JPH03211304A - 微粉炭バーナ - Google Patents

微粉炭バーナ

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JPH03211304A
JPH03211304A JP626490A JP626490A JPH03211304A JP H03211304 A JPH03211304 A JP H03211304A JP 626490 A JP626490 A JP 626490A JP 626490 A JP626490 A JP 626490A JP H03211304 A JPH03211304 A JP H03211304A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は微粉炭の燃焼装置に係り、特にミルと微粉炭バ
ーナを直接連結して運転する燃焼システムにおける負荷
変化の運用幅を拡大するのに好適な微粉炭バーナに関す
る。
[従来の技術] 近年、我が国においては重油供給量のひっ迫から、石油
依存度の是正を計るために、従来の重油専焼から石炭専
焼へと燃料を変換しつつあり、特に事業用火力発電ボイ
ラにおいては、石炭専焼の大容量火力発電所が建設され
ている。
一方、最近の電力需要の特徴として、原子力発電の伸び
と共に、負荷の最大、最小差も増加し、火力発電用ボイ
ラをベースロード用から負荷調整用へと移行する傾向に
あり、この火力発電用ボイラを負荷に応じて圧力を変化
させて変圧運転する、いわゆる全負荷運転では超臨界圧
域、部分負荷運転では亜臨界圧域で運転する変圧運転ボ
イラとすることによって、部分負荷運転での発電効率を
数%向上させることができる。
このためにこの石炭専焼火力においては、ボイラ負荷が
常に全負荷で運転されるものは少なく、負荷を昼間は7
5%負荷、50%負荷、25%負荷へと負荷を上げ、下
げして運転したり、あるいは夜間は運転を停止するなど
、いわゆる高頻度起動停止(D aily S tar
t S top以下単にDSSという)運転を行なって
中間負荷を担う石炭専焼火力へと移行しつつある。
またDSS運転を行なう石炭専焼ボイラにおいては、起
動時から全負荷に至るまで微粉炭のみで全負荷帯を運転
するものは少なく、石炭専焼ボイラといえども起動時、
低負荷時には微粉炭以外の軽油9重油、ガス等を補助燃
料として用いている。
それは起動時においては石炭専焼ボイラからミルウオー
ミング用の排ガス、加熱空気が得られず。
このためにミルを運転することができないので石炭を微
粉炭に粉砕することができないからである。
また、低負荷時にはミルのターンダウン比がとれないこ
と、微粉炭自体の着火性が悪いことなどの理由によって
軽油9重油、ガス等が用いられている。
例えば起動時には軽油9重油を用いる場合は、起動時か
ら15%負荷までは軽油を補助燃料としてボイラを焚き
上げ、15%負荷から40%負荷までは軽油から重油へ
補助燃料を変更して焚き上げ、40%負荷以上になると
補助燃料の重油と主燃料の微粉炭を混焼して順次補助燃
料の重油量を少なくするとともに主燃料の微粉炭量を多
くして微粉炭の混焼比率を上げて実質的な石炭専焼へと
移行する。
以下、第7図および第8図を用いて微粉炭焚ボイラの起
動時における概要について説明する。
第7図及び第8図は微粉炭焚ボイラの概略系統図および
従来の微粉炭バーナの拡大断面図を示す。
第7図に示す微粉炭焚ボイラ1をコールドスタートする
際は、まず第8図に示す微粉炭バーナ7の軽油点火バー
ナ2により、重油起動バーナ3を点火する。そして、重
油起動バーナ3のみで、ボイラ負荷の25〜35%まで
焚き上げる。そして。
