JPH03195327A - 発電所制御装置 - Google Patents

発電所制御装置

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JPH03195327A
JPH03195327A JP1323737A JP32373789A JPH03195327A JP H03195327 A JPH03195327 A JP H03195327A JP 1323737 A JP1323737 A JP 1323737A JP 32373789 A JP32373789 A JP 32373789A JP H03195327 A JPH03195327 A JP H03195327A
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坂本 辰雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の発電ユニットで構成される発電所の制御
装置に係り、特に給電指令所からの給電指令信号を発電
所として一括して得、各発電ユニットに対する出力要求
を決定する発電所制御装置に関する。
〔従来の技術〕
電力系統はその安定運用のために、給電指令所からの給
電指令に沿って各発電ユニットの出力が調整される必要
がある。
特開昭61−157233号は、給電指令所からの給電
指令に沿って運転される発電ユニットとして複数の複合
サイクル発電設備で構成される発電ユニットの例を示し
ている。ここではガスタービンと、その排ガスの保有す
る熱を利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、蒸
気タービンと、ガスタービンと蒸気タービンにより駆動
される発電機とより成る複合サイクル発電設備は、その
総電気出力が10万KW程度であることから、複数の複
合サイクル発電設備を1つの発電ユニットとして給電指
令所からの給電指令に沿って運転する。
尚、火力発電所はボイラとタービンと発電機とより成る
汽力発電設備(以下これも発電ユニットという)を通常
複数布しているが、給電指令所からの給電指令信号は発
電ユニットごとに与えられる。ちなみに、発電ユニット
とは汽力発電設備の場合には第N号機、複合サイクル発
電ユニットの場合には複数組をまとめて第N号系列と通
常称されるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の公知例においては、個々の発電ユニットに対して
給電指令所から給電指令が与えられており、複数の発電
ユニットを備える発電所という観点からみると統括的運
用のされていないのが実情である。このことをより詳細
に説明すると、第2図は複数の発電ユニットを備える典
型的な発電所設備を示したものであり、本例では複数台
の発電設備(軸と称す)から成る複合サイクル発電ユニ
ット(系列と称す)2セツh(1号系列及び2号系列)
と、従来の石炭を燃料とする汽力発電ユニット3セツト
(1号、2号及び3号機)の合計5セツ1−を発電ユニ
ットとして備える。なお、発電所とはこれら5セツトの
発電ユニットと開閉新設備、純水処理装置、排水処理装
置、燃料貯蔵設備。
揚貯運炭設備、取水設備といった上記発電ユニットに共
通の付帯設備を含めた発電設備全体を指す。
このように、この発電所は例えば5つの発電ユニットを
有するが、これらの各発電ユニットは公知例から明らか
なように給電指令所と第3図のように個々に結合されて
運転されている。つまり、給電指令所1からの給電指令
信号12は、発電所2の各発電ユニット7ごとに個別に
夫々の制御装置5に印加され、制御装置5により各発電
ユニット7が制御される。発電ユニットが汽力発電所7
aの場合、制御装置5は負荷調整装置を含み、ボイラ、
タービン、発電機等の出力を給電指令信号12に応じて
制御すべく5と7a間で信号10のやりとりをする。発
電ユニットが複合サイクル発電ユニット7 bの場合、
制御装置5は例えば上記特開昭61−157233号の
ように構成され、給電指令信号12は系列負荷制御装置
51において各軸ごとの軸負荷制御信号12′に分配さ
れる。軸負荷制御装置1t52では軸負荷制御信号12
′に合致さ− せるべく、信号10により各軸を構成するガスタービン
、排熱回収ボイラ、蒸気タービン、発電機等の出力を調
整する。そして、各発電ユニット7ごとに、このユニッ
ト内のプラント情報を監視し、かつプラント各部を制御
することのできる中央操作監視盤6が設けられる。第2
図の発電所の例では中央操作監視盤は第3図のように各
