JPH03194281A - 耐熱ウォーターホース - Google Patents
耐熱ウォーターホースInfo
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- JPH03194281A JPH03194281A JP33387789A JP33387789A JPH03194281A JP H03194281 A JPH03194281 A JP H03194281A JP 33387789 A JP33387789 A JP 33387789A JP 33387789 A JP33387789 A JP 33387789A JP H03194281 A JPH03194281 A JP H03194281A
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は高温にさらされる自動車用などの耐熱ウォータ
ーホースに関するものである。本発明の耐熱つA−ター
ホースは自動車用などのウォータホース、すなわちラジ
ェーターホース、ヒータホース、バイパスホースなどと
しての使用に適する。
ーホースに関するものである。本発明の耐熱つA−ター
ホースは自動車用などのウォータホース、すなわちラジ
ェーターホース、ヒータホース、バイパスホースなどと
しての使用に適する。
[従来技術]
従来の自動車用ウォーターホースとして、第9図に示す
ようなつl−ターホース100が知られている。
ようなつl−ターホース100が知られている。
このウォーターホース100は、硫黄加硫エヂレンープ
ロピレンージエン三元共重合体く以下、EPDMという
。)などからなる内層110と、この内層110上に一
体的に設けられたポリエステル、ナイロン、レーヨンな
どの補強糸120を編組してなる編組層と、この編組層
上に一体的に被覆された硫黄加硫EPDMなどからなる
外層130と、からなる。
ロピレンージエン三元共重合体く以下、EPDMという
。)などからなる内層110と、この内層110上に一
体的に設けられたポリエステル、ナイロン、レーヨンな
どの補強糸120を編組してなる編組層と、この編組層
上に一体的に被覆された硫黄加硫EPDMなどからなる
外層130と、からなる。
[発明が解決しようとする課題]
最近、自動車のエンジンの高性能化ににっで、ウォータ
ーホース内に導入される冷却水の温度は高温化する傾向
にある。また、自動車のエンジンルームが小型化し、か
つ前輪駆動式の自動車、自動変速装置を装備した自動車
、パワーステアリング装置を装備した自動車が増加する
に伴い、エンジンルーム内の配管が複雑化し、自動車用
ウォーターホースはエキゾーストパイプの近傍に装備さ
れる傾向にある。
ーホース内に導入される冷却水の温度は高温化する傾向
にある。また、自動車のエンジンルームが小型化し、か
つ前輪駆動式の自動車、自動変速装置を装備した自動車
、パワーステアリング装置を装備した自動車が増加する
に伴い、エンジンルーム内の配管が複雑化し、自動車用
ウォーターホースはエキゾーストパイプの近傍に装備さ
れる傾向にある。
ウォーターボースが自動車のエンジンルーム内の高温に
さらされる部位に装備されるこのような傾向に対応する
ため、第10図に示すようなシリコンゴムなとからなる
プロテクター200を従来のウォーターホース100に
組付けたアッセンブリーホースか増加している。
さらされる部位に装備されるこのような傾向に対応する
ため、第10図に示すようなシリコンゴムなとからなる
プロテクター200を従来のウォーターホース100に
組付けたアッセンブリーホースか増加している。
このようなプロテクター200を形成するシリコンゴム
などの材料は、高価であり、かつプロテクター200を
ウォーターホース100に組付ける加工費もかかるため
、上記のようなアッセンブリボースの製造コストは高い
ものである。
などの材料は、高価であり、かつプロテクター200を
ウォーターホース100に組付ける加工費もかかるため
、上記のようなアッセンブリボースの製造コストは高い
ものである。
また、ウォーターホースをエキゾーストパイプの近傍に
装鑞する傾向が、将来さらに進行した場合、かかるプロ
テクター200を組付けたアッセンブリーホースといえ
ども、エキゾーストパイプからの輻射熱に耐えられなく
なる恐れがある。
装鑞する傾向が、将来さらに進行した場合、かかるプロ
テクター200を組付けたアッセンブリーホースといえ
ども、エキゾーストパイプからの輻射熱に耐えられなく
なる恐れがある。
本発明は上記の問題を解決するために開発されたもので
あり、シリコンゴムなどからなるプロテクターを組付C
プな(ブればならないような高温化に対応できる耐熱ウ
ォーターボースを提供することを目的とするものである
