JPH03213262A - ジャイロ加工方法及び装置 - Google Patents

ジャイロ加工方法及び装置

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JPH03213262A
JPH03213262A JP689690A JP689690A JPH03213262A JP H03213262 A JPH03213262 A JP H03213262A JP 689690 A JP689690 A JP 689690A JP 689690 A JP689690 A JP 689690A JP H03213262 A JPH03213262 A JP H03213262A
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JP
Japan
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workpiece
machining
gyro
processing
relative speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP689690A
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English (en)
Inventor
Hisamine Kobayashi
久峰 小林
Naoki Harada
直樹 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tipton Manufacturing Corp
Original Assignee
Tipton Manufacturing Corp
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Publication date
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Priority to JP689690A priority Critical patent/JPH03213262A/ja
Publication of JPH03213262A publication Critical patent/JPH03213262A/ja
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、セラミックス製品などの硬脆材製の工作物
を加工することを目的としたジャイロ加工方法及び装置
に関する。
(従来の技術) 従来、セラミックス製品のバレル加工における工作物と
研磨材との相対速度は、一般に等速度で行われている。
(発明により解決すべき課題) 従来、硬脆材よりなる製品のバレル加工に際しては、工
作物と研磨材との相対速度を大きくとると、エツジにチ
ッピングを生じるおそれがあるので、相対速度をなるべ
く小さくして加工している。
相対速度を小さくして加工すると、表面あらさについて
は満足すべき結果を期待できるが、研磨効率か低下する
問題点があった。
従って、加工時間を短縮すると共に、工作物にエツジに
チッピングを生じさせないような加工方法の開発が要請
されていた。
(課題を解決する為の手段) 然るにこの発明は、加工初期に対応して工作物と、研磨
材との相対速度を制御することにより、前記従来の問題
点を解決したのである。
即ちこの発明は、回転する加工槽内の研鴎材中へ工作物
を挿入して加工するジャイロ加工方法において、加工初
期には研磨材と工作物との相対速度を小さくし、加工の
進行に伴い順次相対速度を上昇させることを特徴とした
ジャイロ加工方法である。
また、工作物を自転及び公転させると共に、工作物の公
転中心を加工槽の回転中心と偏心させることを特徴とし
たものである。次に、加工槽の回転を低速より順次高速
に上昇させることを特徴としたものである。
また装置の発明は、回転自在に架設された加工槽内の研
磨材中に工作物を自転、公転可能に挿入して加工するジ
ャイロ加工装置において、加工槽の上方に設置したター
レットに工作物を同心円周上に取付け、前記ターレット
の回転軸に対し、前記加工槽の回転軸を偏心させて架設
したことを特徴とするジャイロ加工装置である。
また、他の装置の発明は、回転自在に架設された加工槽
内の研磨材中に工作物を自転、公転可能に挿入して加工
するジャイロ加工装置において、加工槽を回転させるモ
ータ回路に回転制御器を介装したことを特徴とするジャ
イロ加工装置である。
次に、回転制御器を周波数インバータとしたものである
前記における相対速度の制御については、加工槽内にお
ける工作物の挿入場所を規制し、又は加工槽の回転速度
を規制したが、工作物の自転速度又は公転速度により制
御することもできる。前記各方法中どの方法を採用する
かは、工作物の材質、形状、目的とする仕上げ状態など
を勘案して定める。
前記における好適な相対速度は、工作物の材質及び形状
で異なるので、実験的に求められる。また、加工槽に入
れるのは、従来普通に使用されている研磨材の外に、必
要に応じコンパウンド溶液、その他を加入することがで
きる。
(作  用) この発明は、研磨材と工作物との相対速度を制御したの
で、工作物にエツジにチッピングを生じることなく、し
かも高い効率で加工することができる。
また、相対速度は無段階に制御できるので、増速時に工
作物には無理な外力を与えることなく、円滑な移行がで
きる。
(実施例1) 回転加工槽の研磨材中へ、セラミックス製の工作物を挿