ボイラ火炉4の火炉内温度が十分に上った時点で、第7
図のミル5から微粉炭供給管6、微粉炭バーナ7へ微粉
炭燃料を供給して微粉炭ノズル8からボイラ火炉4内へ
送り、微粉炭専焼へと切り換える。
微粉炭の搬送用媒体は、第7図のエアヒータ9によって
、ボイラ排ガスと熱交換された後ミル5に送られ、コー
ルバンカ10から供給される塊炭に付着した水分の除去
と、ミル5に内蔵した図示していない分級器の分級エア
として、さらには。
ミル5で粉砕された微粉炭を微粉炭バーナ7まで搬送す
るための搬送用空気として使用される。
第8図には従来技術の微粉炭バーナ7を示しているがこ
の微粉炭バーナ7には、軽油点火バーナ2と重油起動バ
ーナ3が取り付けられており、微粉炭バーナ7を構成し
ている。風箱11内の燃焼用空気は、二次エアレジスタ
12と三次エアレジスタ13により、旋回が加えられた
後、ボイラ火炉4内に役人される。一方、微粉炭は微粉
炭供給管6を通り微粉炭バーナ7の微粉炭ノズル8へ送
られるが、その間にベンチュリー14を通過するのみで
、はぼ自由噴流に近い状態でボイラ火炉4内に吹き込ま
れる。この微粉炭バーナ7には保炎器がなく、燃焼用空
気の旋回によって、逆流域が生じ、火炎の伝播速度以下
の流速域で、火炎が保持されるのみであった。したがっ
て微粉炭粒子の拡散は良いが、一方では火炎が不安定に
なり、微粉炭バーナ7の空気側の操作条件に極めて左右
さ九やすい。なお、第7図の符号15は重油タンク、1
6は軽油タンクである。
第5図は縦軸に濃厚側の微粉炭(C)と空気(A)の重
量比(以下単にC/Aという)を示し、横軸にバーナ負
荷を示した特性曲線図である。
第5図の実線Aで示すように、バーナ負荷の低下に伴っ
てC/Aが低くなることが判る。
これは、微粉炭の搬送、分級のために止むを得ない現象
である。
それは最低負荷時においては、ボイラ火炉4から微粉炭
バーナ7への逆火、微粉炭バーナ7の微粉炭ノズル8内
での微粉炭の堆積を防止するために最低負荷時において
も空気量は最大負荷時の70%以下には低下させること
ができないからである。
従来の微粉炭バーナ7においては、ミル5がら空気輸送
されてきた微粉炭を高効率でかつ、低公害で燃焼するた
めに、燃焼用空気を二次エアレジスタ12、三次エアレ
ジスタ13によって分割して複数に供給したり、着火性
保炎性の向上を計るために、微粉炭ノズル8の先端に外
周保炎器17を設けて最適化が計られるが、微粉炭の濃
度即ちC/Aの調整はできなかった。一方、ボイラ等に
一般的に使用されている石炭の燃料比FR(固定炭素/
揮発分)は、0.8〜2.5程度であり、2.5以上の
高燃料比炭及び、4以上の無煙炭のようにFRが高い石
炭では、C/Aを高くするか、もしくは微粉炭の粒度を
細かくする等の手段によらなければならない。しかし前
述の第8図に示す特性を持つ微粉炭バーナを使用すると
、FRの高い石炭及び低負荷域でのC/Aの低い状態で
は、着火が不安定になり、ボイラの安全運転上問題があ
る。
これらに対処するために第9図に示すようにミル5から
の低濃度微粉炭流を、濃縮器18の慣性力等を利用して
、高C/A流体(微粉濃厚)と低C/A流体(低濃度)
に分岐し、高C/A流体を微粉炭バーナ7での安定燃焼
に用いる方法が有効である。
第9図は、この考え方の例を示したもので、ミル5から
の微粉炭供給管6に例えば、濃縮器18を設置し、濃縮
器18の慣性力で高C/Aになった微粉炭流を外側流路
19の外周保炎器17の内側に供給し、一方、低C/A
になった微粉炭流を内側流路2oに供給するものが提案
されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来技術のうち第9図に示す濃縮器(サイクロン方式)
