JPH03208606A - コンクリート管の受口の仕上装置 - Google Patents

コンクリート管の受口の仕上装置

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JPH03208606A
JPH03208606A JP2003394A JP339490A JPH03208606A JP H03208606 A JPH03208606 A JP H03208606A JP 2003394 A JP2003394 A JP 2003394A JP 339490 A JP339490 A JP 339490A JP H03208606 A JPH03208606 A JP H03208606A
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socket
axis
inner circumferential
circumferential surface
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Toru Yamamoto
徹 山本
Takayasu Sawano
沢野 隆保
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Toyota Kihan KK
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、下水管路のような管路の形成のために用いら
れる、受口および差口を有するコンクリート管の前記受
口の内周面の仕上方法および仕上装置に関する。
(従来の技術〉 管路を構成すべく相互に接続され、対を成す二つのコン
クリート管の間からの漏水の防止のため、一般に、一方
のコンクリート管の受口と該受口に受け入れられる他方
のコンクリート管の差口との間に該差口を取り巻くリン
グ状のパッキンが配置される。パッキンは受口の内周面
と差口の外周面との間の隙間を埋めかつこれらの両面に
密接し、これらの周面の間からの水漏れを阻止する。
ところが、特に遠心力成形されたコンクリート管では、
受口の内周面の仕上り精度が低い。すなわち、受口の内
周面の粗さが大きい。このため、受口の内周面と前記パ
ッキンとの間に液密性が保持されず、十分な漏水防止効
果が得られなかった。
このようなことから、従来、規格より小径であるように
形成された受口の内周面を研摩し、これを粗さの小さい
加工円筒面に仕上げることが行なわれている。この仕上
加工に際し、前記加工円筒面はコンクリート管の公称寸
法に従って定められた軸線を基準線として形成されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前記基準線d、製造上の誤差を伴なって成形さ
れる個々のコンクリート管の真の軸線とは一致しないこ
とから、コンクリート管を接続するときにこれらの間に
段差が生じる。段差は、特に、直径の大きいコンクリー
ト管に顕著に現われる。
本発明の目的は、接続されるコンクリート管相互に生じ
る段差をできる限り小さいものとすべくコンクリート管
の受口の内周面を真の軸線にできる限り近似する軸線の
周りに仕上加工を施すための方法および装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段、発明の作用および効果) 本発明に係るコンクリート管の受口の内周面の仕上方法
(第1の仕上方法)は、前記コンクリート管の前記受口
を除く部分において前記コンクリート管の公称寸法に基
づく軸線(公称軸線)と直交する横断面における前記軸
線上の一点と前記コンクリート管の内周面上の三点との
間の距離を測定し、これらの測定距離から定められる前
記三点を通る円の中心を通りかつ前記軸線と平行な線を
軸線とする円筒面に沿って前記受口の内周面を研摩する
ことを含む。
本発明によれば、個々のコンクリート管についての前記
受口を餘〈他の部分の内周面の円形断面を定め、この円
形断面の中心を通る軸線を基準線として研摩加工を施す
。前記研摩加工のための前記基準線は個々のコンクリー
ト管に固有のものであり、しかも、前記公称軸線と比較