ユニットに1盤ずつ合計5盤設けられる。
このように、従来のシステムにおいては発電ユニット7
は個々に給電指令所1の指揮下にあり、発電所自体には
、その発電所内発電ユニットを統括的に制御・監視する
機能を持っていない。
このため、給電指令所ではその管理する発電ユニット数
が膨大のため内部演算処理が複雑となる。
また、発電ユニット側の事情を考慮せずに給電指令が一
方的に与えられるので、給電指令に応じきれないときは
電力系統の不要な周波数変動を生じる結果となる。
以上のことから本発明においては、簡単な装置で電力系
統の安定度向上に貢献することのできる発電所制御装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、発電所単位で給電指令所からの給電指令を
受け、発電所負荷調整装置において各発電ユニットの分
担する負荷を決定する。
〔作用〕
発電所負荷調整装置は発電所に設置されるので、各発電
ユニットにおける出力余裕等の事情を十分把握したうえ
で、給電指令を達成すべく各発電ユニットへの出力分担
を決定する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は給電指令所1と、第2図の発電所2に設けた発
電所負荷調整装置3、および発電ユニットごとの制御装
置5.5′ (各発電ユニット7の負荷制御を行う負荷
制御装置51.51’ 、発電ユニットの自動化装置5
2.52’ 、軸負荷制御装置53′を含む)との関係
を示す本発明の全体構成図である。
本発明では給電指令所1からの給電指令4を、性能、出
力、燃料等の異なる多種の発電ユニット7で構成される
発電所2単位の一括指令値として発電所負荷調整装置3
で受ける。そして、各発電ユニット7の現在の運転状態
を示す運転情報10゜10’ 、11.11’や発電ユ
ニット7の特性等の運転情報を管理している負荷制御装
置51゜51′や発電ユニットの自動化装置52.52
’からの運転情報8.8’ 、9.9’ に基づいて発
電所2のトータルとしての最適な各発電ユニット7の出
力分担あるいは運転スケジュールを決定し、各発電ユニ
ットの負荷制御装置51..51’や発電ユニットの自
動化袋[52,52’にユニット出力要求指令8.8’
 、9.9’ を与える。各々の発電ユニットの負荷制
御装置51.51’や発電ユニットの自動化装置52.
52’は、要求指令8.8’ 、9.9’ に基づき、
各発電ユニット7に出力制御指令を与え発電ユニット7
を運転する。
る。
他方、中央操作監視装置6は各発電ユニットごとに設け
られ、その発電ユニットの1転状態を示す情報が表示さ
れて運転員によるプラント監視が行なわれている。また
中央操作監視装置6を介して、運転員による操作信号、
許可信号等が制御装置5,5′に与えられプラント運転
される。
第4図は汽力発電プラント7aの場合の第1図における
情報の流れを示したものである。第4図において、給電
指令所1から発電所負荷調整装置3に与えられる給電指
令4としては、発電所単位一括としての時々刻々の負荷
要求指令、AFC(Automatic Freque
ncy Control)指令あるいは無効電力指令で
あったり、負荷予告指令、無効電力予告指令あるいは運
転台数予告指令であったりする。
各汽力発電ユニット7aの負荷制御装置51あるいは各
発電ユニットの自動化装置52からは、発電所負荷調整
装置3において給電指令4(発電所の負荷要求指令、A
FC指令、無効電力指令)にもとづき発電所トータルと
しての最適な発電ユニットの出力分担及び運転スケジュ
ールを決定するための発電ユニット運転情報82.92
として、各発電ユニットの出力調整に影響を与える熱効
率特性(第10図)、許容負荷変化率特性(第11図)
、許容負荷上、下限値特性(第12図)、許容負荷変動
率特性(単位時間当りの負荷変動回数。
第13図)、許容負荷変化率特性(第14図)。
機器の寿命消費率2発電機の無効電力運転許容特性(第
15図)、現在の運転状態(発電出力、無効電力など)
、運転中/起動あるいは停止操作中/停止中といった発
電ユニットの状態情報などが発電所負荷調整装置3に与
えられる。これらの特性については、その詳細を後述す
るが、発電ユニットごとの個別の特性として予め準備さ
れており、かつ必要に応じてその都度修正されている特
性である。
これらの情報に基づき、発電所負荷調整装置3において
、各発電ユニットの許容運転制限内で発電所トータルと
して最適な、各発電ユニットの出力分担及び運転スケジ
ュールを決定し、各発電ユニットの負荷制御装置51.
