JPH0320329B2 - - Google Patents
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- JPH0320329B2 JPH0320329B2 JP60210253A JP21025385A JPH0320329B2 JP H0320329 B2 JPH0320329 B2 JP H0320329B2 JP 60210253 A JP60210253 A JP 60210253A JP 21025385 A JP21025385 A JP 21025385A JP H0320329 B2 JPH0320329 B2 JP H0320329B2
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- Japan
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- gate
- resin
- sharp
- heating
- runner
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 27
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 24
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 12
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 11
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、小型かつ精密ランナーレス成形可
能なランナーレス小型精密射出成形装置に関す
る。
能なランナーレス小型精密射出成形装置に関す
る。
最近の科学技術の目覚ましい発達に伴い、各種
技術分野、例えばエレクトロニクス、バイオテク
ノロジーなど小型精密化の要望が高まり、樹脂成
形品もその要望に適応せざるを得ず、所謂小型合
成樹脂成形機の需要が脚光を浴びて来た。
技術分野、例えばエレクトロニクス、バイオテク
ノロジーなど小型精密化の要望が高まり、樹脂成
形品もその要望に適応せざるを得ず、所謂小型合
成樹脂成形機の需要が脚光を浴びて来た。
この種の成形機は、作業の能率化、高精度化、
使用樹脂の多様化などの観点から、専らスプルー
ランナー方式を用いた合成樹脂射出成形装置が用
いられているが、スプルーランナーを不可欠とす
るため、使用樹脂の無駄を避けることができず、
したがつて成形品価格も高価とならざるを得ず、
その上成形装置も亦、大型装置を単に小型化した
だけの構成に変形しただけで、無駄な構成部分が
多く所謂小型成形品に適合した新規な成形装置が
見出されていた。
使用樹脂の多様化などの観点から、専らスプルー
ランナー方式を用いた合成樹脂射出成形装置が用
いられているが、スプルーランナーを不可欠とす
るため、使用樹脂の無駄を避けることができず、
したがつて成形品価格も高価とならざるを得ず、
その上成形装置も亦、大型装置を単に小型化した
だけの構成に変形しただけで、無駄な構成部分が
多く所謂小型成形品に適合した新規な成形装置が
見出されていた。
そこで、本出願人は、鋭意研究の結果、特願昭
59−216283号(昭和59年10月17日出願)の発明を
完成し、ランナーレス方式で樹脂の無駄をなく
し、新規な構成として射出溶融樹脂流通機構、原
料可塑化機構、射出プランジヤー機構、および原
料供給機構など小型化に適応した種々の構成を組
み合せた小型精密射出成形装置を提案した。
59−216283号(昭和59年10月17日出願)の発明を
完成し、ランナーレス方式で樹脂の無駄をなく
し、新規な構成として射出溶融樹脂流通機構、原
料可塑化機構、射出プランジヤー機構、および原
料供給機構など小型化に適応した種々の構成を組
み合せた小型精密射出成形装置を提案した。
この発明は、本出願人が先きに開発した前述の
特願昭59−216283号の発明を基本とし、さらに、
小型精密成形機として有効かつ適切に各種精密加
工品の加工を行うようにしたランナーレス小型精
密成形装置を提供することを目的とする。
特願昭59−216283号の発明を基本とし、さらに、
