JPH03206513A - 電子機器の障害検出方式 - Google Patents

電子機器の障害検出方式

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JPH03206513A
JPH03206513A JP2270340A JP27034090A JPH03206513A JP H03206513 A JPH03206513 A JP H03206513A JP 2270340 A JP2270340 A JP 2270340A JP 27034090 A JP27034090 A JP 27034090A JP H03206513 A JPH03206513 A JP H03206513A
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power
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JP2270340A
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Nobuyuki Sato
伸行 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子部品が実装された複数の回路基板を備え
た電子機器に電源を投入する際、及び、電源投入後にお
ける各部の障害を検出する電子機器の障害検出方式に関
する。
(従来の技術) 一般の電子機器においては、その組立てやメンテナンス
あるいは拡張性等を考慮して、適当な単位の機能ブロッ
ク毎に別々の回路基板を用いることが多い。最終的に、
これらの回路基板間は、接続ケーブルを用いて配線され
る。
各回路基板には、それぞれ必要な機能を達成するための
電子部品が実装され、接続ケーブルを受入れるコネクタ
等が搭載される。
ところが、このような電子機器においては、製造時やメ
ンテナンスの際に、接続ケーブルを誤接続してしまう場
合もあり得る。若し、接続ケーブルを誤接続したまま、
これに気付かずに装置の電源を投入すると、装置が誤動
作したり、動作不能になる場合もある。
しかしながら、電子機器の電源を投入し、その状態を観
察しても、誤動作等が接続ケーブルの誤接続によるもの
なのか、回路基板の不良によるものなのか、直ちに判定
するのは難しい。従って、接続ケーブルの誤接続が直接
の原因であると気が付くまでに、著しく時間がかかる場
合もある。
また、接続ケーブルを用いて、各回路基板に電源を供給
しているような場合、接続ケーブルの誤接続があると、
信号線や信号用共通帰線(SG)に電源電圧が印加され
てしまうこともある。この場合、回路基板に実装されて
いる電子部品や接続ケーブルの焼損.発煙等の重大事故
を連鎖的に発生させる恐れもある。
従って、従来、このような接続ケーブルの誤接続防止の
ために、各基板に、それぞれ形状の異なるコネクタや極
数の違うコネクタを使用するといった対策を講じていた
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のように、形状の異なるコネクタや極数
の違うコネククを使用する構成にした場合であっても、
製造時や保守時などに、作業員の人為的ミスによって、
例えば接続ケーブルの接続忘れが生じ得る。また、輸送
時等の振動によって、接続ケーブルの接触不良などが生
じ得る。この点については、従来、十分な防止策は施さ
れていない。
特に、近年、電子機器の小型化が著しい進展を見せ、装
置内部の実装密度が益々高度化されている。従って、回
路基板間の接続は、実装スペースの空きエリアを探して
配線しなければならないのが実情である。このような状
態では、目視によって接続ケーブルの接続状態の良否を
チェックするのは容易でない。
更に、接続ケーブルの接続忘れや接触不良等に気付かず
に電源を投入した時、装置が動作しないのは、回路基板
の不良によるものなのか、接続ケーブルの接続忘れや接
触不良によるものなのかを断定するのに、時間が非常に
かかるという問題点があった。
一方、電源投入後、何れかの回路基板に障害が発生した
ような場合、そのまま動作を継続させると、誤動作によ
って弊害をもたらし、あるいは連鎖的に他の回路部品を
故障させるといった問題も生じる。従って、障害発生を
通知し、更に障害の発生した個所を通知できるようにす
ることが、保守管理を容易にし、信頼性向上を図ること
になる。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、電源投入
前及び電源投入後において、電子機器の各回路基板にお
ける障害を検出し、適切な対応をすることのできる電子
