JPH03191942A - 電子内視鏡の撮像装置 - Google Patents

電子内視鏡の撮像装置

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JPH03191942A
JPH03191942A JP1329527A JP32952789A JPH03191942A JP H03191942 A JPH03191942 A JP H03191942A JP 1329527 A JP1329527 A JP 1329527A JP 32952789 A JP32952789 A JP 32952789A JP H03191942 A JPH03191942 A JP H03191942A
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JP
Japan
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light
accumulation time
charge accumulation
ccd
level
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JP1329527A
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Seiji Matsumoto
征二 松本
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子内視鏡の観察システムとして用いられ、
照明光の照射下において、被写体の撮影を行うための電
子内視鏡の撮像装置に関するものである。
[従来の技術] 医療用や工業用として用いられる電子内視鏡装置は、内
視鏡本体と、プロセッサと、モニタ装置とを備え、内視
鏡本体における挿入部を体腔等の内部に挿入して、プロ
セッサに内蔵した照明装置からライトガイドを介して被
写体に向けて照明光を照射し、当該被写体からの反射像
をCOD等の固体撮像素子によりて撮影して、電気信号
に変換し、この映像信号をプロセッサに伝送して、該プ
ロセッサにおいて所定の信号処理を行った上でモニタ装
置にカラー表示するものである。
ここで、内視鏡本体の挿入部の細径化を図るために、通
常は、1枚の固体撮像素子を用いてカラー映像信号を取
得するようにしている。そして、光源からの照明光を回
転カラーフィルタを介してR,G、Bの各色波長光に分
解し、これら各色波長光による照明を順次時系列的に繰
り返して照射して、これに対して固体撮像素子により電
荷の蓄積及び転送を繰り返すことによって、R2O,B
の各色画像信号をそれぞれフィールド毎に形成し、これ
ら各色画像信号を同時式信号に変換してカラー映像信号
が形成され、このカラー映像信号に基づいてモニタ装置
の画面上に被写体像をカラー映像として表示するように
している。
このように、固体撮像素子を駆動して被写体の映像を撮
影する際において、鮮明で高画質の映像を得るには、適
正な照明光量で照明しなければならない。然るに、被写
体と照明窓及び観察窓を設けた挿入部の先端との位置関
係等によっては、適正な照明光量は一定ではない。例え
ば、被写体が遠い位置にあると、この被写体からの反射
光量が少なく、固体撮像素子の受光量も少なくなり、モ
ニタ画面が暗くなり、観察すべき患部が見えなくなる。
これに対して、被写体が近い位置にあると、固体撮像素
子の受光量が大き過ぎて該固体撮像素子がすぐに飽和し
てしまい、白つぶれ現象が生じて、モニタ画像の白部分
の詳細情報が欠落することになり、やはり画質が悪化す
る。
このために、従来技術においては、照明用光源の光量を
調整することによって、被写体からの反射光量の変化に
伴なう固体撮像素子の受光量の変化を調整する構成とし
たものが用いられている。
この照明光量の調整を行う機構としては、光源とライト
ガイドとの間に設けられ、光源光量を機械的に制御する
光量絞り部材と、この光量絞り部材を制御するために、
モータ等の駆動手段を備えたサーボ機構とからなる光量
絞り機構か用いられる。そして、固体撮像素子から出力
される映像信号を検波して輝度情報を取り出し、この輝
度レベルに応じてサーボ機構に駆動信号を入力し、該サ
ーボ機構によりて光量絞り部材を作動させて、出力映像
信号レベルかほぼ一定となるように照明光量を増減させ
るように調整してる。
