JPH03208595A - 記録装置用カッターの上下装置 - Google Patents

記録装置用カッターの上下装置

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JPH03208595A
JPH03208595A JP346890A JP346890A JPH03208595A JP H03208595 A JPH03208595 A JP H03208595A JP 346890 A JP346890 A JP 346890A JP 346890 A JP346890 A JP 346890A JP H03208595 A JPH03208595 A JP H03208595A
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Masashi Nakamura
中村 雅司
Yoshio Nakazawa
中沢 良雄
Akihiko Makino
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は記録装置において記録済みの記録紙の裁断を
行う記録装置用カッターの上下装置に関するものである
[従来の技術] この発明の先行技術としては、本願出願人が平成1年1
1月17日に特許出願した「記録装置」に係る発明(以
下先願発明という)がある。
第3図はこの先願発明の一実施例を示す断面図で、図に
おいて(1)は記録ペン、(2〉はペンブロック、(4
)は記録紙、(6〉はカッターユニットの丸刃、(7)
はプラテン、(8〉は用紙押さえローラ、(4l)は駆
動ローラ、(42〉はピンチローラ、(43)はプラテ
ンローラ、(71)はプラテン(7)に設けられたカッ
ター渭を示す。
以下、記録装置の紙送りの方向をX軸方向とし、記録点
における記録紙(4)の面に垂直な方向をZ軸方向とす
るX−Y−Z直角座標を想定して説明する。
ペンブロック(2)はY軸スライダー(図示せず)に架
装され、Y軸上を摺動するようになっており、用紙押さ
えローラ(8)は丸刃(6)に対する関係位置が固定さ
れ、丸刃(6)と用紙押さえローラ(8)とは、ペンブ
ロック(2)に対しZ軸方向に上下できるようにペンブ
ロック(2)に保持されている。
第3図はいわゆるペンダウン状態で、記録ペン(1)に
より記録が行われている状態を示し、従ってカッターユ
ニットはZ軸方向にカッターアップされており、この状
態で紙送りが行われてもカッターユニットが障害となる
ことはない。
そして記録紙(4)を裁断する場合には、初めに記録ベ
ン(1)を上昇させ、記録ペン(1)の先端を記録紙(
4)の表面から離し、記録紙(4冫を紙送りして記録紙
〈4〉の裁断すべき位置を丸刃(6〉真下へ持っていき
、カッターユニットをカッターダウンさせてペンブロッ
ク(2)をY軸方向へ駆動すればよい。
第4図はカッターユニットのアップダウン制御装置の一
例を示す断面図で、Y−Z平面への投影を示し、図(a
>はカッターユニットダウンの状態、図(b)はカッタ
ーユニットアップの状態をそれぞれ示す。
第4図において第3図と同一符号は同一又は相当部分を
示し、(3〉はペンホルダ、(5)はY軸スライダー、
(12)は丸刃(6〉の回転軸、(13)はベアリング
、(14〉はスプリング、(15)はカムレバー (1
6〉はカムレバー軸、(17)はカッターユニットの軸
を示す。
ベアリング(13)とカムレバー軸(16〉とは、ペン
ブロック(2)に固定されており、カッターユニットの
軸(17〉はベアリング(13)内を上下する.そして
カムレバー(15)が−図(a)に示す位置にある場合
には、カムによってスプリング(14)が圧縮され、丸
刃(6)が下降状態を保つ。そしてカムレバー(15)
を図面の矢印の方向へ回動させることによって、カムの
接触面が後退してスプリング(14冫が延び、カッター
ユニットを上昇させ、図(b)に示すカッターユニット
アップの状態となる。
用紙押さえローラ(8)の軸はカッタユニットの軸(1
7)の延長部分に装着されており、カッターユニットが
カッターダウンした状態では記録紙(4)表面に圧接さ
れ、第3図に示すビンチローラ(42)と共に記録紙(
4)の弛みをとるように動作する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の記録装置用カッターの上下装置は以
上のように構戒されているので、カムレバーの回動は人
手により直接、あるいは人手により制御信号を入力して
行う必要があり、このため自動化を図る上で障害となっ
ているという問題点があった。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、作図のための総合的な動作に連動させてカッターユニ
ットのアップダウンを自動的に行うことができる記録装
置用カッターの上下装置を得ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる記録装置用カッターの上下装置は、Y
軸スライダーの一方の端に近接したカムレバーを押して
このカムレバーを一方向へ回動させるカムレバー押し棒
と、Y軸スライダーの他の端に近接したカムレバーを押
してこのカムレバーを逆の方向へ回動させるカムレバー
押し棒とを設けることとしたものである。
[作用] この発明においては、Y軸スライダーの両端に上述のよ
うなカムレバー押し棒を設けることにより、ペンブロッ
クの移動だけでカツタユニットのアップダウン制御を行
うことが可能となる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示す部分断面図でY−Z平面
への投影を示す。第1図において第3図.第4図と同一
符号は同一又は相当部分を示し、(18)は交換用ペン
を保持するターレット、(19〉はターレット(18〉
を駆動するターレットモー夕、(21),(22)はそ
れぞれカムレバー押し棒、(23).(24)はカバー
を示す。
次の第2図は、カムレバー押し棒(22〉とカバー(2
