JPH03208007A - 光スイッチ - Google Patents
光スイッチInfo
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- JPH03208007A JPH03208007A JP148690A JP148690A JPH03208007A JP H03208007 A JPH03208007 A JP H03208007A JP 148690 A JP148690 A JP 148690A JP 148690 A JP148690 A JP 148690A JP H03208007 A JPH03208007 A JP H03208007A
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- optical fiber
- reflecting mirror
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Links
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Landscapes
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(概要)
屈曲変位型圧電アクチュエー夕を用いた光スイッチに関
し、 小型で、切り換え時間が短く且つ十分な光路の切り換え
を行うのに十分な変位量をもち、光ファイバとの位置合
わせを容易に行うことのできることを目的とし、 屈曲変位型圧電アクチュエータの一端を固定し、他端に
反射鏡を形成し、この反射鏡の反射面に入射する光の光
路を屈曲変位によって変更する構戒とする。
し、 小型で、切り換え時間が短く且つ十分な光路の切り換え
を行うのに十分な変位量をもち、光ファイバとの位置合
わせを容易に行うことのできることを目的とし、 屈曲変位型圧電アクチュエータの一端を固定し、他端に
反射鏡を形成し、この反射鏡の反射面に入射する光の光
路を屈曲変位によって変更する構戒とする。
本発明は屈曲変位型圧電アクチュエー夕を用いた光スイ
ッチに関する。
ッチに関する。
最近では、光ファイバを使用した光通信や光情報処理に
おいて光の信号線の切り換えを行うことが必要になって
きており、そのために光スイッチが求められている。特
に、光リンク通信網を形戒する場合に、光ケーブルと端
末との間の光信号の切り換えは重要である。しかし、現
在の光スイッチは一般に高価であり、且つ挿入損失が大
きいために実用できるものは少なく、実際には光信号を
一旦電気信号に変換し、その後でスイッチ動作を行う場
合が多い。そのようなやり方では端末における電源切断
などの異常時に光リンク全体が影響を受けることがあり
、低価格、簡易、小型、高信頼性で、挿入損失の小さな
光スイッチが望まれている。
おいて光の信号線の切り換えを行うことが必要になって
きており、そのために光スイッチが求められている。特
に、光リンク通信網を形戒する場合に、光ケーブルと端
末との間の光信号の切り換えは重要である。しかし、現
在の光スイッチは一般に高価であり、且つ挿入損失が大
きいために実用できるものは少なく、実際には光信号を
一旦電気信号に変換し、その後でスイッチ動作を行う場
合が多い。そのようなやり方では端末における電源切断
などの異常時に光リンク全体が影響を受けることがあり
、低価格、簡易、小型、高信頼性で、挿入損失の小さな
光スイッチが望まれている。
光スイッチを構成する手段として2つのタイプがある。
第1のタイプは機械的に動作する部分を有する機械的な
スイッチであり、第2のタイプは機械的に動作する部分
がなく、光の特性を利用してスイッチ作用を行うもので
ある。第1のタイプの代表的なものは電磁アクチュエー
夕を利用したものと、圧電アクチュエー夕を利用したも
のとがある。第2のタイプの光スイッチとしては、電気
光学効果を用いたものがある。電気光学効果は、物質に
電界を加えると物質の屈折率が変化し、その中を通る光
が偏光したり、速度が変化したりすることを利用するこ
とであり、使用する物質としてはニオブ酸リチウムの結
晶が最近注目されている。ニオブ酸リチウムの結晶の中
に設けた光路に光を通すと、光の速度が電界によって変
化するので、常光と異常光とが生じ、その速度差により
スイッチ作用を行わせるようになっている。また、第2
のタイプの光スイッチとしては、超音波を使用し、超音
波の結晶や水中での歪みによるブラッグ回折を利用した
ものもある。
スイッチであり、第2のタイプは機械的に動作する部分
がなく、光の特性を利用してスイッチ作用を行うもので
ある。第1のタイプの代表的なものは電磁アクチュエー
夕を利用したものと、圧電アクチュエー夕を利用したも
のとがある。第2のタイプの光スイッチとしては、電気
光学効果を用いたものがある。電気光学効果は、物質に
電界を加えると物質の屈折率が変化し、その中を通る光
が偏光したり、速度が変化したりすることを利用するこ
とであり、使用する物質としてはニオブ酸リチウムの結
晶が最近注目されている。ニオブ酸リチウムの結晶の中
に設けた光路に光を通すと、光の速度が電界によって変
化するので、常光と異常光とが生じ、その速度差により
スイッチ作用を行わせるようになっている。また、第2
のタイプの光スイッチとしては、超音波を使用し、超音
波の結晶や水中での歪みによるブラッグ回折を利用した
ものもある。
(発明が解決しようとする課題〕
電磁アクチュエータを利用した光スイッチは光の切り換
え部品としては切り換え時間がかかり過ぎ、動作部分及
びその周囲のソレノイドが大きくなるという問題点があ
った。さらに、電磁アクチュエータでは、動作部分の微