.51′あるいは各発電ユニットの自動化装置52.5
2’に発電二ニット出力分担指令81及び運転スケジュ
ール91を与える。
発電所負荷調整装置3から給電指令所1への返信情報1
3の内容としては、給電指令4に対し発電所が許容出来
ない場合のその許容値である発電所としての実行可能負
荷、実行可能負荷変動r1】。
実行可能無効電力、実行可能運転スケジュール。
発電ユニットの運転可能台数などである。
第5図は、複合サイクル発電ユニットの場合を説明した
図である。複合サイクル発電ユニット7bは複数の発電
設備(軸と称す)より構成されるため、各軸と発電所負
荷調整装置3の間に各軸の統括制御として負荷制御装置
51′や自動化装置52′が存在する。負荷制御装置5
1′や自動化装置52′では発電所負荷調整装置3によ
り決定された系列としての出力分担指令81′と運転ス
ケジュール指令91′を受け、系列として最適な各軸の
分担指令10’a  あるいはスケジュール11′a 
を軸制御装置53′へ送る。一方、発電所としての最適
な発電ユニットの出力分担や系列としての最適な軸出力
分担を決定するための情報として第4図における発電ユ
ニッI〜からの情報と同様のデータ10’b、ll’b
か各軸より与えられる。
第6図は第1図における発電所負荷調整装置3の機能を
表わした図である。発電所一括としての出力要求指令や
出力予告指令などの給電指令値Aに対して現在の発電所
実状態値あるいはある時間後の予定発電所実状態値I3
との偏差(A−B)を処理ブロック331て計算し、そ
の偏差分(A−1’l)が発電所の各発電ユニットの許
容値C内でかつ発電所トータルとして最適どなるよう停
止中や起動途中の発電ユニットを除いた配分可能な発電
ユニットに処理ブロック32で最適配分し、その各発電
ユニットの配分値→−Δ1.+Δ2.・、+ΔNを各発
電ユニットに指令値としで与える。この場合に、この指
令値子Δ1.+Δ2.・・、+ΔNに対して追従出来な
い発電ユニッI・があった場合には、追従出来ない発電
ユニツl−を除いて、配力可能な発電ユニットに許容値
内でかつ最適配分となるよ5 う再配分し、その再配分値を各発電ユニットに指令値と
して与える。偏差分(A−B)が前記の如く最適配分を
行ったとしても発電所1=−タルとして吸収てきず、発
電ユニットの許容値を越えてしまう場合には、発電所と
して実行可能な出力あるいは実行可能な出力予告などの
情報」3(第1図。
第4図)を給電指令所」、へ返信することになる。
前記発電所1・−タルどしての各発電=1−ツ1−への
最適配分の決定方法を第7図〜第9図を用いて説明する
これに先立ち、給電指令所1から発電所負荷調整装置:
3に与えられる給電指令を幾つかに分類してみると、第
16図に示すように数七分以−1−の長期的オーダーで
発電ユニッI〜が追従することを求めるもの(通常、経
済負荷配分信号F: T、 I)と称する)、分オーダ
ーでの発電ユごツトの追bY’ 1.−・求めるもの(
通常自動周波数調整信4AFCと称する)、前2洛が発
電ユニットの有効電力の調整を指令L7たものであるの
に対して、発電所の無効電力の調整を指令するもの(通
常自動無効電力調整信号AQCと称し、前2者では発電
機の機械的入力を調整するに対し、発電機の界磁人力を
調整する)とに大別される。尚、予告指令とは所定時刻
に発電ユニットが到達すべき負荷を指示(通常、E 1
.、D信号の一部に含まれる)するものどが、発電ユニ
ットの計画的な起動/停止を指示するもの等がある。
給電指令口以十のように分類され夫々性格の異なるもの
であることから、各発電ユニットに負荷配分する際の観
点、つまり評価項目が相違する4、例えばE 1.D 
(i?号シ、■、−度負荷設定されると長期間その負荷
で一定運転されろ、二どを前提としたものであるために
、評価項目として発電所全体としての熱効率をとりあげ
、こ右1を最大とする負荷配分をするのがよい。そして
これを実現するだめの制約条件としては、ELDが負荷
増減r1.+どして与えられるときには各発電ユニット
の許容負荷変化率、許容負荷」二下限値、許容負荷変動
率2機器の寿命消費率を考慮すべきであり、その許容値
内で評価項目で最良(熱効率最大)となる配分をすべき
である。またELDが負荷予告指令として与えられるど
きも同様の制約条件を考慮l、て配分する。
次にAFC信号は、分オーダーで頻繁[J−変動するも
のであることから、負荷配分は発電コニッ1へ自体か、
?の変動に耐え得るか否かどいった観点から行なわれる
必要があり、例えば現状の負荷変動率実績値に対する許
容負荷変動率の余裕を評価項目とし、これを最良とすべ
く負荷配分する。この場合の制約条件としては許容負荷
