JPH03211316A - 電気式シガレットライター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に自動車の計器ボードに取付けられるソケ
ットと、このソケットの中に差し込み可能なライタープ
ラグとを備え、ライタープラグのグローコイルの加熱を
通常の作動に従って止めるためのスイッチオフ装置のほ
かに、付加的に過負荷ノブを含み、この過負荷ノブが過
負荷電流と過剰温度に応答し、過負荷ノブが電流回路内
に設けられたバイメタルスナップディスクを含み、この
バイメタルスナップディスクが過負荷の場合に加熱され
、通常の作動位置（形状Ｉ）からスイッチオフ位Ｗ（形
状ＩＩ）へスナップ動作して切換えられ、それによって
電流回路を開放する電気式シガレットライターに関する
。

〔従来の技術） このようなシガレットライターは西独国特許出願公開第
２７５５６２０号明細書によって知られている。このシ
ガレットライターは、例えば自動車の計器ボードに配置
されるソケットと、このソケットに差し込まれるライタ
ープラグとからなっている。シガレットライターのソケ
ットは自動車では更に、搭載電源装置と部品、例えばラ
ンプや電気駆動工具との間のインターフェースとしての
働きをする。電気駆動工具は部品プラグによってこのソ
ケットに接続可能である。

シガレットライターは普通の作動のためのスイッチオフ
装置を含んでいる。このスイッチオフ装置は、グローコ
イルが所望の温度に達したときに、グローコイルによっ
てライタープラグのグローコイル皿に流れる電流を遮断
する。

技術水準で知られているシガレットライターは更に、過
負荷ノブを含んでいる。この過負荷ノブは、例えば普通
の作動を行うスイッチオフ装置が機能を発揮しないこと
によって、電流回路の遮断を行う。過負荷ノブは高い電
流、例えば短絡電流にも応答する。すなわち、過負荷ノ
ブは電流回路内に設けられたバイメタルスナップディス
クを含んでいる。このバイメタルスナップディスクは、
外部からの熱供給の場合や内部からの加熱の場合に、そ
の電気抵抗に基づいてその形状を変更し、電流回路を中
断する。

過負荷ノブはライタープラグに設けてもよいし、ソケッ
トに設けてもよい。ソケットに設けると、所属部品装置
の接続の場合にも、過剰電流を検知し、スイッチオフを
行うことができるという利点がある。

公知のシガレットライターの過負荷ノブは、第１図に示
す特性を有するバイメタルディスクを含んでいる。バイ
メタルディスクに内在する機械的応力に基づいて、バイ
エタルディスクは温度Ｔ上昇時に形状Ｉを保ち、所定の
スイッチオフ温度Ｔ、に達した後スナップ動作して第２
の安定した状態、すなわち形状■となる。冷却時には、
リセット温度Ｔ、を下回った後で、バイメタルディスク
は再び急激にその形状を変え、再び形状Ｉとなる。

バイメタルスナップディスクが開閉要素として電流回路
に挿入されているので、電流回路は、過負荷が発生して
スイッチオフ温度ＴＡを上回るや否や開放し、そしてバ
イメタルスナップディスクがリセット温度ＴＲまで冷却
されるときに再び接続される。従って、過負荷は持続的
に遮断されず、時間インターバルをおいて新たに加熱が
行われる。

前記の明細書ではこの過負荷ノブの切換状態に関して次
のように述べである。すなわち、投入時間中にもたらさ
れる温度は、火事の原因となるほど高くならないと述べ
である。それにもかがねらず、電流を標準型でない電流
消費部に何度も接続することは望ましくないし、危険で
ある。、少なくとも、搭載電源装置のバッテリが望まし
くない状態で放電される。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、前記の技術水準から出発して、前記の欠点を
除去しつつ、次のような電気式シガレットライター用ノ
ブを提供することを課題とする。

すなわち、本発明の課題は、過負荷が最初に取り除かれ
た後、過負荷が長時間にわたって再び自動的に投入され
ない電気式シガレットライター用ノブを提供することで
ある。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は、冒頭に述べた種類の電気式シガレットライ
ターにおいて、バイメタルスナップディスクが冷却時に
その通常の作動位置（形状Ｉ）へ自動的に戻らないこと
によって解決される。

好ましい実施形は請求項２〜５に記載しである。

〔発明の作用および効果〕

本発明により、第２図に示した特性を有するバイメタル
ディスクを過負荷ノブに使用することが提案される。バ
イメタルディスクの温度が上昇すると、ディスクはその
形状Ｉの状態を形状■の第２の安定状態へ急に切り換え
る。冷却時に、バイメタルスナップディスクはこの形状
■を保つ。