細な位置の制御が難しく、微細な位置の調整も困難なの
で、所望の精度を得るのが難しい。そして、入射光路と
出射光路の間の1つの光路の導通と遮断ばかりでなく、
入射光路から複数の出射光路への光路の切り換えを行う
ようにすると、電磁力を利用した光スイッチでは構戒が
複雑になり、大型になり、高価格になる。これに対して
、圧電アクチュエー夕を利用した光スイッチは切り換え
時間が短いので、この点ではQmアクチュエー夕を利用
したものよりも有利である。しかし、圧電アクチュエー
タの変位量は非常に小さく、圧電アクチュエー夕によっ
て直接に光路の切り換えのできる光スイッチは実用化さ
れていない。一方、電気光学効果を用いた光スイッチの
場合には、機械的な動作部分がないので電気的な制御の
みによってスイッチ作用を行うことができる利点がある
。しかし、偏光分離、合戊などの複雑な光学系が必要で
あり、また常光と異常光との速度の差異の温度依存性の
補償が必要である。従って、電気光学効果を用いた光ス
イッチについても実用化するためには未解決の問題があ
る。超音波を使用する光スイッチについても同様であり
、この場合には高周波数で超音波を発生させる設備が必
要であり、変換損失が大きい。
え部品としては切り換え時間がかかり過ぎ、動作部分及
びその周囲のソレノイドが大きくなるという問題点があ
った。さらに、電磁アクチュエータでは、動作部分の微
細な位置の制御が難しく、微細な位置の調整も困難なの
で、所望の精度を得るのが難しい。そして、入射光路と
出射光路の間の1つの光路の導通と遮断ばかりでなく、
入射光路から複数の出射光路への光路の切り換えを行う
ようにすると、電磁力を利用した光スイッチでは構戒が
複雑になり、大型になり、高価格になる。これに対して
、圧電アクチュエー夕を利用した光スイッチは切り換え
時間が短いので、この点ではQmアクチュエー夕を利用
したものよりも有利である。しかし、圧電アクチュエー
タの変位量は非常に小さく、圧電アクチュエー夕によっ
て直接に光路の切り換えのできる光スイッチは実用化さ
れていない。一方、電気光学効果を用いた光スイッチの
場合には、機械的な動作部分がないので電気的な制御の
みによってスイッチ作用を行うことができる利点がある
。しかし、偏光分離、合戊などの複雑な光学系が必要で
あり、また常光と異常光との速度の差異の温度依存性の
補償が必要である。従って、電気光学効果を用いた光ス
イッチについても実用化するためには未解決の問題があ
る。超音波を使用する光スイッチについても同様であり
、この場合には高周波数で超音波を発生させる設備が必
要であり、変換損失が大きい。
本発明は、小型で、切り換え時間が短く且つ十分な光路
の切り換えを行うのに十分な変位量をもち、光ファイバ
との位置合わせを容易に行うことのできる屈曲変位型圧
電アクチュエータを用いた光スイッチを提供することを
目的とするものである。
の切り換えを行うのに十分な変位量をもち、光ファイバ
との位置合わせを容易に行うことのできる屈曲変位型圧
電アクチュエータを用いた光スイッチを提供することを
目的とするものである。
本発明の光スイッチは、屈曲変位型圧電アクチュエー夕
の一端を固定し、他端に反射鏡を形成し、該反射鏡の反
射面に入射する光の光路を屈曲変位によって変更するこ
とを特徴とするものである。
の一端を固定し、他端に反射鏡を形成し、該反射鏡の反
射面に入射する光の光路を屈曲変位によって変更するこ
とを特徴とするものである。
屈曲変位型圧電アクチュエー夕は圧電横効果を利用し、
2個の圧電素子を伸長と伸縮するように重ねたものであ
り、長手方向に沿って屈曲する。
2個の圧電素子を伸長と伸縮するように重ねたものであ
り、長手方向に沿って屈曲する。
従って、屈曲変位型圧電アクチュエータの一端を固定端
とすると、他端では比較的に大きな変位量が得られる。
とすると、他端では比較的に大きな変位量が得られる。
屈曲変位型圧電アクチュエー夕の他端には反射鏡が形成
されており、この反射鏡の反射面に向けて入力光ファイ
バを配置する。屈曲変位型圧電アクチュエー夕が屈曲変
位させると、入射する光の光路を変更することができる
。なお、屈曲変位型圧電アクチュエータの他端に設けら
れた反射鏡を利用して、光スイッチと光ファイバとの位
置合わせを行うことができる。
されており、この反射鏡の反射面に向けて入力光ファイ
バを配置する。屈曲変位型圧電アクチュエー夕が屈曲変
位させると、入射する光の光路を変更することができる
。なお、屈曲変位型圧電アクチュエータの他端に設けら
れた反射鏡を利用して、光スイッチと光ファイバとの位
置合わせを行うことができる。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例の光スイッチ1
0を示す図である。光スイッチ10は屈曲変位型圧電ア
クチュエータl2を含み、屈曲変位型圧電アクチュエー
タ12の一端はスイソチフレームの固定壁14に固定さ
れ、他端は自由端部であって、その端面に反射鏡16を
形成してある。
0を示す図である。光スイッチ10は屈曲変位型圧電ア
クチュエータl2を含み、屈曲変位型圧電アクチュエー
タ12の一端はスイソチフレームの固定壁14に固定さ
れ、他端は自由端部であって、その端面に反射鏡16を
形成してある。
屈曲変位型圧電アクチュエータ12の自由端部の端面ば
アクチュエータ軸線に対して角度をつけた平面とされて
おり、第1図で下方側が鋭角状エッジになっている。反
射鏡16は種々の方法で形成できる。例えば、反射鏡1
6は屈曲変位型圧電アクチュエータ12の端面にアルミ
ニウム蟇着等によって形成される。また、反射鏡l6は
シリコンのマイクロマシーニング技術によって、あるい
は反射鏡16は樹脂モールドによって屈曲変位型圧電ア