変動lJや機器の寿命消費率を考慮すべきである1、ム
ーQC信号のとき七I゛、発1B1機のどり得る無効電
力に制限がある。二)−・かIン】、現状運転無効電力
値と無効電力泊客値との差分(無効電力余裕)を評価項
11どt、、:’、れ(1一応t′−で負荷配分すべき
であり1.二のとぎには名発電ユニツIの発電機運転許
容特性−」−の低励磁、過励磁制限を制約条件とする。
以下具体的な配分手法について説明する。
第70図は給電指令所]から発電所2全体としての負荷
増減の負荷要求指令A’(ELD信号)が来た場合を示
す。この負荷要求指令値A′と発電所実状態値B′との
偏差分(A’−B’ )は100で比較され、これが正
でない場合には、1.01において停止中あるいは起動
途中の発電ユニットを除いた発電ユニットの中で、許容
負荷変化率、許容負荷上下限値、許容負荷変動率2機器
の寿命消費率といった制約条件の許容値内で第7図に示
す各発電ユニットの熱効率の変化率が一番小さい順(す
なわち、発電ユニットの出力を減少させた時に熱効率の
下がり方が最も小さい)から優先的に偏差分(A’−B
′)の配分値を決定していく。
偏差分(A’ −B’ )が正の場合には、102にお
いて前記と同様に発電ユニットの制約条件の許容値内で
熱効率の変化率が一番大きい順(すなわち、発電ユニッ
トの出力を増加させた時に熱効率の」二かり方が最も大
きい)から優先的に偏差分(A’ −B’ )の配分値
を決定していく。
この決定手法について、より詳細に説明すると、負荷配
分は熱効率最大となるように行なわれるが、熱効率は第
10図に示すように発電ユニット負荷により異なり汽力
発電の場合は7aに示すように負荷大なるほど効率が高
い傾向にある。また複合発電では軸台数制御を行なうと
7bのような傾向を示す。尚、熱効率の負荷に対する特
性は第10図のようであるが、各発電ユニットの効率値
は同じ型式の発電ユニットであっても一般には相違して
いる。このことは以下の第11図から第15図でも同じ
であり、要するにこれらの特性は5つの発電ユニット分
準備されている。第10図のみをみると、複合発電ユニ
ットに多くの負荷配分をすればよいように思えるが、こ
の複合発電ユニットは定格負荷で運転されていることが
多いと考えられ、これ以−ヒの負荷増大はできない場合
がありうる。このため、各発電ユニットごとにさらに以
下の制約条件も考慮する。制約条件を守れるか否かの検
討は、熱効率の高い発電ユニットから順に行なわれ、従
って例えば熱効率の高い3ユニツトで所定負荷要求を達
成できれば残りの2ユニツトについての負荷配分は行な
わない。
■6発発電ユニット負荷変化率特性 第11図は発電ユニットの負荷変化率特性を表わした図
である。負荷変化率は発電ユニット毎にそれぞれの負荷
の大きさによって違った変化をする特性を有する。同図
中汽力発電ユニットの特性7aは低負荷のとき1〜2%
/分、高負荷のとき3〜5%/分程度の負荷変化率で運
転可能であることを示しており、これ以上の負荷変化率
での運転は好ましくない。特性7bは複合発電ユニット
の負荷変化率であり、例えば40%負荷以上のときは1
0数%/分程度の高変化率とできる反面、それ以下の負
荷では負荷変化率は低く抑えられている。この第11図
の特性を用いて、熱効率の観点から選択された発電ユニ
ットが給電指令に速やかに応答できるユニットか否か判
断される。
■1発発電ユニット許容負荷上下限値 汽力発電ユニットは、そのボイラに空気・水・燃料を供
給するための系統が夫々並列の複数系統で構成され、そ
の一部が停止しても運転継続できるようにされている。
例えば汽力発電ユニットの石炭供給系統についてみると
例えば4台の石炭ミル(以下補機という)があり、補機
1台では0〜35%、2台では70−0%、3台では9
0〜25%、4台では100〜50%負荷の範囲で運転
できる。第12図は石炭ミルの台数と許容負荷」1下限
値との関係のみをとりあげて簡略化して示したものであ
るが、実際の汽力発電ユニットでは、その他の補機とし
て空気供給用ファン、給水ポンプ、給水加熱器等があり
、第12図の特性は実際にはこれら個々の補機特性の合
成特性として表わされる。複合発電ユニットの場合は、
給水ポンプと給水加熱器台数で定まる上下限値のほかに
、複合発電ユニットの軸数により第12図の特性が定ま
る。この特性によれば、石炭ミル3台で負荷50%で運
転中に、この発電ユニット負荷を100%負荷にしよう
とすると、4台目の石炭ミルを起動する必要があり、起
動に要する時間を考えると給電指令に速やかに応答でき
る限界は90%負荷までということになる。この第12