。
あり、シリコンゴムなどからなるプロテクターを組付C
プな(ブればならないような高温化に対応できる耐熱ウ
ォーターボースを提供することを目的とするものである
。
[課題を解決するための手段]
本発明の耐熱ホースは、過酸化物加硫されたエチレンプ
ロピレン系共重合体で形成されたホス本体と、該ホース
本体内に埋設されたメタ系芳香族ポリアミド繊維収束体
からなる補強糸をブレト編みまたはスパイラル編みで編
組した補強層と、からなることを特徴とする耐熱ウォー
ターホスである。この耐熱ウォーターホースは、自動車
のエンジンルーム内におりる150℃以上の耐熱性をも
つ。
ロピレン系共重合体で形成されたホス本体と、該ホース
本体内に埋設されたメタ系芳香族ポリアミド繊維収束体
からなる補強糸をブレト編みまたはスパイラル編みで編
組した補強層と、からなることを特徴とする耐熱ウォー
ターホスである。この耐熱ウォーターホースは、自動車
のエンジンルーム内におりる150℃以上の耐熱性をも
つ。
このような高耐熱性および高耐久性をウォーターホース
に与えるためには、耐熱ウォーターホスのホース本体を
過酸化物加硫されたエチレンプロピレン系共重合体(以
下、EPMという。)またはEPDM (EPMに二重
結合をちつ不飽和化合物を第三成分として少量導入した
もの。〉などのエチレン−プロピレン系共重合体から形
成し、かつその補強層をメタ系芳香族ポリアミド繊維収
束体からなる補強糸をブレード編みまたはスパイラル編
みして形成すれば良いことを、本発明の発明者は鋭意研
究の結果発見し、本発明の耐熱つ4ターホースを完成し
たものである。
に与えるためには、耐熱ウォーターホスのホース本体を
過酸化物加硫されたエチレンプロピレン系共重合体(以
下、EPMという。)またはEPDM (EPMに二重
結合をちつ不飽和化合物を第三成分として少量導入した
もの。〉などのエチレン−プロピレン系共重合体から形
成し、かつその補強層をメタ系芳香族ポリアミド繊維収
束体からなる補強糸をブレード編みまたはスパイラル編
みして形成すれば良いことを、本発明の発明者は鋭意研
究の結果発見し、本発明の耐熱つ4ターホースを完成し
たものである。
EPMおよびEPDMは耐候性、耐オゾン性、電気的特
性、耐熱性などに優れる合成ゴムである。
性、耐熱性などに優れる合成ゴムである。
このFPMまたはEPDMを過酸化物を用いて加硫する
と、その架橋構造中に、高温において酸素の攻撃を受り
やすい硫黄が含まれなくなるので、耐熱性か一層向上す
る。この点に注目して、本発明の発明者は過酸化物加硫
されたEPDMまたはFPMによってホース本体を形成
したものである。
と、その架橋構造中に、高温において酸素の攻撃を受り
やすい硫黄が含まれなくなるので、耐熱性か一層向上す
る。この点に注目して、本発明の発明者は過酸化物加硫
されたEPDMまたはFPMによってホース本体を形成
したものである。
補強糸を形成するメタ系芳香族ポリアミド繊維収束体と
は、下記の分子構造を有し、 香族ポリアミド製の繊維を複数本収束したものである。
は、下記の分子構造を有し、 香族ポリアミド製の繊維を複数本収束したものである。
この繊維収束体は短繊維を撚り合わせて、第4図に示す
ような毛羽立った状態に撚り合わせたものでも、あるい
はフィラメントを30〜1500mmの長さに切断し、
短繊維状にして毛羽立だせたものでもよい。特に後者の
繊維収束体は繊維が長いため強度が高い。かかる構成の
補強糸は好ましくは500〜2000デニールであって
、その撚り数を長さ1m当り30〜300回にしたもの
が好ましい。
ような毛羽立った状態に撚り合わせたものでも、あるい
はフィラメントを30〜1500mmの長さに切断し、
短繊維状にして毛羽立だせたものでもよい。特に後者の
繊維収束体は繊維が長いため強度が高い。かかる構成の
補強糸は好ましくは500〜2000デニールであって
、その撚り数を長さ1m当り30〜300回にしたもの
が好ましい。
このJ、うなメタ系ポリ)ノミト繊維収束体がら形成さ
れた補強糸は、第6図に示すように、レーヨンなどから
なる従来の補強糸と同じような引張り強度と伸びの関係
曲線を示す。また、この補強糸は上記したように、短繊
維を撚り合わせて、または複数本のフィラメントを収束
し切断した後、撚り合わせて、毛羽立った状態に補強糸
を形成しである。したがって、第4図に示すような毛羽
立つた状態の補強糸の投錨効果によって、補強糸を下記
したEPMまたはEPDMなどのゴムからなるホース本
体に物理的に接着覆ることが容易であり、かつ従来から
使用している接着剤をそのまま使用することができる。
れた補強糸は、第6図に示すように、レーヨンなどから
なる従来の補強糸と同じような引張り強度と伸びの関係
曲線を示す。また、この補強糸は上記したように、短繊