クチュエータ12とは別に形成して、後で接着してもよ
い。また、反射鏡16は平面ばかりでなく、後で説明す
るようにくさび形、あるいは凹面形等の反射面をもつよ
うに形成することができる。
アクチュエータ軸線に対して角度をつけた平面とされて
おり、第1図で下方側が鋭角状エッジになっている。反
射鏡16は種々の方法で形成できる。例えば、反射鏡1
6は屈曲変位型圧電アクチュエータ12の端面にアルミ
ニウム蟇着等によって形成される。また、反射鏡l6は
シリコンのマイクロマシーニング技術によって、あるい
は反射鏡16は樹脂モールドによって屈曲変位型圧電ア
クチュエータ12とは別に形成して、後で接着してもよ
い。また、反射鏡16は平面ばかりでなく、後で説明す
るようにくさび形、あるいは凹面形等の反射面をもつよ
うに形成することができる。
屈曲変位型圧電アクチュエータ12は長手方向に延びる
境界面l8を境界とした2層の圧電素子lJl2a,1
2bからなる。2層の圧電素子層12a、12bは相互
に分極方向が反対になるように構或され、例えば一方の
圧電素子層12aが長平方向に伸び、且つ他方の圧電素
子層12bが縮むことによって、全体としての屈曲変位
型圧電アクチュエータ12が屈曲し、その自由端部が変
位するものである。屈曲変位型圧電アクチュエータ12
の両側面には金蒸着膜等の電極20、22が形成され、
電源24によってこれらの電極20、22間に電圧をか
けるようになっている。なお、電#24は印加電圧を変
化させる制御装置を含み、さらにこの光スイッチ10が
使用される光リンクと接続される。
境界面l8を境界とした2層の圧電素子lJl2a,1
2bからなる。2層の圧電素子層12a、12bは相互
に分極方向が反対になるように構或され、例えば一方の
圧電素子層12aが長平方向に伸び、且つ他方の圧電素
子層12bが縮むことによって、全体としての屈曲変位
型圧電アクチュエータ12が屈曲し、その自由端部が変
位するものである。屈曲変位型圧電アクチュエータ12
の両側面には金蒸着膜等の電極20、22が形成され、
電源24によってこれらの電極20、22間に電圧をか
けるようになっている。なお、電#24は印加電圧を変
化させる制御装置を含み、さらにこの光スイッチ10が
使用される光リンクと接続される。
光人力手段及び光出力手段が光スイッチ10と関連して
配置される。入力用光ファイバ26の直線状端部が反射
鏡16の反射面に向かって下方側のエソジをわずかに外
れる位置に配置され、第1の出力用光ファイハ2Bの直
線状端部が入力用光ファイバ26の直線状端部と同軸線
上で向き合って配置される(以後、各光ファイバの直線
状端部を単に光ファイハと呼ぶ)。さらに、第2の出力
用光ファイハ30が反射鏡16の反射面に向かって入力
用光ファイバ26よりも内寄りの位置に配置される。実
施例においては、各光ファイバの光線が直接に光スイソ
チ10に入射または反射されるようになっているが、例
えば人力用光ファイハ26と反射鏡16の間に凸レンズ
を挿入することもできる。
配置される。入力用光ファイバ26の直線状端部が反射
鏡16の反射面に向かって下方側のエソジをわずかに外
れる位置に配置され、第1の出力用光ファイハ2Bの直
線状端部が入力用光ファイバ26の直線状端部と同軸線
上で向き合って配置される(以後、各光ファイバの直線
状端部を単に光ファイハと呼ぶ)。さらに、第2の出力
用光ファイハ30が反射鏡16の反射面に向かって入力
用光ファイバ26よりも内寄りの位置に配置される。実
施例においては、各光ファイバの光線が直接に光スイソ
チ10に入射または反射されるようになっているが、例
えば人力用光ファイハ26と反射鏡16の間に凸レンズ
を挿入することもできる。
各光ファイハ26、28、30としては、マルチモード
で光信号を送ることのできるグレーデッド型の光ファイ
ハを使用できることが望まれ、ビーム径が約50μm以
上になる場合が多い。従って、屈曲変位型圧電アクチュ
エータ12は50μm以上変位できることが必要である
。実施例においては、各光ファイハ26のビーム径は6
0μmである。
で光信号を送ることのできるグレーデッド型の光ファイ
ハを使用できることが望まれ、ビーム径が約50μm以
上になる場合が多い。従って、屈曲変位型圧電アクチュ
エータ12は50μm以上変位できることが必要である
。実施例においては、各光ファイハ26のビーム径は6
0μmである。
第1図及び第2図に示す実施例においては、屈曲変位型
圧電アクチュエータ12の長さは25鴫、2層合計の厚
さはQ. 3 mmであり、圧電素子としてニオブ酸リ
チウム(LiNb03)を使用している。この圧電素子
の詳細については後で詳細に説明する。
圧電アクチュエータ12の長さは25鴫、2層合計の厚
さはQ. 3 mmであり、圧電素子としてニオブ酸リ
チウム(LiNb03)を使用している。この圧電素子
の詳細については後で詳細に説明する。
電極20、22間の印加電圧がOのときに、屈曲変位型
圧電アクチュエータ12は第2図に実線で示される真っ
直ぐな位置をとり、入力用光ファイハ26から出射する
光は反射鏡l6の下方側のエッジを外れて第1の出力用
光ファイバ28に達するようになっている。電極20、
22間に200■の電圧を印加すると、屈曲変位型圧電
アクチュエータ12が屈曲して、その自由端部及び反射
鏡16は第2図に破線で示される位置に変位する。
圧電アクチュエータ12は第2図に実線で示される真っ
直ぐな位置をとり、入力用光ファイハ26から出射する
光は反射鏡l6の下方側のエッジを外れて第1の出力用
光ファイバ28に達するようになっている。電極20、
22間に200■の電圧を印加すると、屈曲変位型圧電
アクチュエータ12が屈曲して、その自由端部及び反射
