JPH03207246A - モータ - Google Patents
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- JPH03207246A JPH03207246A JP201390A JP201390A JPH03207246A JP H03207246 A JPH03207246 A JP H03207246A JP 201390 A JP201390 A JP 201390A JP 201390 A JP201390 A JP 201390A JP H03207246 A JPH03207246 A JP H03207246A
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- lubricant
- rotor
- housing
- motor shaft
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ビデオテープレコーダやオーディオカセット
テープレコーダやビデオディスクプレーヤ等の映像・音
響機器に用いられるモータに関するものである。
テープレコーダやビデオディスクプレーヤ等の映像・音
響機器に用いられるモータに関するものである。
[従来の技術]
近年、映像・音響機器には高性能化、多機能化等を目的
としてモータを多用するようになってきている。
としてモータを多用するようになってきている。
第3図に第1の従来例のモータの断面図を示す。
第3図において、複数極に着磁された回転子磁石1は、
磁性材料よりなるバックヨーク2に接着等の手段により
固着されている。また、回転子磁石1の内周側には、外
周面が回転子磁石1の内周面1aと対向するように珪素
鋼板などからなる薄板の磁性材料を複数枚積層してなる
積層コア3が配設されている。積層コア3の外周には、
固定子巻線4を回転子磁石1と同心円上に捲装するため
のスロット(図示せず)が設けられている。
磁性材料よりなるバックヨーク2に接着等の手段により
固着されている。また、回転子磁石1の内周側には、外
周面が回転子磁石1の内周面1aと対向するように珪素
鋼板などからなる薄板の磁性材料を複数枚積層してなる
積層コア3が配設されている。積層コア3の外周には、
固定子巻線4を回転子磁石1と同心円上に捲装するため
のスロット(図示せず)が設けられている。
また、バックヨーク2には、その内周部に設けたボス部
2aにモータ軸5が圧入されている。そのモータ軸5と
回転子磁石1とバックヨーク2とで、モータの回転子6
を形成しており、モータ軸5は、積層コア3をビス7で
固着したハウジング8に設けられた焼結含油合金等から
なるすべり軸受9により回転自在に支持されている。ま
た一方ハウジング8には、回転子6の脱落防止と回転子
6のスラスト荷重を受けるためにモータ軸5の端部5a
と摺動自在に当接するスラスト軸受8aが設けられてい
る。
2aにモータ軸5が圧入されている。そのモータ軸5と
回転子磁石1とバックヨーク2とで、モータの回転子6
を形成しており、モータ軸5は、積層コア3をビス7で
固着したハウジング8に設けられた焼結含油合金等から
なるすべり軸受9により回転自在に支持されている。ま
た一方ハウジング8には、回転子6の脱落防止と回転子
6のスラスト荷重を受けるためにモータ軸5の端部5a
と摺動自在に当接するスラスト軸受8aが設けられてい
る。
また、ハウジング8には、固定子巻線4に通電し、回転
子磁石1の位置を検出するためのホールIC等からなる
複数個の回転位置検出素子10を取り付けこれに通電す
るための印刷配線基板11が、積層コア3と所定の空隙
量だけ離間対向する位置にビス7により積層コア3と共
に固着されている。すなわち、積層コア3は印刷配線基
板11を挟んで、ハウジング8にビス7により固着され
ていることになる。
子磁石1の位置を検出するためのホールIC等からなる
複数個の回転位置検出素子10を取り付けこれに通電す