バイメタルスナップディスクは外力を用いてのみ、すな
わち機械的なリセットによってのみ、形状１にもたらす
ことができる。この機械的なリセットは、第２図におい
て破線Ｒ，で示しである。本発明による過負荷ノブは、
過゛負荷を遮断した後で、自動的な際投入が行われない
という利点がある。

以下詳細に説明するように、シガレットライターは、工
具によってのみリセットを行うことができるように形成
することができる。しかし、ライタープラグまたは取付
は部品プラグをソケットに差し込む時に、選択された構
造に応じて、リセットが意識的にまたは無意識的に行わ
れるように、シガレットライターを形成することができ
る。更に、過負荷ノブはソケットまたはライタープラグ
内に設けてもよい。

低コストで製作可能なソケットの第１の実施形では、バ
イメタルスナップディスクが、普通のスイッチオフのた
めに設けられたバイメタルヨークの直ぐ下方に設けられ
、同時にこのバイメタルヨークと共にソケットの底範囲
に固定されている。

第２の実施形では、バイメタルスナップディスクがソケ
ット底の範囲で被包されて設けられ、それによって汚れ
や誤操作に対して良好に保護される。ソケットの再実施
形は、簡単な工具によるバイメタルスナップディスクの
リセットを必要とする。

非常に有利な実施形では、照明スリーブを備えたソケッ
トが設けられる。この場合、照明スリーブ内でばねの力
に抗して摺動可能なソケットにより、工具を用いずに、
バイメタルスナップディスクをリセットすることができ
る。このリセット機構はライタープラグの差し込み時や
付属プラグの差し込み時に作用する。

ライタープラグの好ましい実施形では、ライタープラグ
が、工具を用いずにライター操作ノブを深く押し込むこ
とによって簡単にリセットできる本発明による過負荷ノ
ブを含んでいる。このようなライタープラグは市販のす
べてのソケットに関連して使用可能である。

〔実施例〕

図に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

第３図は電気式シガレットライターの一部の断面図であ
る。この場合、ライタープラグはグローコイル皿ｌによ
って示しである。このグローコイル皿は金属のソケット
２内でバイメタルヨーク３によって保持され、接触して
いる。バイメタルヨーク３は普通のスイッチオフ装置を
形成し、搭載（オンボード）電源装置のプラス極をライ
タープラグへ案内する。マイナス極は公知のごとく、ソ
ケットを介してライタープラグまで案内されている。プ
ラス極はプラス極接続部５から過負荷ノブ４を経て案内
され、プラス接点６とバイメタルスナップディスク７を
経てバイメタルヨーク３まで案内されている。実線で示
したバイメタルスナップディスク７は運転位置（形状■
）にある。

スイッチオフ位置（形状ＩＩ）は破線で示しである。

参照番号８は固定リベットである。絶縁部品は参照番号
９で示しである。

第４図は空のソケット２、すなわちライタープラグを差
し込んでいないソケットを示している。

バイメタルヨーク３と固定リベット８の外側には、バイ
メタルスナップディスク７の面１０が示しである。この
面には、バイメタルスナップディスク７をリセットする
ために工具を近づけることができる。

第５図は過負荷ノブ４を備えたソケット２の第２の実施
例を示している。図において同じ部品には同じ参照番号
が付けられている。第５図に示した構造体は第３図の構
造体と異なり、成形品１１を備えている。この成形品に
よって、バイメタルスナップディスク７が取り囲まれて
いる。ソケット２の底の範囲には、少なくとも一つのリ
セット開口１２が設けられている。このリセット開口を
通って、適当な工具、例えばビンをバイメタルスナップ
ディスク７の面１０に押しつけることができる。それに
よって、バイメタルスナップディスク７がその運転位置
にリセットされる。ソケット２には更に、係止ばね１３
が設けられている。

この係止ばねはプラグを係止する働きをする。

第６図は金属のソケット２の断面を示している。

このソケットは非金属の照明スリーブ１４で取り囲まれ
ている。照明スリーブ１４は白熱（グロー）ランプ１５
から光を照明リング１６へ導く。

この白熱ランプは照明スリーブ１４の底に設けられてい
る。照明リングは例えば計器ボードにシガレットライタ
ーを配置したときに見ることができる。バイメタルスナ
ップディスク７は図示の作動位置では、プラス極接続部
５からプラス接点６とリベット８を経てバイメタルヨー
ク３に至る電流路を閉じる。過負荷の場合、バイメタル
ディスクは照明スリーブ１４の底の方へスナップ動作し
、それによってバイメタルスナップディスク７とプラス
接点５との間の電気的接続部を遮断する。