入し、先づ相対速度を80m/minで1分間研磨し、
ついで相対速度を1ooIIl/manで1分間研磨す
る。最後に相対速度を120m/minで1分間研磨し
、R付けを行なった所、平均RO1l+vの製品を得た
前記加工に要した時間は総計3分間であった。
次に、前記と同一製品を同−Rに仕上げる為に、従来行
われているバレル研磨(相対速度80m/m1n)した
所、加工時間は5分間であった。従って、この発明によ
る加工時間は従来方法の60%以下であることが認めら
れた。
尚、加工時の相対速度を80s/a+in 〜12抛1
Illlnの数段階で加工した所、90m/m1n以上
ではエツジチッピングが認められたので、この製品につ
いては90m/+ni1未満の初期速度で加工しなけれ
ばならないものと認められた。
(実施例2) 次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の装置の実施例の加工槽と工作物との
関係を示す原理図の横断平面図を示し、第2図は同じく
第1図中A−A断面図を示す。即ち加工槽1は円筒状容
器であり、内部に研磨材5を装入し、必要に応じて中心
柱2を設ける。加工槽1はモータ及び適当な転動機構(
第3図、第4図参照)によって回転するようになってお
り、必要に応じ、回転数変換のできるようにモーター回
路に周波数インバータを設置するが、工作物を偏心した
バレル加工においてはインバータは必ずしも必要としな
い。工作物保持軸3a、3b・・・3「は複数個(第1
図、第2図においては6個の場合を示す)(Frえ、後
に示すように、−個のターレットに装着して、その先端
には工作物4a、4b・・・4fをチャッキングし、第
2図に示すように研磨材5の内部に挿入し、かつ通常そ
の軸の周りに自転を行いつつ公転軌道6、かつその方向
は矢示7に示すような軌道をとって加工槽1内で一周す
る。
第1図には自動化のためのロボットハンドを備えた模式
図が記載されているが、これは別製のものであって、必
ずしもこの発明に必須のものではなく、手動で工作物を
取付けることもできる。第1図の自動化の一例について
説明すると、供給側コンベア8a上を順次搬送されてき
た工作物41 %4j、4には41の位置で待機する。
一方、公転を終って3aの位置に停止した工作物軸は3
aのみ上昇され、加工すみ工作物はロボットハンド9に
より取出し側コンベア8b上、すなわち4gの位置に移
され、順次系外へ搬送される。軸3aが空になると、前
述の41の位置にある工作物はロボットハンド9によっ
て挟持され、上昇している輔3aにチャッキングされる
。次いで工作物はターレットの回転に伴い、自転しつつ
矢示7の方向に1ピッチ送られ、工作物軸は3a又は3
a〜3b間の位置において加工槽1内へ挿入され、加工
を開始する。以下同様の操作を繰返すと工作物軸3bの
位置にあるときの研磨材の速度Vaは、加工槽1の毎分
回転数をN、加工槽1の回転中心Oと3bの回転中心と
の距離をX (m)とすれば、Va−2πNX(I11
/分)となる。前記における距離Xは、ターレットの回
転に伴って順次増加し、3eの位置においてはVe−2
πNY(m/分)となり最大となる。工作物位置3fは
洗滌位置を示し、図中10は洗滌槽である。
以上述べたように、この発明の加工機を使用すれば、加
工の初期は研磨材の流速が小さいので、軽微な加工であ
る。したがって工作物である硬脆材料のエツジ部にかけ
やチッピングを生じるおそれなくR付けを行うことがで
きる。ついで、流速が順次大きくなり、能率の良い加工
を行うことができる。また、低速てRを構成しておけば
、次に高速となってもチッピングを起すことはない。
次に、上記原理に基く装置の詳細について説明する。第
3図、第4図においては第1図、第2図と同一部品は各
々10を加えて、11ないし20としである。
加工槽11は前記のように研磨材を収容し、伝動機構に
よって回転する。モーターは21、減速機は22である
。減速機プーリーより鎖車によって加工槽11の下端に
取付けられた鎖車23を回転する。工作物軸(図は8個
の場合を示す)13a、13b・・・13hはターレッ
ト24に回転可能に軸受され、各々の先端に工作物14
a、14b・・・14hをチャッキングしである。また
、工作物軸の自転用モーター25はターレット24に固
定され、減速機26、駆動ホイール27を経て工作物軸
の上端に固定した駆動輪28a、28b・・・28hを
回転し、工作物軸13a、13 b−13hを回転させ
る。ターレット24の回転中心Oは加工槽11の回転中
心Pと偏心しており、この点が発明の主要点をなすもの
である。ターレット回転用モーター29は減速機30と
ともに昇降台31上に固定され、減速機30の出力端に
取付けられた小歯車32、ターレット24に取付けられ
た大歯車33を介してターレット24に固定した軸を回
転させる。ターレット24の昇降は、外筐35の上端に
取付けたターレット昇降用流体圧シリンダ34によって
行う。しかし、この昇降は、全体の作業終了時と開始時
のみで良く、平常の作業中は常に加工位置に置き、工作
物軸13aの一軸のみを昇降させて工作物の交換を行う
。この工作物軸13aの一軸を昇降させるための流体圧
シリンダー37は、前記昇降台31の前端に取付けであ
る。また、ターレット24のl/8回転毎転色止の際に
位置決めを行うインデックス装置36を設置しである。
以上述べた機構に基づき、この発明の装置の作動と効果
とを説明する。
工作物はEの位置において工作物情上昇時に着脱を行い
、矢示17の方向に順次1/8ピツチずつ回転し、再び
工作物14aの位置に戻る。その間工作物は自転を行う