るための印刷配線基板11が、積層コア3と所定の空隙
量だけ離間対向する位置にビス7により積層コア3と共
に固着されている。すなわち、積層コア3は印刷配線基
板11を挟んで、ハウジング8にビス7により固着され
ていることになる。
今ここで、回転子位置検出素子10は、回転子磁石1の
磁極を検知することによって、回転子磁石1の回転位置
を検出するので、この出力信号に従って固定子巻線4の
それぞれの相に電流を切り換えて通電すると、固定子巻
線4が発生する磁力の作用により回転子6は回転を開始
する。
磁極を検知することによって、回転子磁石1の回転位置
を検出するので、この出力信号に従って固定子巻線4の
それぞれの相に電流を切り換えて通電すると、固定子巻
線4が発生する磁力の作用により回転子6は回転を開始
する。
また、第4図に第2の従来例のモータの断面図を示す。
第4図において軸方向に複数極に着磁された回転子磁石
13は磁性材料よりなるバックヨーク14に接着等の手
段により固着されている。また磁性材料からなり印刷配
線基板15を含んでなる固定子16には固定子巻線17
を同心円上に配列して、接着等の手段により固着しであ
る。また、回転子磁石13の位置を検出するためのホー
ルIC等からなる複数個の回転位置検出素子(図示せず
)も印刷配線基板15に取り付けられている。
13は磁性材料よりなるバックヨーク14に接着等の手
段により固着されている。また磁性材料からなり印刷配
線基板15を含んでなる固定子16には固定子巻線17
を同心円上に配列して、接着等の手段により固着しであ
る。また、回転子磁石13の位置を検出するためのホー
ルIC等からなる複数個の回転位置検出素子(図示せず
)も印刷配線基板15に取り付けられている。
また、バックヨーク14にはその内周部に設けたボス部
14aにモータ軸5が圧入されており、そのモータ軸5
と回転子磁石1.3とバックヨーク14とで、モータの
回転子19を形成しており、モータ軸5は、ハウジング
8に設けられた玉軸受18と焼結含油合金等よりなるす
べり軸受9により回転自在に支持されている。
14aにモータ軸5が圧入されており、そのモータ軸5
と回転子磁石1.3とバックヨーク14とで、モータの
回転子19を形成しており、モータ軸5は、ハウジング
8に設けられた玉軸受18と焼結含油合金等よりなるす
べり軸受9により回転自在に支持されている。
ここで回転子磁石13と印刷配線基板15との間で発生
ずるスラスト吸引力の保持はバックヨーク14のボス部
14aと玉軸受18の内輪18aとの間で行われる。
ずるスラスト吸引力の保持はバックヨーク14のボス部
14aと玉軸受18の内輪18aとの間で行われる。
今ここで、回転子位置検出素子10は、回転子磁石13
の磁極を検知することによって、回転子磁石13の回転
位置を検出するので、この出力信号に従って固定子巻線
17のそれぞれの相に電流を切り換えて通電すると、固
定子巻線17が発生する磁力の作用により回転子19は
回転を開始する。
の磁極を検知することによって、回転子磁石13の回転
位置を検出するので、この出力信号に従って固定子巻線
17のそれぞれの相に電流を切り換えて通電すると、固
定子巻線17が発生する磁力の作用により回転子19は
回転を開始する。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記のような構成のモータにおいては、
ラジアル軸受に焼結含油合金よりなるすべり軸受を用い
ている場合、モータが高速で回転する時、軸受部に含浸
されている油が飛散しやすくなるので、軸受の寿命が短
くなるという課題があった。
ラジアル軸受に焼結含油合金よりなるすべり軸受を用い
ている場合、モータが高速で回転する時、軸受部に含浸
されている油が飛散しやすくなるので、軸受の寿命が短
くなるという課題があった。
本発明は上記した課題に鑑み、高回転時における軸受を
潤滑している潤滑剤の飛散が少なくなるので、軸受部の
長寿命化か図れるモータを提供するものである。
