JPH0320695A - 時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は時刻を表示すると共に、複数種の言語の内から
任意に選択した言語によって当該時刻を音声報知するこ
とが可能な時計に関するものである。

（従来の技術） 従来、音声によって時刻を報知する音声時計が知られて
いる。この音声時計は、時刻内容及び時刻単位をそれぞ
れ発生する特定言語の語素片（言語情報）を記憶したメ
モリ（言語情報源）を内蔵し、各時刻単位及び該時刻単
位内の時刻内容によって前記時刻内容及び時刻単位の各
語素片のそれぞれを前記メモリに記憶した語素片から選
択し、この語素片に基づいて時刻を音声にて報知するも
のである。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら従来の音声時計ては、内蔵したメモリに記
憶されているのは特定言語、例えば日本語の語素片であ
る。このため、日本語を理解できない者がこの音声時計
を使用しても役に立たないという問題点を有していた。

本発明の目的は上記の問題点に鑑み、異なる複数の種類
の言語の一の言語を容易に選択できると共に、この言語
にて時刻を音声報知可能な時計を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成するために、時刻を表示する
時刻表示手段と、異なる複数の種類の言語情報源の中の
一の言語情報源を選択する情報選択手段と、前記情報選
択手段によって選択された言語情報源の言語に基づいて
、時刻を音声にで報知する時刻報知手段とを備えた時計
を提案する。

（作　用） 本発明によれば、時刻表示手段によって時刻が表示され
る。これにより、時刻を視認することができる。また、
情報選択手段によって選択された言語情報源の言語に基
づいて、時刻報知手段により、選択された言語、例えば
日本語、英語、仏語等の言語にて時刻が音声報知される
。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示す外観斜視図である。図
において、１０は時計本体で、複数の角柱を組み合わせ
て略立方体形状に形成した筐体１１を備えている。

筐体１１の上面にはスイッチ１２が、前面上部こは液晶
ディスプレイ１３が、底面には後述する電気回路及びこ
の電気回路を動作させるための電池を収納する収納部１
４がそれぞれ配設されている。また、筐体１１の前面に
は戒晶ディスプレイ１３の下側にカード挿入口１５が開
口されており、このカード挿入口１５に音声メモリカー
ド２０を挿入できるようになっている。さらに、カード
挿入口１５に対応する筐体１１の後面にはコネクタ１６
が設けられており、音声メモリカード２０のコネクタ（
図示せず）と嵌合できるようになっている。音声メモリ
カード２０に記憶されているデータはコネクタ１６を介
して後述する制御部にアクセスされる。

スイッチ１２は長方体形状を有し、その上面が押下され
たときオンになる。スイッチ１２の接点信号は後述する
制御部に出力される。

第２図は一実施例における電気回路のブロック図である
。図において、３１は制御部で、ＣＰＵ，ＲＯＭ等によ
って構成され、ＲＯＭに格納されている制御プログラム
によって全ての制御を行う。

３２は発振器で、所定の周波数のクロツク信号を発生す
る。３３は計時カウンタで、発振器３２から出力される
クロック信号に基づいて引時を行う。

また、図示せぬスイッチによって計時カウンタ３３の計
時時間の設定を変更できるようになっている。３４は表
示制御部で、計時カウンタ３３の計時時間及び制御部３
１からの制御信号に基づいて、液晶ディスプレイ１３に
現在時刻等を表示するための表示信号を出力する。３５
は音声報知部で、制御部３１から出力される音声データ
に基づいて時刻等を報知する音声をスビーカ（図示せず
）から出力する。３６は電池で、前述した各電気回路に
電源を供給すると共に、コネクタ１６を介して音声メモ
リカード２０へも電源を供給する。

第３図は一実施例における音声メモリカード２０の電気
回路のブロック図である。図において、２１は２５６Ｋ
バイトの記憶容量を有するＲＯＭからなるメモリ、２２
は制御回路、２３は電源制御回路、２４はコネクタであ
る。

前記メモリ２１は、時刻等の音声報知に必要な語素片を
記憶し、そのデータ出力端子及びアドレス端子がコネク
タ２４に接続されている。

制御回路２２はコネクタ２４及び前述したコネクタ１６
を介して制御部３１から制御信号Ｃ１及びアドレスＡＤ
の上位ビットを入力し、これらの信号に基づいて、メモ
リ２１を制御する制御信号Ｃ２を作り、この制御信号Ｃ
２をメモリ２１に出力する。