維を撚り合わせて、または複数本のフィラメントを収束
し切断した後、撚り合わせて、毛羽立った状態に補強糸
を形成しである。したがって、第4図に示すような毛羽
立つた状態の補強糸の投錨効果によって、補強糸を下記
したEPMまたはEPDMなどのゴムからなるホース本
体に物理的に接着覆ることが容易であり、かつ従来から
使用している接着剤をそのまま使用することができる。
さらにまた、メタ系芳香族ポリアミド繊維収束体をメタ
系芳香族ポリアミド繊維の短繊維を複数本収束して形成
した場合、その繊維収束体からなる補強糸に応力がかか
つても、その短繊維の各々か軸方向に滑り合うので、補
強糸内で応力を分散することができる。
系芳香族ポリアミド繊維の短繊維を複数本収束して形成
した場合、その繊維収束体からなる補強糸に応力がかか
つても、その短繊維の各々か軸方向に滑り合うので、補
強糸内で応力を分散することができる。
メタ系ポリアミド繊維収束体から形成された補強糸は、
上記したような従来の補強糸にはない数々の優れた特性
を有し、かつその耐摩耗性、屈曲疲労性などの特性は従
来からつを一ターホースに使用されているレーヨンやナ
イロンの特性と同等またはそれ以上である。したがって
、かかる補強糸を用いて、従来からウォーターホースの
補強層の形成の際に採用されている以下に述べるブレド
編みやスパイラル編みによって、本発明の耐熱ウォータ
ーホースの補強層を形成することが容易でおる。
上記したような従来の補強糸にはない数々の優れた特性
を有し、かつその耐摩耗性、屈曲疲労性などの特性は従
来からつを一ターホースに使用されているレーヨンやナ
イロンの特性と同等またはそれ以上である。したがって
、かかる補強糸を用いて、従来からウォーターホースの
補強層の形成の際に採用されている以下に述べるブレド
編みやスパイラル編みによって、本発明の耐熱ウォータ
ーホースの補強層を形成することが容易でおる。
なお、耐熱ウォーターホースの補強層をポリエステル繊
維からなる補強糸を編組して形成することも考えられる
。しかしながら、ポリエステル繊維は、自動車用冷却水
に含まれているアミン系老化防止剤によって著しく劣化
する。したがって、ポリエステル繊維から形成された補
強糸からなる補強層を有するウォーターホースは高温下
におりる長期間の使用に耐え得るものではない。
維からなる補強糸を編組して形成することも考えられる
。しかしながら、ポリエステル繊維は、自動車用冷却水
に含まれているアミン系老化防止剤によって著しく劣化
する。したがって、ポリエステル繊維から形成された補
強糸からなる補強層を有するウォーターホースは高温下
におりる長期間の使用に耐え得るものではない。
本発明の耐熱ウォーターホースの補強層を上記したよう
なメタ系芳香族ポリアミド繊維収束体を用いて形成する
方法として、第7図に示すブレト編み、第8図に示すス
パイラル編みなどが好ましい。なぜならば、この他の方
法として考えられるニッティング編みは、補強糸間のテ
ンションの管理が不十分な場合、ニッティング編みによ
って形成された補強層の品質、すなわら耐久性などが不
安定であり、かつ所要の耐圧性を得るためには補強糸の
投入量か多くコスト高になるので好ましくない。また、
さらに他の方法として考えられるシーサー編みによって
は、両端の径の異なる形状のホースを形成することがで
きず、かつ所要の耐圧性を得るためには補強糸の投入量
が多くコスト高になるので好ましくない。
なメタ系芳香族ポリアミド繊維収束体を用いて形成する
方法として、第7図に示すブレト編み、第8図に示すス
パイラル編みなどが好ましい。なぜならば、この他の方
法として考えられるニッティング編みは、補強糸間のテ
ンションの管理が不十分な場合、ニッティング編みによ
って形成された補強層の品質、すなわら耐久性などが不
安定であり、かつ所要の耐圧性を得るためには補強糸の
投入量か多くコスト高になるので好ましくない。また、
さらに他の方法として考えられるシーサー編みによって
は、両端の径の異なる形状のホースを形成することがで
きず、かつ所要の耐圧性を得るためには補強糸の投入量
が多くコスト高になるので好ましくない。
ブレード編みとは、第7図に示すように、第1補強糸2
1と第2補強糸22を、交互にその上下の位置関係を変
更して、螺旋状に編んで補強層とするものである。また
、スパイラル編みとは、第8図に示すように、第1補強
糸2]の上部に第2補強糸22を、その上下の位置関係
を変更せずに、螺旋状に編んで補強層とするものである
。
1と第2補強糸22を、交互にその上下の位置関係を変
更して、螺旋状に編んで補強層とするものである。また
、スパイラル編みとは、第8図に示すように、第1補強
糸2]の上部に第2補強糸22を、その上下の位置関係
