JPH0321269Y2 - - Google Patents

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JPH0321269Y2
JPH0321269Y2 JP19966984U JP19966984U JPH0321269Y2 JP H0321269 Y2 JPH0321269 Y2 JP H0321269Y2 JP 19966984 U JP19966984 U JP 19966984U JP 19966984 U JP19966984 U JP 19966984U JP H0321269 Y2 JPH0321269 Y2 JP H0321269Y2
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JP
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spring
drawstring
winding
sliding body
spring tension
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JP19966984U
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JPS61115584U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパチンコ機の弾球装置のばね張力を微
調整することができるようにしたパチンコ機のば
ね張力調整装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のパチンコ機のばね張力調整装置は、弾球
用のばねの先端が係止された円板とこの円板にラ
チエツト爪を介して噛合するアーム付き円板とを
備え、このアームの先端を引紐により弾球用ハン
ドルに連結して弾球用ハンドルを回転させるとア
ーム付き円板が回転し、ラチエツト爪の作用によ
りばねを係止した円板も回転してばねの弾発力が
変化するようにしたものが普通であつた。(例え
ば、実開昭58−101685号公報)ところが、このよ
うな従来の装置ではばねの張力調整はラチエツト
の1ピツチ単位でしか行うことができないため
に、例えば弾球用ハンドルに手を触れたのみの状
態では弾球が案内レールの先端からわずかに下側
で戻るように正確に調整しにくい欠点があり、ば
ね張力の微調整ができるパチンコ機のばね張力調
整装置が求められていた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解決し、
ばね張力の微調整ができしかも構造簡単にして安
価に製作できるパチンコ機のばね張力調整装置を
目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は弾球用ハンドルの裏面にばね張力調整
円板回転用の引紐を巻き取る巻取盤を取り付け、
該巻取盤上の偏心位置には断面非円形の筒を巻取
盤と一体に設けるとともに、該筒の内部には送り
ねじを螺挿した断面非円形の摺動体を挿入して前
記引紐の端部を該摺動体に固着したことを特徴と
するものである。
(作用) このように構成された本考案のばね張力調整装
置は、弾球用ハンドルを回転させればその裏面の
巻取盤上の偏心位置に設けられた筒も回転し、こ
の筒内に挿入された摺動体に端部が固定された引
紐が巻取盤に巻取られつつ引かれるのでばね張力
調整円板が回転してばねの弾発力を変化させるこ
とができるものである。また、筒及び摺動体は断
面非円形とされているので、送りねじを回転させ
れば自転することなく筒の内部を無段階に進退動
することとなり、従つて弾球用ハンドルが同一回
転位置にある場合にも引紐の長さが変わることと
なりばね張力を無段階に微調整することができる
ものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例により更に詳細に説
明すれば、1は弾球用ハンドル、2は軸3を中心
として揺動自在に軸支された弾球槌、4は弾球槌
2に基部が取付けられたばね、5はモーターによ
り時計方向に回転される施回羽根、6及び7は弾
球槌の最大揺動位置を規制するストツパーであ
る。ばね4の先端はばね張力調整円板8のアーム
9に係止されており、アーム9の先端には、ばね
張力調整円板8回転用の引紐10の先端が係止さ
れている。一方、弾球用ハンドル1の裏面にはそ
の回転軸11とともに回転する巻取盤12が取付
けられている。巻取盤12は円弧状の引紐巻取部
13を外周面に備え、またその上部の偏心位置に
は断面非円形の筒14を一体に備えている。筒1
4は後側が開放されたもので、その内部には送り
ねじ15を螺挿した断面非円形の摺動体16が挿
入され、筒14の前面板17の外方に突出させた
ねじ頭部18を回転させると摺動体16は自転す
ることなく筒14の内部を連続的に進退動するこ
ととなる。図示のように、前記の引紐10の端部
はこの摺動体16にかしめ金具19をもつて固着
されており、この結果、摺動体16の進退動につ
れて引紐10は左右に無段階に移動されることと
なる。
このように構成されたものはモーターによつて
一定速度で回転する旋回羽根5の作用によつて弾
球槌2がばね4の張力に抗して後方へ揺動し、旋
回羽根5が外れると弾球槌2がばね4によつて急
激に前方へ揺動してその先端の弾球頭部20によ
り球を打ち出すことは従来のものと同様である
が、弾球用ハンドル1の裏面の巻取盤12上の偏
心位置に設けられた筒14の内部の摺動体16を
送りねじ15に操作によつて進退動させれば引紐
10の長さを連続的に変化させることができ、こ
れによつてばね張力調整円板8を左右に回転させ
てばね4の張力を無段階に調整することができる
こととなる。また、送りねじ15は引紐10の張
力によつて後方へ引かれ、そのねじ頭部18を筒
14の前面板17に押圧状態で支持させているの
みであるから、摺動体16と送りねじ15との螺
合を解けば送りねじ15を容易に筒14から引抜
くことができ、分解、組立てが極めて容易な利点
もある。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、ば
ねの張力を無段階に微調整することができ、しか
も構造簡単にして分解組立てが容易であり、安価
に製作できる利点も有するものであるから、従来
の問題点を解消したものとしてその実用的価値は
極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は要部の断面図である。 1:弾球用ハンドル、8:ばね張力調整円板、
10:引紐、12:巻取盤、14:筒、15:送
りねじ、16:摺動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾球用ハンドル1の裏面にばね張力調整円板8
    回転用の引紐10を巻き取る巻取盤12を取り付
    け、該巻取盤12上の偏心位置には断面非円形の
    筒14を巻取盤12と一体に設けるとともに、該
    筒14の内部には送りねじ15を螺挿した断面非
    円形の摺動体16を挿入して前記引紐10の端部
    を該摺動体16に固着したことを特徴とするパチ
    ンコ機のばね張力調整装置。
JP19966984U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0321269Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19966984U JPH0321269Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JP19966984U JPH0321269Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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Publication Number Publication Date
JPS61115584U JPS61115584U (ja) 1986-07-21
JPH0321269Y2 true JPH0321269Y2 (ja) 1991-05-09

Family

ID=30759807

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JP19966984U Expired JPH0321269Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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