とともに、加工槽11の回転による研磨材の流動力によ
って研磨される。この際、前記のように加工槽の回転軸
と工作物の公転軸とは偏心しているので、加工の初期、
たとえば工作物14bの位置においては、工作物に当る
研磨材の回転半径Xは小であり、エツジのチッピングを
起さない。工作物が14c、14dと移動するにしたが
って、研磨材の回転半径が大きくなり、流動速度、した
がって流動圧は大きくなり、研磨能率が向上する。この
ときはすてにエツジにはRが構成されているので、強力
な加工が行われてもチッピングの発生することは無い。
したがって、チッピングを起こさず、かつ高能率加工の
出来る利点を有する。
(実施例3) 第5図に示すような通常のジャイロ加工機においても、
全工作物を同時昇降し、上昇時に加工すみ工作物を離脱
し、未加工工作物を装着した後、工作物を同時に下降し
て、研磨材中に挿入して加工する方法をとり、加工槽を
駆動するモーター回路に周波数インバータを接続し、初
期に回転数を小にし、次第に回転数を大きくすれば、同
一の効果を得ることができる。このときのブロック図は
第6図に示す。但し、第3図、第4図の機構を用いれば
、工作物の着脱時にも着脱中の一軸以外はすべて加工が
行われるのに対し、前記機構を用いると着脱時に加工が
停止し無駄時間となる欠点がある。しかし、全体の機構
が簡単であるので、機械の価格が安価である利点を有し
、小規模加工には使用することができると共に、この発
明の技術的範囲に属するものである。また、この方法は
ジャイロ加工のみならず、他のバレル加工法にも適用す
ることができる。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、セラミック製品
のような硬脆材料であって、エツジにチッピングを起し
やすい製品をジャイロ加工法によって研磨とばり取りを
行うに当り、初期には加工力を小としてR付を行い、チ
ッピングの発生を防止し、次第に加工速度を増して、加
工能率の向上をはかるようにしたので、チッピングを起
さないで、加工能率が良いという硬脆材料に対して理想
的なジャイロ加工方法及び装置を得ることに成功したも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の原理装置中、加工槽の横断平面図、
第2図は同じく第1図中A−A断面図、第3図は同じく
この発明の実施装置の正面図、第4図は同じく平面図、
第5図は同じく他の実施例の加工槽の横断平面図、第6
図は同じく加工順序を示すブロック図である。 1・・・加工槽 4a、4b% 4c、4a% 4e、4f% 4111
4 h s 41 s 4 js 4 k 14 fl
 14 m ・・・工作物5・・・研磨材      
6・・・公転軌道8a・・・供給側コンベア 8b・・
・取出し側コンベア9・・・ロボットハンド  10・
・・洗滌槽24・・・ターレット 29・・・ターレット回転用モーター 30・・・ターレット回転用減速機 31・・・昇降台 34・・・ターレット昇降用流体圧シリンダ36・・・
インデックス装置 37・・・工作物軸昇降用流体圧シリンダE・・・工作
物の正面入口 0・・・ターレットの回転中心 P・・・加工槽の回転中心

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転する加工槽内の研磨材中へ工作物を挿入して加
    工するジャイロ加工方法において、加工初期には研磨材
    と工作物との相対速度を小さくし、加工の進行に伴い順
    次相対速度を上昇させることを特徴としたジャイロ加工
    方法 2 工作物を自転及び公転させると共に、工作物の公転
    中心を加工槽の回転中心と偏心させることを特徴とした
    請求項1記載のジャイロ加工方法 3 加工槽の回転を低速より順次高速に上昇させること
    を特徴とした請求項1記載のジャイロ加工方法 4 回転自在に架設された加工槽内の研磨材中に工作物
    を自転、公転可能に挿入して加工するジャイロ加工装置
    において、加工槽の上方に設置したターレットに工作物
    を同心円周上に取付け、前記ターレットの回転軸に対し
    、前記加工槽の回転軸を偏心させて架設したことを特徴
    とするジャイロ加工装置 5 回転自在に架設された加工槽内の研磨材中に工作物
    を自転、公転可能に挿入して加工するジャイロ加工装置
    において、加工槽を回転させるモータ回路に回転制御器
    を介装したことを特徴とするジャイロ加工装置 6 回転制御器を周波数インバータとした請求項5記載
    のジャイロ加工装置
JP689690A 1990-01-16 1990-01-16 ジャイロ加工方法及び装置 Pending JPH03213262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005712A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Sankei High Precision Kk バレル研磨方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010005712A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Sankei High Precision Kk バレル研磨方法および装置

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