4)との位置関係の一例を示す斜視図である。
第1図に示すY軸スライダー(5)の右方向を仮に正方
向、左方向を仮に負方向とする場合、ペンブロック(2
)が負方向の端に近接すると、カムレバー(15)がカ
ムレバー押し棒(21〉に当接し、さらにペンブロック
(2〉が負方向に進むと、カムレバー押し棒(21)に
よりカムレパー<15)が押され、カムレバー(15)
が時計方向に回動する.そして転移点までくると、自動
的に第1のカム位置から第2のカム位置まで転移し、丸
刃(6)と用紙押さえローラ(8)とを下降させ、この
第2のカム位置を保つ。
この状態でペンブロック〈2〉をY軸スライダー(5)
上で正方向に移動し、記録紙(4)を裁断する。
記録紙(4〉の裁断が終了するとペンブロック(2〉は
反転して正方向に移動するが、この正方向の移動によっ
て今度はカムレバー(15)がカムレバー押し棒(22
)に当接する。そしてペンブロック(2)の正方向の移
動が更に進むと、カムレバー(15)がカムレバー押し
棒(22)により押され、カムレバー(15〉が時計方
向に回動する。そして転移点までくると、自動的に第2
のカム位置から第1のカム位置へ復帰し、カッターアッ
プ状態にかえる。
従ってプラテン幅をPI−P2とし、紙幅をA1−Bと
すれば、記録範囲はA2−Bとなる。
裁断指令が発せられてない場合にカッタダウン制御が行
われないようにするためには、例えば磁気プランジャー
(図示せず)を用い、カムレバー押し棒(22)をY軸
方向へ出入可能なように設計しておき、裁断指令が発せ
られた場合だけカムレバー押し棒(22)をY軸方向へ
突出させてカムレバー(15)と当接するようにしてお
けばよい。
また、本願出願人にかかる特許発明(特公平1−214
45号公報)「記録計のペン交換装置」に開示されてい
るように、Y軸スライダー(5〉の正方向の端には、交
換用のペンを保持するターレット(18)が設けられて
いるので、ペンブロック(2)がY軸スライダー(5〉
の正方向の端に近接した場合、ターレット(18)がペ
ンブロック(2〉の移動の邪魔にならないような角度に
ターレットを回転させておく必要があるが、この制御も
裁断指令によって行うこととすれば良い.この発明は以
上のように構成することにより、裁断指令でカッターア
ップダウン動作を自動的に実行させることができる. なお上記実施例では、押し棒(21).(22)をカバ
ー(23).(24>に設けているが、これに限らずプ
ラテン(7)に対して固定された位置で、且つカムレバ
ー(15)が上述のように当接する位置であれば、どの
ような位置に設けても良い. [発明の効果コ この発明は以上説明したように、ロール記録紙等を使用
する記録装置に装着したカッターユニットのカッターア
ップダウン制御を自動的に実行させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図はカ
ムレバー押し棒とカバーとの位置関係を示す斜視図、第
3図は先願発明の一実施例を示す断面図、第4図はカッ
ターユニットのアップダウン制御装置の一例を示す断面
図。 1・・・記録ペン、2・・・ペンブロック、3・ペンホ
ルダ、4・・・記録紙、5・・・Y軸スライダー、6・
・・丸刃、7・・・プラテン、13・・・ベアリング、
14・・・スプリング、l5・・・カムレパー 16・
・・カムレバー軸、l7・・・カッターユニットの軸、
21.22・・それぞれカムレバー押し棒、23.24
・・それぞれカバー なお、各図中同一符号は同一または相当部分を1 記8
々/ 6 丸刃 一一\ 15 1 5 〕 〜1 第 4 図 3;〈ンホルダ 8:用紙押えローラ 12:回転軸 13:ベアリング 14:スプリング 15:カムレバ 16:カムレバー軸 17:カッターユニソトの 軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  記録装置の紙送りの方向をX軸方向とし、記録点にお
    ける記録紙面に垂直な方向をZ軸とするX−Y−Z直角
    座標を想定し、記録ペンを保持しY軸方向に設けられた
    摺動部であるY軸スライダー上を摺動するペンブロック
    に架装され、Y−Z平面内で回転でき、Z軸方向に移動
    できるカッター用丸刃のZ軸方向の移動を制御し、上昇
    位置においてはカッター用丸刃を記録紙の表面から離脱
    し、下降位置においてはカッタ用丸刃が記録紙を裁断す
    る位置に位置させるように制御する記録装置用カッター
    の上下装置において、 上記ペンブロックに固定され、上記カッター用丸刃が装
    着されるカッターユニットの軸をZ軸方向へ摺動自在に
    保持するベアリング、 上記カッターユニットの軸の頭部に係合するカム面を有
    するカムレバー、 上記カッターユニットの頭部を上記カムレバーのカム面
    に押し付ける力を作用させるスプリング、上記カムレバ
    ーのカムレバー軸を上記ペンブロックに固定し、このカ
    ムレバー軸を中心とするカムレバーの回動によりカム位
    置を変化して上記カッタユニットの頭部を上下させ、上
    記カッター用丸刃の位置を上記上昇位置と上記下降位置
    とに変化させる手段、記録装置の固定部分に対して固定
    した位置に設けられ、上記ペンブロックが上記Y軸スラ
    イダーの一方(仮に負方向とする)の端まで移動した場
    合、上記カムレバーを正方向に押して上記カッターユニ
    ットの軸の頭部を下降させる第1のカムレバー押し棒、 記録装置の固定部分に対して固定した位置に設けられ、
    上記ペンブロックが上記Y軸スライダーの正方向の端ま
    で移動した場合、上記カムレバーを負方向に押して上記
    カッターユニットの軸の頭部を上昇させる第2のカムレ
    バー押し棒、 を備えたことを特徴とする記録装置用カッターの上下装
    置。
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