潤滑している潤滑剤の飛散が少なくなるので、軸受部の
長寿命化か図れるモータを提供するものである。
し課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため本発明は、モータ軸と、そのモ
ータ軸に固着されて一体的に回転する固定磁化された回
転子と、その回転子に対向配置された磁性材料からなり
前記回転子中心の同心円上に施され通電により前記回転
子に回転力を与える複数相の固定子巻線を含めてなる固
定子と、前記モータ軸を回転自在に支承する軸受を有す
る磁性材料からなるハウジングとを具備したモータであ
って、前記固定子巻線の延長線を少なくとも2相以上前
記ハウジングのモータ軸に面した部分に巻回し、かつ前
記軸受の潤滑剤に磁性流体を用いたことを特徴とする。
ータ軸に固着されて一体的に回転する固定磁化された回
転子と、その回転子に対向配置された磁性材料からなり
前記回転子中心の同心円上に施され通電により前記回転
子に回転力を与える複数相の固定子巻線を含めてなる固
定子と、前記モータ軸を回転自在に支承する軸受を有す
る磁性材料からなるハウジングとを具備したモータであ
って、前記固定子巻線の延長線を少なくとも2相以上前
記ハウジングのモータ軸に面した部分に巻回し、かつ前
記軸受の潤滑剤に磁性流体を用いたことを特徴とする。
[作用コ
上記した本発明の構成によれば、前記固定子巻線の延長
線を少なくとも2相以上前記ハウジングのモータ軸に面
した部分に巻回し通電すると、磁束を発生し、この磁束
は軸受の潤滑剤として用いる磁性流体に吸引力として作
用するので、高回転時における軸受を潤滑している潤滑
剤の飛散が少なくなり、軸受部の長寿命化が図れる。
線を少なくとも2相以上前記ハウジングのモータ軸に面
した部分に巻回し通電すると、磁束を発生し、この磁束
は軸受の潤滑剤として用いる磁性流体に吸引力として作
用するので、高回転時における軸受を潤滑している潤滑
剤の飛散が少なくなり、軸受部の長寿命化が図れる。
[実施例]
以下、第1の発明の第1の実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は第1の発明の第1の実施例におけるモー
タの横断面図である。
する。第1図は第1の発明の第1の実施例におけるモー
タの横断面図である。
第1図において、複数極に着磁された回転子磁石1は、
磁性材料よりなるバックヨーク2に接着等の手段により
固着されている。また、回転子磁石1の内周側には、外
周面が回転子磁石1の内周面1aと対向するように珪素
鋼板などからなる薄板の磁性材料を複数枚積層してなる
積層コア3が配設されている。積層コア3の外周には、
固定子巻線4を回転子磁石1と同心円上に捲装するため
のスロット(図示せず)が設けられている。
磁性材料よりなるバックヨーク2に接着等の手段により
固着されている。また、回転子磁石1の内周側には、外
周面が回転子磁石1の内周面1aと対向するように珪素
鋼板などからなる薄板の磁性材料を複数枚積層してなる
積層コア3が配設されている。積層コア3の外周には、
固定子巻線4を回転子磁石1と同心円上に捲装するため
のスロット(図示せず)が設けられている。
バックヨーク2には、その内周部に設けたボス部2aに
モータ軸5が圧入されている。そのモータ軸5と回転子
磁石1とバックヨーク2とで、モータの回転子6を形成
しており、モータ軸5は、積層コア3をビス7で固着し
たハウジング8に設けられた焼結含油合金等からなるす
べり軸受9により回転自在に支持されている。
モータ軸5が圧入されている。そのモータ軸5と回転子
磁石1とバックヨーク2とで、モータの回転子6を形成
しており、モータ軸5は、積層コア3をビス7で固着し
たハウジング8に設けられた焼結含油合金等からなるす
べり軸受9により回転自在に支持されている。
ここで、すべり軸受9に用いられている潤滑剤は、磁性
粉が懸濁されている磁性流体(図示せず)である。磁性
流体そのものは一般に市販されているものを用いること
