JPH0321104Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321104Y2 JPH0321104Y2 JP8131485U JP8131485U JPH0321104Y2 JP H0321104 Y2 JPH0321104 Y2 JP H0321104Y2 JP 8131485 U JP8131485 U JP 8131485U JP 8131485 U JP8131485 U JP 8131485U JP H0321104 Y2 JPH0321104 Y2 JP H0321104Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- input terminal
- chroma
- differential amplifier
- delay circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003623 enhancer Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ビデオ信号を再生した映像の輪郭を
強調するためのエンハンサに関する。
強調するためのエンハンサに関する。
第１図はエンハンサの従来の回路で、１は第２
図に示すようなビデオ信号の入力端子、２は差動
増幅器、３は遅延回路、４はクロマ信号のトラツ
プ回路、５と６は出力端子である。
図に示すようなビデオ信号の入力端子、２は差動
増幅器、３は遅延回路、４はクロマ信号のトラツ
プ回路、５と６は出力端子である。
説明を簡単にするために、ビデオ信号を輝度信
号のみであらわし、入力端子１には第３図ａの信
号が入力されるとする。遅延回路３を通つて差動
増幅器２の非反転入力端子に加わる信号は同図ｂ
となる。この信号は反射されて再び遅延回路を通
つて同図ｃの信号となり、ａの信号に加えられ
る。したがつて差動増幅器２の反転入力端子に加
わる信号は同図ｄとなる。この信号は同図ｅのよ
うに反転されてｂの信号と加わり差動増幅器２よ
り出力され、同図ｆのような信号が出力端子５よ
り出力される。この出力信号は出力端子６より出
力されるビデオ信号に加えられて、同図ｇのよう
な輪郭の強調されたビデオ信号が得られる。
号のみであらわし、入力端子１には第３図ａの信
号が入力されるとする。遅延回路３を通つて差動
増幅器２の非反転入力端子に加わる信号は同図ｂ
となる。この信号は反射されて再び遅延回路を通
つて同図ｃの信号となり、ａの信号に加えられ
る。したがつて差動増幅器２の反転入力端子に加
わる信号は同図ｄとなる。この信号は同図ｅのよ
うに反転されてｂの信号と加わり差動増幅器２よ
り出力され、同図ｆのような信号が出力端子５よ
り出力される。この出力信号は出力端子６より出
力されるビデオ信号に加えられて、同図ｇのよう
な輪郭の強調されたビデオ信号が得られる。
出力端子５より出力される輪郭強調のための信
号は、第３図ｆのように、輪郭部のみの信号であ
る必要があるが、実際にはクロマ信号が重畳して
いる。そのため第１図４のトラツプ回路が挿入さ
れていてクロマ信号を除去するうにしている。一
方、回路構成は簡単であることが望ましい。本考
案は第１図のエンハンサにおいてクロマ信号のト
ラツプ回路を不要にしたエンハンサを提供するこ
とを目的とする。
号は、第３図ｆのように、輪郭部のみの信号であ
る必要があるが、実際にはクロマ信号が重畳して
いる。そのため第１図４のトラツプ回路が挿入さ
れていてクロマ信号を除去するうにしている。一
方、回路構成は簡単であることが望ましい。本考
案は第１図のエンハンサにおいてクロマ信号のト
ラツプ回路を不要にしたエンハンサを提供するこ
とを目的とする。
本考案は、遅延回路の遅延時間をクロマ信号の
周期に等しくするものである。かくすることによ
り、第３図ａの信号とｅの信号に重畳するクロマ
信号は逆相となるので、差動増幅器の出力にはク
ロマ信号が殆どキヤンセルされて出力される。
周期に等しくするものである。かくすることによ
り、第３図ａの信号とｅの信号に重畳するクロマ
信号は逆相となるので、差動増幅器の出力にはク
ロマ信号が殆どキヤンセルされて出力される。
第４図は、輝度信号にクロマ信号が重畳された
ビデオ信号で、第１図の入力端子１に加えられる
第４図ａのクロマ信号の周期はＴである。遅延時
間Ｔの遅延回路３を通つて差動増幅器２の非反転
入力端子に加えられる信号は第４図ｂである。こ
こで反射されて入力端子１にあらわれる信号は第
４図ｃで、ａの信号より2T遅れた信号となる。
したがつて、第４図ａとｃが加わつた信号が差動
増幅器１の反転入力端子に加えられるので、第４
図ｅに示す信号と第４図ｂの信号が加えられて差
動増幅器１より出力されることになる。ここで、
第４図ｂのクロマ信号とｅのクロマ信号をみると