鏡16は第2図に破線で示される位置に変位する。
すると入力用光ファイバ26から出射する光は反射鏡1
6の反射面で反射し、第2の出力用光ファイバ30に向
かうようになる。このときの屈曲変位型圧電アクチュエ
ータl2の屈曲による変位量は、その軸線に対して直角
な方向に63μmであった。この変位量はビーム径60
μmの光ファイバを使用して光の透過遮断と反射による
切り換えを行うのに必要であるが、屈曲変位型圧電アク
チュエータI2を使用すれば比較的に小さな寸法のもの
でそのような変位量を達戒できる。
6の反射面で反射し、第2の出力用光ファイバ30に向
かうようになる。このときの屈曲変位型圧電アクチュエ
ータl2の屈曲による変位量は、その軸線に対して直角
な方向に63μmであった。この変位量はビーム径60
μmの光ファイバを使用して光の透過遮断と反射による
切り換えを行うのに必要であるが、屈曲変位型圧電アク
チュエータI2を使用すれば比較的に小さな寸法のもの
でそのような変位量を達戒できる。
本発明においては、屈曲変位型圧電アクチュエータ12
の自由端部に反射鏡I6を形成しているので、光の透過
遮断並びに光の反射を利用して1つの入力光路から少な
くとも2つの出力光路に光路の切り換えを行うことがで
きる。また、上記では0と200Vの印加電圧を使用し
ているが、これらの値を基準として位置の微調整を行う
ことができる。例えば、入力用光ファイバ26から出射
する光が反射鏡16の反射面で反射し、第2の出力用光
ファイバ30に向かう配置において、反射によって第2
の出力用光ファイバ30に入射する光をモニターしなが
ら電極20、22間の印加電圧を微調整し、反射鏡16
の最適位置を設定することができる。このためには圧電
素子の印加電圧と変位量との比例関係が維持されること
が望ましく、このためにも圧電素子としてヒステリシス
やクリープのないニオブ酸リチウムを使用するのが好ま
しい。また、各光ファイハ26、2日、30を屈曲変位
型圧電アクチュエータ12と同様の構戒を有する支持部
材で支持すれば、各光ファイハ26、28、30の位置
をそれぞれに微調整することもできる。
の自由端部に反射鏡I6を形成しているので、光の透過
遮断並びに光の反射を利用して1つの入力光路から少な
くとも2つの出力光路に光路の切り換えを行うことがで
きる。また、上記では0と200Vの印加電圧を使用し
ているが、これらの値を基準として位置の微調整を行う
ことができる。例えば、入力用光ファイバ26から出射
する光が反射鏡16の反射面で反射し、第2の出力用光
ファイバ30に向かう配置において、反射によって第2
の出力用光ファイバ30に入射する光をモニターしなが
ら電極20、22間の印加電圧を微調整し、反射鏡16
の最適位置を設定することができる。このためには圧電
素子の印加電圧と変位量との比例関係が維持されること
が望ましく、このためにも圧電素子としてヒステリシス
やクリープのないニオブ酸リチウムを使用するのが好ま
しい。また、各光ファイハ26、2日、30を屈曲変位
型圧電アクチュエータ12と同様の構戒を有する支持部
材で支持すれば、各光ファイハ26、28、30の位置
をそれぞれに微調整することもできる。
第3図は圧電素子としてニオブ酸リチウム(LiNbO
3)の単結晶の140度回転Y板を使用した屈曲変位型
圧電アクチュエータ12の模式図である。例えば、東北
大通研シンポジウム「超音波エレクトロニクスー新しい
圧電応用J 1989年2月号によると、ニオブ酸リチ
ウムの単分域結晶板をキュリー温度より若干低い113
0″Cで10時間熱処理すると、自発分極が反転した層
が形成される。第3図を参照して説明すると、最初に自
発分極の方向がPsの単分域結晶板を準備し、これを熱
処理すると、その結晶板の半分程の層が最初の自発分極
の方向Psとは反対の自発分極の方向Prをもった反転
層になる。従って、1個の結晶板から、長手方向に延び
る境界面18を境界とした2層の圧電素子層12a,1
2bを備えた屈曲変位型圧電アクチュエータ12を得る
ことができる。この屈曲変位型圧電アクチュエータ12
において、上下面に形成された電極20、22の間に電
圧を印加すると、一方の圧電素子層12aは例えば矢印
Qrで示されるように伸び、もう一方の圧電素子層12
bは矢印Qsで示されるように縮み、よって全体として
矢印Tで示されるように屈曲する。
3)の単結晶の140度回転Y板を使用した屈曲変位型
圧電アクチュエータ12の模式図である。例えば、東北
大通研シンポジウム「超音波エレクトロニクスー新しい
圧電応用J 1989年2月号によると、ニオブ酸リチ
ウムの単分域結晶板をキュリー温度より若干低い113
0″Cで10時間熱処理すると、自発分極が反転した層
が形成される。第3図を参照して説明すると、最初に自
発分極の方向がPsの単分域結晶板を準備し、これを熱
処理すると、その結晶板の半分程の層が最初の自発分極
の方向Psとは反対の自発分極の方向Prをもった反転
層になる。従って、1個の結晶板から、長手方向に延び
る境界面18を境界とした2層の圧電素子層12a,1
2bを備えた屈曲変位型圧電アクチュエータ12を得る
ことができる。この屈曲変位型圧電アクチュエータ12
において、上下面に形成された電極20、22の間に電
圧を印加すると、一方の圧電素子層12aは例えば矢印
Qrで示されるように伸び、もう一方の圧電素子層12
bは矢印Qsで示されるように縮み、よって全体として
矢印Tで示されるように屈曲する。
第4図はセラ旦ツタ圧電素子を使用した圧電アクチュエ
ータ52の例を示す図である。この場合には、2層の圧
電素子層12a、12bは別個のセラミック板で形或さ
れ、重ね合わせた上下面に電極20、22を形或すると
ともに、重ね合わせ面(境界面)にも電極2lを形成し