して個々のコンクリート管の真の軸線により近似する。
このことから、本発明に従って仕上加工を施されたコン
クリート管によれば、これらを互いに接続するときにコ
ンクリート管相互に生じる段差はより小さいものとなる
測定すべき距離を前記公称軸線と直交する直線と前記コ
ンクリート管の内周面との両交点間の距離とし、また、
前記基準線を前記両交点間の中点を通りかつ前記軸線と
平行な線とすることができる(第2の仕上方法)。ある
いは、測定すべき距離を前記公称軸線と直交しかつ互い
に直交する二つの直線のそれぞれと前記コンクリート管
の内周面との両交点間の距離とし、また、前記基準線を
前記両交点間の中点を相互に結ぶ線分の中点を通りかつ
前記軸線と平行な線とすることができる(第3の仕上方
法)。これによっても個々のコンクリート管についての
真の軸線により近似する基準線を設定することができる
本発明に係る装置は、受口および差口を有するコンクリ
ート管を水平に支承する、上下方向および前記コンクリ
ート管の長手方向へ移動可能の支承台と、前記コンクリ
ート管の受口を把持するためのチャック手段と、上下方
向および水平面上における前記コンクリート管の長手方
向に直角な方向へ移動可能の支持体と、前記支持体に支
持され、前記コンクリート管の軸線と平行な軸線の周り
に回転可能の研削手段および該研削手段と同軸的に配置
されかつ前記軸線方向へ移動可能のアーバーと、前記支
持体を各方向へ駆動するためのサーボモータを含む。
この装置によれば、本発明の方法は次のようにして実施
される。
最初に、受口が前記チャック手段の側を向くようにコン
クリート管を前記支承台に載せ、前記コンクリート管の
公称寸法に基づく軸線(以下、公称軸線という。)が前
記チャック手段および前記アーバーの双方の軸線の延長
線上にあるように、前記支持体を移動させ、また、前記
支承台を昇降させる。
次に、前記研摩手段が前記コンクリート管の受口の内部
に位置しかつ前記受口が前記チャック手段に取り囲まれ
るように、前記支承台を前記コンクリート管の長手方向
に進め、さらに、前記アーバーが前記コンクリート管の
受口のさらに奥に位置するように前記公称軸線に沿って
移動させる。
その後、前記チャック手段を作動させて前記受口を把持
する。このとき、前記アーバーの軸線は前記コンクリー
ト管の前記公称軸線上にある。
前記第1の仕上方法の実施に際し・では、前記アーバー
が前記コンクリート管の内周面上の任意の−点に接する
まで前記支持体を上下方向および前記コンクリート管の
長手方向に直角な水平方向へそれぞれ移動させる。これ
を三回繰り返す。前記アーバーが前記コンクリート管の
内周面に当たったことは、前記支持体を駆動する各サー
ボモータの誘導負荷電流の上昇によって知ることができ
、また、前記公称軸線からの前記アーバーの移動距離は
各サーボモータの回転数を検出することによって測定す
ることができる。
次いで、前記アーバーの移動距離から、前記公称軸線か
らの前記コンクリート管の内周面上の各点までの距離を
算出し、また、これらの算出値から、前記点を通る円の
中心座標を算出する。
その後、前記研削手段の軸線が、前記円の中心座標を通
りかつ前記公称軸線と平行である線すなわち基準線上に
位置することとなるように、前記支持体を移動させる。
前記研削手段を自転させる間に、前記研削手段が前記基
準線の周りの円筒面に沿って移動するようじ前記支持体
を移動させ、これにより前記受口の内周面を研摩する。
その結果、個々のコンクリート管の真の軸線に近似する
軸線を有する粗さの小さい加工円筒面が受口の内周面に
形成される。
また、前記第2の仕上方法の実施に際しては、前記公称
軸線上に位置する前記アーバーをこれが前記コンクリー
ト管の内周面に当接するまで上方向および下方向のそれ
ぞれに移動させ、移動距離を測定する。前記アーバーの
移動距離から、前記アーバーの当接点すなわち前記コン
クリート管の上下方向に相対する二点の間の距離とこれ
らの点を結ぶ線分の中点の座標を算出することができる
。この例では、前記中点の座標を通る線を前記加工円筒
面の基準線として、前記研削手段による研摩加工を行な
う。
さらに、前記第3の仕上方法の実施に際しては、前記上
下方向に加えて、前記公称軸線上に位置する前記アーバ