を変更せずに、螺旋状に編んで補強層とするものである
。
[作用および効果]
本発明の耐熱つA−ターホースは、高温において酸素の
攻撃を受けにくい架橋構造を有する過酸化物加硫された
FPDMまたはEPMから形成したホース本体と、耐熱
性と引張り強度に優れかつ投錨効果および応力を分散す
る効果を有するパラ系芳香族ポリアミド繊維からなる補
強糸を編組しで形成し、ホース本体に埋設した補強層を
有する。
攻撃を受けにくい架橋構造を有する過酸化物加硫された
FPDMまたはEPMから形成したホース本体と、耐熱
性と引張り強度に優れかつ投錨効果および応力を分散す
る効果を有するパラ系芳香族ポリアミド繊維からなる補
強糸を編組しで形成し、ホース本体に埋設した補強層を
有する。
したがって、本発明の耐熱ウォーターホースは、150
°C以上の高温における連続使用、すなわち150℃以
上に高温化する自動車のエンジンルム内の部位、たとえ
ば、■キシーストパイプの近傍などへも装備することか
できる。
°C以上の高温における連続使用、すなわち150℃以
上に高温化する自動車のエンジンルム内の部位、たとえ
ば、■キシーストパイプの近傍などへも装備することか
できる。
さらに、優れた耐熱性と引張り強度を有するメタ系芳香
族ポリアミド繊維収束体からなる補強糸を、従来から採
用されているプレート編みまたはスパイラル編みするこ
とによって補強層を形成することができるので、従来の
設備や接着剤をそのまま使用することができる。したが
って、上記したような高耐熱性および高耐久性を有する
耐熱ウォーターホースを安価に製造することができる。
族ポリアミド繊維収束体からなる補強糸を、従来から採
用されているプレート編みまたはスパイラル編みするこ
とによって補強層を形成することができるので、従来の
設備や接着剤をそのまま使用することができる。したが
って、上記したような高耐熱性および高耐久性を有する
耐熱ウォーターホースを安価に製造することができる。
また、従来のウォーターホース100のように、シリコ
ンゴムなどからなるブ[1アクタ−200を組付けてア
ッセンブリーホースとし、■キシーストパイプの近傍に
装備するだめの耐熱仕様とする必要がなくなる。これに
にっで、耐熱仕様ウォターホースの製造コストを低減す
ることができる。
ンゴムなどからなるブ[1アクタ−200を組付けてア
ッセンブリーホースとし、■キシーストパイプの近傍に
装備するだめの耐熱仕様とする必要がなくなる。これに
にっで、耐熱仕様ウォターホースの製造コストを低減す
ることができる。
ざらにまた、プロテクター200を廃止することによっ
て、本発明の耐熱ウォーターホースと他部品との干渉だ
けを考慮すれば良くなるので、エンジンルーム内が複雑
配管化しても、エンジンルム内の部品配置などの設計か
容易になるという副次的な効果も期待できる。
て、本発明の耐熱ウォーターホースと他部品との干渉だ
けを考慮すれば良くなるので、エンジンルーム内が複雑
配管化しても、エンジンルム内の部品配置などの設計か
容易になるという副次的な効果も期待できる。
[実施例J
0
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
(実施例)
第1図に示すように本発明の実施例の耐熱つ4−ターホ
ース1は、過酸化物加硫されたE PDMで形成された
内層10と、過酸化物加硫されたEPDMで形成された
外層30と、内層10と外層30の間に埋設された補強
層20と、からなる。
ース1は、過酸化物加硫されたE PDMで形成された
内層10と、過酸化物加硫されたEPDMで形成された
外層30と、内層10と外層30の間に埋設された補強
層20と、からなる。
すなわち、本実施例の耐熱ウォーターボースにおいては
、内層10と外層30がホース本体を構成し、補強層2
0はメタ系芳香族ポリアミド繊維収束体からなる第1補
強糸21、第2補強糸22を、第7図に示すようなブレ
ード編みで編組したものである。
、内層10と外層30がホース本体を構成し、補強層2
0はメタ系芳香族ポリアミド繊維収束体からなる第1補
強糸21、第2補強糸22を、第7図に示すようなブレ
ード編みで編組したものである。
第1補強糸21および第2補強糸22は、メタ系芳香族
ポリアミド製の短繊維を、1000デニールに収束し、
毛羽立った状態に撚り合わせたものである。なお、この
耐熱つA−ターホースの内径は15mm、外径は24m
mであった。
ポリアミド製の短繊維を、1000デニールに収束し、
毛羽立った状態に撚り合わせたものである。なお、この
耐熱つA−ターホースの内径は15mm、外径は24m
mであった。
上記のような構成の耐熱ウォーターホース1を1
下記のようにして製造した。
まず、EPDMを押出し、内層10を成形する。