機器の障害検出方式を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明の第l発明は、電子部品が実装された複数の回路
基板間をそれぞれ電気的結合手段を介して接続して、電
源スイッチを投入する場合において、前記電気的結合手
段内に電流検出回線を含め、前記各回路基板には、それ
ぞれ、前記電流検出回線に並列接続される、所定値の抵
抗器を設け、電源部には、装置全体の電源投入指示をす
るための電源スイッチと、前記電流検出回線を流れる電
流の測定を行なう電流検出回路と、電源スイッチの投入
により電源投入指示信号を前記電流検出回路に出力する
電源投入指示検出回路と、装置全体の動作を制御する制
御回路とを設け、前記電源スイッチを投入したとき、前
記電源投入指示検出回路は、前記電流検出回路に前記電
源投入指示信号を出力し、前記電流検出回路は、前記電
源投入指示信号を受けて、前記電流検出回線を流れる電
流値の測定を行ない、前記制御回路は、前記電流値が正
常であるときのみ装置全体の電源投入動作を実行するこ
とを特徴とするものである。
また、第2発明は、各回路基板に、それぞれ、電流検出
回線に並列接続される抵抗器の当該電流検出回線への接
続と切離しを制御する抵抗器接続制御部を設け、この抵
抗器接続制御部は、装置全体の電源が投入される前には
、前記抵抗器を前記電流検出回線へ接続する一方、装置
全体の電源が投入された後、当該基板における前記電流
検出回線の電流値を所定の期待値に設定し、かつ、障害
が発生すると当該期待値を変更し、前記制御回路は、装
置全体の電源が投入された後、電源部に設けられた電流
検出回路により、前記電流検出回線を流れる電流値の測
定を行ない、その電流値が全基板の期待値の合計と異な
る場合、その電流値により、障害の発生した回路基板を
特定することを特徴とするものである。
(作用) 先ず、第1発明の方式は、電源投入時の障害検出に係る
。即ち、各回路基板上で電流検出回線に並列接続される
抵抗器が、全て正常に接続されている場合の電流検出回
線を流れる電流と、測定した電流値とを比較する。電流
値が異常であれば、何れかの回路基板が接続不良等であ
ることが分かる。この場合、電源投入動作が停止される
また、第2発明の方式では、電源投入後の障害発生を検
出する。即ち、障害が発生すると、例えば、上記抵抗器
を電流検出回線から切離すよう制御する。これにより、
電流検出回線の電流値の期待値が変更されて障害を検出
できる。
第1発明によって、何れかの回路基板の接続が異常と判
断したとき、電源投入動作を停止すれば、回路部品や接
続ケーブルの焼損等を防止できる。また、第2発明によ
って、電源投入後、電流検出回線を監視し、障害発生個
所を通知するようにすれば、装置の信頼性が向上し、重
大事故が防止できる。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1発明の方式実施例を示す回路ブ
ロック図である。
図の電子機器は、電源部1と、制御部回路基板2と、I
/O制御部回路基板3と、表示部回路基板4と、操作部
回路基板5を有している。
そして、電源部1は制御部回路基板2と接続ケーブル6
を介して接続され、制御部回路基板2はI/O制御部回
路基板3と接続ケーブル7を介9 して接続され、I/O制御部回路基板3は表示部回路基
板4と接続ケーブル8を介して接続される一方、操作部
回路基板5と接続ケーブル9を介して接続されている。
尚、本発明において、上記接続ケーブル6,7,8.9
を電気的結合手段と呼んでいる。
ここで、本発明の方式を実施するために、各接続ケーブ
ル6,7,8.9に、一対の電流検出回線Δを含めるよ
うにしている。
そして、各回路基板2,3,4.5には、上記電流検出
回線Aに並列接続される抵抗器2a,3a,4a,5a
がそれぞれ設けられている。
尚、この実施例の場合、制御部回路基板2にはIKΩの
抵抗器2aを、I/O制御部回路基板3には1KΩの抵
抗器3aを、表示部回路基板4には250Ωの抵抗器4
aを、操作部回路基板5には500Ωの抵抗器5aを搭
載している。
一方、電源部1には、装置全体の電源投入指示をするた
めの電源スイッチ10が接続されている。また、電源部
1の内部には、電源投入指示検l 0 出回路1lと、電流検出回路12及び制御回路13が設
けられている。
電源投入指示検出回路1lは、例えば電源スイッチ10
によりセットされ、電源の遮断によりリセットされるリ
レーやフリップフロツプ回路等から成り、電源スイッチ
の投入によって、電源投入指示信号14を電流検出回路
12に出力する構或の回路である。電流検出回路12は
、例えば、電流検出回線Aに流れる電流値を所定の基準
値と比較し、その電流値が正常な範囲にある場合、電源
投入許可信号15を制御回路13に向け出力するよう構