ーをこれが前記コンクリート管の内周面に当接するまで
左方向および右方向のそれぞれに移動させ、前記アーバ
ーの移動距離を測定する。前記アーバーの移動距離から
、前記コンクリート管の水平方向に相対する二点間の距
離とこれらの点を結ぶ線分の中点の座標を算出すること
ができる。この例では、上下方向および左右方向におけ
る両中点を結ぶ線分の中点の前記座標を通る線を前記加
工円筒面の基準線として、前記研削手段による研摩加工
を行なう。
(実施例〉 第1図および第2図を参照すると、受口J2aおよび差
口12bを有するコンクリート管12の受口12aの仕
上方法を実施するための仕上装置が全体を符号10で示
されている。
コンクリート管12は、例えば遠心力成形により得られ
た遠心力鉄筋コンクリート管から成る。
仕上加工前の受口12aは、本発明の仕上方法の適用の
ため、その仕上り寸法または公称寸法より小さい内径を
有する。
仕上装置10はコンクリート管12のための支承台14
と、コンクリート管12の受口12aを把持するための
チャック手段16と、上下方向および前記コンクリート
管の長手方向に直角な水平方向へそれぞれ移動可能の支
持体18と、支持休18に支持された、コンクリート管
12の軸線と平行な軸線の周りに回転可能の研削手段2
0お11 よび研削手段20と同軸的に配置されかつ該研削手段の
軸線方向へ移動可能のアーバー22(第1図および第3
図参照参照)と、支持体18を所定の方向へ移動させる
ための二つのサーボモータ24.26とを含む。
第2図および第4図を参照するに、本発明の仕上方法(
・第1の仕上方法)では、コンクリート管12の受口1
2aを除く部分(以下、胴部という。)12Cにおいて
、コンクリート管12の公称寸法(特に、コンクリート
管12の内外径)に基〈軸線(以下、公称軸線という。
)S、すなわち前記公称寸法に従って位置を特定された
公称軸線Sと直交する横断面上における公称軸線S上の
一点Oとコンクリート管12の内周面28上の三つの任
意の点A,B,Cとの間の距離すなわち点Oと各点A,
B,Cとを結ぶ線分A,,n,,f’3(第4図)の長
さを測定し、これらの測定距離から定められる三点A,
B,Cを通る円の中心Ooを通りかつ公称軸線Sと平行
な線を軸線とする円筒面に沿って受口12aの内周面2
9を研1 2 摩する。
また、第5図を参照するに、本発明の他の仕上方法(第
2の仕上方法)では、胴部12cにおいて、公称軸線S
と直交する直線ft4とコンクリート管12の内周面2
8との両交点D,E間の距離を測定し、この測定距離か
ら定められる両交点D,E間の中点0,を通りかつ公称
軸線Sと平行な線SLを軸線とする円筒面に沿って受口
12aの内周面29を研摩する さらに、本発明の他の仕上方法(第3の仕上方法〉では
、胴部12cにおいて、公称軸線Sと直交しかつ互いに
直交する二つの直線角。,ぶ5のそれぞれとコンクリー
ト管12の内周面28との両交点D,EおよびF,G間
の距離を測定し、これらの測定距離から定められる前記
交点間の二つの中点01,o2を相互に結ぶ線分Il.
6の中点03を通りかつ公称軸線Sと平行な線S3を軸
線とする円筒面に沿って受口12aの内周面29を研摩
する。
前記第1ないし第3の各仕上方法の実施のための点相互
間の距離の測定に先立ち、コンクリート管12を支承台
14に載せて支承台14を上昇させ、他方、支持体1 
8’を昇降させまたコンクリート管12の長手方向に直
角な水平方向に移動させ、これにより、コンクリート管
12の公称軸線Sとアーバー22の軸線とを一つの線上
に位置させる。
その後、コンクリート管12の受口12aがチャック手
段16を貫通するまで支承台14をコンクリート管12
の長手方向へ移動させ、次いで、チャック手段16で受
口12aを把持し、こによりコンクリート管12の位置
を固定する。
その後、アーバー22をコンクリート管12の胴部12
c内に達するまで移動させる。
前記第1の仕上方法では、次に、アーバー22が胴部1
2cの内周面の〜点Aに当接するまで、支持体18を前
記上下方向および前記水平方向へ移動させる。このとき
の支持体18の上下方向への移動距離と前記水平方向へ
の移動距離は、支持体18の駆動手段であるサーボモー