この内層10上に上記のように調製したメタ系芳香族ポ
リアミド繊維収束体からなる第1補強糸21と第2補強
糸22をブレード編みで編組し、補強層20を一体的に
形成する。この補強層20を形成した押出し成形品を、
EPDM系接着剤を収容した接着剤槽内に浸漬づる。こ
の後、EPDMを押出し成形して外層30を補強層20
上に一体的に被覆する。そして、心棒(マンドレル)を
内層10か形成する中央孔内に挿入し形状を整えた後、
加硫を行い、上記で説明した構成の耐熱つAターホース
1の製造か完了する。
リアミド繊維収束体からなる第1補強糸21と第2補強
糸22をブレード編みで編組し、補強層20を一体的に
形成する。この補強層20を形成した押出し成形品を、
EPDM系接着剤を収容した接着剤槽内に浸漬づる。こ
の後、EPDMを押出し成形して外層30を補強層20
上に一体的に被覆する。そして、心棒(マンドレル)を
内層10か形成する中央孔内に挿入し形状を整えた後、
加硫を行い、上記で説明した構成の耐熱つAターホース
1の製造か完了する。
(比較例1)
比較例1の耐熱ウォーターホースは、パラ系芳香族ポリ
アミド繊維収束体からなる第1補強糸および第2補強糸
をブレード編みで編組して補強層を形成した以外は、上
記した本発明の耐熱ウォーターホース1と同様の構成を
有するものである。
アミド繊維収束体からなる第1補強糸および第2補強糸
をブレード編みで編組して補強層を形成した以外は、上
記した本発明の耐熱ウォーターホース1と同様の構成を
有するものである。
すなわち、比較例1の耐熱−クォーターホースの2
内層と外層は、上記した本発明の実施例の耐熱ウォータ
ーホース1と同一の過酸化物加硫されたEPDMで形成
し、上記した実施例において第1および第2補強糸を形
成するメタ系芳香族ボ1ノアミド繊維収束体を、パラ系
芳香族ポリアミド繊維収束体で置き換えたものである。
ーホース1と同一の過酸化物加硫されたEPDMで形成
し、上記した実施例において第1および第2補強糸を形
成するメタ系芳香族ボ1ノアミド繊維収束体を、パラ系
芳香族ポリアミド繊維収束体で置き換えたものである。
このパラ系芳香族ポリアミド繊維収束体は、下記に示す
ような分子構造を有するフィラメント状のパラ系芳香族
ポリアミド繊維からなるものであのパラ系芳香族ポリア
ミド繊維を、1500デニールに収束したパラ系芳香族
ポリアミド繊維収束体に撚りを加えた補強糸が形成され
ている。なお、この第1補強糸および第2補強糸は、第
5図に示ずように毛羽立った状態にはなかった。
ような分子構造を有するフィラメント状のパラ系芳香族
ポリアミド繊維からなるものであのパラ系芳香族ポリア
ミド繊維を、1500デニールに収束したパラ系芳香族
ポリアミド繊維収束体に撚りを加えた補強糸が形成され
ている。なお、この第1補強糸および第2補強糸は、第
5図に示ずように毛羽立った状態にはなかった。
以下、本発明の実施例の耐熱ウォーターホース3
の製造方法と同一の方法で、内径が16mm、外径が2
4mmの比較例1の耐熱つを一ターホース100を製造
した。
4mmの比較例1の耐熱つを一ターホース100を製造
した。
(比較例2)
比較例2のつA−ターホースは従来のウォータホース1
00であり、第9図に示すような@造を有する。この耐
熱ホース100の内層110および外層130は硫黄加
硫された従来のEPDMから形成され、レーヨンからな
る従来の補強糸120をブレード編みで編組して補強層
を形成した。
00であり、第9図に示すような@造を有する。この耐
熱ホース100の内層110および外層130は硫黄加
硫された従来のEPDMから形成され、レーヨンからな
る従来の補強糸120をブレード編みで編組して補強層
を形成した。
なお、この補強糸120は、スパン糸を撚り合わせたも
のであって、毛羽立った状態であった。
のであって、毛羽立った状態であった。
以下、加硫工程において硫黄加硫する以外は、本発明の
実施例の耐熱ウォーターホースの製造方法と同一の方法
で、内径が16mm、外径が24mmの比較例2のウォ
ーターホース100を製造した。
実施例の耐熱ウォーターホースの製造方法と同一の方法
で、内径が16mm、外径が24mmの比較例2のウォ
ーターホース100を製造した。
(第1性能評価試験)
上記したように製造した本発明の実施例の耐熱オーター
ホース1、比較例1の耐熱ウォーター4 ホースと比較例2の従来のウォーターホース100、都
合3種類のウォーターホースについて、その熱老化後の
耐久性を以下のように評価した。
ホース1、比較例1の耐熱ウォーター4 ホースと比較例2の従来のウォーターホース100、都
合3種類のウォーターホースについて、その熱老化後の
耐久性を以下のように評価した。
各ウォーターホースを温度165°Cで72.144.
