JPH03193831A - 焼結排ガス処理系内のｃｏガス酸化触媒の劣化抑制方法 - Google Patents
焼結排ガス処理系内のｃｏガス酸化触媒の劣化抑制方法Info
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- JPH03193831A JPH03193831A JP33269189A JP33269189A JPH03193831A JP H03193831 A JPH03193831 A JP H03193831A JP 33269189 A JP33269189 A JP 33269189A JP 33269189 A JP33269189 A JP 33269189A JP H03193831 A JPH03193831 A JP H03193831A
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、焼結工場の排ガス脱硫・脱硝処理工程でのＣ
Ｏガス潜熱回収用のＣＯガス酸化触媒の劣化抑制方法に
関するものである。
Ｏガス潜熱回収用のＣＯガス酸化触媒の劣化抑制方法に
関するものである。
〈従来の技術〉
第３図に焼結機の排ガス脱硫・脱硝処理工程のフローの
一例を示すが、図において、１は焼結機、２は排ガスの
脱硫反応器、３は脱硝反応後の排ガスの顕熱を回収し、
これにより脱硫により低下した排ガスの予熱を行うため
の熱交換器、４は排ガスプロワ−１５は燃料ガスの燃焼
熱により排ガスを脱硝反応に必要な温度まで加熱する加
熱炉、６は脱硝反応器、７は、脱硝後の排ガス中のＣＯ
ガスを貴金属を担持させた酸化触媒を用いて酸化させ排
ガスの温度を上げ、前記熱交換器３に送るＣＯガス酸化
触媒装置、８は排ガスを大気中へ放１１にするための煙
突である。
一例を示すが、図において、１は焼結機、２は排ガスの
脱硫反応器、３は脱硝反応後の排ガスの顕熱を回収し、
これにより脱硫により低下した排ガスの予熱を行うため
の熱交換器、４は排ガスプロワ−１５は燃料ガスの燃焼
熱により排ガスを脱硝反応に必要な温度まで加熱する加
熱炉、６は脱硝反応器、７は、脱硝後の排ガス中のＣＯ
ガスを貴金属を担持させた酸化触媒を用いて酸化させ排
ガスの温度を上げ、前記熱交換器３に送るＣＯガス酸化
触媒装置、８は排ガスを大気中へ放１１にするための煙
突である。
焼結工場の排ガス処理・脱硝処理工程では、所定の脱硝
反応温度を得るために、排ガスの加熱炉５を用いて昇温
し、かつ脱硝反応後の排ガス中に含まれるＣＯガスをＣ
Ｏガス酸化触媒装置７で触媒を通して酸化させ潜熱を回
収し、この熱を脱硫後の排ガスの加熱用熱源として利用
している。ところが排ガス中ＣＯガスが一定濃度以下に
なると、ＣＯガス酸化触媒装置７のＣＯガス酸化触媒が
急激に劣化し、潜熱回収量が減少しそれを補償するため
に排ガスの加熱炉で大量に燃料ガスを燃焼させ所定の温
度に保たねばならないという問題がある。
反応温度を得るために、排ガスの加熱炉５を用いて昇温
し、かつ脱硝反応後の排ガス中に含まれるＣＯガスをＣ
Ｏガス酸化触媒装置７で触媒を通して酸化させ潜熱を回
収し、この熱を脱硫後の排ガスの加熱用熱源として利用
している。ところが排ガス中ＣＯガスが一定濃度以下に
なると、ＣＯガス酸化触媒装置７のＣＯガス酸化触媒が
急激に劣化し、潜熱回収量が減少しそれを補償するため
に排ガスの加熱炉で大量に燃料ガスを燃焼させ所定の温
度に保たねばならないという問題がある。
さらに−度劣化したＣＯガス酸化触媒を再生するために
は、触媒担体に担持された貴金属触媒の表面に付着した
錯塩を昇華させなければならず、かなりの加熱時間を要
するという問題がある。
は、触媒担体に担持された貴金属触媒の表面に付着した
錯塩を昇華させなければならず、かなりの加熱時間を要
するという問題がある。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は、前述のような現状に鑑み、焼結排ガス中のＣ
Ｏガスの濃度低下によるＣＯガス酸化触媒の劣化を抑制
する方法を提供するためになされたものである。
Ｏガスの濃度低下によるＣＯガス酸化触媒の劣化を抑制
する方法を提供するためになされたものである。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、焼結工場の排ガス脱硫・脱硝処理系統のＣＯ
ガスの潜熱回収用のＣＯガス酸化触媒の劣化抑制方法に
おいて、ＣＯガス酸化前の排ガス中ＣＯ濃度を連続的に
分析し、ＣＯガス濃度が所定の範囲内に入るように焼結
鉱原料中の粉コークスの粒度分布および／または配合量
