JPH03202711A - 6軸運動検出器 - Google Patents
6軸運動検出器Info
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- JPH03202711A JPH03202711A JP1342928A JP34292889A JPH03202711A JP H03202711 A JPH03202711 A JP H03202711A JP 1342928 A JP1342928 A JP 1342928A JP 34292889 A JP34292889 A JP 34292889A JP H03202711 A JPH03202711 A JP H03202711A
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 52
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 35
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は航空機、飛翔体、宇宙機器、車両、船舶等の角
速度及び加速度検出、ならびに光学検出器/光学カメラ
等の空間安定用角速度検出等に用いられる6軸運動検出
器に関する。
速度及び加速度検出、ならびに光学検出器/光学カメラ
等の空間安定用角速度検出等に用いられる6軸運動検出
器に関する。
物体の角速度及び加速度の検出器として、角速度検出に
は各種のジャイロが加速度検出には各種の加速度計が一
般的に使われている。近年、これらの検出器の複合化が
進み角速度2軸、加速度2軸を検出できるものが出現し
ている。第6図と第7図によりこの検出器の一例を説明
する。
は各種のジャイロが加速度検出には各種の加速度計が一
般的に使われている。近年、これらの検出器の複合化が
進み角速度2軸、加速度2軸を検出できるものが出現し
ている。第6図と第7図によりこの検出器の一例を説明
する。
第6図にて、スピン軸11上には、2個の板状のビーム
14.15が、それぞれ面を軸に平行および垂直にして
取付けられている。スピン軸11にはスピンモータ12
がありビーム14.15を一定の回転数で回転する。ま
たスピン軸11のスリップリング13を介してビーム1
4.15の歪信号等が取り出され、角速度演算回路16
、加速度演算回路】7に入力されている。図中18はス
ピン軸位相検出器、19は基準波発生器19を示す。
14.15が、それぞれ面を軸に平行および垂直にして
取付けられている。スピン軸11にはスピンモータ12
がありビーム14.15を一定の回転数で回転する。ま
たスピン軸11のスリップリング13を介してビーム1
4.15の歪信号等が取り出され、角速度演算回路16
、加速度演算回路】7に入力されている。図中18はス
ピン軸位相検出器、19は基準波発生器19を示す。
ここで第7図に示すようにスピン軸11に直角なX軸周
りの角速度が生しると垂直面内のビーム15はコリオリ
の力により点線のように歪む、もちろんもう一方のビー
ム14も同し力を受けるがこの方向の剛性が高いため歪
みは微少である。つぎにX軸に直角なY軸方向の加速度
を受けるとスピン軸11に平行面内のビーム14は点線
のように歪む。同様にもう一方のビーム15の加速度に
よる歪みは微少である。これらの歪みとスピン軸回転角
の関係を演算回路16.17で演算処理することにより
、X。
りの角速度が生しると垂直面内のビーム15はコリオリ
の力により点線のように歪む、もちろんもう一方のビー
ム14も同し力を受けるがこの方向の剛性が高いため歪
みは微少である。つぎにX軸に直角なY軸方向の加速度
を受けるとスピン軸11に平行面内のビーム14は点線
のように歪む。同様にもう一方のビーム15の加速度に
よる歪みは微少である。これらの歪みとスピン軸回転角
の関係を演算回路16.17で演算処理することにより
、X。
Y各軸についての角速度及び加速度を検出できる。
従来の角速度検出器あるいは加速度検出器は通常2軸検
出方式が多く、前記の複合検出器において4軸検出が可
能となった。しかしこれらの方式には次のような問題点
がある。