[発明が解決しようとする課題1 ところで、前述したような光量絞り機構を用いると、光
源部の構成が複雑かつ大型化するだけでなく、応答性が
悪く、また絞り速度の調整上の問題からハンチング現象
が生じて映像の安定が失われる場合もあり、さらに光量
絞り部材の種類によっては色バランスが悪くなるという
問題点もある。さらにまた、機械的な作動機構を用いる
関係から、故障の発生のおそれがあるので、照明光の光
量調整機構に十分な信頼性が得られない等の欠点もある
本発明は叙上の点に鑑みてなされたものであって、機械
的に作動する絞り機構を用いることなく、その固体撮像
素子の受光量に応じてその感度を調整することにより出
力映像信号の輝度レベルを一定に保つように調整するこ
とができ、高画質の映像を得ることかできるようにした
電子内視鏡の撮像装置を提供することをその目的とする
ものである。
[問題点を解決するための手段1 前述した目的を達成するために、本発明は、内視鏡の先
端に設けられて、照明光の照射下で被写体の映像を撮影
する固体撮像素子と、該固体撮像素子からの出力映像信
号の受光量を検出する光量検出手段と、該光量検出手段
からの出力光量信号に応じて前記固体撮像素子の全電荷
蓄積時間のうちの一部を無効蓄積時間となすことによっ
て、有効電荷蓄積時間を変化させるために、固体撮像素
子の出力光量レベルと無効蓄積時間との関係を示すプロ
グラム線図を記憶するメモリ手段、及び前記光量検出手
段からの出力光量信号に基づいて前記メモリ手段から当
該の出力光量レベルにおける無効蓄積時間を割り出す演
算手段からなる電荷蓄積時間調整手段とを備える構成と
したことをその特徴とするものである。
〔作用] このように、固体撮像素子における電荷蓄積時間を制御
してその感度調整を行うことによって、被写体の位置や
状態等に応じて固体撮像素子の受光量を調整することが
でき、被写体からの反射光量か変化しても、該固体撮像
素子の映像信号の出力レベルを精度良く揃えることがて
きる。一般に、固体撮像素子は、lフィールドにおける
全電荷蓄積時間は一定(通常は1760秒)であるが、
この全電荷蓄積時間内に蓄積される電荷をすべて取り捨
てるのではなく、その一部を無効電荷として掃き出させ
るようにすることによって、有効電荷蓄積時間を制限し
て固体撮像素子の感度を自動的に補正する。
ここで、有効電荷蓄積時間を制限するには、全電荷蓄積
時間の途中で蓄積電荷の掃き出しを行う無効掃き出しパ
ルスを固体撮像素子に印加して、それまでに蓄積された
電荷を一度掃き出させ、この無効掃き出しパルスが印加
された後に蓄積された電荷を有効電荷として取り出して
映像信号処理回路に伝送する。そして、この無効掃き出
しパルスの印加タイミングを変えることによって、有効
電荷蓄積時間を変化させることができる。
而して、固体撮像素子に対する掃き出しパルスの印加タ
イミングは、固体撮像素子からの出力映像信号に基づい
て決定されるが、本発明においては、演算手段に入力さ
れる映像値0号のレベルと。
メモリ手段に記憶されている固体撮像素子の出力光量レ
ベルと無効蓄積時間との関係を示すプログラム線図とに
よって、当該の出力光量レベルにおける無効蓄積時間を
直接割り出して掃き出しパルスの印加タイミングを設定
するようにしているから、出力光量レベルの変化に対す
る応答性が極めて良好で、しかも光量制御の作動安定性
も優れたものとなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
まず、第1図に面順次方式で駆動される固体撮像素子を
用いた電子内視鏡の撮像装置の概略構成を示す。
図中において、1は照明ランプを示し、該照明ランプ1
は白色発光するものが用いられる。この照明ランプlか
ら照射される照明光は、集光レンズ39回転カラーフィ
ルタ4を介してライトガイド5に入射され、該ライトガ
イド5の出射端から被写体に向けて照明光を照射するこ
とができるようになっている。ここで、回転カラーフィ
ルタ4には、第2図に示したように、R,G、Bの各波
長光のみを透過させるフィルタ域4R,4G、 4Bが
形成され、また各フィルタ域4R,4G、 48間には
遮光域が形成されている。そして、これら各フィルタ域
4R,4G、 4Bの移行部における遮光域には、イン
デックス6R,6G、 6Bが設けられており、このイ
ンデックス6R,6G、 6Bは、フォトセンサ7によ
り検出されて、R,G、Hの各イネイブル信号を出力さ
れるようになっている。