、電極20と21の間、及び電極21と22の間にそれ
ぞれ逆極性の電圧を印加し、よって圧電素子Fjl2a
、12bの分極方向が反対方向になるようにする。
ータ52の例を示す図である。この場合には、2層の圧
電素子層12a、12bは別個のセラミック板で形或さ
れ、重ね合わせた上下面に電極20、22を形或すると
ともに、重ね合わせ面(境界面)にも電極2lを形成し
、電極20と21の間、及び電極21と22の間にそれ
ぞれ逆極性の電圧を印加し、よって圧電素子Fjl2a
、12bの分極方向が反対方向になるようにする。
ニオブ酸リチウムで形成した屈曲変位型圧電アクチュエ
ータl2は、分極方向が反対方向の2層の圧電素子層1
2a、12bを備えたものでありながら、境界面l8が
自然に形成されたものであって境界面l8で接着等の接
合を行う必要がない特徴を有するものである。これに対
して、セラミノク圧電素子を使用した圧電アクチュエー
タ52の場合には、分極方向が異なるように2個の板を
貼り合わせたものであり、接着層によるヒステリシスや
クリープ現象が大きく、圧電的に発生した力が接着層で
吸収されるので、変位量が所定値よりも変動する。この
点で、精密な変位を必要とする光スイッチのためには、
ニオブ酸リチウムで形成した屈曲変位型圧電アクチュエ
ータ12の方が有利である。
ータl2は、分極方向が反対方向の2層の圧電素子層1
2a、12bを備えたものでありながら、境界面l8が
自然に形成されたものであって境界面l8で接着等の接
合を行う必要がない特徴を有するものである。これに対
して、セラミノク圧電素子を使用した圧電アクチュエー
タ52の場合には、分極方向が異なるように2個の板を
貼り合わせたものであり、接着層によるヒステリシスや
クリープ現象が大きく、圧電的に発生した力が接着層で
吸収されるので、変位量が所定値よりも変動する。この
点で、精密な変位を必要とする光スイッチのためには、
ニオブ酸リチウムで形成した屈曲変位型圧電アクチュエ
ータ12の方が有利である。
さらに、二オブ酸リチウムとセラミンクPZT−5は次
のような定数をもっている。
のような定数をもっている。
両者を比較すると、圧電定数ではセラミックの方が有利
である。しかし、比誘電率の点で、セラミンクはニオブ
酸リチウムの30倍近い電流を必要とする。また、キュ
リー点から見ると、ニオブ酸リチウムは数百度゜C程度
の温度では自発分極の反転がなく、ドメインの状態が外
部から印加した電界によって変化することがないので、
ヒステリシスやクリープのほとんどないアクチュエー夕
を作ることができる。二オブ酸リチウムのヒステリシス
やクリープのない特徴は精密な変位を必要とする光スイ
ッチのアクチュエー夕として特に好ましい。また、二オ
ブ酸リチウムと同様にタンタル酸リチウムを使用するこ
ともできる。
である。しかし、比誘電率の点で、セラミンクはニオブ
酸リチウムの30倍近い電流を必要とする。また、キュ
リー点から見ると、ニオブ酸リチウムは数百度゜C程度
の温度では自発分極の反転がなく、ドメインの状態が外
部から印加した電界によって変化することがないので、
ヒステリシスやクリープのほとんどないアクチュエー夕
を作ることができる。二オブ酸リチウムのヒステリシス
やクリープのない特徴は精密な変位を必要とする光スイ
ッチのアクチュエー夕として特に好ましい。また、二オ
ブ酸リチウムと同様にタンタル酸リチウムを使用するこ
ともできる。
第5図及び第6図は本発明の第2実施例を示す図である
。第2実施例においても、第1実施例と同様に、光スイ
ッチ10は2層の圧電素子層12a、12bからなる屈
曲変位型圧電アクチュエータ12を含み、その一端はス
イッチフレームの固定壁14に固定され、他端には反射
鏡l6を形成してある。第2実施例においては、反射鏡
l6がアクチュエー夕軸線上に中心のエッジを有する9
0度のくさび形に形成され、入力用光ファイバ26がア
クチュエー夕軸線上で反射鏡16の中心の工・7ジをね
らって配置されるとともに、第1の出力用光ファイバ2
8及び第2の出力用光ファイバ30が反射鏡l6の中心
のエッジの両側の反射面に向かって相互に180度の関
係で配置される。
。第2実施例においても、第1実施例と同様に、光スイ
ッチ10は2層の圧電素子層12a、12bからなる屈
曲変位型圧電アクチュエータ12を含み、その一端はス
イッチフレームの固定壁14に固定され、他端には反射
鏡l6を形成してある。第2実施例においては、反射鏡
l6がアクチュエー夕軸線上に中心のエッジを有する9
0度のくさび形に形成され、入力用光ファイバ26がア
クチュエー夕軸線上で反射鏡16の中心の工・7ジをね
らって配置されるとともに、第1の出力用光ファイバ2
8及び第2の出力用光ファイバ30が反射鏡l6の中心
のエッジの両側の反射面に向かって相互に180度の関
係で配置される。
第2実施例においても、各光ファイバ26のビーム径は
60Ijmであり、屈曲変位型圧電アクチュエータ12
の長さは25IIIlI1、2層合計の厚さは0. 3
1IImであった。電極20、22間の印加電圧が0
のときに、屈曲変位型圧電アクチュエータl2は第6図
に実線で示される真っ直ぐな位置をとり、電極20、2
2間にIOOVの電圧を印加すると、屈曲変位型圧電ア
クチュエータ12が屈曲して、その自由端部及び反射鏡
16は第6図に一点′ui線で示される位置に変位する
。すると入力用光ファイバ26から出射する光は反射鏡
16の左下がりの反射面で反射し、第1の出力用光ファ
イバ28に向かうようになる。このときの屈曲変位型圧
電アクチュエータ12の屈曲による変位量は32μmで
あった。また、電極20、22間に−100Vの電圧を
印加すると、屈曲変位型圧電アクチュエータ12が反対