出方式が多く、前記の複合検出器において4軸検出が可
能となった。しかしこれらの方式には次のような問題点
がある。
(1)検出軸は4軸まで。
(2)回転部の精度を確保するための超精密加工が必要
。
。
(3)寿命は機械的軸受けの寿命により制限される。
(4)スリップ・リング等が必要であり構造的に複雑で
ある。
ある。
本発明は上記課題を解決するため次の手段を講する。
すなわち、6軸運動検出器として、所定回転する回転体
と、同回転体を回転軸のラジアル方向に保持する一対の
第1および第2のラジアル磁気軸受と、同回転体を回転
軸のスラスト方向に保持する一対のスラスト磁気軸受と
、同回転体の回転数を検出する回転数検出器と、上記回
転軸に垂直な面内での2方向における上記第1のラジア
ル磁気軸受けおよび上記回転体間の変位を検出する第1
および第2の変位検出器と、上記第2のラジアル軸受け
および上記回転体間の上記2方向の変位を検出する第3
および第4の変位検出器と、上記回転体の回転軸方向の
変位を検出する第5の変位検出器と、上記第1および第
2の変位検出器の信号を入力して上記回転軸の偏りをも
どすよう上記第1のラジアル磁気軸受けを駆動し、上記
第3および第4の変位検出器の信号を入力して上記回転
軸の偏りをもどすよう上記第2のラジアル磁気軸受を駆
動し、上記第5の変位検出器の信号を入力して上記回転
体の偏りをもどすよう上記スラスト磁気軸受を駆動する
制御器と、上記回転数検出器、上記第1ないし第5の変
位検出器の信号を入力し、上記回転軸方向および上記2
方向のそれぞれの角速度および加速度を算出し出力する
演算器とを設ける。
と、同回転体を回転軸のラジアル方向に保持する一対の
第1および第2のラジアル磁気軸受と、同回転体を回転
軸のスラスト方向に保持する一対のスラスト磁気軸受と
、同回転体の回転数を検出する回転数検出器と、上記回
転軸に垂直な面内での2方向における上記第1のラジア
ル磁気軸受けおよび上記回転体間の変位を検出する第1
および第2の変位検出器と、上記第2のラジアル軸受け
および上記回転体間の上記2方向の変位を検出する第3
および第4の変位検出器と、上記回転体の回転軸方向の
変位を検出する第5の変位検出器と、上記第1および第
2の変位検出器の信号を入力して上記回転軸の偏りをも
どすよう上記第1のラジアル磁気軸受けを駆動し、上記
第3および第4の変位検出器の信号を入力して上記回転
軸の偏りをもどすよう上記第2のラジアル磁気軸受を駆
動し、上記第5の変位検出器の信号を入力して上記回転
体の偏りをもどすよう上記スラスト磁気軸受を駆動する
制御器と、上記回転数検出器、上記第1ないし第5の変
位検出器の信号を入力し、上記回転軸方向および上記2
方向のそれぞれの角速度および加速度を算出し出力する
演算器とを設ける。
回転体の回軸方向をX、Xに垂直な2つの方向をY、Z
にとり、x、y、zは直交座標軸とする。
にとり、x、y、zは直交座標軸とする。
上記手段により、外力がない場合には、回転体はX軸方
向においては、第5の変位検出器で変位が検出され、制
御器に入力される。同制御器により回転体のX軸方向変
位の偏りをもどすようスラスト磁気軸受が駆動されて、
回転体は空間に所定回転数で回転しながら浮き、X方向
の所定の位置を保持している。Y、Z軸方向においても
同様に作用する。
向においては、第5の変位検出器で変位が検出され、制
御器に入力される。同制御器により回転体のX軸方向変
位の偏りをもどすようスラスト磁気軸受が駆動されて、
回転体は空間に所定回転数で回転しながら浮き、X方向
の所定の位置を保持している。Y、Z軸方向においても
同様に作用する。
次に、例えば、回転体のY軸周りに角速度(Oア)が生
じるとコリオリの力により回転体はX軸周りの回転力を
受ける。この回転力は第1および第2のラジアル磁気軸
受けに伝わる。磁気軸受けは正のばね特性を持つよう制
御されている。従って軸受の空隙はラジアル荷重、即ち
角速度(eヶ)に、比例して偏る。すなわち、この偏り
量Δ9.Δy2は第1、第3のラジアル変位検出器で検
出され電気信号VΔ□、■Δ、とじて、制御器にフィー
ドバック入力される。制御器ではこれらの信号は基準信
号(Vr)と比較され誤差信号ε’TN+ ε。とな