このように、R,G、Bの各波長光による照明を行うこ
とによって、被写体からの反射光が、内視鏡の挿入部の
先端において、ライトガイド5の出射端と近接した位置
に設けた対物レンズ8を介して固体撮像素子のCCD9
に入射され、該CCD9の受光部に結像させて電荷の蓄
積を行い、この蓄積電荷を読み出すことによって、R,
G、Bの各色画像信号が得らえるようになっている。
CCD9からの信号の読み出し駆動を行うために、同期
信号発生回路lOが設けられており、該同期信号発生回
路10から出力される同期信号はタイミングバルス発生
回路11を介°してCCD駆動回路12に入力されて、
該CCD駆動回路12から読み出し駆動信号をCCD9
に印加することにより、R,G、Bのフィールド毎の色
の映像信号が読み出されるようになっている。そして、
R,G、Bの各フィールドの色の映像信号は映像信号処
理回路13を介してA/D変換器14によってA/D変
換されて、フィールドメモリ15における各メモリ域1
5R,15G、 15BにそれぞれR,G、Bの各色画
像信号が順次格納され、いずれかの色が2フイ一ルド分
フィールドメモリ15に格納されたときに、これら各色
画像信号は同時に読み出されて三色同時式信号となり、
それぞれD/A変換器16R。
16G、 16Bによりアナログ変換されて、これらR
,G、Bの各色の映像信号をエンコータ17を介してコ
ンポジット映像信号が出力されて、モニタ装置に被写体
の像をカラー表示することがてきるようになっている。
ここで、既に説明したように、観察時におし1て、ライ
トガイド5及びCCD9の出射端と被写体との間の距離
や被写体における光の反射率等の関係から、被写体から
反射してCCD9か受光する光量が変化する。本発明に
おいては、光源としての照明ランプ1の光量自体は、被
写体の位置や状態等とは無関係に、常に一定となし、ま
たこの光源部には光量絞り手段を設けることなく、CC
D9の電荷蓄積時間を制御し、全電荷蓄積時間の一部を
無効として掃き出し、映像信号として取り出す有効電荷
蓄積時間を制御することによって、該CCD9の感度調
整を行い、もって被写体力)らの反射光量が変化しても
、モニタ装置に表示される被写体の映像をほぼ一定の明
るさの状態で表示させるようにして、高画質の映像を得
るように構成している。
そこで、以下にフレームインターライン転送方式のCC
Dを用いた場合における各フィールドの出力レベルの調
整を行う方式について具体的に説明する。
CCD9を駆動するには、周知のように、各フィールド
における順次照明か行われている間に該CCD9の受光
部に受光させることにより、該受光部に信号電荷の蓄積
を行わせる。ここで、通常このCCD9による電荷蓄積
時間は通常1/60秒であり、従って1760秒毎に蓄
積電荷の読み出しが行われることになる。しかしながら
、この全電荷蓄積時間のうち、ある任意の時間が経過し
たときに、蓄積電荷を掃き出させるために不要電荷転送
パルスをCCDに加えて、この間に受光部に蓄積された
電荷を不要電荷としてドレーンに掃き出すようにする。
そして、この不要電荷転送パルス印加後に、新たに受光
部に蓄積した信号電荷は垂直ブランキング期間に転送パ
ルスをCCD9に印加することにより映像信号として取
り出す。
而して、この掃き出しパルスを加えるために、第1図か
ら明らかなように、電荷蓄積時間制御手段18が設けら
れており、該電荷蓄積時間制御手段18から出力される
信号に基づいて電荷蓄積時間中に加えられる不要電荷読
出パルスの出力タイミングを設定することができるよう
になっている。この電荷蓄積時間制御手段18は、出力
光量レベルと無効蓄積時間との関係を示すプロタラム線
図を記憶するメモリ手段としてのROM18aと、演算
手段としてのCP U 18bとから構成される。CP
U18bはA/D変換器18cを介して最大光量検出手
段19に接続されており、この最大光量検出手段19に
おいては、CCD9における実際の出力映像信号のレベ
ルのうち最大のものを所定の基準レベルと比較して、そ
の偏差を演算するようになっており、この最大光量検出
手段19からの光量偏差信号かA/D変換器18cによ
ってデジタル変換されてCP U 18aに入力される
ようになっている。ここで、ROM 18aには、第3
図に示したように、光量偏差信号のレベルと無効電荷蓄
積時間との関係を示すプログラム線図がメモリされてお
り、CPU 18bに光量偏差信号が入力されると、R