24−0、および500時間熱老化させた後、耐圧試験
機に取り付【プ、水圧を1分聞当り70kgf/cm2
の割合で昇圧し、各ウォーターホスが破裂する圧力と熱
老化時間との関係を調べた。
24−0、および500時間熱老化させた後、耐圧試験
機に取り付【プ、水圧を1分聞当り70kgf/cm2
の割合で昇圧し、各ウォーターホスが破裂する圧力と熱
老化時間との関係を調べた。
第2図にこの熱老化後の耐久性試験の結果を示す。本発
明の実施例の耐熱ウォーターホース1および比較例1の
耐熱1クオーターホースの場合は、165°Cで500
時間熱老化した後においても、それぞれ約24kOf/
Cm2.28kC1f/Cm2という高い破裂圧力を示
した。これに対して、比較例2の従来のウォーターホー
スの場合は、165°Cで240時間熱老化した際に、
昇圧すると同時に破損した。
明の実施例の耐熱ウォーターホース1および比較例1の
耐熱1クオーターホースの場合は、165°Cで500
時間熱老化した後においても、それぞれ約24kOf/
Cm2.28kC1f/Cm2という高い破裂圧力を示
した。これに対して、比較例2の従来のウォーターホー
スの場合は、165°Cで240時間熱老化した際に、
昇圧すると同時に破損した。
(第2性能評価試験〉
さらに、本発明の実施例の耐熱ウォーターホス1および
比較例1の耐熱ウォーターホースだけ5 につき、実際の自動車にお(ブる使用条件を模擬した以
下のような熱老化後の耐久性試験を行った。
比較例1の耐熱ウォーターホースだけ5 につき、実際の自動車にお(ブる使用条件を模擬した以
下のような熱老化後の耐久性試験を行った。
各ウォーターホースにILcを封入し、温度165℃で
72.144.240、および500時間老化させた後
、各ウォーターホースを耐圧試験機に取り付(プ、第1
性能評価試験と同=−の割合で昇圧し、各ウォーターホ
ースが破裂する圧力と熱老化時間との関係を調べた。
72.144.240、および500時間老化させた後
、各ウォーターホースを耐圧試験機に取り付(プ、第1
性能評価試験と同=−の割合で昇圧し、各ウォーターホ
ースが破裂する圧力と熱老化時間との関係を調べた。
第3図にこの熱老化後の耐久性試験の結果を承す。本発
明の実施例の耐熱ウォーターホース1および比較例1の
耐熱ウォーターホースとも、「LCを封入し、165°
Cで500時間熱老化した後においても、それぞれ約2
1 kgf/cm2.29kgf/cm2という高い破
裂圧力を示し、高い耐熱性および耐久性を示した。
明の実施例の耐熱ウォーターホース1および比較例1の
耐熱ウォーターホースとも、「LCを封入し、165°
Cで500時間熱老化した後においても、それぞれ約2
1 kgf/cm2.29kgf/cm2という高い破
裂圧力を示し、高い耐熱性および耐久性を示した。
(第3性能評価試験)
本発明の実施例の耐熱ウォーターホース1、比較例1の
耐熱ウォーターホースと比較例2の従来のウォーターホ
ース100につき、いわゆる耐水撃性試験を行い、断続
的に繰り返される飼犬流体6 (LLC水溶液)の圧力の昇圧および減圧に対する各ウ
ォーターホースの熱老化後の耐久性を下記のように評価
した。
耐熱ウォーターホースと比較例2の従来のウォーターホ
ース100につき、いわゆる耐水撃性試験を行い、断続
的に繰り返される飼犬流体6 (LLC水溶液)の圧力の昇圧および減圧に対する各ウ
ォーターホースの熱老化後の耐久性を下記のように評価
した。
LLCを50%含む流体を各ウォーターホース内に封入
し、LLCの温度を90’Cとした後、このILcの圧
力を0kCI/Cm2から6.5kQ/Cm2に昇圧す
るプロセスと、この6.5kCI/Cm2の圧力をQk
Ω/Cm2の圧力に減圧するプロセスからなる操作を1
分間に20回繰り返す耐水撃性試験を行った。なお、こ
の試験は各ウォーターホースを加熱せずに雰囲気温度的
60℃で行った。ざらに、同一の耐水撃性試験をLLC
を封入し、165°Cで、72および240時間、熱老
化させた各ウォーターホースについても行った。
し、LLCの温度を90’Cとした後、このILcの圧
力を0kCI/Cm2から6.5kQ/Cm2に昇圧す
るプロセスと、この6.5kCI/Cm2の圧力をQk
Ω/Cm2の圧力に減圧するプロセスからなる操作を1
分間に20回繰り返す耐水撃性試験を行った。なお、こ
の試験は各ウォーターホースを加熱せずに雰囲気温度的
60℃で行った。ざらに、同一の耐水撃性試験をLLC
を封入し、165°Cで、72および240時間、熱老
化させた各ウォーターホースについても行った。
第1表にこの試験結果を示す。本発明の実施例の耐熱つ
Δ−ターホース1は、LLCを封入し165℃で、72
および240時間、熱老化させた後において、上記の昇
圧および減圧操作を10万回以上繰り返しても破裂しな
かった。
Δ−ターホース1は、LLCを封入し165℃で、72
および240時間、熱老化させた後において、上記の昇
圧および減圧操作を10万回以上繰り返しても破裂しな
かった。
7
一方、比較例1の耐熱ウォーターホースは、熱老化さゼ