図の特性を用いて、熱効率の観点から選択された発電ユ
ニットが給電指令に速やかに応答できるユニットか否か
、また否としたらどこまで応答できるかが判断される。
■0発発電ユニット許容負荷変動率 第13図は発電ユニットの許容負荷変動率特性を表わし
た図である。各発電ユニットの出力運転時間積算値に対
し、出力運転での負荷変化回数の積算値の比として求め
れば負荷変動率は常に出力運転での平均値を示すことに
なり、また発電ユニットの機器耐用年数は負荷変化回数
に大きく依存するも1回の負荷変化をみた時には負荷変
化量の大きさによって機器寿命損耗度が異なることから
負荷変化回数を負荷変化量の大きさで補正し、補正され
た負荷変化回数をもとにして求めた許容負荷変動率特性
(a)に対し、現時点までの運転実績負荷変動率特性を
(、b)とした場合、現時点での負荷変動率の許容負荷
変化回数は、(a−b)となる。従って、発電ユニット
への指令に対し現時点での負荷変動率が許容負荷変動率
特性を越え、負荷変化制限領域にある発電ユニットは正
常運転領域に引き戻すべく、負荷変化をさせず、負荷変
化許容回数に余裕のある他の発電ユニッ1〜に委ね23
− ることになる。以上の観点から、熱効率上選択された発
電ユニットであっても、負荷変化を許容しないことがあ
る。
■1機器の寿命消費率 特に図示しないが、例えば蒸気タービン又はガスタービ
ンの高温メタル部分の熱応力に基づいて、これらの機器
の寿命消費率を求め、これを負荷変化の際の制約条件と
する。
本発明においては、経済負荷配分信号E L Dを受信
するとき熱効率を最大とすべく負荷を分配するが、この
具体例を第19図を用いて説明する。
イリし1、同図(a)(b)(c)は夫々〕−〜3号機
の熱効率特性を示しており、夫々の現在負荷をX。
Y、Zとしている。
(A’ −B’ )>Oの時 1号機−3号機の現在運転量ノ月、こむしiろ熱効率の
変化率を、α、β、γとし、今α〈β〈γであるとする
中給指令A′と現在の発電飯台ii’ll′B 7J 
B ’ との偏差ΔKW (=A’ −B’ )をまず
、熱効率の変 24 化率が最も大きい3号機へ配分する3、(ただし、定格
出力以−にの要求はしない、定格出力以−1−の要求が
あった場合には、配分出来なかった分を次に熱効率の変
化率が大ぎい2号機へ配分する。以下同様に配分してい
く。) 3号機へΔKWを配分した結果の出力(2+ΔKW)に
おける熱効率の変化率γ′が2号機の熱効率の変化率β
よりも小さくなる時には3号機への配分値ΔKWの一部
ΔKW’  い・とγ′の接線の交点aに当たる出力ど
の差分)を2号機へ配分する。この時(Y+ΔKW’ 
)の熱効率の変化率をβ′、また73号機のa点におけ
る出力2+(ΔKW−ΔKW’ )における熱効率の変
化率をγ″とする。γ″〈β′の時は、以下、」1記と
同様の方法で配分計算をし決定する。γ″〉β′の時は
、2号機のβとβ′の接線の交点すに当たる出力y+(
ΔKW′−ΔKW“)との差分ΔKW“を3号機側へ戻
し、以下同様に熱効率の変化率を比較する。以下同様に
繰返し計算を行い、例えば調整量がIMW以下となった
ら終了し最終配分値を決定する。
同様のことを以下他号機(1号n)も含めて計算し、最
適配分値を決定する。
(A’ −B’ 、l <Oの時 前記(A’ −B’ )>Oの時と最適配分値の計算手
段は同じであるが、(A’ −B’ )(Oの今回の場
合には、中給指令A′と現在の発電所合計出J:P、 
’ どの偏差分ΔKWは負で府・j;、減少力の配分値
を決定することになる為、(ハ□ −ys゛))・Oの
場合と異なり熱効率の変化率(′)小さい順に減少分配
分値を決定してい・く、 第′i図の、経済負荷配分信WLI T、 D i入力
才ろ場合の発電所負荷調整装置にお+−Jろ配分は、以
上のようにして決定されるが、決定された配分値に対し
て故障等で現状出力を維持せざるを得ない発電ユニット
が生じた時は、この発電ユーットを除いた配分可能な発
電ユニットの中で発電所1・−タルどして最も熱効率が
良くなるよう前記同様に各発電−1ニツトの負荷配分値
を再配分する。前記のような過程を経て、決定された名
発電ユニットヘの負荷配分されたことを103で判断し
、この結果、偏差(A’ −B’ )が全て吸収された
場合には104において調整不可分は零、給電指令に追
従出来ると判断し、偏差(A’ −B’ )が全て吸収
されない場合には、105において発電所の実行可能な
負荷値を給電指令所1へ返信する。次に給電指令所から
出されるE L D信号が、負荷予告指令(発電ユニッ
トの運転台数指令も含む)であるとき、これに対して各
発電ユニットの最適な運転スケジュールを決定する方法