小型精密成形機として有効かつ適切に各種精密加
工品の加工を行うようにしたランナーレス小型精
密成形装置を提供することを目的とする。
以下に、この発明の実施例を示す。
図面はこの発明に係る最も代表的な構成を表わ
したランナーレス小型精密成形装置の一実施例を
示している。
したランナーレス小型精密成形装置の一実施例を
示している。
まず各図についてその構成を説明する。
1は、ダイバー2に沿つて所望型締手段3で前
後同する移動ダイプレート、4は固定ダイプレー
トを示し、この固定ダイプレート4と前記移動ダ
イプレート1との相対抗した面にはそれぞれ固定
金型5と移動金型6とが固着されしかも両金型
5,6により所望の小型成形物を得るためのキヤ
ビテイ7が形成されるものである。
後同する移動ダイプレート、4は固定ダイプレー
トを示し、この固定ダイプレート4と前記移動ダ
イプレート1との相対抗した面にはそれぞれ固定
金型5と移動金型6とが固着されしかも両金型
5,6により所望の小型成形物を得るためのキヤ
ビテイ7が形成されるものである。
ところで、前記固定金型5は、固定ダイプレー
ト4に対して、図示の実施例ではマニホールドA
を固定ダイプレート4に着脱交換自在に取付ける
ことができる押え板8およびゲート9を形成する
ゲート板10との二枚構造の固定バツクプレート
11を介して間接的に取付けられている。
ト4に対して、図示の実施例ではマニホールドA
を固定ダイプレート4に着脱交換自在に取付ける
ことができる押え板8およびゲート9を形成する
ゲート板10との二枚構造の固定バツクプレート
11を介して間接的に取付けられている。
つぎにマニホールドAについて詳述する。
このマニホールドAは、所望の外形を保持でき
る柱状構造を備え、その中心軸上に主流路12が
穿たれてヒータ13を内蔵した砲弾型のトーピー
ド14が装着され、一位置以上の必要数に分割し
た傾斜流路15を穿設すると共に、この領域流路
15の出口側に前記ゲート9に通ずる小容積の加
熱領域16を形成できるようになつており、この
加熱領域16の熱源として主流路12と平行した
方向に沿つて偏倚した開口部17を経て砲弾形状
の尖鋭加熱体18の先端円錐部分18aを形成し
ている。
る柱状構造を備え、その中心軸上に主流路12が
穿たれてヒータ13を内蔵した砲弾型のトーピー
ド14が装着され、一位置以上の必要数に分割し
た傾斜流路15を穿設すると共に、この領域流路
15の出口側に前記ゲート9に通ずる小容積の加
熱領域16を形成できるようになつており、この
加熱領域16の熱源として主流路12と平行した
方向に沿つて偏倚した開口部17を経て砲弾形状
の尖鋭加熱体18の先端円錐部分18aを形成し
ている。
ところで、このマニホールドAは、一回の成形
操作によつて得られる個数の数によつて傾斜流路
15の数は異なり、成形品1個の場合から2以上
の多数個の場合に応じて傾斜流路15は、主流路
12を中心としてその外周位置に対称的に穿設
し、一回の射出操作によつて吐出される溶融樹脂
の量に見合つた数のキヤビテイ7しか形成できな
いことは明らかである。
操作によつて得られる個数の数によつて傾斜流路
15の数は異なり、成形品1個の場合から2以上
の多数個の場合に応じて傾斜流路15は、主流路
12を中心としてその外周位置に対称的に穿設
し、一回の射出操作によつて吐出される溶融樹脂
の量に見合つた数のキヤビテイ7しか形成できな
いことは明らかである。
したがつてマニホールドAはキヤビテイ7の数
に応じて一個取り、二個取りなど必要数のキヤビ
テイ7に応じた同形同大でゲート9に通ずる加熱
領域16の数が種々異なる構造として予じめ用意
して置き、全体を取替交換自在とすることができ
る。
に応じて一個取り、二個取りなど必要数のキヤビ
テイ7に応じた同形同大でゲート9に通ずる加熱
領域16の数が種々異なる構造として予じめ用意
して置き、全体を取替交換自在とすることができ
る。
また、加熱領域16の熱源として、この実施例
では尖鋭加熱体18を用いて内部加熱方式とした
が、この尖鋭加熱体18を省略し、これに代えて
加熱領域16を形成できるゲート板10にヒータ
(図示せず)を内蔵し、外部加熱方式を用いて加
熱領域16内の溶融樹脂を保温加熱することがで
きる。
では尖鋭加熱体18を用いて内部加熱方式とした
が、この尖鋭加熱体18を省略し、これに代えて