を変化させることを特徴とする焼結排ガス処理系内のＣ
Ｏガス酸化触媒の劣化抑制方法である。
ガスの潜熱回収用のＣＯガス酸化触媒の劣化抑制方法に
おいて、ＣＯガス酸化前の排ガス中ＣＯ濃度を連続的に
分析し、ＣＯガス濃度が所定の範囲内に入るように焼結
鉱原料中の粉コークスの粒度分布および／または配合量
を変化させることを特徴とする焼結排ガス処理系内のＣ
Ｏガス酸化触媒の劣化抑制方法である。
〈作用〉
本発明は、排ガス中のＣＯガス濃度を排ガスの連続ガス
分析装置で検知し、所定の下Ｉｌ！（！を下回った場合
は、焼結原料コークス配合比をパラメーターとして粉コ
ークス粒径と排ガス中のＣＯガス濃度との関係を模式的
に示す第２図から、粉コークス粒径が所定の平均粒度に
なるように低下させる。
分析装置で検知し、所定の下Ｉｌ！（！を下回った場合
は、焼結原料コークス配合比をパラメーターとして粉コ
ークス粒径と排ガス中のＣＯガス濃度との関係を模式的
に示す第２図から、粉コークス粒径が所定の平均粒度に
なるように低下させる。
扮コークス粒径の低下は、コークス破砕系へのコークス
供給速度を変えることによって達成することができる。
供給速度を変えることによって達成することができる。
なお、粉コークス粒径の低下によるＣＯガス利用率の低
下に伴う焼結熱量の低減を補償するため、ＣＯガス利用
率の低下分に相当する粉コークスの増量を行うことが必
要である。
下に伴う焼結熱量の低減を補償するため、ＣＯガス利用
率の低下分に相当する粉コークスの増量を行うことが必
要である。
逆に排ガス中のＣＯ濃度が所定値より高すぎる場合には
、粉コークス粒径の調整（粒径アップ）をせずに省エネ
ルギーを図るために粉コークスの投入量を減じてもよい
、これらの方法でＣＯガス酸化触媒が劣化する前に焼結
排ガス中のＣＯガス濃度を！１！整することによって、
触媒性能劣化と再生処理に伴う潜熱回収の減少を抑制す
ることができる。
、粉コークス粒径の調整（粒径アップ）をせずに省エネ
ルギーを図るために粉コークスの投入量を減じてもよい
、これらの方法でＣＯガス酸化触媒が劣化する前に焼結
排ガス中のＣＯガス濃度を！１！整することによって、
触媒性能劣化と再生処理に伴う潜熱回収の減少を抑制す
ることができる。
〈実施例〉
第４図は、第３図のような焼結機排ガスの脱硫・脱硝処
理フローに於ける従来の排ガス中ＣＯＷ度、ＣＯガス酸
化率、触媒出側排ガス温度及び加熱炉投入熱量等の経時
変化の一例を示す特性図である。
理フローに於ける従来の排ガス中ＣＯＷ度、ＣＯガス酸
化率、触媒出側排ガス温度及び加熱炉投入熱量等の経時
変化の一例を示す特性図である。
排ガス中のＣＯ濃度の低下に伴ない、酸化触媒のＣＯガ
ス酸化率および排ガス温度が急に悪化しているのがわか
る。この場合、系内に熱を加えないと熱バランスがとれ
ないため、加熱炉に投入する燃料ガスを増して系内温度
を上げ、定常運転温度まで昇温し、劣化した触媒を再生
させる。この触媒再生に要する時間は約半日程度を要し
、また多大なエネルギーを要する。
ス酸化率および排ガス温度が急に悪化しているのがわか
る。この場合、系内に熱を加えないと熱バランスがとれ
ないため、加熱炉に投入する燃料ガスを増して系内温度
を上げ、定常運転温度まで昇温し、劣化した触媒を再生
させる。この触媒再生に要する時間は約半日程度を要し
、また多大なエネルギーを要する。
第１図は、本発明を適用した場合の前記第４図と同様の
各数値の経時変化を示す。図示せぬ排ガス分析装置によ
り焼結機出側排ガスのＣＯ濃度低下を検知したら、直ち
に必要なコークスの投入量を上げるか、コークス粒径の
低減を図り、排ガス中ＣＯ濃度を上昇させ、触媒による
ＣＯ酸化率の低下、排ガス温度低下を抑制し、触媒の劣
化を最小限に抑えることができる。
各数値の経時変化を示す。図示せぬ排ガス分析装置によ
り焼結機出側排ガスのＣＯ濃度低下を検知したら、直ち
に必要なコークスの投入量を上げるか、コークス粒径の
低減を図り、排ガス中ＣＯ濃度を上昇させ、触媒による
ＣＯ酸化率の低下、排ガス温度低下を抑制し、触媒の劣
化を最小限に抑えることができる。
なお、排ガス中ＣＯ濃度が低下した時点で、コークスの
切出量あるいは粒度を調整しても、原料配合から焼結機
出側に至るトラッキングタイムの間は、排ガス系内の温
度低下を防止するために必要な量だけの燃料ガスを加熱
炉で増量し熱補償するものとする。
切出量あるいは粒度を調整しても、原料配合から焼結機
出側に至るトラッキングタイムの間は、排ガス系内の温
度低下を防止するために必要な量だけの燃料ガスを加熱
炉で増量し熱補償するものとする。
本発明によって排ガス中のＣＯガス酸化触媒の劣化を抑