り偏りを戻すように、制御器からそれぞれ第1および第
2のラジアル磁気軸受へ信号が出力され同磁気軸受の力
が調節される。このようにして回転体は、回転力による
ラジアル荷重とラジアル磁気軸受の力がつり合う位置に
保持される。結果としてラジアル変位検出器の出力信号
VΔyl+VΔy2の絶対値は角速度(e、)に比例す
る。したがって演算器はラジアル変位検出器の信号を受
け、VΔI’l + Vh yzの信号と絶対値から
角速度白、を算出し出力する。またX軸周りの角速度(
Oア)についても前記と同様の作用をする。
じるとコリオリの力により回転体はX軸周りの回転力を
受ける。この回転力は第1および第2のラジアル磁気軸
受けに伝わる。磁気軸受けは正のばね特性を持つよう制
御されている。従って軸受の空隙はラジアル荷重、即ち
角速度(eヶ)に、比例して偏る。すなわち、この偏り
量Δ9.Δy2は第1、第3のラジアル変位検出器で検
出され電気信号VΔ□、■Δ、とじて、制御器にフィー
ドバック入力される。制御器ではこれらの信号は基準信
号(Vr)と比較され誤差信号ε’TN+ ε。とな
り偏りを戻すように、制御器からそれぞれ第1および第
2のラジアル磁気軸受へ信号が出力され同磁気軸受の力
が調節される。このようにして回転体は、回転力による
ラジアル荷重とラジアル磁気軸受の力がつり合う位置に
保持される。結果としてラジアル変位検出器の出力信号
VΔyl+VΔy2の絶対値は角速度(e、)に比例す
る。したがって演算器はラジアル変位検出器の信号を受
け、VΔI’l + Vh yzの信号と絶対値から
角速度白、を算出し出力する。またX軸周りの角速度(
Oア)についても前記と同様の作用をする。
X軸周りに角加速度が加わると一定回転している回転体
の回転数に変化を生しる。この変化率は角加速度に比例
するので回転数変化率を積分することによりX軸周りの
角速度となる。従って演算器は回転数転出器の出力を受
は角速度OXを算出し出力する。
の回転数に変化を生しる。この変化率は角加速度に比例
するので回転数変化率を積分することによりX軸周りの
角速度となる。従って演算器は回転数転出器の出力を受
は角速度OXを算出し出力する。
またY軸に平行な加速度α、が作用すると回転体は加速
度の方向に平行移動する。これによりラジアル磁気軸受
の空隙はY軸方向に偏る。この後は前記の角速度により
生ずる作用と同様である。
度の方向に平行移動する。これによりラジアル磁気軸受
の空隙はY軸方向に偏る。この後は前記の角速度により
生ずる作用と同様である。
但し2個のラジアル磁気軸受に作用する力は同一方向で
ある。従って演算器は第1、第3のラジアル変位検出器
の出力を受は加速度αを算出し出力する。Z軸に平行な
加速度α、による作用も前記と同様である。(2個のラ
ジアル磁気軸受の作用が逆方向の場合は角速度を、同方
向の場合は加速度を検出していることになり、これは各
ラジアル磁気軸受の変位方向の極性で判断される。)X
軸に平行な加速度α、による力はスラスト磁気軸受の空
隙を偏らせる。この後の作用はラジアル磁気軸受と同様
である。このようにして、3軸の角速度と、3軸の加速
度が容易に検出されるようになる。
ある。従って演算器は第1、第3のラジアル変位検出器
の出力を受は加速度αを算出し出力する。Z軸に平行な
加速度α、による作用も前記と同様である。(2個のラ
ジアル磁気軸受の作用が逆方向の場合は角速度を、同方
向の場合は加速度を検出していることになり、これは各
ラジアル磁気軸受の変位方向の極性で判断される。)X
軸に平行な加速度α、による力はスラスト磁気軸受の空
隙を偏らせる。この後の作用はラジアル磁気軸受と同様
である。このようにして、3軸の角速度と、3軸の加速
度が容易に検出されるようになる。
本発明の一実施例を第1図から第4図によって説明する
。第1図は回転体部の縦断面図、第2図は制御器、演算
器部のブロンク線図、第3図は作用説明図、第4図は制
御器部の説明図である。第1図にて、円盤形回転体3の
回転軸3aには駆動モータ4が設けられている。また回
転軸3aの両端部には電磁式の第1および第2のラジア
ル磁気軸受1a、lbが設けられている。さらに回転体
3の周に沿って両側に電磁式のスラスト磁気軸受6が設
