JPH03199287A - 落炭落鉱を配合したコークスの製造方法 - Google Patents
落炭落鉱を配合したコークスの製造方法Info
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- JPH03199287A JPH03199287A JP33814989A JP33814989A JPH03199287A JP H03199287 A JPH03199287 A JP H03199287A JP 33814989 A JP33814989 A JP 33814989A JP 33814989 A JP33814989 A JP 33814989A JP H03199287 A JPH03199287 A JP H03199287A
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Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は落炭落鉱の混合物（落鉱炭）を配合したコーク
スの製造方法に関するものである。
スの製造方法に関するものである。
［従来の技術〕
落鉱炭は、原料搬送工程で発生する石炭と鉄鉱石のほぼ
等しい混合物である。これを高炉に吹込むには粒度が大
きすぎ、一方、コークス化する場合には鉄鉱石が大きす
ぎてコークス化を阻害するという問題がある。そこで、
これらを有効利用するためには鉄鉱石を比重分離するな
どの大規模な選別が必要になる。しかしながら、この操
作には相当のコストがかかるため、商業ヘースでは採算
がとれず、従来は埋立等の利用にとどまっていた。
等しい混合物である。これを高炉に吹込むには粒度が大
きすぎ、一方、コークス化する場合には鉄鉱石が大きす
ぎてコークス化を阻害するという問題がある。そこで、
これらを有効利用するためには鉄鉱石を比重分離するな
どの大規模な選別が必要になる。しかしながら、この操
作には相当のコストがかかるため、商業ヘースでは採算
がとれず、従来は埋立等の利用にとどまっていた。
落炭落鉱は石炭と鉄鉱石の混合物であるから、いずれも
資源節約の観点から有効利用されるべきものであり、そ
の安価な活用方法の開発が望まれていた。
資源節約の観点から有効利用されるべきものであり、そ
の安価な活用方法の開発が望まれていた。
（課題を解決するための手段〕
本発明はかかる課題を解決するべくなされたものであり
石炭と鉄鉱石の混合物である落炭落鉱を乾燥して水分を
８〜１０％とし、これを一辺が３ ＋ｎ＋＋＋以下の角
目あるいは同程度の目を有する篩で節分し、篩下をコー
クス用配合炭に最大１％まで添加することを特徴として
いる。
石炭と鉄鉱石の混合物である落炭落鉱を乾燥して水分を
８〜１０％とし、これを一辺が３ ＋ｎ＋＋＋以下の角
目あるいは同程度の目を有する篩で節分し、篩下をコー
クス用配合炭に最大１％まで添加することを特徴として
いる。
落炭落鉱は降雨あるいはヤードの洗浄等によって水分が
２０％を超える場合もある。そこで、節分しうる−よう
に水分量を８〜１０％に調整する。この乾燥は天日によ
って行なえばよいが、安価な熱源があればそれを利用す
ることもできる。
２０％を超える場合もある。そこで、節分しうる−よう
に水分量を８〜１０％に調整する。この乾燥は天日によ
って行なえばよいが、安価な熱源があればそれを利用す
ることもできる。
節分は、一辺が３ ｍｍ以下の角目あるいは同程度の目
を有する篩を用いて行なう。回収率を確保するために、
目のあまり細かい篩は好ましくなく、１辺が１ ｍｍ以
上のもの、特に３ ｍｍ程度のものが好ましい。
を有する篩を用いて行なう。回収率を確保するために、
目のあまり細かい篩は好ましくなく、１辺が１ ｍｍ以
上のもの、特に３ ｍｍ程度のものが好ましい。
節分した篩下をコークス用配合炭に最大１％程度の範囲
で添加する。添加量の下限はないが実用上０．１％未満
では本発明法の適用価値が少ない。
で添加する。添加量の下限はないが実用上０．１％未満
では本発明法の適用価値が少ない。
［作用］
落炭落鉱を３ ｍｍ以下の目の篩で節分することにより
、この篩下を１％までそのまま添加してもコークス強度
の低下はほとんど生しない。
、この篩下を１％までそのまま添加してもコークス強度
の低下はほとんど生しない。
〔吏施例］
約４０％の石炭と約５０％の鉄鉱石を含む落炭落鉱（落
鉱炭）を用いた。この落鉱炭の分析値は次の通・りであ
った。
鉱炭）を用いた。この落鉱炭の分析値は次の通・りであ
った。
戒
分
灰 分
揮発分
硫 黄
固定炭素
５７．６％
１６．５％
０．４％
２５．４％
灰分組成
Ｔ−Ｆｅ ４８．６％Ｓｉ’
Ｏｚ １６．４％／１２０３
５．３％Ｃａ Ｏ１０，２％ Ｍ ｇ Ｏ２，４％ Ｍｎ １．１％Ｐ
Ｏ，１０％Ｓ
Ｏ，０９％Ｔ ｉ Ｏｔ
Ｏ，６９％この落鉱炭を天日とドラ
イヤーで乾燥して水分を１０％以下８％以上に調節し、
一辺が３ ｍｍの目の角篩で節分した。篩下をボールミ
ルで微粉砕して１００メーツシユアンダーが９６％の□
微粉末にした。この落鉱炭微粉末を通常の配合炭に０．
５〜２％添加し３０ｋｇ試験炉で乾留し、コークスを得
た。各コークスの回転強度（ｏ ｒ ？：、ＪＩＳ Ｋ
２１５１） 、反応性指数（Ｒ１）及び反応後強度（
Ｃ５Ｒ，ＩＯ）を測定した結果を第１図に破線で示す。
Ｏｚ １６．４％／１２０３