成された回路である。この回路は、既知の比較回路等に
より構成される。制御回路13は、マイクロプロセッサ
等から構成され、装置各部の動作を制御すると共に、装
置全体の電源投入動作を制御する回路である。
第2図を用いて、本発明の第1発明の原理を説明する。
第2図は、第1発明の方式の原理説明図である。
第2図(a)に示すように、第1図に示した電子機器の
電流検出回線Aと、各回路基板の抵抗器28〜5a及び
電流検出回路12は、図のような結線となる。尚、電流
検出回路12は、説明を簡単化するため、直流電源16
と電流計17から成る構成とした。
図のように、若し、各回路基板の抵抗器28〜5aが、
電流検出回線Aに対して正常に接続されている場合には
、電源16に対し、4つの抵抗器28〜5aを並列接続
した際の抵抗に対応ずる電流値が、電流計17により測
定される筈である。
しかしながら、例えば、第2図(b)に示すように、抵
抗器5aを搭載した回路基板の接続が不良の場合には、
合成抵抗が高くなり、電流計17により測定される電流
値が低くなる。従って、この電流値を監視すれば、各接
続ケーブル、即ち電気的結合手段の接続不良を発見でき
る。
第1図の実施例では、そのような場合に、誤動作等防止
のため制御回路13が電源投入動作を停止する構成とし
た。
1 2 以下、第1図の実施例について、その具体的な動作を説
明する。
先ず、オペレータが電源スイッチ10を投入すると、先
に説明した要領で、電源投入指示検出回路1.1が電源
投入指示信号14を電流検出回路12に向け出力する。
電流検出回路12は、この電源投入指示信号14を受け
て、電流検出回線Aに流れる電流値を測定する。
第2図(a)のように、各接続ケーブル6,7,8.9
が、各回路基板2,3,4.5間を正常に接続している
ものとずれば、電流検出回線Aには、抵抗器2a(IK
Ω)、抵抗器3a(IKΩ)、抵抗器4a(250Ω)
及び抵抗器5 a ( 500Ω)が並列接続される。
従って、電流検出回線Aには、 125Ωの抵抗器が接
続されたことになる。若し、電流検出回路12において
、この電流検出回線Aに+5Vの直流電圧な゜印加する
とすれば、電流検出回線Aには40mAの電流が流れる
ここで、電流検出回路12には、予め電流検出1 3 回線Aに40mAの電流が流れた場合、接続が正常と判
断して、電源投入許可信号15を出力する比較回路等が
設けられる。この場合、比較回路の比較電圧は、例えば
測定誤差等を考慮し、35mA程度の値に対応するもの
に設定しておけばよい。
従って、電流検出回線Aに35mA以上の電流が流れた
場合、比較回路の出力がハイレベルとなり、これが電源
投入許可信号15として制御回路13に出力される。こ
の電源投入許可信号15を制御回路13が受入れた場合
、制御回路13は、装置全体の電源投入動作を実行する
一方、例えば、I/O制御部回路基板3と操作部回路基
板5とを接続する接続ケーブル9に異常がある場合、あ
るいは誤接続,未接続.接触不良等がある場合には、第
1図の装置は、第1図(b)の状態となり、次のように
動作する。
先ず、オペレータが、電源スイッチ10を投入し、装置
の電源投入を指示した場合には、先に説明した要領で、
電流検出回路12が電流検出回線Aに流れる電流値を測
定する。この電流値は、1 4 操作部回路基板5上の抵抗器5aが切離されているため
、抵抗器2a (IKΩ)、抵抗器3a(IKΩ)及び
抵抗器4a(250Ω)の3個の抵抗器が並列接続され
た値となる。この場合の電流検出回線Aの抵抗値は、 
166Ωとなる。
電流検出回路12より直流の+5Vの電圧が印加される
と、電流検出回線Aには30mAの電流が流される。こ
の場合には、予め電流検出回路12において設定した基
準電圧よりも、電流検出回線Aの電流値が低く、電流検
出回路12から電源投入許可信号15が出力されること
がない。従って、たとえオペレータが電源スイッチ10
を投入しても、制御回路l3は装置全体の電源投入動作
を行なわない。
こうして、何れかの基板間の接続ケーブルが、未接続で
あったり誤接続であったりした場合に、誤って電源が投
入され、各部が損傷するのを防止できる。
第3図に、上記のような電流検出回線の電流値と異常ケ
ーブルとの関係図を示す。
l 5 図に示すように、全ての接続ケーブルの接続が正常であ
るときは、電流検出回線八の電流値は40mAとなる。
しかしながら、例えば接続ケーブル6が異常の場合、電
源部1と他の回路基板2〜5との接続は全て絶たれるた
め、電流検出回線Aの電流値は” o ” となる。ま
た、接続ケーブル7が異常の場合、電源部1と制御部回
路基板2のみが正常に接続されることから、電流検出回
線Aの電流値は5mAとなる。また、接続ケーブル8.
