第3図、第5図ならびに第6図に明
らかなように周面および上面をヒーター29・・で被包
されているとともに、上面中心に溶融原料導入口30、
前後面に各2個の熱風エアー吹込管31・・・を有し、
原料導入口30の下方は左右方向に拡がるスリット状部
分32を通ってノズル本体27に分散導入される。いっ
ぽう熱風エアー吹込管31・・・から各吹きこまれた加
熱空気は、円筒状空洞33.33に入り、この空洞と接
線方向に設けられた各吹出し管34・・を介して下方に
向い、こうして溶融原料はノズル本体27の中央凹陥部
35に、また加熱空気はノズル本体27の周縁孔36・
・・に入る。
ノズル本体27の中央凹陥部35の底面には多数の紡糸
ノズル27a・・・がその各下端をエアクリップ板28
の各紡糸孔に位置して透設されているとともに、その上
方に当る中央凹陥部35内には予め300メツシユ、2
00メツシユの2枚の金網を重ね合わせて形成されたフ
ィルター37および縦列として小孔を設けたブレーカ−
プレート38が嵌合されている。
ニアリップ板28は、断面波状に作られ、その中央谷部
に紡糸ノズル27a・・・の各先端が位置する紡糸孔3
9・・・が−列に設けられているが、この中央谷部の両
側にはそれぞれ低い隆条40,40を介して前後谷部4
 ]、 、 41が設けられ、前記ダイス本体26に吹
き込まれた加熱空気はノズル本体27の周縁孔36・・
・を通って、−旦、この前後谷部41.41上面に吹き
つけられたのち、隆条40,40を越えて紡糸孔39・
・に入り下方に出るようになっている。
こうして各紡糸ノズル27a・・・の先端からは連続的
に糸状のピッチが紡出され、これらピッチ繊維は前記第
1図に示す集繊機構42に捕集され所定幅のマット状と
されるが、このネットコンベヤ43上面と前記ニアリッ
プ板28下面との間には断面方形状の誘導筒44が垂設
されている。
この誘導筒44は断面方形状の置部であって、第1図お
よび第7図に示すように4個の角筒45・・・を着脱可
能に接続して形成され、上方の2個の角筒をブラケット
46.46により基台に固定しである。そツー して上端口縁には下面にスリット状のノズル47を透設
した空気吹出し管48.48が前後に横設され、かつ図
示してないが、適所に空気流量計、空気調整弁、減圧弁
が付設されている。この誘導筒44の下端はネットコン
ベヤ43上面より約35mmの高さに設けられている。
ネットコンベヤ43は、第1図に明らがなうに側方から
みて三角形状に張設された3n+m角のステンレス製の
無端網板であって、その送り側ベルト面の下面に近接し
て、誘導筒44直下に吸気ダクト49、同じく誘導筒の
前方下方に補助吸気ダクト5oが付設され、また戻り側
ベルト面を上下から挾んで清掃用送気ダクト51、清掃
用吸気ダクト52が対設されている。さらに送り側ベル
ト上方には誘導筒44とベルト先端との間に当る部分の
上方および両側方を覆ってカバー53が設けられている
。なお、同図において54はこのネットコンベヤ43を
移行するための減速モーターである。
(発明の効果) 以上の構成において、この発明は特に集繊機構42を形
成するネットコンベヤ43とダイス本体26との間に誘
導筒44を介設し、その上端口縁に設けた空気吹出し管
48.48より下向気流を発生させて繊維流を下方に正
しく誘導させるとともに、ネットコンベヤ43の送り側
ベルト面下面には吸気ダクト49および補助吸気ダクト
50を設け、また戻り側ベルト面を上下から挾んで清掃
用の送気ダクト51、同吸気ダクト52を設けて効率的
な集繊ならびにネット面の目詰り防止が行われるように
したから、安定した操業を続けることができる。
以上のようにこの発明においてはダイス本体26の下端
から連続的に流下する繊維流を、誘導筒44および吸気
ダクト49、補助空気ダクト50によりネットコンベヤ
43上面に強制的に捕集して一様のウェブとし、所要幅
の不織布を連続的に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図は全体側面図、
第2図は押出機ならびにホッパ一部分の断面側面図、第
3図乃至第6図は紡糸ダイスを示し、第3図は紡糸ダイ
スの平面図、第4図は同じく一部断面正面図、第5図は
断面側面図、第6図は同じく分解して示した説明斜面図
、第7図は誘導筒を前方よりみた斜面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)供給されたピッチ原料を加熱して溶融状態で紡糸
    ダイスに送り込む押出機と、送り込まれた原料を紡糸ノ
    ズルを介して多数の糸状とし、同時に加熱空気を吹きつ
    けて繊維流とするダイス本体と、この繊維流をネットコ
    ンベヤ上に捕集してマット状に集成する集繊機構よりな
    るものにおいて、前記紡糸ダイスとその直下に当るネッ
    トコンベヤ上面との間には繊維流を囲んで位置する断面
    方形状で、かつ上縁に内部下方に向けて空気を噴出する
    空気吹出し管を対設した誘導筒が垂設され、さらにネッ
    トコンベヤには上記誘導筒の直下に当る送り側ベルト面
    下方に吸気ダクト、この吸気ダクトの前方に補助吸気ダ
    クト、また戻り側ベルト面を上下から挾んで清掃用送気
    ダクト、同吸気ダクトが各配設されていることを特徴と
    するピッチ繊維製造装置。
JP2005832A 1990-01-12 1990-01-12 ピッチ繊維製造装置 Pending JPH03213551A (ja)

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JP2005832A JPH03213551A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 ピッチ繊維製造装置

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