方向に屈曲して、その自由端部及び反射鏡16は第6図
に破線で示される位置に変位する。すると人力用光ファ
イバ26から出射する光は反射鏡16の左上がりの反射
面で反射し、第2の出力用光ファイバ30に向かうよう
になる。
60Ijmであり、屈曲変位型圧電アクチュエータ12
の長さは25IIIlI1、2層合計の厚さは0. 3
1IImであった。電極20、22間の印加電圧が0
のときに、屈曲変位型圧電アクチュエータl2は第6図
に実線で示される真っ直ぐな位置をとり、電極20、2
2間にIOOVの電圧を印加すると、屈曲変位型圧電ア
クチュエータ12が屈曲して、その自由端部及び反射鏡
16は第6図に一点′ui線で示される位置に変位する
。すると入力用光ファイバ26から出射する光は反射鏡
16の左下がりの反射面で反射し、第1の出力用光ファ
イバ28に向かうようになる。このときの屈曲変位型圧
電アクチュエータ12の屈曲による変位量は32μmで
あった。また、電極20、22間に−100Vの電圧を
印加すると、屈曲変位型圧電アクチュエータ12が反対
方向に屈曲して、その自由端部及び反射鏡16は第6図
に破線で示される位置に変位する。すると人力用光ファ
イバ26から出射する光は反射鏡16の左上がりの反射
面で反射し、第2の出力用光ファイバ30に向かうよう
になる。
この場合にも、印加電圧の選択によって、第1の出力用
光ファイバ28及び第2の出力用光ファイバ30に対す
る光スイッチ10の位置を調節できる。
光ファイバ28及び第2の出力用光ファイバ30に対す
る光スイッチ10の位置を調節できる。
第7図は本発明の第3実施例を示す図である。
第3実施例は第2実施例とほぼ同様な構戒を有している
が、反射鏡16の構成が第2実施例と異なっている。反
射鏡16はアクチュエー夕軸線上の中心のエッジからく
さび形に形成されるとともに、その両側の左下がり及び
左上がりの反射面がともに凹面として形成される。従っ
て、入力用光ファイバ26から広がりながら出射する光
が反射鏡16で反射し、収束しながら第2の出力用光フ
ァイバ30に向かうようになる。第1の出力用光ファイ
バ28についても同様である。
が、反射鏡16の構成が第2実施例と異なっている。反
射鏡16はアクチュエー夕軸線上の中心のエッジからく
さび形に形成されるとともに、その両側の左下がり及び
左上がりの反射面がともに凹面として形成される。従っ
て、入力用光ファイバ26から広がりながら出射する光
が反射鏡16で反射し、収束しながら第2の出力用光フ
ァイバ30に向かうようになる。第1の出力用光ファイ
バ28についても同様である。
第8図及び第9図は本発明の第4実施例を示す図である
。第4実施例は第1実施例と同様の基本的構威を有する
が、反射鏡l6の構成が第1実施例と異なっている。第
1実施例の反射鏡16は屈曲変位型圧電アクチュエータ
12の端面に形成されていたが、第4実施例の反射鏡1
6は屈曲変位型圧電アクチュエータ12の端部の側面に
形成されている。入力用光ファイバ26と第1の出力用
光ファイハ28は屈曲変位型圧電アクチュエー多I2両
側に対向して配置され、第8図に示されZように屈曲変
位型圧電アクチュエータ12が屈由したときに入力用光
ファイバ26から出射した黄が第1の出力用光ファイハ
28に達するようにねっている。第2の出力用光ファイ
ハ3oは、屈虫変位型圧電アクチュエータ12が屈曲し
てぃなレ゛ときに入力用光ファイハ26から出射した光
が反射鏡16で反射して第2の出力用光ファイバ3oに
達するように配置される。
。第4実施例は第1実施例と同様の基本的構威を有する
が、反射鏡l6の構成が第1実施例と異なっている。第
1実施例の反射鏡16は屈曲変位型圧電アクチュエータ
12の端面に形成されていたが、第4実施例の反射鏡1
6は屈曲変位型圧電アクチュエータ12の端部の側面に
形成されている。入力用光ファイバ26と第1の出力用
光ファイハ28は屈曲変位型圧電アクチュエー多I2両
側に対向して配置され、第8図に示されZように屈曲変
位型圧電アクチュエータ12が屈由したときに入力用光
ファイバ26から出射した黄が第1の出力用光ファイハ
28に達するようにねっている。第2の出力用光ファイ
ハ3oは、屈虫変位型圧電アクチュエータ12が屈曲し
てぃなレ゛ときに入力用光ファイハ26から出射した光
が反射鏡16で反射して第2の出力用光ファイバ3oに
達するように配置される。
第10図は本発明の第5実施例を示す図である第5実施
例は第2実施例とほぼ同様な構威を有しているが、反射
鏡16の構威が第2実施例と異なっている。反射鏡16
は内側に窪んだ90度で交差する2つの反射面を有し、
入力用光ファイバ26から出射する光が反射鏡16の2
つの反射面で2度反射し、入力光と平行に第2の出力用
光ファイバ30に向かうようになる。第1の出力用光フ
ァイバ28についても同様である。
例は第2実施例とほぼ同様な構威を有しているが、反射
鏡16の構威が第2実施例と異なっている。反射鏡16
は内側に窪んだ90度で交差する2つの反射面を有し、
入力用光ファイバ26から出射する光が反射鏡16の2
つの反射面で2度反射し、入力光と平行に第2の出力用
光ファイバ30に向かうようになる。第1の出力用光フ
ァイバ28についても同様である。
第II図から第l3図は本発明の第6実施例を示す図で
ある。第6実施例の基本的な構或は上記の各実施例とほ
ぼ同様であるが、屈曲変位型圧電アクチュエータ12の
端部の形状及び反射鏡l6の構戒が異なっている。屈曲
変位型圧電アクチュエータ12の2層の圧電素子層12
a、12bは第13図に示されるように水平に並べて配
置され、境界面18が垂直になる。2層の圧電素子層1
2a、12bの上面はくさび形の屋140として形成さ