けられる。
。第1図は回転体部の縦断面図、第2図は制御器、演算
器部のブロンク線図、第3図は作用説明図、第4図は制
御器部の説明図である。第1図にて、円盤形回転体3の
回転軸3aには駆動モータ4が設けられている。また回
転軸3aの両端部には電磁式の第1および第2のラジア
ル磁気軸受1a、lbが設けられている。さらに回転体
3の周に沿って両側に電磁式のスラスト磁気軸受6が設
けられる。
ここで、理解を容易にするため回転軸3aをX軸とする
直角座標x、y、zを考える。回転軸3aの両端部には
Y、Z軸方向のラジアル変位を検出する第1.第3の変
位検出器5 ay、 5 azおよび第2、第4の変
位検出器5 by、 5 bzが設けられる。
直角座標x、y、zを考える。回転軸3aの両端部には
Y、Z軸方向のラジアル変位を検出する第1.第3の変
位検出器5 ay、 5 azおよび第2、第4の変
位検出器5 by、 5 bzが設けられる。
また回転体3の周辺部にZ軸方向のスラスト変位を検出
する第5の変位検出器6が設けられる。さらにモータ4
の近くに、回転軸3aに対向して回転数検出器7が設け
られる。
する第5の変位検出器6が設けられる。さらにモータ4
の近くに、回転軸3aに対向して回転数検出器7が設け
られる。
また第2図に示すように各変位検出器6. 5ay。
5 az、 5 by、5 bz、および回転数検出
器7の出力はそれぞれ制御器8および演算器20に入力
される。
器7の出力はそれぞれ制御器8および演算器20に入力
される。
また制御器8の出力はそれぞれスラスト磁気軸受2、ラ
ジアル磁気軸受1a、1bおよびモータ4へ送られる。
ジアル磁気軸受1a、1bおよびモータ4へ送られる。
なお以後の説明を分りやすくするため以上の説明図を第
3図に示す。
3図に示す。
以上の構成において、回転数検出器7により回転軸3a
の回転数が検出され、制御器8を経てモータ4に信号が
送られる。モータ4はこの信号により所定の一定回転数
で回転体3を回わす。
の回転数が検出され、制御器8を経てモータ4に信号が
送られる。モータ4はこの信号により所定の一定回転数
で回転体3を回わす。
外力がない場合には、回転体3はX軸方向においては、
第5の変位検出器6で変位が検出され、制御器8に入力
される。同制御器8により回転体3のX軸方向変位の偏
りをもどすようスラスト磁気軸受2が駆動されて、回転
体3は空間に浮き、X方向の所定の位置を保持している
。Y、Z軸方向においても同様に作用する。
第5の変位検出器6で変位が検出され、制御器8に入力
される。同制御器8により回転体3のX軸方向変位の偏
りをもどすようスラスト磁気軸受2が駆動されて、回転
体3は空間に浮き、X方向の所定の位置を保持している
。Y、Z軸方向においても同様に作用する。
次に、例えば回転体3のY軸周りに角速度(白y)が生
しるとコリオリの力により回転体3はX軸周りの回転力
を受ける。この回転力は第1および第2のラジアル磁気
軸受1a、lbに伝わる。磁気軸受1a、lbは正のば
ね特性を持つよう制御されている。従って軸受の空隙は
ラジアル荷重、即ち角速度1.)に、比例して偏る。す
なわち、第4図に示すように、この偏り量Δ□、Δy2
は第1、第3のラジアル変位検出器5 ay、 5
byで検出され電気信号VΔlll+ vΔ□として
、制御器8にフィードバック入力される。制御器8では
これらの信号は基準信号(Vr)と比較され誤差信号ε
Yl+ εy2となり偏りを戻すように、制御器8か
らそれぞれ第1および第2のラジアル磁気軸受181b
へ信号が出力され同磁気軸受の力が調節される。このよ
うにして回転体3は、回転力によるラジアル荷重とラジ
アル磁気軸受1a、lbO力がつり合う位置に保持され
る。結果として制御器8の誤差信号、即ちラジアル変位
検出器5 ay、 5 byの出力信号■Δ、1.■
Δy2の絶対値は角速度(0,)に比例する。したがっ
て演算器8はラジアル変位検出器の信号を受け、VΔ7
.VΔy2の信号と絶対値から角速度eyを算出し出力
する。またX軸周りの角速度(e、)についても前記と
同様の作用をする。
しるとコリオリの力により回転体3はX軸周りの回転力
を受ける。この回転力は第1および第2のラジアル磁気