18の場合、外側流路19の微粉炭流を高濃度にできる
反面、内側流路2oの低濃度側の空気の処理が問題とな
る。濃縮器18の入口流速は負荷に応じて変化するため
に、濃縮器18における微粉炭の分離効率も変動する。
このために、内側流路20の低濃度側にも、かなりの微
粉炭が流入することになり、ボイラ火炉4内に放出する
場合、未燃分の増加、もしくは、ボイラ火炉4内での異
常燃焼にもつながる。したがって微粉炭の高濃度もさる
ことながら、低濃度側の微粉炭粒子を、安定に燃焼する
工夫が必要となる。また、せっかく分離して高濃度化し
た微粉炭を微粉炭バーナ7からボイラ火炉4に投入する
場合、高濃度側の微粉炭と低濃度側の微粉炭が干渉する
ために、安定燃焼が困難であった。
さらに所定の微粉炭濃度にまで濃縮しようとすると、か
なり大きな濃縮器(サイクロン)18が必要になり、数
十台もの微粉炭バーナ7を用いる事業用ボイラには、バ
ーナ周りの制約から適応が難しい。
本発明はかかる従来の欠点を解消しようとするもので、
その目的とするところは、高燃料比炭、低負荷燃焼時で
あっても微粉炭を安定に燃焼させることができ、しかも
補助燃料量を節約できる微粉炭バーナを得ようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は前述の目的を達成するために、微粉炭ノズルの
先端に濃厚側微粉炭ノズルを設け、濃厚側微粉炭ノズル
を外周保炎器の内側に配置したものである。
[作用] 微粉炭高濃度化は、微粉炭粒子の慣性力によるものであ
るが、濃縮した微粉炭流を複数の濃厚側微粉炭ノズルに
よって微粉炭バーナの外周保炎器の内側へ供給するので
、高燃料比炭や時間的なC/Aの変化が発生しても、流
速変動に対して優れた保炎効果を維持できる。
また、濃縮器の持つ欠点である低濃度側微粉炭の処理が
容易となる。すなわち、高濃度微粉炭は、低濃度微粉炭
の周囲に供給されるために中心部の低濃度微粉炭粒子は
、周囲からの輻射熱によって、安定に着火することがで
きる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る微粉炭バーナの縦断面図
、第2図は第1図のn−n線拡大側面図、第3図および
第4図は第1図の先端部を示す拡大図、第5図は縦軸に
濃厚側C/A、横軸にバーナ負荷を示した特性曲線図で
ある。
第1図から第4図において2符号3から符号20は従来
のものと同一のものを示す。
21は切り替えダンパ、22は微粉炭流、23は低負荷
時流路、24は高負荷時流路、25は濃厚側微粉炭ノズ
ル、26は希薄側微粉炭ノズル、27は内壁、28は外
壁である。
第1図において、図示していないミルから空気輸送され
てきた微粉炭流22は、バーナ負荷に応じて流踏切り替
えダンパ21によって、高負荷時流路24もしくは低負
荷時流路23に流れる。
低負荷時には、切り替えダンパ21は第1図の実線で示
すように下向きに、高負荷時には、第1図中の破線で示
すように斜めに位置する。低負荷時流路23から流入し
た微粉炭と1次空気は、濃縮器18に接線方向に流入し
、旋回噴流となるが、濃縮[18のベンチュリー14の
後方に設けた濃厚側微粉炭ノズル25で旋回成分が消さ
れるために自由噴流となり、個々の濃厚側微粉炭ノズル
25よりボイラ火炉4内に噴出される。
一方、高負荷時流路24から流入した微粉炭と1次空気
は、濃縮器18の内部に旋回がかけられずに投入される
ために、切り替えダンパ21が破線の位置で最も旋回強
度が低くなる6 濃縮器18に流入した微粉炭は、第1図に示すように濃
縮器18内を帯状に内壁を沿うように流れ、ベンチュリ
ー14を通過した後に拡大部で減速されて、微粉炭の濃