５．３％Ｃａ Ｏ１０，２％ Ｍ ｇ Ｏ２，４％ Ｍｎ １．１％Ｐ
Ｏ，１０％Ｓ
Ｏ，０９％Ｔ ｉ Ｏｔ
Ｏ，６９％この落鉱炭を天日とドラ
イヤーで乾燥して水分を１０％以下８％以上に調節し、
一辺が３ ｍｍの目の角篩で節分した。篩下をボールミ
ルで微粉砕して１００メーツシユアンダーが９６％の□
微粉末にした。この落鉱炭微粉末を通常の配合炭に０．
５〜２％添加し３０ｋｇ試験炉で乾留し、コークスを得
た。各コークスの回転強度（ｏ ｒ ？：、ＪＩＳ Ｋ
２１５１） 、反応性指数（Ｒ１）及び反応後強度（
Ｃ５Ｒ，ＩＯ）を測定した結果を第１図に破線で示す。
同図に示すようにｐ Ｉ ？ ：は１％添加によってほ
とんど低下しなかった。又ＣＯ□との熱間反応性はやや
上方の傾向を示したものの有意差は認められなかった。
とんど低下しなかった。又ＣＯ□との熱間反応性はやや
上方の傾向を示したものの有意差は認められなかった。
１％以上の添加はｏＢ：は変化しないが、熱間反応後強
度はあきらかに低下した。
度はあきらかに低下した。
次に、落鉱炭の前処理の簡素化のために微粉砕すること
を止め、３肋の篩下をそのまま試料として上と同様の試
験を行なった結果を第１図に実線で示す。同図に示すよ
うに、ｏ ｒ ： ：は、微粉砕法と同様、添加率１％
まではほとんど変化せず１％以上では低下が認められた
。一方、熱間反応性は微粉砕法と異なり、１％までの添
加ではむしろ改善される傾向を示した。
を止め、３肋の篩下をそのまま試料として上と同様の試
験を行なった結果を第１図に実線で示す。同図に示すよ
うに、ｏ ｒ ： ：は、微粉砕法と同様、添加率１％
まではほとんど変化せず１％以上では低下が認められた
。一方、熱間反応性は微粉砕法と異なり、１％までの添
加ではむしろ改善される傾向を示した。
〔発明の効果］
本発明により、従来、再利用が不可能であった落鉱炭の
コークス炉経由のリサイクルが可能となり、落鉱炭処理
費を低減させることができるばかりでなく、コークス用
原料炭素材費も削減することができる。
コークス炉経由のリサイクルが可能となり、落鉱炭処理
費を低減させることができるばかりでなく、コークス用
原料炭素材費も削減することができる。
第１図は落鉱炭の添加率とコークス品質との関係を示す
グラフである。
グラフである。
Claims (1)
- 石炭と鉄鉱石の混合物である落炭落鉱を乾燥して水分を
８〜１０％とし、これを一辺が３ｍｍ以下の角目あるい
は同程度の目を有する篩で節分し、篩下をコークス用配
合炭に最大１％まで添加することを特徴とする落炭落鉱
を配合したコークスの製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33814989A JPH03199287A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 落炭落鉱を配合したコークスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33814989A JPH03199287A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 落炭落鉱を配合したコークスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03199287A true JPH03199287A (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=18315373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33814989A Pending JPH03199287A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 落炭落鉱を配合したコークスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03199287A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107450469A (zh) * | 2017-09-29 | 2017-12-08 | 四川德胜集团钒钛有限公司 | 一种用于调节原煤水分的系统及其调节方法 |
| JP2020033411A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 日本製鉄株式会社 | コークスの製造方法 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP33814989A patent/JPH03199287A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107450469A (zh) * | 2017-09-29 | 2017-12-08 | 四川德胜集团钒钛有限公司 | 一种用于调节原煤水分的系统及其调节方法 |
| JP2020033411A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 日本製鉄株式会社 | コークスの製造方法 |
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