ができる。
粉が懸濁されている磁性流体(図示せず)である。磁性
流体そのものは一般に市販されているものを用いること
ができる。
一方ハウジング8には、回転子6の脱落防止と回転子6
のスラスト荷重を受けるためにモータ軸5の端部5aと
摺動自在に当接するスラスト軸受9aが設けられている
。
のスラスト荷重を受けるためにモータ軸5の端部5aと
摺動自在に当接するスラスト軸受9aが設けられている
。
また、ハウジング8には、固定子巻線4に通電するため
と、回転子磁石1の位置を検出するためのホールIC等
からなる複数個の回転位置検出素子10を取り付け、こ
れに通電するための印刷配線基板11が、積層コア3と
所定の空隙量だけ離間対向する位置にビス7により積層
コア3と共に固着されている。すなわち、積層コア3は
印刷配線基板11を挟んで、ハウジング8にビス7によ
り固着されていることになる。ここで、ハウジング8の
外周面(ハウジングのモータ軸に面した部分)8aには
、固定子巻線4の所定の2相の延伸部4aが巻回されて
いる。
と、回転子磁石1の位置を検出するためのホールIC等
からなる複数個の回転位置検出素子10を取り付け、こ
れに通電するための印刷配線基板11が、積層コア3と
所定の空隙量だけ離間対向する位置にビス7により積層
コア3と共に固着されている。すなわち、積層コア3は
印刷配線基板11を挟んで、ハウジング8にビス7によ
り固着されていることになる。ここで、ハウジング8の
外周面(ハウジングのモータ軸に面した部分)8aには
、固定子巻線4の所定の2相の延伸部4aが巻回されて
いる。
今ここで、回転子位置検出素子10は、回転子磁石1の
磁極を検知することによって、回転子磁石1の回転位置
を検出するので、この出力信号に従って固定子巻線4の
それぞれの相に電流を切り換えて通電すると、固定子巻
線4が発生する磁力の作用により回転子6は回転を開始
する。
磁極を検知することによって、回転子磁石1の回転位置
を検出するので、この出力信号に従って固定子巻線4の
それぞれの相に電流を切り換えて通電すると、固定子巻
線4が発生する磁力の作用により回転子6は回転を開始
する。
上記のごとく、モータ軸を回転自在に支承する軸受の潤
滑剤に磁性流体からなる潤滑剤を用い、その軸受を有す
るハウジング部に固定子巻線の少なくとも2相以上の延
伸部を巻回することによって、次に述べるような作用が
生じる。
滑剤に磁性流体からなる潤滑剤を用い、その軸受を有す
るハウジング部に固定子巻線の少なくとも2相以上の延
伸部を巻回することによって、次に述べるような作用が
生じる。
モータの駆動方式が3相全波駆動である場合、モータが
回転している間必ずハウジング8の外周面8aに巻回さ
れた固定子巻線4の延伸部4aに通電され磁束を発生す
る。この磁束は、すべり軸受9に用いられている磁性流
体に作用する。すなわち、磁性流体に含まれているフェ
リイオンにこの磁束が作用し、すべり軸受9に用いられ
ている潤滑剤の漏出を防ぐ。特に、モータが高速回転し
ているときは、すべり軸受9に用いられている潤滑剤が
磁性流体でなければ、軸受からの潤滑剤の漏出が激しく
軸受の寿命を短くする原因となっていたが、すべり軸受
9に用いられている潤滑剤が磁性流体であれば、モータ
が高速で回転している時は固定子巻線4の延伸部4aか
ら発生する磁束が強くなり、フェリイオンがより強く引
き付けられるので、潤滑剤の漏出が少なくなり、軸受の
長寿命化が図れる。
回転している間必ずハウジング8の外周面8aに巻回さ
れた固定子巻線4の延伸部4aに通電され磁束を発生す
る。この磁束は、すべり軸受9に用いられている磁性流
体に作用する。すなわち、磁性流体に含まれているフェ
リイオンにこの磁束が作用し、すべり軸受9に用いられ
ている潤滑剤の漏出を防ぐ。特に、モータが高速回転し
ているときは、すべり軸受9に用いられている潤滑剤が
磁性流体でなければ、軸受からの潤滑剤の漏出が激しく
軸受の寿命を短くする原因となっていたが、すべり軸受