制し、再生に要する時間が大幅に短縮、もしくは不必要
となった。
制し、再生に要する時間が大幅に短縮、もしくは不必要
となった。
〈発明の効果〉
本発明によると、焼結排ガス中のｃｏｉｌ１度低下によ
るＣＯガス酸化触媒の劣化を防ぐためコークスの粒径お
よびもしくは配合量を変化させ排ガス中ＣＯ濃度を所定
範囲に管理することによってＣＯ酸化触媒の劣化を抑制
し、その再生に要する時間を短縮、もしくは必要としな
くできた。
るＣＯガス酸化触媒の劣化を防ぐためコークスの粒径お
よびもしくは配合量を変化させ排ガス中ＣＯ濃度を所定
範囲に管理することによってＣＯ酸化触媒の劣化を抑制
し、その再生に要する時間を短縮、もしくは必要としな
くできた。
第１図は本発明方法を適用したときの排ガス中ＣＯ濃度
などの各数値の経時変化を示す特性図、第２図は、コー
クス配合をパラメーターとした粉コークス粒径と排ガス
中のＣＯガス濃度との関係を示す特性図、第３図は、焼
結機の排ガス脱硫・脱硝処理工程（例）を示すフロー図
、第４図は、従来方法を適用したときの排ガス中ＣＯ濃
度などの各数値の経時変化を示す特性図である。 １・・・焼結機、 ２・・・脱硫反応器、３・・
・熱交填器、 ４・・・排ガスプロワ−５・・・加
熱炉、 ６・・・脱硝反応器、７・・・ＣＯガス
酸化触媒装置、 ８・・・煙突、 ９・・・燃料ガス、１０・
・・排ガス。
などの各数値の経時変化を示す特性図、第２図は、コー
クス配合をパラメーターとした粉コークス粒径と排ガス
中のＣＯガス濃度との関係を示す特性図、第３図は、焼
結機の排ガス脱硫・脱硝処理工程（例）を示すフロー図
、第４図は、従来方法を適用したときの排ガス中ＣＯ濃
度などの各数値の経時変化を示す特性図である。 １・・・焼結機、 ２・・・脱硫反応器、３・・
・熱交填器、 ４・・・排ガスプロワ−５・・・加
熱炉、 ６・・・脱硝反応器、７・・・ＣＯガス
酸化触媒装置、 ８・・・煙突、 ９・・・燃料ガス、１０・
・・排ガス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 焼結工場の排ガス脱硫・脱硝処理系統のＣＯガスの潜熱
回収用のＣＯガス酸化触媒の劣化抑制方法において、 ＣＯガス酸化前の排ガス中ＣＯ濃度を連続的に分析し、
ＣＯガス濃度が所定の範囲内に入るように焼結鉱原料中
の粉コークスの粒度分布および／または配合量を変化さ
せることを特徴とする焼結排ガス処理系内のＣＯガス酸
化触媒の劣化抑制方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33269189A JPH0776386B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 焼結排ガス処理系内のｃｏガス酸化触媒の劣化抑制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33269189A JPH0776386B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 焼結排ガス処理系内のｃｏガス酸化触媒の劣化抑制方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03193831A true JPH03193831A (ja) | 1991-08-23 |
| JPH0776386B2 JPH0776386B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=18257804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33269189A Expired - Lifetime JPH0776386B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 焼結排ガス処理系内のｃｏガス酸化触媒の劣化抑制方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776386B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP33269189A patent/JPH0776386B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0776386B2 (ja) | 1995-08-16 |
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