も、基本的には前記負荷増減幅の要求指令に対する各発
電ユニットの負荷分担の決定方法と同様に行う。
第8図は給電指令所]から発電所全体としてのAFC指
令が来た場合を示す。このAFC指令値の負荷変動幅(
A“)と発電所の該実状態値(B“)との偏差分(A”
−B“)に対しては、106において停止中あるいは起
動途中の発電ユニットを除いた発電ユニットの中で、第
14図に示す許容負荷急変変動幅や他に機器の寿命消費
率といった制約条件の許容値内で第13図より得られる
現状の負荷変動率実績値に対し許容負荷変動率の余裕が
一番大きい発電ユニットの順から優先的に偏差分(A″
−B”)の配分値を決定していく。決定された配分値に
対して故障等で現状運転を維持せざるを得ない発電ユニ
ットがあった場合には、この発電ユニットを除き、配分
可能な発電ユニットの中で再配分を行う。ここで、AF
C指令に対して最適負荷配分するための評価項目は、許
容負荷変動率余裕であり、余裕の大きい順から負荷配分
するということは、各発電ユニットの運転時間に対する
負荷変化回数を管理することである。これは発電ユニッ
トに設定された耐用年限のときに寿命がくるように発電
ユニットを運用しようとの考えに基づく。別の言い方を
すると、どの発電ユニッI〜も均一に寿命消費させると
いう運転を行なうものである。尚、第14図は発電ユニ
ットの許容負荷急変変動幅特性を表わした図である。許
容負荷急変変動幅特性は発電ユニットの負荷の大きさに
より変化し、その特性は上、1り限共に高負荷帯域では
低負荷帯域に比べ大きい特性となる。
前記のような過程を経て決定された各発電ユニットへの
配分が行なわれたことを107で確認し、この結果、偏
差(A”−+3“)が全て吸収された場合は1.08に
おいて調整不可分が零、給電指令に追従出来ると判断し
、偏差(A“−B″)が全て吸収されない場合には、1
09において吸収出来ない分を調整不可分として発電所
の実行可能な負荷変動幅を給電指令所へ返信する。
第9図は給電指令所から発電所全体としての無効電力指
令が来た場合を示す。この無効電力指令値(A’″)と
発電所の実状態値(B′″)との偏差分(A”−B”)
に対しては、110において停止中あるいは起動途中の
発電ユニットを除いた発電ユニットの中で、第」5図に
示す各発電ユニットの発電機の運転許容特性上の過励磁
制限および低励磁制限内の無効電力運転許容範囲といっ
た制約条件の許容値内で各発電ユニットの発電機の現在
運転無効電力値と無効電力許容値との差分て余裕率が決
まり、この余裕率の一番大きい発電ユニットの順から優
先的にかつ各発電ユニットの余裕率が等しくなるように
偏差分(A″′−B”)の配分値を決定していく。この
配分は、各発電ユニットの発電機の現在運転無効電力値
と無効電力許容値との差分を余裕率として捉え、この余
裕率の一番犬きい発電ユニットの順から優先かつ各発電
ユニットの余裕率が平均するように配分値を決定する。
第15図は発電ユニットの発電機無効電力運転許容特性
を表わした図である。各発電ユニットの発電機の無効電
力運転許容特性は発電機の有効電力と無効電力の大きさ
に依存した発電機運転許容特性上に遅れ無効電力に対す
る過励磁制限曲線と進み無効電力に対する低励磁制限曲
線で示される特性内の範囲となる。
この範囲内において、現状運転点の無効電力を(d)、
この時の許容無効電力を(C)とした時−d に余裕率(%)は   X100で表わされる。
前記のような過程を経て決定された各発電ユニットへの
配分が完了したことを111で確認し、この結果、偏差
(A”−B#′)が全て吸収された場合は112で調整
不可分が零、給電指令に追従出来ると判断し、偏差(A
”−B”)が全て吸収されない場合には113において
発電所の実行可能な無効電力値を給電指令所へ返信する
給電指令所から出される無効電力予告指令(発電ユニッ
トの運転台数指令も含む)に対して各発電ユニットの最
適運転スケジュールを決定する方法も前記無効電力要求
指令に対する各発電ユニットへの配分決定法と同様に行
うが、ある期間内の運転スケジュールを決定する為、各
発電ユニットの制約条件の許容値としては第15図に示
す発電ユニットの発電機無効電力運転許容特性といった
特性を用い、無効電力変動に対しても判断できるように
している。
このようにして得られた各発電ユニットの運転スケジュ
ールにおいて発電所全体として給電指令に対して吸収で
きない分を調整不可分として給電指令所へ発電所の実行
可能な運転スケジュール及び運転予定発電ユニット台数
を返信する。
−q+ − 〔発明の効果〕 上記の発電所負荷調整装置を備える本発明によれば給電