厚側微粉炭ノズル25と希薄側微粉炭ノズル26に分か
れる。
一方、燃焼用空気は微粉炭を搬送する1次空気に加えて
二次エアレジスタ12からの2次空気と三次エアレジス
タ13からの3次空気に分割されて供給され、バーナ部
で空気比(バーナに供給される微粉炭量の理論空気流量
に対する比率)0.7から1.2の範囲になるように微
粉炭バーナ負荷もしくは炉出口のNOxの濃度に応じて
調整する。
高濃度の微粉炭流は、従来の微粉炭バーナによく見られ
るように同軸で供給することなく、複数の濃厚側微粉炭
ノズル25によって供給するために、希薄側微粉炭ノズ
ル26との距離を離すことが出来、濃厚な微粉炭粒子の
分散を極力抑えることができる。
以下、第2図と第10図を用いてその差異について説明
するが、第2図は第1図の■−■縁側面側面拡大図発明
の実施例に係る微粉炭バーナを示し、第10図は第9図
のX−X線側面拡大図で従来の微粉炭バーナを示す。な
お1重油起動バーナ3は図面では省略しである。
第2図および第10図において、8は微粉炭ノズル、1
7は外周保炎器、19は外側通路、20は内側通路、2
5は濃厚側微粉炭ノズル、26は希薄側微粉炭ノズル、
27は内壁、28は外壁である。
第10図における微粉炭バーナにおいては、希薄側微粉
炭流はバーナ中心部の内側流路20へ、一方濃厚側微粉
炭流は第10図の斜線で示す外側流路19へ流れる0通
常、希薄、濃厚側に流れる搬送用の1次空気流量配分比
は固定されるために、それぞれの流路断面積比率は一定
である。また、微粉炭を図示していない濃縮器18で濃
縮するために、外側流路19の1次空気流量は内側流路
20の1次空気流量と比較すると、かなり低く設定する
ために、微粉炭噴流を同軸で供給する場合、外側流路1
9は非常に薄いドーナツ状の断面となる。
これでは、微粉炭を、濃縮しても、バーナ後流において
、内側流路20の微粉炭噴流と混合し、分散してしまう
ために、微粉炭の濃縮による著大保炎効果が低下してし
まう。
一方、第2図に示す微粉炭バーナによれば、濃厚側微粉
炭ノズル25と希薄側微粉炭ノズル26の距離を内壁2
7.外壁28によって離すことができるため濃縮された
微粉炭流は、分散することなく確実に外周保炎器17へ
供給されるために着火することができる。ちなみにバー
ナ中心から濃厚側噴流の中心までの距離R工、r工と希
薄側噴流半径R,,r2の比率で比較してみると、第1
0図に示すr工/Rユと比較して第2図に示すR,/R
2の方が大きいことからも明らかである。
また、濃厚側微粉炭ノズル25からの微粉炭流を分割す
ることによって、外周保炎器17の半径方向短II(外
周保炎器17の厚み)を増すことができるために保炎効
果の向上を計ることができ、低負荷において、濃厚側の
C/Aが低下するようなことがあっても、安定な燃焼が
可能となる。
他方、第3図は微粉炭ノズル8先端における濃厚、希薄
に分離する際の微粉炭流れを示すが、この微粉炭ノズル
8の先端部においても、従来の微粉炭バーナとは異なる
つまり、第9図、第10図に示す従来の微粉炭バーナに
おいては、外側流路19の濃厚側微粉炭流と、内側流路
2oの希薄側微粉炭流が同軸状に形成されるが、第3図
のものにおいては濃厚側微粉炭ノズル25からの濃厚側
微粉炭流と希薄側微粉炭ノズル26からの希薄側微粉炭
流は別々に形成される。
つまり、第3図の実線で示すように濃厚側微粉炭流を複
数の濃厚側微粉炭ノズル25より供給し、希薄側微粉炭
流を破線で示すように希薄側微粉炭ノズル26より供給
し、しかも、濃厚側微粉炭流と希薄側微粉炭流の間に内
壁27.外壁28で距離をもつことができるので保炎効
果が向上する。
第4図は他の実施例を示すもので、第3図のものと異な