逆相関係にあるので、差動増幅器１よりはクロマ
信号のキヤンセルされた輪郭強調信号が出力され
る。クロマ信号の周波数は3.58MHzであるので、
その１周期である280nsecが遅延時間となる。
ビデオ信号で、第１図の入力端子１に加えられる
第４図ａのクロマ信号の周期はＴである。遅延時
間Ｔの遅延回路３を通つて差動増幅器２の非反転
入力端子に加えられる信号は第４図ｂである。こ
こで反射されて入力端子１にあらわれる信号は第
４図ｃで、ａの信号より2T遅れた信号となる。
したがつて、第４図ａとｃが加わつた信号が差動
増幅器１の反転入力端子に加えられるので、第４
図ｅに示す信号と第４図ｂの信号が加えられて差
動増幅器１より出力されることになる。ここで、
第４図ｂのクロマ信号とｅのクロマ信号をみると
逆相関係にあるので、差動増幅器１よりはクロマ
信号のキヤンセルされた輪郭強調信号が出力され
る。クロマ信号の周波数は3.58MHzであるので、
その１周期である280nsecが遅延時間となる。
以上の説明では、遅延回路の遅延時間をクロマ
信号の周期と同じにしたが、若干キヤンセルされ
ない部分が許容される場合は、遅延時間をクロマ
信号の周期の整数倍にしてもよい。
信号の周期と同じにしたが、若干キヤンセルされ
ない部分が許容される場合は、遅延時間をクロマ
信号の周期の整数倍にしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、遅延回路の遅延時間をクロマ信号の
周期の整数倍としたので、クロマ信号のキヤンセ
ルされた輪郭強調信号を得ることができるので、
クロマ信号のトラツプ回路を省略することができ
る。
周期の整数倍としたので、クロマ信号のキヤンセ
ルされた輪郭強調信号を得ることができるので、
クロマ信号のトラツプ回路を省略することができ
る。
第１図はエンハンサの回路で、本考案ではトラ
ツプ回路４は不要となる。第２図はビデオ信号、
第３図はエンハンサの動作説明図、第４図は本考
案の説明図である。 ２……差動増幅器、３……遅延回路。
ツプ回路４は不要となる。第２図はビデオ信号、
第３図はエンハンサの動作説明図、第４図は本考
案の説明図である。 ２……差動増幅器、３……遅延回路。
Claims (1)
- 反転入力端子と非反転入力端子とを有する差動
増幅器の一方の入力端子にビデオ信号を供給し、
他方の入力端子に前記ビデオ信号を遅延回路を介
して供給するエンハンサにおいて、前記遅延回路
の遅延時間をクロマ信号の１周期の整数倍とした
ことを特徴とするエンハンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8131485U JPH0321104Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8131485U JPH0321104Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61197778U JPS61197778U (ja) | 1986-12-10 |
| JPH0321104Y2 true JPH0321104Y2 (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=30627985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8131485U Expired JPH0321104Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0321104Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190307269A1 (en) * | 2018-04-04 | 2019-10-10 | Shawn Anthony King | Custom orthotic pillow system |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP8131485U patent/JPH0321104Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190307269A1 (en) * | 2018-04-04 | 2019-10-10 | Shawn Anthony King | Custom orthotic pillow system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61197778U (ja) | 1986-12-10 |
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