タ24.26のそれぞれの回転数を測定し、これを長さ
に換算することによって間接的に測定することができる
。また、アーバー22がA点に接したか否かは、各サー
ボモータ24.26の誘導負荷電流の上昇を検知するこ
とにより知ることができる。その結果、二点OA間の距
離が測定される。このような操作をアーバー22を元の
位置に戻した後に繰り返し行なうことにより、点Oと胴
部12cの内周面上の各点B,Cとの各距離を測定する
ことができる。
前記第2の仕上方法では、公称軸線S上におかれたアー
バー22が点Dおよび点Eのそれぞれに当接するまで支
持体18を前記上下方向へ移動させる。サーボモータ2
4の回転数から、両点D,E間の距離が求められる。
前記第3の仕上方法では、両点D,E間の距離に加えて
、さらに、両点F,G間の距離を測定すべく、公称軸線
S上におかれたアーバー22が点Fおよび点Gのそれぞ
れに当接するまで支持体18を前記水平方向へ移動させ
る。サーボモー1 5 ?26の回転数から、両点F,G間の距離が求められる
前記第1の仕上方法では、その後、三つの測定距離から
、三点A,B.Cを通る円の中心0。の座標を定める。
次いで、支持体18を前記上下方向および前記水平方向
に移動させることにより、研削手段20の軸11(L,
たがってアーバー22の軸線)が、中心O0を通りかつ
公称軸線Sと平行な線S0上に位置するようにする。こ
のとき、アーバー22は引込めておくことが望ましい。
次に、研削手段20を自転させる間に支持体18を前記
上下方向および前記水平方向へ移動させることにより、
研削手段20を軸線S0の周りの円筒面に沿って移動さ
せ、これにより、受口12aの内周面29を研摩する。
必要があれば、研削手段20に対するコンクリート管1
2の軸線方向位置を変えて、研削手段20による研摩加
工を繰り返し、研摩加工残しをなくす。研削手段20に
対するコンクリート管12の軸線方向位置の変更は、チ
ャック手段16による■コンクリート管121 6 の扶持解除しての支承台14の移動により、あるいは、
研削手段20のその軸線方向への移動により行なうこと
ができる。
前記第2の仕上方法では、その後、両点D, E間の測
定距離から両点D,E間の中点Olの座標を定める。次
いで、支持体18を前記上下方向に移動させることによ
り、研削千段20の軸線を中点01を通る線S1上に位
置させる。その後は、前記第1の仕上方法におけると同
様に、軸線S1の周りの円筒面に沿って内周面29を研
摩する。
また、前記第3の仕上方法では、その後、両点D,E間
の中点OIおよび両点F,G間の中点02のそれぞれの
座標を求め、両座標から、両中点を結ぶ線IL6の中点
03の座標を求める。次いで、支持体18を前記上下方
向および水平方向に移動させて、研削千段20の軸線を
中点Oを通る線S3上に位置させる。その後、前記第1
の仕上方法におけると同様に、軸線S3の周りの円筒面
に沿って内周面29を研摩する。
コンクリート管12、より詳細にはコンクリート管の胴
部12cを支承するための支承台14は、後記可動台3
8に水平に、また、上下方向とコンクリート管18の長
手方向すなわち支承台の長手力向とのそれぞれに移動可
能に支持され、可動台38は後記基台44にコンクリー
ト管12の長手方向へ移動可能に支持され、また、基合
44は据付面Gに据え付けられている。
支丞台14は、一対の互いに平行なバ一部材30および
該バ一部材に固定され、両バ一部材30の長手方向に互
いに間隔をおかれた複数(図示の例では三つ〉の受座3
2を有する。各受座32は、鉛直面に対して等角度を成
しかつ互いに交差する一対の傾斜面すなわちV形の傾斜
面を有する。したがって、コンクリート管12がその受
口12aをチャック手段16に向けて支承台14の受座
32の上に置かれるとき、その公称軸線Sは前記鉛直面
内に位置し、公称軸線Sの支承台14からの高さ位置が
わかる。図示の例では、支承台14の各側方に互いに平
行な一対のレール34が配置され、各レールは脚を介し
て据付面Gに据え付けられている。レール34は第1図
で見て右方から左方に向けてわずかに下降しており、コ
ンクリート管12はレール34上を転がして支承台14
上に載置することができる。