ない場合であっても、LLCを封入し、上記の昇圧およ
び減圧操作を1〜2万回繰り返した際に破裂か生じた。
ない場合であっても、LLCを封入し、上記の昇圧およ
び減圧操作を1〜2万回繰り返した際に破裂か生じた。
このことは、EPDMなとのゴムからなるホス本体とパ
ラ系芳香族ポリアミド繊維収束体からなる補強糸の接着
性が悪く、補強層内で補強糸同士の摩耗が生じ、かつ補
強糸の屈曲疲労性が悪いことに起因するものと考えられ
る。なぜならば、パラ系芳香族ポリアミド繊維収束体か
らなる補強糸は、第5図に示すその構造から明らかなよ
うに、メタ系ポリアミド繊維収束体から形成された補強
糸が有するような投錨効果はないためである。さらに、
パラ系芳香族ポリアミド繊維収束体から形成された補強
糸の引張り強度と伸びの関係曲線は、第6図に示すよう
に90度近い角度で立ち上がっている。したがって、パ
ラ系芳香族ポリアミド繊維収束体からなる補強糸は剛直
で必り、かかる補強糸自身に応力吸収特性および振動吸
収特性などがないためである。
ラ系芳香族ポリアミド繊維収束体からなる補強糸の接着
性が悪く、補強層内で補強糸同士の摩耗が生じ、かつ補
強糸の屈曲疲労性が悪いことに起因するものと考えられ
る。なぜならば、パラ系芳香族ポリアミド繊維収束体か
らなる補強糸は、第5図に示すその構造から明らかなよ
うに、メタ系ポリアミド繊維収束体から形成された補強
糸が有するような投錨効果はないためである。さらに、
パラ系芳香族ポリアミド繊維収束体から形成された補強
糸の引張り強度と伸びの関係曲線は、第6図に示すよう
に90度近い角度で立ち上がっている。したがって、パ
ラ系芳香族ポリアミド繊維収束体からなる補強糸は剛直
で必り、かかる補強糸自身に応力吸収特性および振動吸
収特性などがないためである。
9
なお、比較例2のウォーターホースは、熱老化させなか
った場合、LLCを封入し、」−記の昇圧および減圧操
作を6〜9.5万回繰り返した際に破裂が生じた。また
、165℃で72時間熱老化後に上記の耐水撃性試験を
実施したところ、上記の昇圧および減圧操作を約4.5
〜5万回繰り返した際に破裂し、さらに165℃で24
0時間熱老化後においては、ただちに破裂が生じた。
った場合、LLCを封入し、」−記の昇圧および減圧操
作を6〜9.5万回繰り返した際に破裂が生じた。また
、165℃で72時間熱老化後に上記の耐水撃性試験を
実施したところ、上記の昇圧および減圧操作を約4.5
〜5万回繰り返した際に破裂し、さらに165℃で24
0時間熱老化後においては、ただちに破裂が生じた。
以上の第1、第2および第3性能評価試験の結果から、
耐熱性、耐久性および耐水撃性のづ−ぺてか高性能であ
ったのは、本発明の実施例の耐熱ウォーターホース1だ
りであり、かかる耐熱つ号ターホー又はエキゾーストパ
イプの近傍などの部位、すなわち自動車のエンジンなど
からの輻射熱が150’C以上に達する部位にシリコン
ゴムなどからなるプロテクターを組付Cプずに装備する
ことが可能であることがわかる。
耐熱性、耐久性および耐水撃性のづ−ぺてか高性能であ
ったのは、本発明の実施例の耐熱ウォーターホース1だ
りであり、かかる耐熱つ号ターホー又はエキゾーストパ
イプの近傍などの部位、すなわち自動車のエンジンなど
からの輻射熱が150’C以上に達する部位にシリコン
ゴムなどからなるプロテクターを組付Cプずに装備する
ことが可能であることがわかる。
第1図は本発明の耐熱つA−ターホースの一実施例の断
面図である。第2図は本発明の耐熱ウォ0 ターポースの一実施例、比較例1の耐熱ウオターホース
および比較例2の従来のウォーターホースについての熱
老化後の耐久性評価試験の結果を示すグラフでおる。第
3図は本発明の耐熱ウオターホースの一実施例および比
較例1の耐熱つA−ターホースについての実際の使用条
件を模擬した熱老化後の耐久性評価試験の結果を示すグ
ラフである。第4図は本発明の一実施例の耐熱ウォター
ホースの補強層を形成するメタ系芳香族ポリアミド繊維
収束体からなる補強糸を示す模式図である。第5図は比
較例1の耐熱ウォーターホスの補強層を形成するフィラ
メント状のパラ系芳香族ポリアミド繊維収束体からなる
補強糸を示す模式図である。第6図は各種補強糸の引張
り強度と伸びの関係を示す線図である。第7図はブレー
ド編みの編組方法を示す斜視図である。第8図はスパイ
ラル編みの編組方法を示す斜視図である。 第9図は従来のウォーターホースの断面図である。 第10図は従来のウォーターホースにプロテクタを組み
付けて耐熱仕様としたアッセンブリーボ1 スの斜視図である。 1・・・耐熱ウォーターホース
面図である。第2図は本発明の耐熱ウォ0 ターポースの一実施例、比較例1の耐熱ウオターホース
および比較例2の従来のウォーターホースについての熱
老化後の耐久性評価試験の結果を示すグラフでおる。第
3図は本発明の耐熱ウオターホースの一実施例および比
較例1の耐熱つA−ターホースについての実際の使用条
件を模擬した熱老化後の耐久性評価試験の結果を示すグ
ラフである。第4図は本発明の一実施例の耐熱ウォター