OM18aにアクセスして、当該の光量偏差信号レベル
に対応する無効電荷蓄積時間を割り出されるようになフ
ている。そして、このCP U 18bから出力される
無効電荷蓄積時間の設定信号はD/A変換器18dによ
ってアナログ信号に変換した上で、タイミングパルス発
生回路11に入力されて、該タイミングパルス発生回路
11によって不要電荷読出パルスの出力タイミングの設
定か行われる。
而して、電荷蓄積時間制御手段18に入力される実際の
光量偏差信号を検出するために、最大光量検出手段19
は映像信号処理回路13に接続されている。この映像信
号処理回路13は、ローパスフィルタ13a、ホワイト
バランス回路13b、γ補正回路13cを有し、CCD
9から出力されるR、G、Bの各フィールドの色画像信
号が順次処理されるか、最大光量検出手段19は、この
ローパスフィルタ13aとホワイトバランス回路13b
との間に接続されて、R,G、Bの各色画像信号が取り
込まれる。このようにして取り込まれた色画像信号は、
増幅器19aによって増幅して、回転カラーフィルタ4
に設けたインデックス6R,6G、 6Bを読み取るフ
ォトセンサ7から出力されるR、G、Bのイネイブル信
号に基づいて作動するスイッチング手段19bを介して
、R,G、Bの各色画像信号がそれぞれ分離された状態
で最大値検波回路19cに入力されて、最大の輝度レベ
ルを持ったものを検出する。そして、このようにして検
出されたCCD9からの画像出力信号の最大輝度レベル
を基準レベル設定器19dにより予め設定されている基
準レベルと比較器19eにおいて比較して、そのレベル
差に関する偏差信号の検出が行われる。
而して、第4図(a)に示したように、照明ランプlか
らの照明光は回転カラーフィルタ4を介することによっ
て、R,G、Bのそれぞれの波長光による照明が行われ
て、CCD9が露光されるフィールド期間Fと、各色の
フィールド期間F間において遮光状態となった垂直ブラ
ンキング期間Bか順次繰り返されることになる。従って
、第4図(b)に示したように、それぞれのフィールド
期間Fの間にCCD9に信号電荷のM積が行われ、垂直
ブランキング期間B内に、ホトタイオード読出パルスT
Pを加えることにより、該CCD9の受光部に蓄積され
た信号電荷が蓄積部に転送される。
然るに、前述したフィールド期間Fにおける全電荷蓄積
時間の全てを蓄積部に転送するのではなく、無効蓄積時
間FDを設けて、CCD9の電荷蓄積途中において、そ
れまでに蓄積された電荷を不要電荷としてトレインに掃
き出させ、この柩効蓄積時間FD以後の有効電荷蓄積時
間FE間に蓄積された信号電荷のみを映像信号として取
り出されることになる。
そこで、最大光量検出手段19によってCCD9におけ
るR、G、Bの各色の出力映像信号の最大輝度レベルを
検出して得た光量偏差信号が電荷蓄積時間制御手段18
を構成するC P U 18bに入力されたときに、こ
の光量偏差信号のレベルに相当する無効電荷蓄積時間を
ROM 18aから読み出すことによって不要電荷読出
パルスRPの印加タイミングが割り出される。このよう
にして割り出された不要電荷読出パルスRPが、水平ブ
ランキング期間にタイミング回路11及びCCD駆動回
路12を順次弁して電荷の蓄積途中にあるCCD9に入
力されると、それまでに蓄積された不要電荷が垂直転送
部に読み出されることになる。そして、このように−度
転送が行われた後に、再び受光部に電荷の蓄積が行われ
る。このようにして蓄積された電荷は垂直ブランキング
期間Bになったときに有効電荷を読み出すホトダイオー
ド読出パルスTPが加えられて、ホトダイオードから転
送部に有効電荷が読み出されるが、とのホトダイオード
続出パルスTPが印加される前に、蓄積部に蓄積されて
いる不要電荷をドレンに排出するために、不要電荷掃き
出し転送パルスDPが印加されて、蓄積部を空の状態に
しておく。前述のようにして蓄積部に転送された有効電
荷は、転送パルスHPを印加することによって蓄積部に
転送され、順次読み出されて、A/D変換器14に出力
されて、フィールドメモリ15の各メモリ域15R,1
5G、 ISBに書き込まれて、これらR,G、Bの各
色の映像信号が記録されると、それらが同時に読み出さ
れて、エンコーダ17により合成されたコンポジット映
像信号が形成される。
この結果、第4図(c)に示したように、光源光量を調
整しなくとも、被写体からの反射光の強弱を補正して、
R,G、Bの各色画像信号が一定となる。従って、掃き
