JPH0320769Y2 - - Google Patents

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JPH0320769Y2
JPH0320769Y2 JP20453685U JP20453685U JPH0320769Y2 JP H0320769 Y2 JPH0320769 Y2 JP H0320769Y2 JP 20453685 U JP20453685 U JP 20453685U JP 20453685 U JP20453685 U JP 20453685U JP H0320769 Y2 JPH0320769 Y2 JP H0320769Y2
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electrolyte
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container
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電解液を強制的にゲルとの接触部に
送り込む機構を備えたゲル電気泳動装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来、ゲルの泳動を行なうゲル電気泳動装置で
は、電解液容器内の電解液は、通常、ろ紙を橋渡
しとしてゲルに供給されていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 電解液がろ紙を橋渡しとしてゲルに供給される
場合、ろ紙の吸水力だけでは、泳動時の発熱作用
によつてゲルと接触しているろ紙の部分が乾燥す
るから、ゲルと電極液との間に接触不良を発生
し、ゲルの電気泳動を円滑に継続することができ
なかつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、電解液をゲルとの接触部に強制的に送り込む
ことができるゲル電気泳動装置の提供を目的とす
るものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するため、電解液内
に配設された電極が泳動電源に接続される二つの
電解液容器と、一端にそれぞれ電極コネクタが形
成されその開口部に装着された電解液接触媒体を
介してゲルの両端に当接され、かつ他端が異なる
電解液容器内の電解液に接続される二つの送液用
チユーブと、各電解液容器内の電解液をそれぞれ
の送液用チユーブに送り出す移送手段とにより、
ゲル電気泳動装置を構成したものである。
上記構成における移送手段としては、電解液容
器に加える気体圧のほか、送液用チユーブに接続
される送液ポンプなどを用いることができる。
(ホ) 作用 本考案は上記のように構成したので、電解液移
送手段により送液用チユーブを通して電解液を電
極コネクタ内に供給すると、電極コネクタの開口
部に装着された電解液接触媒体を通してゲルの両
端に強制的に電解液が供給されるから、泳動時の
発熱作用によつてもゲルに接触している電解液接
触媒体は乾燥されることがなく、いつも湿潤状態
に保たれる。
(ヘ) 実施例 第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示し
たものである。
ゲル電気泳動装置Aは、泳動電源1、二つの電
解液容器2、二つの送液用チユーブ3、ゲル支持
体4、および各電解液容器2に接続される加圧用
チユーブ5から主として構成されている。
ゲル支持体4は、長さ方向に設けられた細長い
長方形の貫通穴4aにゲルbが充填されている。
各送液用チユーブ3は、逆U字形に形成された一
端に下端部が開放された電極コネクタセル3aが
設けられており、この電極コネクタセル3aの下
端開口部には、ろ紙または多孔質のフイルターに
よつて形成された電解液接触媒体7が装着されて
いる。電極コネクタセル3aと電解液接触媒体7
とによつて構成された各電極コネクタは、電解液
接触媒体7を介してゲル支持体4のゲル6の両端
に接触している。送液用チユーブ3の他端は、電
解液容器2の蓋8を通して容器内の電解液9内に
深く位置するよう保持されている。
各電解液容器2は、電解液9内に送液用チユー
ブ3のほかに、電極用チユーブ10によつて泳動
電源1に接続されている電極11が設けられてい
る。また、電解液容器2を密閉している蓋8に
は、調圧弁12を介して気体圧12(圧力空気)
源13に接続される加圧用チユーブ5が取り付け
られていて、電解液容器2内に圧力を作用させる
ことにより、送液用チユーブ3を通して電極コネ
クタセル3a内に電解液9を供給し得るようにな
つている。
この実施例では、電解液9の送液に圧力空気を
用いる場合を示したが、電解液9は送液用チユー
ブ3の途中に設けた送液ポンプによつて電極コネ
クタセル3a内に送液するようにしてもよい。
次に、上記装置の操作について説明する。
ゲル支持体4に形成されたゲル6に電気泳動を
行なうときには、各送液用チユーブ3の電極コネ
クタセル3aに装着された各電解液接触媒体7を
ゲルbの両端に接触させる。
次いで、各調圧弁12を開くと、電解液9は、
加圧用チユーブ5から供給された圧力空気により
加圧されて、電極コネクタセル3aに供給され
る。この場合、調圧弁12の開度は、圧力空気が
電解液9を常時加圧しているが、電解液9が電解
液接触媒体7からしみ出し過ぎないように調節す
る。
このようにすると、泳動時に電解液容器2より
電極コネクタセル3a内に適量の電解液9を強制
的に常時供給することができるから、泳動時の発
熱作用による電解液接触媒体7の乾燥を防止して
ゲル6と電解液9との接触不良をなくし、泳動分
析を精度良く能率的に行なうことができる。
なお、上記実施例では、一組の電解液容器2に
それぞれ1個ずつの送液用チユーブ3を接続ずつ
場合について説明したが、一組の電解液容器2に
それぞれ複数組の送液チユーブ3を接続すると、
一組の電解液容器2によつて複数個の泳動分析を
同時に行なうことができる。また、電極コネクタ
セル3aの形状を変えると、色々な形状のゲルの
電気泳動にも応用することができる。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、ゲルの両端に接触している電
解液接触媒体に常時適量の電解液を強制的に供給
することができるから、泳動時の発熱作用による
ゲルと電解液との接触不良をなくして、精度の良
い泳動分析を能率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
第1図−断面図、第3図は電解液容器の縦断
面図である。 1……泳動電源、2……電解液容器、3……送
液用チユーブ、3a……電極コネクタセル、4…
…ゲル支持体、5……移送手段(加圧用チユー
ブ、送液ポンプ)、6……ゲル、7……電解液接
触媒体(ろ紙、多孔質のフイルター)、9……電
解液、11……電極、A……ゲル電気泳動装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電解液内に配設された電極が泳動電源に接続
    される二つの電解液容器と、一端にそれぞれ電
    極コネクタが形成されその開口部に装着された
    電解液接触媒体を介してゲルの両端に当接さ
    れ、かつ他端が異なる電解液容器内の電解液に
    接続される二つの送液用チユーブと、各電解液
    容器内の電解液をそれぞれの送液用チユーブに
    送り出す移送手段とを備えたことを特徴とする
    ゲル電気泳動装置。 2 移送手段は電解液容器に加える気体圧または
    送液用チユーブに接続された送液ポンプである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のゲル電気
    泳動装置。
JP20453685U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0320769Y2 (ja)

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JP20453685U JPH0320769Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP20453685U JPH0320769Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62115167U JPS62115167U (ja) 1987-07-22
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JP6052292B2 (ja) * 2012-10-01 2016-12-27 日本電気株式会社 分析装置

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JPS62115167U (ja) 1987-07-22

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