ホースの補強層を形成するメタ系芳香族ポリアミド繊維
収束体からなる補強糸を示す模式図である。第5図は比
較例1の耐熱ウォーターホスの補強層を形成するフィラ
メント状のパラ系芳香族ポリアミド繊維収束体からなる
補強糸を示す模式図である。第6図は各種補強糸の引張
り強度と伸びの関係を示す線図である。第7図はブレー
ド編みの編組方法を示す斜視図である。第8図はスパイ
ラル編みの編組方法を示す斜視図である。 第9図は従来のウォーターホースの断面図である。 第10図は従来のウォーターホースにプロテクタを組み
付けて耐熱仕様としたアッセンブリーボ1 スの斜視図である。 1・・・耐熱ウォーターホース
Claims (1)
- (1)過酸化物加硫されたエチレン−プロピレン系共重
合体で形成されたホース本体と、 該ホース本体内に埋設されたメタ系芳香族ポリアミド繊
維収束体からなる補強糸をブレード編みまたはスパイラ
ル編みで編組した補強層と、からなることを特徴とする
耐熱ウォーターホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1333877A JP2706830B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 耐熱ウォーターホース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1333877A JP2706830B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 耐熱ウォーターホース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03194281A true JPH03194281A (ja) | 1991-08-23 |
JP2706830B2 JP2706830B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=18270953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1333877A Expired - Lifetime JP2706830B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 耐熱ウォーターホース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2706830B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213155A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | 繊維補強ホース |
CN110793206A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-02-14 | 上海易扣精密件制造有限公司 | 一种静音性高耐热燃气热水器水管总成 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4891143A (ja) * | 1972-03-08 | 1973-11-27 | ||
JPS60227089A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-12 | 豊田合成株式会社 | 補強ゴムホ−ス |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1333877A patent/JP2706830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4891143A (ja) * | 1972-03-08 | 1973-11-27 | ||
JPS60227089A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-12 | 豊田合成株式会社 | 補強ゴムホ−ス |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213155A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | 繊維補強ホース |
CN110793206A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-02-14 | 上海易扣精密件制造有限公司 | 一种静音性高耐热燃气热水器水管总成 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2706830B2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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