出用転送しパルスRPの印加タイミングを被写体からの
反射光の光量に基づいて変化させるようにすることによ
って、被写体が近くにある場合には、反射光量が多くな
って、点線で示したように、出力レベルが高くなりすぎ
たり、被写体が遠いときには、反射光量が少なく、−点
鎖線で示したように、出力レベルが低くなり過ぎたりす
ることがなく、モニタ画面上では、はぼ同じ明るさで被
写体を映し出すことができる。
なお、このように、CCD9の全電荷蓄積時間中に無効
蓄積時間を設けることによって、出力映像信号のレベル
の調整を行うものであるから、照明ランプ1から照射さ
れる照明光の光量は、遠い位置で、反射光量が少ない場
合でも十分な映像信号レベルが得られる程度に保持して
おく必要があることはいうまでもない。
このように、CCD9の有効電荷蓄積時間を制限するこ
とによって、その感度を自動的に補正して出力映像信号
のレベル調整を行うように制御しているから、光源光量
を機械的に制御する従来技術のものと比較して、光源部
の構成を小型化、コンパクト化することができ、コスト
的に有利であるだけでなく、機械的絞り機構に特有なハ
ンチング現象や色バランスずれ現象の発生が抑止され、
また機械的な駆動部材を用いないので、作動が安定し、
信頼性が高くなる。しかも、ROM 18aに予め設定
しているプログラム線図を用い、CPU18bに光量偏
差信号が取り込まれたときに、この光量偏差信号のレベ
ルに応じて直接無効電荷蓄積時間が割り出されるので、
CCD9からの出力画像信号の変化に対する応答性が極
めて迅速であり、しかも光量制御の動作安定性も優れて
いる。
ここで、被写体の性質によっては、R,G、Bの各色波
長光による照明を行った場合における反射率は等しくは
ない。例えば、人体等の体内に挿入される医療用の内視
鏡の場合においては、赤色波長光の反射率は他の波長光
の反射率より極めて高くなる。そこで、前述した不要電
荷読出パルスRPの印加タイミングを設定するために用
いられる信号を最大光量検出手段19における最大値検
波回路19cによりR,G、Bの各色画像信号のうち、
最大のものを検出するようにしている。この結果、反射
率の最も高い波長光で照明されている状態でも、CCD
9の露光時に飽和するのが防止され、所謂白つぶれ現象
やブルーミング、スミア等が発生しないようにして、高
画質の映像が得られる。
而して、前述したように、医療用の内視鏡にあっては、
常に赤色波長光の反射率が最大となるので、第5図に示
したように、フォトセンサ7からRイネイブル信号が出
力されたときにのみ閉成するスイッチング手段19b′
を配設し、該スイッチング手段19b′の出力側に検波
回路190′を設ける構成とすれば、必ずしも最大値検
波を行わなくとも、各色画像信号のうちの最大輝度レベ
ルのものを取り出して、比較器19eにおいて基準レベ
ル設定器19dから出力される基準レベルと比較するこ
とができるようになる。なお、最大光量検出手段19に
取り出す信号は、ホワイトバランス回路13bとγ補正
回路13cとの間から取るようにしてもよい。
さらに、内視鏡としては、例えば胃鏡、十二指腸鏡、大
腸鏡等のように各種のものがあるが、この内視鏡の種類
によっては、CODの結像サイズが異なり、このために
光源側の光量を同じにしても、このCODから出力され
る映像信号のレベルが変化する。そこで、基準レベル設
定器19cで設定される基準レベルを適宜変更すること
ができるように構成すれば、このCCDの結像サイズに
応じた最適の出力レベルの映像信号を得るように調整す
ることができるようになる。そして、この場合には、R
OM18aには単一のプログラム線図だけでなく、基準
レベル設定器に、より設定される基準レベルに応じて変
化するプログラム線図をメモリさせておくようにすれば
、さらに光量調整を微細に行うことができるようになる
なお、前述した実施例においては、フレームインクライ
ン転送方式のCODについて説明したが、インタライン
転送方式のCCD、MOS形CODにおいても、前述と
同様の信号電荷蓄積時間の制御が可能となる。例えば、
VOFD式のインタライン転送CODを用い、受光部に
水平走査期間毎に不要電荷の掃き出しを行うパルスを印
加すれば、この不要電荷を水平ブランキング期間中に基
板に掃き出すようになし、この掃き出しのパルスを印加
する時間を制御することによってもR2O,Bの信号電
荷蓄積時間の制御を行うことができるようになる。また