指令所からの給電指令を発電所一括の指令として発電所
負荷調整装置で受は各発電ユニットの運転情報を基に各
発電ユニットの出力分担を決定するので、発電所として
最適な運転を行なうことができかつ系統運用性を大幅に
向上させることができる。
本発明の効果を第17図と第18図にて説明すると、ま
ず第17図は従来技術における給電指令と各発電ユニッ
トの対応結果を説明した図である。
給電指令12は、各発電ユニット単位に送られ、1号発
電ユニットにおいては給電指令に対して運転状況からこ
れを守って運転することが出来ている。2号発電ユニッ
トにおいては給電指令に対して許容値を越えるため給電
指令を守れない運転となっている。N号発電ユニットに
おいては給電指令が許容値に対して余裕のあるものであ
るため給電指令を守れる運転となっている。しかし発電
所トータルとしては給電指令を守れない運転状況となる
第18図は本発明における給電指令4と各発電ユニット
の対応結果を説明した図である。給電指令値4は発電所
一括で発電所負荷調整装置3に送られ、各発電ユニット
の運転情報に基づき、各発電ユニットの運転状況に合わ
せ最適な分担を決定しているため、1号発電ユニット、
2号発電ユニット及びN号発電ユニットのいずれの発電
ユニットにおいても各発電ユニットの許容値内でしかも
発電所トータルでも給電指令を守った運転となる。
このように同じ給電指令値に対して発電所全体からみる
と従来技術ではこれを守れず、本発明によれば守ること
ができる。この結果、発電所の各発電ユニット群に最適
でかつ系統運用性向」二に大きく貢献できるものである
また、従来の中給運用は発電ユニットと1対1の対応で
あり、出力指令を一方的に(発電ユニット側の事情、状
況は知らない。)発電ユニットに与え、発電ユニット側
でこれに応えられなければ過不足分を他の発電ユニット
に賄わせ最適な系統運用となるように、調整していた。
本発明による中給運用は、発電所と1対1の対応となり
発電所との信号のやりとり(出力指令や出力値等)が従
来に比べ少なくて済み、又、発電所の各発電ユニットの
出力配分は、発電所で自由に決定できる為中給指令に対
して、各発電ユニット間の出力配分を調整することによ
り、従来しこ比べ中給指令を満足できる運用が出来る。
又、中給も管理すべきデータが発電所単位となる為、少
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御系統の一実施例図、第2図は典型
的な発電所構成を示す図、第3図は従来の給電指令所と
発電所内制御装置との関係を示す制御系統図、第4図は
汽力発電ユニットの場合の各部装置間で授受される信号
の説明図、第5図は複合発電ユニットの場合の各部装置
間で授受される信号の説明図、第6図は発電所負荷調整
装置3における給電指令配分を説明するための図、第7
図、第8図、第9図は給電指令が夫々ELD信号。 AFC信号、AQC信号であるときの給電指令配分を説
明するための図、第10図から第15図は夫々発電ユニ
ットの熱効率特性、負荷変化率特性。 許容負荷上下限値特性、負荷変化積算回数特性。 許容負荷急変変動幅特性、無効電力特性を示す図、第1
6図は給電指令の種別とそのときの評価項目並びに制約
条件との関係を示す図、第17図は従来方式において給
電指令を遵守できぬ発電ユニットが生じることを説明す
る図、第18図は発電所一括で給電指令を受けることに
よりトータルとして給電指令を遵守できることを説明す
る図、第19図は給電指令配分の具体手法を説明する図
である。 1・・・給電指令所、2・・・発電所、3・・・発電所
負荷調整装置、4・・・給電指令、5・・・制御装置、
7・・発電ユニット、8,9・・発電ユニット出力配分
指令並びに運転情報、10.11・・・運転情報、13
・・・返35− 駆蒜eメ 蕪 !Il!lヰ鴫−−鴫一製や &1IlrHIE′VILQ 川ifi!G 紘紳挑は一ト醇壊 楓欺撚と冊 (a)) X 出力−− 1号機 (C) 出力−〉 19図 (b) W ΔKW”) X;1号機の現在運転出力 Y;2号機の   /ノ z;3号機の  I/ 中給指令値;A′ X+Y+Z=B’

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の発電ユニットと、該発電ユニットごとに設け
    られた制御装置と、発電ユニットごとに設けられ、当該
    発電ユニットの運転状態を表示し、前記制御装置を介し
    て当該発電ユニットへ操作信号を与える中央操作監視装
    置を備え、給電指令所からの給電指令に従つて発電ユニ
    ットが運転される発電所において、 給電指令所から発電所として達成すべき給電指令をうけ