加熱領域16を形成できるゲート板10にヒータ
(図示せず)を内蔵し、外部加熱方式を用いて加
熱領域16内の溶融樹脂を保温加熱することがで
きる。
さらに加熱領域16の尖鋭加熱体18に内蔵し
たヒータ19によりゲート部分に臨まれる尖鋭端
20を、射出成形操作の都度発熱させてゲート部
分の固化樹脂を溶融させてゲート9を開くように
するか、常時ゲート部分の樹脂を半溶融状態に保
持し、成形加工の精度をより一層向上させること
もできる。
たヒータ19によりゲート部分に臨まれる尖鋭端
20を、射出成形操作の都度発熱させてゲート部
分の固化樹脂を溶融させてゲート9を開くように
するか、常時ゲート部分の樹脂を半溶融状態に保
持し、成形加工の精度をより一層向上させること
もできる。
なお、加熱領域16はゲート9を頂点とする短
尺な一種の砲弾画空間として形成されるので、こ
の砲弾型空間内に配設される容積の小形短尺な尖
鋭加熱体(図示せず)によつて長尺な尖鋭加熱体
18に代えて良いことは勿論である。
尺な一種の砲弾画空間として形成されるので、こ
の砲弾型空間内に配設される容積の小形短尺な尖
鋭加熱体(図示せず)によつて長尺な尖鋭加熱体
18に代えて良いことは勿論である。
さらにこのマニホールドAは、主流路12にヒ
ータ13を内蔵した砲弾型のトーピード14が挿
着されており、このトーピード14の外周には傾
斜流路15の数に応じた通溝21が穿たれ、しか
も隣り合う通溝21間の入口側には尖鋭状の仕切
部22を形成して吐出される樹脂の通溝21の流
入を円滑に行えるような拡開した開口部23を形
成している。この加熱機能を有するトーピード1
4を備える構造のマニホールドAは、主流路12
の距離を短尺にできるが、このトーピード14を
備えない構造の場合は樹脂の溶融化が促進できな
いので主流路12の距離を稍々長尺にせざるを得
ない。
ータ13を内蔵した砲弾型のトーピード14が挿
着されており、このトーピード14の外周には傾
斜流路15の数に応じた通溝21が穿たれ、しか
も隣り合う通溝21間の入口側には尖鋭状の仕切
部22を形成して吐出される樹脂の通溝21の流
入を円滑に行えるような拡開した開口部23を形
成している。この加熱機能を有するトーピード1
4を備える構造のマニホールドAは、主流路12
の距離を短尺にできるが、このトーピード14を
備えない構造の場合は樹脂の溶融化が促進できな
いので主流路12の距離を稍々長尺にせざるを得
ない。
つぎに溶融樹脂が流通できる主流路12につい
てその構成を述べる。
てその構成を述べる。
図示の実施例では、主流路12は直線上に形成
されている。すなわち、原料可塑化機構24の後
部が前記マニホールドAの前端と接触してマニホ
ールドAと共に固定ダイプレート4内に一体的に
組込まれかつ原料可塑化機構24の前端が、原料
供給機構25を有する射出プランジヤー機構26
の後端と接続され、この射出プランジヤー機構2
6のピストンロツド27のストローク操作が直線
上の主流路12と同一軸上で行われる構成となつ
ている。
されている。すなわち、原料可塑化機構24の後
部が前記マニホールドAの前端と接触してマニホ
ールドAと共に固定ダイプレート4内に一体的に
組込まれかつ原料可塑化機構24の前端が、原料
供給機構25を有する射出プランジヤー機構26
の後端と接続され、この射出プランジヤー機構2
6のピストンロツド27のストローク操作が直線
上の主流路12と同一軸上で行われる構成となつ
ている。
しかも前記原料可塑化機構24は固定ダイプレ
ート4と係止できる鍔部28を備えた筒状構造を
有し、軸中心に形成される主流路12を加熱して
樹脂を加熱溶融できるヒータ29を捲装させて構
成されている。
ート4と係止できる鍔部28を備えた筒状構造を
有し、軸中心に形成される主流路12を加熱して
樹脂を加熱溶融できるヒータ29を捲装させて構
成されている。
さらに原料供給機構25は、原料ビーズ30を
収納できるホツパー31と定量供給できるモータ
ドライブのスクリユ型定量供給機32を備え、射
出成形操作と関連させてコントローラ(図示せ
ず)などの制御により所定量の原料ビーズ30
を、射出プランジヤー機構26の主流路12内に
落下供給できるようになつている、 さらにまた、射出プランジヤー機構26は、油
圧その他の手段で作動するピストンシリンダー機