9が異常のときは、電源部1は、制御部回路基板2とI
/O制御部回路基板3とのみ接続される。従って、その
電流値は10mAとなる。また、接続ケーブル8が異常
のときは、表示部回路基板4の接続が絶たれるため、電
流検出回線八の電流値は20mAとなる。そして、接続
ケーブル9が異常の場合には、先に説明したように、操
作部回路基板5の接続が絶たれ、電流検出回線Aの電流
値は30mAとなる。
このように、第1図の装置を構成する接続ケー1 6 ブル6,7,8.9の何れかが異常な場合、それぞれ電
流検出回線Aの電流値は異常個所に応じた固有の値を示
す。従って、電流検出回路12において、この電流値を
実測すれば、何れの接続ケーブルが異常であるかも判別
することができる。このような判別をするには、例えば
電流検出回路12に何種かの基準電圧と比較する比較回
路を複数設けるようにすればよい。
第4図に、本発明の第2発明の方式の実施例を示す回路
ブロック図を図示した。
図の回路は、第1図に示したものから、表示部回路基板
4と操作部回路基板5を除外したもので、回路基板2,
3に、それぞれ抵抗器接続制御部20を搭載したもので
ある。尚、第4図において、第1図と同一部分には同一
符号を付し、抵抗器接続制御部20自体の構成は、各基
板とも同一のため、何れも同一符号を付した。
例えば、制御部回路基板2に設けた抵抗器接続制御部2
0には、抵抗器2aと電流検出回線Aとの接続をオン,
オフする接点21と、この接点1 7 21を駆動する励磁コイル22と、励磁コイル22の励
磁電流を制御するナンドゲート23とが設けられている
上記接点2lは、励磁コイル22が励磁されていない場
合には、抵抗器2aを電流検出回線Aに接続する実線で
示すようなオン状態とされる。
方、励磁コイル22が励磁されると、図の破線で示すよ
うにオフ状態とされる。
また、ナンドグート23に入力する電源オン信号23a
は、制御部回路基板2に電源が供給され、電源オンとさ
れた場合にハイレベルとなり、電源オフの場合にロウレ
ベルとなる信号である。
また、アラーム信号23bは、制御部回路基板2に何等
かの障害が発生した場合にロウレベル、それ以外の場合
にはハイレベルとなる信号である。
従って、電源がオンされ、回路の動作が正常である場合
には、電源オン信号23aもアラーム信号23bもハイ
レベルとなり、ナンドゲート23の出力がロウレベルと
なるから、励磁コイル22に端子22aから図示しない
励磁電流が供給され1 8 て励磁される。これによって、抵抗器2aは、電流検出
回線Aから切離される。
即ち、この装置では、電源投入後、各回路基板の動作が
正常である場合、電流検出回線Aに先に接続されていた
抵抗器2a,3aが、この電流検出回線Aから切離され
ることになる。
他の回路基板3についても、抵抗器接続制御部20の構
成及び動作は全く同一である。
一方、電源部lにおいて、電流検出回路12には、この
実施例では、制御回路13からモード切替信号16が人
力するよう構成されている。このモード切替信号16は
、装置全体の電源投入動作が完了する前と後とで切替え
られる。
即ち、装置全体の電源投入動作前には、先に第1図を用
いて説明した方式を実行するよう、電流検出回路12に
検出動作モードを設定する。このモードにおいては、先
に説明したように、電流検出回線Aに流れる電流が一定
値以上の場合に、電流検出回路12から電源投入許可信
号15が出力された。
一方、電源投入後の動作モードでは、電流検出回路12
は、本来、正常の場合電流値゛O”である電流検出回線
Aの電流値を監視し、そこに電流が流れた場合に警報信
号17を制御回路l3に出力する。
このようなモード切替えのために、制御回路13からモ
ード切替信号16が出力される構成となっている。
第5図を用いて、第2発明の方式の原理説明を行なう。
第5図は、本発明に係わる第2発明の方式の原理説明図
である。
図において、第5図(a)は、装置を構成する各回路基
板が、電源投入後、全て正常に動作している場合の抵抗
器接続状態を示している。即ち、各抵抗器2a,3aは
、何れも接点21によって電流検出回線Aから切離され
ている。
ところが、例えば、抵抗器3aを搭載した回路基板に何