る点は、第3図のものにおいては濃厚側微粉炭ノズル2
5を内壁27に面一に設けたが、第4図のものにおいて
は、濃厚側微粉炭ノズル25の上流側を内壁27から突
出させて分散ノズル29を設けたものである。
第4図に示すように分散ノズル29を内壁27から突出
させることによって分散ノズル29と内壁27の間には
、微粉炭の循環領域3oが形成されるので、偏流した微
粉炭流が直接濃厚側微粉炭ノズル25に飛込む確率が少
なくなり安定した火炎が形成される。
第6図(a) 、 (b)に燃焼特性のうち火炉出口部
における灰中未燃分と排ガス中のNOx濃度について従
来の微粉炭バーナのものは曲線C,D、本発明の実施例
に係る微粉炭バーナのものは曲線E。
Fで比較して示した。これは微粉炭50Kg/hのテス
ト炉で得た実験データであるが、排ガス中のNOx濃度
に関しては第6図(b)の曲線り、 Fで示すように負
荷50%以上ではほとんど差がないのに対し、負荷50
%以下では差があり、灰中未燃分では第6図(a)の曲
線C,Eで示すようにバーナ負荷50%以下で本発明の
実施例に係る微粉炭バーナの灰中未燃分が大きく減少し
ている。
これは第5図の直線Aから曲線Bへの低負荷燃焼時にお
いても安定燃焼が可能になったことを示している。
このように本発明の実施例に係る微粉炭バーナを実機に
適用すると油、ガス等の補助燃料の使用頻度が低下する
ことから、経費の大幅な節減ができる。
さらに、外部に微粉炭の濃縮器等の補機を設置しないた
め省スペース化が計られ、特に既設の微粉炭焚ボイラ等
の微粉炭バーナの改造に適している。
[発明の効果] 本発明によれば、濃厚側微粉炭ノズルによって微粉炭バ
ーナの負荷が30%以下であっても微粉炭専焼ができ、
補助燃料を大幅に節減できる。
また、微粉炭バーナ単独でこのような低負荷燃焼が可能
になることによって、ミルのカット(バーナカット)が
不要となるために、補助燃料費用とは別に急速な負荷変
化運用(DSS運転)が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る微粉炭バーナの縦断面図
、第2図は第1図の■−■線拡線側大側面図3図は第1
図の先端部を示す拡大図、第4図は第3図の他の実施例
を示す拡大図、第5図は縦軸に濃厚側C/A、横軸にバ
ーナ負荷を示した特性曲線図、第6図(a)、(b)は
縦軸に灰中未燃分、排ガス中のNOx濃度、横軸に負荷
を示した特性曲線図、第7図は微粉炭焚ボイラの概略系
統図、第8図および第9図は従来の微粉炭バーナの縦断
面図、第10図は第9図のX−X線側面拡大図である。 6・・・・・・微粉炭供給管、8・・・・・・微粉炭ノ
ズル、17・・・・・・外周保炎器、18・・・・・・
濃縮器、19・・・・・・外側流路、20・・・・・・
内側流路、21・・・・・・切り替えダンパ、25・・
・・・・濃厚側微粉炭ノズル。 第3図 第4図 ツマ−”づ−1雫伺 (%) 第6図 負荷(%) 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  微粉炭ノズルの先端に外周保炎器を設け、かつ微粉炭
    供給管の途中に微粉炭濃度を変える濃縮器と、この濃縮
    器の上流に開、閉する切り替えダンパを設けて低負荷時
    流路と高負荷時流路に分割し、切り替えダンパの開、閉
    によつて微粉炭ノズル内の微粉炭濃度を可変にするもの
    において、前記微粉炭ノズルの先端に濃厚側微粉炭ノズ
    ルを設け、濃厚側微粉炭ノズルを外周保炎器の内側に配
    置したことを特徴とする微粉炭バーナ。
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