9に用いられている潤滑剤が磁性流体であれば、モータ
が高速で回転している時は固定子巻線4の延伸部4aか
ら発生する磁束が強くなり、フェリイオンがより強く引
き付けられるので、潤滑剤の漏出が少なくなり、軸受の
長寿命化が図れる。
以上のように本実施例によれば、非常に簡単な構成であ
りながら、高回転時における軸受に用いられている潤滑
剤の飛散が少なくなるので、軸受部の長寿命化が図れる
モータを提供することができる。
りながら、高回転時における軸受に用いられている潤滑
剤の飛散が少なくなるので、軸受部の長寿命化が図れる
モータを提供することができる。
尚、本実施例においては、ハウジングの外周部に巻回す
る固定子巻線の相数を2相としたが、ハウジングの外周
に巻回する固定子巻線の相数は2相に限るものではない
。
る固定子巻線の相数を2相としたが、ハウジングの外周
に巻回する固定子巻線の相数は2相に限るものではない
。
尚、本実施例においては、ラジアル軸受に焼結含油合金
などからなる滑り軸受を用いたが、ラジアル軸受に動圧
軸受を用いてもよ(、軸受の形式に何等捕られれるもの
ではない。
などからなる滑り軸受を用いたが、ラジアル軸受に動圧
軸受を用いてもよ(、軸受の形式に何等捕られれるもの
ではない。
また、本実施例においては、ハウジングの外周部に固定
子巻線の延伸部を巻回するように構成しであるが、さき
にハウジングの外周部にコイル線等の導線を巻回し、そ
の端部を固定子巻線と接続することによって構成しても
よい。
子巻線の延伸部を巻回するように構成しであるが、さき
にハウジングの外周部にコイル線等の導線を巻回し、そ
の端部を固定子巻線と接続することによって構成しても
よい。
次に、第2の発明の第2の実施例について説明する。第
2図は第2の発明の第2の実施例におけるモータの断面
図である。
2図は第2の発明の第2の実施例におけるモータの断面
図である。
第2図において軸方向に複数極に着磁された回転子磁石
13は磁性材料よりなるバックヨーク1゜4に接着等の
手段により固着されている。また磁性材料からなり印刷
配線基板15を含んでなる固定子16には固定子巻線1
7を同心円上に配列して、接着等の手段により固着しで
ある。また、回転子磁石13の位置を検出するためのホ
ールIC等からなる複数個の回転位置検出素子(図示せ
ず)も印刷配線基板15に取り付け、配線されている。
13は磁性材料よりなるバックヨーク1゜4に接着等の
手段により固着されている。また磁性材料からなり印刷
配線基板15を含んでなる固定子16には固定子巻線1
7を同心円上に配列して、接着等の手段により固着しで
ある。また、回転子磁石13の位置を検出するためのホ
ールIC等からなる複数個の回転位置検出素子(図示せ
ず)も印刷配線基板15に取り付け、配線されている。
また、バックヨーク14にはその内周部に設けたボス部
14aにモータ軸5が圧入されており、そのモータ軸5
と回転子磁石13とバックヨーク14とで、モータの回
転子1−9を形成しており、モータ軸5は、ハウジング
8に設けられた玉軸受18と焼結含油合金等よりなるす
べり軸受9により回転自在に支持されている。ここで、
すべり軸受9に用いられている潤滑剤は、磁性粉が懸濁
されている磁性流体(図示せず)である。また、磁性材
料からなるハウジング8の外周面8aには、固定子巻線
17の所定の2相の延伸部17aが巻回されている。
14aにモータ軸5が圧入されており、そのモータ軸5
と回転子磁石13とバックヨーク14とで、モータの回
転子1−9を形成しており、モータ軸5は、ハウジング
8に設けられた玉軸受18と焼結含油合金等よりなるす
べり軸受9により回転自在に支持されている。ここで、
すべり軸受9に用いられている潤滑剤は、磁性粉が懸濁
されている磁性流体(図示せず)である。また、磁性材
料からなるハウジング8の外周面8aには、固定子巻線
17の所定の2相の延伸部17aが巻回されている。
ここで回転子磁石13と印刷配線基板15との間で発生