れ、端面には■字形のノンチ42が垂直に形成される。
ある。第6実施例の基本的な構或は上記の各実施例とほ
ぼ同様であるが、屈曲変位型圧電アクチュエータ12の
端部の形状及び反射鏡l6の構戒が異なっている。屈曲
変位型圧電アクチュエータ12の2層の圧電素子層12
a、12bは第13図に示されるように水平に並べて配
置され、境界面18が垂直になる。2層の圧電素子層1
2a、12bの上面はくさび形の屋140として形成さ
れ、端面には■字形のノンチ42が垂直に形成される。
反射鏡16はくさび形の屋1’l40の少なくとも端部
に形成される。
に形成される。
人力用光ファイバ26はノッチ42の上方に配置され、
第1の出力用光ファイバ28はノンチ42の下方で入力
用光ファイバ26に対向して配置される。また、第2の
出力用光ファイバ30及び第3の出力用光ファイバ31
がくさび形の屋140に形成された反射鏡■6の各反射
面に関連して配置され、入力用光ファイバ26から出射
した光の反射光を受けるようになっている。この構成に
おいては、印加電圧が0のときに、入力用光ファイバ2
6から出射した光は第Iの出力用光ファイハ28に達す
る。印加電圧がプラスまたはマイナスの所定値のときに
屈曲変位型圧電アクチュエータI2が左又は右に屈曲し
、入力用光ファイハ26から出射した光はくさび形の屋
根4oに形成された反射鏡16の各反射面で反射して第
2の出方用光ファイバ30及び第3の出力用光ファイバ
31の一方に達する。この実施例では、光路を3方に切
り換えることができる。
第1の出力用光ファイバ28はノンチ42の下方で入力
用光ファイバ26に対向して配置される。また、第2の
出力用光ファイバ30及び第3の出力用光ファイバ31
がくさび形の屋140に形成された反射鏡■6の各反射
面に関連して配置され、入力用光ファイバ26から出射
した光の反射光を受けるようになっている。この構成に
おいては、印加電圧が0のときに、入力用光ファイバ2
6から出射した光は第Iの出力用光ファイハ28に達す
る。印加電圧がプラスまたはマイナスの所定値のときに
屈曲変位型圧電アクチュエータI2が左又は右に屈曲し
、入力用光ファイハ26から出射した光はくさび形の屋
根4oに形成された反射鏡16の各反射面で反射して第
2の出方用光ファイバ30及び第3の出力用光ファイバ
31の一方に達する。この実施例では、光路を3方に切
り換えることができる。
第14図は本発明の第7実施例を示す図である。
第7実施例においては、2個の同等の屈曲変位型圧電7
クチュエータ12を平行に並べてそれぞれの一端を固
定壁14に固定し、他端側に弾性体44を介して反射鏡
l6を取りつけてある。2個の屈曲変位型圧電アクチュ
エータ12を同位相で駆動すると、反射鏡16を平行移
動させることができる。この場合、変位量は同しで、駆
動カは倍増し、振動等の外乱にも強くなる。
クチュエータ12を平行に並べてそれぞれの一端を固
定壁14に固定し、他端側に弾性体44を介して反射鏡
l6を取りつけてある。2個の屈曲変位型圧電アクチュ
エータ12を同位相で駆動すると、反射鏡16を平行移
動させることができる。この場合、変位量は同しで、駆
動カは倍増し、振動等の外乱にも強くなる。
以上説明したように、本発明によれば、屈曲変位型圧電
アクチュエー夕の一端を固定し、他端番こ反射鏡を形成
し、該反射鏡の反射面に入射する光の光路を屈曲変位に
よって変更するようにしたので、圧電式の超小型の光ス
イッチを実現でき、切り換え時間が短く、電気的に位置
の調節ができる。
アクチュエー夕の一端を固定し、他端番こ反射鏡を形成
し、該反射鏡の反射面に入射する光の光路を屈曲変位に
よって変更するようにしたので、圧電式の超小型の光ス
イッチを実現でき、切り換え時間が短く、電気的に位置
の調節ができる。
第1図は本発明の第1実施例の光スイッチを示す構戒図
、第2図は第1図の光スイッチの先端の部分の部分拡大
図、第3図は屈曲変位型圧電アクチュエー夕の1例を示
す模式図、第4図は屈曲変位型圧電アクチュエー夕の他
の例を示す模式図、第5図は本発明の第2実施例の光ス
イッチを示す構戒図、第6図は第5図の光スイッチの先
端の部分の部分拡大図、第7図は本発明の第3実施例の
光スイッチを示す構戒図、第8図は本発明の第4実施例
の光スイッチを示す構戒図、第9図は第8図の光スイッ
チの端面図、第10図は本発明の第5実施例の光スイッ
チを示す構成図、第11図は本発明の第6実施例の光ス
イソチを示す正面図、第l2図は第11図の光スイッチ
の端面図、第13図は第11図の光スイッチの平面図、
第14図は本発明の第7実施例の光スイソチを示す正面
図である。 10・・・光スイッチ、 12・・・屈曲変位型圧電アクチェエー夕、12a・1
2b・・・圧電素子層、 l4・・・固定壁、 l6・・・反射鏡、 20・22・・・電極、 26・28・30・・・光ファイバ。 本発明の第1実施例を示す図 −電圧0のとき 一一一電圧200Vのとき lb 第1図の部分拡大図 第 2 図 26,28.30・・・光ファイバ 屈曲変位型圧電アクチュエータの1例を示す模式図′l
A3図 屈曲変位型圧電アクチュエータの他の例を示す模式図第 4 図 本!!明の第2実施例を示す図 第5図 ?電圧○のとき −−一電圧IQQVのとき 第2図の部分拡大図 第6図 本発明の第3実施例を示す図 第 7 図 11″1 30 本発明の第4実施例を示す図 第8図の靖面図 第 8 図 鶏 9 図 本発明の第5実施例を示す図 第10図 1n 図 12b 第11図の平面図 第13図
、第2図は第1図の光スイッチの先端の部分の部分拡大
図、第3図は屈曲変位型圧電アクチュエー夕の1例を示
す模式図、第4図は屈曲変位型圧電アクチュエー夕の他
の例を示す模式図、第5図は本発明の第2実施例の光ス