電源制御回路２３は、コネクタ１６．２４を介して電＃
３６より電源＋Ｖと接地信号Ｇの供給を受けて、メモリ
２１と制御回路２２に電源十Ｖを供給する。

コネクタ２４は、前述した信号及び電源等をコネクタ１
６を介して制御部３１、電池３６に接続する端子を有す
る。さらにコネクタ２４は、メモリ２１に記憶されてい
る語素片の言語の種類、例えば日本語、英語、仏語等に
対応する読み出しルーチンを指定するための電気信号を
出力する２つの端子Ｐｉ，Ｐ２を有している。即ち、日
本語の語素片が記憶されているメモリ２１から、例えば
８時２０分を音声報知するための語素片を読み出す場合
、「はち」　「じ」　「に」　「じゅっ」　「ぶん」と
いう語素片を読み出さなくてはならない。これに対して
英語の語素片が記憶されているメモリ２１から、同様に
８時２０分を音声報知するための語素片を読み出す場合
には、「エイト」「トゥウェンティ」という語素片を読
み出せば良い。このように、言語の種類によって読み出
す語素片の数、常時用いる語素片の有無、或いは時・分
の順序等か異なるため、メモリ２１に記憶されでいる語
素片の言語の種類に対応させて、制御部３］による語素
片を読み出す手順を変えなくてはならない。しかしなが
ら、異なる言語であっても同じ読み出し手順を用いるこ
とが可能な場合もある。このため、本実施例では制御部
３１の制御プログラムに異なる３つの読み出しルーチン
を備えると共，に、９ケ国の言語に対応させた９柚類の
音声メモリカード２０を設けることによって、時刻を前
記９ケ国語の任意の言語によって音声報知できるように
し、ている。従って、音声メモリカード２０のメモリ２
１に記憶されている語素片の言語が、前述した３つの読
み出しルーチンのどれに対応するかを電気信号によって
音声メモリカー　ド２０から制御部３１に伝えるため、
言語種類確認用の端子ＰＩ，Ｐ２をコネクタ２４に設け
てある。

本実施例では第１の読み出しルーチンに対応する第１類
の言語として日本語、中国語等を、第２の読み出しルー
チンに対応する第２類の言語として英語等を、第３の読
み出しルーチンに対応する第３類の言語として独語等を
それぞれ割り当てている。さらに、コネクタ２４の端子
Ｐ１をＬＳＢ，端子Ｐ２をＭＳＢとし、０〜２の２進数
のそれぞれに対して、前述した第１類乃至第３類の言語
を対応させている。例えば、第２類の言語の語素片を記
憶した音声メモリカード２０の場合、端子Ｐ〕を抵抗器
Ｒ１を介して電源＋Ｖに接続してハイレベルとし、端子
Ｐ２を抵抗器Ｒ２を介して接地してローレベルにする。

これにより、コネクタ２４の端子Ｐｉ，Ｐ２からメモリ
２１に記憶されている語素片は前述した第２類の言語で
あることを示す２進数１の電気信号が出力される。

前記時刻表示手段は、発振器３２、計時カウンタ３３、
表示制御部３４及び液晶ディスプレイ１３によって構成
される。また、前記情報選択手段は、コネクタ１６、音
声メモリカード２０及び制御部３１によって、前記時刻
報知手段は制御部３工、発振器３２、計時カウンタ３３
及び音声報知部３５によってそれぞれ構成されている。

次ｉこ、前述の横戊よりなる本実施例の動作を第４図の
制御フローチャートに基づいて説明する。

通常、音声メモリカード２０の有無に関わりなく戚品デ
ィスプレイ１３には時刻が表示される。

また音声によって時刻を確認する場合、使用者は自己の
理解できる言語、又は好みやその時の気分によって任意
に選択した言語の語素片を記憶している音声メモリカー
ド２０をカード挿入口〕５を介してコネクタ１６に挿入
する。この状態で、スイッチ１２を押下することにより
自己の選択した言語によって時刻が音声報知される。即
ち、表示制御部３４は計時カウンタ３３の計時時間に基
づいて，常に液晶ディスプレイ１３に表示信号を出力し
ている。これにより液晶ディスプレイ１３には常に時刻
が表示される。

また、制御部３１は、スイッチュ２がオンにされたか否
かを常に監視し（Ｓｌ）、スイッチ１２がオンにされた
ときは、コネクタ〕６に音声メモリカード２０が挿入さ
れているか否かを判定する（Ｓ２）。この判定は、コネ
クタ１６の特定の端子がローレベルになっているか否か
によって判定する。この判定の結果、コネクタ１６に音
声メモリカード２０が挿入されていないときは、プログ
ラム中に設定されている語素片によって、「メモリカー
ドが挿入されていません」の言葉を音声報知するか又は
、ディスプレイによる指示を行う（Ｓ３）。この後、前
記ｓ１の処理に移行する。