構33で働くピストンロツド27により主流路1
2内に供給される原料ビーズ30を射出操作の都
度主流路12内で前進させて原料ビーズ30を原
料可塑化機構24へ移送させると同時に完全に溶
融した樹脂をゲート9を経てキヤビテイ7内に射
出させることができるようになつている。
収納できるホツパー31と定量供給できるモータ
ドライブのスクリユ型定量供給機32を備え、射
出成形操作と関連させてコントローラ(図示せ
ず)などの制御により所定量の原料ビーズ30
を、射出プランジヤー機構26の主流路12内に
落下供給できるようになつている、 さらにまた、射出プランジヤー機構26は、油
圧その他の手段で作動するピストンシリンダー機
構33で働くピストンロツド27により主流路1
2内に供給される原料ビーズ30を射出操作の都
度主流路12内で前進させて原料ビーズ30を原
料可塑化機構24へ移送させると同時に完全に溶
融した樹脂をゲート9を経てキヤビテイ7内に射
出させることができるようになつている。
しかしながら、上述の原料可塑化機構24、原
料供給機構25および射出プランジヤー機構26
はその構成を何等特定されるものでなく、要は固
定ダイプレート4内に固定されるマニホールドA
の主流路12に対して必要な樹脂を溶融、半溶融
など必要な状態で供給できる構成であれば良い。
料供給機構25および射出プランジヤー機構26
はその構成を何等特定されるものでなく、要は固
定ダイプレート4内に固定されるマニホールドA
の主流路12に対して必要な樹脂を溶融、半溶融
など必要な状態で供給できる構成であれば良い。
叙上の構成に基づいて、この発明の作用を説明
する。
する。
所望の形状を有するキヤビテイ7を固定金型5
と移動金型6との間で形成すると共に前記キヤビ
テイ7の設置数に応じた数のゲート9に一致した
数の加熱領域16を形成できるマニホールドAを
選定して固定ダイプレート4に固定する。
と移動金型6との間で形成すると共に前記キヤビ
テイ7の設置数に応じた数のゲート9に一致した
数の加熱領域16を形成できるマニホールドAを
選定して固定ダイプレート4に固定する。
ついで所望の原料に供給機構25、原料可塑化
機構24および射出プランジヤー機構26により
射出成形操作に応じ原料ビーズ30はピストンロ
ツド27のストローク作用を受けて主流路12を
経てトーピード14を介在した場合はこのトーピ
ード14を介して必要数の傾斜流路15を通り、
溶融樹脂となつて加熱領域16に達し、ゲート9
を通つてキヤビテイ7内に射出されそこで成形さ
れる。
機構24および射出プランジヤー機構26により
射出成形操作に応じ原料ビーズ30はピストンロ
ツド27のストローク作用を受けて主流路12を
経てトーピード14を介在した場合はこのトーピ
ード14を介して必要数の傾斜流路15を通り、
溶融樹脂となつて加熱領域16に達し、ゲート9
を通つてキヤビテイ7内に射出されそこで成形さ
れる。
ついで移動金型6が開き、その過程で成形品が
取り出される。
取り出される。
なお、射出成形操作の過程で尖鋭加熱体18の
ヒータ19を間歇的に働かせることによりゲート
9部分の微小な容積個処に冷却固化してゲート9
を閉じている樹脂を局部的に加熱溶融させてゲー
ト9を開くことにより成形時のみ必ずゲート9が
開かれ成形操作終了後は必ずゲート9が閉じて成
形性の優れた小型成形品を得ることができる。
ヒータ19を間歇的に働かせることによりゲート
9部分の微小な容積個処に冷却固化してゲート9
を閉じている樹脂を局部的に加熱溶融させてゲー
ト9を開くことにより成形時のみ必ずゲート9が
開かれ成形操作終了後は必ずゲート9が閉じて成
形性の優れた小型成形品を得ることができる。
なお、この尖鋭加熱体18は常時ヒータ19を
働かせて置いてゲート9部の樹脂を溶融または半
溶融状態として保持させて置くこともできる。
働かせて置いてゲート9部の樹脂を溶融または半
溶融状態として保持させて置くこともできる。
なお、前述の構成においてゲート板10はゲー
ト9および加熱領域16を形成できるゲート部材
10aとこのゲート部材10aを係止保持する止
板10bとの二部材で構成することができる。
ト9および加熱領域16を形成できるゲート部材
10aとこのゲート部材10aを係止保持する止
板10bとの二部材で構成することができる。