支承台14は、液圧ジャッキ36を介して、支承台14
の下方の可動台38に支持されている。
可動台38は両レール34の下方をこれらと直交して伸
びる一対のガーダー40と、両ガーダー40の長手方向
に互いに間隔をおかれた、両ガーダー40を連結する複
数の連結部材42とを含む。図示の例では、両ガーダー
40は、各対のレール34のほぼ真下と、これらの間の
ほぼ中間位置と、チャック手段16に近接する端部とに
おいて連結されている。
各ガーダー40はその下方に配置された複数(図示の例
では四つ)の基台44を介して据付面G上に支持されて
いる。各ガーダー40下の四つの基台44は各ガーダー
40の長手方向に互い1 9 に間隔をおいて配置されかつ据付面Gにボルト止めによ
り固定されている。
前記液圧ジャッキ36はそのシリンダ部において前記中
間位置の連結部材42に固定され、また、そのピストン
部の先端において支承台14の中間位置の受座32の底
部に固定されている。したがって、液圧ジャッキ36の
伸長および収縮動作に応じて、可動台38に対して支承
台14が上昇および下降し、これにより、コンクリート
管12を所定の高さ位置まで昇降させることができる。
液圧ジャッキ36の前記シリンダ部の一部は、支承台1
4のほぼ下方において据付面Gに開放するビット45に
受け入れられている。このビット45は、また、コンク
リート管12の受口12aの研摩仕上作業の際に研削千
段20に噴き付けられ、流れ落ちる冷却液を一時的に貯
溜するための空間として利用される。
各ガーダー40の長手方向へ互いに隣接しかつ対を成す
基台44に、ガーダー40の長手方向へ伸びるガイドロ
ッド46がその両端部において2 0 一対のブラケット48を介して支承されている。
他方、可動台38の前記レール下に位置する各連結部材
42の両端か、これらの底部に固定されたブラケット5
0を介して、互いに相対する両ガイドロッド46にこれ
らを滑動可能に連結されている。このことから、可動台
38は支承台14と共にその長手方向に移動可能であり
、これにより、コンクリート管12をチャック手段16
、研削手段20およびアーバー22に向けて水平移動さ
せることができる。図示の例では、可動台38の移動手
段として、液圧ジャッキ58が用いられている。液圧ジ
ャッキ58の両端部は、ブラケッ}52.54を介して
、可動台の連結部材42と、コンクリート管の差口12
bの側における相対する一対の基台44の連結部材56
とに連結されている。
チャック手段16は支承台14の長手方向における一方
の側(コンクリート管の受口12aの側)において支承
台14に近接して配置されており、一対の支柱60に支
持,され鉛直面に沿って伸びるプレート62と、プレー
ト62と平行に配置されかつプレート62に支持された
三つのアーム部材64とを含む。
一対の支柱60はその控え66とともに据付面Gにボル
ト止めにより固定されている。プレート62には、支承
台14に載置されて移動されるコンクリート管12の受
口12aを貫通を許す孔62aが設けられている。孔6
2aは、支承台14の受座32における両傾斜面の交差
線を含む前記鉛直面内に軸線を有する。したがって、支
承台14を昇降させることにより、支承台14に支承さ
れたコンクリート管12をその公称軸線Sが孔62aの
軸線の延長線上にあるように位置決めることができる。
各アーム部材64は、孔62aの周りに互いに120度
の間隔をおいて配置され孔62aの軸線方向に伸びる枢
軸68の周りに揺動可能である。各アーム部材64は三
つの端部64a,64b,64cを有する。端部64a
は、各アーム部材において、枢軸68から同じ距離にあ
りかつ各枢軸68の周りの同し角度位置にある。各端部
64b,64cについても同様である。各端部64aに
は、孔62aの軸線と平行な軸線の周りに回転可能の一
対のローラ70を保持するホルダ72が前記軸線と平行
なビンを介して枢着されている。各ローラ70は、各ア
ーム部材64を枢軸6Bの周りに反時計方向へ揺動させ
るとき、孔62aを貫通した状態にあるコンクリート管
12の受口12aの外周面に接し、受口12aを把持す
る。これにより、コンクリート管12が所定の位置に固
定される。
孔62aの周方向に互いに隣接する一方のアーム部材の