バイメタルスナップディスク７をリセットするために、
プラグ、例えばライタープラグを差し込むと、軸方向の
押圧力により、ソケットが照明スリーブ１４内で照明ス
リーブエ４の底の方へ摺動する。その際、波形ワッシャ
１７のばね力に打ち勝たなければならない、波形ワッシ
ャ１７は明示するために、別個に示しである。リセット
の際、リベッット８が照明スリーブ１４の底の凹部１８
に入るまで、ソケット全体２が照明スリーブ１４の中へ
摺動させられる。その際、照明スリーブ１４の底平面内
の縁面１９を介して、押圧力がバイメタルスナップディ
スク７の縁範囲に加えられる。

それによって、リセットが行われる。ソケット２が照明
スリーブ１４内で軸方向移動できるようにするために、
ソケット２に固定連結されたプラス極接続部５とマイナ
ス極接続部２０は、照明スリーブ１４の底内で滑動可能
でなければならない。

勿論、白熱ランプ１５のための接続部も、可撓性に形成
しなければならないかまたは例えば溝の中を移動可能で
なければならない。

ばね力の小さな波形ワッシャ１７が選択されると、ソケ
ットはプラグを差し込む度に、その時に軸方向に加えら
れる力に基づいて、ソケット２が照明スリーブ１４の中
で摺動し、場合によってはバイメタルスナップディスク
７のリセットをもたらす、前記力は、プラグを係止させ
るために必要である。

使用者によって無意識に行われるリセットが望ましくな
いときには、次のような波形ワッシャ１７を選択するこ
とができる。すなわち、プラグを差し込むために必要な
力や、ライタープラグのグローコイルを投入するために
必要な力よりも大幅に大きなばね力を有する波形ワッシ
ャ１７を選択することができる。そのとき、バイメタル
スナップディスクのリセットは、ソケット内にあるプラ
グに対して非常に大きな押圧力を加える必要がある。

第７図は過負荷ノブ４を備えたライタープラグ２２を示
している。ライタープラグ２２は孔２４を有する電気的
に絶縁された把手２３を備えている。この孔内で、操作
ノブ２５が滑動する。

把手２３には、金属製の中空シリンダ２６が連結されて
いる。この中空シリンダは図示していないソケット内で
マイナス極に対する接点を形成する。

操作ノブ２５はボルト２７を介してグローコイル皿ｌに
機械的に連結されている。金属製のグローコイル皿１は
第１の絶縁部材９．１によって金属ボルト２７に対して
電気的に絶縁されている。グローコイル皿１内の図示し
ていないグローコイルは、その一端がグローコイル皿１
に連結され、他端がボルト２７に連結されている。グロ
ーコイル皿１はソケット内でプラス極に連結されている
。

過負荷ノブ４はマイナス極を連結解除し、そしてカップ
状の金属製マイナス接点２８からなっている。このマイ
ナス接点は中空シリンダ部分２６によって取り囲まれ、
かつこの中空シリンダ部分に固定連結されている。マイ
ナス接点は力・ンプ底の範囲に、中央孔を有する。ボル
ト２７は第２の絶縁部材９．２によって電気的に絶縁さ
れて前記中央孔を通過している。第２の絶縁部材９．２
の上方には、バイメタルスナップディスク７が設けられ
ている。このバイメタルスナップディスクは図示の投入
接続位置では、力・ンプ状マイナス接点２８に接触して
いる。ボルト２７を通過させるための孔を備えたバイメ
タルスナップディスク７は、金属製の可動ワッシャ２９
に固定されている。この可動ワッシャは同様に孔を有す
る。操作ノブ２５の下面には、金属ワッシャ３０が設け
られ、通過するボルト２７に導電連結されている。この
金属ワッシャ３０と可動ワッシャ２９の間には、円錐形
の圧縮ばね３１が設けられている。従って、マイナス極
は中空シリンダ部分２６からグローコイルに案内され、
マイナス接点２８、バイメタルスナップディスク７、可
動ワッシャ２９、圧縮ばね３１、金属ワッシャ３０およ
びボルト２７を経て、グローコイル皿１内のグローコイ
ル接続部まで案内されている。