また、符号34は必要個処に配設されるヒー
タ、36は冷却用水孔、37は各種の止ビスを
夫々示している。
タ、36は冷却用水孔、37は各種の止ビスを
夫々示している。
この発明は、叙上のように主流路を穿つたマニ
ホールドについては、必要とする数の傾斜流路を
穿ちかつ必要とする数の加熱領域が形成できる特
定のマニホールドを選択でき、このマニホールド
を固定ダイプレートに着脱自在に挿着して利用に
供し得ると共に主流路に供給される原料樹脂の可
塑化機構、射出機構、原料供給機構などは任意の
構成で良く何等特定する必要がないので構成に限
定されないという大きな効果を有する。
ホールドについては、必要とする数の傾斜流路を
穿ちかつ必要とする数の加熱領域が形成できる特
定のマニホールドを選択でき、このマニホールド
を固定ダイプレートに着脱自在に挿着して利用に
供し得ると共に主流路に供給される原料樹脂の可
塑化機構、射出機構、原料供給機構などは任意の
構成で良く何等特定する必要がないので構成に限
定されないという大きな効果を有する。
また、この発明によればマニホールドには必要
数の傾斜流路が穿つてあるので溶融樹脂の移送に
無理がなく円滑に行なえる。特に加熱手段を内蔵
した砲弾型のトーピードは、マニホールド内主流
路の原料樹脂を加熱し円滑に分割して、複数の傾
斜流路に誘導することができ、ゲートまでの原料
樹脂移送中の圧力損失を少なくすると共に主流路
の距離を短縮することができ、また特に、トーピ
ードを前記実施例の形状構成とすることにより、
吐出される原料樹脂の通溝への流入と傾斜流路へ
の流入が一層円滑になり精密な射出成形品に適す
る。そして、尖鋭加熱体の働きにより、成形性の
優れた成形品の量産が可能となるなど幾多の特徴
を有する。
数の傾斜流路が穿つてあるので溶融樹脂の移送に
無理がなく円滑に行なえる。特に加熱手段を内蔵
した砲弾型のトーピードは、マニホールド内主流
路の原料樹脂を加熱し円滑に分割して、複数の傾
斜流路に誘導することができ、ゲートまでの原料
樹脂移送中の圧力損失を少なくすると共に主流路
の距離を短縮することができ、また特に、トーピ
ードを前記実施例の形状構成とすることにより、
吐出される原料樹脂の通溝への流入と傾斜流路へ
の流入が一層円滑になり精密な射出成形品に適す
る。そして、尖鋭加熱体の働きにより、成形性の
優れた成形品の量産が可能となるなど幾多の特徴
を有する。
第1図は、この発明に係るランナーレス小型精
密射出成形装置の代表的な一実施例を示す全体の
概要構成の一部切欠側面図、第2図は同上要部の
マニホールド部分の構成を示す一部拡大断面図、
第3図は同上マニホールドの正面図、第4図はマ
ニホールドに挿着されるトーピードの一例を示す
一部切欠側面図、第5図は同上の正面図を夫々示
す。 A……マニホールド、3……型締手段、4……
固定ダイプレート、7……固定金型5と移動金型
6により形成されるキヤビテイ、9……ゲート、
12……主流路、14……トーピード、15……
傾斜流路、16……加熱領域、18……尖鋭加熱
体、18a……先端円錐部分、19……ヒータ、
20……尖鋭端、24……原料可塑化機構、25
……原料供給機構、26……射出プランジヤー機
構、27……ピストンロツド、32……スクリユ
型定量供給機。
密射出成形装置の代表的な一実施例を示す全体の
概要構成の一部切欠側面図、第2図は同上要部の
マニホールド部分の構成を示す一部拡大断面図、
第3図は同上マニホールドの正面図、第4図はマ
ニホールドに挿着されるトーピードの一例を示す
一部切欠側面図、第5図は同上の正面図を夫々示
す。 A……マニホールド、3……型締手段、4……
固定ダイプレート、7……固定金型5と移動金型
6により形成されるキヤビテイ、9……ゲート、
12……主流路、14……トーピード、15……
傾斜流路、16……加熱領域、18……尖鋭加熱
体、18a……先端円錐部分、19……ヒータ、
20……尖鋭端、24……原料可塑化機構、25
……原料供給機構、26……射出プランジヤー機
構、27……ピストンロツド、32……スクリユ
型定量供給機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原料供給機構および射出機構と接続されるマ
ニホールドを、固定ダイプレートに着脱交換可能