、CODから出力されるR、G、Bの各画像信号のうち
最大の輝度レベルのものを選択して電荷蓄積時間制御手
段に入力するように構成したが、必ずしも最大輝度レベ
ンのものを選択する必要はない。さらに、回転カラーフ
ィルタやCCDの色に対する感度特性等によって、R,
G、Bの各色画像信号相互の間でも出力信号のばらつき
があるが、R,G、B各フィールド毎に無効蓄積時間を
変化させるようにすれば、R,G、B各フィールド毎の
出力映像信号の色バランスをも改善することができ、画
像の再現性が極めて良好となる。さらにまた、本発明は
実施例に見られる順次式のみならず、カラーチップのC
CDを用いた同時式にも適用することができることはい
うまでもない。
[発明の効果J 以上説明したように、本発明によれば、被写体からの反
射光の受光量を、固体撮像素子から出力される映像信号
レベルに基づいて固体撮像素子の全電荷蓄積時間の一部
を無効蓄積時間とすることによって、その有効電荷蓄積
時間を変化させて。
固体撮像素子の有効電荷蓄積時間を制御するように構成
したので、機械的な絞り機構を光源部に配設することな
く、被写体からの反射光が変化しても、映像信号の出力
レベルをほぼ一定に保つことができるようになり、しか
も固体撮像素子の出力光量レベルと無効蓄積時間との関
係を示すプログラム線図をメモリ手段に記憶させておき
、光量検出手段からの出力光量信号とメモリ手段から当
該の出力光量レベルにおける無効蓄積時間を直接割り出
すようにしているので、光量の変化に対する応答性が極
めて良好であり、かつ光量制御の作動安定性が図られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る内視鏡の撮像装置の撮像システム
全体の概略構成説明図、第2図は回転カラーフィルタの
構成説明図、第3図はROMにメモリされているプログ
ラム線図、第4図(a)は照明光の照射サイクルを、同
図(b)は転送及び掃き出しパルスの印加タイミングを
、同図(C)はCCDの映像信号の出力レベルをそれぞ
れ示す説明図、第5図は本発明の第2の実施例を示す撮
像システムの要部構成説明図である。 1 :照明ランプ、4 :回転カラーフィルタ、4R:
Rフィルタ域、4G:Gフィルタ域、4B:Bフィルタ
域、7:CCD、10:同期信号発生回路、11:タイ
ミングパルス発生回路、12:CCD駆動回路、18;
電荷蓄積時間制御手段、18a : ROM、18b:
CPU、19:最大光量検出手段。 第 図 第 図 厄量偏麦信号 第 4 図 P P P P P P P 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内視鏡の先端に設けられて、照明光の照射下で被写体の
    映像を撮影する固体撮像素子と、該固体撮像素子からの
    出力映像信号の受光量を検出する光量検出手段と、該光
    量検出手段からの出力光量信号に応じて前記固体撮像素
    子の全電荷蓄積時間のうちの一部を無効蓄積時間となす
    ことによって、有効電荷蓄積時間を変化させるために、
    固体撮像素子の出力光量レベルと無効蓄積時間との関係
    を示すプログラム線図を記憶するメモリ手段、及び前記
    光量検出手段からの出力光量信号に基づいて前記メモリ
    手段から当該の出力光量レベルにおける無効蓄積時間を
    割り出す演算手段からなる電荷蓄積時間調整手段とを備
    える構成としたことを特徴とする電子内視鏡の撮像装置
JP1329527A 1989-12-21 1989-12-21 電子内視鏡の撮像装置 Pending JPH03191942A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05329101A (ja) * 1992-05-28 1993-12-14 Fuji Photo Optical Co Ltd 電子内視鏡装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5062518A (ja) * 1973-10-03 1975-05-28
JPS6043711A (ja) * 1983-08-22 1985-03-08 Toshiba Corp 過渡現象デ−タ表示装置

Patent Citations (2)

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