軸受1a、lbに伝わる。磁気軸受1a、lbは正のば
ね特性を持つよう制御されている。従って軸受の空隙は
ラジアル荷重、即ち角速度1.)に、比例して偏る。す
なわち、第4図に示すように、この偏り量Δ□、Δy2
は第1、第3のラジアル変位検出器5 ay、 5
byで検出され電気信号VΔlll+ vΔ□として
、制御器8にフィードバック入力される。制御器8では
これらの信号は基準信号(Vr)と比較され誤差信号ε
Yl+ εy2となり偏りを戻すように、制御器8か
らそれぞれ第1および第2のラジアル磁気軸受181b
へ信号が出力され同磁気軸受の力が調節される。このよ
うにして回転体3は、回転力によるラジアル荷重とラジ
アル磁気軸受1a、lbO力がつり合う位置に保持され
る。結果として制御器8の誤差信号、即ちラジアル変位
検出器5 ay、 5 byの出力信号■Δ、1.■
Δy2の絶対値は角速度(0,)に比例する。したがっ
て演算器8はラジアル変位検出器の信号を受け、VΔ7
.VΔy2の信号と絶対値から角速度eyを算出し出力
する。またX軸周りの角速度(e、)についても前記と
同様の作用をする。
X軸周りム二角加速度が加わると一定回転している回転
体3の回転数に変化を生しる。この変化率は角加速度に
比例するので回転数変化率を積分することによりX軸周
りの角速度となる。従って演算器8は回転数検出器7の
出力を受は角速度08を算出し出力する。
体3の回転数に変化を生しる。この変化率は角加速度に
比例するので回転数変化率を積分することによりX軸周
りの角速度となる。従って演算器8は回転数検出器7の
出力を受は角速度08を算出し出力する。
またY軸に平行な加速度α、が作用すると回転体は加速
度の方向に平行移動する。これによりラジアル磁気軸受
1a、lbの空隙はY軸方向に偏る。この後は前記の角
速度により生ずる作用と同様である。但し2個のラジア
ル磁気軸受1a、1bに作用する力は同一方向である。
度の方向に平行移動する。これによりラジアル磁気軸受
1a、lbの空隙はY軸方向に偏る。この後は前記の角
速度により生ずる作用と同様である。但し2個のラジア
ル磁気軸受1a、1bに作用する力は同一方向である。
従って演算器8は第1.第3のラジアル変位検出器5
ay、 5 byの出力を受は加速度α、を算出し出
力する。Z軸に平行な加速度α2による作用も前記と同
様である。(2個のラジアル磁気軸受の作用が逆方向の
場合は角速度を、同方向の場合は加速度を検出している
ことになり、これは各ラジアル磁気軸受の変位方向の極
性で判断される。
ay、 5 byの出力を受は加速度α、を算出し出
力する。Z軸に平行な加速度α2による作用も前記と同
様である。(2個のラジアル磁気軸受の作用が逆方向の
場合は角速度を、同方向の場合は加速度を検出している
ことになり、これは各ラジアル磁気軸受の変位方向の極
性で判断される。
χ軸に平行な加速度α8による力はスラスト磁気軸受2
の空隙を偏らせる。この後の作用はラジアル磁気軸受と
同様である。
の空隙を偏らせる。この後の作用はラジアル磁気軸受と
同様である。
以上のようにして、容易に3軸の角速度および3軸の加
速度が検出される。
速度が検出される。
なお以上の説明では演算器に各変位検出器の出力を入力
したが、制御器から各変位の誤差を入力するようにして
もよい。
したが、制御器から各変位の誤差を入力するようにして
もよい。
本発明の他の実施例を第5図により説明する。
本実施例は回転軸38′を中空にして軽量化するととも
に、モータ4′を回転体3部に設けたものである。
に、モータ4′を回転体3部に設けたものである。
以上に説明したように、本発明によれば、従来の検出器
に比べ次の利点が得られる。
に比べ次の利点が得られる。
(1)検出軸は6軸まで可能。
(2)回転部の精度を確保するための超精密加工は不要
。
。
(3)寿命はほぼ無限。
(4)スリップ・リング・スピン軸回転角検出器等が不
要であり構造的に簡単である。
要であり構造的に簡単である。
第1図は本発明の一実施例の回転体部の縦断面図、第2
図は同実施例の構成ブロック線図、第3図は同実施例の
作用説明図、第4図は同実施例の制御器部の作用説明図