イッチを示す構戒図、第6図は第5図の光スイッチの先
端の部分の部分拡大図、第7図は本発明の第3実施例の
光スイッチを示す構戒図、第8図は本発明の第4実施例
の光スイッチを示す構戒図、第9図は第8図の光スイッ
チの端面図、第10図は本発明の第5実施例の光スイッ
チを示す構成図、第11図は本発明の第6実施例の光ス
イソチを示す正面図、第l2図は第11図の光スイッチ
の端面図、第13図は第11図の光スイッチの平面図、
第14図は本発明の第7実施例の光スイソチを示す正面
図である。 10・・・光スイッチ、 12・・・屈曲変位型圧電アクチェエー夕、12a・1
2b・・・圧電素子層、 l4・・・固定壁、 l6・・・反射鏡、 20・22・・・電極、 26・28・30・・・光ファイバ。 本発明の第1実施例を示す図 −電圧0のとき 一一一電圧200Vのとき lb 第1図の部分拡大図 第 2 図 26,28.30・・・光ファイバ 屈曲変位型圧電アクチュエータの1例を示す模式図′l
A3図 屈曲変位型圧電アクチュエータの他の例を示す模式図第 4 図 本!!明の第2実施例を示す図 第5図 ?電圧○のとき −−一電圧IQQVのとき 第2図の部分拡大図 第6図 本発明の第3実施例を示す図 第 7 図 11″1 30 本発明の第4実施例を示す図 第8図の靖面図 第 8 図 鶏 9 図 本発明の第5実施例を示す図 第10図 1n 図 12b 第11図の平面図 第13図
Claims (1)
- 屈曲変位型圧電アクチュエータ(12)の一端を固定し
、他端に反射鏡(16)を形成し、該反射鏡の反射面に
入射する光の光路を屈曲変位によって変更することを特
徴とする光スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP148690A JPH03208007A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 光スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP148690A JPH03208007A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 光スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03208007A true JPH03208007A (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=11502771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP148690A Pending JPH03208007A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 光スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03208007A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100417405B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2004-02-05 | 엘지전자 주식회사 | 압전 구동형 광스위치 |
US6794797B2 (en) * | 2000-06-30 | 2004-09-21 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Device for deflecting optical beams |
JP2008501132A (ja) * | 2004-05-29 | 2008-01-17 | ポラティス リミテッド | 光学スイッチとアクチュエータ |
JP2017009866A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 株式会社リコー | 圧電アクチュエータ装置、光偏向器、画像投影装置、画像形成装置及び移動体装置 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP148690A patent/JPH03208007A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6794797B2 (en) * | 2000-06-30 | 2004-09-21 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Device for deflecting optical beams |
KR100417405B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2004-02-05 | 엘지전자 주식회사 | 압전 구동형 광스위치 |
JP2008501132A (ja) * | 2004-05-29 | 2008-01-17 | ポラティス リミテッド | 光学スイッチとアクチュエータ |
JP4856631B2 (ja) * | 2004-05-29 | 2012-01-18 | ポラティス リミテッド | 光学的スイッチ |
JP2017009866A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 株式会社リコー | 圧電アクチュエータ装置、光偏向器、画像投影装置、画像形成装置及び移動体装置 |
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