するスラスト吸引力の保持はバックヨーク14のボス部
14aと玉軸受18の内輪18aとの間で行われる。
するスラスト吸引力の保持はバックヨーク14のボス部
14aと玉軸受18の内輪18aとの間で行われる。
今ここで、回転子位置検出素子10は、回転子磁石13
の磁極を検知することによって、回転子磁石13の回転
位置を検出するので、この出力信号に従って固定子巻線
17のそれぞれの相に電流を切り換えて通電すると、固
定子巻線17が発生する磁力の作用により回転子19は
回転を開始する。
の磁極を検知することによって、回転子磁石13の回転
位置を検出するので、この出力信号に従って固定子巻線
17のそれぞれの相に電流を切り換えて通電すると、固
定子巻線17が発生する磁力の作用により回転子19は
回転を開始する。
上記のごとく、モータ軸を回転自在に支承する軸受の潤
滑剤に磁性流体からなる潤滑剤を使用し、その軸受を有
するハウジング部に固定子巻線の少なくとも2相以上の
延伸部を巻回することによって、次に述べるような作用
が生じる。
滑剤に磁性流体からなる潤滑剤を使用し、その軸受を有
するハウジング部に固定子巻線の少なくとも2相以上の
延伸部を巻回することによって、次に述べるような作用
が生じる。
モータの駆動方式が3相全波駆動である場合、モータが
回転している間必ずハウジング8の外周面8aに巻回さ
れた固定子巻線17の延伸部17aに通電され磁束を発
生する。この磁束は、すべり軸受9に用いられている磁
性流体21に作用する。すなわち、磁性流体21に含ま
れているフェリイオンにこの磁束が作用し、すべり軸受
9に用いられている潤滑剤の漏出を防ぐ。特に、モータ
が高速回転しているときは、すべり軸受9に用いられて
いる潤滑剤が磁性流体でなければ、軸受からの潤滑剤の
漏出が激しく軸受の寿命を短くする原因となっていたが
、すべり軸受9に用いられている潤滑剤か磁性流体であ
れば、モータが高速で回転している時は固定子巻線17
の延伸部17aから発生する磁束が強くなり、フェリイ
オンがより強く引き付けられるので、潤滑剤の漏出が少
なくなり、軸受の長寿命化が図れる。
回転している間必ずハウジング8の外周面8aに巻回さ
れた固定子巻線17の延伸部17aに通電され磁束を発
生する。この磁束は、すべり軸受9に用いられている磁
性流体21に作用する。すなわち、磁性流体21に含ま
れているフェリイオンにこの磁束が作用し、すべり軸受
9に用いられている潤滑剤の漏出を防ぐ。特に、モータ
が高速回転しているときは、すべり軸受9に用いられて
いる潤滑剤が磁性流体でなければ、軸受からの潤滑剤の
漏出が激しく軸受の寿命を短くする原因となっていたが
、すべり軸受9に用いられている潤滑剤か磁性流体であ
れば、モータが高速で回転している時は固定子巻線17
の延伸部17aから発生する磁束が強くなり、フェリイ
オンがより強く引き付けられるので、潤滑剤の漏出が少
なくなり、軸受の長寿命化が図れる。
以上のように本実施例によれば、非常に簡単な構成であ
りながら、高回転時における焼結含油軸受に含浸された
油の飛散が少なくなるので、軸受部の長寿命化が図れる
モータを提供することができる。
りながら、高回転時における焼結含油軸受に含浸された
油の飛散が少なくなるので、軸受部の長寿命化が図れる
モータを提供することができる。
尚、本実施例においては、ハウジングの外周部に巻回す
る固定子巻線の相数を2相としたが、ハウジングの外周
に巻回する固定子巻線の相数は2相に限るものではない
。
る固定子巻線の相数を2相としたが、ハウジングの外周
に巻回する固定子巻線の相数は2相に限るものではない
。
尚、本実施例においては、ラジアル軸受に焼結含油合金
などからなる滑り軸受を用いたが、ラジアル軸受に動圧
軸受を用いてもよく、軸受の形式に何等捕られれるもの
ではない。
などからなる滑り軸受を用いたが、ラジアル軸受に動圧
軸受を用いてもよく、軸受の形式に何等捕られれるもの
ではない。
また、本実施例においては、ハウジングの外周部に固定