に組込み、前記マニホールドは、主流路に対し複
数の必要数に分割した傾斜流路を備え、該傾斜流
路の分岐部に臨む主流路の端部に加熱手段を内蔵
した砲弾型のトーピードと、前記傾斜流路の出口
側にゲートに通ずる小容積の加熱領域とを設けて
成ることを特徴とするランナーレス小型精密射出
成形装置。 2 トーピードは外周に傾斜流路の数に応じた通
溝が穿たれ、隣り合う該通溝の間には入口側に向
つて尖鋭状に形成した仕切部を有して溶融樹脂を
傾斜流路に導く拡開した開口部を形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のランナー
レス小型精密射出成形装置。 3 加熱領域は、砲弾形状の尖鋭加熱体の先端円
錐部分を臨ませて加熱領域の溶融樹脂を内側から
保温するようにした特許請求の範囲第1項または
第2項記載のランナーレス小型精密射出成形装
置。 4 尖鋭加熱体のゲートに臨まれる尖鋭端は、射
出成形の都度発熱させてゲート部分の樹脂を溶融
できるかまたは常時ゲート部分の樹脂を半溶融に
保持できるヒータ機構を設けて成る特許請求の範
囲第3項記載のランナーレス小型精密射出成形装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21025385A JPS6270018A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ランナ−レス小型精密射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21025385A JPS6270018A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ランナ−レス小型精密射出成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270018A JPS6270018A (ja) | 1987-03-31 |
JPH0320329B2 true JPH0320329B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=16586318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21025385A Granted JPS6270018A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ランナ−レス小型精密射出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270018A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5398364A (en) * | 1977-02-07 | 1978-08-28 | Matsushita Electric Works Ltd | Mold |
JPS59142124A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-15 | Shigeru Tsutsumi | 合成樹脂射出成形機用ホツトチツプブシング |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21025385A patent/JPS6270018A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5398364A (en) * | 1977-02-07 | 1978-08-28 | Matsushita Electric Works Ltd | Mold |
JPS59142124A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-15 | Shigeru Tsutsumi | 合成樹脂射出成形機用ホツトチツプブシング |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6270018A (ja) | 1987-03-31 |
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