シガレットライターを操作するために、グローコイル皿
が図示していないソケットに係止するまで、操作ノブ２
５が圧縮ばね３１の力に抗して把手２３内に押し込めら
れる。

過負荷が発生すると、バイメタルディスク７は破線で示
した遮断位置へスナップ移動し、マイナ４゜ スミ流路を中断する。遮断後退負荷ノブ４をリセットす
るために、ライタープラグ２２がソケットから取り出さ
れ、操作ノブ２５を深く押し込むことによって、冷却さ
れたバイメタルスナップディスクがその投入位置ヘリセ
ットされる。操作ノブ２５が深く押し込まれるときに、
円錐形の圧縮ばね３１の巻線はコイル状に接触する。従
って、圧縮ばね３１の高さはばね線材の厚みに相当する
。

操作ノブ２５の下面の縁には、リング状の成形部３２が
設けられている。この成形部は、操作ノブ２５が深く押
し込まれた場合に、可動ワッシャ２９とマイナス接点２
８の間の中空室３３に挿入され、バイメタルスナップデ
ィスク７の縁を押圧する。それによって、バイメタルス
ナップディスクは跳ね返る。

上記の極性は、マイナス極がアースに連結された車両の
普通の搭載電源装置の場合に該当する。

極性は勿論、逆に選択することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は先行技術による過負荷ノブを備えた電気式シガ
レットライターに使用されるバメタルスナップディスク
の特性を示すグラフ、第２図は本発明によるシガレット
ライターで使用されるバイメタルスナップディスクの特
性を示す図、第３図と第４図は過負荷ノブを備えたソケ
ットを示す図、第５図は過負荷ノブが包囲されたソケッ
トを示す図、第６図は照明スリーブと、工具なしにリセ
ット可能な過負荷ノブとを備えたソケットを示す図、第
７図は工具なしにリセット可能な過負荷ノブを備えたラ
イタープラグを示す図である。 を示す図である。 ２・・・ソケット、　３・・・バイメタルヨーク、　４
・・・過負荷ノブ、　６・・・プス極、　　７・・・バ
イメタルスナップディスク、２２・・・ライタープラグ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、特に自動車の計器ボードに取付けられるソケットと
   、このソケットの中に差し込み可能なライタープラグと
   を備え、 ライタープラグのグローコイルの加熱を通常の作動に従
   って止めるためのスイッチオフ装置のほかに、付加的に
   過負荷保護装置を含み、 この過負荷保護装置が過負荷電流と過剰温度に応答し、 過負荷保護装置が電流回路内に設けられたバイメタルス
   ナップディスクを含み、 このバイメタルスナップディスクが過負荷の場合に加熱
   され、通常の作動位置（形状 I ）からスイッチオフ位
   置（形状II）へスナップ動作して切換えられ、それによ
   って電流回路を開放する電気式シガレットライターにお
   いて、 バイメタルスナップディスク（７）が冷却時にその通常
   の作動位置（形状 I ）へ自動的に戻らないことを特徴
   とする電気式シガレットライター。 ２、バイメタルスナップディスク（７）が普通のスイッ
   チオフのためのバイメタルヨーク（３）のすぐ下方にお
   いてソケット（２）内に設けられ、かつプラス接点（６
   ）に連結され、このプラス接点が過負荷保護装置（４）
   を形成するバイメタルスナップディスク（７）から下方
   へ、バイメタルスナップディスク（７）の形状変更によ
   って決まる間隔をおいて配置されていることを特徴とす
   る、請求項１記載の電気式シガレットライター。 ３、バイメタルヨーク（３）とバイメタルスナップディ
   スク（７）の間に、過負荷保護装置を被包するための成
   形品（１１）が設けられていることを特徴とする、請求
   項２記載の電気式シガレットライター。 ４、ソケット（２）が照明スリーブ（１４）内に軸方向
   に摺動可能に設けられ、照明スリーブ（１４）内でばね
   力に抗してソケット（２）を軸方向に摺動させることに
   よって、スイッチオフ位置にあるバイメタルスナップデ
   ィスクをリセットする手段（１７、１８、１９）が設け
   られていることを特徴とする、請求項２または請求項３
   記載の電気式シガレットライター。 ５、過負荷保護装置（４）がライタープラグ（２２）内
   に設けられ、ライタープラグ（２２）の操作ノブ（２５
   ）を深く押し込むことによって、過負荷保護装置（４）
   をリセットする手段（２２、２３）が設けられているこ
   とを特徴とする、請求項１記載の電気式シガレットライ
   ター。