端部64bと他方のアーム部材の端部64cとが連結棒
74で連結されている。連結棒74の両端部は孔62a
の軸線と平行なピンを介して両アーム部材に枢着されて
いる。連結棒74は、各アーム部材64の枢軸62の周
りの揺動運動を同期させる。三つのアーム部材64の内
の一つはさらに第4の端部64dを有し、端部64dは
、プレート62に枢着された液圧2 3 ジャッキ76に枢着されている。各アーム部材64は液
圧ジャッキ76の伸縮動作により揺動する。
支持体18は、支承台14の長手方向における前記一方
の側に、チャック手段16に近接して配置されている。
支持体18は、据付面Gに固定された複数の脚を有する
架台78に支持された可動体80に支持されている。
架台78はレール34と平行に伸びる互いに平行な一対
のガイドレール84を有する。可動体80はその底部に
ガイドレール84の上半部を受け入れる溝80aを有し
、レール84上をこれに沿って滑動することができる。
また、架台78にサーボモータ26が固定されている。
サーボモータ26の駆動軸には溝80aと平行に伸びる
雄ねじ部材86が接続されている。他方、可動体80の
底部には両溝80a間に一対の雌ねじ部材88が固定さ
れている。雄ねじ部材86は雌ねじ部材88に螺合して
いる。サーボモータ26を作動させることにより、可動
体80をコンクリー2 4 ト管12の長手方向と直角な水平方向へ移動させること
ができる。
可動体80には、その側面に、上下方向に伸びる凹部を
有する一対の案内部材90が取り付けられ、また、支持
体18の側面には案内部材90の凹部に受け入れられた
凸部を有する一対の案内部材92が取り付けられている
。さらに、可動体80の前記側面に案内部材90間を上
下方向に伸びる雄ねじ部材94が配置されかつ回転可能
に支承されている。他方、支持体18の前記側面には、
雄ねじ部材94に螺合する雌ねじ部材96が案内部材9
2間に配置されかつ固定されている。
したがって、支持体18および可動体80は、雌ねじ部
材94および雌ねじ部材96を介して相互に連結されて
いる。雄ねじ部材94はその上端部で可動体80に固定
されたサーポモータ24の駆動軸に接続されている。サ
ーボモータ24を作動させることにより、支持体18を
昇降させることができる。
研削手段20およびアーバー22は支持体18に支持さ
れ、研削手段20の先端部がチャック手段のプレート6
2の孔62aから支承台14の側へ突出している。研削
手段20は例えばダイヤモンドカッターから戒り、円筒
状の形態を有する。
前記ダイヤモンドカッターにあっては円筒面上にダイヤ
モンド粒が電気メッキ塗着されている。また、鉄塊であ
るアーバー22は円柱状の形態を有する。アーバー22
は研削千段20の円筒内に受け入れ可能の大きさを有す
る。アーバー22は、支持体18内に配置されかつアー
バー22に接続された液圧ジャッキ(図示せず)の伸縮
動作により、その軸線方向に移動させることができ、こ
れにより,研削手段20の円筒内外に出入させることが
できる。研削手段20も、また、支持体18内に配置さ
れかつ研削千段20に接続された液圧ジャッキ(図示せ
ず)の伸縮動作により、その軸線方向に移動させること
ができ。
支持体18には、その頂部に、研削手段22を馳動、回
転させるためのモータ98が配置され、モータ98の駆
動軸に取り付けられたブーリ100および該プーりおよ
び支持体18内において研削手段22に接続された駆動
軸(図示せず〉のブーリに掛け渡されたベルト102を
介して、モータ98の駆動力が伝達される。
支持体18には、研削手段20の下方にコンクリート管
12の受口12aをチャック手段の孔62a内に自動的
に位置決めるためにその端面位置を検知するための適当
な検知千段104を取り付けることができる。図示の検
知手段ス04は、支持体の外部にあって大小両径部を有
する円柱状の鉄塊と、支持体18内に配置されかつ前記
鉄塊の大径部に接続された液圧ジャッキ(図示せず)と
、前記液圧ジャッキの伸縮動作部分の特定部分の接近を
検知する近接スイッチのようなセンサ(図示せず)とを
含む。前記鉄塊は前記液圧ジャッキの伸縮動作によりそ