前記Ｓ２の判定の結果、コネクタ１６に音声メモリカー
ド２０が挿入されているときは、コネクタ２４の端子Ｐ
Ｉ，Ｐ２よりメモリ２１に記憶されている語素片の言語
の種類を読み取る（ｓ４）。

次いで、前記読み取った言語の種類が前記第１類の言語
であるか否かを判定する（ｓ５）。この判定の結果、第
１類の言語のときは前述した第１の読み出しルーチンを
選択し（Ｓ６）、後述するＳＩＯの処理に移行する。ま
た、前記読み取った言語の種類が第１類の言語以外のと
きは、前記第２類の言語であるか否かを判定する（Ｓ７
）。この判定の結果、第２類の言語のときは前述した第
２の読み出しルーチンを選択し（Ｓ８）、後述するＳＩ
Ｏの処理に移行する。また、第２類の言語でないときは
前述した第３の読み出しルーチンを選択する（Ｓ９）。

次に、制御部３１は計時カウンタ３３の計時時間を読み
込み（Ｓ１０）、この計時時間に基づいて音声メモリカ
ード２０のメモリ２１から時刻を音声報知するために必
要な語素片を読み出す（Ｓｌｌ）。このときに、前記Ｓ
５〜Ｓ９の処理こて選択された読み出しルーチンが用い
られる。

この後、制御部３１は音声メモリカード２０のメモリ２
１から読み出した語素片に基づい゛Ｃ１音声データを音
声報知部３５に出力して時刻を音声報知する（Ｓ　１　
２）。この後、前記Ｓ１の処理に移行する。

前述したように本実施例によれば、語素片を記憶し，た
メモリ２１をメモリｈ−　ドにて構成し、時計本体゛１
０に着脱可能にしたので、使用者の理解できる言語又は
好みに合った盾語を容易に選択でぎ，，二の選択した言
語によって時刻を音声報知できる。また、音声メモリ力
・−ド２０を時計本体１０に実装していない状態におい
ても、液晶ディスブ１ノイ１３には常時時刻が表示され
ているので、時刻を視認する時計として使用できる。

尚、本実施例では、８　注１．−た９ケ国の言語に刻応
させた９種類の音声メモリカード２０と、３つの読み出
しルーチンを備えたが、さらに他の国の言語に対応させ
た音声メモリカード２０を設けてもｒ４いし、読み出し
ルーチンの数を増やしても良いことは言うまでもない。

また、本実施例では音声メモリカード２０のコネクタ２
４の特定の端子Ｐ’ｌ．Ｐ２の電気的な状態を読み取る
ことによって、メモリ２１に記憶されている語素片の言
語に対応した前記読みｌ｛ｊ　ｌ，ルーチンを選択する
ようにｊ，ているが、これに限定されることはない。例
えばメモリ２１の特定のアドレスに前記読み出しルーチ
ンを選択するデータを記憶させておいても良い。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、時刻表示手段によ
って時刻が表示されるので、時刻を視認することができ
る。また、情報選択手段によって任意の言語情報源を選
択することができると共に、時刻報知手段により前記選
択した言語情報源の言語、例えば日本語、英語、仏語等
の言語にて時刻が音声報知されるので、音声によっても
時刻を確認することができる。さらに、使用者の理解で
きる言語又は使用者の好みに合った言語を容易に選択す
ることができる。また、本発明の時計は言語学習にも役
立つという非常に優れた利点を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す外観斜視図、第２図は
一実施例における電気回路のブロック図、第３図は一実
施例における音声メモリカードの電気回路のブロック図
、第４図は一実施例における制御フローチャートである
。 〕０・・・時計本体、１１・・・筐体、１２・・・スイ
ッチ、１３・・・液晶ディスプレイ、１４・・・収納部
、１５・・カード挿入Ｉコ、］６・・・コネクタ、２０
・・・音声メモリカード、２１・・メモリ、２２・・・
制御団路、２３．・・電源制御回路、２４・・・，ｊネ
クタ、３１・・・制御部、３２・・発振器、３３・・計
時力１′７ンタ、３４・・・表示制御部、３５・・・音
声報知部、３ら・・・電池。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 時刻を表示する時刻表示手段と、 異なる複数の種類の言語情報源の中の一の言語情報源を
   選択する情報選択手段と、 前記情報選択手段によって選択された言語情報源の言語
   に基づいて、時刻を音声にて報知する時刻報知手段とを
   備えた、 ことを特徴とする時計。