、第5図は本発明の他の実施例の回転体部の縦断面図、
第6図は従来例の全体構成図、第7図は同従来例の作用
説明図である。 la、lb・・・ラジアル磁気軸受 2・・・スラス)I気軸受、3・・・回転体。 3a・・・回転軸、 4・・・電動機。 5ay、5az、5by、5bz ++ラジアル変位検
出器。 6・・・スラスト変位検出器。 7・・・回転数検出器、 8・・・制御器。 20・・・演算器
図は同実施例の構成ブロック線図、第3図は同実施例の
作用説明図、第4図は同実施例の制御器部の作用説明図
、第5図は本発明の他の実施例の回転体部の縦断面図、
第6図は従来例の全体構成図、第7図は同従来例の作用
説明図である。 la、lb・・・ラジアル磁気軸受 2・・・スラス)I気軸受、3・・・回転体。 3a・・・回転軸、 4・・・電動機。 5ay、5az、5by、5bz ++ラジアル変位検
出器。 6・・・スラスト変位検出器。 7・・・回転数検出器、 8・・・制御器。 20・・・演算器
Claims (1)
- 所定回転する回転体と、同回転体を回転軸のラジアル方
向に保持する一対の第1および第2のラジアル磁気軸受
と、同回転体を回転軸のスラスト方向に保持する一対の
スラスト磁気軸受と、同回転体の回転数を検出する回転
数検出器と、上記回転軸に垂直な面内での2方向におけ
る上記第1のラジアル磁気軸受けおよび上記回転体間の
変位を検出する第1および第2の変位検出器と、上記第
2のラジアル軸受けおよび上記回転体間の上記2方向の
変位を検出する第3および第4の変位検出器と、上記回
転体の回転軸方向の変位を検出する第5の変位検出器と
、上記第1および第2の変位検出器の信号を入力して上
記回転軸の偏りをもどすよう上記第1のラジアル磁気軸
受けを駆動し、上記第3および第4の変位検出器の信号
を入力して上記回転軸の偏りをもどすよう上記第2のラ
ジアル磁気軸受を駆動し、上記第5の変位検出器の信号
を入力して上記回転体の偏りをもどすよう上記スラスト
磁気軸受を駆動する制御器と、上記回転数検出器、上記
第1ないし第5の変位検出器の信号を入力し、上記回転
軸方向および上記2方向のそれぞれの角速度および加速
度を算出し出力する演算器とを備えてなることを特徴と
する6軸運動検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342928A JP2622297B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 6軸運動検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342928A JP2622297B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 6軸運動検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03202711A true JPH03202711A (ja) | 1991-09-04 |
JP2622297B2 JP2622297B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=18357600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1342928A Expired - Lifetime JP2622297B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 6軸運動検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2622297B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1342928A patent/JP2622297B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2622297B2 (ja) | 1997-06-18 |
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