    とり、各発電ユニットが達成可能な負荷を演算して、各
    発電ユニットに配分する発電所負荷調整装置を設けたこ
    とを特徴とする発電所制御装置。 2、複数の発電ユニットと、該発電ユニットごとに設け
    られた制御装置と、発電ユニットごとに設けられ、当該
    発電ユニットの運転状態を表示し、前記制御装置を介し
    て当該発電ユニットへ操作信号を与える中央操作監視装
    置を備え、給電指令所からの給電指令に従つて発電ユニ
    ットが運転される発電所において、 給電指令所から発電所として達成すべき給電指令をうけ
    とり、給電指令の種別に応じた評価項目を最適化すべく
    各発電ユニットの負荷を演算して、各発電ユニットに配
    分する発電所負荷調整装置を設けたことを特徴とする発
    電所制御装置。 3、複数の発電ユニットと、該発電ユニットごとに設け
    られた制御装置と、発電ユニットごとに設けられ、当該
    発電ユニットの運転状態を表示し、前記制御装置を介し
    て当該発電ユニットへ操作信号を与える中央操作監視装
    置を備え、給電指令所からの給電指令に従つて発電ユニ
    ットが運転される発電所において、 給電指令所から発電所として達成すべき給電指令として
    経済負荷配分信号をうけとり、熱効率を最大とすべく各
    発電ユニットの負荷を演算して、各発電ユニットに配分
    する発電所負荷調整装置を設けたことを特徴とする発電
    所制御装置。 4、複数の発電ユニットと、該発電ユニットごとに設け
    られた制御装置と、発電ユニットごとに設けられ、当該
    発電ユニットの運転状態を表示し、前記制御装置を介し
    て当該発電ユニットへ操作信号を与える中央操作監視装
    置を備え、給電指令所からの給電指令に従つて発電ユニ
    ットが運転される発電所において、 給電指令所から発電所として達成すべき給電指令として
    自動周波数調整信号をうけとり、各発電ユニットの許容
    負荷変動率余裕を均一化すべく各発電ユニットの負荷を
    演算して、各発電ユニットに配分する発電所負荷調整装
    置を設けたことを特徴とする発電所制御装置。 5、複数の発電ユニットと、該発電ユニットごとに設け
    られた制御装置と、発電ユニットごとに設けられ、当該
    発電ユニットの運転状態を表示し、前記制御装置を介し
    て当該発電ユニットへ操作信号を与える中央操作監視装
    置を備え、給電指令所からの給電指令に従つて発電ユニ
    ットが運転される発電所において、 給電指令所から発電所として達成すべき給電指令として
    自動無効電力調整信号をうけとり、各発電ユニットの無
    効電力余裕を均一化すべく各発電ユニットの負荷を演算
    して、各発電ユニットに配分する発電所負荷調整装置を
    設けたことを特徴とする発電所制御装置。 6、複数の発電ユニットと、該発電ユニットごとに設け
    られた制御装置と、発電ユニットごとに設けられ、当該
    発電ユニットの運転状態を表示し、前記制御装置を介し
    て当該発電ユニットへ操作信号を与える中央操作監視装
    置を備える発電所に対して、発電所として達成すべき一
    括の給電指令を与える給電指令所。 7、複数の発電ユニットと、該発電ユニットごとに設け
    られた制御装置と、発電ユニットごとに設けられ、当該
    発電ユニットの運転状態を表示し、前記制御装置を介し
    て当該発電ユニットへ操作信号を与える中央操作監視装
    置を備える発電所に対して発電所として達成すべき一括
    の給電指令を与え、発電所側において個々の発電ユニッ
    トの運転状態を考慮して各発電ユニットに配分する給電
    指令システム。 8、複数の発電ユニットと、該発電ユニットごとに設け
    られた制御装置と、発電ユニットごとに設けられ、当該
    発電ユニットの運転状態を表示し、前記制御装置を介し
    て当該発電ユニットへ操作信号を与える中央操作監視装
    置を備える発電所に対して給電指令所から発電所として
    達成すべき一括の給電指令を与え、発電所内に設けられ
    た発電所負荷調整装置は前記一括の給電指令を個々の発
    電ユニットの運転状態を考慮して各発電ユニットに配分
    するとともに、発電所として一括の給電指令を達成でき
    ないときはこの旨を給電指令所に連絡する給電システム
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