等かの異常が生じた場合、その抵抗器3aに直列接続さ
れた接点21がオンとなり、抵1 9 抗器3aが電流検出回線Aに接続される。これ2こより
、電流検出回線Aには、この抵抗器3aに基づく所定の
電流が流れる。この電流を検知すれば、何れかの回線に
異常が生じたと判定できる。
以下、第4図の回路の動作を具体的に説明する。
先ず、電源投入前は、各回路基板のナンドグート23の
出力がハイレベルであるため、接点21はオンとされ、
電流検出回線Aに対し、抵抗器2a,3aまでが接続さ
れた状態となっている。
従って、この状態で、第1図に示した実施例と全く同様
にして、電源投入動作が実行される。
こうして、電源が正常に投入されると、各回路基板のナ
ンドゲート23に入力する電源オン信号23aが、何れ
もハイレベルとなる。また、各回路基板の動作が正常で
あれば、アラーム信号23bもハイレベルとなる。従っ
て、ナンドゲート23の出力がロウレベルとなり、励磁
コイル22が励磁され、全ての抵抗器2a,3aが電流
検出回線Aから切離される。その結果、電流検出回路1
2においては、電流検出回線Aに流れる電流値が“O゜
゛であると認識される。
電流検出回路12は、例えば、この電源投入後のモード
においては、基準値をOv近くに設定した比較回路を用
いて判定を行なう。
ここで、例えば、I/O制御部回路基板3に異常が生じ
たとする。この場合、アラーム信号23bがロウレベル
となり、ナントゲート23の出力はハイレベルに切替わ
る。このため、励磁コイル22の励磁が停止し、第5図
(b)に示すように該当する接点21はオンし、電流検
出回線Aに抵抗器3aを接続する。その結果、電流検出
回線Aに抵抗3a (IKΩ)が接続され、電流検出回
路12によって直流の+5■の電圧が印加されると、5
mAの電流が流れる。これによって、電流検出回路12
は、何れかの基板に異常が発生したと判断し、障害検出
信号17を制御回路13に向け出力する。
尚、ここで、例えば、制御部回路基板2の抵抗器2aを
500Ω、I/O制御部回路基板3の抵抗22 器3aをlKΩと設定した場合、各回路基板に故障が生
じると、電流検出回線の電流値は、それぞれ次のように
なる。
第2図は、電源投入後の電流検出回線の電流値と異常回
路基板の関係説明図を示す。
図のように、各基板毎に異常が生じた場合の電流検出回
線の電流値は、接続部回路基板2が異常のとき10mA
,I/O制御部回路基板が異常のとき5mA,両者が異
常のとき15mAというように異なる値をとる。正常時
はOmAである。これにより、電流検出回路l2の検出
値によって、何れの回路基板に異常が生じたかというこ
とも判別できる。
尚、上記障害の発生した基板の識別結果は、例えば、電
流検出回路12の出カ回路に障害発生基板識別用のラン
プを取付け、そのランプを点滅させることにって表示す
ることもできる。また、必要に応じて、装置に接続され
たディスプレイ等に、文字をもって表示することも可能
である。
本発明は以上の実施例に限定されない。
2 3 上記実施例において、各回路基板に設ける抵抗器の抵抗
値は、電流検出回路の検出特性や分解能等を考慮し、任
意に選定して差し支えない。また、各回路基板は、上記
構成に限定されるものでなく、異なった種類の異なった
枚数の回路基板を組合わせ接続するようにして差し支え
ない。
また、電源投入後、各基板は、それぞれ当該基板におけ
る電流検出回線の期待値を予め設定しておき、障害発生
時にこれを変更するようにすればよい。
従って、抵抗器を接続したり切離したりする他、抵抗値
を増減変更するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明した本発明の電子機器の障害検出方式によれば
、電源オンの際に、予め基板に搭載された抵抗器と電流
検出回線によって、電気的結合手段の接続異常を検出す
るため、誤接続状態で電源が投入され、誤動作や接続ケ
ーブルの焼損等を防止できる。また、電源投入後も、上
記電流検出回線に流れる電流値を監視し、回路基板の障
害を検2 4 出できるため、信頼性が向上し、保守等も容易となる。
以上により、配線を増やすことなく装置の障害を一括管
理できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1発明の方式実施例を示す回路ブロ
ック図、第2図は第1発明の方式の原理説明図、第3図
は電流検出回線の電流値と異常ケーブルの関係説明図、
第4図は本発明の第2発明の方式実施例を示す回路ブロ
ック図、第5図は第2発明の方式の原理説明図、第6図
は電源投入後の電流検出回線の電流値と異常回路基板の
関係説明図である。 1・・・電源部、2,3,4.5・・・回路基板、2a
.3a,4a,5a・・・抵抗器、6,7,8.9・・
・接続ケーブル (電気的結合手段)、 10・・・電源スイッチ、 11・・・電源投入指示検出回路、 12・・・電流検出回路、l3・・・制御回路、2 5 20・・・抵抗器接続制御部、 A・・・電流検出回線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子部品が実装された複数の回路基板間をそれぞれ
    電気的結合手段を介して接続して、電源スイッチを投入
    する場合において、 前記電気的結合手段内に電流検出回線を含め、前記各回
    路基板には、それぞれ、前記電流検出回線に並列接続さ
    れる、所定値の抵抗器を設け、電源部には、装置全体の
    電源投入指示をするための電源スイッチと、前記電流検
    出回線を流れる電流の測定を行なう電流検出回路と、電
    源スイッチの投入により電源投入指示信号を前記電流検
    出回路に出力する電源投入指示検出回路と、装置全体の
    動作を制御する制御回路とを設け、 前記電源スイッチを投入したとき、 前記電源投入指示検出回路は、前記電流検出回路に前記
    電源投入指示信号を出力し、 前記電流検出回路は、前記電源投入指示信号を受けて、
    前記電流検出回線を流れる電流値の測定を行ない、 前記制御回路は、前記電流値が正常であるときのみ装置
    全体の電源投入動作を実行することを特徴とする電子機
    器の障害検出方式。 2、各回路基板に、それぞれ、電流検出回線に並列接続
    される抵抗器の当該電流検出回線への接続と切離しを制
    御する抵抗器接続制御部を設け、この抵抗器接続制御部
    は、 装置全体の電源が投入される前には、前記抵抗器を前記
    電流検出回線へ接続する一方、装置全体の電源が投入さ
    れた後、当該基板における前記電流検出回線の電流値を
    所定の期待値に設定し、かつ、障害が発生すると当該期
    待値を変更し、前記制御回路は、装置全体の電源が投入
    された後、電源部に設けられた電流検出回路により、前
    記電流検出回線を流れる電流値の測定を行ない、その電
    流値が全基板の期待値の合計と異なる場合、その電流値
    により、障害の発生した回路基板を特定することを特徴
    とする電子機器の障害検出方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7953568B2 (en) 2006-02-27 2011-05-31 Micro Motion, Inc. Flow meter and method for detecting a cable fault in a cabling of the flow meter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7953568B2 (en) 2006-02-27 2011-05-31 Micro Motion, Inc. Flow meter and method for detecting a cable fault in a cabling of the flow meter
US8135552B2 (en) 2006-02-27 2012-03-13 Micro Motion, Inc. Flow meter and method for detecting a cable fault in a cabling of the flow meter

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