子巻線の延伸部を巻回するように構成しであるが、さき
にハウジングの外周部にコイル線等の導線を巻回し、そ
の端部を固定子巻線と接続することによって構成しても
よい。
子巻線の延伸部を巻回するように構成しであるが、さき
にハウジングの外周部にコイル線等の導線を巻回し、そ
の端部を固定子巻線と接続することによって構成しても
よい。
[発明の効果コ
以上説明した本発明のモータによれば、前記固定子巻線
の延長線を少なくとも2相以上前記ハウジングのモータ
軸に面した部分に巻回し通電すると、磁束を発生し、こ
の磁束は軸受の潤滑剤として用いる磁性流体に吸引力と
して作用するので、高回転時における軸受を潤滑してい
る潤滑剤の飛散が少なくなり、軸受部の長寿命化が図れ
るという特別の効果を達成することができる。
の延長線を少なくとも2相以上前記ハウジングのモータ
軸に面した部分に巻回し通電すると、磁束を発生し、こ
の磁束は軸受の潤滑剤として用いる磁性流体に吸引力と
して作用するので、高回転時における軸受を潤滑してい
る潤滑剤の飛散が少なくなり、軸受部の長寿命化が図れ
るという特別の効果を達成することができる。
第1図は第1の発明の第1の実施例におけるモータの横
断面図、第2図は第1の発明の第2の実施例におけるモ
ータの横断面図、第3図に第1の従来例のモータの横断
面図、第4図に第2の従来例のモータの横断面図を示す
。 4(17)・・・・・・固定子巻線 4a(17a)・・・・・・延伸部 5・・・・・・モータ軸 6(19)・・・・・・回転子 8・・・・・・ハウジング 9・・・・・・軸受 12(20)・・・・・・固定子 21・・・・・・磁性流体 第2図 313
断面図、第2図は第1の発明の第2の実施例におけるモ
ータの横断面図、第3図に第1の従来例のモータの横断
面図、第4図に第2の従来例のモータの横断面図を示す
。 4(17)・・・・・・固定子巻線 4a(17a)・・・・・・延伸部 5・・・・・・モータ軸 6(19)・・・・・・回転子 8・・・・・・ハウジング 9・・・・・・軸受 12(20)・・・・・・固定子 21・・・・・・磁性流体 第2図 313
Claims (1)
- (1)モータ軸と、そのモータ軸に固着されて一体的に
回転する固定磁化された回転子と、その回転子に対向配
置された磁性材料からなり前記回転子中心の同心円上に
施され通電により前記回転子に回転力を与える複数相の
固定子巻線を含めてなる固定子と、前記モータ軸を回転
自在に支承する軸受を有する磁性材料からなるハウジン
グとを具備したモータであって、前記固定子巻線の延長
線を少なくとも2相以上前記ハウジングのモータ軸に面
した部分に巻回し、かつ前記軸受の潤滑剤に磁性流体を
用いたことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP201390A JPH03207246A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP201390A JPH03207246A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03207246A true JPH03207246A (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=11517479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP201390A Pending JPH03207246A (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03207246A (ja) |
-
1990
- 1990-01-08 JP JP201390A patent/JPH03207246A/ja active Pending
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