の軸線方向へ移動する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る仕上装置の正面図お
よび平面図、第3図は研削手段および2 7 第 1 アーバーとこれらの支持手段の側面図、第4図および第
5図はコンクリート管の受口の側面図である。 10:仕上装置、   12:コンクリート管、12a
,12b:コンクリート管の受口および差口、 14:支承台、    16:チャック手段、18:支
持体、   20:研削手段、22:アーバー   2
4.26:サーボモータ,S,0:コンクリート管の公
称軸線およびその上の点、 SO・S1・S3 :基準線、 Oo :円の中心、  o,,02,o3 :中点、A
,B,C,D,E,F,G:コンクリート管の内周面上
の点、 J2,,角2.IL3,IL4.皇S:コンクリート管
の内周面上の点を結ぶ線分または直線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受口および差口を有するコンクリート管の前記受
    口の内周面の仕上方法であって、前記コンクリート管の
    前記受口を除く部分において前記コンクリート管の公称
    寸法に基づく軸線と直交する横断面内における前記軸線
    上の一点と前記コンクリート管の内周面上の三点との間
    の距離を測定すること、これらの測定距離から定められ
    る前記三点を通る円の中心を通りかつ前記軸線と平行な
    線を軸線とする円筒面に沿って前記受口の内周面を研摩
    することを含む、コンクリート管の受口の内周面の仕上
    方法。
  2. (2)受口および差口を有するコンクリート管の前記受
    口の内周面の仕上方法であって、前記コンクリート管の
    前記受口を除く部分において前記コンクリート管の公称
    寸法に基づく軸線と直交する直線と前記コンクリート管
    の内周面との両交点間の距離を測定すること、この測定
    距離から定められる前記両交点間の中点を通りかつ前記
    軸線と平行な線を軸線とする円筒面に沿って前記受口の
    内周面を研摩することを含む、コンクリート管の受口の
    内周面の仕上方法。
  3. (3)受口および差口を有するコンクリート管の前記受
    口の内周面の仕上方法であって、前記コンクリート管の
    前記受口を除く部分において前記コンクリート管の公称
    寸法に基づく軸線と直交しかつ互いに直交する二つの直
    線のそれぞれと前記コンクリート管の内周面との両交点
    間の距離を測定すること、これらの測定距離からそれぞ
    れ定められる前記両交点間の中点相互を結ぶ線分の中点
    を通りかつ前記軸線と平行な線を軸線とする円筒面に沿
    って前記受口の内周面を研摩することを含む、コンクリ
    ート管の受口の内周面の仕上方法。
  4. (4)受口および差口を有するコンクリート管を水平に
    支承する、上下方向および前記コンクリート管の長手方
    向へ移動可能の支承台と、前記コンクリート管の受口を
    把持するためのチャック手段と、上下方向および水平面
    上における前記コンクリート管の長手方向に直角な方向
    へ移動可能の支持体と、前記支持体に支持され、前記コ
    ンクリート管の軸線と平行な軸線の周りに回転可能の研
    削手段および該研削手段と同軸的に配置されかつ前記軸
    線方向へ移動可能のアーバーと、前記支持体を各方向へ
    駆動するためのサーボモータとを含む、コンクリート管
    の受口の内周面の仕上装置。
JP2003394A 1990-01-12 1990-01-12 コンクリート管の受口の仕上装置 Granted JPH03208606A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0674981A1 (de) * 1994-03-31 1995-10-04 DAUM + PARTNER Maschinenbau GmbH Vorrichtung zum Bearbeiten von Betonröhren

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